JP2000182293A - テープドライブ装置、記録媒体 - Google Patents

テープドライブ装置、記録媒体

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JP2000182293A
JP2000182293A JP10353389A JP35338998A JP2000182293A JP 2000182293 A JP2000182293 A JP 2000182293A JP 10353389 A JP10353389 A JP 10353389A JP 35338998 A JP35338998 A JP 35338998A JP 2000182293 A JP2000182293 A JP 2000182293A
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tape
magnetic tape
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partition
area
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JP10353389A
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Yoshihisa Takayama
佳久 高山
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Original Assignee
Sony Corp
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  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 指定した位置でのアンロードを実現する。 【解決手段】 ホストコンピュータからイジェクトコマ
ンドを受信すると、ロードポイントイネーブルフラグF
L311bの内容の判別を行い(S001、S00
2)、ロードポイントイネーブルフラグFL311aが
例えば「1」、すなわちロードポイントFL311aが
有効である判別した場合には、ロードポイントFL31
1aで指定されているパーティションの直前のデバイス
エリアまたはオプショナルデバイスエリアのサーチを開
始する(S006)。そして、所望するデバイスエリア
に到達した場合に(S007)、所要のアンローディン
グ処理を行って、テープカセット1の排出を行う(S0
05、S006)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テープドライブ装
置、記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】デジタルデータを磁気テープに記録/再
生することのできるドライブ装置として、いわゆるテー
プストリーマドライブが知られている。このようなテー
プストリーマドライブは、メディアであるテープカセッ
トのテープ長にもよるが、例えば数十〜数百ギガバイト
程度の膨大な記録容量を有することが可能であり、この
ため、コンピュータ本体のハードディスク等のメディア
に記録されたデータをバックアップするなどの用途に広
く利用されている。また、データサイズの大きい画像デ
ータ等の保存に利用する場合にも好適とされている。
【0003】そして、上述のようなテープストリーマド
ライブとして、例えば、8ミリVTRのテープカセット
を記録媒体として、回転ドラムの所要の位置に備えられ
ている記録ヘッド、再生ヘッドによるヘリカルスキャン
方式を採用してデータの記録/再生を行うようにされた
ものが提案されている。
【0004】上記のような8ミリVTRのテープカセッ
トを利用したテープストリーマドライブでは、記録/再
生データの入出力インターフェースとして例えばSCS
I(Small Computer System Interface)を用いる。そし
て、記録時においては例えばホストコンピュータから供
給されるデータがSCSIインターフェースを介して入
力され、この入力データが所定の圧縮処理、エンコード
処理されてテープカセットの磁気テープに記録される。
また、再生時であれば、磁気テープのデータが読み出さ
れ、必要なデコード処理が施されて、SCSIインター
フェースを介してホストコンピュータに伝送される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、磁気テープ
としては大容量を得るためにかなりの長さを有したもの
が必要とされる。したがって、このような長い磁気テー
プを記録媒体とした記録/再生は、磁気テープ上におけ
る所要の位置に移動したうえで行われる。そして、テー
プカセットがテープストリマードライブから排出される
場合は、例えば記録/再生動作が行われた位置の近傍に
形成されている排出管理領域に移動した後に排出動作が
実行される。さらに、そのテープカセットがテープスト
リーマドライブに装填されると、排出時の排出管理領域
から記録/再生を行うための所要の位置に移動していく
ことになる。つまり、排出位置と装填位置が一致するよ
うになるので、前回使用した記録領域を再び使用して記
録/再生を行う場合に好適なものとなる。しかし、この
場合、テープカセット内において磁気テープはリールハ
ブから導出された、すなわち記録面が露出された状態で
例えば長期間保管されることになってしまう。このため
例えば湿気などによって記録面が劣化してしまう場合が
ある。
【0006】また、磁気テープの記録面を保護するため
に、テープカセットの排出時に磁気テープを先頭付近ま
で巻き戻すようにした場合、次回テープカセットを装填
した後、例えば磁気テープの物理的な中央部分または終
端部分において記録/再生を行うためには、先頭からテ
ープを走行させて所望する位置に記録/再生位置を移動
させる必要がある。これはテープ長が長いほど多大な時
間を要することになる。
【0007】このため、例えばテープカセットの用途な
どに最適な磁気テープの排出位置選択することができる
ようにして、テープカセットの使い勝手の向上、及び保
管性の向上を図ることができるテープドライブ装置が求
められている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
点を解決するために、テープドライブ装置として磁気テ
ープが収納されたテープカセットが装填された際に、前
記磁気テープを走行させるとともに前記磁気テープに対
して情報の記録または再生を行なうことができるテープ
ドライブ手段と、装填された前記テープカセットの前記
磁気テープに対する記録または再生を管理するための管
理情報を記録するメモリが備えられている場合に、その
メモリに対して所要の通信処理を行い管理情報の読み出
しまたは書込みを行なうことができるメモリドライブ手
段と、前記メモリから前記磁気テープに複数形成されて
いる排出管理領域のいずれか一つを特定する排出位置情
報を検出する排出情報検出手段と、前記テープカセット
の排出を行う場合に前記磁気テープを走行させ、前記磁
気テープを前記排出位置情報に基づいた特定の排出管理
領域に移動させる排出管理領域サーチ手段と、前記排出
管理領域サーチ手段によって前記磁気テープが前記特定
の排出管理領域に移動した場合に、前記テープカセット
を排出する排出制御手段を備える。
【0009】また、磁気テープが収納されたテープカセ
ットと、前記テープカセットに備えられ、前記磁気テー
プに対する記録または再生を管理するための管理情報を
記録するメモリを備えた記録媒体において、前記磁気テ
ープに複数の排出管理領域が形成されているとともに、
前記メモリに複数の排出管理領域のなかの特定の排出管
理領域を示す排出位置情報を記憶する。
【0010】本発明のテープドライブ装置によれば、テ
ープカセットを排出する場合に磁気テープの位置を特定
の排出管理領域とすることができるので、磁気テープの
排出位置を選択することができるようになる。また、本
発明の記録媒体としては排出位置情報をメモリ(MI
C)に記憶しているので、当該記録媒体を装填したテー
プドライブ装置に対して前記排出位置情報を供給するこ
とができるようになる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。ここで、先に本出願人により不揮発性メモ
リが設けられたテープカセット及び、このメモリ付きテ
ープカセットに対応してデジタルデータの記録/再生が
可能とされるテープドライブ装置(テープストリーマド
ライブ)についての発明が各種提案されているが、本発
明は、これらメモリ付きテープカセット及びテープスト
リーマドライブからなるデータストレージシステムを本
発明に適用したものとされる。なお、テープカセットに
備えられる不揮発性メモリについては、MIC(Memory
In Cassette)ということにする。説明は次の順序で行
う。 1.テープカセットの構成 2.テープストリーマドライブの構成 3.磁気テープ上のデータ構成 4.IDエリア 5.MICのデータ構造 6.アンロード
【0012】1.テープカセットの構成 まず、本例のテープストリーマドライブに対応するMI
C付のテープカセットについて図2及び図3を参照して
説明する。図2は、テープカセットの内部構造を概念的
に示すものとされ、この図に示すテープカセット1の内
部にはリールハブ2A、2Bが設けられ、この両リール
ハブ2A及び2B間にテープ幅8mmの磁気テープ3が
巻装される。
【0013】このテープカセット1には不揮発性メモリ
であるMIC4が設けられており、このMIC4のモジ
ュールからは5個の端子5A、5B、5C、5D、5E
が導出され、それぞれ電源端子、データ入力端子、クロ
ック入力端子、アース端子、予備端子等として構成され
ている。詳しくは後述するが、このMIC4には、テー
プカセットごとの製造年月日や製造場所、テープの厚さ
や長さ、材質、テープ3上のに形成される各パーティシ
ョンごとの記録データの使用履歴等に関連する情報、ユ
ーザ情報等が記憶される。なお、本明細書ではこれらの
MIC4に格納される各種情報は『管理情報』ともいう
ことにする。
【0014】図3は、テープカセット1の外観例を示す
ものとされ、筺体全体は上側ケース6a、下側ケース6
b、及びガードパネル8からなり、通常の8ミリVTR
に用いられるテープカセットの構成と基本的には同様と
なっている。このテープカセット1の側面のラベル面9
には、端子ピン7A、7B、7C、7D、7Eが設けら
れており、上記図2にて説明した各端子5A、5B、5
C、5D、5Eとそれぞれ接続されている。すなわち、
本例ては、テープカセット1は次に説明するテープスト
リーマドライブ10と、上記端子ピン7A、7B、7
C、7D、7Eを介して物理的に接触してデータ信号等
の相互伝送が行われるものとされる。
【0015】2.テープストリーマドライブの構成 次に、図1により本例のテープストリーマドライブ10
の構成について説明する。このテープストリーマドライ
ブ10は、装填されたテープカセット1の磁気テープ3
に対して、ヘリカルスキャン方式により記録/再生を行
うようにされている。回転ドラム11には、アジマス角
の異なる2つの記録ヘッド12A、12B、及びそれぞ
れ所要のアジマス角の3つの再生ヘッド13A、13
B、13Cが所定の角度間隔で設けられる。
【0016】テープカセット1から引き出された磁気テ
ープ3が巻き付けられる回転ドラム11はドラムモータ
14Aにより回転される。また磁気テープ3を定速走行
させるための図示しないキャプスタンはキャプスタンモ
ータ14Bにより回転駆動される。またテープカセット
1内の上記リールハブ2A,2Bは、それぞれリールモ
ータ14C、14Dにより、独自に、順方向及び逆方向
に回転駆動される。ローディングモータ14Eは、図示
しないローディング機構を駆動し、磁気テープ3の回転
ドラム11へのローディング/アンローディングを実行
する。イジェクトモータ28はテープカセット1の装填
機構を駆動するモータであり、挿入されたテープカセッ
ト1の着座およびテープカセット1の排出動作を実行さ
せる。
【0017】ドラムモータ14A、キャプスタンモータ
14B、リールモータ14C、14D、ローディングモ
ータ14Eは、それぞれメカドライバ17からの電力印
加により回転駆動される。メカドライバ17はサーボコ
ントローラ16からの制御に基づいて各モータを駆動す
る。サーボコントローラ16は各モータの回転速度制御
を行って通常の記録再生時の走行や高速再生時のテープ
走行、早送り、巻き戻し時のテープ走行、テープカセッ
ト装填動作、ローディング/アンローディング動作、テ
ープテンション制御動作、などを実行させる。図示して
いないが、サーボコントローラ16が各モータのサーボ
制御を実行するために、ドラムモータ14A、キャプス
タンモータ14B、リールモータ14C、14Dにはそ
れぞれFG(周波数発生器)が設けられており、各モー
タの回転情報が検出できるようにしている。そしてサー
ボコントローラ16はこれらのFGパルスに基づいて各
モータの回転速度を判別することで、各モータの回転動
作について目的とする回転速度との誤差を検出し、その
誤差分に相当する印加電力制御をメカドライバ17に対
して行うことで、閉ループによる回転速度制御を実現す
ることができる。したがって、記録/再生時の通常走行
や、高速サーチ、早送り、巻き戻しなどの各種動作時
に、サーボコントローラ16はそれぞれの動作に応じた
目標回転速度により各モータが回転されるように制御を
行うことができる。
【0018】EEP−ROM18にはサーボコントロー
ラ16が各モータのサーボ制御に用いる定数等が格納さ
れている。
【0019】サーボコントローラ16はインターフェー
スコントローラ/ECCフォーマター22(以下、IF
/ECCコントローラという)を介してシステム全体の
制御処理を実行するシステムコントローラ15と双方向
に接続されている。
【0020】このテープストリーマドライブ10におい
ては、データの入出力にSCSIインターフェース20
が用いられている。例えばデータ記録時にはホストコン
ピュータ40から、固定長のレコードという伝送データ
単位によりSCSIインターフェース20を介して逐次
データが入力され、圧縮/伸長回路21に供給される。
なお、このようなテープストリーマドライブシステムに
おいては、可変長のデータの集合単位によってホストコ
ンピュータ40よりデータが伝送されるモードも存在す
る。
【0021】圧縮/伸長回路21では、入力されたデー
タについて必要があれば、所定方式によって圧縮処理を
施すようにされる。圧縮方式の一例として、例えばLZ
符号による圧縮方式を採用するのであれば、この方式で
は過去に処理した文字列に対して専用のコードが割り与
えられて辞書の形で格納される。そして、以降に入力さ
れる文字列と辞書の内容とが比較されて、入力データの
文字列が辞書のコードと一致すればこの文字列データを
辞書のコードに置き換えるようにしていく。辞書と一致
しなかった入力文字列のデータは逐次新たなコードが与
えられて辞書に登録されていく。このようにして入力文
字列のデータを辞書に登録し、文字列データを辞書のコ
ードに置き換えていくことによりデータ圧縮が行われる
ようにされる。
【0022】圧縮/伸長回路21の出力は、IF/EC
Cコントローラ22に供給されるが、IF/ECCコン
トローラ22においてはその制御動作によって圧縮/伸
長回路21の出力をバッファメモリ23に一旦蓄積す
る。このバッファメモリ23に蓄積されたデータはIF
/ECCコントローラ22の制御によって、最終的にグ
ループ(Group)という磁気テープの40トラック
分に相当する固定長の単位としてデータを扱うようにさ
れ、このデータに対してECCフォーマット処理が行わ
れる。
【0023】ECCフォーマット処理としては、記録デ
ータについて誤り訂正コードを付加すると共に、磁気記
録に適合するようにデータについて変調処理を行ってR
F処理部19に供給する。RF処理部19では供給され
た記録データに対して増幅、記録イコライジング等の処
理を施して記録信号を生成し、記録ヘッド12A、12
Bに供給する。これにより記録ヘッド12A、12Bか
ら磁気テープ3に対するデータの記録が行われることに
なる。
【0024】また、データ再生動作について簡単に説明
すると、磁気テープ3の記録データが再生ヘッド13
A、13B、13CによりRF再生信号として読み出さ
れ、その再生出力はRF処理部19で再生イコライジン
グ、再生クロック生成、2値化、デコード(例えばビタ
ビ復号)などが行われる。このようにして読み出された
信号はIF/ECCコントローラ22に供給されて、ま
ず誤り訂正処理等が施される。そしてバッファメモリ2
3に一時蓄積され、所定の時点で読み出されて圧縮/伸
長回路21に供給される。圧縮/伸長回路21では、シ
ステムコントローラ15の判断に基づいて、記録時に圧
縮/伸長回路21により圧縮が施されたデータであれば
ここでデータ伸長処理を行い、非圧縮データであればデ
ータ伸長処理を行わずにそのままパスして出力される。
圧縮/伸長回路21の出力データはSCSIインターフ
ェース20を介して再生データとしてホストコンピュー
タ40に出力される。
【0025】また、この図にはテープカセット1の磁気
テープ3と共にMIC4が示されている。このMIC4
は、テープカセット本体がテープストリーマドライブに
装填されると、図3に示した端子ピンを入出力段として
シリアルインターフェース30を介してシステムコント
ローラ15とデータの入出力が可能なように接続され
る。これによりシステムコントローラ15はMIC4に
記録されている管理情報を読み込んだり、管理情報を更
新できる。
【0026】MIC4と外部のホストコンピュータ40
間はSCSIのコマンドを用いて情報の相互伝送が行わ
れる。このため、特にMIC4とホストコンピュータ4
0との間に専用のラインを設ける必要はなく、結果的に
テープカセットとホストコンピュータ40とのデータの
やりとりは、SCSIインターフェースだけで結ぶこと
ができる。
【0027】テープストリーマドライブ10とホストコ
ンピュータ40間は上記のようにSCSIインターフェ
ース20を用いて情報の相互伝送が行われるが、システ
ムコントローラ15に対してはホストコンピュータ40
がSCSIコマンドを用いて各種の通信を行うことにな
る。したがって、ホストコンピュータ40はSCSIコ
マンドによりシステムコントローラ15に指示を行って
MIC4に対するデータ書込/読出を実行させることが
できる。
【0028】S−RAM24,フラッシュROM25
は、システムコントローラ15が各種処理に用いるデー
タが記憶される。例えばフラッシュROM25には制御
に用いる定数等が記憶される。またS−RAM24はワ
ークメモリとして用いられたり、MIC4から読み出さ
れたデータ、MIC4に書き込むデータ、テープカセッ
ト単位で設定されるモードデータ、各種フラグデータな
どの記憶や演算処理などに用いるメモリとされる。な
お、S−RAM24,フラッシュROM25は、システ
ムコントローラ15を構成するマイクロコンピュータの
内部メモリとして構成してもよく、またバッファメモリ
23の領域の一部をワークメモリとして用いる構成とし
てもよい。
【0029】また、図1ではMIC4が備えられたテー
プカセット1が装填されている状態を例に挙げて示して
いるが、テープストリーマドライブ10としては例えば
MIC4が備えられていないテープカセットが装填され
た場合でも、記録/再生を行うことができるようにされ
ている。この場合、テープカセットの管理情報は磁気テ
ープ3上に形成される管理領域に記録されているので、
テープストリーマドライブ10は磁気テープ3上に記録
されている管理情報を読み込んだり、管理情報を更新す
るようにされる。
【0030】3.磁気テープ上のデータ構成 次に、上述してきたテープストリーマドライブ10によ
り記録再生が行われるテープカセット1の、磁気テープ
3上のデータフォーマットについて概略的に説明する。
【0031】図4は、磁気テープ3に記録されるデータ
の構造を示している。図4(a)には1本の磁気テープ
3が模式的に示されている。本例においては、図4
(a)のように1本の磁気テープ3を、パーティション
(Partition)単位で分割して利用することが
できるものとされ、本例のシステムの場合には最大25
6のパーティション数を設定して管理することが可能と
されている。また、この図に示す各パーティションは、
それぞれパーティション#0、#1、#2、#3・・・
として記されているように、パーティションナンバが与
えられて管理されるようになっている。
【0032】したがって、本例においてはパーティショ
ンごとにそれぞれ独立してデータの記録/再生等を行う
ことが可能とされるが、例えば図4(b)に示す1パー
ティション内におけるデータの記録単位は、図4(c)
に示すグループ(Group)といわれる固定長の単位
に分割することができ、このグループごとの単位によっ
て磁気テープ3に対する記録が行われる。この場合、1
グループは20フレーム(Frame)のデータ量に対
応し、図4(d)に示すように、1フレームは、2トラ
ック(Track)により形成される。この場合、1フ
レームを形成する2トラックは、互いに隣り合うプラス
アジマスとマイナスアジマスのトラックとされる。した
がって、1グループは40トラックにより形成されるこ
とになる。
【0033】また、図4(d)に示した1トラック分の
データの構造は、図5(a)及び図5(b)に示され
る。図5(a)にはブロック(Block)単位のデー
タ構造が示されている。1ブロックは1バイトのSYN
CデータエリアA1に続いてサーチ等に用いる6バイト
のIDエリアA2、IDデータのための2バイトからな
るエラー訂正用のパリティーエリアA3、64バイトの
データエリアA4より形成される。
【0034】そして、図5(b)に示す1トラック分の
データは全471ブロックにより形成され、1トラック
は図のように、両端に4ブロック分のマージンエリアA
11、A19が設けられ、これらマージンエリアA11
の後ろとマージンA19の前にはトラッキング制御用の
ATFエリアA12、A18が設けられる。さらに、A
FTエリアA12の後ろとATFエリアA18の前には
パリティーエリアA13、A17が備えられる。これら
のパリティーエリアA13、A17としては32ブロッ
ク分の領域が設けられる。
【0035】また、1トラックの中間に対してATFエ
リアA15が設けられ、これらATFエリアA13、A
15、A18としては5ブロック分の領域が設けられ
る。そして、パリティーエリアA13とATFエリアA
15の間と、ATFエリアA15とパリティーエリアA
17との間にそれぞれ192ブロック分のデータエリア
A14、A16が設けられる。したがって、1トラック
内における全データエリア(A14及びA16)は、全
471ブロックのうち、192×2=384ブロックを
占めることになる。そして上記トラックは、磁気テープ
3上に対して図5(c)に示すようにして物理的に記録
され、前述のように40トラック(=20フレーム)で
1グループとされることになる。
【0036】図4、図5で説明した磁気テープ3には、
図6に示すエリア構造によりデータ記録が行われること
になる。なお、ここではパーティションが#0〜#N−
1までとしてN個形成されている例をあげている。
【0037】図6(a)に示すように、磁気テープの最
初の部分には物理的にリーダーテープが先頭に位置して
おり、次にテープカセットのローディング/アンローデ
ィングを行う領域となるデバイスエリアが設けられてい
る。このデバイスエリアの先頭が物理的テープの先頭位
置PBOT(Phisycal Bigining of Tape)とされる。上
記デバイスエリアに続いては、パーティション#0に関
してのリファレンスエリア及びテープの使用履歴情報等
が格納されるシステムエリア(以下、リファレンスエリ
アを含めてシステムエリアという)が設けられて、以降
にデータエリアが設けられる。システムエリアの先頭が
論理的テープの開始位置LBOT(Logical Bigining o
f Tape) とされる。
【0038】このシステムエリアには、図6(c)に拡
大して示すように、リファレンスエリア、ポジショント
レランスバンドNO.1、システムプリアンブル、シス
テムログ、システムポストアンブル、ポジショントレラ
ンスバンドNO.2、ベンダーグループプリアンブルが
形成される。
【0039】このようなシステムエリアに続くデータエ
リアにおいては、図6(b)に拡大して示すように、最
初にデータを作成して供給するベンダーに関する情報が
示されるベンダーグループが設けられ、続いて図4
(c)に示したグループが、ここではグループ1〜グル
ープ(n)として示すように複数連続して形成されてい
くことになる。そして最後のグループ(n)の後にアン
ブルフレームが配される。
【0040】このようなデータエリアに続いて図6
(a)のように、パーティションのデータ領域の終了を
示すEOD(End of Data)の領域が設けられる。パーテ
ィションが1つしか形成されない場合は、そのパーティ
ション#0のEODの最後が、論理的テープの終了位置
LEOT(Logical End of Tape)とされるが、この場合
はN個のパーティションが形成されている例であるた
め、パーティション#0のEODに続いてオプショナル
デバイスエリアが形成される。上記した先頭位置PBO
Tからのデバイスエリアは、パーティション#0に対応
するロード/アンロードを行うエリアとなるが、パーテ
ィション#0の最後のオプショナルデバイスエリアは、
パーティション#1に対応するロード/アンロードを行
うエリアとなる。また、本例では後述するように排出位
置情報に基づいて、排出管理領域としてのデバイスエリ
アまたはオプショナルデバイスエリアを任意に選択する
ことができるようにされている。つまり、所望する位置
でのアンロードを可能なものとしている。
【0041】パーティション#1としては、パーティシ
ョン#0と同様にエリアが構成され、またその最後には
次のパーティション#2に対応するロード/アンロード
を行うエリアとなるオプショナルデバイスエリアが形成
される。以降、パーティション#(N−1)までが同様
に形成される。なお、最後のパーティション#(N−
1)では、オプショナルデバイスエリアは不要であるた
め形成されず、パーティション#(N−1)のEODの
最後が、論理的テープの終了位置LEOT(Logical En
d of Tape)とされる。PEOT(Phisycal End of Tap
e) は、物理的テープの終了位置、またはパーティショ
ンの物理的終了位置を示すことになる。
【0042】5.IDエリア 次に、図5(a)に示したIDエリアA2について図7
〜図10を参照して説明する。図7はIDエリアA2の
データ構造を示すものとされ、このIDエリアA2は9
ビットのフィジカルブロックアドレス(Physical Block
Address)A21と、これに続く39ビットのIDインフ
ォメーションエリア(ID Information Area) A22の領
域よりなる。
【0043】前述のように、1トラック内における全デ
ータエリア(A14及びA16)は384ブロックより
なることから、これら全データエリアに含まれるフィジ
カルブロックアドレスA21の数も384とされること
になる。そして、これら384のフィジカルブロックア
ドレスA21は、例えば図8に模式的に示すように1ト
ラックの先頭に位置するフィジカルブロックアドレスA
21から順に、10進法表現で0〜383までインクリ
メントするようにしてアドレス値が与えられる。これに
より、例えば記録再生装置側により、1トラック内のデ
ータエリアに含まれるIDインフォメーションエリアA
22の情報を適正に扱うことが可能なようにされる。こ
こで、1トラック内のデータエリアに含まれるIDイン
フォメーションエリアA22のデータサイズとしては、 39(Bit )×384(Block)=14976(Bit)=1
872(Byte) で求められるように、1872バイトとなる。
【0044】図9は、図7に示したIDインフォメーシ
ョンエリアA22に格納されるIDエリア情報の種類を
示すものとされ、この図に示す各IDエリア情報が1ト
ラック上のデータエリアに含まれる、計1872バイト
のIDインフォメーションエリアA22、A22・・・
・の領域に対して、所定の規則に従って当て嵌められる
ようにして格納されることになる。また、テープストリ
ーマドライブ10によるIDエリア情報の確実な読み出
しを可能とさせることを考慮して、1トラックごとに同
一の種類のIDエリア情報が所定の規則に従って複数回
記録される。
【0045】この図9において、ロウフォーマットID
(Raw Format ID:16bit) は、磁気テープに関する基本的
フォーマットのタイプが示され、本例の場合には、例え
ばトラックピッチ、1フレームのデータサイズ、1トラ
ックに含まれるブロック数、1ブロックのデータサイ
ズ、テープ長、テープ厚、テープの材質等の情報が示さ
れる。ロジカルフォーマットID(Logical Format ID:
8bit) は、実際に使用される記録フォーマットのタイプ
が示される。ロジカルフレームID(Logical Frame I
D:8bit)は、図のようにラストフレームID(Last Fram
e ID:1bit) 、ECCフレームID(ECC Frame ID:1bit)
、及びロジカルフレームナンバ(Logical Frame Numbe
r:6bit)よりなる。ラストフレームIDは、当該IDエ
リアが含まれる現フレームが、グループ内の最後のフレ
ームであるか否かを示し、ECCフレームIDは、現フ
レームのデータエリアの記録データがECC(誤り訂正
符号)とされているか否かを示す。
【0046】また、前述のように1グループは20フレ
ームよりなるが、ロジカルフレームナンバは、当該フレ
ームが現グループ内の何番目のフレームであるかを示
す。
【0047】パーティションID(Partition ID:16bi
t)は、現フレームを含むパーティションのパーティシ
ョンナンバが示される。
【0048】エリアID(Area ID:4bit) は、当該フレ
ームがどのエリアに属しているかを示すものとされる。
データID(Data ID:4bit) は、記録フォーマットに基
づくデータの処理形態のタイプが示され、N−ポジショ
ン(N-Position:4bit )及びN−リピート(N-Repeats:
4bit) は多重記録モードに対応するデータに関する情報
が定義される。グループカウント(Group Count:24bit)
は、現パーティションにおいて当該フレームが含まれる
グループまでのグループの総数を示す。また、ファイル
マークカウント(File-Mark Count:32bit)は、現パーテ
ィションにおいて、その開始位置から現グループまでに
含まれるファイルマークの総数が示される。ファイルマ
ークは1パーティション内におけるデータファイルの区
切りを示す情報とされる。
【0049】セーブセットマークカウント(Sava-Set Ma
rk Count:32bit) は、現パーティションにおいて、その
開始位置から現グループまでに含まれるファイルマーク
の総数が示される。セーブセットマークは1パーティシ
ョン内における、データセーブ位置の区切りを示す情報
とされる。レコードカウント(Record Count:32bit)
は、現パーティションにおいて、その開始位置から現グ
ループまでに含まれるレコードの総数が示される。アブ
ソリュートフレームカウント(Absolute Frame Count:2
4bit)は、現パーティションにおいて、その開始位置か
ら現グループまでに含まれるフレームの総数が示され
る。また、将来のIDエリア情報の追加等に備えて未定
義(Reserved)の領域が設けられる。なお、この図に示す
IDエリア情報の定義及び各IDエリア情報に与えられ
るビット数等は一例であり、実際の使用条件に応じて変
更されて構わない。
【0050】ここで、図9に示した各種IDエリア情報
のうち、エリアID(Area ID) について説明しておく。
図10はエリアIDの定義内容を示すものとされ、この
場合にはエリアIDを形成する4ビットに対してそれぞ
れビットナンバ(3−2−1−0)が付されている。そ
して、ビットナンバ(3−2−1−0)の各値が、図に
示すように[0000]とされている場合にはデバイス
エリア(Device Area)であることが定義され、[000
1]とされている場合にはリファレンスエリア(Refere
nce Area)とされ、[0010]とされている場合には
システムエリア(System Area)とされる。[0011]
は未定義(Reserved)とされている。また、[010
0]はデータエリア(Data Area)とされ、[0101]
はEODエリア(EOD Area)とされ、[0110]は未
定義、[0111]は図6に示した必須のデバイスエリ
ア以外で、磁気テープ3のローディング/アンローディ
ングを行うためのオプショナルデバイスエリア(Option
al Device Area)であることが定義される。なお、この
図においてビットナンバ(3−2−1−0)のビットの
値が示される各欄において( )内に示す数は、各ビッ
ト値を10進法により示しているものとされる。
【0051】以上の図9、図10のようなID情報が磁
気テープ上における各ブロックに記録されることで、テ
ープストリーマドライブ10では、磁気テープ3の再生
時やサーチ時に、走行中のエリアやエリア内での詳細な
位置、さらにはパーティションナンバなどを判別するこ
とができる。
【0052】4.MICのデータ構造 次に、テープカセット1に備えられるMIC4のデータ
構造について説明する。図11は、MIC4に記憶され
るデータの構造の一例を摸式的に示す図である。このM
IC4の記憶領域としては図示されているようにフィー
ルドFL1〜FL4が設定されている。これらフィール
ドFL1〜FL4において、テープカセットの製造時の
各種情報、初期化時のテープ情報やパーティションごと
の情報などが書き込まれる。
【0053】フィールドFL1はマニファクチャーイン
フォーメーション(Manufacture Information)とさ
れ、主にテープカセットの製造時の各種情報が記憶され
るマニュファクチャーパートとされている。フィールド
FL2はメモリマネージメントインフォーメーション
(Memory Management Information)とされ、主に初期
化時の情報等が記憶されるドライブイニシャライズパー
トとされている。フィールドFL3はボリュームタグ
(Volume Tag)とされ、テープカセット全体の基本的な
管理情報が記憶される。
【0054】フィールドFL4は、メモリーフリープー
ルの領域とされ、管理情報の追加記憶が可能な領域とさ
れる。このメモリーフリープールには記録再生動作の経
過や必要に応じて各種情報が記憶される。なお、メモリ
ーフリープールに記憶される1単位のデータ群を「セ
ル」ということとする。まず、磁気テープ3に形成され
るパーティションに応じて、各パーティションに対応す
る管理情報となるパーティションインフォメーションセ
ル#0、#1・・・がメモリーフリープールの先頭側か
ら順次書き込まれる。つまり磁気テープ3上に形成され
たパーティションと同数のセルとしてパーティションイ
ンフォメーションセルが形成される。
【0055】またメモリーフリープールの後端側から
は、高速サーチ用のマップ情報としてのスーパーハイス
ピードサーチマップセル(Super High Speed Search Ma
p Cell)が書き込まれる。また続いて後端側からユーザ
ボリュームノートセルや、ユーザパーティションノート
セルが書き込まれる。ユーザボリュームノートセルはテ
ープカセット全体に関してユーザが入力したコメント等
の情報であり、ユーザパーティションノートセルは各パ
ーティションに関してユーザが入力したコメント等の情
報である。したがって、これらはユーザが書込を指示し
た際に記憶されるものであり、これらの情報が必ずしも
全て記述されるものではない。またこれらの情報が記憶
されていない中間の領域は、メモリーフリープールとし
て後の書込のために残される。
【0056】フィールドFL1のマニファクチャーイン
フォーメーションは、例えば図12に示すような構造と
される。なお各データのサイズ(バイト数)を右側に示
している。マニュファクチャーインフォーメーションに
は、まず先頭1バイトにマニュファクチャパート・チェ
ックサム(manufacture part checksum)として、この
マニュファクチャーインフォーメーションのデータに対
するチェックサムの情報が格納される。このマニュファ
クチャパート・チェックサムの情報はカセット製造時に
与えられる。
【0057】そしてマニュファクチャーパートを構成す
る実データとしてMICタイプ(mic type)からライト
プロテクトバイトカウント(Write Protect byte coun
t)までが記述される。なおリザーブ(reserved)と
は、将来的なデータ記憶のための予備とされている領域
を示している。これは以降の説明でも同様である。
【0058】MICタイプ(mic type)は、当該テープ
カセットに実際に備えられるMICのタイプを示すデー
タである。MICマニュファクチャ・デート(mic manu
facture date)は、当該MICの製造年月日(及び時
間)が示される。MICマニュファクチャ・ラインネー
ム(mic manufacture line name)はMICを製造した
ライン名の情報が示される。MICマニュファクチャ・
プラントネーム(mic manufacture plant name)はMI
Cを製造した工場名の情報が示される。MICマニュフ
ァクチュアラ・ネーム(mic manufacturer name)は、
MICの製造社名の情報が示される。MICネーム(mi
c name)はMICのベンダー名の情報が示される。
【0059】またカセットマニュファクチャデート(ca
ssette manufacture date)、カセットマニュファクチ
ャ・ラインネーム(cassette manufacture line nam
e)、カセットマニュファクチャ・プラントネーム(cas
sette manufacture plant name)、カセットマニュファ
クチュアラ・ネーム(cassette manufacturer name)、
カセットネーム(cassette name)は、それぞれ上記し
たMICに関する情報と同様のカセット自体の情報が記
述される。
【0060】OEMカスタマーネーム(oem customer n
ame)としては、OEM(OriginalEquipment Manufactu
res)の相手先の会社名の情報が格納される。フィジカ
ルテープキャラクタリステックID(physical tape ch
aracteristicID)としては、例えば、テープの材質、テ
ープ厚、テープ長等の、物理的な磁気テープ3の特性の
情報が示される。マキシマムクロックフリケンシー(ma
ximum clock frequency)としては、当該MICが対応
する最大クロック周波数を示す情報が格納される。マキ
シマムライトサイクル(maximum write cycle)では、
例えばMICの特性としてテープストリーマドライブ1
0との1回の通信によって何バイトのデータを転送する
ことができるかという情報が示される。この情報はMI
Cとして使用する不揮発性メモリの物理的な特性に依存
するものとされる。MICキャパシティ(mic capacit
y)としては、当該MICの記憶容量情報が示される。
【0061】ライトプロテクト・スタートアドレス(wr
ite protect start address)は、MICの所要の一部
の領域を書き込み禁止とするために用いられ、書き込み
禁止領域の開始アドレスを示す。ライトプロテクトバイ
トカウント(write protect byte count)は書き込み禁
止領域のバイト数が示される。つまり、上記ライトプロ
テクト・トップアドレスで指定されたアドレスから、こ
のライトプロテクトカウントの領域により示されるバイ
ト数により占められる領域が書き込み禁止領域として設
定されることになる。
【0062】続いて図11のフィールドFL2のメモリ
マネジメントインフォーメーションの構造を図13で説
明する。各データのサイズ(バイト数)を右側に示す。
メモリマネジメントインフォーメーションにはまずドラ
イブイニシャライズパートチェックサム(drive Initia
lize part checksum)として、このドライブイニシャラ
イズパートとされるメモリマネジメントインフォーメー
ションのデータに対するチェックサムの情報が格納され
る。
【0063】そしてメモリマネージメントインフォーメ
ーションを構成する実データとしてMICロジカルフォ
ーマットタイプ(mic logical format type)からフリ
ープールボトムアドレス(Free Pool Bottom Address)
までの情報が記述される。
【0064】まずMICロジカルフォーマットタイプ
(mic logical format type)として、MICの論理フ
ォーマットのIDナンバが格納される。MICフォーマ
ットとしては、例えば、基本MICフォーマットのほか
に、ファームウェア更新テープMICフォーマット、リ
ファレンステープMICフォーマット、クリーニングカ
セットMICフォーマット等に関連するフォーマットが
各種存在するものとされ、当該テープカセットのMIC
フォーマットに応じたIDナンバが示されることにな
る。
【0065】アブソリュートボリュームマップポインタ
(absolute volume map pointer)には図11のスーパ
ーハイスピードサーチマップセルの領域の先頭アドレス
を示すポインタが配置される。ユーザボリュームノート
セルポインタ(user volume note cell pointer)は、
テープカセットに対してユーザがSCSI経由で自由に
データの読み書きが可能な記憶領域、つまり図11に示
したユーザボリュームノートセルの開始アドレスを示
す。ユーザパーティションノートセルポインタ(user p
artition note cell pointer)は、各パーティションに
対してユーザがSCSI経由で自由にデータの読み書き
が可能な記憶領域、つまり図11のユーザパーティショ
ンノートセルの開始アドレスを示している。なおユーザ
パーティションノートセルは複数個記憶される場合があ
るが、このユーザパーティションノートセルポインタ
は、複数のユーザパーティションノートセルのうちの先
頭のセルの開始アドレスを示すことになる。
【0066】パーティションインフォーメーションセル
ポインタ(partition informationcell pointer)は、
図11のパーティションインフォメーションセル#0の
開始アドレスを示す。メモリーフリープールに書き込ま
れていくパーティションインフォーメーションは、磁気
テープ3に形成されるパーティションの数だけ形成され
ることになるが、全てのパーティションインフォーメー
ションセル#0〜#Nはリンク構造によりポインタによ
って連結されている。つまり、パーティションインフォ
ーメーションセルポインタがパーティション#0のアド
レスを示すルートとされ、それ以降のパーティションイ
ンフォメーションセルのポインタは、直前のパーティシ
ョンインフォメーションセル内に配される。
【0067】以上のように各ポインタ(アブソリュート
ボリュームマップポインタ、ユーザボリュームノートセ
ルポインタ、ユーザパーティションノートセルポイン
タ、パーティションインフォーメーションセルポイン
タ)により、フィールドFL4内の各データ位置が管理
される。
【0068】ボリュームアトリビュートフラグ(Volume
Attribute Flags)は、MIC4に対する論理的な書込
み禁止タブを提供するために1バイトのフラグとされて
いる。すなわち、MICヘッダフラグが示す内容として
は、マニュファクチャーパート部分の書込み許可/禁
止、またはマニュファクチャーパート以外の部分の書込
み許可/禁止とされる。
【0069】フリープールトップアドレス(Free Pool
Top Address)及びフリープールボトムアドレス(Free
Pool Bottom Address)は、フィールドFL2における
その時点でのメモリーフリープールの開始アドレスと終
了アドレスを示す。メモリーフリープールとしての領域
は、パーティションインフォメーションやユーザーパー
ティションノート等の書込や消去に応じて変化するた
め、それに応じてフリープールトップアドレスやフリー
プールボトムアドレスが更新される。
【0070】続いて図11のフィールドFL3のボリュ
ームタグの構造を図14で説明する。各データのサイズ
(バイト数)を右側に示す。ボリュームタグの先頭には
ボリュームインフォメーションチェックサム(Volume I
nformation Checksum)として、テープカセット全体の
基本的な管理情報が記憶されるボリュームインフォメー
ション(Volume Information)のデータに対するチェッ
クサムの情報が格納される。さらに、アキュムレイティ
ブパーティションインフォーメーションチェックサム
(Accumulative Partition Information Checksum)と
して、テープカセット製造時からの履歴情報が記憶され
るアキュムレイティブパーティションインフォメーショ
ン(Accumulative Partition Information)のデータに
対するチェックサムの情報が格納される。
【0071】ボリュームノートチェックサム(Volume n
ote checksum)、ボリュームノート(Volume note)に
続いて、カートリッジシリアルナンバ(Cartridge Seri
al Number)は、例えばASCIIコードに基づいた3
2文字の文字情報とされるシリアルナンバが格納され
る。マニュファクチャーID(Manufacturer ID)は、
製造業者識別子としてテープカセット1の製造業者のコ
ードナンバーが格納される。セカンダリーID(Second
ary ID)は、テープカセット1のタイプに応じた二次識
別子とされ、例えば1バイトのコード値としてテープの
属性情報が格納される。カートリッジシリアルナンバー
パートチェックサム(Cartridge Serial Number Part C
hecksum)は、カートリッジシリアルナンバ、マニュフ
ァクチャーID、セカンダリーIDのチェックサム情報
とされる。スペシフィックボリュームタグ(Specific Vo
lume Tag)1乃至13は例えばリザーブとして、各エリ
アが例えば36バイトで構成されている。
【0072】図15はボリュームタグFL3のボリュー
ムインフォメーションFL31の構造を説明する図であ
る。図15(a)に示すようにボリュームインフォメー
ションには、先頭1バイトにボリュームインフォメーシ
ョンチェックサム(Volume Information checksum)と
して、このボリュームインフォメーションのデータに対
するチェックサムの情報が格納される。そしてボリュー
ムインフォメーションを構成する実データとして20バ
イトのイジェクトステイタス(Eject Status)、4バイ
トのリール巻径(Reel Diameter)、3バイトのイニシ
ャライズカウント(Initialize Count)、72バイトの
ボリュームインフォメーションオンテープ(Volume Inf
ormation On Tape)が記述される。
【0073】20バイトのイジェクトステイタス及び4
バイトのリール巻径としては図16(a)(b)に示さ
れるデータが記述される。これらはテープカセットをイ
ジェクトした際の磁気テープ3の位置や状態を記述する
ものとされ、まずイジェクトステイタスとしては、アブ
ソリュートフレームカウント(Absolute Frame Coun
t)、パーティションID(Partition ID)、グループ
カウント(Group Count)、レコードカウント(Record
Count)、セーブセットマークカウント(Save Set Mark
Count)、ファイルマークカウント(File Mark Coun
t)が記述される。即ちイジェクトの際の磁気テープ3
上のパーティションの識別情報(パーティションID)
や、各種カウント値が記憶される。
【0074】またリール巻径としては、イジェクト時の
磁気テープ位置としてのSリール巻径(リールハブに巻
かれた磁気テープを含んだ直径)の数値が、サプライリ
ールインテガーパート(Supply Reel Integer Part)、
サプライリールフラクションパート(Supply Reel Frac
tion Part)として、整数値部分と分数値部分に分けら
れて各1バイトで記述される。同様に、イジェクト時の
磁気テープ位置としてのTリール巻径の数値が、テイク
アップリールインテガーパート(Take Up Reel Integer
Part)、テイクアップリールフラクションパート(Tak
e Up Reel Fraction Part)として、整数値部分と分数
値部分に分けられて各1バイトで記述される。
【0075】続いて図15(a)に示されるイニシャラ
イズカウントは、磁気テープ3が初期化された回数情報
とされる。
【0076】そして、ボリュームインフォメーションオ
ンテープFL311の内容は図15(b)に示されてい
るようになる。図示されているように、ボリュームイン
フォメーションオンテープFL311はリザーブとして
の領域を除いて、1バイトのロードポイント(Load Poi
nt)FL311a、1ビットのスーパーハイスピードサ
ーチイネーブルフラグ(SuperHigh Speed Search Enabl
e Flag)、2ビットのシステムログアロケーションフラ
グ(System Log Allocation Flags)、1ビットのロー
ドポイントイネーブルフラグ(Load Point Enable Fla
g)FL311b、1ビットのAITネイティブフラグ
(AIT Native Flag)、1バイトのラストバリッドパテ
ィションナンバ(Last Valid Partition Number)、3
2バイトのオプショナルデバイスエリアアロケーション
マップ(Optional Device Area Allocation Map)が記
述される。
【0077】ロードポイントFL311aは、複数のパ
ーティション(マルチパーティション)が形成されてい
る場合に、テープカセット1がテープストリーマドライ
ブ10からイジェクト(排出)されるときの磁気テープ
3の排出位置情報として、例えばデバイスエリアまたは
特定のパーティションのオプショナルデバイスエリアを
指定するための情報が格納されている。ロードポイント
FL311aとしては、例えばパーティションナンバが
指定され、これによって指定されたパーティションの直
前のデバイスエリアまたはオプショナルデバイスエリア
においてアンロード処理が行われてイジェクトが行われ
るようにされる。
【0078】スーパーハイスピードサーチイネーブルフ
ラグは、MIC4のアブソリュートボリュームマップと
して格納したテープ位置情報を利用して、高速サーチを
さらに高速化する機能を有効にするか否かを指示するフ
ラグとされる。システムログアロケーションフラグは、
テープカセットの使用履歴(システムログ)が何処に格
納されているかを示すフラグとされ、例えば磁気テープ
3上のみに記録されている、または磁気テープ3及びM
IC4の双方に記録されていない、または磁気テープ3
及びMIC4の双方に記録されている、またはMIC4
のみに記録されているかを識別することができるように
されている。
【0079】ロードポイントイネーブルフラグFL31
1bは磁気テープ3にマルチパーティションが形成され
ている場合に、ロードポイントFL311aを有効とみ
なすか否かを指示するフラグとされる。すなわち、例え
ば「1」が設定されている場合は、例えばテープストリ
ーマドライブ10はロードポイントFL311aによっ
て指定されているパーティションにいることを想定し
て、その直前のデバイスエリアまたはオプショナルデバ
イスエリアを排出位置としてアンロード処理、イジェク
トを行い、例えば「0」が設定されている場合は現在の
パーティションの直前のオプショナルデバイスエリアで
アンロード処理、イジェクトを行うようにされる。AI
Tネイティブフラグはテープカセット1のモードを示す
フラグとされる。ラストバリッドパーティションナンバ
は、形成されている最後のパーティションのナンバを示
す。
【0080】オプショナルデバイスエリアマップは、2
56ビットからなり磁気テープ3上に形成される各パー
ティションそれぞれに各1ビットが対応している。そし
て、ビットの値が「1」とされている場合は当該ビット
に対応したパーティションにオプショナルデバイスエリ
アが形成されていることを示している。
【0081】続いて図11に示すフィールドFL4に記
憶されるセルについて説明する。上記したようにフィー
ルドFL4にはパーティションインフォメーションセ
ル、ユーザパーティションノートセル等が記憶される。
これらの各セルの構造を図17に示す。1つのセルは図
17(a)に示すように8バイトのリンクインフォメー
ションと、nバイト(セル種別によって異なる)のデー
タから形成される。
【0082】8バイトのリンクインフォメーションは、
各セルに設けられているもので、その構造は図17
(b)のようになる。まずセル内のデータに関するチェ
ックサムとして、1バイトのセルチェックサム(cell c
hecksum)が設けられる。また2バイトのセルサイズ(c
ell size)として、そのセルのサイズが示される。
【0083】プリビアスセルポインタ(previous cell
pointer)及びネクストセルポインタ(next cell point
er)は、実際のリンケージデータ(リンク構造を構築す
るデータ)であり、同一種類の複数のセルがリンクされ
る際に、このプリビアスセルポインタとネクトセルポイ
ンタで前後のセルが指定される。
【0084】このような構造のセルとしては、パーティ
ションインフォメーションセル、スーパーハイスピード
サーチマップセル、ユーザボリュームノートセル、ユー
ザパーティションノートセルが存在する。そしてパーテ
ィションインフォメーションセルは、セルサイズは固定
値となる。その他のセルは、セルサイズは可変値とな
る。
【0085】セルサイズが固定値となるパーティション
インフォメーションセルについて図18、図19で説明
する。パーティションインフォメーションセルは、図1
8に示すように8バイトのリンクインフォメーション
と、56バイトのデータから形成される。そして56バ
イトのデータのうち8バイトはパーティションメモとさ
れ、48バイトはパーティションインフォメーションと
される。
【0086】このパーティションインフォメーション
(システムログ)には、そのセルが対応するパーティシ
ョンにおける磁気テープ3に対する使用履歴に関する各
種情報が格納され、テープストリーマドライブが自身の
記録/再生動作の管理のための情報として利用されるも
のとなる。
【0087】或るパーティションに対応する、1つのパ
ーティションインフォメーションセル内のパーティショ
ンインフォメーションのデータ構造は、例えば図19に
示すように定義される。4バイトのプリビアスグループ
リトゥン(Previous Groups written)には、当該パー
ティションインフォメーションが最後に更新されたとき
から起算して、磁気テープ3に対して物理的に記録され
た当該パーティション内のグループ数の情報が示され
る。4バイトのトータルグループリトゥン(Total Grou
ps written)には、これまで当該パーティションに対し
て記録されたグループの総数が示される。この値は、例
えばテープカセットが寿命となって使用不能あるいは廃
棄処分されるまで積算される。これらプリビアスグルー
プリトゥン及びトータルグループリトゥンには、例え
ば、テープストリーマドライブにより磁気テープ3に対
してデータを記録中の状態であれば、テープストリーマ
ドライブのシステムコントローラ15の処理により、現
在の記録動作によって新たに記録されるグループ数に応
じて、その領域の値がインクリメントされていくことに
なる。
【0088】3バイトのプリビアスグループリード(Pr
evious Groups read)には、当該パーティションインフ
ォメーションが最後に更新されたときから起算して、物
理的に読み出しが行われたグループ数が示される。4バ
イトのトータルグループリード(Total Groups read)
には、これまで当該パーティションより読み出されたグ
ループ数が積算された値を示す。
【0089】3バイトのトータルリリトゥンフレーム
(Total Rewritten frames)は、当該パーティションに
おいてRAWに基づいてデータ再書き込みの要求がなさ
れたフレーム数を積算した値を示すものとされる。
【0090】3バイトのトータル3rdECCカウント
(Total 3rd ECC count)では、当該パーティションに
おいてC3パリティを用いてエラー訂正を行ったグルー
プ数が積算された値が示される。本例のテープストリー
マドライブシステムでは、磁気テープ3より読み出した
データについて、C1,C2,C3のパリティによりエ
ラー訂正を行うようにしているが、C3パリティは、C
1,C2パリティのみではデータの回復が図れなかった
場合に用いられるものである。
【0091】4バイトのアクセスカウント(Access cou
nt)では、テープストリーマドライブが磁気テープ3上
の当該パーティションにアクセスした回数が示される。
ここでのアクセスとは物理的に当該パーティションを通
過した回数をいい、つまりそのパーティションに対する
記録または再生が行われた回数、及び通過した回数も含
まれる。
【0092】4バイトのアップデートリプレイスカウン
ト(Update Replace count)には、アップデートにより
当該パーティションにおいて磁気テープ3に対してデー
タを書き換えた回数を積算した情報が示される。つまり
当該パーティションに対する更新回数である。
【0093】2バイトのプリビアスリリトゥンフレーム
(Previous rewritten frames)には、先に説明したR
AWにより、当該パーティションインフォメーションが
最後に更新されたときから起算して、データ再書き込み
の要求がなされたパーティション内のフレーム数の情報
が示される。
【0094】2バイトのプリビアス3rdECCカウン
ト(Previous 3rd ECC count)には、当該パーティショ
ンインフォメーションが最後に更新されたときから起算
して、C3パリティを用いてエラー訂正を行ったグルー
プ数が示される。
【0095】3バイトのロードカウント(Load count)
では、テープをロードした回数を積算した値が示され
る。
【0096】3バイトのバリッド・マキシマム・アブソ
リュートフレームナンバ(Valid Maximum Absolute fra
me Number)は、当該パーティションで有効とされる最
後のフレームまでのフレームカウントの情報が示され
る。これに対してパーティションインフォメーションの
最後の3バイトのマキシマム・アブソリュートフレーム
カウント(Maximum Absolute frame Number)は、当該
パーティションの最後のフレームカウントの情報が示さ
れる。
【0097】1バイトのパーティションアトリビュート
フラグ(Partiotion Attribute Flag)では、各ビット
についてフラグ内容が次のように定義される。すなわ
ち、プレベントライトフラグ(Prevent Write Flag)、
プレベントリードフラグ(Prevent Read Flag)、プレ
ベントライトリトライフラグ(Prevent Write Retry Fl
ag)、プレベントリードリトライフラグ(Prevent Read
Retry Flag)として、当該パーティションに対する書
き込み許可/禁止、読み出し許可/禁止、及び記録時の
RAWに基づくデータの再書き込み許可/禁止、再生時
のデータ読出のリトライの許可/禁止、のそれぞれを示
すフラグが用意される。またパーティション・オープン
・クローズ・フラグ(Partition Open Close Flag)と
して、当該パーティションに対する記録中にセットさ
れ、記録終了に応じてリセットされるフラグが用意され
る。
【0098】フィールドFL4の後端に形成されるスー
パーハイスピードサーチマップセルは、パーティション
インフォメーションと同等にリンクインフォメーション
を伴ったセル構造とされており、磁気テープ3からリア
ルタイムにID情報を得ることなしにリールモーターの
性能を最大限に利用した高速サーチ機能を実現するため
に必要なデータマップ情報とされる。
【0099】以上のようにMIC4内のデータ構造は図
11〜図19で説明してきたようになるが、このような
MIC4のデータ構造はあくまで一例であり、データの
配置や領域設定、データ内容、データサイズ等はこれに
限定されるものではない。
【0100】6.アンロード 図20は、テープストリーマドライブ10にテープカセ
ット1が装填されている状態で、ホストコンピュータ4
0からテープカセット1のアンロードコマンドを受信し
た場合のシステムコントローラ15の処理遷移の一例を
説明するフローチャートである。テープストリーマドラ
イブ10ではホストコンピュータ40からイジェクトコ
マンドを受信すると(S001)、ロードポイントイネ
ーブルフラグFL311bの内容の判別を行う(S00
2)。そして、ロードポイントイネーブルフラグFL3
11bが例えば「0」、すなわちロードポイントFL3
11aが有効でないと判別した場合には、現在いるパー
ティションの直前のデバイスエリア(またはオプショナ
ルデバイスエリア)のサーチを開始する(S003)。
この場合、例えば磁気テープ3上のIDエリア(図9)
に記載されているパーティションIDを検出しながらサ
ーチを行うか、またはFGパルスに基づいたモータ回転
情報による高速サーチを行うようにする。そして、所望
するデバイスエリア(直前のパーティションのデバイス
エリア)に到達した場合に(S004)、アンローディ
ング処理として例えばアンロード位置としてのイジェク
トステータス(図16(a))、リール巻径情報(図1
6(b))などの各情報の更新を行って(S005)、
テープカセット1の排出を行う(S006)。
【0101】また、ロードポイントイネーブルフラグF
L311aが例えば「1」、すなわちロードポイントF
L311aが有効である判別した場合には、ロードポイ
ントFL311aで指定されているパーティションの直
前のデバイスエリアまたはオプショナルデバイスエリア
のサーチを開始する(S006)。サーチ動作について
はステップS003で説明した例と同様である。そし
て、所望するデバイスエリアに到達した場合に(S00
7)、所要のアンローディング処理を行って(S00
5)、テープカセット1の排出を行う(S006)。
【0102】図21は図20のステップS003に対応
して現在のパーティションの直前のデバイスエリアでア
オンロードを行う場合の遷移を説明する模式図である。
なおこの図は図6に対応して磁気テープを模式的に示し
ており、「SYS」はシステムエリア、「DATA」は
データエリア、「DEV」はデバイスエリア、「ODE
V」はオプショナルデバイスエリアを示しており、これ
らのエリアによって、例えば磁気テープ3に4個のパー
ティション(#0、#1、#2、#3)が形成されて例
を示している。
【0103】例えばパーティション#3をアクティブと
して実行している場合、磁気テープ3の位置はとして
示すように、パーティション#3内のどこかの位置とな
っている。ここでユーザーの操作に基づいて、ホストコ
ンピュータ40からシステムコントローラ15に対して
イジェクト指令が供給された場合は、システムコントロ
ーラ15の処理はステップS002からS003に進む
ことになる。まずシステムコントローラ15はサーボコ
ントローラ16に対して指示を出し、リバース方向に磁
気テープ3を走行させ、パーティション#2のデバイス
エリアをサーチする。デバイスエリア、オプショナルデ
バイスエリアは、前述したようにロード/アンロード位
置として設定されているエリアである。この場合例えば
図21にとして示すようにリバース方向にテープを走
行させる。
【0104】その後、サーチにより、として示すよ
うに、パーティション#2の後端のオプショナルデバイ
スエリアに到達することになる。なおシステムコントロ
ーラ15は、磁気テープ3の現在の走行位置のエリア
は、例えば図7〜図10で説明したIDエリアのデータ
が読み込まれることで判別できる。オプショナルデバイ
スエリアに到達した後は、例えばアンロード位置として
のリール巻径情報などの各情報の更新を行って、ローデ
ィングモータ14Eにより回転ドラム11から磁気テー
プ3をアンスレッドさせ、さらにイジェクトモータ28
を駆動させて、として示すようにテープカセット1を
排出させる。
【0105】なお、図21に示したようにアンロードを
行ったテープカセット1が、再びテープストリーマドラ
イブ10に装填されると、パーティション#2のオプシ
ョナルデバイスエリアにおいてローディングされた後
に、イジェクトステータスなどの情報に基づいて、この
オプショナルデバイスエリアに近接したパーティション
#3のシステムエリアに移動してスタンバイ状態となる
【0106】また、図22は図20のステップS006
に対応してロードポイントFL311aで指定されたパ
ーティションのデバイスエリアでアンロードを行う場合
の遷移を説明する模式図であり、図22(a)は例えば
磁気テープ3の長手方向における物理的な中央部分の近
傍に形成されているオプショナルデバイスエリアでアン
ロード処理、イジェクトを実行する場合の例を示してい
る。なお、図22(a)に示されている例では、例えば
磁気テープの中央部分に形成されてるパーティション#
1のオプショナルデバイスエリアでアンロードする例と
されているので、ロードポイントFL311aにはパー
ティションナンバとして「#2」に対応した値が設定さ
れているものとしている。
【0107】例えばパーティション#3をアクティブと
して実行している場合に、ユーザーの操作に基づいて、
ホストコンピュータ40からシステムコントローラ15
に対してイジェクト指令が供給された場合は、システム
コントローラ15の処理はステップS002からS00
6に進むことになる。この場合、システムコントローラ
15はサーボコントローラ16に対して指示を出し、リ
バース方向に磁気テープ3を走行させ、例えばとして
示すようにリバース方向にテープを走行させる。
【0108】その後、サーチにより、として示すよ
うに、パーティション#1の後端のオプショナルデバイ
スエリア(#1)に到達することになる。オプショナル
デバイスエリア(#1)に到達した後は、アンロード処
理を行って、ローディングモータ14Eにより回転ドラ
ム11から磁気テープ3をアンスレッドさせ、さらにイ
ジェクトモータ28を駆動させて、として示すように
テープカセット1を排出させる。このように、図示した
例では例えばロードポイントFL311aを「#2」と
して設定することにより、磁気テープ3のほぼ中央部分
に形成されているオプショナルデバイスエリア(#1)
でアンローディングが行われるようになる。つまり、図
22(a)に示したようにアンロードを行ったテープカ
セット1が、再びテープストリーマドライブ10に装填
されると、オプショナルデバイスエリア(#1)におい
てローディングされた後に、このオプショナルデバイス
エリア(#1)に近接したパーティション#2のシステ
ムエリアにおいてスタンバイ状態となるようにする。し
たがって、磁気テープの先頭に位置している場合よりも
例えばパーティション#3、#4に対するアクセス効率
が改善されるようになる。なお、例えばパーティション
#0についてはアクセスに時間を要することになるが、
各パーティションに対する平均アクセス時間を短縮する
ことができるようになる。
【0109】なお、図22(a)ではパーティション#
3をオペレーションしている場合の例を挙げているが、
パーティション#0、#1、#2をオペレーションして
いる場合でも、オプショナルデバイスエリア#1でアン
ロード処理、イジェクトが行われる。この場合のサーチ
としては、パーティション#0、#1についてはフォ
ワード方向、パーティション#2についてはパーティシ
ョン#3と同じリバース方向の動作によって行われる。
【0110】また前記磁気テープの先頭近傍に形成され
ているデバイスエリアでアンロードを行う場合は図22
(b)に示されているようになる。なお、図22(b)
に示されている例では、例えば磁気テープの先頭のデバ
イスエリアでアンロードする例とされているので、ロー
ドポイントFL311aにはパーティションナンバ「#
0」に対応した値が設定されているものとする。
【0111】図示されているように、例えばパーティシ
ョン#3をアクティブとして実行している場合に、ユー
ザーの操作に基づいてホストコンピュータ40からイジ
ェクト指令が供給されると、システムコントローラ15
はサーボコントローラ16に対して指示を出し、リバー
ス方向に磁気テープ3を走行させ、例えばとして示す
ようにリバース方向にテープを走行させる。
【0112】その後、サーチにより、として示すよ
うに、磁気テープ3の先頭のデバイスエリアに到達する
ことになる。なお、このような長い区間のサーチを行う
場合は、FGパルスに基づいたモータ回転情報による高
速サーチを行うようにしてもよい。デバイスエリアに到
達した後は、アンロード処理を行って、ローディングモ
ータ14Eにより回転ドラム11から磁気テープ3をア
ンスレッドさせ、さらにイジェクトモータ28を駆動さ
せて、として示すようにテープカセット1を排出させ
る。このように、図示した例では例えばロードポイント
FL311aを「#0」として設定することにより、磁
気テープ3を全て巻き戻した状態でアンローディングが
行われるようになる。したがって、テープカセット1を
例えばテープストリーマドライブ10から排出した状態
で長期保存する場合、磁気テープの記録面が露出しない
ようにすることができるので、湿気などによるテープの
劣化を抑制することができるようになる。
【0113】なお、アンロードを行う位置としては、排
出管理領域とされているデバイスエリアまたはオプショ
ナルデバイスエリアとされていれば良く、図21(a)
(b)で説明したように、磁気テープの中央部分や先頭
以外でアンロードすることもできる。さらに、ロードポ
イントFL311aとしては、例えばパーティションナ
ンバに対応した値が設定される例を挙げたが、デバイス
エリアまたはオプショナルデバイスエリアを示すように
しても良い。
【0114】
【発明の効果】以上、説明したように本発明のテープド
ライブ装置は、テープカセットを排出する場合に磁気テ
ープの位置を特定の排出管理領域とすることができるの
で、磁気テープの排出位置を選択することができるよう
になる。したがって、例えば前記磁気テープの長手方向
における物理的な中央部分の近傍に形成されている排出
管理領域においてテープカセットを排出することによ
り、次回そのテープカセットが装填された場合の、各パ
ーティションに対する平均アクセス時間を短縮すること
ができるようになる。また、前記磁気テープの先頭近傍
に形成されている排出管理領域においてテープカセット
を排出することにより、磁気テープがリールハブから導
出された状態において、その記録面が露出することを防
止することができ、テープカセットを長期保存する場合
でも前記記録面の劣化を抑制することができる。
【0115】また、本発明の記録媒体としては排出位置
情報をメモリ(MIC)に記憶しているので、テープド
ライブ装置では前記記録媒体が装填される毎にその排出
位置情報情報をメモリから検出することができる。つま
り、記録媒体としてはメモリに対応しているテープドラ
イブ装置に対して前記排出位置情報を供給することがで
きるようになる。これにより、テープドライブ装置に対
して例えば前記磁気テープの長手方向における物理的な
中央部分の近傍に形成されている排出管理領域において
当該記録媒体の排出を実行させるように指示することが
でき、次回当該記録媒体が装填された場合の、各パーテ
ィションに対する平均アクセス時間を短縮することがで
きるようになる。また、前記磁気テープの先頭近傍に形
成されている排出管理領域においてテープカセットを排
出させるように指示することができる。これにより磁気
テープの記録面が露出することを防止することができ、
テープカセットを長期保存する場合でも前記記録面の劣
化を抑制することができる。すなわち、記録媒体がテー
プドライブ装置に対して排出位置情報を指示することが
できるようになるので、自らの情報によって磁気テープ
の保護を行うことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のテープストリーマドライ
ブのブロック図である。
【図2】実施の形態のテープカセットの内部構造を概略
的に示す説明図である。
【図3】実施の形態のテープカセットの外観を示す斜視
図である。
【図4】実施の形態のテープカセットの磁気テープ上の
データ構造の説明図である。
【図5】実施の形態のテープカセットの磁気テープ上の
トラック構造の説明図である。
【図6】実施の形態のテープカセットの磁気テープのエ
リア構造の説明図である。
【図7】実施の形態のテープカセットの磁気テープ上の
IDエリアの説明図である。
【図8】実施の形態のテープカセットのIDエリアのフ
ィジカルブロックアドレスの説明図である。
【図9】実施の形態のテープカセットのIDエリアイン
フォメーションの説明図である。
【図10】実施の形態のテープカセットのエリアIDの
定義の説明図である。
【図11】実施の形態のMICのデータ構造の説明図で
ある。
【図12】実施の形態のMICのマニファクチャーイン
フォメーションの説明図である。
【図13】実施の形態のMICのメモリマネジメントイ
ンフォメーションの説明図である。
【図14】実施の形態のMICのボリュームタグの説明
図である
【図15】実施の形態のMICのボリュームインフォメ
ーションの説明図である。
【図16】実施の形態のMICのイジェクトステータス
の説明図である。
【図17】実施の形態のMICのセル構造の説明図であ
る。
【図18】実施の形態のMICのパーティションインフ
ォメーションセルの説明図である。
【図19】実施の形態のMICのパーティションインフ
ォメーションの説明図である。
【図20】テープカセットのアンロード処理、イジェク
トを行う場合のシステムコントローラが行う処理の一例
を説明する図である。
【図21】当該パーティションの直前のオプショナルデ
バイスエリアでアンロードを行う場合の遷移を説明する
模式図である。
【図22】ロードポイントで指定されたデバイスエリア
またはオプショナルデバイスエリアででアンロードを行
う場合の遷移を説明する模式図である。
【符号の説明】
1 テープカセット、3 磁気テープ、4 MIC、1
0 テープストリーマドライブ、11 回転ドラム、1
2A,12B 記録ヘッド、13A,13B,13C
再生ヘッド、14A ドラムモータ、14B キャプス
タンモータ、14C Tリールモータ、14D Sリー
ルモータ、14E ローディングモータ、再生ヘッド、
15 システムコントローラ、16 サーボコントロー
ラ、17メカドライバ、19 RF処理部、20 SC
SIインターフェイス、21圧縮/伸長回路、22 I
Fコントローラ/ECCフォーマター、23 バッファ
メモリ、40 ホストコンピュータ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気テープが収納されたテープカセット
    が装填された際に、前記磁気テープを走行させるととも
    に前記磁気テープに対して情報の記録または再生を行な
    うことができるテープドライブ手段と、 装填された前記テープカセットの前記磁気テープに対す
    る記録または再生を管理するための管理情報を記録する
    メモリが備えられている場合に、そのメモリに対して所
    要の通信処理を行い管理情報の読み出しまたは書込みを
    行なうことができるメモリドライブ手段と、 前記メモリから前記磁気テープに複数形成されている排
    出管理領域のいずれか一つを特定する排出位置情報を検
    出する排出情報検出手段と、 前記テープカセットの排出を行う場合に前記磁気テープ
    を走行させ、前記磁気テープを前記排出位置情報に基づ
    いた特定の排出管理領域に移動させる排出管理領域サー
    チ手段と、 前記排出管理領域サーチ手段によって前記磁気テープが
    前記特定の排出管理領域に移動した場合に、前記テープ
    カセットを排出する排出制御手段と、 を備えたことを特徴とするテープドライブ装置。
  2. 【請求項2】 前記排出制御手段は、前記磁気テープの
    長手方向における物理的な中央部分の近傍に形成されて
    いる排出管理領域において、前記テープカセットの排出
    を行うようにしたことを特徴とする請求項1に記載のテ
    ープドライブ装置。
  3. 【請求項3】 前記排出制御手段は、前記磁気テープの
    先頭近傍に形成されている排出管理領域において、前記
    テープカセットの排出を行うようにしたことを特徴とす
    る請求項1に記載のテープドライブ装置。
  4. 【請求項4】 磁気テープが収納されたテープカセット
    と、 前記テープカセットに備えられ、前記磁気テープに対す
    る記録または再生を管理するための管理情報を記録する
    メモリと、 を備えた記録媒体において、 前記磁気テープに複数の排出管理領域が形成されている
    とともに、 前記メモリに複数の排出管理領域のなかの特定の排出管
    理領域を示す排出位置情報が記憶されていることを特徴
    とする記録媒体。
  5. 【請求項5】 前記排出位置情報は、前記磁気テープの
    長手方向における物理的な中央部分の最も近傍に形成さ
    れている排出管理領域を示していることを特徴とする請
    求項4に記載の記録媒体。
  6. 【請求項6】 前記排出位置情報は、前記磁気テープの
    先頭近傍に形成されている排出管理領域を示しているこ
    とを特徴とする請求項4に記載の記録媒体。
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