JP2000179089A - 建築部品 - Google Patents

建築部品

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JP2000179089A
JP2000179089A JP10352004A JP35200498A JP2000179089A JP 2000179089 A JP2000179089 A JP 2000179089A JP 10352004 A JP10352004 A JP 10352004A JP 35200498 A JP35200498 A JP 35200498A JP 2000179089 A JP2000179089 A JP 2000179089A
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building
convex
exterior panel
cut
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Yohei Otake
庸平 大竹
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NITTOO ALUMINIUM KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 切板をパネルとして使用することができ、し
かも、寸法が合わない場合でも簡単に寸法合せができる
建築部品を提供する。 【解決手段】 凹形枠部材42と凸形枠部材43とで構
成される枠44に表装板51を取付けてなり、取付金具
6を介して建物の胴縁25に順次並設される建築部品に
おいて、凹形枠部材42と凸形枠部材43にそれぞれ内
側側方を向く凹部52をそれぞれ形成し、該凹部に、表
装板51をなす切板の端部を差し込んだ構成としてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築物の外装や内
装に用いられる建築部品に関する。
【0002】
【従来の技術】図9は、本願出願人が先に提案した建築
部品である外装パネル1を示すものである(特開平7−
42343号公報参照)。外装パネル1は、アルミニウ
ム製の四角形枠2と、該四角形枠2の表面側に組付けた
表装板3とを備えている。四角形枠2は、2本の凹形枠
部材4と2本の凸形枠部材5とで四角形状(例えば正方
形であるが、特にこれに限定されない。)に構成された
ものである。四角形枠2の2本の凹形枠部材4と2本の
凸形枠部材5のうち、隣合う2部材には摺動自在に取付
金具6(一方の2個のみ図示)が例えば2個ずつ装着さ
れる。
【0003】2本の凹形枠部材4と2本の凸形枠部材5
は、互いに直角をなすように溶接等によりそれぞれ結合
され、対向する凹形枠部材4と凸形枠部材5との間には
縦補強部材7の両端が溶接によって結合されている。凹
形枠部材4の外周側には、平行板8,8によって長手方
向に連続した嵌合溝9が形成され、凸形枠部材5の外周
側には、長手方向に連続した嵌入凸部10が形成されて
いる。
【0004】凹形枠部材4と凸形枠部材5の背面側には
案内溝11が形成され、該案内溝の溝口の一方の端縁に
は断面が円形の案内凸条12が形成され、その他方の端
縁には案内レール13が形成されている。案内溝11
は、曲板14により断面が湾曲されており、これによ
り、案内凸条12の断面の円と同心の円に沿った断面扇
形をなす空間15が形成されている(図9〜図13参
照)。表装板3の四辺には、その端縁を裏面側にほぼ直
角に曲げて取付片3aが形成されている。表装板3は、
その取付片3aを四角形枠2の表面側の外周に嵌合させ
た状態で、複数のリベット16をもって該四角形枠に固
定されている。
【0005】取付金具6は、図12に示すように、長穴
17を有する平板18と、案内溝11の空間15内に部
分的に嵌入される抜け止め嵌入部19とを一体成形して
なる。抜け止め嵌入部19は、ほぼ半扇形の断面を有す
る嵌入片20と、平板18寄りの位置で該平板に垂直に
嵌入片20の外面から突出した姿勢決め片21とを一体
に備えている。姿勢決め片21の表側には、前方に開口
する受入溝22が形成され、嵌入片20の下端には、端
縁を平板18に平行に折曲げて抜け止め片23が形成さ
れている。取付金具6は、外装パネル1の横方向の案内
溝11のみならず、その上下方向の案内溝11に沿って
も摺動するように装着することもできる。いずれの取付
金具6も、それぞれの案内凸条12の軸線を中心にして
回動自在である。
【0006】次に、上記金属パネルの取付け構造につい
て説明する。図10及び図11に示すように、建物の驅
体24に固定した胴縁25の水平板部26にナット27
によりボルト28を上向きに固着し、該ボルトに上下方
向に伸縮自在な圧縮ばね29を貫挿し、ボルト28を取
付金具6の平板18の長穴17に挿通する。このとき、
圧縮ばね29は、伸縮作用により、外装パネル1の上下
位置を調整する役割をする。次いで、ボルト28にナッ
ト31を螺合させ、上下左右前後の位置決めをしてか
ら、該ボルトとナット31を締結して取付金具6を胴縁
25に取付けることにより、外装パネル1が胴縁25に
固定される。なお、図10及び図11において、30は
座面である。
【0007】外装パネル1は、図10及び図11に示す
ように、取付け済みの外装パネル1の嵌合溝9に、隣接
配置すべき外装パネル1の嵌入凸部20を嵌め合って、
横方向及び縦方向に並設する。このようにして、外装パ
ネル1を縦及び横方向に整列させて並設し、互いに隣合
う外装パネル1,1間には、例えば図11に示すような
目地部材32を配設する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来より、
外装あるいは内装パネルとして適当な寸法に切断した切
板(図示せず)を使用したい場合があるが、このような
切板をパネルとして使用したものはなかった。また、外
装パネル1を順次取付けていくと、例えば、建物のコー
ナー部あるいは窓部のところで、寸法が合わないため
に、外装パネル1をそのまま取付けることができなかっ
た。このような場合には、外装パネル1の寸法を変える
必要があるので、通常、このような部所に取付ける外装
パネルを特注していた。しかしながら、特注の外装パネ
ルは高価であるとともに、他の部所で使用した外装パネ
ル1と共用することができず、不便であった。本発明は
上記課題に鑑みてなされたもので、切板をパネルとして
使用することができ、しかも、寸法が合わない場合でも
簡単に寸法合せができる建築部品を提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、凹形枠部材と凸形枠部材とで構成され
る枠に表装板を取付けてなり、取付金具を介して建物の
胴縁に順次並設される建築部品において、凹形枠部材と
凸形枠部材にそれぞれ内側側方を向く凹部をそれぞれ形
成し、該凹部に、上記表装板をなす切板の端部を差し込
んだ構成としている。
【0010】
【実施の形態】以下、本発明に係る建築部品の一実施形
態について、図面を参照しながら詳細に説明する。な
お、説明の便宜上、図1〜図8において、図9〜図13
に示した要素と同一機能を有するものについては同一符
号を付し、それらの詳細な説明を省略する。本実施形態
の建築部品である外装パネル40は、図1〜図3に示す
ように、凸形枠部材43,43と凹形枠部材42,42
とで構成される枠四角枠44に表装板である切板51を
取付けてなり、従来と同様な取付金具6を介して、建物
に固定された胴縁25に順次並設されるものである。
【0011】凸形枠部材43は、基部43aと、該基部
の両端から同一方向へ延設された端部43b,43cと
を備え、断面略コ字形状に形成されたもので、その他は
従来のものと同様な構成となっている(図3参照)。表
側端部43bは、裏側端部43cに比べて長めに形成さ
れている。表側端部43bの付根には、内側側方を向く
凹部52が形成されている。凹部52の背面は、外方側
方へ突出する凸状部53がそれぞれ形成されている。凸
状部53は、外装パネル40の端をきれいに見せるため
のものである。また、凹部52の開口側付近の表側端部
43bには、浅めの凹部52aが形成されている。この
凹部52aは、後述するように、切板51の端部の凹部
52への嵌入を容易にするためのものである。
【0012】凹形枠部材42は、基部42aと、該基部
の両端から同一方向へ延設された端部42b,42cと
を備え、断面略コ字形状に形成されたもので、その他は
従来のものと同様な構成となっている(図4参照)。表
側端部42bは、裏側端部42cに比べて長めに形成さ
れている。表側端部42bの付根には、内側側方を向く
凹部52が形成されている。凹部52の背面は、外方側
方へ突出する凸状部53がそれぞれ形成されている。凸
状部53は、外装パネル40の端をきれいに見せるため
のものである。また、凹部52の開口側付近の表側端部
42bには、浅めの凹部52aが形成されている。この
凹部52aは、後述するように、切板51の端部の凹部
52への嵌入を容易にするためのものである。
【0013】凹形枠部材41と凸形枠部材42は、その
背面側に案内溝11を備え、該案内溝の溝口の一方の端
縁には断面が円形の案内凸条12を備え、該案内凸条の
断面の円と同心円状に案内溝11を湾曲させる曲板14
を備え、さらに、該曲板の背面に雌ネジ孔48を備えて
いる(図2〜図5参照)。雌ネジ孔48は、略円筒状に
形成され、その一部が切り欠かれている。切板51は、
金属板または樹脂板等からなる板状のものである。切板
51は、工場では所定の寸法で略四角形状に切断された
ものである。外装パネル40を製造するに際して、切板
51の端部を凹形枠部材42と凸形枠部材43の凹部5
2,52に差し込まれる。切板51が差し込まれた後
は、凹形枠部材42,42と凸形枠部材43,43の案
内レール13の近傍に形成された裏側端部42c,42
c,43c,43cに薄板45が溶接等により取付けら
れている。
【0014】本実施形態の外装パネル40も、図10お
よび図11に示した外装パネル1と同様な装着方法によ
り、取付金具6を介して建物の胴縁25に順次並設され
る(図5参照)。胴縁25は、略L字形状に折曲された
もので、その上部25aがアンカーボルト71を用いて
予め建物に取付けられている。なお、外装パネル40の
四角形枠44の案内溝11は、図3図においては中実に
形成し、第5図においては空洞に形成したものを示した
が、いずれでも良い。建物に取付けられた隣合う外装パ
ネル40,40間の溝内には、一対の断面略コ字形状の
部材によって形成された、かつ断面長手方向に伸縮自在
に形成された目地部材32が取付けられる。
【0015】外装パネル40を順次取付けていくと、例
えば、建物のコーナー部あるいは窓部のところで、該外
装パネルをそのままでは取付けることができない場合が
あるが、本実施形態では、このような場合、現場にて、
図1に示すように外装パネル40を任意の幅で切断し、
その切断端をカバー41を用いて覆うようにしている。
これにより、寸法の異なる外装パネル40を現場にて容
易に製作することができる。
【0016】カバー41は、基部41aと、該基部の両
端から同一方向へ延設された端部41b,41cとから
構成され、断面略コ字形状に形成されたものであり、そ
の表側端部41bには、凹形枠部材42と凸形枠部材4
3の凹部52と同様な機能をなし、内側側方を向く凹部
54が形成されている。カバー41の表側端部41b
は、裏側端部41cに比べてやや長めに形成されてい
る。カバー41の裏側端部41cの付根には、裏側方向
へ突出する凸状部55がそれぞれ形成されている。凸状
部55は、外装パネル40の切断端がきれいに見せるた
めのものである。この凸状部55により、裏側端部41
cには段部41dが形成されている。
【0017】また、カバー41の凹部54の開口側付近
の表側端部41bには、浅めの凹部54aが形成されて
いる。この凹部54aは、後述するように、切板51の
端部の凹部54への嵌入を容易にするためのものであ
る。カバー41には、凹形枠部材42と凸形枠部材43
に曲板14に形成した雌ネジ孔48に対応して、ネジ挿
通孔(図示せず)を穿設するようにしても良い。これに
より、このネジ挿通孔に通したネジを曲板14の雌ネジ
孔48に締結することにより、カバー41を凹形枠部材
42および凸形枠部材43に直接固定することができ
る。
【0018】カバー41は、次のようにして取付けられ
る。すなわち、カバー41は、その表側端部41bの凹
部54に切板51の切断端を嵌入した後、その表側端部
41bをボルト・ナット締結手段56を用いて切板51
に固定することにより取付けられる。また、この場合、
好ましくは、上記したように曲板14の雌ネジ孔48を
利用してカバー41を固定することにより、該カバーと
切断された外装パネル40との結合をより確実にするこ
とができる。なお、カバー41は、上記したように固定
された後、その裏側端部41cに薄板45が当接され
る。このようにして、外装パネル40の切断端は、カバ
ー41によって覆われる。以上の説明より明らかなよう
に、本実施形態では、カバー41を使用したことによ
り、外装パネル40の寸法を変えた特注品を使用する必
要がなくなるので、該外装パネルが安価になり、建物の
コーナー部や窓部等以外の他の部所で使用したパネルと
共用することができる。
【0019】図7および図8は、例えば建物のコーナー
部において、外装パネル40,40同士を直角に接続す
る場合の様子を示したものである。一方の外装パネル4
0は、その部所の寸法に合わせて現場にて切断され、図
6に示したカバー41によってその切断端がそれぞれ覆
われている。これらの外装パネル40,40は、ブラケ
ット52を介して互いに接続されている。ブラケット5
2は、断面略L字形状に折曲されたもので、その一端が
一方の外装パネル40の平行板8またはおよび嵌入凸部
10に固定され、その他端がカバー41の段部41dに
固定されている。なお、以上説明した実施形態では、本
発明の建築部品として外装パネルを採用したが、本発明
はこれに限らず、内装パネルや天井パネルを採用するこ
ともできる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る建築
部品によれば、凹形枠部材と凸形枠部材とで構成される
枠に表装板を取付けてなり、取付金具を介して建物の胴
縁に順次並設される建築部品において、凹形枠部材と凸
形枠部材にそれぞれ内側側方を向く凹部をそれぞれ形成
し、該凹部に、上記表装板をなす切板の端部を差し込ん
だ構成としているので、次のような効果を得ることがで
きる。すなわち、本発明では、上記建築部品の寸法が合
わないときには、その寸法に合わせて上記建築部品を切
断し、この切断した建築部品を使用することができる。
このため、上記建築部品を特注する必要がなくなるの
で、建築部品が安価になるとともに、他の部所で使用し
た建築部品と共用することができ、便利である。また、
本発明では、切板を建築部品の表装板として使用するこ
ともできるので、建築部品の構成が簡単になり、製造コ
ストの低下を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る建築部品の一実施形態である外装
パネルを示す斜視図である。
【図2】図1に示した外装パネルを適当な位置で切断し
た様子を示す断面図である。
【図3】図1に示した外装パネルの凸形枠部材を示す断
面図である。
【図4】図1に示した外装パネルの凹部枠部材を示す断
面図である。
【図5】図1に示した外装パネルを建物に取付けた様子
を示す断面図である。
【図6】図1に示した外装パネルの切断口を覆うカバー
を示す断面図である。
【図7】図6に示したカバーを適用した外装パネルを用
いて施工した第1の例を示す断面図である。
【図8】図6に示したカバーを適用した外装パネルを用
いて施工した第2の例を示す断面図である。
【図9】従来の外装パネルを示す斜視図である。
【図10】従来の外装パネルを建物の同縁に取り付けた
様子を示す縦断面図である。
【図11】従来の外装パネルを建物の同縁に取り付けた
様子を示す横断面図である。
【図12】従来の外装パネルを建物の同縁に取り付ける
ための取付金具を示す斜視図である。
【図13】隣合う外装パネル間を埋める目地部材を示す
斜視図である。
【符号の説明】
6 取付金具 8 平行板 9 嵌合溝 10 嵌入凸部 11 案内溝 12 案内凸条 13 案内レール 14 曲板 15 空間 16 リベット 17 長穴 18 平板 19 抜け止め嵌入部 20 嵌入片 21 姿勢決め片 22 受入溝 23 抜け止め片 24 躯体 25 胴縁 26 水平板部 27 ナット 28 ボルト 29 圧縮ばね 30 座面 31 目地部材 40 外装パネル 41 カバー 41a 基部 41b,41c 端部 41d,41e,41f 段部 41g 凸部 41h 張出部 41i 凸部 41j 凸部 42 凹形枠部材 42a 基部 42b 表側端部 42c 裏側端部 43 凸形枠部材 43a 基部 43b 表側端部 43c 裏側端部 44 四角形枠 45 薄板 48 雌ネジ孔 49 切り欠き 51 切板 52 凹部 52a 凹部 53 凸状部 54 凹部 55 凸状部 56 ボルト・ナット締結手段 57 ブラケット
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年11月15日(1999.11.
15)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、凹形枠部材と凸形枠部材とで構成され
る枠に表装板を取付けてなり、取付金具を介して建物の
胴縁に順次並設される建築部品であって上記凹形枠部
材と上記凸形枠部材にそれぞれ内側側方を向く凹部をそ
れぞれ形成し、該凹部に上記表装板の端部を差し込むよ
うにした建築部品において、上記凹形枠部材と上記凸形
枠部材のそれぞれの凹部に対応して、内側側方を向き、
かつ上記表装板の端部を挿入する凹部を一体的に形成し
たカバーを用い、当該建築部品を任意の幅で切断した際
に、その切断端を上記カバーにより覆う構成としてい
る。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る建築
部品によれば、凹形枠部材と凸形枠部材とで構成される
枠に表装板を取付けてなり、取付金具を介して建物の胴
縁に順次並設される建築部品であって上記凹形枠部材
上記凸形枠部材にそれぞれ内側側方を向く凹部をそれ
ぞれ形成し、該凹部に上記表装板の端部を差し込むよう
にした建築部品において、上記凹形枠部材と上記凸形枠
部材のそれぞれの凹部に対応して、内側側方を向き、か
つ上記表装板の端部を挿入する凹部を一体的に形成した
カバーを用い、当該建築部品を任意の幅で切断した際
に、その切断端を上記カバーにより覆う構成としている
ので、次のような効果を得ることができる。すなわち、
本発明では、上記建築部品の寸法が合わないときには、
その寸法に合わせて上記建築部品を切断して、これを所
望の幅を有する建築部品として使用することができる。
しかも、この建築部品の切断端は、上記カバーによって
覆われているので、見栄えが良い。また、上記カバーの
凹部には、上記凹形枠部材と上記凸形枠部材のそれぞれ
の凹部とともに、表装板の端部が挿入されるので、この
切断した建築部品の切断側の見栄えは低下しない。した
がって、所望の幅を有する建築部品を特注する必要がな
くなるので、建築部品を安価に済ますことができるとと
もに、他の部所で使用した建築部品を共用することもで
きので、便利である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) E04F 13/08 101 E04F 13/08 101D

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 凹形枠部材と凸形枠部材とで構成される
    枠に表装板を取付けてなり、取付金具を介して建物の胴
    縁に順次並設される建築部品において、凹形枠部材と凸
    形枠部材にそれぞれ内側側方を向く凹部をそれぞれ形成
    し、該凹部に、上記表装板をなす切板の端部を差し込ん
    だことを特徴とする建築部品。
  2. 【請求項2】 上記切板の端部を差し込む凹部を一体的
    に設けた断面略コ字形状のカバーを形成し、該カバーに
    より、任意の幅で切断した切断口を覆うことを特徴とす
    る請求項1に記載の建築部品。
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