JP4151124B2 - テープドライブ装置、記録媒体 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、テープドライブ装置、記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
最近では、磁気テープを記録媒体としたテープカセットを用いて記録または再生を行なうことができるテープストリーマドライブが知られている。
このようなテープカセットを使用する場合、そのテープカセットの使用状態、エラー情報などとされる履歴情報は例えば磁気テープに形成される所要の管理エリアに記録されている。したがって、この管理エリアを参照することで当該テープカセットの履歴情報を知ることが可能とされる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、一旦使用したテープカセットに対して再びフォーマット(初期化)を行ない、新たに使用する場合は、フォーマットに伴って前記履歴情報も消去されてしまうことになる。
したがって、従来ではフォーマットを行なった時点からの履歴情報しか知ることができなかった。つまり、当該テープカセットが製造された後1回目のフォーマットが行なわれてから現在に至るまでに例えば2回目以降のフォーマットが行なわれてしまうと、製造時または1回目のフォーマット時からの履歴情報を得ることができないという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明はこのような問題点を解決するために、磁気テープが収納されたテープカセットが装填された際に、その磁気テープに対して情報の記録または再生を行なうことができるテープドライブ手段と、装填された前記テープカセットに、前記磁気テープに対する記録または再生を管理するための管理情報を記録するメモリが備えられている場合に、そのメモリに対して管理情報の読み出しまたは書込みを行なうことができるメモリドライブ手段と、第一回目の初期化を起点として、以降行なわれる初期化に関わらず、記録または再生動作に伴って更新される累積履歴情報を前記メモリに記憶することができる累積履歴情報記録手段と、を備え、前記累履歴情報記録手段は、前記テープカセットが装填された場合に、前記メモリに記録されている前記累積履歴情報を検出する累積履歴情報検出手段と、前記累積履歴情報検出手段で検出された前記累積履歴情報を格納することができる累積履歴情報メモリ手段と、前記磁気テープに対して記録または再生を行なった場合に、当該テープカセットが装填されてからの記録または再生動作による履歴情報を更新するとともに、前記累積履歴情報メモリ手段に格納されている前記累積履歴情報を、前記履歴情報に基づいて更新する前記累積履歴情報更新手段と、前記テープカセットを排出するときに、前記累積履歴情報メモリ手段に格納されている累積履歴情報を前記メモリに書込むことができる累積履歴情報書込み手段と、を備えてテープドライブ装置を構成する。
【0005】
また、磁気テープ及び該磁気テープに対する記録または再生を管理するための管理情報を記憶するメモリが備えられている記録媒体において、前記管理情報として、当該記録媒体の第一回目の初期化を起点として、以降行なわれる初期化に関わらず、前記磁気テープに対して記録または再生を行なった場合に、装填される毎の記録または再生動作による情報に基づいて更新される累積履歴情報を記録する。
【0006】
本発明によれば、テープカセットのメモリ手段に第一回目の初期化以降の記録または再生動作に伴う累積履歴情報記憶することができるようになる。
また、記録媒体としては、当該記録媒体に備えられているメモリに対して管理情報としての累積履歴情報を記憶しているので、装填されたテープドライブ装置に対して累積履歴情報を提示することができるようになる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
ここで、先に本出願人により不揮発性メモリが設けられたテープカセット及び、このメモリ付きテープカセットに対応してデジタルデータの記録/再生が可能とされるデータストレージシステムを形成するテープドライブ装置(テープストリーマドライブ及びホストコンピュータ)についての発明が提案されているが、本例は、これらメモリ付きテープカセットに対応するデータストレージシステムにおいて本発明を適用したものとする。なお、テープカセットに備えられる不揮発性メモリについては、MIC(Memory_In_Cassette)ということにする。
説明は次の順序で行う。
1.テープカセットの構成
2.テープストリーマドライブ及びホストコンピュータの構成
3.磁気テープ上のデータ構成
4.MICのデータ構造
5.履歴情報の更新及び保持例
【0008】
1.テープカセットの構成
先ず、本例のテープストリーマドライブに対応するMIC付のテープカセットについて図2及び図3を参照して説明する。
図2は、テープカセットの内部構造を概念的に示すものとされ、この図に示すテープカセット1の内部にはリールハブ2A、2Bが設けられ、この両リールハブ2A及び2B間にテープ幅8mmの磁気テープ3が巻装される。
【0009】
このテープカセット1には不揮発性メモリであるMIC4が設けられており、このMIC4のモジュールからは電源端子5A、データ入力端子5B、クロック入力端子5C、アース端子5D等が導出されている。詳しくは後述するが、このMIC4には、テープカセットごとの製造年月日や製造場所、テープの厚さや長さ、材質、テープ3上のに形成される各パーティションごとの記録データの使用履歴等に関連する情報、ユーザ情報等が記憶される。なお、本明細書ではこれらのMIC4に格納される各種情報は『管理情報』とも言うことにする。
【0010】
図3は、テープカセット1の外観例を示すものとされ、筺体全体は上側ケース6a、下側ケース6b、及びガードパネル8からなり、通常の8ミリVTRに用いられるテープカセットの構成と基本的には同様となっている。このテープカセット1の側面のラベル面9には、端子ピン7A、7B、7C、7Dが設けられており、上記図2にて説明した電源端子5A、データ入力端子5B、クロック入力端子5C、アース端子5Dとそれぞれ接続されているものとされる。即ち、本例ては、テープカセット1は次に説明するテープストリーマドライブ10と、上記端子ピン7A、7B、7C、7Dを介して物理的に接触してデータ信号等の相互伝送が行われるものとされる。
【0011】
2.テープストリーマドライブ及びホストコンピュータの構成
次に、図1により本例のテープストリーマドライブ10の構成について説明する。このテープストリーマドライブ10は、装填されたテープカセット1の磁気テープ3に対して、ヘリカルスキャン方式により記録/再生を行うようにされている。
回転ドラム11には、例えば2つの記録ヘッド12A、12B及び2つの再生ヘッド13A、13Bが設けられる。
記録ヘッド12A、12Bは互いにアジマス角の異なる2つのギャップが究めて近接して配置される構造となっている。再生ヘッド13A、13Bも互いにアジマス角の異なるヘッドとされる。そして記録時においては、2つの記録ヘッド12A、12Bにより磁気テープ3上にフレーム毎(2トラック)単位で記録していくことになるが、再生ヘッド再生ヘッド13A、13Bでは先程記録ヘッド12A、12Bによって書込まれたフレームからデータの読み出しを行なうようにされている。このような動作をリードアフターライト(Read_After_Write・・・以下略してRAWと記述する)という。
【0012】
このようにしてRAWにより読み出されたフレームのデータは、システムコントローラ15によってエラー検出が行なわれ、エラーが発生したと検出された場合には、そのエラーが発生したフレームのデータの再書き込みを行うように記録系を制御することが行われる。
【0013】
テープカセット1から引き出された磁気テープ3が巻き付けられる回転ドラム11はドラムモータ14Aにより回転される。
また磁気テープ3を定速走行させるための図示しないキャプスタンはキャプスタンモータ14Bにより回転駆動される。
またテープカセット1内の上記リールハブ2A,2Bは、それぞれリールモータ14C、14Dにより、独自に、順方向及び逆方向に回転駆動される。
ローディングモータ14Eは、図示しないローディング機構を駆動し、磁気テープ3の回転ドラム11へのローディング/アンローディングを実行する。
【0014】
ドラムモータ14A、キャプスタンモータ14B、リールモータ14C、14D、ローディングモータ14Eは、それぞれメカドライバ17からの電力印加により回転駆動される。メカドライバ17はサーボコントローラ16からの制御に基づいて各モータを駆動する。サーボコントローラ16は各モータの回転速度制御を行って通常の記録再生時の走行や高速再生時のテープ走行、早送り、巻き戻し時のテープ走行、テープカセット装填動作、ローディング/アンローディング動作、テープテンション制御動作、などを実行させる。
図示していないが、サーボコントローラ16が各モータのサーボ制御を実行するために、ドラムモータ14A、キャプスタンモータ14B、リールモータ14C、14DにはそれぞれFG(周波数発生器)が設けられており、各モータの回転情報が検出できるようにしている。
そしてサーボコントローラ16はこれらのFGパルスに基づいて各モータの回転速度を判別することで、各モータの回転動作について目的とする回転速度との誤差を検出し、その誤差分に相当する印加電力制御をメカドライバ17に対して行うことで、閉ループによる回転速度制御を実現することができる。従って、記録/再生時の通常走行や、高速サーチ、早送り、巻き戻しなどの各種動作時に、サーボコントローラ16はそれぞれの動作に応じた目標回転速度により各モータが回転されるように制御を行うことができる。
【0015】
EEP−ROM18にはサーボコントローラ16が各モータのサーボ制御に用いる定数等が格納されている。
【0016】
サーボコントローラ16はインターフェースコントローラ/ECCフォーマター22(以下、IF/ECCコントローラという)を介してシステム全体の制御処理を実行するシステムコントローラ15と双方向に接続されている。
【0017】
このテープストリーマドライブ10においては、データの入出力にSCSIインターフェイス20が用いられている。例えばデータ記録時にはホストコンピュータ40から、固定長のレコードという伝送データ単位によりSCSIインターフェイス20を介して逐次データが入力され、圧縮/伸長回路21に供給される。なお、このようなテープストリーマドライブシステムにおいては、可変長のデータの集合単位によってホストコンピュータ40よりデータが伝送されるモードも存在する。
【0018】
圧縮/伸長回路21では、入力されたデータについて必要があれば、所定方式によって圧縮処理を施すようにされる。圧縮方式の一例として、例えばLZ符号による圧縮方式を採用するのであれば、この方式では過去に処理した文字列に対して専用のコードが割り与えられて辞書の形で格納される。そして、以降に入力される文字列と辞書の内容とが比較されて、入力データの文字列が辞書のコードと一致すればこの文字列データを辞書のコードに置き換えるようにしていく。辞書と一致しなかった入力文字列のデータは逐次新たなコードが与えられて辞書に登録されていく。このようにして入力文字列のデータを辞書に登録し、文字列データを辞書のコードに置き換えていくことによりデータ圧縮が行われるようにされる。
【0019】
圧縮/伸長回路21の出力は、IF/ECCコントローラ22に供給されるが、IF/ECCコントローラ22においてはその制御動作によって圧縮/伸長回路21の出力をバッファメモリ23に一旦蓄積する。このバッファメモリ23に蓄積されたデータはIF/ECCコントローラ22の制御によって、最終的にグループ(Group)という磁気テープの40トラック分に相当する固定長の単位としてデータを扱うようにされ、このデータに対してECCフォーマット処理が行われる。
【0020】
ECCフォーマット処理としては、記録データについて誤り訂正コードを付加すると共に、磁気記録に適合するようにデータについて変調処理を行ってRF処理部19に供給する。
RF処理部19では供給された記録データに対して増幅、記録イコライジング等の処理を施して記録信号を生成し、記録ヘッド12A、12Bに供給する。これにより記録ヘッド12A、12Bから磁気テープ3に対するデータの記録が行われることになる。
【0021】
また、データ再生動作について簡単に説明すると、磁気テープ3の記録データが再生ヘッド13A、13BによりRF再生信号として読み出され、その再生出力はRF処理部19で再生イコライジング、再生クロック生成、2値化、デコード(例えばビタビ復号)などが行われる。
このようにして読み出された信号はIF/ECCコントローラ22に供給されて、まず誤り訂正処理等が施される。そしてバッファメモリ23に一時蓄積され、所定の時点で読み出されて圧縮/伸長回路21に供給される。
圧縮/伸長回路21では、システムコントローラ15の判断に基づいて、記録時に圧縮/伸長回路21により圧縮が施されたデータであればここでデータ伸長処理を行い、非圧縮データであればデータ伸長処理を行わずにそのままパスして出力される。
圧縮/伸長回路21の出力データはSCSIインターフェイス20を介して再生データとしてホストコンピュータ40に出力される。
【0022】
また、この図にはテープカセット1の磁気テープ3と共にMIC4が示されている。このMIC4は、テープカセット本体がテープストリーマドライブに装填されると、図3に示した端子ピンを介してシステムコントローラ15とデータの入出力が可能なように接続される。これによりシステムコントローラ15はMIC4に記録されている管理情報を読み込んだり、管理情報を更新できる。
【0023】
MIC4と外部のホストコンピュータ40間はSCSIのコマンドを用いて情報の相互伝送が行われる。このため、特にMIC4とホストコンピュータ40との間に専用のラインを設ける必要はなく、結果的にテープカセット1とホストコンピュータ40とのデータのやりとりは、SCSIインターフェイスだけで結ぶことができる。
【0024】
テープストリーマドライブ10とホストコンピュータ40間は上記のようにSCSIインターフェース20を用いて情報の相互伝送が行われるが、システムコントローラ15に対してはホストコンピュータ40がSCSIコマンドを用いて各種の通信を行うことになる。
また従って、ホストコンピュータ40はSCSIコマンドによりシステムコントローラ15に指示を行ってMIC4に対するデータ書込/読出を実行させることができる。
【0025】
ワークRAM24,フラッシュROM25は、システムコントローラ15が各種処理に用いるデータが記憶される。
例えばフラッシュROM25には制御に用いる定数等が記憶される。またワークRAM24は各種処理を行なう場合のワークエリアとして用いられたり、MIC4から読み出されたデータ、MIC4に書き込むデータ、テープカセット単位で設定されるモードデータ、各種フラグデータなどの記憶や演算処理などに用いるメモリとされる。
【0026】
ワークRAM24は累積履歴情報メモリとして、テープカセット1が装填された場合に、MIC4から読み出された累積履歴情報(アキュムレイティブパーティションインフォーメーション)が格納される。そして、記録または再生動作に伴ってこの累積履歴情報を更新する場合のワークエリアとして、または、テープカセット1のフォーマットを行なう場合の、前記累積履歴情報の保持エリアとして用いられる。
【0027】
さらに、ワークRAM24には、テープストリーマドライブ10に例えばテープカセットを最後にロードした時点から現在に至るまでに行なわれた処理のカレント情報が格納される。
例えばカレントナンバーオブグループスリトゥン(Current_Number_Of_Groups_Written)とされる磁気テープに対して物理的に記録されたパーティション内のグループ数、カレントRAWリトライズ(Current_RAW_Retries)とされるRAWに基づいてデータ再書き込みの要求がなされたフレーム数、カレントナンバーオブグループスリード(Current_Number_Of_Groups_Read)とされる磁気テープから読み出されたパーティションのグループ数、カレントC3ECCリトライズ(Current_C3_ECC_Retries)とされる、C3パリティを用いてエラー訂正が行なわれた回数の情報などとされる。これらの情報はテープストリーマドライブ10において例えば記録または再生動作が行なわれる場合に随時更新されていき、テープカセット1がアンロードされるまでに加算されたカレント情報によって後述するプリビアス情報を更新し、その後アンロードに伴って「0」とされる。
なお、ロードとは例えばテープカセット1がテープストリーマドライブ10に装填される動作を示し、またロードに対して後述するアンロードについてはテープカセット1がテープストリーマドライブ10から排出される動作を示すこととする。
【0028】
また、ワークRAM24,フラッシュROM25は、システムコントローラ15を構成するマイクロコンピュータの内部メモリとして構成してもよく、またバッファメモリ23の領域の一部をワークメモリとして用いる構成としてもよい。
【0029】
3.磁気テープ上のデータ構造
次に、上述してきたテープストリーマドライブとテープカセットよりなるデータストレージシステムに適用されるデータフォーマットについて概略的に説明する。
【0030】
図4は、磁気テープ3に記録されるデータの構造を摸式的に示している。
図4(a)には1本の磁気テープ3が示されている。複数のパーティションを形成する場合は、図4(b)のように1本の磁気テープ3を、パーティション(Partition)単位で分割して利用することができるものとされ、本例のシステムの場合には最大256のパーティション数を設定して管理することが可能とされている。また、この図に示す各パーティションは、それぞれパーティション#0、#1、#2、#3・・・として記されているように、パーティションナンバが与えられて管理されるようになっている。
【0031】
従って、本例においてはパーティションごとにそれぞれ独立してデータの記録/再生等を行うことが可能とされるが、例えば図4(b)に示す1パーティション内におけるデータの記録単位は、図4(c)に示すグループ(Group)といわれる固定長の単位に分割することができ、このグループごとの単位によって磁気テープ3に対する記録が行われる。
この場合、1グループは20フレーム(Frame)のデータ量に対応し、図4(d)に示すように、1フレームは、2トラック(Track)により形成される。この場合、1フレームを形成する2トラックは、互いに隣り合うプラスアジマスとマイナスアジマスのトラックとされる。従って、1グループは40トラックにより形成されることになる。
【0032】
また、図4(a)(b)に示す1パーティションは、図5に示すデータ構造により形成されている。なお、この図においては、全テープ長に対して1パーティションが形成されているものとして説明する。
【0033】
この図5の場合には、磁気テープ3の最初の部分に対して物理的にリーダーテープが先頭に位置しており、次にテープカセット1のローディング/アンローディングを行う領域となるデバイスエリアが設けられている。このデバイスエリアの先頭が物理的テープの先頭位置PBOT(Phisycal Bigining of Tape)とされる。
上記デバイスエリアに続いては、リファレンスエリア及びテープの使用履歴情報等が格納されるシステムエリア(以下、リファレンスエリアを含めてシステムエリアという)が設けられて、以降にデータエリアが設けられる。システムエリアの先頭が論理的テープの開始位置LBOT(Logical Bigining of Tape) とされる。
【0034】
データエリアにおいては、最初にデータを作成して供給するベンダーに関する情報が示されるベンダーグループが設けられ、続いて実際に図4(c)に示したグループが、ここではグループ1〜nとして示すように複数連続して形成されていくことになる。そして、最後のグループnに続いては、パーティションのデータ領域の終了を示すEOD(End of Data)の領域が設けられる。そしてEODの最後が、論理的テープの終了位置LEOT(Logical End of Tape)とされる。
PEOT(Phisycal End of Tape) は、物理的テープの終了位置、又はパーティションの物理的終了位置を示すことになる。
【0035】
4.MICのデータ構造
次に、テープカセット1に備えられるMIC4のデータ構造について説明する。
図6は、MIC4に記憶されるデータの構造の一例を摸式的に示す図である。このMIC4の容量は例えば2キロバイトとされており、この領域に対して図のようにフィールドFL1〜FL6が設定されている。
これらフィールドFL1〜FL6において、テープカセットの製造時の各種情報、初期化時のテープ情報やパーティションごとの情報などが書き込まれる。
【0036】
フィールドFL1はマニファクチャーパート(Manufacture_Part)とされ、主にテープカセットの製造時の各種情報が記憶される。
フィールドFL2はドライブイニシャライズパート(Drive_Initialize_Part)とされ、主に初期化時の情報等が記憶される。
フィールドFL3はボリュームインフォメーション(Volume_Information)とされ、テープカセット全体の基本的な管理情報が記憶される。
またフィールドFL4としてアキュムレイティブパーティションインフォメーション(Accumulative_Partition_Information)、フィールドFL5としてボリュームタグ(Volume_Tags)としての各情報が記憶される。
なお、フィールドFL1乃至フィールドFL5については、各フィールドを形成するデータに対するチェックサム情報が格納されている。
【0037】
フィールドFL6は、メモリーフリープールの領域とされるが、記録再生動作の経過や必要に応じて各種情報が記憶される。まず、磁気テープ3に形成されるパーティションに応じて、各パーティションに対応する管理情報となるパーティションインフォメーション#0、#1・・・がメモリーフリープールの先頭側から順次書き込まれる。
【0038】
またメモリーフリープールの後端側からは、高速サーチ用のマップ情報としてのアブソリュートボリュームマップインフォメーションが書き込まれ、続いてユーザーボリュームノートや、ユーザーパーティションノートが書き込まれる。ユーザーボリュームノートはテープカセット全体に関してユーザーが入力したコメント等の情報であり、ユーザーパーティションノートは各パーティションに関してユーザーが入力したコメント等の情報である。従って、これらはユーザーが書込を指示した際に記憶されるものであり、これらの情報が必ずしも全て記述されるものではない。
またこれらの情報が記憶されていない中間の領域は、メモリーフリープールとして後の書込のために残される。
【0039】
フィールドFL4としてのアキュムレイティブパーティションインフォーメーションの構成例を、図7にしたがい説明する。
【0040】
フィールドF101からフィールドF107までは、当該テープカセット1が前回のロードされてからアンロードされるまで間に行なわれた各種処理の履歴情報(プリビアス情報)が示される。
フィールドF101はプリビアスナンバーオブグループスリトゥン(Previous_Number_Of_Groups_Written)とされ、磁気テープ3に記録されたパーティション内のグループ数の情報が示される。
フィールドF102のリザーブに続いて、フィールドF103はプリビアスRAWリトライズ(Previous_RAW_Retries)とされ、RAWの回数情報が示される。
【0041】
フィールドF104のリザーブに続いて、フィールドF105はプリビアスナンバーオブグループスリード(Previous_Number_Of_Groups_Read)とされ、磁気テープ3から読み出されたパーティションのグループ数の情報が示される。
さらにフィールドF106のリザーブに続き、フィールドF107はプリビアスC3_ECCリトライズ(Previous_C3_ECC_Retries)とされ、C3パリティを用いてエラー訂正が行なわれた回数の情報が示される。
このプリビアス情報は、例えば前記したワークRAM24に格納されるカレント情報などによって更新される。
【0042】
フィールドF108乃至フィールドF119は、例えばテープカセット1に対して第一回目のフォーマットが行なわれた時から現在に至るまでの各種処理の累積履歴情報が示され、例えば前記カレント情報などが累積された値などが示される。
すなわち、これらのフィールドに示されている累積履歴情報は当該テープカセット1が例えばフォーマットされた場合でも、保持することができるようにされる。
【0043】
フィールドF108はトータルナンバーオブグループスリトゥン(Total_Number_Of_Groups_Written)とされ、磁気テープ3に記録されたパーティション内のグループ数の情報が示される。
フィールドF109のリザーブに続き、フィールドF110はトータルRAWリトライズ(Total_RAW_Retries)とされ、RAWの回数が示される。
フィールドF111はトータルナンバーオブグループスリード(Total_Number_Of_Groups_Read)とされ、磁気テープ3から読み出されたパーティションのグループ数が示される。
フィールドF112のリザーブに続き、フィールドF113はトータルC3_ECCリトライズ(Total_C3_ECC_Retries)とされ、C3パリティを用いてエラー訂正が行なわれた回数が示される。
これらの、フィールドF108、F110、F111、F113については例えばカレント情報の累積値に相当する値とされる。すなわち、例えばテープカセット1のアンロード時にカレント情報によって更新される。なお、先頭が「トータル」とされている各情報については、以降便宜上トータル情報ともいうことにする。
【0044】
フィールドF114のリザーブに続き、フィールドF115はロードカウント(Load_Count)とされ、当該テープカセットをロードした回数が示される。
フィールドF116はアクセスカウント(Access_Count)とされ、パーティションにアクセスを行なった回数が示される。
フィールドF117はアップデートリプレースカウント(Update_Replace_Count)とされ、パーティションが書き換えられた回数が示される
フィールドF115〜フィールドF117の情報は、例えばテープストリーマドライブ10の記録または再生動作に伴って随時更新される。
フィールドF118、フィールドF119はリザーブとされている。
【0045】
なお上記したMIC4内のデータ構造はあくまで一例であり、データの配置や領域設定等はこれに限定されるものではない。
【0046】
5.累積履歴情報の更新及び保持例
図8は例えばテープカセット1がテープストリーマドライブ10にロードされてからアンロードされるまでに、例えばシステムコントローラ15によって行なわれる行なわれる累積履歴情報の更新処理の遷移を説明するフローチャートである。
【0047】
テープカセット1がロードされると(S001)、まずMIC4のチェックを行ない(S002)、チェック結果が「OK」、すなわち例えばテープカセットにMIC4が備えられていると判別した場合は、MIC4からアキュムレイティブパーティションインフォーメーションの累積履歴情報を読み込む処理を開始する(S003)。ここで、読み込み処理が正常に行なわれたか否かの判別を行ない(S004)、判別結果が正常「OK」であった場合は、累積履歴情報をワークRAM24に格納する(S005)。このようにステップS001からステップS005に至る行程でロード動作が行なわれる。
【0048】
そして、テープカセット1のロードに伴いロードカウントの更新を行ない(S006)、これ以降実際にデータの記録または再生などが行なわれることになるが、このような再生/記録動作に伴ってカレント情報及び累積履歴情報の一部の情報の更新処理が行なわれる(S007)。
そしてこの更新処理は例えばホストコンピュータ40からのアンロード指示が検出されるまで(S008)行なわれる。
【0049】
ここで、図9に示されているフローチャートにしたがい更新処理(ステップS007)の一例を説明する。
磁気テープ3上に形成されている、任意のパーティションに対してアクセスが行なわれた場合は(S101)、アクセスカウントの更新を行なう(S102)。
パーティションの読み込みを行なった場合は(S103)、読み込んだグループの数、すなわちカレントナンバーオブグループリードの更新を行なう(S104)。
パーティションの書き替えを行なった場合は(S105)、アップデートリプレースカウントの更新を行なう(S106)。さらに、パーティションの書き換えに伴って書込まれたグループの数、すなわちカレントナンバーオブグループリトゥンの更新を行なう(S107)。
RAWが行なわれた場合は(S108)、カレントRAWリトライズの更新を行なう(S109)。
また、C3パリティを用いてエラー訂正が行なわれた場合は(S110)、カレントC3ECCリトライズの更新を行なう(S111)。
【0050】
なお、ステップS101からステップS111は実際の処理遷移に対応したものではなく、アンロード指示が供給されるまでテープストリーマドライブ10の動作に基づいて随時行なわれるようにされている。
【0051】
アンロード指示に基づいて図9に示した更新処理を終了すると、図8に示すステップS009に進み、「トータル情報=トータル情報+カレント情報」とすることによって、カレント情報によってトータル情報を更新する。またこのときカレント情報によってプリビアス情報の更新を行なう。これにより、アキュムレーティブパーティションインフォメーションが更新される。
そして、更新されたアキュムレーティブパーティションインフォメーションをMIC4に書込む処理を行なう(S010)。さらに、書込み処理が正常に行なわれたか否かの判別を行ない(S011)、判別結果が正常「OK」であった場合は、テープカセット1のアンロード処理を実行する(S012)。
【0052】
また、MIC4のチェック結果(S002)、読み込み処理の結果(S004)、または書込み処理の結果(S010)が、例えば「NG」であると判別した場合は、各処理結果に対応した所要のエラーコードを設定処理を行なう(S013)。
【0053】
なお、トータル情報はアンロード時にカレント情報で更新する例を挙げたが、カレント情報と同様に記録または再生動作に伴って随時加算して更新するようにしても良い。
【0054】
このように、累積履歴情報はロード、アンロードが行なわれることに更新されてMIC4に記憶して、さらにフォーマット時においても保持するようにされる。
図10はフォーマット時に累積履歴情報を保持する処理の遷移例を説明するフローチャートである。
この図に示すフローチャートにおいて、ステップS201からステップS206に至る処理行程は、図8に示したステップS001からステップS006に至る処理行程に対応している。
すなわち、テープカセットがロードされると(S201)、まずMIC4のチェックを行ない(S202)、チェック結果が「OK」、すなわち例えばテープカセットにMIC4が備えられていると判別した場合は、MIC4からアキュムレイティブパーティションインフォメーションを読み込む処理を開始する(S203)。ここで、読み込み処理が正常に行なわれたか否かの判別を行ない(S204)、判別結果が正常「OK」であった場合は、アキュムレイティブパーティションインフォメーションをワークRAM24に格納する(S205)。そして、テープカセット1のロードに伴いロードカウントの更新を行なう(S006)。
【0055】
ここで、ホストコンピュータからのフォーマットコマンドによってテープカセットのフォーマットが指示されると(S207)、所要のフォーマット処理を開始する(S208)。そして、フォーマット処理が終了したと判別した時点で(S209)ワークRAM24に格納されているアキュムレイティブパーティションインフォメーションのうち累積履歴情報をMIC4に書込む。つまり、フォーマット処理によって初期化されたMIC4に対して累積履歴情報は消去されずに保持されるようになる。
この後については図示していないが、例えばフォーマットされた状態でテープカセット1をアンロードしても良いし、またはデータの記録を行なっても良い。
なお、フォーマットに続いてデータの記録が行なわれた場合は、この記録動作に伴ってワークRAM24内で更新された累積履歴情報を、図8で説明したようにテープカセット1のアンロード時にMIC4に書込むようにすればよい。
【0056】
このように、MIC4にフォーマットが行なわれた場合でも累積履歴情報を保持し続けることで、この累積履歴情報とカレント情報、プリビアス情報を比較することができるようになり、テープカセットの使用頻度から磁気テープ3の品質劣化の兆候を予測することができるようになる。
【0057】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明は、第一回目の初期化を起点として、以降行なわれる初期化に関わらず、磁気テープに対して行なわれた記録または再生動作に伴って更新される累積履歴情報をメモリとされるMICに記憶することができるようにしている。
したがって、記録媒体とされるテープカセットが装填されると例えばホストコンピュータ装置などを介して当該テープカセットの第一回目の初期化を起点とた累積履歴情報を提示することができるようになる。
また、ユーザとしては累積履歴情報を把握することができるので、その累積履歴情報から識別できる使用頻度から磁気テープの品質劣化の兆候を予測することができるようになり、磁気テープが使用不可になる前に交換することができるようになる。
【0058】
さらに、累積履歴情報はテープカセットのMICに記憶されているので、テープドライブ装置ではテープカセットが装填される毎にその累積履歴情報をMICから検出することができる。つまり、テープカセットとしてはMICに対応しているテープドライブ装置に対して累積履歴情報を供給することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のテープストリーマドライブのブロック図である。
【図2】テープカセットの内部構造を概略的に示す図である。
【図3】テープカセットの外観を示す斜視図である。
【図4】磁気テープに記録されるデータ構造を示す摸式図である。
【図5】1パーティション内のデータ構造を示す摸式図である。
【図6】MICのデータ構造を示す摸式図である。
【図7】アキュムレイティブパーティションインフォーメーションの構造を示す摸式図である。
【図8】累積履歴情報の更新処理遷移を説明するフローチャートである。
【図9】図8に示す更新処理の内容を説明するフローチャートである。
【図10】フォーマット時において累積履歴情報を保持する処理遷移を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 テープカセット、3 磁気テープ、4 MIC、10 テープストリーマドライブ、15 システムコントローラ、24 ワークRAM、40 ホストコンピュータ、FL4 アキュムレイティブパーティションインフォーメーション、F108〜F119 累積履歴情報

Claims (3)

  1. 磁気テープが収納されたテープカセットが装填された際に、その磁気テープに対して情報の記録または再生を行なうことができるテープドライブ手段と、
    装填された前記テープカセットに、前記磁気テープに対する記録または再生を管理するための管理情報を記録するメモリが備えられている場合に、そのメモリに対して管理情報の読み出しまたは書込みを行なうことができるメモリドライブ手段と、
    第一回目の初期化を起点として、以降行なわれる初期化に関わらず、記録または再生動作に伴って更新される累積履歴情報を前記メモリに記憶することができる累積履歴情報記録手段と、
    を備え、
    前記累履歴情報記録手段は、
    前記テープカセットが装填された場合に、前記メモリに記録されている前記累積履歴情報を検出する累積履歴情報検出手段と、
    前記累積履歴情報検出手段で検出された前記累積履歴情報を格納することができる累積履歴情報メモリ手段と、
    前記磁気テープに対して記録または再生を行なった場合に、当該テープカセットが装填されてからの記録または再生動作による履歴情報を更新するとともに、前記累積履歴情報メモリ手段に格納されている前記累積履歴情報を、前記履歴情報に基づいて更新する前記累積履歴情報更新手段と、
    前記テープカセットを排出するときに、前記累積履歴情報メモリ手段に格納されている累積履歴情報を前記メモリに書込むことができる累積履歴情報書込み手段と、
    を備えたことを特徴とするテープドライブ装置。
  2. 前記履歴情報書込み手段は、前記テープカセットの初期化を行なった後に、前記累積履歴情報メモリ手段に格納されている前記累積履歴情報を前記メモリに書込むこと
    を特徴とする請求項1に記載のテープドライブ装置。
  3. 磁気テープ及び該磁気テープに対する記録または再生を管理するための管理情報を記憶するメモリが備えられている記録媒体において、
    前記管理情報として、当該記録媒体の第一回目の初期化を起点として、以降行なわれる初期化に関わらず、前記磁気テープに対して記録または再生を行なった場合に、装填される毎の記録または再生動作による情報に基づいて更新される累積履歴情報が記録されていること
    を特徴とする記録媒体。
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