JP2000172635A - シリアル伝送装置及びシリアル伝送方法 - Google Patents
シリアル伝送装置及びシリアル伝送方法Info
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- JP2000172635A JP2000172635A JP10341873A JP34187398A JP2000172635A JP 2000172635 A JP2000172635 A JP 2000172635A JP 10341873 A JP10341873 A JP 10341873A JP 34187398 A JP34187398 A JP 34187398A JP 2000172635 A JP2000172635 A JP 2000172635A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 スレーブアドレスが重複していても支障なく
データ伝送を行うことができるシリアル伝送装置及びシ
リアル伝送方法を提供する。 【解決手段】 スレーブアドレス選択部14(24)
は、マスターコントローラ1からのブロック選択信号B
S1に基づいて第1又は第2のスレーブアドレス選択部
12、13(22、23)のいずれかを選択して出力す
る。比較部15(25)は、スレーブアドレス検出部1
1(21)によって検出されたスレーブアドレスとスレ
ーブアドレス選択部14(24)から供給されたスレー
ブアドレスを比較し、結果を出力する。
データ伝送を行うことができるシリアル伝送装置及びシ
リアル伝送方法を提供する。 【解決手段】 スレーブアドレス選択部14(24)
は、マスターコントローラ1からのブロック選択信号B
S1に基づいて第1又は第2のスレーブアドレス選択部
12、13(22、23)のいずれかを選択して出力す
る。比較部15(25)は、スレーブアドレス検出部1
1(21)によって検出されたスレーブアドレスとスレ
ーブアドレス選択部14(24)から供給されたスレー
ブアドレスを比較し、結果を出力する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シリアル伝送装置
及びシリアル伝送方法に関するものでる。
及びシリアル伝送方法に関するものでる。
【0002】
【従来の技術】集積回路(IC)間のデータ伝送に用い
られる従来のシリアルバスとして、I2C(Inter
−IC)バス規格が知られている。このI2Cバス2
は、図5に示すように、データを伝送するシリアルデー
タライン(SDA)2aと、クロックを伝送するシリア
ルクロックライン(SCL)2bの2本の信号線のみで
構成されるバスインターフェースである。
られる従来のシリアルバスとして、I2C(Inter
−IC)バス規格が知られている。このI2Cバス2
は、図5に示すように、データを伝送するシリアルデー
タライン(SDA)2aと、クロックを伝送するシリア
ルクロックライン(SCL)2bの2本の信号線のみで
構成されるバスインターフェースである。
【0003】このI2Cバスには、例えば1つのマスタ
ーコントローラ50と複数のスレーブデバイス3、4、
5、6、・・・とが接続される。各々のスレーブデバイ
ス3、4、5、6、・・・には、各々固有のスレーブア
ドレスが割り当てられている。
ーコントローラ50と複数のスレーブデバイス3、4、
5、6、・・・とが接続される。各々のスレーブデバイ
ス3、4、5、6、・・・には、各々固有のスレーブア
ドレスが割り当てられている。
【0004】図6はI2Cバスの伝送フォーマットを示
す図である。I2Cバス2で伝送されるデータ(メッセ
ージ)は、転送の開始を示すスタートコンディション
(START)、個々のスレーブデバイスのアドレスを
指定する7ビットのスレーブアドレス、リード/ライト
を指定するリード/ライトビット(R/W)、デバイス
内の内部レジスタのアドレス値を指定する8ビットのサ
ブアドレスとデバイス内の内部レジスタのデータを示す
8ビットのデータ、8ビットごとの確認応答を示すアク
ノリッジ(ACK)及び転送の完了を示すストップコン
ディション(STOP)とで構成されている。
す図である。I2Cバス2で伝送されるデータ(メッセ
ージ)は、転送の開始を示すスタートコンディション
(START)、個々のスレーブデバイスのアドレスを
指定する7ビットのスレーブアドレス、リード/ライト
を指定するリード/ライトビット(R/W)、デバイス
内の内部レジスタのアドレス値を指定する8ビットのサ
ブアドレスとデバイス内の内部レジスタのデータを示す
8ビットのデータ、8ビットごとの確認応答を示すアク
ノリッジ(ACK)及び転送の完了を示すストップコン
ディション(STOP)とで構成されている。
【0005】マスターコントローラ50は、スレーブア
ドレスによって特定のスレーブデバイスを指定すること
により、I2Cバス2に複数のスレーブデバイスが接続
されている場合であっても、特定のスレーブデバイスに
対して効率よくデータを伝送することができる。
ドレスによって特定のスレーブデバイスを指定すること
により、I2Cバス2に複数のスレーブデバイスが接続
されている場合であっても、特定のスレーブデバイスに
対して効率よくデータを伝送することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、制御の簡略
化等の観点から、複数のスレーブデバイスをブロック化
し、他のブロック内のスレーブデバイスと重複するスレ
ーブアドレスを割り当てたい場合がある。
化等の観点から、複数のスレーブデバイスをブロック化
し、他のブロック内のスレーブデバイスと重複するスレ
ーブアドレスを割り当てたい場合がある。
【0007】しかしながら、I2Cバス2では、上述の
ようにスレーブアドレスによって個々のスレーブデバイ
スを指定しているため、I2Cバス2上に同一のスレー
ブアドレスを有するスレーブデバイスが複数あると、ス
レーブアドレスによっては特定のスレーブデバイスを指
定することができない。
ようにスレーブアドレスによって個々のスレーブデバイ
スを指定しているため、I2Cバス2上に同一のスレー
ブアドレスを有するスレーブデバイスが複数あると、ス
レーブアドレスによっては特定のスレーブデバイスを指
定することができない。
【0008】このため、このような場合には、図7に示
すように、各ブロック100、200、300、400
毎にI2Cバス2との接続を制御するスイッチ7を設
け、同一のスレーブアドレスを有するスレーブデバイス
が同時にI2Cバス2に接続されないようにする必要が
ある。
すように、各ブロック100、200、300、400
毎にI2Cバス2との接続を制御するスイッチ7を設
け、同一のスレーブアドレスを有するスレーブデバイス
が同時にI2Cバス2に接続されないようにする必要が
ある。
【0009】ところが、このような構成とすると、デー
タの伝送時に、マスターコントローラ51は、目的のス
レーブデバイスを含むブロックに対応するスイッチ7を
制御して、当該ブロックのみをI2Cバス2に接続した
後、特定のスレーブアドレスを指定してデータの伝送を
行なわなければならなず、スループットが低下してしま
う。また、スイッチ7による遅延差が生じたり、スイッ
チ7を設けるため、コストが増加してしまう問題があっ
た。
タの伝送時に、マスターコントローラ51は、目的のス
レーブデバイスを含むブロックに対応するスイッチ7を
制御して、当該ブロックのみをI2Cバス2に接続した
後、特定のスレーブアドレスを指定してデータの伝送を
行なわなければならなず、スループットが低下してしま
う。また、スイッチ7による遅延差が生じたり、スイッ
チ7を設けるため、コストが増加してしまう問題があっ
た。
【0010】あるいは、図8に示すように、マスターコ
ントローラ52の中に予めスイッチ7に相当する回路を
設けておき、マスターコントローラ52に複数のI2C
バス2を接続し、各々のI2Cバス2に各ブロック10
0、200、300、400のスレーブデバイスを接続
する構成が考えられる。
ントローラ52の中に予めスイッチ7に相当する回路を
設けておき、マスターコントローラ52に複数のI2C
バス2を接続し、各々のI2Cバス2に各ブロック10
0、200、300、400のスレーブデバイスを接続
する構成が考えられる。
【0011】しかしながら、この構成は遅延差が生じに
くいという利点はあるものの、ブロック毎に2本のバス
ライン(SDA、SCL)が必要なのでバスの本数が多
くなり、また、マスターコントローラに複数のスレーブ
アドレスを保持(メモリー)する必要があり、構成が複
雑になるという問題があった。
くいという利点はあるものの、ブロック毎に2本のバス
ライン(SDA、SCL)が必要なのでバスの本数が多
くなり、また、マスターコントローラに複数のスレーブ
アドレスを保持(メモリー)する必要があり、構成が複
雑になるという問題があった。
【0012】この発明は上述の課題を解決するためにな
されたものであり、1つのシリアルバス上に同一のスレ
ーブアドレスを有する複数のスレーブデバイスが接続さ
れていても支障なくデータ伝送を行うことができるシリ
アルバス伝送装置及びシリアル伝送方法を提供すること
を目的とする。
されたものであり、1つのシリアルバス上に同一のスレ
ーブアドレスを有する複数のスレーブデバイスが接続さ
れていても支障なくデータ伝送を行うことができるシリ
アルバス伝送装置及びシリアル伝送方法を提供すること
を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明に係るシリアル伝送装置は、スレーブアド
レスを指定するスレーブアドレス指定手段を有するマス
ターコントローラと、一つ以上のスレーブデバイスとを
有し、スレーブデバイスが、複数のスレーブアドレスを
保持するスレーブアドレス保持手段と、スレーブアドレ
ス保持手段に保持されているスレーブアドレスのいずれ
かを選択するアドレス選択手段と、スレーブアドレス指
定手段によって指定されたスレーブアドレスを検出する
スレーブアドレス検出手段と、スレーブアドレス検出手
段によって検出されたスレーブアドレスが、スレーブア
ドレス指定手段によって指定されたスレーブアドレスと
一致しているか否かを検出する一致検出手段とを備える
ことを特徴とする。
めに、本発明に係るシリアル伝送装置は、スレーブアド
レスを指定するスレーブアドレス指定手段を有するマス
ターコントローラと、一つ以上のスレーブデバイスとを
有し、スレーブデバイスが、複数のスレーブアドレスを
保持するスレーブアドレス保持手段と、スレーブアドレ
ス保持手段に保持されているスレーブアドレスのいずれ
かを選択するアドレス選択手段と、スレーブアドレス指
定手段によって指定されたスレーブアドレスを検出する
スレーブアドレス検出手段と、スレーブアドレス検出手
段によって検出されたスレーブアドレスが、スレーブア
ドレス指定手段によって指定されたスレーブアドレスと
一致しているか否かを検出する一致検出手段とを備える
ことを特徴とする。
【0014】また、スレーブデバイスをブロック化し、
マスターコントローラにブロックを指定するブロック指
定手段を設け、スレーブデバイスにブロック指定手段に
よる指定を検出するブロック検出手段を設け、アドレス
選択手段が、ブロック検出手段による検出結果に応じ
て、スレーブアドレス保持手段に保持されているスレー
ブアドレスのいずれかを選択する構成としてもよい。
マスターコントローラにブロックを指定するブロック指
定手段を設け、スレーブデバイスにブロック指定手段に
よる指定を検出するブロック検出手段を設け、アドレス
選択手段が、ブロック検出手段による検出結果に応じ
て、スレーブアドレス保持手段に保持されているスレー
ブアドレスのいずれかを選択する構成としてもよい。
【0015】また、本発明の他の請求項に係るシリアル
伝送装置は、マスターコントローラと、ブロック化され
た一つ以上のスレーブデバイスとを有し、マスターコン
トローラが、ブロックを指定するブロック指定手段と、
スレーブアドレスを指定するスレーブアドレス指定手段
とを備え、スレーブデバイスが、同一のブロック内では
重複のない第1のスレーブアドレスと、同一のブロック
内の第1のスレーブアドレスと重複しない第2のスレー
ブアドレスを保持するスレーブアドレス保持手段と、ブ
ロック指定手段による指定を検出する検出手段と、検出
手段による検出結果に応じて、スレーブアドレス保持手
段に保持されているスレーブアドレスのいずれかを選択
するアドレス選択手段と、スレーブアドレス指定手段に
よって指定されたスレーブアドレスを検出するスレーブ
アドレス検出手段と、スレーブアドレス検出手段によっ
て検出されたスレーブアドレスが、スレーブアドレス指
定手段によって指定されたスレーブアドレスと一致して
いるか否かを検出する一致検出手段とを備えることを特
徴とする。
伝送装置は、マスターコントローラと、ブロック化され
た一つ以上のスレーブデバイスとを有し、マスターコン
トローラが、ブロックを指定するブロック指定手段と、
スレーブアドレスを指定するスレーブアドレス指定手段
とを備え、スレーブデバイスが、同一のブロック内では
重複のない第1のスレーブアドレスと、同一のブロック
内の第1のスレーブアドレスと重複しない第2のスレー
ブアドレスを保持するスレーブアドレス保持手段と、ブ
ロック指定手段による指定を検出する検出手段と、検出
手段による検出結果に応じて、スレーブアドレス保持手
段に保持されているスレーブアドレスのいずれかを選択
するアドレス選択手段と、スレーブアドレス指定手段に
よって指定されたスレーブアドレスを検出するスレーブ
アドレス検出手段と、スレーブアドレス検出手段によっ
て検出されたスレーブアドレスが、スレーブアドレス指
定手段によって指定されたスレーブアドレスと一致して
いるか否かを検出する一致検出手段とを備えることを特
徴とする。
【0016】また、本発明に係るシリアル伝送方法は、
マスターコントローラと、一つ以上のスレーブデバイス
とを有するシリアル伝送装置におけるシリアル伝送方法
であって、マスターコントローラがスレーブアドレスを
指定し、スレーブデバイスが、複数のスレーブアドレス
のいずれかを選択し、選択したスレーブアドレスと、マ
スターコントローラが指定したスレーブアドレスとが一
致しているか否かを検出し、検出結果を出力することを
特徴とする。
マスターコントローラと、一つ以上のスレーブデバイス
とを有するシリアル伝送装置におけるシリアル伝送方法
であって、マスターコントローラがスレーブアドレスを
指定し、スレーブデバイスが、複数のスレーブアドレス
のいずれかを選択し、選択したスレーブアドレスと、マ
スターコントローラが指定したスレーブアドレスとが一
致しているか否かを検出し、検出結果を出力することを
特徴とする。
【0017】また、スレーブデバイスをブロック化し、
マスターコントローラが、スレーブアドレスの指定を行
なう前にブロックを指定し、スレーブデバイスが、ブロ
ックの指定手段による指定を検出し、検出結果に応じて
複数のスレーブアドレスのいずれかを選択するようにし
てもよい。
マスターコントローラが、スレーブアドレスの指定を行
なう前にブロックを指定し、スレーブデバイスが、ブロ
ックの指定手段による指定を検出し、検出結果に応じて
複数のスレーブアドレスのいずれかを選択するようにし
てもよい。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態に係
るシリアル伝送装置の要部の構成を示す図である。この
シリアル伝送装置は、マスターコントローラ1と、この
マスターコントローラ1とI2Cバス2を介して接続さ
れた複数の第1及び第2のスレーブデバイス10、20
とを備えている。これらのスレーブデバイス10、20
は、ブロック化されて管理されており、各々のスレーブ
デバイス10、20は、ブロック100、200、30
0、400のいずれかに属している。
るシリアル伝送装置の要部の構成を示す図である。この
シリアル伝送装置は、マスターコントローラ1と、この
マスターコントローラ1とI2Cバス2を介して接続さ
れた複数の第1及び第2のスレーブデバイス10、20
とを備えている。これらのスレーブデバイス10、20
は、ブロック化されて管理されており、各々のスレーブ
デバイス10、20は、ブロック100、200、30
0、400のいずれかに属している。
【0019】マスターコントローラ1は、アクセスしよ
うとするスレーブデバイスのスレーブアドレスを発生す
るスレーブアドレス発生部1aと、ブロックを特定する
ためのブロック選択信号を発生するブロック選択信号発
生部1bとを備えている。
うとするスレーブデバイスのスレーブアドレスを発生す
るスレーブアドレス発生部1aと、ブロックを特定する
ためのブロック選択信号を発生するブロック選択信号発
生部1bとを備えている。
【0020】なお、この図1では、説明の簡略化のため
に、マスターコントローラ1が本来備えている、I2C
バス2にサブアドレスあるいはデータを伝送する手段、
ACKを検出する手段等は省略されている。
に、マスターコントローラ1が本来備えている、I2C
バス2にサブアドレスあるいはデータを伝送する手段、
ACKを検出する手段等は省略されている。
【0021】I2Cバス2は、データを伝送するための
シリアルデータライン(SDA)2aと、クロックを伝
送するためのシリアルクロックライン(SCL)2bと
からなる。なお、これらのSDA2a、SCL2bは各
々図示しない抵抗によってプルアップされており、SD
A2aはマスターコントローラ1あるいは各スレーブデ
バイス10、20によってローレベルに引き込まれ得、
SCL2bはマスターコントローラ1によってローレベ
ルに引き込まれ得るように構成されている。
シリアルデータライン(SDA)2aと、クロックを伝
送するためのシリアルクロックライン(SCL)2bと
からなる。なお、これらのSDA2a、SCL2bは各
々図示しない抵抗によってプルアップされており、SD
A2aはマスターコントローラ1あるいは各スレーブデ
バイス10、20によってローレベルに引き込まれ得、
SCL2bはマスターコントローラ1によってローレベ
ルに引き込まれ得るように構成されている。
【0022】マスターコントローラ1と、各々のスレー
ブデバイス10、20とは、I2Cバス2を構成するシ
リアルデータライン(SDA)2aと、シリアルクロッ
クライン(SCL)2bとで接続されている。また、各
ブロック100〜400内のスレーブデバイス10、2
0には、マスターコントローラ1からのブロック選択信
号BS1、BS2、BS3、BS4のいずれかが供給さ
れている。
ブデバイス10、20とは、I2Cバス2を構成するシ
リアルデータライン(SDA)2aと、シリアルクロッ
クライン(SCL)2bとで接続されている。また、各
ブロック100〜400内のスレーブデバイス10、2
0には、マスターコントローラ1からのブロック選択信
号BS1、BS2、BS3、BS4のいずれかが供給さ
れている。
【0023】図2は、第1のスレーブデバイス10及び
第2のスレーブデバイス20の要部の構成を示す図であ
る。各スレーブデバイス10(20)は、SDA2aか
らスレーブアドレス値を検出するスレーブアドレス検出
部11(21)と、予め設定されている第1のスレーブ
アドレスが格納される第1のスレーブアドレス格納部1
2(22)と、予め設定されている第2のスレーブアド
レスが格納される第2のスレーブアドレス格納部13
(23)と、マスターコントローラ1からのブロック選
択信号に応じて第1のスレーブアドレス格納部12(2
2)又は第2のスレーブアドレス格納部13(23)の
一方の出力を選択するスレーブアドレス選択部14(2
4)とを備えている。
第2のスレーブデバイス20の要部の構成を示す図であ
る。各スレーブデバイス10(20)は、SDA2aか
らスレーブアドレス値を検出するスレーブアドレス検出
部11(21)と、予め設定されている第1のスレーブ
アドレスが格納される第1のスレーブアドレス格納部1
2(22)と、予め設定されている第2のスレーブアド
レスが格納される第2のスレーブアドレス格納部13
(23)と、マスターコントローラ1からのブロック選
択信号に応じて第1のスレーブアドレス格納部12(2
2)又は第2のスレーブアドレス格納部13(23)の
一方の出力を選択するスレーブアドレス選択部14(2
4)とを備えている。
【0024】また、各スレーブデバイス10(20)
は、スレーブアドレス検出部11(21)の出力とスレ
ーブアドレス選択部14(24)の出力とを比較する比
較部15(25)と、比較部15(25)の比較出力に
基づいてSDA2aからの入力を制限する入力スイッチ
16(26)と、SDA2aを介して供給された入力信
号よりサブアドレス値を検出するサブアドレス検出部1
7(27)と、内部レジスタ18(28)と、SDA2
aあるいは内部レジスタ18(28)よりデータ値を検
出するデータ検出部19(29)とを備えている。
は、スレーブアドレス検出部11(21)の出力とスレ
ーブアドレス選択部14(24)の出力とを比較する比
較部15(25)と、比較部15(25)の比較出力に
基づいてSDA2aからの入力を制限する入力スイッチ
16(26)と、SDA2aを介して供給された入力信
号よりサブアドレス値を検出するサブアドレス検出部1
7(27)と、内部レジスタ18(28)と、SDA2
aあるいは内部レジスタ18(28)よりデータ値を検
出するデータ検出部19(29)とを備えている。
【0025】データ検出部19(29)は、サブアドレ
ス検出部17からのサブアドレス値に基づいて内部レジ
スタ18(28)に対してデータの読み書きを行なう。
ス検出部17からのサブアドレス値に基づいて内部レジ
スタ18(28)に対してデータの読み書きを行なう。
【0026】第1のスレーブデバイス10と第2のスレ
ーブデバイス20に設定されている第1及び第2のスレ
ーブアドレスは各々異なっている。具体的には、第1の
スレーブデバイス10には、第1、第2のスレーブアド
レスとして、各々[0100001b(bは2進数表記
であることを示す)]、[0100000b]が設定さ
れており、第2のスレーブデバイス20には、第1、第
2のスレーブアドレスとして、各々[0100011
b]、[0100010b]が設定されている。
ーブデバイス20に設定されている第1及び第2のスレ
ーブアドレスは各々異なっている。具体的には、第1の
スレーブデバイス10には、第1、第2のスレーブアド
レスとして、各々[0100001b(bは2進数表記
であることを示す)]、[0100000b]が設定さ
れており、第2のスレーブデバイス20には、第1、第
2のスレーブアドレスとして、各々[0100011
b]、[0100010b]が設定されている。
【0027】なお、この図2では、説明の簡略化のため
に、各スレーブデバイス10(20)が本来備えている
スレーブアドレス検出部11(21)、サブアドレス検
出部17(27)及びデータ検出部19(29)の検出
結果に基づいてSDA2aにアクノリッジ(ACK)を
出力する手段と、スレーブアドレスに続いて供給される
リード/ライトビット(R/W)を検出する手段等は省
略されている。
に、各スレーブデバイス10(20)が本来備えている
スレーブアドレス検出部11(21)、サブアドレス検
出部17(27)及びデータ検出部19(29)の検出
結果に基づいてSDA2aにアクノリッジ(ACK)を
出力する手段と、スレーブアドレスに続いて供給される
リード/ライトビット(R/W)を検出する手段等は省
略されている。
【0028】以下、上述のように構成されたシリアル伝
送装置の動作を説明する。
送装置の動作を説明する。
【0029】このシリアル伝送装置では、マスターコン
トローラ1は、データの書き込みあるいは読み出し等の
アクセスを行なう際に、当該スレーブデバイスが属する
ブロックと、ブロック内のスレーブデバイスのスレーブ
アドレスを指定して、アクセスしようとするスレーブデ
バイスを指定する。具体的には、アクセスしようとする
スレーブデバイスが属するブロックのブロック選択信号
(BS1〜BS4)を“H”とし、当該ブロック内のス
レーブアドレスを出力する。
トローラ1は、データの書き込みあるいは読み出し等の
アクセスを行なう際に、当該スレーブデバイスが属する
ブロックと、ブロック内のスレーブデバイスのスレーブ
アドレスを指定して、アクセスしようとするスレーブデ
バイスを指定する。具体的には、アクセスしようとする
スレーブデバイスが属するブロックのブロック選択信号
(BS1〜BS4)を“H”とし、当該ブロック内のス
レーブアドレスを出力する。
【0030】図3はマスターコントローラ1の動作を示
すフローチャートであり、スレーブデバイスの指定を行
なう際にステップS10から実行が開始される。
すフローチャートであり、スレーブデバイスの指定を行
なう際にステップS10から実行が開始される。
【0031】以下、データの書き込みを行なう場合につ
いて説明するが、データの読み出しについてもリード/
ライトビット(R/W)が[1b]となり、スレーブデ
バイスからデータが出力される以外は同様である。
いて説明するが、データの読み出しについてもリード/
ライトビット(R/W)が[1b]となり、スレーブデ
バイスからデータが出力される以外は同様である。
【0032】まず、マスターコントローラ1のブロック
選択信号発生部1bは、ステップS10からステップS
20までの処理を実行して、ブロック選択信号を出力す
る。
選択信号発生部1bは、ステップS10からステップS
20までの処理を実行して、ブロック選択信号を出力す
る。
【0033】ステップS10において、ブロック選択信
号発生部1bは、第1〜第4のブロック100〜400
内のスレーブデバイス10、20にそれぞれ供給されて
いるブロック選択信号BS1、BS2、BS3、BS4
を初期値である“L”としてステップS11に進む。な
お、このときI2Cバス2のSDA2a及びSCL2b
はともに“H”である。
号発生部1bは、第1〜第4のブロック100〜400
内のスレーブデバイス10、20にそれぞれ供給されて
いるブロック選択信号BS1、BS2、BS3、BS4
を初期値である“L”としてステップS11に進む。な
お、このときI2Cバス2のSDA2a及びSCL2b
はともに“H”である。
【0034】次に、ステップS11において、アクセス
しようとするスレーブデバイスが第1のブロックに属し
ているか否かを判定し、第1のブロックに属していれば
ステップS12に進み、ブロック選択信号BS1を
“H”としてステップS20に進み、所定期間待機した
後、ステップS21に進む。
しようとするスレーブデバイスが第1のブロックに属し
ているか否かを判定し、第1のブロックに属していれば
ステップS12に進み、ブロック選択信号BS1を
“H”としてステップS20に進み、所定期間待機した
後、ステップS21に進む。
【0035】アクセスしようとするスレーブデバイスが
第1のブロックに属していなければ、ステップS13に
進み、アクセスしようとするスレーブデバイスが第2の
ブロックに属しているか否かを判定し、第2のブロック
に属していればステップS14に進み、ブロック選択信
号BS2を“H”としてステップS20に進み、所定期
間待機した後、ステップS21に進む。
第1のブロックに属していなければ、ステップS13に
進み、アクセスしようとするスレーブデバイスが第2の
ブロックに属しているか否かを判定し、第2のブロック
に属していればステップS14に進み、ブロック選択信
号BS2を“H”としてステップS20に進み、所定期
間待機した後、ステップS21に進む。
【0036】アクセスしようとするスレーブデバイスが
第2のブロックに属していなければ、ステップS15に
進み、アクセスしようとするスレーブデバイスが第3の
ブロックに属しているか否かを判定し、第3のブロック
に属していればステップS16に進み、ブロック選択信
号BS3を“H”としてステップS20に進み、所定期
間待機した後、ステップS21に進む。
第2のブロックに属していなければ、ステップS15に
進み、アクセスしようとするスレーブデバイスが第3の
ブロックに属しているか否かを判定し、第3のブロック
に属していればステップS16に進み、ブロック選択信
号BS3を“H”としてステップS20に進み、所定期
間待機した後、ステップS21に進む。
【0037】アクセスしようとするスレーブデバイスが
第3のブロックに属していなければ、ステップS17に
進み、アクセスしようとするスレーブデバイスが第4の
ブロックに属しているか否かを判定し、第4のブロック
に属していればステップS18に進み、ブロック選択信
号BS4を“H”としてステップS20に進み、所定期
間待機した後、ステップS21に進む。
第3のブロックに属していなければ、ステップS17に
進み、アクセスしようとするスレーブデバイスが第4の
ブロックに属しているか否かを判定し、第4のブロック
に属していればステップS18に進み、ブロック選択信
号BS4を“H”としてステップS20に進み、所定期
間待機した後、ステップS21に進む。
【0038】アクセスしようとするスレーブデバイスが
第4のブロックに属していなければ、ステップS10に
戻る。
第4のブロックに属していなければ、ステップS10に
戻る。
【0039】以上の処理では、選択しようとするブロッ
クに応じてステップS12、S14、S16、S18の
いずれかが実行されるため、2つ以上のブロック選択信
号が“H”となることはない。
クに応じてステップS12、S14、S16、S18の
いずれかが実行されるため、2つ以上のブロック選択信
号が“H”となることはない。
【0040】次に、マスターコントローラ1は、ステッ
プS21からステップS29までの処理を実行して、ス
レーブアドレス等を出力する。
プS21からステップS29までの処理を実行して、ス
レーブアドレス等を出力する。
【0041】スレーブアドレス発生部1aは、ステップ
S21において、アクセスしようとするスレーブデバイ
スが第2のスレーブデバイス20であるか否かを判定
し、該当すればステップS26に進み、該当しなければ
ステップS22に進む。
S21において、アクセスしようとするスレーブデバイ
スが第2のスレーブデバイス20であるか否かを判定
し、該当すればステップS26に進み、該当しなければ
ステップS22に進む。
【0042】ステップS22では、スレーブアドレス発
生部1aは、第1のスレーブデバイス10を示すスレー
ブアドレス[0010001b]を発生する。マスター
デバイス1は、転送の開始を示すスタートコンディショ
ン(START)を出力した後、スレーブアドレス発生
部1aが発生したスレーブアドレス[0010001
b]を出力し、さらにリード/ライトビット(R/W)
をスレーブデバイスに対する書き込みであることを示す
[0b]として出力し、続くステップS23に進む。な
お、スレーブデバイスからの読み出しであればリード/
ライトビット(R/W)を[1b]とする。
生部1aは、第1のスレーブデバイス10を示すスレー
ブアドレス[0010001b]を発生する。マスター
デバイス1は、転送の開始を示すスタートコンディショ
ン(START)を出力した後、スレーブアドレス発生
部1aが発生したスレーブアドレス[0010001
b]を出力し、さらにリード/ライトビット(R/W)
をスレーブデバイスに対する書き込みであることを示す
[0b]として出力し、続くステップS23に進む。な
お、スレーブデバイスからの読み出しであればリード/
ライトビット(R/W)を[1b]とする。
【0043】ステップS23では、マスターコントロー
ラ1は、SDA2aの電圧を参照してスレーブデバイス
からの応答(ACK)を確認した後、サブアドレスを出
力し、続くステップS24において、スレーブデバイス
からの応答(ACK)を確認した後、データ値を出力
し、ステップS25に進む。ステップS25では、マス
ターコントローラ1は、スレーブデバイスからの応答
(ACK)を確認した後、ストップコンディション(S
TOP)を出力してステップS10に戻る。
ラ1は、SDA2aの電圧を参照してスレーブデバイス
からの応答(ACK)を確認した後、サブアドレスを出
力し、続くステップS24において、スレーブデバイス
からの応答(ACK)を確認した後、データ値を出力
し、ステップS25に進む。ステップS25では、マス
ターコントローラ1は、スレーブデバイスからの応答
(ACK)を確認した後、ストップコンディション(S
TOP)を出力してステップS10に戻る。
【0044】ステップS22からステップS25までの
動作は、ステップS22において、スレーブアドレス発
生部1aがスレーブアドレスを発生する以外は、通常の
I2Cバスにおける伝送と同様である。
動作は、ステップS22において、スレーブアドレス発
生部1aがスレーブアドレスを発生する以外は、通常の
I2Cバスにおける伝送と同様である。
【0045】一方、ステップS26では、スレーブアド
レス発生部1aは、第2のスレーブデバイス10を示す
スレーブアドレス[0010011b]を発生する。マ
スターデバイス1は、上述のステップS22と同様に、
転送の開始を示すスタートコンディション(STAR
T)を出力した後、スレーブアドレス発生部1aが発生
したスレーブアドレス[0010011b]を出力し、
さらにリード/ライトビット(R/W)をスレーブデバ
イスに対する書き込みであることを示す[0b]として
出力し、続くステップS27に進む。
レス発生部1aは、第2のスレーブデバイス10を示す
スレーブアドレス[0010011b]を発生する。マ
スターデバイス1は、上述のステップS22と同様に、
転送の開始を示すスタートコンディション(STAR
T)を出力した後、スレーブアドレス発生部1aが発生
したスレーブアドレス[0010011b]を出力し、
さらにリード/ライトビット(R/W)をスレーブデバ
イスに対する書き込みであることを示す[0b]として
出力し、続くステップS27に進む。
【0046】ステップS27では、マスターコントロー
ラ1は、スレーブデバイスからの応答(ACK)を確認
した後、サブアドレスを出力し、続くステップS28に
おいて、スレーブデバイスからの応答(ACK)を確認
した後、データ値を出力し、ステップS29に進む。ス
テップS29では、マスターコントローラ1は、スレー
ブデバイスからの応答(ACK)を確認した後、ストッ
プコンディション(STOP)を出力してステップS1
0に戻る。
ラ1は、スレーブデバイスからの応答(ACK)を確認
した後、サブアドレスを出力し、続くステップS28に
おいて、スレーブデバイスからの応答(ACK)を確認
した後、データ値を出力し、ステップS29に進む。ス
テップS29では、マスターコントローラ1は、スレー
ブデバイスからの応答(ACK)を確認した後、ストッ
プコンディション(STOP)を出力してステップS1
0に戻る。
【0047】ステップS26からステップS29までの
動作は、ステップS26において、スレーブアドレス発
生部1aが発生するスレーブアドレスが異なる以外は、
ステップS22からステップS25までの動作と同様で
ある。
動作は、ステップS26において、スレーブアドレス発
生部1aが発生するスレーブアドレスが異なる以外は、
ステップS22からステップS25までの動作と同様で
ある。
【0048】以上の動作により、このシリアル伝送装置
では、複数のスレーブデバイス10、20に対して、ブ
ロックの指定とブロック内のスレーブデバイスを選択す
るブロック化アクセスを行なうことができる。
では、複数のスレーブデバイス10、20に対して、ブ
ロックの指定とブロック内のスレーブデバイスを選択す
るブロック化アクセスを行なうことができる。
【0049】図4は、第1のブロック100内の第1の
スレーブデバイス10と、第2のブロック200の第2
のスレーブデバイス20の内部レジスタにデータを書き
込む場合の動作を示すタイミング図である。
スレーブデバイス10と、第2のブロック200の第2
のスレーブデバイス20の内部レジスタにデータを書き
込む場合の動作を示すタイミング図である。
【0050】この動作では、上述の図3のフローチャー
トの処理が2回繰り返して実行される。
トの処理が2回繰り返して実行される。
【0051】まず、1回目の実行では、第1のブロック
100に書き込みを行うので、ステップS11からステ
ップS12に進み、ブロック選択信号BS1を“H”に
する。
100に書き込みを行うので、ステップS11からステ
ップS12に進み、ブロック選択信号BS1を“H”に
する。
【0052】ブロック選択信号BS1が“H”となる
と、第1のブロック100内の第1のスレーブデバイス
10のスレーブアドレス選択部14は、第1のスレーブ
アドレス値[0100001b]を選択する。また、第
1のブロック100内の第2のスレーブデバイス20の
スレーブアドレス選択部24は、第1のスレーブアドレ
ス値[0100011b]を選択する。
と、第1のブロック100内の第1のスレーブデバイス
10のスレーブアドレス選択部14は、第1のスレーブ
アドレス値[0100001b]を選択する。また、第
1のブロック100内の第2のスレーブデバイス20の
スレーブアドレス選択部24は、第1のスレーブアドレ
ス値[0100011b]を選択する。
【0053】これに対し、他のブロック選択信号が
“L”である第2、第3、第4のブロック200、30
0、400内の第1のスレーブデバイス10のスレーブ
アドレス選択部14は第2のスレーブアドレス値[01
00000b]を選択し、第2のスレーブデバイス20
のスレーブアドレス選択部24は第2のスレーブアドレ
ス値[0100010b]を選択する。
“L”である第2、第3、第4のブロック200、30
0、400内の第1のスレーブデバイス10のスレーブ
アドレス選択部14は第2のスレーブアドレス値[01
00000b]を選択し、第2のスレーブデバイス20
のスレーブアドレス選択部24は第2のスレーブアドレ
ス値[0100010b]を選択する。
【0054】ステップS20において、スレーブアドレ
ス選択部14、24の出力が完全に安定して比較部1
5、25に入力されるまでの時間待ちを行い、次ステッ
プに移行する。
ス選択部14、24の出力が完全に安定して比較部1
5、25に入力されるまでの時間待ちを行い、次ステッ
プに移行する。
【0055】また、1回目の実行では、第1のスレーブ
デバイス10に書き込みを行うので、ステップS21か
らステップS22に進み、スレーブアドレス[0010
001b]を出力する。
デバイス10に書き込みを行うので、ステップS21か
らステップS22に進み、スレーブアドレス[0010
001b]を出力する。
【0056】スレーブアドレスが出力されると、各スレ
ーブデバイス10、20のスレーブアドレス検出部1
1、21はこのスレーブアドレスを検出し、各々比較部
15、25に供給する。各比較部15(25)は、供給
されたスレーブアドレスと、スレーブアドレス選択部1
4(24)の出力が一致しているか否かを検出する。こ
の場合は、上述のように第1のブロック100の第1の
スレーブデバイス10のアドレスのみが[001000
1b]となっているため、図4に示すように、この第1
のスレーブデバイス10の比較部15の出力のみがアド
レスの一致を示す有効となり、他の比較部15、25の
出力がアドレスの不一致を示す無効となる。
ーブデバイス10、20のスレーブアドレス検出部1
1、21はこのスレーブアドレスを検出し、各々比較部
15、25に供給する。各比較部15(25)は、供給
されたスレーブアドレスと、スレーブアドレス選択部1
4(24)の出力が一致しているか否かを検出する。こ
の場合は、上述のように第1のブロック100の第1の
スレーブデバイス10のアドレスのみが[001000
1b]となっているため、図4に示すように、この第1
のスレーブデバイス10の比較部15の出力のみがアド
レスの一致を示す有効となり、他の比較部15、25の
出力がアドレスの不一致を示す無効となる。
【0057】第1のブロック100の第1のスレーブデ
バイス10はスレーブアドレスが一致したことを示すた
めに、SDA2aにACKとして“L”を出力すると共
に、スイッチ16をONにして次のサブアドレス値の入
力待ちになる。一方、他のスレーブデバイス10、20
はスレーブアドレスが一致していないので、ACKをせ
ず、また入力スイッチ16、26をOFFにしたままで
ある。
バイス10はスレーブアドレスが一致したことを示すた
めに、SDA2aにACKとして“L”を出力すると共
に、スイッチ16をONにして次のサブアドレス値の入
力待ちになる。一方、他のスレーブデバイス10、20
はスレーブアドレスが一致していないので、ACKをせ
ず、また入力スイッチ16、26をOFFにしたままで
ある。
【0058】この後、マスターコントローラ1は、ステ
ップS23においてサブアドレス値を出力し、ステップ
S24においてデータ値を出力する。第1のブロック1
00の第1のスレーブデバイス10は、サブアドレス検
出部17、データ検出部19により検出したサブアドレ
ス、データ値を内部レジスタ18に転送する。これ以外
のスレーブデバイス10、20は、上述のように入力ス
イッチ16、26をOFFにしたままであるため、サブ
アドレス、データ値の受信は行なわない。
ップS23においてサブアドレス値を出力し、ステップ
S24においてデータ値を出力する。第1のブロック1
00の第1のスレーブデバイス10は、サブアドレス検
出部17、データ検出部19により検出したサブアドレ
ス、データ値を内部レジスタ18に転送する。これ以外
のスレーブデバイス10、20は、上述のように入力ス
イッチ16、26をOFFにしたままであるため、サブ
アドレス、データ値の受信は行なわない。
【0059】このように、1回目の実行により、第1の
ブロックの第1のスレーブデバイス10にデータを伝送
すると、マスターコントローラ1は、ステップS25に
おいてSTOPを出力し、ステップS10に戻る。この
STOPを検出した第1のブロック100の第1のスレ
ーブデバイス10は一連の動作を終了してSTART待
ちになる。
ブロックの第1のスレーブデバイス10にデータを伝送
すると、マスターコントローラ1は、ステップS25に
おいてSTOPを出力し、ステップS10に戻る。この
STOPを検出した第1のブロック100の第1のスレ
ーブデバイス10は一連の動作を終了してSTART待
ちになる。
【0060】次に、2回目の実行では、第2のブロック
200に書き込みを行うので、ステップS11からステ
ップS13を介してステップS14に進み、ブロック選
択信号BS2を“H”にする。
200に書き込みを行うので、ステップS11からステ
ップS13を介してステップS14に進み、ブロック選
択信号BS2を“H”にする。
【0061】ブロック選択信号BS2が“H”となる
と、第2のブロック200内の第1のスレーブデバイス
10のスレーブアドレス選択部14は、第1のスレーブ
アドレス値[0100001b]を選択する。また、第
2のブロック200内の第2のスレーブデバイス20の
スレーブアドレス選択部24は、第1のスレーブアドレ
ス値[0100011b]を選択する。
と、第2のブロック200内の第1のスレーブデバイス
10のスレーブアドレス選択部14は、第1のスレーブ
アドレス値[0100001b]を選択する。また、第
2のブロック200内の第2のスレーブデバイス20の
スレーブアドレス選択部24は、第1のスレーブアドレ
ス値[0100011b]を選択する。
【0062】これに対し、他のブロック選択信号が
“L”である第1、第3、第4のブロック100、30
0、400内の第1のスレーブデバイス10のスレーブ
アドレス選択部14は第2のスレーブアドレス値[01
00000b]を選択し、第2のスレーブデバイス20
のスレーブアドレス選択部24は第2のスレーブアドレ
ス値[0100010b]を選択する。
“L”である第1、第3、第4のブロック100、30
0、400内の第1のスレーブデバイス10のスレーブ
アドレス選択部14は第2のスレーブアドレス値[01
00000b]を選択し、第2のスレーブデバイス20
のスレーブアドレス選択部24は第2のスレーブアドレ
ス値[0100010b]を選択する。
【0063】また、2回目の実行では、第2のスレーブ
デバイス20に書き込みを行うので、ステップS21か
らステップS26に進み、スレーブアドレス[0010
011b]を出力する。
デバイス20に書き込みを行うので、ステップS21か
らステップS26に進み、スレーブアドレス[0010
011b]を出力する。
【0064】この場合は、上述のように第2のブロック
200の第2のスレーブデバイス20のアドレスのみが
[0010011b]となっているため、図4に示すよ
うに、この第2のスレーブデバイス20の比較部25の
出力のみがアドレスの一致を示す有効となり、他の比較
部15、25の出力がアドレスの不一致を示す無効とな
る。
200の第2のスレーブデバイス20のアドレスのみが
[0010011b]となっているため、図4に示すよ
うに、この第2のスレーブデバイス20の比較部25の
出力のみがアドレスの一致を示す有効となり、他の比較
部15、25の出力がアドレスの不一致を示す無効とな
る。
【0065】これにより、1回目の実行と同様に、今度
は第2のブロック200の第2のスレーブデバイス20
のみに対してサブアドレス、データ値が伝送される。
は第2のブロック200の第2のスレーブデバイス20
のみに対してサブアドレス、データ値が伝送される。
【0066】この後、マスターコントローラ1は、当該
スレーブデバイスからのACKを確認し、STOPを出
力してステップS10に戻り、全てのブロック選択信号
をデフォルトの“L”に設定して、次のデータの伝送待
ちになる。
スレーブデバイスからのACKを確認し、STOPを出
力してステップS10に戻り、全てのブロック選択信号
をデフォルトの“L”に設定して、次のデータの伝送待
ちになる。
【0067】以上説明したように、このシリアル伝送装
置では、ブロック選択信号により、スレーブアドレス選
択部の動作を制御し、アクセス対象ブロック内のスレー
ブデバイスのみが他と異なる第1のスレーブアドレスを
選択することにより、他のブロックにおいてスレーブア
ドレスの重複があったとしても、アクセス対象ブロック
内の特定のスレーブデバイスに対して正常にデータの伝
送を行なうことができる。
置では、ブロック選択信号により、スレーブアドレス選
択部の動作を制御し、アクセス対象ブロック内のスレー
ブデバイスのみが他と異なる第1のスレーブアドレスを
選択することにより、他のブロックにおいてスレーブア
ドレスの重複があったとしても、アクセス対象ブロック
内の特定のスレーブデバイスに対して正常にデータの伝
送を行なうことができる。
【0068】また、このシリアル伝送装置では、マスタ
ーコントローラにブロック選択信号を発生する手段(ブ
ロック選択信号発生部1b)を設け、スレーブデバイス
にブロック選択信号に応じてスレーブアドレスの切り換
えを行なう手段(第1及び第2のスレーブアドレス格納
部12、13(22、23)とスレーブアドレス選択部
24)を設け、アクセス時にブロックの指定を行なう
が、シリアルバスには何ら変更を加えないので、バス規
格を損なうことなく構成することができる。そして、マ
スターコントローラは、一つのスレーブアドレスを出力
するだけで複数のブロックにまたがる同一のスレーブア
ドレスを有するスレーブデバイスにアクセスすることが
できる。このため、互換性を維持し、コストの低減に寄
与することができる。
ーコントローラにブロック選択信号を発生する手段(ブ
ロック選択信号発生部1b)を設け、スレーブデバイス
にブロック選択信号に応じてスレーブアドレスの切り換
えを行なう手段(第1及び第2のスレーブアドレス格納
部12、13(22、23)とスレーブアドレス選択部
24)を設け、アクセス時にブロックの指定を行なう
が、シリアルバスには何ら変更を加えないので、バス規
格を損なうことなく構成することができる。そして、マ
スターコントローラは、一つのスレーブアドレスを出力
するだけで複数のブロックにまたがる同一のスレーブア
ドレスを有するスレーブデバイスにアクセスすることが
できる。このため、互換性を維持し、コストの低減に寄
与することができる。
【0069】なお、上述の説明では一つのブロックに複
数のスレーブデバイスを有する場合について説明した
が、スレーブデバイスが1つであっても同様な効果を得
ることができる。この場合、ブロックとアクセスしたい
スレーブデバイスが同一とみなされ、図1のブロック1
00(200、300、400)内は、第1のスレーブ
デバイス10のみになり、図3のフロチャートでは、S
26〜S29までのステップが省かれる。
数のスレーブデバイスを有する場合について説明した
が、スレーブデバイスが1つであっても同様な効果を得
ることができる。この場合、ブロックとアクセスしたい
スレーブデバイスが同一とみなされ、図1のブロック1
00(200、300、400)内は、第1のスレーブ
デバイス10のみになり、図3のフロチャートでは、S
26〜S29までのステップが省かれる。
【0070】また、上述の説明ではシリアルバスとして
I2Cバスを用いた場合について説明したが、本発明の
技術的思想はこれに限定されるものではなく、アドレス
の選択によってスレーブデバイスを選択するシリアルバ
スであれば本発明を適用することができる。
I2Cバスを用いた場合について説明したが、本発明の
技術的思想はこれに限定されるものではなく、アドレス
の選択によってスレーブデバイスを選択するシリアルバ
スであれば本発明を適用することができる。
【0071】また、上述の説明ではシリアルバスにスレ
ーブアドレスを伝送する手段としてマスターコントロー
ラを例にとって説明したが、マイクロコンピュータ等の
制御手段を用いても同様の効果を得ることができる。
ーブアドレスを伝送する手段としてマスターコントロー
ラを例にとって説明したが、マイクロコンピュータ等の
制御手段を用いても同様の効果を得ることができる。
【0072】
【発明の効果】本発明に係るシリアル伝送装置では、ス
レーブデバイスが、複数のスレーブアドレスを保持する
スレーブアドレス保持手段と、スレーブアドレス保持手
段に保持されているスレーブアドレスのいずれかを選択
するアドレス選択手段を備えるため、容易にスレーブデ
バイスのスレーブアドレスを選択することができる。
レーブデバイスが、複数のスレーブアドレスを保持する
スレーブアドレス保持手段と、スレーブアドレス保持手
段に保持されているスレーブアドレスのいずれかを選択
するアドレス選択手段を備えるため、容易にスレーブデ
バイスのスレーブアドレスを選択することができる。
【0073】また、複数のスレーブデバイスをブロック
化し、スレーブデバイスにマスターコントローラのブロ
ック指定手段による指定を検出するブロック検出手段を
設け、アドレス選択手段が、ブロック検出手段による検
出結果に応じて、スレーブアドレス保持手段に保持され
ているスレーブアドレスのいずれかを選択する構成とす
ることにより、ブロック化アクセスが可能になる。
化し、スレーブデバイスにマスターコントローラのブロ
ック指定手段による指定を検出するブロック検出手段を
設け、アドレス選択手段が、ブロック検出手段による検
出結果に応じて、スレーブアドレス保持手段に保持され
ているスレーブアドレスのいずれかを選択する構成とす
ることにより、ブロック化アクセスが可能になる。
【0074】また、本発明の他の請求項に係るシリアル
伝送装置では、スレーブデバイスのアドレス選択手段
が、マスターコントローラのブロック指定手段による指
定の検出結果に応じて、同一のブロック内では重複のな
い第1のスレーブアドレスと、同一のブロック内の第1
のスレーブアドレスと重複しない第2のスレーブアドレ
スを保持するスレーブアドレス保持手段に保持されてい
るスレーブアドレスのいずれかを選択することにより、
1つのシリアルバス上に同一のスレーブアドレスを有す
る複数のスレーブデバイスが接続されていても支障なく
データ伝送を行うことができる。
伝送装置では、スレーブデバイスのアドレス選択手段
が、マスターコントローラのブロック指定手段による指
定の検出結果に応じて、同一のブロック内では重複のな
い第1のスレーブアドレスと、同一のブロック内の第1
のスレーブアドレスと重複しない第2のスレーブアドレ
スを保持するスレーブアドレス保持手段に保持されてい
るスレーブアドレスのいずれかを選択することにより、
1つのシリアルバス上に同一のスレーブアドレスを有す
る複数のスレーブデバイスが接続されていても支障なく
データ伝送を行うことができる。
【0075】また、本発明に係るシリアル伝送方法で
は、マスターコントローラがスレーブアドレスを指定
し、スレーブデバイスが、複数のスレーブアドレスのい
ずれかを選択し、選択したスレーブアドレスと、マスタ
ーコントローラが指定したスレーブアドレスとが一致し
ているか否かを検出することにより、容易にスレーブデ
バイスのスレーブアドレスを選択することができる。
は、マスターコントローラがスレーブアドレスを指定
し、スレーブデバイスが、複数のスレーブアドレスのい
ずれかを選択し、選択したスレーブアドレスと、マスタ
ーコントローラが指定したスレーブアドレスとが一致し
ているか否かを検出することにより、容易にスレーブデ
バイスのスレーブアドレスを選択することができる。
【0076】また、複数のスレーブデバイスをブロック
化し、マスターコントローラが、スレーブアドレスの指
定を行なう前にブロックを指定し、スレーブデバイス
が、ブロックの指定手段による指定を検出し、検出結果
に応じて複数のスレーブアドレスのいずれかを選択する
ことにより、ブロック化アクセスが可能になる。
化し、マスターコントローラが、スレーブアドレスの指
定を行なう前にブロックを指定し、スレーブデバイス
が、ブロックの指定手段による指定を検出し、検出結果
に応じて複数のスレーブアドレスのいずれかを選択する
ことにより、ブロック化アクセスが可能になる。
【図1】本発明の一実施形態に係るシリアル伝送装置の
構成を示す図である。
構成を示す図である。
【図2】シリアル伝送装置を構成するスレーブデバイス
の構成を示す図である。
の構成を示す図である。
【図3】シリアル伝送装置の動作を示すフローチャート
である。
である。
【図4】シリアル伝送装置の動作タイミングを示す図で
ある。
ある。
【図5】従来のシリアル伝送装置の構成を示す図であ
る。
る。
【図6】I2Cバス規格のフォーマットを示す図であ
る。
る。
【図7】従来のシリアル伝送装置の他の構成を示す図で
ある。
ある。
【図8】従来のシリアル伝送装置の他の構成を示す図で
ある。
ある。
1 マスターコントローラ、 1a スレーブアドレス
発生部、 1b ブロック選択信号発生部、 2 I2
Cバス、 2a SDA、 2b SCL、10 第1
のスレーブデバイス、 11、21 スレーブアドレス
検出部、 12、22 第1のスレーブアドレス格納
部、 13、23 第2のスレーブアドレス格納部、
14、24 スレーブアドレス選択部、 15、25
比較部、20 第2のスレーブデバイス。
発生部、 1b ブロック選択信号発生部、 2 I2
Cバス、 2a SDA、 2b SCL、10 第1
のスレーブデバイス、 11、21 スレーブアドレス
検出部、 12、22 第1のスレーブアドレス格納
部、 13、23 第2のスレーブアドレス格納部、
14、24 スレーブアドレス選択部、 15、25
比較部、20 第2のスレーブデバイス。
Claims (5)
- 【請求項1】 スレーブアドレスを指定するスレーブア
ドレス指定手段を有するマスターコントローラと、一つ
以上のスレーブデバイスとを有し、 該スレーブデバイスは、 複数のスレーブアドレスを保持するスレーブアドレス保
持手段と、 前記スレーブアドレス保持手段に保持されているスレー
ブアドレスのいずれかを選択するアドレス選択手段と、 前記スレーブアドレス指定手段によって指定されたスレ
ーブアドレスを検出するスレーブアドレス検出手段と、 該スレーブアドレス検出手段によって検出されたスレー
ブアドレスが、前記スレーブアドレス指定手段によって
指定されたスレーブアドレスと一致しているか否かを検
出する一致検出手段とを備えることを特徴とするシリア
ル伝送装置。 - 【請求項2】 前記スレーブデバイスがブロック化され
ており、 前記マスターコントローラは、前記ブロックを指定する
ブロック指定手段を備え、 前記スレーブデバイスは、前記ブロック指定手段による
指定を検出するブロック検出手段を備え、 前記アドレス選択手段は、前記ブロック検出手段による
検出結果に応じて、前記スレーブアドレス保持手段に保
持されているスレーブアドレスのいずれかを選択するこ
とを特徴とする請求項1記載のシリアル伝送装置。 - 【請求項3】 マスターコントローラと、ブロック化さ
れた一つ以上のスレーブデバイスとを有し、 前記マスターコントローラは、 前記ブロックを指定するブロック指定手段と、 スレーブアドレスを指定するスレーブアドレス指定手段
とを備え、 前記スレーブデバイスは、 同一のブロック内では重複のない第1のスレーブアドレ
スと、同一のブロック内の前記第1のスレーブアドレス
と重複しない第2のスレーブアドレスを保持するスレー
ブアドレス保持手段と、 前記ブロック指定手段による指定を検出する検出手段
と、 該検出手段による検出結果に応じて、前記スレーブアド
レス保持手段に保持されているスレーブアドレスのいず
れかを選択するアドレス選択手段と、 前記スレーブアドレス指定手段によって指定されたスレ
ーブアドレスを検出するスレーブアドレス検出手段と、 該スレーブアドレス検出手段によって検出されたスレー
ブアドレスが、前記スレーブアドレス指定手段によって
指定されたスレーブアドレスと一致しているか否かを検
出する一致検出手段とを備えることを特徴とするシリア
ル伝送装置。 - 【請求項4】 マスターコントローラと、一つ以上のス
レーブデバイスとを有するシリアル伝送装置におけるシ
リアル伝送方法であって、 前記マスターコントローラがスレーブアドレスを指定
し、 前記スレーブデバイスが、 複数のスレーブアドレスのいずれかを選択し、 該選択したスレーブアドレスと、前記マスターコントロ
ーラが指定したスレーブアドレスとが一致しているか否
かを検出し、該検出結果を出力することを特徴とするシ
リアル伝送方法。 - 【請求項5】 前記スレーブデバイスがブロック化され
ており、 前記マスターコントローラは、前記スレーブアドレスの
指定を行なう前に前記ブロックを指定し、 前記スレーブデバイスは、前記ブロックの指定手段によ
る指定を検出し、 該検出結果に応じて前記複数のスレーブアドレスのいず
れかを選択することを特徴とする請求項4記載のシリア
ル伝送方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10341873A JP2000172635A (ja) | 1998-12-01 | 1998-12-01 | シリアル伝送装置及びシリアル伝送方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10341873A JP2000172635A (ja) | 1998-12-01 | 1998-12-01 | シリアル伝送装置及びシリアル伝送方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000172635A true JP2000172635A (ja) | 2000-06-23 |
Family
ID=18349417
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10341873A Withdrawn JP2000172635A (ja) | 1998-12-01 | 1998-12-01 | シリアル伝送装置及びシリアル伝送方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000172635A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009116467A (ja) * | 2007-11-02 | 2009-05-28 | Yokogawa Electric Corp | データ転送装置及び半導体試験装置 |
JP2016026616A (ja) * | 2015-09-10 | 2016-02-18 | 株式会社藤商事 | 遊技機 |
-
1998
- 1998-12-01 JP JP10341873A patent/JP2000172635A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009116467A (ja) * | 2007-11-02 | 2009-05-28 | Yokogawa Electric Corp | データ転送装置及び半導体試験装置 |
JP2016026616A (ja) * | 2015-09-10 | 2016-02-18 | 株式会社藤商事 | 遊技機 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060207 |