JP2002230696A - 車両走行情報管理方法、車両走行情報管理システム、車載情報端末装置、及び、コンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

車両走行情報管理方法、車両走行情報管理システム、車載情報端末装置、及び、コンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2002230696A
JP2002230696A JP2001029907A JP2001029907A JP2002230696A JP 2002230696 A JP2002230696 A JP 2002230696A JP 2001029907 A JP2001029907 A JP 2001029907A JP 2001029907 A JP2001029907 A JP 2001029907A JP 2002230696 A JP2002230696 A JP 2002230696A
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一雄 松浦
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両の交通事故未然防止のための安全走行支
援ツール装備率の向上を図る。 【解決手段】 車両の走行履歴に関する車両走行情報を
車載情報端末装置21よりサーバ11に受信し、サーバ
11によって受信した車両走行情報を用いて車両の走行
状況を判断し、判断結果に応じて付与すべき賞罰を演算
し、演算した賞罰に関する賞罰情報(賞罰ポイント)を
車両走行情報発信元の車載情報端末装置21に発信す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両走行情報管理
方法、車両走行情報管理システム、車載情報端末装置、
及び、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に関し、特
に、安全走行支援ツールの普及や利用率向上を促進する
ための車両走行情報管理方法、車両走行情報管理システ
ム、車載情報端末装置及びおよびコンピュータ読み取り
可能な記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両の安全走行支援ツールとして、たと
えば、シートベルトやチャイルド・シートは広く一般に
認知され、既に法律により装着が義務化されている。さ
らに、事故の未然防止のために安全走行支援ツールの開
発が鋭意行われ、たとえば業務用トラックでは追突防止
のための車間距離警報装置が実用化されている。このよ
うな車間距離警報装置では、レーザレーダやミリ波レー
ダ等のセンサを車両前部に搭載して前方車をレーダ検知
し、車間距離や相対速度を割り出す技術が用いられてい
る。こうした安全走行支援ツールは、安全車間距離の一
定保持や警告音により、運転者に注意を喚起するシステ
ムから構成されている。
【0003】近年、航空機のフライトレコーダに類する
車両用のデータ記録装置(ドライブレコーダ)が開発さ
れ、車両制御系におけるセンサ類から検知される車速、
発進・制動、加速・減速度、操舵等の制御情報を含む車
両走行データ等の記録が可能となっており、さらには、
特開2000−268297公報に示されているよう
に、上述したような制御情報を含む車両走行データに基
づいて安全運転に関して運転の内容を評価し、評価結果
を出力して運転者に知らせるような安全運転評価装置が
提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、安全走行支
援ツールは、利用されることによって初めて交通事故を
低減する効果を発揮するものといえる。シートベルトや
チャイルド・シートの例を見れば、万が一、交通事故に
遭遇したときに人体に及ぶ損傷を軽減するための安全走
行支援ツールである。このような事故発生を想定した受
け身型の安全走行支援ツールに対しては装着義務化の法
令が施行され、日本国内の利用率は大幅に向上してい
る。
【0005】一方、安全性を更に押し進めて交通事故を
未然防止するという能動型の安全走行支援ツールに対す
る関心が高まっており、その一環として先進安全車両
(ASV:Advanced Safety Vehicle)に関連した技術
開発が、鋭意、進められている。
【0006】ASVのキー技術としては、車間距離警報
システムや安全車間を保持しながら先行車両を追従走行
する制御システム(ACCS:Adaptive Cruise Contro
l System)等が実用化の域にあるが、このような能動型
の安全走行支援ツールを装着義務化するまでには至って
いない。その一つの理由に、交通事故を未然に防止する
には、運転者の安全意識や運転マナーに依存する部分が
多く、画一的な装着義務化が馴染まないという考え方が
ある。
【0007】したがって、より高いレベルでの安全性を
追求する能動型の安全走行支援ツールの普及や利用率向
上を図るためには、安全走行支援ツールの装着者(装着
車両)が優遇される賞罰(インセンティブ)を付与する
システムを考案することが望まれていた。
【0008】本発明は、前記点に鑑みてなされたもので
あって、その目的とするところは、交通事故を未然防止
するための安全走行支援ツールの普及や利用率向上を促
進し、ビジネス上の付加価値性と具現性を両立させるイ
ンセンティブ付与モデルを実現する車両走行情報管理方
法、車両走行情報管理システム、車載情報端末装置及び
コンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、この発明による車両走行情報管理方法は、車両の
走行履歴に関する車両走行情報を車載情報端末装置より
サーバに受信し、サーバによって受信した車両走行情報
を用いて車両の走行状況を判断し、判断結果に応じて付
与すべき賞罰を演算し、演算した賞罰に関する賞罰情報
を記録保持するものであり、前記演算した賞罰に関する
賞罰情報の記録保持は、前記サーバで行うか、もしく
は、前記賞罰情報を車両走行情報発信元の車載情報端末
装置に発信して該車載情報端末装置で行うものである。
【0010】また、この発明による車両走行情報管理シ
ステムは、サーバを備えたセンタと、情報端末装置を搭
載した車両とを有して構成される車両走行情報管理シス
テムであって、前記情報端末装置は、前記サーバと双方
向に通信し、前記サーバは、前記情報端末装置から発信
される車両走行情報を受信し、受信した前記車両走行情
報を用いて付与すべき賞罰を演算し、演算された賞罰に
関する賞罰情報を記録保持するものであり、前記演算し
た賞罰に関する賞罰情報の記録保持は、前記サーバで行
うか、もしくは、前記賞罰情報を車両走行情報発信元の
車載情報端末装置に発信して該車載情報端末装置で行
い、該車載情報端末装置は、車両走行情報を送信する手
段と、前記サーバより送信される賞罰に関する賞罰情報
を画面表示する手段と、を有している。
【0011】更に、この発明による車載情報端末装置
は、車両走行情報管理システムで使用されるものであっ
て、車両走行情報を送信する手段と、前記サーバより送
信される賞罰に関する賞罰情報を画面表示する手段と、
を有し、前記サーバより送信される賞罰に関する賞罰情
報を記録媒体に書き込む手段を有し、前記記録媒体は、
前記車載情報端末装置に着脱可能なリムーバブルなIC
カード等の記録媒体であり、当該記録媒体を着脱可能に
装着されるものである。
【0012】更にまた、この発明によるコンピュータ読
み取り可能な記録媒体は、コンピュータに、車両の走行
履歴に関する車両走行情報を車載情報端末装置より受信
する受信ステップと、受信した前記車両走行情報を用い
て付与すべき賞罰を演算する演算ステップと、演算され
た前記賞罰に関する賞罰情報を発信する発信ステップと
を、実行させるプログラムを記録したものである。
【0013】更にまた、この発明によるコンピュータ読
み取り可能な記録媒体は、コンピュータに、車両の走行
履歴に関する車両走行情報を発信する発信ステップと、
前記走行履歴に対応した賞罰情報を受信する受信ステッ
プと、受信した前記賞罰情報を表示するための表示ステ
ップと、受信した前記賞罰情報を記録媒体に書き込むた
めの書き込みステップとを、実行させるプログラムを記
録したものである。
【0014】前記の如く構成された本発明による車両走
行情報管理方法、車両走行情報管理システム及び車載情
報端末装置によれば、運転者に対する安全走行支援ツー
ルを活用した交通事故の未然防止の動機付与が容易に図
られ、これによりもたらされる人命救済という社会的効
果だけでなく、交通事故発生に付随する諸々の社会的損
失を抑止する経済的効果を発揮でき、さらには、この経
済的効果を担保とした蓋然性の高いビジネス付加価値性
を生み出す正帰還効果を発揮できる。
【0015】本発明システムの基本コンセプトを支えて
いる賞罰ポイント管理システムのビジネス付加価値に関
して説明する。すでに述べたように、本発明の車両走行
情報管理システムの目的は、各種センサを用いた安全走
行支援ツールの普及や利用率向上を図ること、すなわち
安全走行遵守率を高める方策を提供して交通事故の未然
防止を図ることにある。
【0016】この結果として、交通事故による車両損害
や人身事故に係る諸々の社会的損失が低減される。この
ような社会的損失には、たとえば、交通事故死亡者に期
待されていた社会的期待価値の損失だけでなく、残され
た家族の生活や交通遺児に対する福利厚生面からの支出
増加、保険リスク上昇による損害保険契約費の支出増
加、あるいは交通事故発生に伴なう道路損壊、人身損
傷、交通渋滞等に係る運輸、建設、警察、消防など諸官
庁の行政支出の増加などが含まれる。
【0017】すなわち、事故当事者だけでなく、一般の
納税者や被保険者、そして渋滞発生などにより損失を被
る一般車両運転者などに大きな損失が生じることにな
る。本発明のシステムは、上述のような損失を低減させ
ることによって創出した対価を担保とみなす、あるいは
ビジネス上の付加価値とみなした賞罰ポイント管理シス
テムを提供するものである。
【0018】このビジネス付加価値モデルは直接的損失
を被るであろう個人だけでなく、間接的損失を被るとみ
なされる一般納税者や車両運転者、保険会社、そして諸
官庁などに対して、本発明の管理システムの利用支出が
前記損失に比べて大幅に軽減されていることにより成立
する。
【0019】本発明では、賞罰ポイント管理システムに
係るサービス事業運営の主体として損害保険会社を中心
に説明するが、本発明のシステムにおけるビジネス付加
価値の蓋然性についてそれぞれが受益者という視点から
補足説明する。
【0020】損害保険会社にとって事故発生確率の低い
顧客の獲得は、ビジネス上の最重要テーマであり、この
目的遂行のために、上述した賞罰ポイント管理システム
を有効に活用できる。一方、事故発生確率は、損害保険
会社の支出に大きく関与し、複雑な発生要因がかかわる
とはいえ、主に、運転者の年齢、車両の種別、運転地
域、走行道路環境などの特性が関係してくる内容といえ
る。
【0021】このような特性と事故発生率や重大事故に
関する統計データは本発明システムの賞罰ポイントの算
出ベースとして適用が可能である。たとえば、特性に対
応した年間事故発生率に見合う係数を賞罰ポイント算出
の際に参照するのは合理性が高い。ただし特定地域にお
ける走行車両数、保有車両数、運転者数などは常に変動
するために、あくまで統計的推量として参照するにとど
まる。
【0022】これに対して賞罰ポイント管理システム
は、実際の車両走行履歴に基づくリアルタイム処理であ
るために、システム運用実績が増すにつれて事故発生確
率との相関に基づく賞罰ポイントの適正化が容易に図れ
る。たとえば、賞罰ポイント管理システムへ送信される
安全走行距離の累積値が全走行距離に占める割合が高く
なれば、損害保険会社からみた支出リスクは低減したと
みなされ、この低減効果を実績担保として保険料率低減
や優遇ポイント付与というサービスの原資を生むことが
出来る。
【0023】これは、損害保険会社の顧客満足度を高め
るので優良被保険者を確保し易くなり、その結果、事業
競争力が更に強化されるというビジネス付加価値を生む
ことができる。
【0024】道路建設、運輸、警察、消防等の行政監督
面からみた場合、交通事故発生による社会的損失が間接
的にせよ、一般納税者の実質負担になる事実を鑑みれ
ば、交通事故の未然防止を図るという本発明システムを
普及、汎用化させる上での動機付けが生まれてくる。こ
のための関係行政機関の役割として、安全走行支援ツー
ル(センサシステムや車載端末装置)の購入費用を補助
したり、車両関連税を軽減したりする優遇措置を発動す
ることが有効である。
【0025】これらにかかる費用の実績担保として、交
通事故の未然防止効果による支出削減費用を充当するこ
とができる。本発明システムの付加価値として道路交通
行政機関の究極目的である交通事故撲滅に向けた施策を
促進できる。
【0026】運転者からみた場合、安全走行支援ツール
が交通事故の未然防止に繋がること、その購入費が損害
保険料低減、行政機関の購入補助金、あるいは賞罰ポイ
ントによる還元などで補填、回収される可能性があるこ
と、さらには、本発明のシステムは、後述する実施の形
態に示したように、利用を強要される面が一切排除され
ていること、などから利用効果を享受し易い動機付けが
生まれる。
【0027】特に、後者について補足すれば、前述した
ようにシートベルトのように事故発生時の人身損傷を抑
止する受動型の安全走行支援ツールに比べて、事故を未
然防止する能動型の安全走行支援ツールには罰則規定に
よる法的強制力は馴染まない。
【0028】すなわち、事故の未然防止自体が運転者の
意志に大きく依存するからであり、このために本発明シ
ステムでは運転者の安全運転遂行に対する自発的意志を
尊重し、安全走行区間を任意に選択できるように工夫し
ている。全走行区間の運転状況をサービスセンタ側から
常時管理できるようなシステムは言い換えれば究極の自
動運転システムに近づく一つの形態であるが、常時監視
されている状況は運転者の心理面からみてコンセンサス
を得るには時間を要すると思われる。
【0029】次に、本発明の車両走行情報管理システム
において、賞罰ポイント付与の条件規定とサービス許諾
について補足説明する。賞罰ポイントの定義は、たとえ
ば、車両走行履歴から安全走行性を判定して報奨ポイン
ト(加点)と罰則ポイント(減点)を算出し、これらを
加算したポイントとする。
【0030】ここでいう安全走行性とは、道路速度規制
に対応する適正車速、発進・制動の適正度、加速・減速
率の適正度、ハンドル操作の適正度、前方車車間距離の
適正度などを基準にして、実際に送信された車両走行履
歴と比較して判定される。荒天時に道路速度規制が一時
的に変更されたとき、あるいは交通渋滞発生のような場
合、通常走行時に比べてチェックすべき優先項目を変更
すべきである。
【0031】このような変更が類似状況において過去に
発生した交通事故の原因を基に決定されることは合理性
が高い。たとえば高速道路における大渋滞の際には車両
のスムーズな発進と制動が追突防止の要点となる。
【0032】また、一般道路と高速道路では、賞罰ポイ
ントのベースとなる安全走行距離を一律にカウントする
のではなく、安全走行距離単位当たりの事故発生率を係
数として採用することは、合理性が高い。
【0033】サービス許諾に関しては、とくにサービス
拒絶がやむを得ないと判断される条件を規定しておくこ
とは重要である。たとえば、トンネル内や気象状況によ
り通信状況が悪い場所に対するサービス提供は困難が予
想される。また、過去の事故発生率データに基づいてサ
ービス許諾する道路領域を指定したり、賞罰ポイントの
算出係数を変更する方式も有用である。
【0034】
【発明の実施の形態】以下に添付の図を参照してこの発
明の実施の形態を詳細に説明する。図1はこの発明によ
る車両走行情報管理システムの一つの実施の形態を示し
ている。車両走行情報管理システムは、自動車等の車両
20に搭載されている通信機能付きのコンピュータによ
る情報端末装置21と双方向に無線通信することができ
るサーバ11をサービスセンタ10に有している。
【0035】サービスセンタ10は、たとえば、損害保
険会社、あるいはそれに類似した定款を有する事業会社
によって運営される形態のものであることが、サービス
内容の関連性や運用効率の面から見て適切である。
【0036】車両20は、車両制御系におけるセンサ類
から検知される車速、発進・制動、加速・減速度、操舵
等の制御情報を含む車両走行データ(車両の走行履歴に
関する車両走行情報)を記録する車両用ドライブレコー
ダとして、車載の情報端末装置21に、半導体メモリ等
による外部記憶装置22を内蔵している。
【0037】換言すれば、車載の情報端末装置21に付
帯する外部記憶装置22は、車両用ドライブレコーダと
して、車両制御系におけるセンサ類から検知される車
速、発進・制動、加速・減速度、操舵等の制御情報を含
む車両の走行履歴に関する車両走行情報を記録格納す
る。外部記憶装置22に記録された車両走行情報は、情
報端末装置21の通信機能によってサービスセンタ10
のサーバ11へ無線送信することができる。
【0038】また、情報端末装置21は、衛星通信によ
って車両位置情報を取得する周知のGPS機能も有して
おり、コンピュータ式のカーナビゲーション装置と兼
用、あるいはカーナビゲーション装置に組み込むことが
できる。
【0039】サービスセンタ10のサーバ11は、情報
端末装置21から発信された車両走行情報を受信し、受
信した車両走行情報を用いて付与すべき賞罰を演算し、
演算した賞罰に関する賞罰情報を記録保持すると共に、
車両走行情報送信元の情報端末装置21に発信する。賞
罰情報の記録保持は、賞罰情報をデータベース化してサ
ーバ11に付帯するハードディスク記憶装置等の外部記
憶装置13によって行うことができる。
【0040】車両走行情報管理システムを理解するため
に、図1の車両20が始点Aから終点Bに向けて走行す
る特定区間を想定して説明する。特定区間の始点Aと終
点Bにおいて、車両20はサービスセンタ10のサーバ
11の双方向に通信を行う。この双方向通信は、地上波
通信、衛星通信の何れによっても行うことができる。図
1では、通信衛星30を経由する無線ネットワークシス
テムの例を示している。
【0041】無線ネットワーク利用のために、車両20
には送受信の通信機能を有する車載情報端末として上述
の情報端末装置21が設けられ、サービスセンタ10に
はサーバ11と接続された送受信機能を有する通信装置
12が設けられている。
【0042】始点Aにおける通信内容は、運転者(車載
の情報端末装置21)がサービスセンタ10に向けて発
信するサービス・オンの依頼通知Caと、サービスセン
タ10が運転者に向けて発信するサービス諾否通知Sa
である。終点Bにおいては、運転者からサービスセンタ
10に向けて発信するサービス・オフ依頼/走行履歴情
報の通知Cbと、サービスセンタ10が運転者に発信す
る走行履歴情報の演算判定による賞罰ポイント付与情報
の通知Sbの通信が行われる。以上が、この発明による
車両走行情報管理方法を遂行する上での基本的な構成要
件である。
【0043】車両走行情報をサーバ11に伝送するため
の通信プロトコルや通信インターフェースの制御に関す
る処理をコンピュータに実行させるためのプログラム
(ソフトウェア)、並びに伝送された信号をサーバ11
で演算処理して賞罰ポイントを判定するためのアルゴリ
ズム及び判定した賞罰ポイントを送信するための制御に
関する処理をコンピュータに実行させるためのプログラ
ム(ソフトウェア)は、情報端末装置21に付帯する外
部記憶装置22や、サーバ11に付帯するハードディス
ク記憶装置、半導体メモリ等による外部記憶装置13に
記録されている。
【0044】また、走行履歴に関する車両走行情報をサ
ービスセンタ10に送信し、かつサービスセンタ10か
ら賞罰ポイント付与に関する情報を受信するための制御
に関する処理、及び情報端末装置21のタッチパネル付
き表示画面21B(図3参照)に通信内容メニュを表示
するための制御に関する処理、サービスセンタ10から
賞罰ポイント付与に関する情報をリムーバブルな記録媒
体であるICカード等によるIDカード23に書き込む
めの制御に関する処理をコンピュータに実行させるため
のプログラム(ソフトウェア)も、情報端末装置21に
付帯する外部記憶装置22に記録されている。
【0045】上述のプログラムは、フロッピー(登録商
標)ディスク、CD−ROM、MO、DVD等のコンピ
ュータで読み取り可能な記録媒体に記録でき、コンピュ
ータによって記録媒体から読み出されることによって実
行され、またこのプログラムは、上述のような記録媒体
を介してインターネット等のネットワークを介して配布
することもできる。
【0046】この発明による車両走行情報管理システム
に関して、具体的操作を含む処理手順について図2に示
されているフローチャートを参照して説明する。第1の
ステップ(ステップS1)において、運転者はサービス
センタ10と入会契約を取り交わし、所有車両の車載情
報端末の識別番号(以下、車両IDと記す)、もしくは
運転者個人の識別番号(以下、運転者IDと記す)を取
得し、IDカード23(図3参照)を受け取る。
【0047】この入会契約の申し込み、ID番号の取得
は、書面、電話等による以外に、情報端末装置21とサ
ーバ11との双方向通信によってオンラインにより行う
ことも可能である。ID番号はサービスセンタ10のサ
ーバ11に付帯する外部記憶装置13に記録管理され
る。
【0048】第2のステップ以降は具体的な操作を行う
ステップとなる。第2のステップ(ステップS2)にお
いて、図3に示されているように、運転者が車載の情報
端末装置21の前面に設けられているスロット21Aに
IDカード23を挿入し、情報端末装置21のタッチパ
ネル付き表示画面21Bに表示される機能メニュから
「安全運転インセンティブ」の項目を選択し、送信スイ
ッチ21Cを押下する。
【0049】このスイッチ操作により、情報端末装置2
1からサービス開始の依頼通知とIDカード23より読
取ったID番号と共にGPS信号受信機能により取得し
た車両位置情報がサービスセンタ10のサーバ11に向
けて送信される。
【0050】第3のステップ(ステップS3)において
は、サービスセンタ10に設置されている通信装置12
を経由して車載の情報端末装置21よりのサービス依頼
通知と車両位置情報の信号がサーバ11に伝送される。
サーバ11は付帯の外部記憶装置13に記録管理されて
いる会員データベースや道路地図データベース等を参照
して車両走行情報の演算処理を行う。
【0051】つまり、サーバ11は、サービス開始点に
おいて運転者、車両、及び車両現在位置を特定し、さら
に道路交通状況や気象状況などのリアルタイム情報を加
味したサーバ演算処理によりサービス開始の諾否を判定
し、この判定結果の信号を通信装置12に伝送して運転
者(リクエスト元の情報端末装置22)に向けて送信す
る。
【0052】この判定結果は、リクエスト元の情報端末
装置21で受信され、タッチパネル付き表示画面21B
に表示される。判定結果がサービス拒絶のときには、そ
の拒絶理由がタッチパネル付き表示画面21Bに表示さ
れ、サービスセンタ10との交信は終了する。
【0053】サービス開始が許諾されたときには、次の
ステップに移る。運転者は、サービス開始通知と共に
「走行履歴記録オン」メニュがタッチパネル付き表示画
面21Bに表示されたことを確認し、スイッチ21Cを
押下して車両をスタートさせる。運転者に対するサービ
ス諾否の通知方法として、表示部の発光明滅や通知音等
により、注意を促して運転者の認知を容易にすることは
効果的である。
【0054】運転者が車両をスタートさせて終点Bに至
る間、車両走行情報は車載の情報端末装置21の外部記
憶装置22に記録される。車両走行情報としては、たと
えば、車載ミリ波レーダによる車間距離検知情報や車両
制御系のセンサ検知情報(車速、発進・制動、加速・減
速度、ヨーレイト)などを含むことができる。
【0055】第4のステップ(ステップS4)において
は、運転者が送信した走行履歴に関する車両走行情報を
サーバ11によって高速演算処理し、賞罰ポイントを算
出する。この賞罰ポイントの算出結果は、サーバの記録
装置、例えば、外部記憶装置13に記録されると共に、
送信元の情報端末装置21に送信され、IDカード23
に記録される。
【0056】具体的には、運転者が、終点Bにおいてタ
ッチパネル付き表示画面21Bに表示される「走行履歴
記録オフ」の項目を選択し、スイッチ21Cを押下して
走行履歴の記録動作を終了させる。このスイッチ操作と
連動してサービス・オフ依頼通知と共に車両走行履歴情
報が、情報端末装置21よりサービスセンタ11に向け
て自動的に発信される。
【0057】サービスセンタ10においては、通信装置
12によって車両走行情報を受信してサーバ11に伝送
する。サーバ11においては、サービスセンタ10のサ
ーバ11に付帯する外部記憶装置13に格納されている
安全走行管理データベース等を参照し、受信した車両走
行履歴情報から安全運転度を判定して運転者に付与すべ
き賞罰ポイントを算出する。このようにして算出される
賞罰ポイントは、サービス実施日時や車両走行地域等の
付帯情報と共にサーバ11の外部記憶装置13に記録さ
れて顧客別にテータベース化されて管理される。
【0058】また、算出された賞罰ポイントに関する情
報は、通信装置12によって車両走行履歴情報送信元の
情報端末装置21へ送信され、車載の情報端末装置21
のタッチパネル付き表示画面21Bに賞罰ポイントを表
示することにより、最新の賞罰ポイントを運転者に通知
する。また通知された賞罰ポイントは情報端末装置20
のスロット21Aに挿入されているIDカード23に自
動的に記録される。以上のような第1のステップから第
4のステップを通して、本発明の車両走行情報管理シス
テムにおける賞罰付与ステップが完了する。
【0059】第5のステップ(ステップS5)は、賞罰
ポイントを運転者IDカードあるいは車両IDカードで
支払い決済する利用ステップである。車両を特定する車
両IDカードは、たとえばトラック運送会社のように同
一車両を複数運転者が使用するケースで有用である。
【0060】運送会社は、複数運転者により同一の車両
IDカードに累積された賞罰ポイントを利用して損害保
険会社の保険契約料金支払いに補填できる。損害保険会
社は、たとえば、年間走行距離を基準にした賞罰ポイン
ト累計値から運送業者の安全運転度を算出し、これを保
険契約料ディスカウントに反映する合理的な新規商品を
提供できる。
【0061】一方、運転者個人が取得した運転者IDカ
ードは、情報端末装置21を装備する全ての車両に有効
であり、累積した賞罰ポイントを用いて多種多様な支払
い決済に利用する分野が想定される。実施例のIDカー
ド23は、通常のICカード機能と同様に、セキュリテ
ィ機能やデータ保護機能を有する半導体フラッシュメモ
リ回路を内蔵している。
【0062】したがって、メモリ記録された賞罰ポイン
トは、セキュリティ暗号識別を含む機能互換性を有する
電子決済ネットワークシステムの端末装置にIDカード
23を挿入し、さらに暗証番号を入力して認証確認する
ステップを踏むことにより、各種の提携サービスを安全
に利用することができる。
【0063】この他の利用方法として、サービスセンタ
10のサーバ11に記録された会員別の賞罰ポイントを
キャシュバックとして、銀行端末カードから直接引き出
せるようにした連携システムを利用することができる。
【0064】このように本発明の車両走行情報管理シス
テムを身近な電子商取引ネットワークシステムと連携さ
せることにより、ネットショッピングやガソリンスタン
ドなどの支払い決済システム等に容易に応用できる。
【0065】以上の第1のステップ〜第5のステップに
より、運転者は自らの意志によって選択して決定した車
両走行区間で、走行履歴に関する車両走行情報をサービ
スセンタ10に送ってサービスセンタ10の判定評価を
受け、この判定評価により決定された賞罰ポイントを取
得し、この賞罰ポイントを支払い決済システムに利用す
るという実施の形態の一連の流れについて説明した。
【0066】次に、本発明システムを運転者が利用する
上で、利便性を高める実施の形態について説明する。運
転者が直接操作する車載情報端末は表示形式を含めた改
善がなされるが、表示形式やコンテンツを制御するソフ
トウェア(プログラム)のバージョンアップに関して、
たとえば、無線ネットワークシステムを利用してサービ
スセンタ10のサーバ11からソフトウェアをダウンロ
ードするサービスが可能である。このサービスを制御す
るソフトウェアはサーバ11の記録媒体に記録されてい
る。
【0067】具体的には、サービスセンタ10のサーバ
11と連携したインターネットのホームページに、たと
えば車載情報端末の表示用ソフトウェアのバージョンア
ップ情報を掲載し、無償ダウンロードを可能とするサー
ビスが可能である。
【0068】さらに、運転者は、PC規格対応の運転者
IDカードをパーソナルコンピュータ(PC)等のIC
カード用スロットに挿入して、新規な表示用ソフトウェ
アをダウンロードしたり、PC内蔵ソフトウェアにより
運転者の嗜好に応じてカスタマイズすることができる。
あるいはPC機能を有する車載情報端末の場合には、運
転者は車両内にて新規ソフトウェアをインターネット無
線ネットワーク経由によりダウンロードできる。
【0069】このようなインターネット活用機能は、た
とえば無線音楽配信機能、移動無線端末、オートPC、
カーナビゲーションシステムなど各種の車載機器機能と
連携した統合制御システムに適用することができる。統
合制御システムにおいては、タッチパネルや高性能CP
Uを共有してシステム全体のコストパーフォーマンスを
高めることが可能である。
【0070】なお、本発明による車両走行情報管理シス
テムは、たとえば、乗用車メーカのコマーシャル配信と
連携した無償の安全診断サービスやインターネットのポ
ータルサイトからの通信サービス等との連携が可能であ
り、サービスセンタ10の運営主体としては、実施の形
態で述べた損害保険会社やそれに類似の定款を有する事
業会社の範囲にとどまらないことは自明である。
【0071】さらに、車両に搭載されたドライブレコー
ダや、それに類する装置に記録された車両の走行性能や
安全保守機能をサーバ11で演算処理により求め、演算
処理により判定される診断結果を運転者に通知する新規
サービスが可能である。また、その診断結果により車両
に不具合が発見された場合には、該当車両に近接する修
理サービス会社を紹介する付帯サービスも可能である。
【0072】なお、サービスセンタ10のサーバ11が
演算した賞罰ポイントは、必ずしも送信元の情報端末装
置21に送信してユーザ側のIDカード23に記録する
必要はなく、サービスセンタ10側でその情報を記録保
持してサービスセンタ10側で一括管理してもよい。こ
の場合には、IDカード23は、磁気カードのように、
ID情報を保持するものであればよい。
【0073】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、本発
明による車両走行情報管理方法、車両走行情報管理シス
テム及び車載情報端末装置によれば、運転者に対する安
全走行支援ツールを活用した交通事故の未然防止の動機
付与が容易に図られ、これによりもたらされる人命救済
という社会的効果だけでなく、交通事故発生に付随する
諸々の社会的損失を抑止する経済的効果を発揮でき、さ
らには、この経済的効果を担保とした蓋然性の高いビジ
ネス付加価値性を生み出す正帰還効果を発揮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による車両走行情報管理システムの一つ
の実施の形態を示すシステム構成を示す図。
【図2】図1の車両走行情報管理システムの処理ステッ
プを示すフローチャート。
【図3】図1の車両走行情報管理システムの車載情報端
末装置を示す図。
【符号の説明】 10 サービスセンタ 11 サーバ 12 通信装置 13 外部記憶装置 20 車両 21 情報端末装置 22 外部記憶装置 23 IDカード 30 通信衛星
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 7/26 H04B 7/26 H (72)発明者 仲沢 照美 茨城県ひたちなか市大字高場2520番地 株 式会社日立製作所自動車機器グループ内 Fターム(参考) 3D037 FA23 5H180 AA01 BB05 CC12 EE10 FF05 FF10 FF13 FF22 FF32 5K067 AA35 BB03 EE00 EE02 EE07 FF02 HH22 HH23 KK00

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の走行履歴に関する車両走行情報を
    車載情報端末装置よりサーバに受信し、サーバによって
    受信した車両走行情報を用いて車両の走行状況を判断
    し、判断結果に応じて付与すべき賞罰を演算し、演算し
    た賞罰に関する賞罰情報を記録保持することを特徴とす
    る車両走行情報管理方法。
  2. 【請求項2】 前記演算した賞罰に関する賞罰情報の記
    録保持は、前記サーバで行うか、もしくは、前記賞罰情
    報を車両走行情報発信元の車載情報端末装置に発信して
    該車載情報端末装置で行うことを特徴とする請求項1に
    記載の車両走行情報管理方法。
  3. 【請求項3】 サーバを備えたセンタと、情報端末装置
    を搭載した車両とを有して構成される車両走行情報管理
    システムであって、 前記情報端末装置は、前記サーバと双方向に通信し、 前記サーバは、前記情報端末装置から発信される車両走
    行情報を受信し、受信した前記車両走行情報を用いて付
    与すべき賞罰を演算し、演算された賞罰に関する賞罰情
    報を記録保持すること、 を特徴とする車両走行情報管理システム。
  4. 【請求項4】 前記演算した賞罰に関する賞罰情報の記
    録保持は、前記サーバで行うか、もしくは、前記賞罰情
    報を車両走行情報発信元の車載情報端末装置に発信して
    該車載情報端末装置で行うことを特徴とする請求項3に
    記載の車両走行情報管理システム。
  5. 【請求項5】 請求項3又は4に記載の車両走行情報管
    理システムで使用される車載情報端末装置であって、 車両走行情報を送信する手段と、 前記サーバより送信される賞罰に関する賞罰情報を画面
    表示する手段と、 を有していることを特徴とする車載情報端末装置。
  6. 【請求項6】 前記サーバより送信される賞罰に関する
    賞罰情報を記録媒体に書き込む手段を有していることを
    特徴とする請求項5に記載の車載情報端末装置。
  7. 【請求項7】 前記記録媒体は、前記車載情報端末装置
    に着脱可能なリムーバブルなICカード等の記録媒体で
    あり、当該記録媒体を着脱可能に装着されることを特徴
    とする請求項6記載の車載情報端末装置。
  8. 【請求項8】 コンピュータに、 車両の走行履歴に関する車両走行情報を車載情報端末装
    置より受信する受信ステップと、 受信した前記車両走行情報を用いて付与すべき賞罰を演
    算する演算ステップと、 演算された前記賞罰に関する賞罰情報を発信する発信ス
    テップとを、 実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り
    可能な記録媒体。
  9. 【請求項9】 コンピュータに、 車両の走行履歴に関する車両走行情報を発信する発信ス
    テップと、 前記走行履歴に対応した賞罰情報を受信する受信ステッ
    プと、 受信した前記賞罰情報を表示するための表示ステップ
    と、 受信した前記賞罰情報を記録媒体に書き込むための書き
    込みステップとを、実行させるプログラムを記録したコ
    ンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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