JP2000156748A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP2000156748A
JP2000156748A JP10328167A JP32816798A JP2000156748A JP 2000156748 A JP2000156748 A JP 2000156748A JP 10328167 A JP10328167 A JP 10328167A JP 32816798 A JP32816798 A JP 32816798A JP 2000156748 A JP2000156748 A JP 2000156748A
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JP10328167A
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Takehiro Yoshida
武弘 吉田
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送信側から受信側に両面読取の実行と両面記
録の指定の情報を伝えることができるファクシミリ装置
を提供する。 【解決手段】 両面読取選択ボタン26による両面読取
選択情報と、両面記録指定ボタン30による両面記録の
指定情報と、受信機から送信機に通知される両面記録が
可能であるか否かの情報とに基づいて、送信機側で両面
読取の実行の有無、両面記録の指定の有無を決定する。
そして、これらの情報を原稿情報に付加して送信し、ま
た、通信結果レポートにも、両面読取の実行の有無、両
面記録の指定の有無の情報を付加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に両面読取の実
行、両面記録の指定が可能なファクシミリ装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の両面読取、両面記録が可能なファ
クシミリ装置においては、送信機側で両面読取が選択さ
れていると原稿情報の両面を読み取り、ページ順で、か
つ各ページについては表面、裏面の順に送信し、一方、
受信機側で両面記録が選択されていると、受信した情報
を両面に記録していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、送信機
側のオペレータが原稿情報の両面読取を選択し、受信機
側で片面記録を実行した場合において、送信機側のオペ
レータはこの原稿情報を見ながら、受信機側のオペレー
タは受信した情報を見ながら、原稿情報の議論をする
と、お互いの見ている原稿は、両面、片面と異なるた
め、無駄な会話が多くなり、時間をロスしてしまうとい
う大きな欠点があった。
【0004】そこで本発明は、送信側から受信側に両面
読取の実行と両面記録の指定の情報を伝えることができ
るファクシミリ装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本出願の第1の発明で
は、原稿の両面に記録された情報を読取可能なファクシ
ミリ装置において、両面読取であるか否かを選択する両
面読取選択手段と、両面記録の指定を選択する両面記録
選択手段と、受信機から通知される両面記録が可能であ
るか否かの情報を受信する受信手段と、前記各選択手段
による選択情報と前記受信手段により受信した通知情報
に基づいて、両面読取の実行の有無および両面記録の指
定の有無を決定する決定手段と、前記両面読取の実行の
有無および両面記録の指定の有無の情報を原稿情報に付
加して送信する送信手段とを有することを特徴とする。
【0006】また本出願の第2の発明では、第1の発明
において、前記両面読取の実行の有無および両面記録の
指定の有無の情報を通信結果レポートに付加する付加手
段を有することを特徴とする。
【0007】また本出願の第3の発明では、第1、第2
の発明において、前記決定が両面読取を実行し、かつ両
面記録を指定するの場合には、「両面原稿両面記録」の
情報を付加し、前記決定が両面読取を実行し、かつ片面
記録を指定するの場合には、「両面原稿片面記録」の情
報を付加し、前記決定が片面読取を実行し、かつ両面記
録を指定するの場合には、「片面原稿両面記録」の情報
を付加し、前記決定が片面読取を実行し、かつ片面記録
を指定するの場合には、「片面原稿片面記録」の情報を
付加することを特徴とする。
【0008】また本出願の第4の発明では、第1の発明
において、前記決定が両面読取を実行し、かつ片面記録
を指定するの場合には、「この原稿は両面です」の情報
を付加し、前記決定が片面読取を実行し、かつ、両面記
録を指定するの場合には、「この原稿は片面です」の情
報を付加することを特徴とする。
【0009】また本出願の第5の発明では、第1〜第4
の発明において、同報通信が選択された場合には、各宛
先に対応して、両面読取の実行の有無および両面記録の
指定の有無の情報を付加することを特徴とする。
【0010】また本出願の第6の発明では、原稿の両面
に記録された情報を読取可能なファクシミリ装置の制御
方法において、両面読取であるか否かを選択する両面読
取選択工程と、両面記録の指定を選択する両面記録選択
工程と、受信機から通知される両面記録が可能であるか
否かの情報を受信する受信工程と、前記各選択工程によ
る選択情報と前記受信工程により受信した通知情報に基
づいて、両面読取の実行の有無および両面記録の指定の
有無を決定する決定工程と、前記両面読取の実行の有無
および両面記録の指定の有無の情報を原稿情報に付加し
て送信する送信工程とを有することを特徴とする。
【0011】また本出願の第7の発明では、第6の発明
において、前記両面読取の実行の有無および両面記録の
指定の有無の情報を通信結果レポートに付加する付加工
程を有することを特徴とする。
【0012】また本出願の第8の発明では、第6、第7
の発明において、前記決定が両面読取を実行し、かつ両
面記録を指定するの場合には、「両面原稿両面記録」の
情報を付加し、前記決定が両面読取を実行し、かつ片面
記録を指定するの場合には、「両面原稿片面記録」の情
報を付加し、前記決定が片面読取を実行し、かつ両面記
録を指定するの場合には、「片面原稿両面記録」の情報
を付加し、前記決定が片面読取を実行し、かつ片面記録
を指定するの場合には、「片面原稿片面記録」の情報を
付加することを特徴とする。
【0013】また本出願の第9の発明では、第6の発明
において、前記決定が両面読取を実行し、かつ片面記録
を指定するの場合には、「この原稿は両面です」の情報
を付加し、前記決定が片面読取を実行し、かつ、両面記
録を指定するの場合には、「この原稿は片面です」の情
報を付加することを特徴とする。
【0014】また本出願の第10の発明では、第6〜9
の発明において、同報通信が選択された場合には、各宛
先に対応して、両面読取の実行の有無および両面記録の
指定の有無の情報を付加することを特徴とする。
【0015】上述した第1、第6の発明では、受信した
オペレータは送信機側での原稿が片面、あるいは両面か
の認識が可能になり、この受信情報に関して、送信機側
のオペレータに問い合わせする時、誤解もなく使い易い
装置を提供できる。
【0016】また、第2、第7の発明では、送信機側の
オペレータは送信した原稿が、受信機側で両面記録され
たか片面記録されたかを認識でき、受信機側のオペレー
タと連絡を取るとき便利になった。
【0017】また、第3、第8の発明では、受信機側の
オペレータは受信情報をみて送信機側のオペレータは通
信結果レポートをみて両面原稿か片面原稿か、両面記録
か片面記録かを適格に認識でき、極めて使い易い装置を
提供できる。
【0018】また、第4、第9の発明では、受信機側で
記録している状態(両面記録であるか否かの状態)と原
稿の状態(両面原稿であるか否かの状態)が異なる場合
のみ、その旨を原稿情報に付加でき、使い易い装置を提
供できる。
【0019】また、第5、第10の発明では、同報送信
実行時において、各宛先に対応して、両面記録が指定さ
れたか否かがわかり、使い易い装置を提供できる。
【0020】
【発明の実施の形態および実施例】図1は、本発明の一
実施例によるファクシミリ装置の構成を示すブロック図
である。
【0021】NCU(網制御装置)2は、電話網をデー
タ通信等に使用するために、その回線の端末に接続し、
電話交換網の接続制御を行なったり、データ通信路への
切換えを行なったり、ループの保持を行なうものであ
る。また、NCU2は、制御回路20からの信号レベル
(信号線20a)が「0」であれば、電話回線2aを電
話機4側に接続し、信号レベルが「1」であれば、電話
回線2aをファクシミリ装置側に接続するものである。
なお、通常状態では、電話回線2aは、電話機4側に接
続されている。
【0022】ハイブリッド回路6は、送信系の信号と受
信系の信号とを分離し、加算回路12からの送信信号を
NCU2経由で、電話回線2aに送出し、相手側からの
信号をNCU2経由で受取り、信号線6a経由で、変復
調器8に送るものである。
【0023】変復調器8は、ITU−T勧告V.8、
V.21、V.27ter、V.29、V.17、V.
34に基づいた変調、および復調を行なうものであり、
信号線20cにより、各伝送モードが指定される。この
変復調器8は、信号線20bに出力されている信号を入
力し、変調データを信号線8aに出力し、信号線6aに
出力されている受信信号を入力し、復調データを信号線
8bに出力する。
【0024】ANSam送出回路10は、ANSam信
号を送出する回路であり、信号線20dに信号レベル
「1」の信号が出力されている時には、信号線10aに
ANSam信号を送出し、信号線20dに信号レベル
「0」の信号が出力されている時には、信号線10aに
何も信号を出力しない。
【0025】加算回路12は、信号線8aの情報と信号
線10aの情報と信号線22aの情報を入力し、加算し
た結果を信号線12aに出力するものである。読取回路
14は、原稿の画像を読取り、この読取り画像データを
信号線14aに出力するものである。記録回路16は、
信号線20eに出力されている情報を順次1ライン毎に
記録するものである。
【0026】メモリ回路18は、読取りデータの生情
報、あるいは、符号化した情報を格納したり、また、受
信情報、あるいは、復号化した情報等を格納するために
使用する。
【0027】発呼回路22は、信号線20fに発呼命令
パルスが発生した時、信号線20gに出力されている電
話番号を入力し、信号線22aにDTMF信号の選択信
号を出力する。
【0028】操作部24は、ワンタッチダイヤル、短縮
ダイヤル、テンキー、*・#キー、スタートキー、スト
ップキー、同報キー、セットキー、その他ファンクショ
ンキー等を有し、押下されたキー情報は信号線24aに
出力される。
【0029】両面読取選択ボタン26は、両面読取を実
行する時に押下するボタンであり、このボタン26が押
下されると、信号線26aに押下パルスが発生する。
【0030】両面読取表示回路28は、両面読取が選択
されたことを表示する回路であり、信号線20hにクリ
アパルスが発生すると表示をせず、以後、信号線26a
に押下パルスが発生する毎に「表示する」→「表示しな
い」→「表示する」を繰り返す。この両面読取表示回路
28では、表示しているときには、信号線28aに信号
レベル「1」の信号を出力し、表示していない時には、
信号線28aに信号レベル「0」の信号を出力する。
【0031】両面記録指定ボタン30は、送信機側にて
両面記録を指定する時に押下するボタンであり、このボ
タン30が押下されると信号線30aに押下パルスが発
生する。
【0032】両面記録指定表示回路32は、両面記録の
指定状態を表示する回路であり、この回路32が表示し
ていると、送信機側から受信機に両面記録の機能があれ
ば両面記録を指定し、表示していないと、送信機側から
受信機に両面記録を指定しない。この両面記録指定表示
回路32は、信号線20iにクリアパルスが発生する
と、表示せず、以後信号線30aに押下パルスが発生す
る毎に「表示する」→「表示しない」→「表示する」を
繰り返す。この両面記録指定表示回路32では、表示し
ている時には、信号線32aに信号レベル「1」の信号
を出力し、表示していない時には、信号線32aに信号
レベル「0」の信号を出力する。
【0033】制御回路20は、本実施例の両面読取可能
なファクシミリ装置全体を制御するものであり、特に本
発明の第1実施例において、両面読取選択ボタン26に
よる両面読取選択情報と、両面記録指定ボタン30によ
る両面記録の指定情報と、受信機から送信機に通知され
る両面記録が可能であるか否かの情報とに基づいて、送
信機側で両面読取の実行の有無、両面記録の指定の有無
を決定する。そして、これらの情報を原稿情報に付加し
て送信するとともに、送信機側での通信結果レポートに
も、両面読取の実行の有無、両面記録の指定の有無の情
報を付加するよう制御するものである。
【0034】ここで、決定が両面読取を実行し、かつ両
面記録を指定するの場合には、「両面原稿両面記録」の
情報を付加し、決定が両面読取を実行し、かつ片面記録
を指定するの場合には、「両面原稿片面記録」の情報を
付加し、決定が片面読取を実行し、かつ両面記録を指定
するの場合には、「片面原稿両面記録」の情報を付加
し、決定が片面読取を実行し、かつ片面記録を指定する
の場合には、「片面原稿片面記録」の情報を付加する。
【0035】図3〜図6は、本発明の第1実施例による
制御回路20の制御の流れを示すフローチャートであ
る。
【0036】また、図7は、原稿情報の1ページ目の表
面に付加する情報を示す説明図であり、図7(1)は両
面原稿両面記録、図7の(2)は両面原稿片面記録、図
7(3)は片面原稿両面記録、図7(4)は片面原稿片
面記録を表している。
【0037】また、図8は、通信結果レポートの一例を
示す説明図であり、両面原稿12枚、片面記録24枚の
場合を表している。
【0038】図3において、S0で動作を開始し、S2
では、信号線20hにクリアパルスを発生し、両面読取
表示回路28を表示しない。S4では、信号線20iに
クリアパルスを発生し、両面記録指定表示回路32を表
示しない。
【0039】S6では、信号線20aに信号レベル
「0」の信号を出力し、CMLをオフする。S8では、
信号線20dに信号レベル「0」の信号を出力し、AN
Sam信号を送信しない。
【0040】S10、S12では、順に受信、送信が選
択されたか否かを判断し、受信が選択されるとS16に
進み、送信が選択されるとS28に進み、どちらも選択
されていないとS14に進み、その他の処理をする。
【0041】S16では、信号線20aに信号レベル
「1」の信号を出力し、CMLをオンする。S18では
前手順を行う。ここで両面記録機能ありを宣言する。
【0042】S20では送信機から、両面記録の指定が
あるか否かを判断し、両面記録の指定があると、S22
に進み、画信号の受信/両面記録を実行し、両面記録の
指定がないとS24に進み、画信号の受信/片面記録を
実行する。この後、S26では後手順を行い、S6に進
む。
【0043】S28では、信号線32aの情報を入力
し、両面記録の指定が選択されているか、否かを記憶す
る。S30では、信号線28aの情報を入力し、両面読
取が選択されているか否かを判断し、選択されていると
S32に進み、選択されていないとS38に進む。
【0044】S32では、画信号の両面読取をして、符
号化してメモリに格納する。S34では、信号線20a
に信号レベル「1」の信号を出力し、CMLをオンす
る。S36では発呼回路22を使用し、指定された宛先
へ発呼する。
【0045】次にS44に進み、前手順を行う。S46
では、S28にて記憶した情報をもとに、両面記録が指
定されていたか否かを判断し、両面記録が指定されてい
るとS48に進み、両面記録が指定していないとS60
に進む。また、S48では、受信機に両面記録機能があ
るか否かを判断し、あるとS50に進み、ないとS60
に進む。
【0046】S50では残りの前手順を行う。ここで受
信機に両面記録の指定をする。S52では画信号の送信
を行う。ここで、例えば図7の(1)に示すように、原
稿受信の1ぺージの表面に情報を付加して送信する。
【0047】S54では後手順を行い、S56では、信
号線20aに信号レベル「0」の信号を出力し、CML
をオフする。S58では、通信結果レポートの出力を行
う。ここで、例えば図8に示す送信結果レポートにおい
て、両面原稿12枚、片面記録24枚を、両面原稿12
枚、両面記録12枚に変更するものとする。この後、S
6に進む。
【0048】S60では残りの前手順を行う。ここで受
信機に両面記録の指定をしない。S62では画信号の送
信を行う。ここで図7の(2)に示すように、原稿情報
の1ぺージの表面に情報を付加して送信する。
【0049】S64では後手順を行い、S66では、信
号線20aに信号レベル「0」の信号を出力し、CML
をオフする。S68では、通信結果レポートの出力を行
う。ここで、例えば図8に示す送信結果レポートにおい
て、両面原稿12枚、片面記録24枚のままとする。こ
の後、S6に進む。
【0050】また、S38では、画信号の片面読取をし
て、符号化してメモリに格納する。S40では、信号線
20aに信号レベル「1」の信号を出力し、CMLをオ
ンする。S42では、発呼回路22を使用し、指定され
た宛先へ発呼する。
【0051】この後、S70に進み、前手順を行う。S
72では、S28において記憶した情報をもとに両面記
録が指定されていたか否かを判断し、両面記録が指定さ
れているとS74に進み、両面記録が指定されていない
とS86に進む。
【0052】S74では、受信機に両面記録機能がある
か否かを判断し、あるとS76に進み、ないとS86に
進む。
【0053】S76では残りの前手順を行う。ここで受
信機に両面記録の指定をする。S78では、画信号の送
信を行う。ここで図7の(3)に示すように、原稿情報
の1ページの表面に情報を付加して送信する。
【0054】S80では後手順を行い、S82では、信
号線20aに信号レベル「0」の信号を出力し、CML
をオフする。S84では、通信結果レポートの出力を行
う。ここで、例えば図8に示す送信結果レポートにおい
て、両面原稿12枚、片面記録24枚を、片面原稿24
枚、両面記録12枚に変更するものとする。この後、S
6に進む。
【0055】S86では残りの前手順を行う。ここで受
信機に両面記録の指定をしない。S88では画信号の送
信を行う。ここで図7の(4)に示すように、原稿情報
の1ページの表面に情報を付加して送信する。
【0056】S90では後手順を行う。S92では、信
号線20aに信号レベル「0」の信号を出力し、CML
をオフする。S94では、通信結果レポートの出力を行
う。ここで、例えば図8に示す送信結果レポートにおい
て、両面原稿12枚、片面記録24枚を、片面原稿24
枚、片面記録24枚に変更するものとする。この後、S
6に進む。
【0057】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。
【0058】図10は、この第2実施例で原稿情報の1
ページ目の表面に付加する情報を示す説明図である。図
10(1)、(2)、(3)、(4)の条件は、図7
(1)、(2)、(3)、(4)の条件と同一である。
【0059】この第2実施例は、上述した第1実施例の
処理に加えて、両面読取、片面記録指定の場合に、「こ
の原稿は両面です」を情報を原稿情報の1ページ目の表
面に付加して送信し、片面読取、両面記録指定の場合は
「この原稿は片面です」の情報を原稿情報の1ページ目
の表面に付加して送信するものである。
【0060】これを実現するためには、上述したS52
の処理で、図10の(1)に示す情報を付加して送信
し、S62の処理で、図10の(2)に示す情報を付加
して送信し、S78の処理で、図10の(3)に示す情
報を付加して送信し、S88の処理で、図10の(4)
に示す情報を付加して送信するよう変更すればよい。
【0061】次に、本発明の第3実施例について説明す
る。
【0062】この第3実施例では、第1、第2実施例の
処理に加えて、同報通信が選択された場合には、各宛先
に対応して、両面読取の実行の有無、両面記録の指定の
有無の情報を付加し、さらに、同報通信結果レポートに
その旨を記載する。
【0063】ここで実際の同報送信は、指定された複数
の宛先に対して、両面読取が選択されていれば、S34
以降を繰り返し(ここでS58、S68は実行しないで
次宛先があれば所定時間のウェイトとする)、全ての宛
先への発呼が終了すれば、図9に示す同報送信結果レポ
ートを出力する。
【0064】一方、指定された複数の宛先に対して、両
面読取が選択されていなければ、S40以降を繰り返し
(ここでS84、S94は実行しないで、次宛先があれ
ば所定時間のウェイトとする)、全ての宛先への発呼が
終了すれば、図9に示す同報送信結果レポートを出力す
る。
【0065】次に、本発明の第4実施例について説明す
る。
【0066】この第4実施例は、送信機側での両面原稿
の読取の選択、両面記録の指定を1個のキーで選択する
ようにしたものである。
【0067】図2は、これを実現するめのファクシミリ
装置の構成を示すブロック図であり、図1に示す構成か
ら、両面読取選択ボタン26、両面読取表示回路28、
両面記録指定ボタン30、両面記録指定表示回路32を
削除し、読取記録モード選択ボタン34と読取記録モー
ド表示回路36を追加したものである。
【0068】読取記録モード選択ボタン34は、読取と
記録のモードを選択するものであり、このボタン34が
押下されると、信号線34aの押下パルスが発生する。
【0069】読取記録モード表示回路36は、読取と記
録のモードを表示する回路であり、信号線20jにクリ
アパルスが発生すると、「片面原稿片面記録」と表示
し、以後、信号線34aに押下パルスが発生する毎に
「片面原稿両面記録」→「両面原稿片面記録」→「両面
原稿両面記録」→「片面原稿片面記録」と表示してい
く。そして、「片面原稿片面記録」と表示している時に
は、信号線36aに信号「0」を出力し、同様に「片面
原稿両面記録」、「両面原稿片面記録」、「両面原稿両
面記録」と表示している時には、信号線36aに信号
「1」、「2」、「3」を出力する。
【0070】本実施例において、制御回路20の動作と
しては、図3〜図6において、S2、S4の代わりに、
信号線20jにクリアパルスを発生し、読取記録モード
表示回路36に片面原稿片面記録と表示し、かつS2
8、S30の判断を信号線36aの情報に基づいて行
う。
【0071】なお、以上のような制御回路の動作は、制
御回路内のCPUが制御回路内のROMやRAM等に記
憶したプログラムに基づいて行うように説明したが、本
発明は、このようなプログラムをフロッピディスクやハ
ードディスク、光ディスクやCD−ROM、さらにはメ
モリカード等の外部記憶媒体に格納し、これを専用の読
取装置によって制御回路内に取り込み、これを制御回路
内のCPUで実行するようにしてもよい。
【0072】また、以上の実施例では、スタンドアロー
ンタイプのファクシミリ装置を例に説明したが、本発明
はこれに限らず、例えばコピー機能や電子ファイル機
能、さらにはデータ処理機能を通信機能と複合させた総
合的なデータ処理システムにおけるデータ通信制御に適
用し得るものである。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、本出願の第1、第
6の発明によれば、受信したオペレータは送信機側での
原稿が片面、あるいは両面かの認識が可能になり、この
受信情報に関して、送信機側のオペレータに問い合わせ
する時、誤解もなく使い易い装置を提供できる。
【0074】また、本出願の第2、第7の発明によれ
ば、送信機側のオペレータは送信した原稿が、受信機側
で両面記録されたか片面記録されたかを認識でき、受信
機側のオペレータと連絡を取るとき便利になった。
【0075】また、本出願の第3、第8の発明によれ
ば、受信機側のオペレータは受信情報をみて送信機側の
オペレータは通信結果レポートをみて両面原稿か片面原
稿か、両面記録か片面記録かを適格に認識でき、極めて
使い易い装置を提供できる。
【0076】また、本出願の第4、第9の発明によれ
ば、受信機側で記録している状態(両面記録であるか否
かの状態)と原稿の状態(両面原稿であるか否かの状
態)が異なる場合のみ、その旨を原稿情報に付加でき、
使い易い装置を提供できる。
【0077】また、本出願の第5、第10の発明によれ
ば、同報送信実行時において、各宛先に対応して、両面
記録が指定されたか否かがわかり、使い易い装置を提供
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1〜第3実施例の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】本発明の第4実施例の構成を示すブロック図で
ある。
【図3】上記第1実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図4】上記第1実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図5】上記第1実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図6】上記第1実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図7】上記第1実施例における送信情報の具体例を示
す説明図である。
【図8】上記第1実施例における送信結果レポートの具
体例を示す説明図である。
【図9】上記第3実施例における同報送信結果レポート
の具体例を示す説明図である。
【図10】上記第2実施例における送信情報の具体例を
示す説明図である。
【符号の説明】
2…NCU、 4…電話機、 6…ハイブリッド回路、 8…変復調器、 10…ANSam送出回路、 12…加算回路、 14…読取回路、 16…記録回路、 18…メモリ回路、 20…制御回路、 22…発呼回路、 24…操作部、 26…両面読取選択ボタン、 28…両面読取表示回路、 30…両面記録指定ボタン、 32…両面記録指定表示回路。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿の両面に記録された情報を読取可能
    なファクシミリ装置において、 両面読取であるか否かを選択する両面読取選択手段と、 両面記録の指定を選択する両面記録選択手段と、 受信機から通知される両面記録が可能であるか否かの情
    報を受信する受信手段と、 前記各選択手段による選択情報と前記受信手段により受
    信した通知情報に基づいて、両面読取の実行の有無およ
    び両面記録の指定の有無を決定する決定手段と、 前記両面読取の実行の有無および両面記録の指定の有無
    の情報を原稿情報に付加して送信する送信手段と、 を有することを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記両面読取の実行の有無および両面記録の指定の有無
    の情報を通信結果レポートに付加する付加手段を有する
    ことを特徴とするファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 前記決定が両面読取を実行し、かつ両面記録を指定する
    の場合には、「両面原稿両面記録」の情報を付加し、前
    記決定が両面読取を実行し、かつ片面記録を指定するの
    場合には、「両面原稿片面記録」の情報を付加し、前記
    決定が片面読取を実行し、かつ両面記録を指定するの場
    合には、「片面原稿両面記録」の情報を付加し、前記決
    定が片面読取を実行し、かつ片面記録を指定するの場合
    には、「片面原稿片面記録」の情報を付加することを特
    徴とするファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 前記決定が両面読取を実行し、かつ片面記録を指定する
    の場合には、「この原稿は両面です」の情報を付加し、
    前記決定が片面読取を実行し、かつ、両面記録を指定す
    るの場合には、「この原稿は片面です」の情報を付加す
    ることを特徴とするファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項において、 同報通信が選択された場合には、各宛先に対応して、両
    面読取の実行の有無および両面記録の指定の有無の情報
    を付加することを特徴とするファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】 原稿の両面に記録された情報を読取可能
    なファクシミリ装置の制御方法において、 両面読取であるか否かを選択する両面読取選択工程と、 両面記録の指定を選択する両面記録選択工程と、 受信機から通知される両面記録が可能であるか否かの情
    報を受信する受信工程と、 前記各選択工程による選択情報と前記受信工程により受
    信した通知情報に基づいて、両面読取の実行の有無およ
    び両面記録の指定の有無を決定する決定工程と、 前記両面読取の実行の有無および両面記録の指定の有無
    の情報を原稿情報に付加して送信する送信工程と、 を有することを特徴とするファクシミリ装置の制御方
    法。
  7. 【請求項7】 請求項6において、 前記両面読取の実行の有無および両面記録の指定の有無
    の情報を通信結果レポートに付加する付加工程を有する
    ことを特徴とするファクシミリ装置の制御方法。
  8. 【請求項8】 請求項6または7において、 前記決定が両面読取を実行し、かつ両面記録を指定する
    の場合には、「両面原稿両面記録」の情報を付加し、前
    記決定が両面読取を実行し、かつ片面記録を指定するの
    場合には、「両面原稿片面記録」の情報を付加し、前記
    決定が片面読取を実行し、かつ両面記録を指定するの場
    合には、「片面原稿両面記録」の情報を付加し、前記決
    定が片面読取を実行し、かつ片面記録を指定するの場合
    には、「片面原稿片面記録」の情報を付加することを特
    徴とするファクシミリ装置の制御方法。
  9. 【請求項9】 請求項6において、 前記決定が両面読取を実行し、かつ片面記録を指定する
    の場合には、「この原稿は両面です」の情報を付加し、
    前記決定が片面読取を実行し、かつ、両面記録を指定す
    るの場合には、「この原稿は片面です」の情報を付加す
    ることを特徴とするファクシミリ装置の制御方法。
  10. 【請求項10】 請求項6〜9のいずれか1項におい
    て、 同報通信が選択された場合には、各宛先に対応して、両
    面読取の実行の有無および両面記録の指定の有無の情報
    を付加することを特徴とするファクシミリ装置の制御方
    法。
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