JP2000177287A - ボ―ルペン用インキ逆流防止体組成物及びそれを用いたボ―ルペン - Google Patents

ボ―ルペン用インキ逆流防止体組成物及びそれを用いたボ―ルペン

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JP2000177287A
JP2000177287A JP10375064A JP37506498A JP2000177287A JP 2000177287 A JP2000177287 A JP 2000177287A JP 10375064 A JP10375064 A JP 10375064A JP 37506498 A JP37506498 A JP 37506498A JP 2000177287 A JP2000177287 A JP 2000177287A
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    • B43K7/00Ball-point pens
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インキ収容管の内壁にインキが付着して残る
ことなく、インキ残量の確認が容易となるボールペン用
インキ逆流防止体組成物及びそれを用いたボールペンを
提供する。 【解決手段】 難揮発性液体に、第4級アンモニウムイ
オンが導入された膨潤性雲母を添加したボールペン用イ
ンキ逆流防止体組成物、或いは、難揮発性液体に、増粘
剤及び合成雲母を添加したボールペン用インキ逆流防止
体組成物、及び、前記インキ逆流防止体組成物を用いた
ボールペン。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はボールペン用インキ
逆流防止体組成物及びそれを用いたボールペンに関す
る。更に詳細には、ボールペン先端部と、中粘度乃至高
粘度、或いは、剪断減粘性インキが直接収容されたイン
キ収容管を備えたボールペンにおける、前記インキ収容
管の開放側インキ端面に充填されるボールペン用インキ
逆流防止体組成物及びそれを用いたボールペンに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のボールペン用インキ逆流
防止体組成物として、高粘度の油性インキを用いたボー
ルペンにおいては、鉱油と金属石鹸の混合物であるグリ
ースが適用されている。
【0003】又、中粘度或いは剪断減粘性水性インキを
用いたボールペンについては、前記高粘度の油性ボール
ペン用インキ逆流防止体組成物ではインキに対する追従
不良を起こしたり、温度変化による粘度変化が大きいた
め、水性インキの逆流を抑止できないといった不具合を
生じる。従って、前記水性インキを用いたボールペンに
あっては、液状ポリブテンに代表される難揮発性液体に
増粘剤を添加したゲル状体のポリブテン系インキ逆流防
止体組成物が多数提案され、広く実用化されている。
尚、前記増粘剤としてはジベンジリデンソルビトール、
トリベンジリデンソルビトール(特公平1−10554
号公報)、N−アシル化アミノ酸誘導体(特開昭57−
200472号公報)、長鎖アルキル基を有するオニウ
ム化合物で表面処理されたクレー(特公平7−1787
2号公報)及び疎水基で表面処理されたシリカ(特公平
6−33025号公報)等が挙げられる。前記した難揮
発性液体に従来の増粘剤を添加したボールペン用インキ
逆流防止体組成物は、主にインキが収容された透明乃至
半透明性のインキ収容管の開放側インキ端面に充填され
て、筆記先端部が上向き(正立状態)で長期に放置され
たり、或いは、落下等の衝撃が加えられてもインキが逆
流することなく、しかも、インキ中の溶剤の蒸発を防止
するものである。しかしながら、インキの消費に伴って
追従する際、インキ収容管の内壁にインキが付着したま
ま追従するため、実際の筆記に供されることなく残留す
るインキ量が増加して筆記距離が短くなると共に、イン
キ残量を確認し難くなり、しかも見栄えが悪いといった
欠点を有する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記したボー
ルペン用インキ逆流防止体組成物の欠点を解消するもの
であって、即ち、インキを消費してもインキ収容管の内
壁にインキが付着して残ることなく、よって、所望の筆
記距離が得られ易く、インキ残量の確認が容易で見栄え
のよい、所謂、ビジブル性に優れるボールペンを得るこ
とのできるボールペン用インキ逆流防止体組成物を提供
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発者らは、前記した従
来のボールペン用インキ逆流防止体組成物の問題点を解
消するため鋭意検討した結果、合成雲母を添加すること
によってビジブル性に優れるボールペン用インキ逆流防
止体組成物が得られることを見出した。即ち、本発明
は、難揮発性液体に、第4級アンモニウムイオンが導入
された膨潤性合成雲母を添加してなるボールペン用イン
キ逆流防止体組成物、或いは、難揮発性液体に、増粘剤
及び合成雲母を添加してなるボールペン用インキ逆流防
止体組成物を要件とする。更には、前記合成雲母の添加
量が全組成物中0.2乃至30重量%であること、前記
難揮発性液体がポリブテン或いはαオレフィン−コオリ
ゴマーの単独又は混合体であること、前記難揮発性液体
と、増粘剤と、合成雲母からなるボールペン用インキ逆
流防止体組成物の系において、前記難揮発性液体がジメ
チルシリコーン油、メチルフェニルシリコーン油、アル
キル変性シリコーン油から選ばれる単独又は混合体であ
ること、アタクチックポリプロピレンを添加してなるこ
と、20℃におけるスプレッドメーターでの1分値が2
5乃至50mmであること等を要件とする。更に、先端
部にボールを回転可能に抱持し、前記先端部よりインキ
を吐出するチップと、前記チップ後部に直接又は中継部
材を介して連結して、該チップにインキを供給するイン
キ収容部と、前記インキ収容部に充填した中粘度乃至高
粘度又は剪断減粘性インキと、前記インキの後端部に充
填した、インキの消費に伴って追従するボールペン用イ
ンキ逆流防止体組成物とからなるボールペンを要件とす
る。
【0006】本発明に用いられる第4級アンモニウムイ
オンが導入された膨潤性合成雲母は合成雲母の一つであ
り、ビジブル性を良好にするために添加されるが、難揮
発性液体を増粘させるため、他の増粘剤の添加を必要と
しない。前記増粘性を示す膨潤性合成雲母としては、下
記一般式(1)で示される第4級アンモニウムイオンを
導入した膨潤性合成雲母が挙げられる。
【0007】
【化1】 (式中、R1 、R2 、R3 、R4 はいずれも炭素数8〜
22のアルキル基を示す。又は、式中、R1 は炭素数1
〜30のアルキル基又は水素原子であり、R2 とR3
(CH2 CH2 O)n H基、(CH2 CH2 CH2 O)
n H基、(CH2CH(CH3 )O)n H基、炭素数1
〜30のアルキル基のいずれかを示し、R4 は(CH2
CH2 O)n H基、(CH2 CH2 CH2 O)n H基、
(CH2 CH(CH3 )O)n H基のいずれかを示し、
nは1〜50を示す。)
【0008】なお、前記一般式(1)で示される第4級
アンモニウムイオンがヒドロキシポリオキシエチレン
基、或いは、ヒドロキシポリオキシプロピレン基を有す
る場合、酸素又は末端のプロトンが、難揮発性液体と親
和して雲母の層間を押し広げて分離させ、珪酸塩層の面
上の陰電荷と、前記層の端面の陽電荷により安定な増粘
性を示す。
【0009】前記第4級アンモニウムイオンを合成雲母
に導入するには、該イオンを含む第4級アンモニウム塩
が用いられるが、前記塩としては例えばCl- 、B
- 、NO3 、OH- 、CH3 COO- 等の陰イオンと
の塩を挙げることができる。
【0010】前記第4級アンモニウムイオンが導入され
た膨潤性合成雲母を添加して増粘性を示す好適な難揮発
性液体としては、ポリブテン或いはαオレフィン−コオ
リゴマーが挙げられる。
【0011】また、難揮発性液体に添加しても増粘性を
示さない合成雲母であってもビジブル性は良好になる。
前記合成雲母としては膨潤性雲母又は非膨潤性雲母であ
り、例えば、前記膨潤性雲母としては層間にリチウムイ
オンやナトリウムイオンを有すると共に、水酸基をフッ
素基に置換した雲母が挙げられる。前記増粘性を示さな
い合成雲母を用いる場合、増粘剤を添加する必要があ
る。前記増粘剤としては、アシル化アミノ酸、ジベンジ
リデンソルビトール、トリベンジリデンソルビトール、
デキストリン脂肪酸エステル、疎水性シリカや親水性シ
リカ等の無機質微粒子、アルミニウム石鹸やリチウム石
鹸等の金属石鹸等が挙げられる。前記合成雲母と増粘剤
が添加される難揮発性液体としては、ポリブテン、αオ
レフィン−コオリゴマー、ジメチルシリコーン油、メチ
ルフェニルシリコーン油、アルキル変性シリコーン油が
挙げられる。なお、前記ジメチルシリコーン油、メチル
フェニルシリコーン油、アルキル変性シリコーン油を用
いる場合、前記合成雲母として第4級アンモニウムイオ
ンが導入された膨潤性合成雲母を用いることもできる。
【0012】前記合成雲母の添加量は全組成中0.2乃
至30重量%の範囲が適当であり、好ましくは3〜20
重量%である。添加量が0.2重量%未満ではビジブル
性が得られない。又、添加量が30重量%を超えてもビ
ジブル性は良好であるものの、粘度が高くなり、インキ
の消費に伴って追従し難くなるため、それ以上の添加は
ボールペンの性能を低下させる。
【0013】本発明ボールペン用インキ逆流防止体組成
物のベースオイルとして汎用されている難揮発性液体と
しては、透明性、潤滑性、耐熱性、耐酸化性等の特性を
備えたシリコーン油、例えばジメチルシリコーン油、メ
チルフェニルシリコーン油或いはアルキル変性シリコー
ン油等挙げられる。その他、ポリブテンやαオレフィン
−コオリゴマーが挙げられる。なお、前記αオレフィン
−コオリゴマーとしては、二種以上のαオレフィンから
なるコオリゴマー、或いは、エチレンとαオレフィンの
コオリゴマーが挙げられる。又、前記難揮発性液体は、
20℃において500乃至30000cSt(センチス
トークス)、好ましくは800乃至20000cStの
範囲の動粘度を示すものが用いられる。動粘度が500
cSt未満の難揮発性液体を用いると耐衝撃性が良好な
インキ逆流防止体組成物が得られ難く、また、動粘度が
30000cStを超えるとインキ追従性を満足させ難
くなる。
【0014】また、本発明のボールペン用インキ逆流防
止体組成物には、アタクチックポリプロピレンを添加す
ることにより、インキの消費に伴って良好に追従し、且
つ、衝撃が加わっても逆流し難いインキ逆流防止体組成
物を得ることができる。前記アタクチックポリプロピレ
ンはプロピレンを立体的に不規則な配列を示して結合し
たポリマーであり、規則的な配列を示すアイソタクチッ
クポリプロピレンの製造工程で副産物として数%程度副
生されるものである。前記アタクチックポリプロピレン
は、製造工程で用いられる溶媒や分離温度によって分子
量が異なるが、本発明においては分子量が1000〜5
0000のアタクチックポリプロピレンが用いられ、好
適には5000〜30000の分子量のものが難揮発性
液体に対して分散性に優れ、適度な粘着性を付与して垂
れ落ちを防止でき、よって、耐衝撃性に優れたインキ逆
流防止体組成物を得ることができる。前記アタクチック
ポリプロピレンの添加量は、全組成物中0.2乃至30
重量%、好ましくは1〜25重量%である。0.2重量
%未満では耐衝撃性に優れたインキ逆流防止体組成物を
得ることができ難く、また、30重量%を越えると粘度
が高くなってインキ追従性を損なうこととなる。
【0015】尚、前記ボールペン用インキ逆流防止体組
成物の硬さ及び流動性等を測定する簡便な手段としてス
プレッドメーターが適当であり、スプレッドメーターで
の1分値が20℃で25乃至50mmの範囲にあるもの
が適正な性能を示す。25mm未満では、硬すぎて追従
性を損ない、また、50mmを超えると、柔らか過ぎて
筆記先端部を上向き(正立状態)で放置したり、落下等
により衝撃が加わると後端部に移動するおそれがある。
【0016】前記ボールペン用インキ逆流防止体組成物
は、インキ収容管にインキを充填した後、最後端に充填
されるものであって、インキが消費されるに従って前記
インキに追従して移動するものであり、インキの蒸発を
防止し、チップを上向きで放置してもインキが逆流する
ことを防止する。又、従来より公知の固体のインキ逆流
防止体と前記インキ逆流防止体組成物を併用してもよ
い。
【0017】前記インキとしては、従来より公知の水性
又は油性インキが用いられる。前記インキが油性インキ
の場合、粘度が1〜20Pa・s、好ましくは1〜10
Pa・sの中粘度乃至高粘度油性インキが好適に用いら
れる。又、水性インキの場合は、剪断減粘性水性インキ
が好適に用いられる。
【0018】前記油性インキに用いられる着色剤として
は、例えば、カラーインデックスにおいてソルベント染
料として分類される染料が挙げられる。前記ソルベント
染料の具体例としては、バリファーストブラック380
6(C.I.ソルベントブラック29)、同3807
(C.I.ソルベントブラック29の染料のトリメチル
ベンジルアンモニウム塩)、スピリットブラックSB
(C.I.ソルベントブラック5)、スピロンブラック
GMH(C.I.ソルベントブラック43)、バリファ
ーストレッド1308(C.I.ベーシックレッド1の
染料とC.I.アシッドイエロー23の染料の造塩
体)、バリファーストイエローAUM(C.I.ベーシ
ックイエロー2の染料とC.I.アシッドイエロー42
の染料の造塩体)、スピロンイエローC2GH(C.
I.ベーシックイエロー2の染料の有機酸塩)、スピロ
ンバイオレットCRH(C.I.ソルベントバイオレッ
ト8−1)、バリファーストバイオレット1701
(C.I.ベーシックバイオレット1とC.I.アシッ
ドイエロー42の染料の造塩体)、スピロンレッドCG
H(C.I.ベーシックレッド1の染料の有機酸塩)、
スピロンピンクBH(C.I.ソルベントレッド8
2)、ニグロシンベースEX(C.I.ソルベントブラ
ック7)、オイルブルー603(C.I.ソルベントブ
ルー5)、ネオザポンブルー808(C.I.ソルベン
トブルー70)等が挙げられる。
【0019】前記水性インキに用いられる着色剤として
は、水性系媒体に溶解もしくは分散可能な染料が使用可
能であり、その具体例を以下に例示する。前記染料とし
ては、酸性染料、塩基性染料、直接染料等を使用するこ
とができる。酸性染料としては、ニューコクシン(C.
I.16255)、タートラジン(C.I.1914
0)、アシッドブルーブラック10B(C.I.204
70)、ギニアグリーン(C.I.42085)、ブリ
リアントブルーFCF(C.I.42090)、アシッ
ドバイオレット6B(C.I.42640)、ソルブル
ブルー(C.I.42755)、ナフタレングリーン
(C.I.44025)、エオシン(C.I.4538
0)、フロキシン(C.I.45410)、エリスロシ
ン(C.I.45430)、ニグロシン(C.I.50
420)、アシッドフラビン(C.I.56205)等
が用いられる。塩基性染料としては、クリソイジン
(C.I.11270)、メチルバイオレットFN
(C.I.42535)、クリスタルバイオレット
(C.I.42555)、マラカイトグリーン(C.
I.42000)、ビクトリアブルーFB(C.I.4
4045)、ローダミンB(C.I.45170)、ア
クリジンオレンジNS(C.I.46005)、メチレ
ンブルーB(C.I.52015)等が用いられる。直
接染料としては、コンゴーレッド(C.I.2212
0)、ダイレクトスカイブルー5B(C.I.2440
0)、バイオレットBB(C.I.27905)、ダイ
レクトディープブラックEX(C.I.30235)、
カヤラスブラックGコンク(C.I.35225)、ダ
イレクトファストブラックG(C.I.35255)、
フタロシアニンブルー(C.I.74180)等が用い
られる。
【0020】又、前記油性インキ及び水性インキには、
カーボンブラック、酸化鉄、群青等の無機顔料、アゾ
系、アンスラキノン系、縮合ポリアゾ系、チオインジゴ
系、金属錯塩、フタロシアニン系、ペリノン・ペリレン
系、ジオキサジン系、キナクリドン系有機顔料、蛍光顔
料等の顔料を用いることもできる。
【0021】更に、各種蛍光染料を樹脂マトリックス中
に固溶体化した合成樹脂微細粒子状の蛍光顔料、パール
顔料、金色、銀色等のメタリック顔料、蓄光性顔料、酸
化チタン等の白色顔料、可逆性熱変色性マイクロカプセ
ル顔料等を使用することもできる。前記着色剤は1種又
は2種以上を混合して用いてもよく、インキ組成中3乃
至40重量%の範囲で用いられる。
【0022】前記油性インキに用いられる有機溶剤とし
ては、常圧で150℃以上の沸点を示す高沸点有機溶剤
が好適に用いられ、例えば、ベンジルアルコール、エチ
レングリコールモノフェニルエーテル(フェニルグリコ
ール)、ベンジルグリコール、ジプロピレングリコール
モノメチルエーテル等の有機溶剤が挙げられる。
【0023】前記水性インキに用いられる溶剤として
は、水及び水に相溶性のある従来汎用の水溶性有機溶剤
が用いられ、エタノール、イソプロピルアルコール、グ
リセリン、トリエタノールアミン、ジエタノールアミ
ン、モノエタノールアミン、エチレングリコール、ジエ
チレングリコール、チオジエチレングリコール、ポリエ
チレングリコール、プロピレングリコール、エチレング
リコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノ
ブチルエーテル、エチレングリコールモノメチルエーテ
ルアセテート、スルフォラン、2−ピロリドン、Nメチ
ル−2−ピロリドン、ジメチルホルムアミド等を使用す
ることができ、前記水溶性有機溶剤は、樹脂の溶解助
剤、筆記先端部でのインキの乾燥抑制等の目的に応じて
選択される。
【0024】前記水性インキに用いられる剪断減粘性付
与剤としては、水に可溶乃至分散性の物質が効果的であ
り、キサンタンガム、ウェランガム、構成単糖がグルコ
ースとガラクトースの有機酸修飾ヘテロ多糖体であるサ
クシノグリカン(平均分子量約100乃至800万)、
グアーガム、ローカストビーンガム及びその誘導体、ヒ
ドロキシエチルセルロース、アルギン酸アルキルエステ
ル類、メタクリル酸のアルキルエステルを主成分とする
分子量10万〜15万の重合体、グリコマンナン、寒天
やカラゲニン等の海藻より抽出されるゲル化能を有する
増粘多糖類、ベンジリデンソルビトール及びベンジリデ
ンキシリトール又はこれらの誘導体、架橋性アクリル酸
重合体、無機質微粒子、ポリグリセリン脂肪酸エステ
ル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポ
リエチレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチ
レンヒマシ油、ポリオキシエチレンラノリン・ラノリン
アルコール・ミツロウ誘導体、ポリオキシエチレンアル
キルエーテル・ポリオキシプロピレンアルキルエーテ
ル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、脂
肪酸アミド等のHLB値が8〜12のノニオン系界面活
性剤を例示でき、単独或いは混合して使用することがで
きる。前記剪断減粘性付与剤は、インキ組成物中0.1
〜20重量%の範囲で用いることができる。前記剪断減
粘性付与剤を添加したインキ組成物は、25℃でEM型
回転粘度計における回転数100rpmでのインキ粘度
が25〜160mPa・sの範囲を示し、且つ、剪断減
粘指数が0.1〜0.7を示すように調整されることが
好ましい。粘度及び剪断減粘指数が前記範囲にあるとボ
ールペン用水性インキとして好適であり、静置時のイン
キ安定性及び筆記時のインキ出が良好なボールペンが得
られる。また、剪断減粘指数は剪断応力値(T)及び剪
断速度(j)値の如き粘度計による流動学的測定から得
られる実験式(T=Kjn :K及びnは計算された定数
である)にあてはめることによって計算されるn値であ
る。
【0025】更に、必要によってスチレンマレイン酸共
重合物、セルローズ誘導体、ポリビニルピロリドン、ポ
リビニルアルコール、デキストリン等の水溶性樹脂を粘
性付与のために用いることもできる。
【0026】その他、必要に応じて添加剤を加えること
もでき、例えば、炭酸ナトリウム、燐酸ナトリウム、水
酸化ナトリウム、酢酸ソーダ、トリエタノールアミン、
ジエタノールアミン等のPH調整剤、石炭酸、1,2−
ベンズチアゾリン−3−オンのナトリウム塩、安息香酸
ナトリウム、デヒドロ酢酸ナトリウム、ソルビン酸カリ
ウム、パラオキシ安息香酸プロピル、2,3,5,6−
テトラクロロ−4−(メチルスルフォニル)ピリジン等
の防腐剤或いは防黴剤、ベンゾトリアゾール、トリルト
リアゾール、ジシクロヘキシルアンモニウムナイトライ
ト、ジイソプロピルアンモニウムナイトライト、サポニ
ン等の防錆剤、尿素、ソルビット、マンニット、ショ
糖、ぶどう糖、還元デンプン加水分解物、ピロリン酸ナ
トリム等の湿潤剤、リン酸エステル系界面活性剤等の潤
滑剤、紙面へのインキの浸透性を向上させるフッ素系界
面活性剤やノニオン、アニオン、カチオン系界面活性
剤、ジメチルポリシロキサン等の消泡剤、分散剤等があ
げられる。
【0027】前記チップと称される筆記先端部の構造
は、従来より汎用の機構が有効であり、金属製のパイプ
の先端近傍を外面より内方に押圧変形させたボール抱持
部にボールを抱持してなるチップ、或いは、金属材料を
ドリル等による切削加工により形成したボール抱持部に
ボールを抱持してなるチップ、或いは、金属製のパイプ
や金属材料の切削加工により形成したチップに抱持する
ボールをバネ体により前方に付勢させたもの等を適用で
きる。又、前記ボールは、超硬合金、ステンレス鋼、ル
ビー、セラミック等の0.3〜1.2mm径程度のもの
が適用できる。
【0028】前記インキ及びボールペン用インキ逆流防
止体組成物を収容するインキ収容管は、例えば、ポリエ
チレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート
等の熱可塑性樹脂からなる成形体が、インキの低蒸発
性、生産性の面で好適に用いられる。更に、前記インキ
収容管として透明、着色透明、或いは半透明の成形体を
用いることにより、外部からインキを視認することが可
能であり、特異の意匠効果を与えると共に、インキの色
調や残量等を確認できる。前記インキ収容管にはチップ
を直接連結する他、接続部材を介して前記インキ収容管
とチップを連結してもよい。尚、前記インキ収容管は、
ボールペン用レフィルの形態として、前記レフィルを軸
筒内に収容するものでもよいし、軸筒をインキ収容管と
して用いて、前記軸筒内に直接インキを充填してもよ
い。
【0029】
【発明の実施の形態】本発明のボールペン用インキ逆流
防止体組成物は、難揮発性液体と増粘剤、所望により各
種添加剤を加えてディスパーにて攪拌した後、必要によ
り加温、三本ロールによる混練を行なって得られる。前
記のようにして調製されたボールペン用インキ逆流防止
体組成物は、インキ収容管内に収容されたインキの後端
側に充填して用いられる。
【0030】
【実施例】下記の表に実施例及び比較例のボールペン用
インキ逆流防止体組成物の組成及びSM値(スプレッド
メーターでの20℃における1分値)を示す。なお、表
中の数値は重量部を示す。
【0031】
【表1】
【0032】
【表2】
【0033】表中の原料の内容の詳細を注番号に従って
以下に説明する。 (1)第4級アンモニウムイオンが導入された膨潤性合
成雲母〔商品名:4C−TS、トピー工業(株)製〕 (2)ステアリン酸アルミニウム(商品名:アルミニウ
ムステアレート103、日東化成工業(株)製〕 (3)親水性シリカ〔商品名:アエロジル200、日本
アエロジル(株)製〕 (4)珪酸アルミニウム〔商品名:MOX170、日本
アエロジル(株)製〕 (5)アシル化アミノ酸系ゲル化剤〔商品名:GP−
1、味の素(株)製〕 (6)トリベンジリデンソルビトール〔商品名:ゲルオ
ールT、新日本理化(株)製〕 (7)デキストリン脂肪酸エステル〔商品名:レオパー
ルKE、千葉製粉(株)製〕 (8)有機ベントナイト〔商品名:バラゲール、日産ガ
ードラー触媒(株)製〕 (9)膨潤性合成雲母〔商品名:DP−DM、トピー工
業(株)製〕 (10)膨潤性合成雲母〔商品名:ME−100、コープ
ケミカル(株)製〕 (11)非膨潤性合成雲母〔商品名:MK−100、コー
プケミカル(株)製〕 (12)アタクチックポリプロピレン〔商品名:ビスタッ
クL、千葉ファインケミカル(株)製〕 (13)液状ポリブテン〔商品名:出光ポリブテン15
H、出光石油化学(株)製、分子量550、粘度250
0cSt(20℃)〕 (14)液状ポリブテン〔商品名:ポリブテンLV−10
0、日本石油化学(株)製、分子量500、粘度850
cSt(20℃)〕 (15)液状ポリブテン〔商品名:ポリブテンHV−3
5、日本石油化学(株)製、分子量750、粘度160
00cSt(20℃)〕 (16)ジメチルシリコーン油〔商品名:KF−96 3
000、信越シリコーン(株)製、粘度3000cSt
(25℃)〕 (17)メチルフェニルシリコーン油〔商品名:KF−5
0 3000、信越シリコーン(株)製、粘度3000
cSt(25℃)〕 (18) αオレフィンコオリゴマー〔商品名:ルーカント
HC−150、三井石油化学(株)製、分子量140
0、粘度7000cSt(25℃)〕
【0034】ボールペン用インキ逆流防止体組成物の調
製方法 実施例1乃至4及び比較例4のインキ逆流防止体組成物
は、各々の原料と少量のメタノールを混合、攪拌し、加
温した後放冷し、更に三本ロールにて混練して得られ
る。実施例3のインキ逆流防止体組成物は、各々の原料
を混合、攪拌し、加温した後放冷し、更に三本ロールに
て混練して得られる。比較例1乃至3のインキ逆流防止
体組成物は、各々の原料を混合、攪拌し、加温した後放
冷して得られる。実施例5乃至8及び比較例5乃至6の
インキ逆流防止体組成物は、各々の原料を混合、攪拌し
た後、三本ロールにて混練して得られる。なお、実施例
7及び8の膨潤性雲母Aは添加剤として用いられる。
【0035】インキの調製 着色剤としてアントラキノンブルー6部、剪断減粘性付
与剤としてキサンタンガム0.3部、添加剤としてポリ
エーテル変性シリコーン0.2部、水93.5部を混
合、攪拌して剪断減粘性水性インキを得た。得られたイ
ンキは、25℃でEM型回転粘度計における回転数10
0rpmでのインキ粘度が80mPa・sであり、1r
pmでのインキ粘度が2000mPa・sであった。
【0036】ボールペンの作成 先端にボールペン先端部を備えた内径3.8mmφのポリ
プロピレン製インキ収容管に、前記インキを充填し、開
放側インキ端面に実施例及び比較例で作成したボールペ
ン用インキ逆流防止体組成物を配して試料ボールペンと
し、以下の試験を行った。 (1)ビジブル性 試料ボールペンを螺旋式筆記試験機にセットして、筆記
角度70°、荷重100g、筆記速度4m/分の条件で
インキを約半分消費するまで筆記して、インキとインキ
逆流防止体組成物の界面の状態及びインキ逆流防止体組
成物が移動した後のインキ収容管がインキで汚れるかを
観察した。 (2)耐衝撃試験 ボールペン先端部をゴム栓体で気密にシールし、ペン先
上向き状態で30cmの位置から落下させ、インキ逆流
防止体組成物の状態を観察する。 (3)経時試験 ボールペン先端部をゴム栓体で気密にシールし、ペン先
上向き状態で50℃、1ケ月間放置した後、インキ逆流
防止体組成物の状態を観察する。 (4)耐熱試験 ボールペン先端部をゴム栓体で気密にシールし、ペン先
上向き状態で70℃、1時間放置した後、インキ逆流防
止体組成物の状態を観察する。
【0037】実施例及び比較例で作成したインキ逆流防
止体組成物を用いて、以下の試験を行なった。 (5)耐シェア試験 ディスパーにて3000rpmで5分間攪拌した後、2
4時間放置してSM値を測定した。
【0038】試験結果を表に示す。
【表3】
【0039】表中の試験結果の判定は以下のとおりであ
る。 (1)ビジブル性 ◎:インキとインキ逆流防止体組成物の界面は初期と変
化なく、インキ収容管の内壁はインキにより汚染されて
いない。 ○:インキとインキ逆流防止体組成物の界面は初期と比
較してやや崩れているものの、インキ収容管の内壁はイ
ンキにより汚染されていない。 △:インキとインキ逆流防止体組成物の界面は初期と比
較してやや崩れており、インキ収容管の内壁はインキに
より若干汚染されいる。 ×:インキとインキ逆流防止体組成物の界面は崩れてお
り、しかも、インキ収容管の内壁はインキにより汚染さ
れいる。 (2)耐衝撃試験 ◎:30回落下させても変化なし。 ○:10回までの落下では変化なし。 △:10回未満の落下でインキ逆流防止体組成物が移動
する。 ×:10回未満の落下でインキとインキ逆流防止体組成
物が共に移動する。 (3)経時試験 ○:インキ逆流防止体組成物中で分離が発生しない。 ×:インキ逆流防止体組成物の一部が分離して、インキ
収容管の内壁を伝って筆記先端部に移動している。 (4)耐熱試験 ○:初期と変化なし。 ×:インキ逆流防止体組成物がインキ収容管の内壁を伝
って筆記先端部に移動している。 (5)耐シェア試験 ◎:初期のSM値との差が3未満である。 ○:初期のSM値との差が3〜5である。 △:初期のSM値との差が5〜10である。 ×:初期のSM値との差が10以上である。
【0040】
【発明の効果】本発明は、インキを消費してもインキ収
容管の内壁にインキが付着して残ることなく、インキ残
量の確認が容易で見栄えが良く、所望の筆記距離を安定
して得られるボールペン用インキ逆流防止体組成物及び
それを用いたボールペンを提供できる。更に、前記イン
キ逆流防止体組成物は実用温度域における粘性に関して
温度依存性が小さく、しかも、経時安定性及び耐衝撃性
に優れるため、液体分離や逆流を起こすことがなく、常
にインキとの界面を安定且つ良好に維持するボールペン
用インキ逆流防止体組成物として機能する。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 難揮発性液体に、第4級アンモニウムイ
    オンが導入された膨潤性合成雲母を添加してなるボール
    ペン用インキ逆流防止体組成物。
  2. 【請求項2】 難揮発性液体に、増粘剤及び合成雲母を
    添加してなるボールペン用インキ逆流防止体組成物。
  3. 【請求項3】 前記合成雲母の添加量が全組成物中0.
    2乃至30重量%である請求項1又は2記載のボールペ
    ン用インキ逆流防止体組成物。
  4. 【請求項4】 前記難揮発性液体がポリブテン或いはα
    オレフィン−コオリゴマーの単独又は混合体である請求
    項1又は2記載のボールペン用インキ逆流防止体組成
    物。
  5. 【請求項5】 前記難揮発性液体がジメチルシリコーン
    油、メチルフェニルシリコーン油、アルキル変性シリコ
    ーン油から選ばれる単独又は混合体である請求項2記載
    のボールペン用インキ逆流防止体組成物。
  6. 【請求項6】 アタクチックポリプロピレンを添加して
    なる請求項1乃至5記載のいずれかのボールペン用イン
    キ逆流防止体組成物。
  7. 【請求項7】 20℃におけるスプレッドメーターでの
    1分値が25乃至50mmである請求項1乃至6記載の
    いずれかのボールペン用インキ逆流防止体組成物。
  8. 【請求項8】 先端部にボールを回転可能に抱持し、前
    記先端部よりインキを吐出するチップと、前記チップ後
    部に直接又は中継部材を介して連結して、該チップにイ
    ンキを供給するインキ収容部と、前記インキ収容部に充
    填した中粘度乃至高粘度又は剪断減粘性インキと、前記
    インキの後端部に充填した、インキの消費に伴って追従
    する請求項1乃至7のいずれかに記載のボールペン用イ
    ンキ逆流防止体組成物とからなるボールペン。
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