JP2000183468A - 樹脂成形配線板及びその製造方法 - Google Patents

樹脂成形配線板及びその製造方法

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JP2000183468A
JP2000183468A JP35784998A JP35784998A JP2000183468A JP 2000183468 A JP2000183468 A JP 2000183468A JP 35784998 A JP35784998 A JP 35784998A JP 35784998 A JP35784998 A JP 35784998A JP 2000183468 A JP2000183468 A JP 2000183468A
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resin
molding
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metal frame
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Tomoyuki Nakada
友之 中田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 導電部としての複数列の金属フレームと、前
記金属フレームを挟むようにして前記金属フレームの周
囲を覆う第1樹脂部と第2樹脂部とを有する樹脂成形配
線板において、金属フレーム間の絶縁距離を大きくした
り、樹脂部の厚みを厚くしたりしないで、信頼性、コス
ト、小型化を改善する。 【解決手段】 金属フレーム間に第1次成形時に絶縁性
のリブ等を設け、該リブ等と密着するように第2次成形
する。これにより、絶縁距離を確保できる。または、第
1次成形時に第2次成形による樹脂部との密着面に微細
な凹凸加工を施して密着性を向上させてもよい。これに
より、曲げ応力による界面剥離を防ぎ、強度と絶縁性能
を向上できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機等の一
般家電機器に使用される電子制御装置に半田付けやコネ
クタにて接続される、導電性金属フレームを樹脂により
インサート成形した樹脂成形配線板(以下モールド配線
板と呼ぶ)及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、2次成形を行うモールド配線板の
樹脂成形は以下のようにして行なわれていた。
【0003】まず、板状の金属板を金型にて所定形状に
打ち抜き、モールド配線板用の金属フレームを得る。打
ち抜き加工された金属フレームは、樹脂モールドの中央
部にモールドされるように、樹脂金型に位置決めのため
金型押えピンにより固定し、金型内に樹脂を注入して第
1次成形がなされる。よって、第1次成形時に押えピン
の箇所は樹脂モールドがされない。
【0004】次に、第2次成形を行なう。第2次成形時
には、第1次成形をした部分を金型にて固定して位置決
めを行ない、第1次成形の際の押さえピンがあった部分
にも樹脂を充填する。かくして、金属フレームの両面が
樹脂によりモールド成形されたモールド配線板が得られ
る。
【0005】図5は従来の方法によるモールド配線板に
おいて、第1次成形後の状態を示した斜視図である。図
中、101は金属フレーム、110は第1次成形による
樹脂部を示す。
【0006】図6は、従来の方法によって得られたモー
ルド配線板の内部構造を示した厚み方向断面図である。
図中、120は第2次成形による樹脂部を示す。
【0007】図7は、従来の方法によって得られたモー
ルド配線板の概略構成を示した図であり、(A)は平面
図、(B)は(A)のII−II線での矢印方向から見た断
面図である。図中、122は、第1次成形の際に押さえ
ピンのためにモールドされなかった部分に充填された第
2次成形による樹脂部を示す。
【0008】図5〜図7に示したように、従来、第1次
成形をするときの金属フレームの固定は平面形状が矩形
の角ピン等により行なっていた。また、第1次成形は、
金属フレームの片面が露出し、金属フレーム間の第1次
成形による樹脂部は金属フレームの露出面と同一平面を
形成するように樹脂成形していた。そして、第2次成形
時に、金属フレームの露出面と金属フレーム間の第1次
成形による樹脂部とに、第2次成形による樹脂部が密着
するように樹脂モールドしていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の構成では、金属フレームが長い場合は、金属フレ
ーム間に樹脂が廻り込まずに隣接するフレーム間に気泡
ができることがあった。また、モールド配線板を半田デ
ィップ層などにより半田加熱するときの熱やモールド配
線板への曲げ応力により第1次成形による樹脂部と第2
次成形による樹脂部との接合界面に剥離が生じ、絶縁劣
化を生じる危険があった。したがって、フレーム間の絶
縁距離を大きくとったり、第1次成形による樹脂部と第
2次成形による樹脂部との密着性を確保するために両者
が重なり合う面積を大きくしたり、樹脂モールドの厚み
を厚くしたりする必要があり、信頼性、コスト、小型化
に対して大きな障害となっていた。
【0010】本発明はこのような従来の課題を解決する
ものであり、モールド配線板の絶縁性能を確保するとと
もに、外力に対する強度向上等により信頼性を向上させ
ることが可能な樹脂成形配線板、及びその製造方法を提
供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために以下の構成とするものである。
【0012】即ち、本発明の第1の構成にかかる樹脂成
形配線板は、導電部としての複数列の金属フレームと、
前記金属フレームを挟むようにして前記金属フレームの
周囲を覆う第1樹脂部と第2樹脂部とを有する樹脂成形
配線板であって、前記金属フレームの間の前記第1樹脂
部と第2樹脂部との接合面の前記第1樹脂部側に、凸状
のリブ又は凹状の溝を有することを特徴とする。
【0013】また、本発明の第1の構成にかかる樹脂成
形配線板の製造方法は、導電部としての複数列の金属フ
レームの少なくとも片面を覆うように樹脂成形する第1
次成形と、前記金属フレームの前記第1次成形で覆われ
ていない側の面、及び前記金属フレーム間の前記第1次
成形による樹脂部と密着するように樹脂成形する第2次
成形とを有する樹脂成形配線板の製造方法であって、前
記第1次成形において、前記金属フレームの間に凸状の
リブ又は凹状の溝を形成し、前記第2次成形において、
前記リブ又は溝と密着するように樹脂成形を行なうこと
を特徴とする。
【0014】上記第1の構成にかかる樹脂成形配線板及
び樹脂成形配線板の製造方法によれば、第1次成形時に
金属フレーム間に凸状のリブ又は凹状の溝を設け、第2
次成形時に該凹凸と噛み合うように成形することによ
り、金属フレーム間の絶縁性が向上するとともに、第1
次成形による樹脂部と第2次成形による樹脂部との間の
密着性の向上をはかることができる。更に、第2次成形
後には確認しずらくなる絶縁不良を第1次成形の目視確
認にて行なうことができ、不良品を第2次加工前に選別
除去することが可能となり、製造ロスを防ぐことができ
る。
【0015】また、本発明の第2の構成にかかる樹脂成
形配線板は、導電部としての複数列の金属フレームと、
前記金属フレームを挟むようにして前記金属フレームの
周囲を覆う第1樹脂部と第2樹脂部とを有する樹脂成形
配線板であって、前記金属フレームの間の前記第1樹脂
部と第2樹脂部との接合面の前記第1樹脂部側に微細な
凹凸を有することを特徴とする。
【0016】また、本発明の第2の構成にかかる樹脂成
形配線板の製造方法は、導電部としての複数列の金属フ
レームの少なくとも片面を覆うように樹脂成形する第1
次成形と、前記金属フレームの前記第1次成形で覆われ
ていない側の面、及び前記金属フレーム間の前記第1次
成形による樹脂部と密着するように樹脂成形する第2次
成形とを有する樹脂成形配線板の製造方法であって、前
記第1次成形において、前記第2次成形による樹脂と接
触する樹脂表面の少なくとも一部に微細な凹凸を形成す
ることを特徴とする。
【0017】上記第2の構成にかかる樹脂成形配線板及
び樹脂成形配線板の製造方法によれば、第1次成形にお
いて、第2次成形と重なり合う部分の表面に例えば梨地
状の表面処理などにより微細な凹凸が形成されているの
で、該凹凸部での第1次成形による樹脂部と第2次成形
による樹脂部との密着性が高くなり、モールド配線板に
加わる曲げ応力等に対して強度向上をはかり、界面剥離
を防止できる。この結果、金属フレーム間の絶縁性能の
確保をより確実にできる。
【0018】更に、本発明の第3の構成にかかる樹脂成
形配線板は、導電部としての複数列の金属フレームと、
前記金属フレームを挟むようにして前記金属フレームの
周囲を覆う第1樹脂部と第2樹脂部とを有する樹脂成形
配線板であって、前記第1の樹脂部と前記第2の樹脂部
との接合面の角部の少なくとも一部が略円弧状であるこ
とを特徴とする。
【0019】また、本発明の第3の構成にかかる樹脂成
形配線板の製造方法は、導電部としての複数列の金属フ
レームを押さえピンで固定しながら、その少なくとも片
面を覆うように樹脂成形する第1次成形と、前記金属フ
レームの前記第1次成形で覆われていない側の面、及び
前記金属フレーム間の前記第1次成形による樹脂部と密
着するように、かつ前記押さえピンがあった部分に樹脂
が充填されるように樹脂成形する第2次成形とを有する
樹脂成形配線板の製造方法であって、前記押さえピンの
平面形状における角部が略円弧状を有することを特徴と
する。
【0020】上記第3の構成にかかる樹脂成形配線板及
び樹脂成形配線板の製造方法によれば、第1次成形によ
る樹脂部と第2次成形による樹脂部との接合面の角部が
略円弧状に形成されているので、両者の密着性を高め、
モールド配線板に加わる曲げ応力等に対しての強度向上
をはかり、界面剥離を防止できる。この結果、金属フレ
ーム間の絶縁性能の確保をより確実にできる。
【0021】従って、本発明の上記の各構成によれば、
金属フレーム間の絶縁距離を大きくとったり、第1次成
形による樹脂部と第2次成形による樹脂部との密着性を
確保するために接合面積を大きくしたり、樹脂モールド
の厚みを厚くしたりする必要がなくなり、信頼性、コス
ト、小型化に対して大きな効果を奏する。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0023】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1に係るモールド配線板の、第1次成形後の状態を
示した斜視図である。図中、1は金属フレーム、10は
第1次成形による樹脂部(以下、第1樹脂部と称するこ
とがある)、11は凸状のリブ、12は凹状の溝を示
す。
【0024】図1に示すように、配列された導電部とし
ての金属フレーム1の隣接する金属フレーム1間に、第
1次成形時に凸状のリブ11又は凹状の溝12を形成す
る。金属フレーム1間の絶縁は第1樹脂部10の沿面上
の距離となるため、リブ11の高さ又は溝12の深さの
2倍分の絶縁距離が余計に確保されることになる。
【0025】図2は、本発明の実施の形態1に係るモー
ルド配線板の内部構造を示した厚み方向断面図である。
図中、20は第2次成形による樹脂部(以下、第2樹脂
部と称することがある)を示す。
【0026】第2次成形時に樹脂のショートショットの
発生により内部に気泡が生じた場合は目視による確認は
困難となる。しかし第1次成形時に形状を構成すること
により、従来の平面形状では発見が困難であった気泡の
目視による検査確認が可能となり、不良品を第2次加工
前に選別除去することができ、製造ロスを防ぐことがで
きる。
【0027】また、第1樹脂部10と第2樹脂部20と
がリブ11又は溝12を介して密着するので、密着面積
が拡大し、両者の密着性が向上する。この結果、曲げ等
に対する機械強度が向上し、モールド配線板の信頼性が
高まる。
【0028】(実施の形態2)図3は、本発明の実施の
形態2に係るモールド配線板の内部構造を示した厚み方
向断面図である。図中、1は金属フレーム、10は第1
次成形による樹脂部(第1樹脂部)、20は第2次成形
による樹脂部(第2樹脂部)、13は第1樹脂部の表面
に形成された梨地状の凹凸面を示す。
【0029】図3に示すように、第1次成形時に、第2
樹脂部と接合する接合面に梨地状の凹凸13を形成して
おくことにより、第1次樹脂部10と第2次樹脂部20
との接合面の表面積が増加し、接合強度がアップし、モ
ールド配線板への曲げ応力に対して界面剥離を起こしに
くくなる。
【0030】なお、梨地状の凹凸面13は、例えば、第
一次成形用金型に所定の凹凸形状を付与しておくことに
よって形成することができる。
【0031】(実施の形態3)図4は、本発明の実施の
形態3に係るモールド配線板の概略構成を示した図であ
り、(A)は平面図、(B)は(A)のI−I線での矢
印方向から見た断面図である。図中、1は金属フレー
ム、10は第1次成形による樹脂部(第1樹脂部)、2
0は第2次成形による樹脂部(第2樹脂部)、22は、
第1次成形の際に押さえピンのためにモールドされなか
った部分に充填された第2次成形による樹脂部を示す。
【0032】上述のように、第1次成形時に金属フレー
ムを固定する際に使用する押さえピンの部分は第1次成
形時には樹脂モールドされず、第2次成形時に樹脂が充
填される。従って、第2次成形時に樹脂が充填される押
さえピンがあった部分のモールド形状は、押さえピンの
形状がそのまま反映される。
【0033】図7で説明したように、従来は、第1次成
形時の押さえピンとして平面形状が矩形の角ピンを使用
していたので、押さえピン部分の第2樹脂部122の平
面形状は矩形を有し、モールド配線板に曲げ応力が加わ
った場合に4角のコーナー部より第1樹脂部と第2樹脂
部とが剥離しやすい。
【0034】本実施の形態では、第1次成形時の押えピ
ンのコーナー部を略円弧状にすることにより、第1樹脂
部と第2樹脂部との剥離応力を分散させることができる
ので、剥離応力を抑え、界面の応力剥離に対する強度ア
ップを可能にしている。
【0035】本発明の樹脂成形配線板及びその製造方法
は、上記の実施の形態1〜3のうちのなくとも1つを備
えていればよいが、同時に2つ又は3つの形態を備える
ものであっても勿論かまわない。
【0036】
【発明の効果】本発明の第1の構成にかかる樹脂成形配
線板及び樹脂成形配線板の製造方法によれば、第1次成
形時に金属フレーム間に凸状のリブ又は凹状の溝を設
け、第2次成形時に該凹凸と噛み合うように成形するこ
とにより、金属フレーム間の絶縁性が向上するととも
に、第1次成形による樹脂部と第2次成形による樹脂部
との間の密着性の向上をはかることができる。更に、第
2次成形後には確認しずらくなる絶縁不良を第1次成形
の目視確認にて行なうことができ、不良品を第2次加工
前に選別除去することが可能となり、製造ロスを防ぐな
どの効果を奏する。
【0037】また、本発明の第2の構成にかかる樹脂成
形配線板及び樹脂成形配線板の製造方法によれば、第1
次成形において、第2次成形と重なり合う部分の表面に
例えば梨地状の表面処理などにより微細な凹凸が形成さ
れているので、該凹凸部での第1次成形による樹脂部と
第2次成形による樹脂部との密着性が高くなり、モール
ド配線板に加わる曲げ応力等に対して強度向上をはか
り、界面剥離を防止できる。この結果、金属フレーム間
の絶縁性能の確保をより確実にできる。
【0038】更に、本発明の第3の構成にかかる樹脂成
形配線板及び樹脂成形配線板の製造方法によれば、第1
次成形による樹脂部と第2次成形による樹脂部との接合
面の角部が略円弧状に形成されているので、両者の密着
性を高め、モールド配線板に加わる曲げ応力等に対して
の強度向上をはかり、界面剥離を防止できる。この結
果、金属フレーム間の絶縁性能の確保をより確実にでき
る。
【0039】従って、本発明の上記の各構成によれば、
金属フレーム間の絶縁距離を大きくとったり、第1次成
形による樹脂部と第2次成形による樹脂部との密着性を
確保するために接合面積を大きくしたり、樹脂モールド
の厚みを厚くしたりする必要がなくなり、信頼性、コス
ト、小型化に対して大きな効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係るモールド配線板
の、第1次成形後の状態を示した斜視図である。
【図2】 本発明の実施の形態1に係るモールド配線板
の内部構造を示した厚み方向断面図である。
【図3】 本発明の実施の形態2に係るモールド配線板
の内部構造を示した厚み方向断面図である。
【図4】 本発明の実施の形態3に係るモールド配線板
の概略構成を示した図であり、(A)は平面図、(B)
は(A)のI−I線での矢印方向から見た断面図であ
る。
【図5】 従来の方法によるモールド配線板において、
第1次成形後の状態を示した斜視図である。
【図6】 従来の方法によって得られたモールド配線板
の内部構造を示した厚み方向断面図である。
【図7】 従来の方法によって得られたモールド配線板
の概略構成を示した図であり、(A)は平面図、(B)
は(A)のII−II線での矢印方向から見た断面図であ
る。
【符号の説明】
1 金属フレーム 10 第1次成形による樹脂部(第1樹脂部) 11 凸状のリブ 12 凹状の溝 13 梨地状の凹凸面 20 第2次成形による樹脂部(第2樹脂部) 22 第1次成形の際の押さえピン部に充填された第2
次成形による樹脂部101 金属フレーム 110 第1次成形による樹脂部 120 第2次成形による樹脂部 122 第1次成形の際の押さえピン部に充填された第
2次成形による樹脂部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電部としての複数列の金属フレーム
    と、前記金属フレームを挟むようにして前記金属フレー
    ムの周囲を覆う第1樹脂部と第2樹脂部とを有する樹脂
    成形配線板であって、 前記金属フレームの間の前記第1樹脂部と第2樹脂部と
    の接合面の前記第1樹脂部側に、凸状のリブ又は凹状の
    溝を有することを特徴とする樹脂成形配線板。
  2. 【請求項2】 導電部としての複数列の金属フレーム
    と、前記金属フレームを挟むようにして前記金属フレー
    ムの周囲を覆う第1樹脂部と第2樹脂部とを有する樹脂
    成形配線板であって、 前記金属フレームの間の前記第1樹脂部と第2樹脂部と
    の接合面の前記第1樹脂部側に微細な凹凸を有すること
    を特徴とする樹脂成形配線板。
  3. 【請求項3】 導電部としての複数列の金属フレーム
    と、前記金属フレームを挟むようにして前記金属フレー
    ムの周囲を覆う第1樹脂部と第2樹脂部とを有する樹脂
    成形配線板であって、 前記第1の樹脂部と前記第2の樹脂部との接合面の角部
    の少なくとも一部が略円弧状であることを特徴とする樹
    脂成形配線板。
  4. 【請求項4】 導電部としての複数列の金属フレームの
    少なくとも片面を覆うように樹脂成形する第1次成形
    と、 前記金属フレームの前記第1次成形で覆われていない側
    の面、及び前記金属フレーム間の前記第1次成形による
    樹脂部と密着するように樹脂成形する第2次成形とを有
    する樹脂成形配線板の製造方法であって、 前記第1次成形において、前記金属フレームの間に凸状
    のリブ又は凹状の溝を形成し、 前記第2次成形において、前記リブ又は溝と密着するよ
    うに樹脂成形を行なうことを特徴とする樹脂成形配線板
    の製造方法。
  5. 【請求項5】 導電部としての複数列の金属フレームの
    少なくとも片面を覆うように樹脂成形する第1次成形
    と、 前記金属フレームの前記第1次成形で覆われていない側
    の面、及び前記金属フレーム間の前記第1次成形による
    樹脂部と密着するように樹脂成形する第2次成形とを有
    する樹脂成形配線板の製造方法であって、 前記第1次成形において、前記第2次成形による樹脂と
    接触する樹脂表面の少なくとも一部に微細な凹凸を形成
    することを特徴とする樹脂成形配線板の製造方法。
  6. 【請求項6】 導電部としての複数列の金属フレームを
    押さえピンで固定しながら、その少なくとも片面を覆う
    ように樹脂成形する第1次成形と、 前記金属フレームの前記第1次成形で覆われていない側
    の面、及び前記金属フレーム間の前記第1次成形による
    樹脂部と密着するように、かつ前記押さえピンがあった
    部分に樹脂が充填されるように樹脂成形する第2次成形
    とを有する樹脂成形配線板の製造方法であって、 前記押さえピンの平面形状における角部が略円弧状を有
    することを特徴とする樹脂成形配線板の製造方法。
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