JP2000185676A - 移動体の操作傾向解析方法、運行管理システム及びその構成装置、記録媒体 - Google Patents

移動体の操作傾向解析方法、運行管理システム及びその構成装置、記録媒体

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JP2000185676A
JP2000185676A JP11290354A JP29035499A JP2000185676A JP 2000185676 A JP2000185676 A JP 2000185676A JP 11290354 A JP11290354 A JP 11290354A JP 29035499 A JP29035499 A JP 29035499A JP 2000185676 A JP2000185676 A JP 2000185676A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両の危険挙動を効率的に検出して運転者の
操作傾向を運転者毎に解析することができる運行管理シ
ステムを提供する。 【解決手段】 車両の挙動を時系列に検出するセンサ部
11と、このセンサ部11で検出した挙動をメモリカー
ド20に記録するレコーダ部13と、車両の挙動を危険
挙動と判定するための条件パターンを設定する挙動解析
装置30とを備えて運行管理システム1を構成する。レ
コーダ部13は、車両の挙動を危険挙動と認識するため
の条件パターンとセンサ部11で実際に検出した挙動と
を比較し、条件パターンに適合する挙動に関わる情報の
みを危険挙動別にメモリカード20に記録し、これを挙
動解析装置30で統計的に解析できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば車両や鉄道
等の移動体の挙動を表す運行データの管理システムに係
り、特に、運転者の操作傾向の解析に適したデータレコ
ーダ及びこれを利用した運行管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】車両その他の移動体の挙動に関わる測定
データを記録するデータレコーダ及びこのデータレコー
ダに記録された測定データの解析を行う挙動解析装置を
有する運行管理システムが知られている。この種の運行
管理システムにおいて、車両の挙動に関わる測定データ
を検出して記録するデータレコーダは、セーフティレコ
ーダとも呼ばれ、角速度計、加速度計、GPSレシーバ
から成るセンサ部と、このセンサ部で検出された測定デ
ータを記録するためのレコーダ部とから構成される。測
定データは、具体的には、ロール、ピッチ、ヨーの角速
度データ、二次元または三次元の加速度データ、緯度・
経度・速度・方位を表すGPSデータ等である。
【0003】レコーダ部に記録された測定データは、挙
動解析装置で集計され、解析される。挙動解析装置はコ
ンピュータ装置によって実現されるもので、測定データ
のうち、角速度データから旋回角速度を求め、加速度デ
ータから発進加速度及びブレーキ加速度を求め、さら
に、GPSデータから車両の現在位置、時間、運行速度
を求める機能を有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のデータレコーダ
は、例えば車両に一つ固定的に取り付けられ、しかも記
録される測定データは、運転者が誰かにかかわらない。
これは、従来のデータレコーダが、事故等が発生した場
合に、その車両の挙動を事後的に解析して事故等の発生
原因を究明するためのものであったことによる。そのた
め、利用範囲が著しく制限されてしまい、一般の運転者
向けに普及させることが困難であった。
【0005】また、従来は、車両の挙動に際して発生す
る測定データをすべて記録しているため、データレコー
ド側では、記録を繰り返し行うとはいえ、所定期間内で
の記録のために多大な記録領域を確保しておかなければ
ならず、これらを峻別する解析装置側でも重い処理が必
要となる問題があった。
【0006】さらに、従来のこの種の運行管理システム
では、運転者による操作傾向を把握して事故等の発生を
未然に防止するための情報を生成するという観点は存在
しなかった。例えば自動車においては、交通事故発生の
約7割は交差点等、運転者に複合操作が要求される箇所
で発生している。すなわち、運転動作としては、アクセ
ルまたはブレーキの操作を行うとともに、ハンドルの操
作も行う必要のある箇所である。従来では、このような
交通事故発生率の高い箇所での運転操作に対して、危険
を認識する工夫が十分ではなかった。
【0007】そこで本発明は、車両等の移動体の操作傾
向を適切に把握することができる、移動体の操作傾向解
析技術を提供することを主たる課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、移動体の操作傾向解析方法、この方法の
実施に適した移動体の運行管理システム、データレコー
ダ、挙動解析装置、及び操作傾向解析のための処理をコ
ンピュータ上で実行する上で好適となる記録媒体を提供
する。
【0009】本発明の移動体の操作傾向解析方法は、移
動体の特定挙動を示す挙動条件に従って、実際に検出さ
れた当該移動体の挙動における前記特定挙動の発生の有
無を判定し、前記特定挙動の発生事実に応じて当該移動
体の特定挙動に関わる情報を所定の記録媒体に記録し、
この記録媒体に記録された情報をもとに当該移動体の操
作傾向を解析することを特徴とする。
【0010】前記特定挙動に関わる情報を当該挙動の発
生前後にわたって時系列的に前記記録媒体に記録すると
ともに、前記特定挙動が発生していない場合の前記移動
体の挙動に関わる情報を間欠的に前記記録媒体に記録
し、これらの記録された情報をもとに当該移動体の複合
的な操作傾向を解析するようにしても良い。また、移動
体の操作者の識別情報、移動体の挙動環境、操作者の挙
動履歴の少なくとも1つに従って設定した条件情報に基
づいて、あるいは、互いに異なる複数の移動体操作要因
に従って設定した複合的な条件情報に基づいて操作傾向
を解析するようにしても良い。
【0011】本発明の移動体の運行管理システムは、所
定の収集条件を満足した移動体の挙動を当該挙動の発生
前後にわたって時系列に検出する手段及び検出した挙動
を所定の記録媒体に記録する手段を備えたデータレコー
ダと、前記収集条件を設定する条件設定手段とを有し、
前記データレコーダが、前記条件設定手段で設定した収
集条件に適合する挙動に関わる情報のみをその挙動別に
前記記録媒体に記録するように構成されるシステムであ
る。
【0012】この運行管理システムにおいて、前記デー
タレコーダは、例えば、前記収集条件を満足しない挙動
に関わる情報を間欠的に記録する手段を有し、前記記録
媒体上で、前記間欠的に記録された情報が前記収集条件
に適合する挙動に関わる情報と区別されるように構成さ
れる。
【0013】また、前記条件設定手段は、前記移動体の
操作者の識別情報、前記移動体の挙動環境、前記操作者
の挙動履歴の少なくとも1つに従って前記収集条件を設
定するように、あるいは、互いに異なった移動体操作要
因に従う複合的な収集条件を設定するように構成され
る。
【0014】本発明の他の運行管理システムは、移動体
の挙動が所定の収集条件を満足している場合はこの移動
体の挙動を当該挙動の発生前後にわたって時系列に検出
するとともに、前記収集条件を満足していない場合には
この移動体の挙動を間欠的に検出する手段と、前記時系
列に検出された挙動に関わる情報と前記間欠的に検出さ
れた挙動に関わる情報とをそれぞれ区別して所定の記録
媒体に記録する手段と、前記記録媒体に記録された各情
報をもとに当該移動体の運行状況を再現する手段とを有
するシステムである。
【0015】上記各運行管理システムに使用される記録
媒体は、好ましくは、移動体の識別情報、移動体を操作
する操作者の識別情報、移動体の挙動環境の少なくとも
1つに従って分類される各分類毎に作成されたカード状
記録媒体とする。
【0016】本発明のデータレコーダは、移動体の挙動
を時系列に検出するセンサ部と、前記挙動を特定挙動と
判定するための挙動条件に従って前記センサ部で検出さ
れた当該移動体の挙動において前記特定挙動の発生の有
無を判定し、前記特定挙動の発生に応じて当該移動体の
特定挙動に関わる情報を所定の記録媒体に記録する記録
手段とを有するものである。前記特定挙動が危険挙動で
ある場合、前記記録手段は、当該危険挙動の条件を定め
た条件パターンと前記センサ部で検出された挙動パター
ンとの適合性に基づいて前記危険挙動の発生の有無を判
定し、危険挙動が発生したときは当該危険挙動に関わる
情報を記録するように構成される。また、記録手段は、
前記特定挙動が発生していないと判定されている場合に
当該移動体の挙動に関わる情報を前記特定挙動に関わる
情報と区別して間欠的に前記記録媒体に記録するように
する。この記録媒体は、好ましくは、移動体の識別情
報、移動体の操作者の識別情報、移動体の挙動環境の少
なくとも1つに従って分類される分類毎に作成されたカ
ード状記録媒体とし、このカード状記録媒体に少なくと
も前記挙動条件が記録されるようにする。
【0017】本発明の挙動解析装置は、移動体の特定の
挙動に関わる情報を収集するための収集条件を所定の記
録媒体に設定する条件設定手段と、前記設定された収集
条件に適合する移動体の挙動に関わる情報を記録した前
記記録媒体からその記録情報を読み出し、読み出した情
報から当該移動体の挙動内容を解析する解析手段とを備
えて成る装置である。
【0018】本発明の他の挙動解析装置は、移動体の特
定挙動に関する情報を収集するための収集条件を設定す
る収集条件設定手段と、前記移動体の特定挙動に関わる
情報が記録された所定の記録媒体から前記情報を読み出
し、この読み出した情報と所定の挙動パターンを特定す
るための条件パターンとを比較して当該移動体の挙動内
容を解析する解析手段とを備えて成る装置である。
【0019】挙動解析装置において、前記解析手段は、
例えば、前記特定挙動に関わる情報とは異なった情報で
あって、当該特定挙動以外の挙動に沿って間欠的に記録
された情報を前記記録媒体から読み出し、これらの情報
に従って当該移動体の挙動内容を解析するように構成す
る。あるいは、前記読み出した情報の統計処理項目を含
む複数の処理項目を設けたメニュー画面を所定の表示装
置に表示させ、特定の処理項目が選択されたときに当該
処理項目に対応した解析処理を自動実行するように構成
する。
【0020】本発明の記録媒体は、移動体の特定挙動に
関わる情報を収集するための収集条件を所定の記録媒体
に設定する処理、前記設定された収集条件に適合する挙
動に関わる情報が記録された前記記録媒体からその記録
情報を読み出す処理、読み出した情報から当該移動体の
挙動内容を解析する処理をコンピュータ装置に実行させ
るためのディジタル情報が記録された、コンピュータ読
取可能な記録媒体である。
【0021】本発明の他の記録媒体は、移動体の特定挙
動に関する情報を収集するための第1の収集条件と前記
特定挙動以外の通常挙動に関する情報を収集するための
第2の収集条件とを所定の記録媒体に設定する処理、前
記第1及び第2の収集条件に適合する挙動に関わる情報
が区別して記録された前記記録媒体から挙動別の記録情
報を読み出す処理、読み出した情報から当該移動体の挙
動内容を解析する処理をコンピュータ装置に実行させる
ためのディジタル情報が記録された、コンピュータ読取
可能な記録媒体である。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、車両の操作傾向
や危険挙動の事実を検出して運転者に提示する運行管理
システムに適用した場合の実施の形態を説明する。
【0023】(第1実施形態)図1は、第1実施形態に
よる運行管理システムの構成図である。この運行管理シ
ステム1は、車両に取り付けられるデータレコーダ10
と、メモリカード20と、メモリカード20に運転者の
固有情報や、車両の挙動の特徴を認識するための条件パ
ターンを設定するとともに、これらの設定情報に基づい
てメモリカード20に記録された情報を読み込んで車両
の挙動内容を解析する挙動解析装置30とを有してい
る。
【0024】データレコーダ10は、センサ部11、カ
ード収容機構12、レコーダ部13を含んで構成され
る。センサ部11は、車両における三次元軸線回り(ロ
ール、ピッチ、ヨー)の角速度データを検出するための
角速度計111x,111y,111z、車両の前後左
右方向の加速度データ(アクセル加速度、ブレーキ加速
度、旋回加速度等)を検出する加速度計112x,11
2y、車両の現在の緯度・経度・速度・方位等を表すG
PSデータを受信するGPSレシーバ113、車両計器
等から車速パルスを取得するパルス取得機構114を有
している。
【0025】このセンサ部11から出力されるデータの
うち、アクセル加速度(前後G)は+○G(○は数値、
Gは重力加速度、以下同じ)、ブレーキ加速度(前後
G)は−○G、右加速度(横G)は左折+○G、左加速
度(横G)は右折−○G、旋回角速度(Yr等)は右が
+○°/sec、左が−○°/secのように表現される。ま
た、方位角速度(平均)は○°/secのように表現され
る。
【0026】なお、GPSデータと車速パルスは、適宜
切り換えて、あるいは併用して出力できるようになって
いる。例えば、GPSデータを受信できる通常の路上で
はGPSデータを用い、GPSデータの届かないトンネ
ル内では車速パルスを用いて速度等を表したり、それま
で受信したGPSデータに基づく現在位置の補正等を行
うようにする。
【0027】カード収容機構12は、メモリカード20
を離脱自在に収容してレコーダ部13との間のデータの
読み出しや書き込みを支援するものである。
【0028】レコーダ部13は、CPUとメモリとを含
み、CPUがメモリの一部に記録された所定のプログラ
ムを読み込んで実行することにより形成される、前処理
部131、イベント抽出部132、データ読取部13
3、データ記録部134の機能ブロック、及びカウンタ
の機能を具備して構成される。
【0029】前処理部131は、センサ部11から出力
される角速度データに含まれるオフセット成分及びドリ
フト成分の除去処理を行う。また、角速度データ及び加
速度データから成る慣性データとGPSデータとのマッ
チング処理を行う。つまりGPSデータは慣性データに
対して2秒程度の遅れがあるので、2秒前の慣性データ
とのマッチング処理を行う。
【0030】データ読取部133は、メモリカード20
に設定された条件パターン、すなわち、車両の特徴的な
挙動、例えば危険挙動の事実(以下、「イベント」)が
発生したと認識するための一つの閾値または複数の閾値
の組み合わせ又は例えば交差点旋回等の挙動パターンを
認識してイベント抽出部132へ伝えるものである。
【0031】イベント抽出部132は、センサ部11か
ら出力され、前処理部131でオフセット成分等が除去
されたデータから、イベント毎の条件パターンに適合す
る測定データ(角速度データ、加速度データ、GPSデ
ータ、車速パルス等:以下、「イベントデータ」)を抽
出し、そのイベントデータ及びその種別データ(条件パ
ターンの識別データ)、イベント発生日時(GPSデー
タ)、イベント発生場所(GPSデータ)、各イベント
の記録数(設定による)、イベント発生後の走行距離
(例えば、急ブレーキをかけた後の走行距離:車速パル
スが1パルス発生したら所定の車速パルスのスケールフ
ァクタ分だけカウントする。車速パルスが取得できない
場合は、GPSデータに含まれる緯度・経度の変化によ
って速度が検出できるので、これを積分することによ
り、距離を出す)、及び初期情報(レコーダ番号、運転
手名、車両番号名等)等をデータ記録部134に送出す
る。
【0032】なお、測定日はGPSレシーバ112で受
信した世界標準時に9時間を加算した日付であり、測定
時間はGPSレシーバ112で受信した世界標準時に9
時間を加算した時間である。イベント場所は、GPSデ
ータに含まれる緯度・経度で特定できる位置情報であ
る。
【0033】データ記録部134は、これらのデータを
ファイル化してメモリカード20に記録する。また、イ
グニッションON/OFF、データレコーダ10の電源
ON/OFFのほか、GPS通信正常・異常等が発生し
たときは、その発生時間、発生内容(何時、何処で、何
が起こったか)を予め定めたビットパターンで記録でき
るようになっている。
【0034】イベント抽出部132において認識される
イベント毎の条件パターンは、例えば、図2、図3に示
すものである。図2は急発進の場合の条件パターン、図
3は交差点における条件パターンであり、それぞれ「リ
ターンON」はイベント認識、「リターンOFF」は非
認識を表す。なお、これらの条件パターンは例示であ
り、事後的に修正したり、追加設定できるようになって
いる。
【0035】メモリカード20は、不揮発性メモリ領域
であるEEPROM及びROMとCPUとを有する可搬
性のICチップ搭載カード又はフラッシュROM等、不
揮発性メモリである。ROMにはプログラムコードが記
録されており、EEPROMには上記条件パターンを含
む各種設定情報と、レコーダ部13からのイベントデー
タに関わる情報及び暗号情報が記録されるようになって
いる。但し、メモリ制御機能がデータレコーダ10及び
挙動解析装置30で実現される場合は、メモリカード2
0側で常にメモリ制御機能(CPU、ROM)を用意し
ておく必要はない。
【0036】挙動解析装置30は、例えば図4のように
構成される。ここでは、メモリカード20を収容してデ
ータ記録及び読み出しを行うカードリーダライタ31
と、各種設定情報や解析結果を確認するための表示装置
32と、初期情報や上記条件パターン等を入力するため
のデータ入力装置33と、これらの装置との間のインタ
フェースとなる入出力制御部34を装備した据え置き型
のコンピュータ装置を用いて挙動解析装置30を構成す
る場合の例を挙げている。
【0037】挙動解析装置30は、また、コンピュータ
装置のCPUが所定の記録媒体に記録されたディジタル
情報を読み込んで、そのコンピュータ装置のオペレーテ
ィングシステム(OS)と共に実行することにより(協
働実行)形成される、初期情報設定部35、条件設定部
36、解析処理部37の機能ブロックを具備している。
【0038】初期情報設定部35は、メモリカード20
を初めて使用するときに、個人情報、データレコーダ1
0に関する情報、及び、データレコーダ10を搭載させ
る車両に関する情報等をそのメモリカード20に設定す
るものである。個人情報は、そのメモリカード20を保
有する運転手の名称等であり、データレコーダ10に関
する情報は、データレコーダ10を識別するためのレコ
ーダ番号、そのデータレコーダ10のロット番号等であ
る。車両に関する情報は、データレコーダ10を取り付
ける車両の車両番号、車種、車速パルス、車速パルスの
スケールファクタ等である。これらの初期情報は、解析
対象となる車両やそれを運転する運転者を識別したり、
データレコーダ10の精度等を挙動解析に加味するため
に使用される。
【0039】条件設定部36は、各種条件パターンをメ
モリカード20に設定するものである。この条件設定部
36及び初期情報設定部35では、運転者の便宜を図る
ため、所定の埋め込み式ダイヤログウインドウを有する
設定用インタフェース画面を表示装置32に表示させ、
運転者が、データ入力装置33でこれらのダイヤログウ
インドウの該当領域に該当データを埋め込み入力するこ
とによって各種設定情報を設定できるようになってい
る。
【0040】解析処理部37は、メモリカード20に記
録されたイベントデータ等から車両の挙動内容と運転者
による操作傾向(癖等)を解析するものである。具体的
には、メモリカード20に記録されたイベントデータ及
びそれに関わる情報を、運行単位、例えば1日単位に読
み取って集計し、これをグラフ処理することで、個々の
イベントの発生日時、発生場所、運行単位での発生傾
向、発生頻度等を表示装置32に表示して視覚的に把握
できるようにしている。
【0041】解析に際しては、処理可能な項目を該当サ
ブルーチンで対応付けた階層メニュー画面で提示し、運
転者が望む項目を選択するだけで、自動的にイベントデ
ータに基づく情報処理が起動実行されるようになってい
る。メニュー画面は、例えば、最初は初期情報に関わる
項目(つまり、誰がどの車両を運転したのか等を選択す
る画面、次いで、解析処理を行う項目(危険挙動別又は
特徴的な挙動の発生回数等/悪癖情報/運行経路/運転
評価グラフ表示・・・)を選択する画面、及びその詳細
選択画面(危険挙動別であれば急加速等の選択項目等)
である。運転者が選択した項目についての処理結果は、
表示装置32に逐次表示され、必要に応じてファイルに
記録される。あるいは図示しない印刷装置で印刷される
ようにしても良い。
【0042】なお、解析挙動装置30にデータ変換の機
能を設け、上記統計等の処理を既存の表計算ソフトウエ
アやデータベースソフトウエア等に実行させるようにす
ることもできる。
【0043】次に、上記のように構成される運行管理シ
ステム1における運用形態を説明する。 (1)メモリカード20の用意 新規の運転者の場合は、挙動解析装置30でその運転者
用のメモリカード20を作成する。この場合は、運転者
が、カードリーダライタ31に新しいメモリカードを装
着し、表示装置32に、図5に例示する初期情報設定画
面を表示させ、データ入力装置23を通じて該当データ
を入力する。次いで、図6に例示する特徴的な挙動設定
画面を表示させ、所要のデータを入力する。これらの設
定データをメモリカード20に記録させる。新規の運転
者でない場合も、閾値や詳細条件を変える場合は、挙動
解析装置30でその内容を新たに設定する。
【0044】(2)データレコーダ10によるイベント
データ等の記録 メモリカード20を、車両に取り付けられたデータレコ
ーダ10のカード収容機構12に装着し、運転を開始す
る。車両が動き始めると、データレコーダ10のセンサ
部11は、その挙動を逐次測定し、その出力データをレ
コーダ部13に送る。レコーダ部13は、上述のように
して設定された条件パターンに適合するイベントデータ
及びそれに関わる情報のみを抽出し、これをメモリカー
ド20に記録する。
【0045】(3)イベントデータ等の解析 運転終了後、データレコーダ10から抜き取ったメモリ
カード20を挙動解析装置30のカードリーダライタ3
1に挿入し、表示装置32に解析処理のメニュー画面を
表示させる。運転者がメニュー画面を通じて特定の処理
項目を選択した場合は、該当するサブルーチンが自動起
動し、メモリカード20から読み取った情報の分類処
理、統計処理、表示処理等が行われる。表示処理では、
図7に示されるような運転評価グラフを含んだ解析結果
が表示装置32に表示される。
【0046】このように、本実施形態の運行管理システ
ム1では、初期情報や条件パターンを運転者毎にメモリ
カード20に設定しておき、条件パターンに適合するイ
ベントが発生したときに、そのイベントに関わる情報の
みをそのメモリカード20に記録するようにしたので、
資源の有効活用を図りつつ、運転者毎の運転評価や操作
傾向を解析することが可能になる。そのため、従来のよ
うに事故等が発生した場合のみならず、事故等の発生の
有無に関わらない利用形態、例えば安全運転のための技
術向上過程を確認したり、特徴的な挙動を確認して事故
等の未然防止を図ったりすることが可能になる。
【0047】(第2実施形態)第1実施形態では、セン
サ部11の出力データのうち、運転者が設定した条件パ
ターンに適合するかどうかをデータレコーダ10側で判
定し、適合するイベントデータ及びそれに関わる情報を
メモリカード20に記録する場合の例を示したが、条件
パターンは、常にメモリカード20側に設けなければな
らないというものではない。例えば、第1実施形態のイ
ベント抽出部132に相当する機能ブロックを挙動解析
装置30側に設け、挙動解析装置の入力段で条件パター
ンに適合するイベントデータ及びそれに関わる情報のみ
を解析処理部37に渡すようにする構成も可能である。
この場合は、データレコーダ10のレコーダ部13で
は、イベントを認識するための各種閾値データやデータ
収集間隔等のみを設定しておけばよくなるので、構成が
簡略化される。また、既存のセーフティレコーダに記録
されたデータをも解析することができるため、汎用性が
高い運行管理システムを構築することが可能になる。
【0048】(第3実施形態)次に、第3実施形態につ
いて説明する。第3実施形態では、図8(a)に示され
るように、挙動解析装置30において、移動体の特定の
挙動に関わる情報を収集するためのデータ収集条件がメ
モリカード20に設定されるようにする。
【0049】データ収集条件には、例えば、図8(b)
に示されるように、1秒間の間に変化する角速度が10
°を越えた場合等が挙げられる。このような条件が満足
された場合、特定挙動が発生したと判断され、発生前後
の所定時間(例えば、前後30秒)の測定データがメモ
リカード20に記録される。例えば、カーブを曲がるパ
ターン(特定の挙動)の測定データを収集するように、
メモリカード20に収集条件を設定する。具体的には、
カーブ走行を20°/秒以上で旋回した場合を収集条件
として設定すると、この条件を満足する挙動(設定値を
超える挙動)に対して高周波信号(例えば、10MH
z)を用いて収集される。収集された測定データは以降
に説明する解析手法を用いることにより運転者の移動体
操作傾向が解析される。
【0050】また、解析対象となる特定挙動の発生を判
断するタイミングとしては、 (a) 停止状態から発進したとき (b) 交差点におけるカーブ走行発生時 (c) 特定地点を通過したとき (d) 所定のしきい値以上の角速度、加速度、速度等
が発生したとき 等が挙げられ、このタイミング前後の所定時間だけ測定
データを収集するように設定することができる。なお、
固定された時間に限られず、所定の条件を満足している
時間だけ測定データを収集するように設定しても良い。
【0051】また、第1実施形態では、危険を認識する
ための条件パターンを図2、図3に示されるような条件
ステップの形式で保持されていた。しかし、条件パター
ンは必ずしもこのような形式で保持される必要はなく、
以下に説明する第2実施形態は、2次元計測から求めら
れる条件パターンをモデリングした他の形式を適用した
ものである。
【0052】この実施形態では特に、運転操作に、1)
アクセルとブレーキの操作と、2)ハンドルの操作との
2つの複合した操作が必要とされる箇所での運転傾向に
ついて重点的に計測・解析がなされるものである。ここ
では、複合した操作が必要とされる箇所として交差点に
おける右折を例に挙げて説明する。なお、前述した2つ
の複合操作は、加速度計と方位ジャイロによって計測さ
れ、それぞれからデータが出力される。
【0053】図9は、交差点の概要と運転者の操作する
車両が移動する方向を示している。また、この交差点に
は一時停止箇所P1が設けられている。運転者が図9に
示される方向に移動するように車両を操作する際、歩行
者や対向車への注意が加わり、性急な運転や、不注意な
運転に起因する危険回避のための運転による無理な運転
挙動が計測される場合がある。
【0054】図10(a),(b)は、このような無理
な運転挙動が発生していない場合の加速度計からの出力
データと、方位ジャイロからの出力データとを示したグ
ラフである。これらのグラフから明らかなように、加速
度計により測定された加速度データと、方位ジャイロに
より測定された旋回の角速度データとは、運転者による
右折操作の特徴を示している。また、これらのグラフを
合成すると図11に示されるようになる。
【0055】図11に示されるデータの意味するところ
は、まず、マイナス方向の加速度を発生するブレーキが
かけられながら、わずかにハンドルを右に切ることによ
る角速度の発生が示される(矢印A1)。一時停止の
後、ハンドルが右に切られながらアクセルが吹かされる
ことにより加速度が発生し、さらに、所定の速度に達し
た後にアクセル操作による加速がゆるめられながらハン
ドルがもとに戻されていることが示されている(矢印A
2)。
【0056】図10及び図11に示されているデータ
は、無理な運転挙動が発生していない場合についてであ
るが、右折操作の際に前方から対向車が近づき、無理に
旋回して右折した場合のデータを図12(a),(b)
及び図13(実線)に示す。これらのグラフに示される
データから、停止位置で完全に停止していないこと、急
加速及び急ハンドル操作を行っていることが判明する。
図14には、右折の際に、無理な運転挙動が発生してい
ない場合(通常カーブ動作)と発生した場合(無理なカ
ーブ動作)について複数の項目で比較した図表が示され
ている。
【0057】このように、複数の異なった操作に起因す
る挙動(複合的な挙動)は、それぞれの操作を計測した
結果を多次元で処理することにより、通常の運転挙動
と、無理な運転挙動とを明確に差別化することができ
る。例えば、右折時の通常の運転挙動を示すグラフと、
無理な運転挙動を示すものとを重ね合わせると、図13
に示されるようになる。この図から、無理な運転挙動を
示すグラフは、通常の運転挙動を示すグラフに比べて、
発進時の加速度の上昇カーブが急であることと、全体の
形状になめらかさ(スムーズさ)がないことがわかる。
このように、パターン認識やパターンマッチングが行わ
れたグラフ形状の差異から運転挙動を容易に推測するこ
とができる。
【0058】なお、右折の際、急発進後に旋回した場合
のグラフを模式的に示すと図15のL1に、急旋回後に
急発進した場合のグラフを模式的に示すと図15のL2
に示されるようになる。各グラフから明らかなように、
急発進後に旋回した場合にはグラフの立ち上がりの傾き
が小さく、急旋回後に急発進した場合にはグラフの立ち
上がりの傾きが大きくなる。
【0059】右折時の通常の運転挙動は、ゆっくり加速
してハンドルを切ることであり、この挙動を模式的なグ
ラフで示すと図15のL3に示されるようになる。この
図に示される各グラフを、この第2実施形態における条
件パターンとして用いることができる。すなわち図16
において、空白の領域内は安全運転を示す安全運転領域
となり、これ以外のハッチング領域は、危険な運転を示
す危険挙動領域となる。
【0060】このような条件パターンの設定とデータ記
録とがメモリカード20に施された上で、挙動解析装置
30は車両の挙動内容と運転者による操作傾向とを解析
する。この際、安全運転領域を外れていた時間の割合等
により危険挙動及び特徴的挙動が定量化するように構成
することができる。
【0061】例えば、記録されたデータのうち、安全運
転領域または危険挙動領域に位置する時間が3.56秒
で、このうち安全運転領域を外れた時間が2.34秒で
ある場合には、 危険度及び特徴度 =2.34/3.56 =0.66 となり、このように定量化された数値によって運転者に
よる操作傾向を判断したり、他人の挙動内容と比較する
ことができる。このような算出方法の他に、安全運転領
域を外れた面積を数値化するようにしても良い。
【0062】以上の説明では、複合した操作が必要とさ
れる箇所として交差点を例に挙げ、加速度計と方位ジャ
イロによって計測された加速度と角速度から解析を行っ
ている。これによれば、カーブでの走行パターン、カー
ブでの停止パターン、旋回を伴う発進、及び、旋回を伴
う停止という挙動を解析することができる。しかし、こ
れに限られず他の測定器の組合せも考えられる。
【0063】例えば、測定器に車速パルスと加速度計と
を用いて、速度と加速度を測定するようにしても良い。
この場合、ブレーキが踏まれることによって発生する加
速度(マイナス方向)であっても車両の速度が10km
である場合の−0.1Gと、100kmである場合の−
0.1Gとは車両や運転者に与える影響が異なる。従っ
て、測定されたデータを解析することにより、同じブレ
ーキ動作であっても、速度に応じた危険度を求めること
ができる。
【0064】また、測定器に方位ジャイロと加速度計と
を用いて、速度と角速度に加えて車両の横方向の加速度
(横加速度)を測定するようにしても良い。この場合、
速度と角速度との積から車両の遠心力が求められる。通
常の運転では、遠心力と横加速度とはほぼ等しい。しか
し、車両の旋回において運転限界を超えた場合、車両が
滑り出してロールが発生するため、遠心力と横加速度と
が等しくなくなる。従って、遠心力と横加速度との差に
基づいて危険度を求めることができる。
【0065】以上のように第3実施形態の運行管理シス
テムによれば、複合した操作が必要とされる箇所におい
て、複合的な挙動に対してそれぞれの操作を計測した結
果が多次元で処理される。これにより、第1実施形態及
び第2実施形態による作用効果に加え、危険度、特徴度
等の解析や判定を挙動状況に応じてより詳細に行うこと
ができるようになる。
【0066】次に、条件パターンの設定に関する手法を
より詳細に説明する。第3実施形態の条件パターンの形
状や解析される危険度は、車両が運行する環境、すなわ
ち挙動環境によっても異なる。挙動環境には、車両が運
行する地方、地域、時間帯等が含まれる。
【0067】車両が運行する地方が東京の場合と北海道
の場合では、車両の平均速度や交差点の数等が異なる。
また、各地方であっても、街中と郊外の違い、運行距離
が長距離であるか至近距離であるかの違い等、地域に従
って違いが発生する。この他にも、夜中の運行、早朝運
行、夕方の運行等の時間帯によって諸条件が異なるた
め、これに応じた条件パターンを設定するようにしても
良い。
【0068】また、運転者の運転能力にも個人差がある
ため、解析結果の統計等の挙動履歴があればこれを用い
るようにしても良い。すなわち、運転能力、事故歴によ
って数値や条件パターンを変更することにより、運転者
が同じような運転を行っても解析結果が異なることにな
る。
【0069】前述したデータ解析は、挙動解析装置30
においてメモリカード20からデータが読み出された後
に行われる。このような収集条件の設定による測定デー
タの収集と、解析とを繰り返し行うことにより、危険挙
動を検出するのみではなく、対象となる運転パターンを
収集して運転傾向を数値化することができる。さらに、
解析された運転傾向をもとに、さらに収集条件をメモリ
カード20に設定するようにしても良い。
【0070】また、収集条件と、前述した挙動環境や挙
動履歴を組み合わせることにより各種応用が可能とな
る。例えば、高速道路を使用する長距離トラックの運転
手を対象運転者とし、アクセルやブレーキ動作を検証し
たい場合には速度が70km/H以上で0.1G以上を
収集条件として測定データを収集して解析するようにで
きる。また、対象運転者を同様にして、数値は小さくと
も急なハンドル操作を認識するために角速度の微分値を
収集するように収集条件として設定することにより、居
眠り運転防止のための対策を立てることができる。
【0071】(変形例)次に、前述した各実施形態の変
形例を説明する。ここでは、収集条件に該当した挙動が
発生した場合その発生から前後30秒の測定データを収
集するとともに、収集条件に該当しない場合の1分間毎
に統計データを収集し、収集された1分間の統計データ
の収集・解析例について説明する。前後30秒の測定デ
ータを収集する手法については種々の手法が考えられる
が、最も簡単な手法としては、少なくとも1分以上の測
定データを記録できる容量をもつ不揮発性メモリにエン
ドレスに測定データを記録し、イベントが発生したとき
に(角速度や加速度の急峻なデータを検出することで判
る)、その後30秒経過後に測定データの記録を停止さ
せることで実現が可能である。
【0072】まず、この変形例において収集されたデー
タの概略構成を図16に、また、1分間の統計データの
内容を図17に示す。図17に示される統計データ内容
の解析処理について説明する。図18は、1日分の最大
速度の解析例であり、1分毎の最大速度履歴を示す。こ
のようなデータを1ヶ月統計処理することにより、図1
9に示されるような統計グラフが求められる。この統計
グラフの分布から速度と時間帯との関連を割り出すこと
ができる。例えば、時間帯によって速度が変わる場合の
原因を探ることができる。通常、夕方になると速度が増
し、速度の偏差1σの値が大きくなる。これは速度のば
らつきが大きくなっていることを示している。速度その
ものの大きさと標準偏差の大きさの平均または安全運転
の平均からの「ずれ」で、危険度や注意すべき数値が求
められる。
【0073】図20は、最大加速度の1日の履歴を示
す。ここでは、プラス加速度でアクセルによる加速度、
マイナス加速度でブレーキによる加速度であることがわ
かる。これより、速度同様に平均値、標準偏差の統計処
理で、アクセル、ブレーキの時間帯との関係が求めら
れ、その安全走行または全体平均からの「ずれ」等によ
って乱暴な運転の度合いや危険度が求められる。
【0074】図21は、最大角速度の1日の履歴を示
す。ここでは、ハンドルの右旋回をプラス、左旋回をマ
イナスで示すことができる。これより、速度同様に平均
値、標準偏差の統計処理で、ハンドル操作と時間帯との
関係が求められ、その安全走行または全体平均からの
「ずれ」等によって乱暴な運転の度合いや危険度が求め
られる。
【0075】最大横加速度も、最大加速度や最大角速度
と同様に解析処理され、遠心力、ロール角と時間帯との
関係が求められ、その安全走行または全体平均からの
「ずれ」等によって乱暴な運転の度合いや危険度が求め
られる。GPSでの位置、時間計測は、1分毎にいつ、
どこにいたのかを示す履歴を生成することにより、何時
から何時まで運行したかの運行開始、終了時間の確認
や、時間とともに運行位置を地図に展開して運行経路の
確認を行うことができる。また、測定器である車速パル
スは配線工事が必要とされるが、GPSのデータを利用
して走行速度、距離を概算することができる。
【0076】この他、最大速度、アクセル、ブレーキ等
の平均、標準偏差を各種分類に従って統計処理すること
により、運転者別、地域別、事業所別、会社別の統計結
果が求められる。図22は、1ヶ月の平均最大速度と標
準偏差(1σ)を示す。この他にも、特定の時間(例え
ば、夕方5時)の1ヶ月統計を求めることにより、運転
者が気のゆるむまたは荒くなる運転が発生し易い時間帯
について比較することができる。これらについても、安
全運転または平均からの「ずれ」等で数値化することに
より運転者へのアドバイス資料とすることができる。
【0077】また、前述した各項目を複合して複合的統
計解析を行うこともできる。測定データの組合せと、こ
のデータの測定に用いられる測定器、及び、解析内容を
図23の表に示す。さらに、「最大加速度−速度」の解
析結果をグラフ化したものを図24に示す。
【0078】「最大加速度−速度」の解析では、1)全
体的に速度を増すとブレーキ、アクセルの大きさは小さ
くなり、高速度でのブレーキ等はきわめて危険な挙動と
判断できる。2)低速でのアクセル、ブレーキが大きく
あるのは、発進、停止におおける操作に応じている。
3)上記データを安全運転カーブをモデリングして危険
挙動解析を行うことができる。すなわち、同グラフに示
されている鎖線は安全運転領域を示し、この分布から危
険度を求めることができる。計算例としては、危険度
= 安全運転カーブ以外の点数/全体の点数 =237/1034 =0.23 となる。また、この他にも図25に示されるような運転
者個人毎に解析を行うこともできる。
【0079】この変形例によれば、危険な挙動や、特定
の挙動に関わる測定データが収集され、解析されるだけ
ではなく、運転者による移動体操作全般にわたった測定
データを収集して解析することができる。なお、この変
形例では、収集条件を満足しない場合に1分間毎に測定
データが記録されているがこれに限らない。収集条件を
満足しない場合に不規則に測定データを記録するように
しても良い。
【0080】前述した各実施形態では、各種計測器から
構成されている1つのセンサ部11が車両の特定の場所
に設置されていることを前提として説明されているが、
これに限らない。例えば、複数のセンサ部11をそれぞ
れ、車両の異なる場所に設置するようにしても良い。1
つの車両に複数のセンサ部11を異なる場所に設置する
場合、各設置場所には、運転席の下、後部座席、トラン
ク等が挙げられる。また、このように複数の場所にセン
サ部11を設置することは、大型のトラックやバス、さ
らには電車の車両に有効である。トラックであれば、運
転座席と貨物の載置場との異なる場所での挙動を個別に
解析することができる。また、バスや電車の車両であれ
ば、運転座席と客席との異なる場所での挙動を個別に解
析することができる。
【0081】なお、複数の場所にセンサ部11を設置す
る際、センサ部11は3次元軸線回りの角速度データを
検出する必要はなく、それぞれが所定の方向の角速度デ
ータを検出する角速度計を備えるのみでも良い。この場
合、各センサ部11から送られる測定データを用いて、
車両全体の挙動を解析して傾向を把握することができ
る。このため、車両を製造するメーカにおいて挙動を解
析するのに好適である。
【0082】上記各実施形態の挙動解析装置をコンピュ
ータ装置上で実現するためのディジタル情報(プログラ
ムコード及びデータ)は、通常は、コンピュータ装置の
固定型ディスクに記録され、随時コンピュータ装置のC
PU読み取られて実行されるようになっているが、運用
時に上述の機能ブロック35〜37、132が形成され
れば本発明を実施することができるので、その記録形
態、記録媒体は任意であって良い。例えば、コンピュー
タ装置と分離可能なCD−ROM、DVD、光ディス
ク、フレキシブルディスク、半導体メモリ等の可搬性記
録媒体、あるいは構内ネットワークに接続されたプログ
ラムサーバ等にコンピュータ可読の形態で格納され、使
用時に上記固定型ディスクにインストールされるもので
あっても良い。
【0083】また、記録媒体に記録されたディジタル情
報のみによって上記機能ブロック35〜37,132が
形成されるだけでなく、そのディジタル情報の一部がO
Sの機能を読み出すことによって上記機能ブロック35
〜37、132が形成される場合も本発明の範囲であ
る。
【0084】また、上記の各実施形態では、車両の運行
管理を例に挙げて説明したが、本発明は、車両以外の他
の移動体にも適用が可能なものである。例えば、ヘリコ
プタ等の飛行体等多種多様な移動体にも同様に適用する
ことができる。
【0085】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、移動体の操作傾向を操作者毎に効率的に解析
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態による運行管理システ
ムの構成図。
【図2】 急発進の場合の条件パターン例を示した図。
【図3】 交差点の認識条件パターンの例を示した図。
【図4】 第1実施形態による挙動解析装置の構成図。
【図5】 初期情報設定画面の一例を示した説明図。
【図6】 特徴的な挙動の設定画面の一例を示した説明
図。
【図7】 解析処理結果の一例を示したグラフ。
【図8】 本発明の第2実施形態による運行管理システ
ムにおいて、(a)は測定データを収集する収集条件を
挙動解析装置30においてメモリカード20に設定する
様子を示す模式図であり、(b)は収集条件を満足する
挙動を検出して測定データの収集を行っている例を示す
グラフ。
【図9】 交差点において車両が右折をする様子を説明
するための図。
【図10】 (a)は無理な運転挙動が発生していない
右折操作における加速度計からの出力データを示すグラ
フであり、(b)同様の状態における方位ジャイロから
の出力データとを示したグラフ。
【図11】 図10(a)のグラフと図10(b)のグ
ラフと合成したグラフ。
【図12】 (a)は、無理に旋回して右折した場合の
加速度計からの出力データを示すグラフであり、(b)
同様の状態における方位ジャイロからの出力データとを
示したグラフ。
【図13】 図12(a)と図12(b)を合成したグ
ラフ(実線)と図11のグラフ(鎖線)とを重ね合わせ
た図。
【図14】 右折操作による挙動において、無理な運転
挙動が発生していない場合(通常カーブ動作)と発生し
た場合(無理なカーブ動作)について複数の項目で比較
した図表。
【図15】 右折操作による挙動において急発進後に旋
回した場合の角速度と加速度の合成グラフを模式的に示
したものと、同様の挙動において急旋回後に急発進した
場合の角速度と加速度の合成グラフを模式的に示したも
のと同様の挙動において通常挙動の角速度と加速度の合
成グラフを模式的に示したものとを重ね合わせた図。
【図16】 本発明の変形例において収集されたデータ
例の構成を示す図。
【図17】 本発明の変形例において収集されたデータ
の内容を説明するための図表。
【図18】 本発明の変形例において収集されたデータ
の解析結果の例であり、1日分の最大速度の解析を示す
グラフ。
【図19】 本発明の変形例において収集されたデータ
の解析結果の例であり、図18に示される最大速度の解
析を1ヶ月統計処理した例を示す図。
【図20】 本発明の変形例において収集されたデータ
の解析結果の例であり、最大加速度の1日の履歴を示す
図。
【図21】 本発明の変形例において収集されたデータ
の解析結果の例であり、最大角速度の1日の履歴を示す
図。
【図22】 本発明の変形例において収集されたデータ
の解析結果の例であり、個人別に1ヶ月の平均最大速度
と標準偏差(1σ)を示した図。
【図23】 本発明の変形例において収集されるデータ
の組合せと、このデータの測定に用いられる測定器、及
び、解析内容を示す図表。
【図24】 図23の表示に示される「最大加速度−速
度」の解析結果例をグラフ化した図。
【図25】 本発明の変形例において収集されたデータ
に基づいて運転者個人毎に危険度を解析した結果例を示
した図。
【符号の説明】
1 運行管理システム 10 データレコーダ 11 センサ部 12 カード収容機構 13 レコーダ部 131 前処理部 132 イベント抽出部 133 データ読取部 134 データ記録部 20 メモリカード 30 挙動解析装置 31 カードリーダライタ 35 初期情報設定部 36 条件パターン設定部 37 解析処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01P 15/00 B60R 21/00 630Z // G08G 1/00 G01P 15/00 F J (72)発明者 東城 浩平 東京都大田区蒲田4−42−12 新生ビル 株式会社データ・テック内 (72)発明者 佐竹 浩樹 東京都大田区蒲田4−42−12 新生ビル 株式会社データ・テック内 (72)発明者 梅田 玲子 東京都大田区蒲田4−42−12 新生ビル 株式会社データ・テック内

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動体の特定挙動を示す挙動条件に従っ
    て、実際に検出された当該移動体の挙動における前記特
    定挙動の発生の有無を判定し、前記特定挙動の発生事実
    に応じて当該移動体の特定挙動に関わる情報を所定の記
    録媒体に記録し、この記録媒体に記録された情報をもと
    に当該移動体の操作傾向を解析する、移動体の操作傾向
    解析方法。
  2. 【請求項2】 前記特定挙動に関わる情報を当該挙動の
    発生前後にわたって時系列的に前記記録媒体に記録する
    とともに、前記特定挙動が発生していない場合の前記移
    動体の挙動に関わる情報を間欠的に前記記録媒体に記録
    し、これらの記録された情報をもとに当該移動体の複合
    的な操作傾向を解析する、 請求項1記載の移動体の操作傾向解析方法。
  3. 【請求項3】 前記移動体の操作者の識別情報、前記移
    動体の挙動環境、前記操作者の挙動履歴の少なくとも1
    つに従って設定した条件情報に基づいて前記操作傾向を
    解析する、 請求項1または2記載の操作傾向解析方法。
  4. 【請求項4】 互いに異なる複数の移動体操作要因に従
    って設定した複合的な条件情報に基づいて前記操作傾向
    を解析する、 請求項1または2記載の操作傾向解析方法。
  5. 【請求項5】 所定の収集条件を満足した移動体の挙動
    を当該挙動の発生前後にわたって時系列に検出する手段
    及び検出した挙動を所定の記録媒体に記録する手段を備
    えたデータレコーダと、前記収集条件を設定する条件設
    定手段とを有し、 前記データレコーダが、前記条件設定手段で設定した収
    集条件に適合する挙動に関わる情報のみをその挙動別に
    前記記録媒体に記録するように構成される、 移動体の運行管理システム。
  6. 【請求項6】 前記データレコーダは、前記収集条件を
    満足しない挙動に関わる情報を間欠的に記録する手段を
    有し、前記記録媒体上で、前記間欠的に記録された情報
    が前記収集条件に適合する挙動に関わる情報と区別され
    るように構成されている、 請求項5記載の運行管理システム。
  7. 【請求項7】 前記条件設定手段が、前記移動体の操作
    者の識別情報、前記移動体の挙動環境、前記操作者の挙
    動履歴の少なくとも1つに従って前記収集条件を設定す
    るように構成される、 請求項5または6記載の運行管理システム。
  8. 【請求項8】 前記条件設定手段は、互いに異なった移
    動体操作要因に従う複合的な収集条件を設定するように
    構成されている、 請求項5または6記載の運行管理システム。
  9. 【請求項9】 移動体の挙動が所定の収集条件を満足し
    ている場合はこの移動体の挙動を当該挙動の発生前後に
    わたって時系列に検出するとともに、前記収集条件を満
    足していない場合にはこの移動体の挙動を間欠的に検出
    する手段と、 前記時系列に検出された挙動に関わる情報と前記間欠的
    に検出された挙動に関わる情報とをそれぞれ区別して所
    定の記録媒体に記録する手段と、 前記記録媒体に記録された各情報をもとに当該移動体の
    運行状況を再現する手段とを有する、 移動体の運行管理システム。
  10. 【請求項10】 前記記録媒体が、前記移動体の識別情
    報、前記移動体を操作する操作者の識別情報、前記移動
    体の挙動環境の少なくとも1つに従って分類される各分
    類毎に作成されたカード状記録媒体である、 請求項5ないし9のいずれかの項記載の運行管理システ
    ム。
  11. 【請求項11】 移動体の挙動を時系列に検出するセン
    サ部と、 前記挙動を特定挙動と判定するための挙動条件に従って
    前記センサ部で検出された当該移動体の挙動において前
    記特定挙動の発生の有無を判定し、前記特定挙動の発生
    に応じて当該移動体の特定挙動に関わる情報を所定の記
    録媒体に記録する記録手段とを有する、 データレコーダ。
  12. 【請求項12】 前記特定挙動が危険挙動であり、前記
    記録手段は、当該危険挙動の条件を定めた条件パターン
    と前記センサ部で検出された挙動パターンとの適合性に
    基づいて前記危険挙動の発生の有無を判定し、危険挙動
    が発生したときは当該危険挙動に関わる情報を記録する
    ように構成される、 請求項11記載のデータレコーダ。
  13. 【請求項13】 前記記録手段は、前記特定挙動が発生
    していないと判定されている場合に当該移動体の挙動に
    関わる情報を前記特定挙動に関わる情報と区別して間欠
    的に前記記録媒体に記録する、 請求項11記載のデータレコーダ。
  14. 【請求項14】 前記記録媒体が、前記移動体の識別情
    報、前記移動体の操作者の識別情報、前記移動体の挙動
    環境の少なくとも1つに従って分類される分類毎に作成
    されたカード状記録媒体であり、このカード状記録媒体
    に少なくとも前記挙動条件が記録されている、 請求項11、12又は13記載のデータレコーダ。
  15. 【請求項15】 移動体の特定の挙動に関わる情報を収
    集するための収集条件を所定の記録媒体に設定する条件
    設定手段と、 前記設定された収集条件に適合する移動体の挙動に関わ
    る情報を記録した前記記録媒体からその記録情報を読み
    出し、読み出した情報から当該移動体の挙動内容を解析
    する解析手段とを備えて成る、 移動体の挙動解析装置。
  16. 【請求項16】 移動体の特定挙動に関する情報を収集
    するための収集条件を設定する収集条件設定手段と、 前記移動体の特定挙動に関わる情報が記録された所定の
    記録媒体から前記情報を読み出し、この読み出した情報
    と所定の挙動パターンを特定するための条件パターンと
    を比較して当該移動体の挙動内容を解析する解析手段と
    を備えて成る、移動体の挙動解析装置。
  17. 【請求項17】 前記解析手段は、前記特定挙動に関わ
    る情報とは異なった情報であって、当該特定挙動以外の
    挙動に沿って間欠的に記録された情報を前記記録媒体か
    ら読み出し、これらの情報に従って当該移動体の挙動内
    容を解析することを特徴とする、請求項15または16
    記載の挙動解析装置。
  18. 【請求項18】 前記解析手段が、前記読み出した情報
    の統計処理項目を含む複数の処理項目を設けたメニュー
    画面を所定の表示装置に表示させ、特定の処理項目が選
    択されたときに当該処理項目に対応した解析処理を自動
    実行するように構成されている、 請求項15、16又は17記載の挙動解析装置。
  19. 【請求項19】 移動体の特定挙動に関わる情報を収集
    するための収集条件を所定の記録媒体に設定する処理、 前記設定された収集条件に適合する挙動に関わる情報が
    記録された前記記録媒体からその記録情報を読み出す処
    理、 読み出した情報から当該移動体の挙動内容を解析する処
    理をコンピュータ装置に実行させるためのディジタル情
    報が記録された、 コンピュータ読取可能な記録媒体。
  20. 【請求項20】 移動体の特定挙動に関する情報を収集
    するための第1の収集条件と、前記特定挙動以外の通常
    挙動に関する情報を収集するための第2の収集条件とを
    所定の記録媒体に設定する処理、 前記第1及び第2の収集条件に適合する挙動に関わる情
    報が区別して記録された前記記録媒体から挙動別の記録
    情報を読み出す処理、 読み出した情報から当該移動体の挙動内容を解析する処
    理をコンピュータ装置に実行させるためのディジタル情
    報が記録された、 コンピュータ読取可能な記録媒体。
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