JP2000174993A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP2000174993A
JP2000174993A JP10351238A JP35123898A JP2000174993A JP 2000174993 A JP2000174993 A JP 2000174993A JP 10351238 A JP10351238 A JP 10351238A JP 35123898 A JP35123898 A JP 35123898A JP 2000174993 A JP2000174993 A JP 2000174993A
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JP10351238A
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Takehiro Yoshida
武弘 吉田
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 両面読み取りと片面読み取り、ならびに両面
記録と片面記録において適正な濃度により処理でき、特
に両面読み取り、両面記録時に反対面の情報が透けて見
えるという問題を解消する。 【解決手段】 両面読み取りが選択されている場合の原
稿読み取り濃度を、片面読み取りが選択されている場合
の原稿読み取り濃度よりも薄く読み取って送信するよう
にした。また、送信機から両面伝送が指定され、両面記
録を実行する場合には、受信情報をそのままの濃度で記
録し、送信機から片面伝送が指定され、強制的に両面記
録を実行する場合には、受信情報を薄い濃度で記録す
る。また、送信機から受信機に読取濃度の情報を通知
し、受信機側で両面記録する場合には、読み取りと記録
の一方のみで薄い濃度、もう一方はそのままの濃度と
し、片面記録する場合には、読み取りと記録をあわせ
て、そのままの濃度とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に両面読み取
り、両面伝送、両面記録可能なファクシミリ装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、両面読み取り、両面伝送、両面記
録可能なファクシミリ装置では、片面読み取り、両面読
み取りにおいて、読み取り濃度は同一であり、また片面
記録、両面記録において記録濃度は同一であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例において、送信機側で片面原稿を読み取る時と同一
濃度で両面読み取りを実行すると、濃度が濃過ぎて、反
対面の情報も読んでしまうこともあるという欠点があっ
た。
【0004】また、受信機側で、片面原稿を指定濃度で
読み取った情報を両面記録すると、表面の情報をみたと
き、裏面の情報も透けて見えてしまい、両面記録した情
報が見難いという大きな欠点があった。
【0005】そこで本発明は、両面読み取りと片面読み
取り、ならびに両面記録と片面記録において適正な濃度
により処理でき、特に両面読み取り、両面記録時に反対
面の情報が透けて見えるという問題を解消することがで
きるファクシミリ装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本出願の第1の発明は、
両面原稿の両面読み取り、両面伝送、および両面記録が
可能なファクシミリ装置において、前記両面読み取りが
選択されている場合の原稿読み取り濃度を、片面読み取
りが選択されている場合の原稿読み取り濃度よりも薄く
読み取って送信することを特徴とする。
【0007】また、本出願の第2の発明は、第1の発明
において、強制的に受信情報の両面記録を選択する選択
手段を有し、送信機から両面伝送が指定され、両面記録
を実行する場合には、受信情報をそのままの濃度で記録
し、送信機から片面伝送が指定され、前記選択手段の選
択により両面記録を実行する場合には、受信情報を薄い
濃度で記録することを特徴とする。
【0008】また、本出願の第3の発明は、第1、第2
の発明において、送信機で両面原稿の読み取りを実行し
た場合には、受信機へ薄い濃度で読み取ったことを通知
し、送信機で片面原稿の読み取りを実行した場合には、
通常の濃度で読み取ったことを通知することを特徴とす
る。
【0009】また、本出願の第4の発明は、第3の発明
において、受信機で両面記録する場合は、送信機から薄
い濃度で読み取ったことを通知された場合には、受信情
報をそのままの濃度で記録し、送信機から通常の濃度で
読み取ったことを通知された場合には、受信情報を薄い
濃度で記録し、受信機で片面記録する場合には、送信機
から薄い濃度で読み取ったことを通知された場合は、受
信情報を濃い濃度で記録し、送信機から通常の濃度で読
み取ったことを通知された場合には、受信情報をそのま
まの濃度で記録することを特徴とする。
【0010】また、本出願の第5の発明は、両面原稿の
両面読み取り、両面伝送、および両面記録が可能なファ
クシミリ装置の制御方法において、前記両面読み取りが
選択されている場合の原稿読み取り濃度を、片面読み取
りが選択されている場合の原稿読み取り濃度よりも薄く
読み取って送信することを特徴とする。
【0011】上述した第1、第5の発明では、送信機側
で両面原稿の情報の読み取る場合に、片面原稿の情報の
読み取る場合と同一の濃度で読み取り、裏面の情報まで
読んでしまうということがなくなった。
【0012】また、上述した第2の発明では、送信機側
で両面伝送を指定している時は、薄い濃度で読み取って
いるので、そのままの濃度で記録し、送信機側で片面伝
送を指定している時は、そのままの濃度で読み取ってい
るので、薄い濃度で記録することが可能になり、両面原
稿の表面の情報をみたとき、裏面の情報が透けて見える
こともなくなり、ユーザには高品位な両面記録の提供が
可能になった。
【0013】さらに、上述した第3、第4の発明では、
送信機から受信機に通知される読取濃度の情報に基づ
き、受信機側で両面記録する場合には、読み取り、ある
いは記録のどちらか一方のみで薄い濃度、もう一方はそ
のままの濃度とし、片面記録する場合には、読み取りと
記録をあわせて、そのままの濃度とすることが可能にな
り、片面記録の情報、両面記録の情報をともに見やすく
することができる。
【0014】
【発明の実施の形態および実施例】図1は、本発明の一
実施例によるファクシミリ装置の構成を示すブロック図
である。
【0015】NCU(網制御装置)2は、電話網をデー
タ通信等に使用するために、その回線の端末に接続し、
電話交換網の接続制御を行なったり、データ通信路への
切換えを行なったり、ループの保持を行なうものであ
る。また、NCU2は、制御回路20からの信号レベル
(信号線20a)が「0」であれば、電話回線2aを電
話機4側に接続し、信号レベルが「1」であれば、電話
回線2aをファクシミリ装置側に接続するものである。
なお、通常状態では、電話回線2aは、電話機4側に接
続されている。
【0016】ハイブリッド回路6は、送信系の信号と受
信系の信号とを分離し、加算回路12からの送信信号を
NCU2経由で、電話回線2aに送出し、相手側からの
信号をNCU2経由で受取り、信号線6a経由で、変復
調器8に送るものである。
【0017】変復調器8は、ITU−T勧告V.8、
V.21、V.27ter、V.29、V.17、V.
34に基づいた変調、および復調を行なうものであり、
信号線20cにより、各伝送モードが指定される。この
変復調器8は、信号線20bに出力されている信号を入
力し、変調データを信号線8aに出力し、信号線6aに
出力されている受信信号を入力し、復調データを信号線
8bに出力する。
【0018】ANSam送出回路10は、ANSam信
号を送出する回路であり、信号線20dに信号レベル
「1」の信号が出力されている時には、信号線10aに
ANSam信号を送出し、信号線20dに信号レベル
「0」の信号が出力されている時には、信号線10aに
何も信号を出力しない。
【0019】加算回路12は、信号線8aの情報と信号
線10aの情報とを入力し、加算した結果を信号線12
aに出力するものである。
【0020】読取回路14は、信号線20fに信号レベ
ル「0」の信号が出力されていると表面の情報を信号線
20fに信号レベル「1」の信号が出力されていると裏
面の情報を読取データを信号線14aに出力する。ま
た、読取濃度は、信号線20gに出力される1から7ま
での7段階である。1が最も薄く読み取り、7が最も濃
く読み取る。
【0021】記録回路16は、信号線20eに出力され
ている情報を信号線20hに信号レベル「0」の信号が
出力されていると記録紙の表面に、信号線20hに信号
レベル「1」の信号が出力されていると記録紙の表面に
順次1ライン毎に記録する。ここで、信号線20iに出
力される情報により、記録濃度を1から3の3段階に指
定できる。1が薄く、2がふつう、3が濃く記録する。
【0022】メモリ回路18は、読取データの生情報、
あるいは符号化した情報を格納したり、また受信情報、
あるいは符号化した情報等を格納するために使用する。
【0023】読取濃度選択ボタン22は、読み取り濃度
を選択するためのボタンであり、このボタン22が押下
されると、信号線22aに押下パルスが発生する。
【0024】読取濃度表示回路24は、選択された読み
取り濃度を表示する回路であり、信号線20jにクリア
パルスが発生すると、「ふつう」と表示し、以後信号線
22aに押下パルスが発生する毎に「うすく」→「こ
く」→「ふつう」→「うすく」とサイクリックに表示す
る。そして、この読取濃度表示回路24では、「ふつ
う」と表示している時には信号線24aに信号「0」を
出力し、また「うすく」と表示している時には信号線2
4aに信号「1」を出力し、「こく」と表示している時
には信号線24aに信号「2」を出力する。
【0025】両面読取選択ボタン26は、送信機側で両
面読み取り動作を選択するためのボタンであり、このボ
タン26が押下されると、信号線26aに押下パルスが
発生する。
【0026】両面読取表示回路28は、両面読み取りが
選択されたことを表示する回路であり、信号線20kに
クリアパルスが発生すると「表示をしない」で以後、信
号線26aに押下パルスが発生する毎に「表示する」→
「表示しない」→「表示する」を繰り返す。両面読取表
示回路28は、表示している時には信号線28aに信号
レベル「1」の信号を出力し、表示していない時には信
号線28aに信号レベル「0」の信号を出力する。
【0027】強制両面記録選択ボタン30は、受信機側
で強制両面記録を選択するためのボタンであり、このボ
タン30が押下されると、信号線30aに押下パルスが
発生する。
【0028】強制両面記録表示回路32は、強制両面記
録が選択されたことを表示する回路であり、信号線20
lにクリアパルスが発生すると表示をしないで、以後、
信号線30aに押下パルスが発生する毎に「表示する」
→「表示しない」→「表示する」を繰り返す。そして、
この強制両面記録表示回路32では、表示している時に
は信号線32aに信号レベル「1」の信号を出力し、表
示していない時には信号線32aに信号レベル「0」の
信号を出力する。
【0029】段階登録回路34は、読取濃度に対応した
段階を登録するための回路であり、読取濃度としては表
示回路24に表示するように「うすく」「ふつう」「こ
く」とするが、これに対応し、7段階の濃度、例えば順
に2、4、6と信号線34aを介して登録できる。
【0030】操作部36は、ワンタッチダイヤル、短縮
ダイヤル、テンキー、*・#キー、スタートキー、セッ
トキー、ストップキー、回路34への登録キー、その他
ファンクションキー等があり、押下されたキー情報は信
号線36aに出力される。
【0031】制御回路20は、両面原稿の情報を読み取
り、両面送信し、両面記録可能なファクシミリ装置にお
いて、両面読み取りが選択されている時に、片面読み取
りが選択されている時よりも原稿濃度を薄く読み取って
送信する。また両面記録可能な受信機側で強制両面記録
が選択された場合、送信機から両面伝送が指定されて両
面記録を実行する時は、そのままの濃度で記録し、送信
機から片面伝送が指定されて両面記録を実行する時は、
薄い濃度で記録する。
【0032】図2〜図7は、本発明の第1実施例による
制御回路20の制御の流れを示すフローチャートであ
る。
【0033】図2においてS0で動作を開始し、S2で
は信号線20jにクリアパルスを発生し、読取濃度表示
回路24を「ふつう」と表示する。S4では信号線20
kにクリアパルスを発生し、両面読取表示回路28を表
示しない。S6では信号線20lにクリアパルスを発生
し、強制両面記録表示回路32を表示しない。
【0034】S8では、信号線34aを介して、読取濃
度に対応した段階登録回路34に初期値として「うす
く」を2、「ふつう」を4、「こく」を6と登録する。
【0035】S10では信号線20aに信号レベル
「0」の信号を出力し、CMLをオフする。S12では
信号線20dに信号レベル「0」の信号を出力し、AN
Sam信号を送信しない。
【0036】S14では信号線36aの情報を入力し、
送信が選択されたか否かを判断し、選択されるとS16
に進み、選択されていないとS64に進む。
【0037】S16では信号線28aの情報を入力し、
両面読取が選択されているか否かを判断し、選択されて
いるとS18に進み、選択されていないとS44に進
む。
【0038】S18では信号線24aの情報を入力し、
読取濃度の選択をチェックし、「うすく」が選択されて
いるとS20に進み、回路34の「うすく」の情報を入
力し、1つひいた値を信号線20gに出力(例えば回路
34に初期値が格納されていれば(2−1)=1を出
力)し、「ふつう」が選択されているとS22に進み、
回路34の「ふつう」の情報を入力し、1つひいた値を
信号線20gに出力(例えば回路34に初期値が格納さ
れていれば(4−1)=3を出力)し、「こく」が選択
されているとS24に進み、回路34の「こく」の情報
を入力し、1つひいた値を信号線20gに出力(例えば
回路34に初期値が格納されていれば(6−1)=5を
出力)し、読取濃度の設定をする。
【0039】次にS26では信号線20fを介して原稿
情報の両面を読み取り、符号化してメモリに格納する。
S28では信号線20aに信号レベル「1」の信号を出
力し、CMLをオンする。
【0040】S30では指定された宛先へ発呼し、S3
2では前手順を行う。S34では相手受信機に両面記録
の機能があるか否かを判断し、あるとS36に進み、両
面伝送を指定した残りの前手順を実行し、ないとS38
に進み、片面伝送を指定した残りの前手順を実行する。
【0041】この後、S40では両面原稿の情報を順次
送信する。そして、S42では後手順を行い、S10に
進む。
【0042】S44では信号線24aの情報を入力し、
読取濃度の選択をチェックし、「うすく」が選択されて
いるとS46に進み、回路34の「うすく」の情報を入
力し(例えば回路34に初期値が格納されていれば
2)、信号線20gに出力して読取濃度の設定をする。
また、「ふつう」が選択されているとS48に進み、回
路34の「ふつう」の情報を入力し(例えば回路34に
初期値が格納されていれば4)、信号線20gに出力し
て読取濃度の設定をする。さらに、「こく」が選択され
ているとS50に進み、回路34の「こく」の情報を入
力し(例えば回路34に初期値が格納されていれば
6)、信号線20gに出力し、読取濃度の設定をする。
【0043】次にS52では信号線20fを介して原稿
情報の片面を読み取り、符号化してメモリに格納する。
S54では信号線20aに信号レベル「1」の信号を出
力し、CMLをオンする。
【0044】S56では指定された宛先へ発呼する。S
58では片面伝送を指定した前手順を行う。S60では
片面原稿の情報を順次、送信する。S62では後手順を
行い、S10に進む。
【0045】S64では受信が選択されたか否かを判断
し、受信が選択されるとS70に進み、受信が選択され
ていないとS66に進む。
【0046】S66では信号線36aの情報を入力し回
路34への登録が選択されたか否かを判断し、選択され
るとS92に進み、選択されていないとS68に進み、
その他の処理をする。
【0047】S70では信号線20aに信号レベル
「1」の信号を出力し、CMLをオンする。S72では
前手順を行い、ここで両面記録の機能ありを通知する。
S74では前手順により両面伝送が選択されたか否かを
判断し、選択されるとS78に進み、選択されていない
とS76に進む。
【0048】S76では信号線32aの情報を入力し、
強制両面記録が選択されているか否かを判断し、選択さ
れているとS80に進み、選択されていないとS86に
進む。
【0049】S78では信号線20iに2を出力して濃
度を普通に記録する指定にし、一方、S80では信号線
20iに1を出力して濃度をうすく記録する指定にす
る。この後、S82では画信号の受信と信号線20hを
介して両面記録を実行し、S84では後手順を行い、S
10に進む。
【0050】また、S86では信号線20iに2を出力
して、濃度を普通に記録する指定にする。S88は画信
号の受信と信号線20hを介して片面記録を実行する。
この後、S90では後手順を行い、S10に進む。
【0051】S92では信号線34aを介して読取濃度
に対応した段階登録回路34に「うすく」、「ふつ
う」、「こく」の値として1から7を登録する。ここで
「うすく」<「ふつう」<「こく」の関係は満足させ
る。この後、S90では後手順を行い、S10に進む。
【0052】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。
【0053】この第2実施例では、送信機から受信機へ
は、両面原稿の読み取り実行時は薄い濃度で読み取った
ことを通知し、片面原稿の読み取り実行時は、そのまま
の濃度で読み取ったことを通知する。一方、受信機側
で、両面記録する場合は薄い濃度で読み取ったことを通
知された場合は、そのままの濃度で記録し、そのままの
濃度で読み取ったことを通知された場合は、うすい濃度
で記録する。また、片面記録する場合は、うすい濃度で
読み取ったことを通知された場合は濃い濃度で記録し、
そのままの濃度で読み取ったことを通知された場合は、
そのままの濃度で記録する。
【0054】図8は、この第2実施例における制御回路
20の動作のうち上記第1実施例(図2〜図7)と異な
る部分を示すフローチャートである。
【0055】図8において、上記S36への追加として
同時に濃度を薄く読み取ったことも通知する。また、上
記S38への追加として同時に濃度をうすく読み取った
ことも通知する。さらに、上記S58への追加として同
時に濃度をそのまま読み取ったことも通知する。
【0056】次に、S100は上記S74のYES、S
102は上記S76のYESを表している。そしてS1
04では、送信機から薄い濃度での読み取りが通知され
たか否かを判断し、通知されるとS108(S78)に
進み、そのままの濃度で読み取ったことが通知されると
S106(S80)に進む。
【0057】また、S110は上記S76のNOを表し
ている。S112では送信機から薄い濃度での読取が通
知されたか否かを判断し、通知されるとS116に進
み、そのままの濃度で読み取ったことが通知されるとS
114(S86)に進む。
【0058】S116では信号線20iに3を出力して
濃度を濃くに記録する指定にする。S118では上記S
88に進む。
【0059】なお、以上のような制御回路の動作は、制
御回路内のCPUが制御回路内のROMやRAM等に記
憶したプログラムに基づいて行うように説明したが、本
発明は、このようなプログラムをフロッピディスクやハ
ードディスク、光ディスクやCD−ROM、さらにはメ
モリカード等の外部記憶媒体に格納し、これを専用の読
取装置によって制御回路内に取り込み、これを制御回路
内のCPUで実行するようにしてもよい。
【0060】また、以上の実施例では、スタンドアロー
ンタイプのファクシミリ装置を例に説明したが、本発明
はこれに限らず、例えばコピー機能や電子ファイル機
能、さらにはデータ処理機能を通信機能と複合させた総
合的なデータ処理システムにおけるデータ通信制御に適
用し得るものである。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本出願の第1、第
5の発明によれば、送信機側で両面原稿の情報の読み取
る場合に、片面原稿の情報の読み取る場合と同一の濃度
で読み取り、裏面の情報まで読んでしまうということが
なくなり、使いやすい装置を提供できる。
【0062】また、本出願の第2の発明によれば、送信
機側で両面伝送を指定している時は、薄い濃度で読み取
っているので、そのままの濃度で記録し、送信機側で片
面伝送を指定している時は、そのままの濃度で読み取っ
ているので、薄い濃度で記録することが可能になり、両
面原稿の表面の情報をみたとき、裏面の情報が透けて見
えることもなくなり、ユーザには高品位な両面記録の提
供が可能になった。
【0063】さらに、本出願の第3、第4の発明によれ
ば、送信機から受信機に通知される読取濃度の情報に基
づき、受信機側で両面記録する場合には、読み取り、あ
るいは記録のどちらか一方のみで薄い濃度、もう一方は
そのままの濃度とし、片面記録する場合には、読み取り
と記録の両方をそのままの濃度とすることが可能にな
り、片面記録の情報、両面記録の情報をともに見やすく
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1実施例による制御動作を示すフロ
ーチャートである。
【図3】上記第1実施例による制御動作を示すフローチ
ャートである。
【図4】上記第1実施例による制御動作を示すフローチ
ャートである。
【図5】上記第1実施例による制御動作を示すフローチ
ャートである。
【図6】上記第1実施例による制御動作を示すフローチ
ャートである。
【図7】上記第1実施例による制御動作を示すフローチ
ャートである。
【図8】本発明の第2実施例による制御動作を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
2…NCU、 4…電話機、 6…ハイブリッド回路、 8…変復調器、 10…ANSam送出回路、 12…加算回路、 14…読取回路、 16…記録回路、 18…メモリ回路、 20…制御回路、 22…読取濃度選択ボタン、 24…読取濃度表示回路、 26…両面読取選択ボタン、 28…両面読取表示回路、 30…強制両面記録選択ボタン、 32…強制両面記録表示回路、 34…段階登録回路、 36…操作部。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両面原稿の両面読み取り、両面伝送、お
    よび両面記録が可能なファクシミリ装置において、 前記両面読み取りが選択されている場合の原稿読み取り
    濃度を、片面読み取りが選択されている場合の原稿読み
    取り濃度よりも薄く読み取って送信することを特徴とす
    るファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 強制的に受信情報の両面記録を選択する選択手段を有
    し、送信機から両面伝送が指定され、両面記録を実行す
    る場合には、受信情報をそのままの濃度で記録し、送信
    機から片面伝送が指定され、前記選択手段の選択により
    両面記録を実行する場合には、受信情報を薄い濃度で記
    録することを特徴とするファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 送信機で両面原稿の読み取りを実行した場合には、受信
    機へ薄い濃度で読み取ったことを通知し、送信機で片面
    原稿の読み取りを実行した場合には、通常の濃度で読み
    取ったことを通知することを特徴とするファクシミリ装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 受信機で両面記録する場合は、送信機から薄い濃度で読
    み取ったことを通知された場合には、受信情報をそのま
    まの濃度で記録し、送信機から通常の濃度で読み取った
    ことを通知された場合には、受信情報を薄い濃度で記録
    し、 受信機で片面記録する場合には、送信機から薄い濃度で
    読み取ったことを通知された場合は、受信情報を濃い濃
    度で記録し、送信機から通常の濃度で読み取ったことを
    通知された場合には、受信情報をそのままの濃度で記録
    することを特徴とするファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 両面原稿の両面読み取り、両面伝送、お
    よび両面記録が可能なファクシミリ装置の制御方法にお
    いて、 前記両面読み取りが選択されている場合の原稿読み取り
    濃度を、片面読み取りが選択されている場合の原稿読み
    取り濃度よりも薄く読み取って送信することを特徴とす
    るファクシミリ装置の制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003032443A (ja) * 2001-07-18 2003-01-31 Sharp Corp 両面画像読取装置

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JP2003032443A (ja) * 2001-07-18 2003-01-31 Sharp Corp 両面画像読取装置

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