JPH07127349A - 採光窓付ドア - Google Patents

採光窓付ドア

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Publication number
JPH07127349A
JPH07127349A JP27674293A JP27674293A JPH07127349A JP H07127349 A JPH07127349 A JP H07127349A JP 27674293 A JP27674293 A JP 27674293A JP 27674293 A JP27674293 A JP 27674293A JP H07127349 A JPH07127349 A JP H07127349A
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JP
Japan
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window
window frame
door
daylighting
frame
Prior art date
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Pending
Application number
JP27674293A
Other languages
English (en)
Inventor
Akimitsu Suzuki
章充 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanwa Shutter Corp
Original Assignee
Sanwa Shutter Corp
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Publication date
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Publication of JPH07127349A publication Critical patent/JPH07127349A/ja
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  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 意匠的に優れ、しかも安全性の向上を図った
採光窓付ドアを提供する。 【構成】 この採光窓付ドア10は、採光窓15が後面
側から着脱可能なものであって、採光窓15をパッキン
グ部材18を介して保持する窓枠11と、採光窓15に
対応する位置に窓穴12a,13aを形成し、その窓穴
12a,13aの縁を内側に折り曲げて折曲部12b,
13bを形成してなり、窓枠11の前後面にそれぞれ配
置される前面パネル12及び後面パネル13と、窓枠1
1に設けられ折曲部12b,13bを受容してその位置
を規制する凹状の受容部11a,11bとを有する。折
曲部12b,13bを窓枠の受容部11a,11bに入
れ込むことにより、両パネル12,13の位置決めを行
うことができ、窓枠11に対する窓穴12a,13aの
位置のずれがほとんど無くなり、窓穴12a,13aの
切断面が受容部11a,11b内に隠れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビル,マンション,ア
パート及び個人住宅等の玄関ドアや内装ドア等の採光窓
付ドアに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の採光窓付ドアとして採光窓を後面
側から挿入して配置するタイプが知られている。図5は
その正面図、図6は図5におけるA−A線断面図であ
る。
【0003】従来の採光窓付ドア1は、例えば、窓枠2
及びコア部材3の前面及び後面を前面パネル4及び後面
パネル5で挟んで接着剤により固定した後、採光窓6を
後面側から挿入して窓枠2に配置し、押縁部材7をビス
8等により窓枠2に取り付けた後、採光窓6をパッキン
グ部材9により保持して製造されていた。
【0004】なお、この窓枠2及び押縁部材7は、亜鉛
めっき鋼板により形成した後、その端面を錆止め塗装又
は焼付塗装を施したタイプが一般的に用いられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、両タイ
プ共、前面パネル4及び後面パネル5の位置決めは、上
下左右の四周縁を内側に折り曲げた折曲部をドアの側面
に沿うようにロ字状に形成された枠体に当接することに
より行っていたため、窓枠2と前面パネル4及び後面パ
ネル5に形成した窓穴4a,5aとの距離(額幅)Lに
ばらつきが生じて、採光窓6の縁周辺の美感を損ねる場
合があった。また、打抜き工程により窓穴4a,5aを
形成する際に、窓穴4a,5aの縁近傍の延びの影響に
より、図6中、想像線で示すようにパネル4が波打って
隙間や剥がれを生じ易いという欠点があった。また、窓
穴4a,5aの切断面が露出するため、パネル4,パネ
ル5の材料としては、錆止め塗装を施せる亜鉛めっき鋼
板等に限定され、亜鉛めっき鋼板よりも美感が良好な塩
ビ鋼板を使用できなかった。
【0006】また、窓穴4a,5aの切断面が表面に露
出して、安全面で問題となっていた。
【0007】更に、表面に露出する窓穴4a,5aの切
断面を塗装する必要があるため、余分な工程を生じてい
た。
【0008】そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなさ
れたものであり、意匠的に優れ、しかも安全性の向上を
図った採光窓付ドアを提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の採光窓付ドアは、採光窓が後面側から
着脱可能な採光窓付ドアにおいて、前記採光窓を充填部
材を介して保持する窓枠と、前記採光窓に対応する位置
に窓穴を形成し、その窓穴の縁を内側に折り曲げて折曲
部を形成してなり、前記窓枠の前後面にそれぞれ配置さ
れる前面パネル及び後面パネルと、前記窓枠に設けられ
前記折曲部を受容してその位置を規制する凹状の受容部
とを有することを特徴とするものである。
【0010】また、請求項2記載の採光窓付ドアは、前
記窓枠は、各前後面に前記受容部を形成したものであ
る。
【0011】また、請求項3記載の採光窓付ドアは、前
記窓枠に係止溝を設け、弾性力を利用して前記係止溝に
係脱可能な押縁部材を備えたものである。
【0012】
【作用】請求項1記載の採光窓付ドアによれば、前面パ
ネル及び後面パネルの折曲部を窓枠に設けた凹状の受容
部に入れ込むことにより、前面パネル及び後面パネルの
位置決めを行うことができ、窓枠に対する前面パネル及
び後面パネルの窓穴位置のずれがほとんど無くなり、窓
穴の切断面が受容部内に隠れる。
【0013】請求項2記載の採光窓付ドアによれば、窓
枠の前後面に受容部を形成することにより、部品点数が
減る。
【0014】請求項3記載の採光窓付ドアによれば、弾
性力を利用しているので、押縁部材の係脱が容易に行え
る。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳述
する。
【0016】図1は本発明の採光窓付ドアの一実施例を
示す正面図、図2は図1におけるB−B線断面図であ
る。
【0017】本実施例のドア10は、採光窓15が後面
側から着脱可能なものであって、採光窓15を保持する
ための窓枠11を有し、この枠体11を基準としてその
前面及び後面を前面パネル12及び後面パネル13によ
りそれぞれ覆い、窓枠11に採光窓15を後面側から挿
入して配置した後、窓枠11に押縁部材14を取り付け
たものである。
【0018】前面パネル12及び後面パネル13は、
0.5乃至1.6mm程度の鋼板であって、外観を良く
するため、例えば、塩ビ鋼板,亜鉛メッキ鋼板,木目鋼
板,レザーエンボス鋼板,特種エンボス鋼板及び塗装鋼
板等の化粧鋼板や絞り加工後又は組立て後に仕上げ塗装
を施した鋼板等が適用されるが、本実施例では上記各種
鋼板のうちで比較的美感が良好で安価な塩ビ鋼板とす
る。また、これら前面パネル12及び後面パネル13
は、採光窓15に対応する位置に窓穴12a,13aを
形成し、その窓穴12a,13aの縁から3mm程度の
曲げ代を内側に折り曲げて折曲部12b,13bを形成
し、上下左右の四周縁を内側に折曲している。また、窓
穴12a,13aの角は、図3の要部斜視図に示すよう
に、絞り加工が容易に行えるように、窓穴12a,13
aを形成する際に切欠き12c,13cも形成するよう
にしている。
【0019】窓枠11は、前面及び後面に前面パネル1
2及び後面パネル13の折曲部12b,13bを受容す
る凹状の受容部11a,11bを備え、内面に押縁部材
14を取り付けるための係止溝11cを備えたアルミニ
ウム等からなる4つの押出し材を、その両端を45度で
切断して互いに突き合わせて溶接し、正面側から見てロ
字状に形成されたものである。また、受容部11a,1
1bと前記パネル12,13の折曲部12b,13bと
の位置関係は、図4の部分断面図(図2におけるC部拡
大図)に示すように、前面側の折曲部12bと受容部1
1aとのギャップG1 を例えば0.5mm程度に設定
し、後面側の折曲部13bと受容部11bとのギャップ
2 を前面側よりも大きく例えば1mm程度に設定し
て、前面パネル12と後面パネル13との切断・プレス
寸法のずれを吸収するようにしている。
【0020】押縁部材14は、図4の部分断面図に示す
ように、一対の脚部14a,14bを備えたアルミニウ
ム等の押出し材から形成されている。また、押縁部材1
4は、窓枠11への取り付けを容易とするために、窓枠
11の上下左右のそれぞれに取り付ける4つの部材から
構成されている。また、この押縁部材14は、統一され
た美感を発揮できるように、窓枠11と同一素材の押出
し材からなる。また、押縁部材14の一方の脚部14a
は、同図中想像線で示すように容易に変形できるため、
弾性力を利用して窓枠11の係止溝11cに係脱可能と
なっている。
【0021】次に、本実施例の製造方法の一実施例を説
明する。
【0022】まず、窓枠11,前面パネル12,後面パ
ネル13及び押縁部材14をそれぞれ前述した所定の形
状に形成する。すなわち、窓枠11は、受容部11a,
11b,係止溝11cを備えたアルミニウム等からなる
4つの押出し材を、その両端を45度で切断して互いに
突き合わせて溶接し、正面側から見てロ字状に形成す
る。前面パネル12及び後面パネル13は、採光窓15
に対応する位置に窓穴12a,13a及び角の切欠き1
2c,13cをタレットパンチプレス機により打抜き、
窓穴12a,13aの縁及び四周縁を折曲プレス機によ
り折曲する。押縁部材14は、一対の脚部14a,14
bを備えた押出し材を4つ製作する。
【0023】次に、窓枠11及びコア材17の前面及び
後面にウレタン系又はゴム系の接着剤を塗布し、窓枠1
1の受容部11a,11bに前面パネル12及び後面パ
ネル13の折曲部12b,13bを入れ込み、前面パネ
ル12及び後面パネル13の位置を規制し、ホットプレ
スにより接着剤を硬化させて、前面パネル12及び後面
パネル13と窓枠11及びコア材17とを固着する。
【0024】次に、採光窓15を後面側から挿入して、
4つの押縁部材14を窓枠11の上下左右に設けられた
係止溝11cに弾性力を利用してそれぞれ係止する。
【0025】そして、採光窓15の前後の空間部を塩
ビ,ゴム,パテ等のパッキング部材18により充填して
採光窓15を保持する。このようにして本実施例の採光
窓付ドア10が製造される。
【0026】このような本実施例によれば、窓枠11の
受容部11a,11b内に前面パネル12及び後面パネ
ル13の切断した窓穴12a,13aの切断面が表面か
ら露出することがなくなるので、安全性が向上する。ま
た、窓穴12a,13aの切断面が表面から露出しない
ため、パネル12,13材として比較的美感が良好で安
価な塩ビ鋼板を使用でき、窓穴12a,13aの縁を内
側に折り曲げているので、窓穴12a,13aの波打ち
を防いで隙間や剥がれの発生を防止でき、接着剤のはみ
出しも防止でき、また、採光窓15の縁周辺にビスが露
出せず、更に、前面パネル12及び後面パネル13の折
曲部12b,13bが窓枠11の受容部11a,11b
を基準に位置決めされるので、額幅Lのばらつきが少な
くなり、採光窓15の縁周辺の美感が良好となり、意匠
的に優れたものとなる。また、切断した端面が表面に露
出しないので、端面を塗装する工程を省略でき、窓枠1
1の前後面に受容部11a,11bを形成しているの
で、部品点数が減り、製造が容易となる。更に、弾性力
を利用して押縁部材14を係脱できるので、採光窓15
の着脱が容易となって、組立て工程の簡素化が図れる。
【0027】なお、本発明は上述した実施例の他、その
要旨の範囲内で種々の変形が可能である。
【0028】
【発明の効果】以上詳述した請求項1記載の発明によれ
ば、前面パネル及び後面パネルの折曲部を窓枠に設けた
受容部に入れ込んで両パネルの位置決めを行い、切断し
た端面が表面に露出することがなくなるので、意匠的に
優れ、しかも安全性の向上を図った採光窓付ドアを提供
することができる。また、切断した端面が表面に露出し
ないため、端面を塗装する工程を省略できるので、製造
が容易となる。
【0029】また、請求項2記載の発明によれば、部品
点数が減るため、組立て工程の簡素化が図れ、製造容易
となる。
【0030】また、請求項3記載の発明によれば、弾性
力を利用して押縁部材を係脱できるので、採光窓の着脱
が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の採光窓付ドアの一実施例を示す正面図
【図2】図1におけるB−B線断面図
【図3】本実施例のパネルの要部斜視図
【図4】図2におけるC部拡大図
【図5】従来の採光窓付ドアの正面図
【図6】図5におけるA−A線断面図
【符号の説明】
10 採光窓付ドア 11 窓枠 11a,11 受容部 12 前面パネル 12a,13a 窓穴 12b,13b 折曲部 13 後面パネル 14 押縁部材 15 採光窓

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 採光窓が後面側から着脱可能な採光窓付
    ドアにおいて、 前記採光窓を充填部材を介して保持する窓枠と、 前記採光窓に対応する位置に窓穴を形成し、その窓穴の
    縁を内側に折り曲げて折曲部を形成してなり、前記窓枠
    の前後面にそれぞれ配置される前面パネル及び後面パネ
    ルと、 前記窓枠に設けられ前記折曲部を受容してその位置を規
    制する凹状の受容部と、 を有することを特徴とする採光窓付ドア。
  2. 【請求項2】 前記窓枠は、各前後面に前記受容部を形
    成したものである請求項1記載の採光窓付ドア。
  3. 【請求項3】 前記窓枠に係止溝を設け、弾性力を利用
    して前記係止溝に係脱可能な押縁部材を備えた請求項1
    又は2記載の採光窓付ドア。
JP27674293A 1993-11-05 1993-11-05 採光窓付ドア Pending JPH07127349A (ja)

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JP27674293A JPH07127349A (ja) 1993-11-05 1993-11-05 採光窓付ドア

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009102853A (ja) * 2007-10-22 2009-05-14 Itoki Corp 窓付き扉体
JP2009144389A (ja) * 2007-12-13 2009-07-02 Ykk Ap株式会社 ドア
KR200450141Y1 (ko) * 2008-07-23 2010-09-07 조상혁 가구의 장식무늬 교체장치

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