JPH02281400A

JPH02281400A - 自動車等の安全運転管理装置

Info

Publication number: JPH02281400A
Application number: JP10303689A
Authority: JP
Inventors: Kiyoshi Okamoto; 清岡本
Original assignee: NISSHIN SHARYO KIKI HANBAI KK
Current assignee: NISSHIN SHARYO KIKI HANBAI KK
Priority date: 1989-04-21
Filing date: 1989-04-21
Publication date: 1990-11-19

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〈産業上の利用分野〉本発明は自動車等の安全運転管理装置に関するものであ
り、走行車輌に追突の要因が生じたとき、例えば、前方
を走行する車輌との間隔が車速に相応する所定の距離以
下になると、それに感応して警報音ではなく音声で警告
して追突事故を防ぐことのできる装置を自動車に搭載し
、その運転記録を事務所側の処理装置により解析して安
全運転管理に供する装置に関するものである。

〈従来の技術〉従来、車輌に搭載して運転運行管理の合理化や省燃費を
実現するための装置が車両運行管理コンピュータシステ
ムとして種々提案されている。また、車速センサとか、
車間距離を計測するためのセンサについても種々のもの
が提案されつつある。

〈発明が解決しようとする課題〉しかし、自動車等の追突を避けるといった課題に対して
、総合的に検討を加えてシステム化し装置化した例はみ
られない。

本発明は従来側々に使用されているセンサをシステム化
して、例えば、前方を走行する車輌との間隔がその時の
車速に応じた所定の距離以下になると、素早くそれを感
知して、音声警告を発して運転者にそれを知らせ、自動
車等の追突事故を防ぐと共に安全運転管理指導を円滑に
行なわせることを目的とするものである。

〈課題を解決するための手段〉上記のような課題を解決すべく検討した結果、以下に示
すような構造の自動車等の安全運転管理装置を開発した
のである。すなわち、その構造は、自動車等に搭載する
追突防止袋［（６）と、事務所等に設置する運転データ
処理袋！！　（７）と１両装置間のデータ受け渡しをす
るメモリーパック（４）とからなり、前記追突防止装置
（６）は車速センサ（１）と車間距離センサ（２）と信
号処理装置（３）及び音声警告装置！　（５）とで構成
し、前記信号処理袋Ｗｉ（３）はメモリーパック（４）
の挿入により作動し、音声警告装置ａ　（５）は前記車
速センサ（１）と車間距離センサ（２）からの信号で演
算して予め設定したその時々の車速相応危険車間距離に
達した際の危険信号により作動することを特徴とするも
のである。

ここにいう信号処理装置（３）とは、センサからの信号
を受けてそれが追突の要因となり得るか否かの判断を予
めインプットされたデータとの照合によりコンピュータ
処理するとか、音声警告装置（５）の作動を指示する機
能を備えたものである。

メモリーパック（４）は、　メモリカードのような記憶
媒体機能を備えたものである。

メモリーの方法は信号処理袋！（３）で時時刻刻処理さ
れるデータをその都度メモリーするか、又は、必要なデ
ータのみを抽出して最後にメモリーするかのいずれかの
方法により、データの受け渡しをする。

車速相応危険車間距離とは、走行中の車輌が前方を走行
する車輌との間に車の速度に応じて一定距離以上の間隔
をとらなけれ゛ば追突が生じるとした実験値やユーザー
の経験値に基づいて、任意に設定しインプットすること
のできる車間距離である。

く作用〉このような構造の自動車安全運転管理装置は。

追突防止装置（６）では自動車に搭載された車速センサ
（１）で車速を検知し、車間距離センサ（２）で前方の
車輌との距離を検知し、これらの信号が信号処理装置（
３）により処理記憶さ九、自動車が追突する状態にある
か、あるいは、それが予想される状態の危険域に入った
場合、それに感応して音声警告装置（５）から音声によ
り警告が発せられる。

本発明において、信号処理装置（３）はメモリーパック
（４）の挿入により自動的に作動するが、　このことに
より、従来のスイッチの入れ忘れ、やかましい等の理由
により電源がオフの状態となるのを防ぐことができる。

このことは、後にプリントアウトされる運行時間等のチ
エツクにより管理部門で確認することができる。

更に、前記音声警告を発揮させる以外に、信号処理装置
（３）はメモリーパック（４）に危険信号の発生状態を
時系列で記憶させておき、自動車運行後、車から事務所
等へ移して運転データ処理装置（７）によりコンピュー
タ処理し、プリントアウトして安全運転教育並びに管理
指導を行うことができる。

〈実施例〉以下図面によって本発明の実施例を詳細に説明する。

第１図は本発明の装置の配置図であって、−点鎖線によ
り囲まれた部分の左方が車載側の追突防止袋ａ　（６）
であり、右方が事務所側に設けられた運転データ処理装
置！　（７）である、この運転データ処理装置は、リー
ダー（１Ｇ）、−プリンター（１１）、及びコンピュー
タ（１２）とからなる−船釣な構成であって、前述した
ようにメモリーパック（４）に記憶された危険信号の発
生状態を記憶させておき、自動車運行後、コンピュータ
処理することができる。

自動車に搭載された本実施例の追突防止袋ｆｆ１（６）
では、信号処理袋！！（３）ヘセンサとして車速センサ
（１）、車間距離センサ（２）が接続されている。車速
センサ（１）は従来より使用されているスピードケーブ
ルからの直結又は分岐により電気的にカウントする構造
である。車間距離センサ（２）は前方の走行車との間隔
をマイクロ波やレーザ光などの反射方式で計測するもの
で、予め設定されたその時々の車速相応距離内番こ前方
走行車輌が存在すると、その距離を絶えず計測して、信
号を信号処理装置（３）へ送る。信号処理装置（３）内
にインプットされた車速と車間距離はそこで演算され、
第１表に例示した任意に設定可能な設定値以下の距離に
達すると音声警告が自動的に行われることとなる。

第１表なお、前方走行車輌との間が１０ｍ以内の距離に近づい
た場合、距離のみ計測し、任意に設定された設定距離（
例えば５ｍ）に達すると、車の速度に関係なく音声警告
を発するようにしている。

車輌運行時に信号処理装置（３）によって時系列でメモ
リーパック（４）へ記憶されたデータは、運転終了後車
輌から管理部門へ移して運転データ処理袋ｆａ　（７）
のコンピューター装置ｆ　（１０）により同装置内へ読
み込ませる。そして、同装置へ記憶させたり、プリンタ
ー（１１）によって報告書の形でアウトプットさせるこ
とができる。その出力例を第２図に示した。車輌番号や
運転者が明記されたこの報告書（２０）によると、出庫
日時記載欄（２１）や帰庫日時記載１１（２２）から車
輌の出発から帰庫までの時間や、また、全走行距離ＩＩ
（２３）から走行距離が分かるので、走行の途中で本装
置の不使用が許されないシステムとなっている。そして
、上記欄以下のデーター５（２４）から追突のおそれに
よって音声警告の発せられた時刻が車間距離区分に従っ
て記載され、超過速度、急制動の有無等も時系列で分か
るようになっている。

〈発明の効果〉本発明の自動車安全運転管理装置は以」二のようにシス
テム化された構成となっており、自動車走行時の完全な
追突防止を可能とした。これにより死亡事故等を防ぐこ
とができる。加えて、メモリーパックの記録をもとに安
全運転教育並びに管理指導をも行うことが可能となって
いる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の装置を示す配置図である。第２図は本
発明における出力報告書例を示す表面図である。第２図車速センサ信号処理装置音声警告装置運転データ処理装置プリンター（２）車間距離センサ（４）メモリーパック（６）追突防止装置（ｌＯ）リーダー（１２）コンピュータ以上出願人　日新車輌＊ｐ！ｈ販売株式会社代理人　弁理士
　森　廣　三　部

Claims

【特許請求の範囲】

１　自動車等に搭載する追突防止装置（６）と、事務所
等に設置する運転データ処理装置（７）と、両装置間の
データ受け渡しをするメモリーパック（４）とからなり
、前記追突防止装置（６）は車速センサ（１）と車間距
離センサ（２）と信号処理装置（３）及び音声警告装置
（５）とで構成し、該信号処理装置（３）はメモリーパ
ック（４）の挿入により作動し、音声警告装置（５）は
前記車速センサ（１）と車間距離センサ（２）からの信
号で演算して予め設定したその時々の車速相応危険車間
距離に達した際の危険信号により作動することを特徴と
する自動車等の安全運転管理装置。