JP3489316B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP3489316B2
JP3489316B2 JP04168296A JP4168296A JP3489316B2 JP 3489316 B2 JP3489316 B2 JP 3489316B2 JP 04168296 A JP04168296 A JP 04168296A JP 4168296 A JP4168296 A JP 4168296A JP 3489316 B2 JP3489316 B2 JP 3489316B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、外部機器からの
画像データを一旦、メモリに書き込み、所定のタイミン
グで上記画像データをデジタル複写機、レーザプリンタ
等の画像出力装置に出力する画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、画像処理装置として、画像入
力装置やコンピュータ等の外部機器から供給される画像
データを、一旦、イメージメモリに書き込み、所定のシ
ーケンスに従って読み出し、デジタル複写機やレーザプ
リンタ等の画像出力装置に出力するものが知られてい
る。該画像処理装置においては、供給される画像データ
領域が以前に書き込まれた画像データ領域よりも小さい
場合、新たに書き込まれた画像データの外側に、以前に
書き込まれた画像データがそのまま画像出力装置に出力
されてしまうため、前処理として、イメージメモリを所
定の値でクリアしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した画
像処理装置では、画像データが書き込まれるイメージメ
モリは、非常に容量が大きいため(例えば、96Mby
te)、クリア処理に要する時間が長くなり、画像デー
タの書き込み動作のスループットが低下する。そこで、
上記問題を解決するために、例えば、特開平5−344
353号では、新たに書き込まれた画像データ領域が前
回書き込まれた画像データを包含する場合に限り、クリ
ア処理を行わないようにしている。しかしながら、単純
に、このような処理を行うと、画像データを入力する外
部機器で扱う表色系と、画像データが出力される外部機
器で扱う表色系とが異なるような場合、画像データを出
力する際、画像データ以外の領域が期待通りの色で出力
されない場合があるという問題があった。
【0004】この発明は上述した事情に鑑みてなされた
もので、クリア処理に要する時間を短縮できるととも
に、画像データ以外の領域における色を忠実に再現でき
る画像処理装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した問題点を解決す
るために、請求項1記載の発明では、画像データ入力元
から供給された画像データを記憶手段に記憶し、この記
憶手段に記憶された画像データを所定のタイミングで画
像データ出力先に出力する画像処理装置において、前記
画像データ入力元の表色系と前記画像データ出力先の表
色系とを比較して、双方の表色系が同じであるか否かを
判断する表色系比較手段と、前記画像データ入力元から
供給されて前記記憶手段に新たに記憶される画像データ
画像データ領域が当該記憶手段に前回記憶された画像
データの画像データ領域を包含するか否かを判別する領
域判別手段と、前記画像データ入力元の表色系と前記画
像データ出力先の表色系とが異なると前記表色系比較手
段によって判断された場合には、前記新たに記憶される
画像データの画像データ領域が前記前回記憶された画像
データの画像データ領域を包含するか否かにかかわら
ず、当該前回記憶された画像データのすべてを前記記憶
手段から消去する一方、前記画像データ入力元の表色系
と前記画像データ出力先の表色系とが同じであると前記
表色系比較手段によって判断され、かつ前記新たに記憶
される画像データの画像データ領域が前記前回記憶され
た画像データの画像データ領域を包含すると前記領域判
別手段によって判別された場合には、前記前回記憶され
た画像データの消去を実行しない消去処理手段とを具備
することを特徴とする。
【0006】また、請求項2記載の発明では、請求項1
記載の画像処理装置において、前記領域判別手段は、前
記記憶手段の原点に対して、前回記憶された画像データ
領域の一番近い座標点と、新たに記憶される画像データ
領域の一番近い座標点とを比較するとともに、前回記憶
された画像データ領域の一番遠い座標点と、新たに記憶
される画像データ領域の一番遠い座標点とを比較するこ
とにより、新たに記憶される画像データ領域が前回記憶
された画像データ領域を包含するか否かを判別すること
を特徴とする。
【0007】また、請求項3記載の発明では、請求項1
記載の画像処理装置において、前記消去処理手段は、予
め記憶されたフィルパターンを前記記憶手段に書き込む
ことにより、前記前回記憶された画像データを消去する
ことを特徴とする。
【0008】また、請求項4記載の発明では、請求項
記載の画像処理装置において、前記フィルパターンは、
前記画像データ出力先の表色系において白色とされるデ
ータであることを特徴とする。
【0009】この発明によれば、表色系比較手段によっ
て、画像データ入力元の表色形と画像データ出力先の表
色系とが比較され、さらに、領域判別手段によって、記
憶手段に新たに記憶される画像データの画像データ領域
が前回記憶された画像データの画像データ領域を包含す
るか否かが判別される。そして、消去処理手段は、画像
データ入力元の表色系と画像データ出力先の表色系とが
異なると表色系比較手段によって判断された場合には、
新たに記憶される画像データの画像データ領域が前回記
憶された画像データの画像データ領域を包含するか否か
にかかわらず、当該前回記憶された画像データを記憶手
段から消去する。一方、消去処理手段は、画像データ入
力元の表色系と画像データ出力先の表色系とが同じであ
ると表色系比較手段によって判断され、かつ新たに記憶
される画像データの画像データ領域が前回記憶された画
像データの画像データ領域を包含すると領域判別手段に
よって判別された場合には、前回記憶された画像データ
の消去を実行しない。この構成により、クリア処理に要
する時間を短縮することが可能になるとともに、表色系
を加味して記憶手段の画像データを消去するので、画像
データ以外の領域における色を忠実に再現することが可
能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に図面を参照してこの発明の一
実施形態について説明する。
【0011】A.実施形態の構成 図1は本発明の実施形態による画像処理装置の構成を示
すブロック図である。図において、インターフェース回
路1は、複数の外部機器のうち、少なくとも2つの外部
機器2,3を選択し、上記外部機器2,3と当該画像処
理装置との間で、同期信号S1に従って画像データDを
授受し、同期信号S2、画像データバスDB1を介して
メモリアクセスコントローラ7との間で画像データを授
受する。外部機器2,3は、プリンタ、ホストコンピュ
ータ、複写機等の機器である。なお、同期信号S2に
は、クロック信号、水平同期信号、垂直同期信号が含ま
れる。また、図においては、インターフェース回路1に
は、2つの外部機器2,3が接続されているが、接続さ
れる外部機器は3つ以上であってもよい。
【0012】クリア判別回路6は、中央処理装置8から
のデータバスDB、アドレスバスAB、制御信号(チッ
プセレクト信号、ライト信号を含む)C1が接続されて
おり、予め画像データの入力元(例えば、コンピュー
タ)と出力先(例えば、複写機)とで取り扱う表色系、
および前回、イメージメモリ9に書き込まれた画像デー
タの大きさを示す画像データ領域と新たにイメージメモ
リに書き込まれる画像データの大きさを示す画像データ
領域とを記憶している。画像データ領域は、画像データ
における、イメージメモリ9の原点から一番近い座標点
と一番遠い座標点、またはそれらの座標点から変換され
た物理アドレスで与えられる。クリア判別回路6は、こ
れら記憶された情報を用いてクリア処理を実行するか実
行しないかを判断し、クリア処理を実行する場合には、
クリア制御信号C2として、「1」を出力し、実行しな
い場合には「0」を出力する。
【0013】次に、メモリアクセスコントローラ7は、
インターフェース回路1からの同期信号S2に従って動
作し、画像データDのイメージメモリ9への書き込み、
イメージメモリ9からの画像データDの読み出し、イメ
ージメモリ9をクリアするためのフィル動作を行う。該
メモリアクセスコントローラ7には、クリア判別回路6
と同様に、中央処理装置8からのデータバスDB、アド
レスバスAB、制御信号C1が接続されており、予め、
フィル動作時のフィルパターン、フィル開始点、フィル
動作を行う水平方向幅、および垂直方向幅を記憶してい
る。
【0014】具体的には、上記メモリアクセスコントロ
ーラ7は、クリア判別回路6からのクリア処理信号C2
が「1」のとき、中央処理装置8から、データバスD
B、アドレスバスAB、制御信号C1を介して、内部の
SRT(スタート)ビットに「1」が書き込まれると、
予め記憶されていたフィル開始点、フィル動作を行う水
平方向幅、および垂直方向幅に従って、内部で水平同期
信号および垂直同期信号を生成し、これら同期信号に同
期した制御信号(NRAS信号、NCAS信号、NWE
信号、アドレス)C3を出力すると同時に、予め記憶さ
れているフィルパターンをイメージメモリ9のデータバ
スDB2に出力することにより、イメージメモリ9に所
定値を書き込むという、クリア処理を実行する。
【0015】クリア処理は、メモリアクセスコントロー
ラ7の内部で生成された水平同期信号と垂直同期信号が
共にアクティブのときに行われる。これ対して、水平
同期信号がインアクティブの時には、制御信号C3は、
イメージメモリ9に対するリフレッシュサイクルにな
る。また、内部で生成した垂直同期信号がアクティブか
らインアクティブに変化した時には、クリア処理が終了
したことを示すためのクリア終了信号C4を「0」にす
る。このクリア終了信号C4は、内部のSRTビットに
「0」が書き込まれると、プリセットされて「1」とな
る。
【0016】次に、中央処理装置8は、上記クリア終了
信号C4を割り込み信号として用い、該クリア終了信号
C4が「0」になると、所定の割り込み処理を行うこと
により、インターフェース回路1からの画像データDを
イメージメモリ9に書き込む等の次動作を行う。例え
ば、次動作がインターフェース回路1からの画像データ
Dをイメージメモリ9に書き込む動作であった場合、メ
モリアクセスコントローラ7のSRTビットに「0」を
書き込むことにより、クリア終了信号C4を「1」にし
た後、フィル開始点が記憶されたメモリアクセスコント
ローラ7に、イメージメモリ9への書き込み開始点、フ
ィル動作を行う水平方向幅、および垂直方向幅を記憶し
た後、 データバスDB、アドレスバスAB、制御信号
C1を介して、メモリアクセスコントローラ7のSRT
ビットに「1」を書き込む。
【0017】イメージメモリ9は、原稿1ページ(例え
ばA3用紙)分の画像データを記憶するだけの記憶容量
を有しており、上記メモリアクセスコントローラ7から
データバスDB2を介して供給されるデータ(画像デー
タもしくはフィルパターン)を記憶する一方、記憶した
画像データDをデータバスDB2を介してメモリアクセ
スコントローラ7に送出する。
【0018】B.実施形態の動作 次に、上述した実施形態による画像処理装置の動作につ
いて説明する。ここで、図2は、クリア処理を実行する
か否かの判断動作を説明するための概念図であり、図3
は、当該画像処理装置におけるクリア処理実行/非実行
の判断処理を説明するためのフローチャートである。
【0019】まず、クリア判別回路6は、ステップS1
において、画像データ入力元(例えば、コンピュータ)
の表色系と画像データ出力先(例えば、複写機)の表色
系を比較する。そして、ステップS2において、互いの
表色系が同じであるか否かを判断し、異なっていれば、
ステップS2における判断結果は「NO」となり、ステ
ップS8に進み、クリア処理信号C2を「1」にする。
すなわち、互いの表色系が異なっている場合には、前回
の画像データが残っていると、画像データ出力先におい
て、「白」以外の色として出力されてしまうので、新た
に書き込まれた画像データ領域が前回書き込まれた画像
データ領域を包含するか否かに拘らず、クリア処理を実
行する。
【0020】例えば、画像データ入力元の表色系がRG
Bであるとすると、画像データ以外を白にするために
は、その部分をR=off(h)、G=off(h)、
B=off(h)にする必要がある。これに対して、出
力先の表色系がL*,a*,b*である場合、上記デー
タをそのまま出力すると、「赤茶色」になってしまう。
そこで、本実施形態によるクリア処理では、画像データ
出力先において、画像データ以外を「白」にするため
に、クリア処理すべきデータを、出力先の表色系で
「白」となる色データでクリア処理する。言い換える
と、メモリアクセスコントローラ7によって、イメージ
メモリ9に書き込まれるフィルパターンは、画像データ
入力元の表色系と画像データ出力先の表色系に応じて選
択され、画像データ出力先の表色系において「白」とな
るようなデータである。
【0021】一方、双方の表色系が同じであれば、ステ
ップS3に進み、前回書き込まれた画像データ領域A1
のイメージメモリ原点x0,y0に一番近い座標点xa,
yaと、新たに書き込まれる画像データ領域A2のイメ
ージメモリ原点x0,y0に一番近い座標点xb,ybとを
比較する。そして、ステップS4において、前回書き込
まれた画像データ領域A1の座標点xa,yaが、新たに
書き込まれる画像データ領域A2の座標点xb,yb以上
であるか否か、すなわち、少なくともイメージメモリ原
点に一番近い座標点側において、新たに書き込まれる画
像データ領域A2が前回書き込まれた画像データ領域A
1の内側にあるか否かを判断する。そして、前回書き込
まれた画像データ領域A1が新たに書き込まれる画像デ
ータ領域A2より外側にあると判断される場合には、前
回の画像データが残るということなので、ステップS8
に進み、クリア処理信号C2を「1」とする。
【0022】これに対して、前回書き込まれた画像デー
タ領域A1が新たに書き込まれる画像データ領域A2よ
り内側にあると判断される場合には、ステップS5に進
み、前回書き込まれた画像データ領域A1のイメージメ
モリ原点x0,y0から一番遠い座標点xc,ycと、新た
に書き込まれた画像データ領域A2のイメージメモリ原
点x0,y0から一番遠い座標点xd,ydとを比較する。
【0023】そして、ステップS6において、前回書き
込まれた画像データ領域A1の座標点xc,ycが、新た
に書き込まれる画像データ領域A2の座標点xd,yd以
下であるか否か、すなわち、少なくともイメージメモリ
原点に一番遠い座標点側において、前回書き込まれた画
像データ領域A1が新たに書き込まれる画像データ領域
A2の内側にあるか否かを判断する。そして、前回書き
込まれた画像データ領域A1が新たに書き込まれる画像
データ領域A2より外側にあると判断される場合には、
前回の画像データが残るということなので、ステップS
8に進み、クリア処理信号C2を「1」とする。
【0024】これに対して、前回書き込まれた画像デー
タ領域A1が新たに書き込まれる画像データ領域A2よ
り内側にあると判断される場合には、新たに書き込まれ
る画像データ領域A2が前回書き込まれた画像データ領
域A1を包含するということなので、ステップS7に進
み、クリア処理信号C2を「0」とする。
【0025】このように、画像データ入力元の表色系と
画像データ出力先の表色系とが同じであり、かつ、新た
に書き込まれる画像データ領域が前回書き込まれた画像
データ領域を包含する場合にのみ、クリア処理信号C2
を「0」とする。
【0026】メモリアクセスコントローラ7は、クリア
判別回路6からのクリア処理信号C2が「1」となった
後、中央処理装置8によって内部のSRT(スタート)
ビットに「1」が書き込まれると、予め記憶されていた
フィル開始点、フィル動作を行う水平方向幅、および垂
直方向幅に従って、内部で水平同期信号および垂直同期
信号を生成し、これら同期信号に同期した制御信号(N
RAS信号、NCAS信号、NWE信号、アドレス)1
4を出力すると同時に、予め記憶されているフィルパタ
ーンをイメージメモリ9に供給し、イメージメモリ
フィルパターンを書き込み、前回の画像データをクリア
する。そして、クリア処理が終了すると、クリア終了信
号C4を「0」にする。
【0027】上記クリア終了信号C4が「0」になる
と、中央処理装置8は、例えば、メモリアクセスコント
ローラ7のSRTビットに「0」を書き込むことによ
り、クリア終了信号C4を「1」にプリセットした後、
メモリアクセスコントローラ7のSRTビットに「1」
を書き込む。
【0028】SRTビットが「1」となると、メモリア
クセスコントロラ7では、インターフェース回路1か
らの同期信号S2を基準にして、フィル動作と同様に、
記憶されたイメージメモリ9への書き込み開始点、イメ
ージメモリ9への書き込み水平方向幅および垂直方向幅
に応じて、内部で同期信号を生成し、インターフェース
回路1からの画像データ(新たな画像データ)Dをイメ
ージメモリ9に書き込む。そして、書き込み終了後、ク
リア終了信号C4を「0」にする。
【0029】一方、メモリアクセスコントローラ7は、
クリア判別回路6からのクリア処理信号C2が「0」の
場合、中央処理装置8によって内部のSRTビットに
「1」が書き込まれると、クリア処理を実行せずに、ク
リア終了信号C4を「0」にする。中央処理装置8は、
クリア終了信号C4が「0」になると、所定の割り込み
処理を行った後、次動作の準備を行う。
【0030】このように、本実施形態によれば、クリア
処理を実行する際、新たに書き込まれる画像データ領域
と前回書き込まれた画像データ領域を比較するだけでな
く、画像データ入力元と出力先とで取り扱う表色系も比
較することによって、外部機器に出力される画像データ
以外の領域でも期待通りの色を出力することができる。
また、画像データを書き込む度に、クリア処理を実行す
る必要がなく、また、クリア処理を実行する場合も、中
央処理装置8によるダイレクトメモリアクセスではな
く、メモリアクセスコントローラ7によってフィル動作
を行うので、クリア処理に要する時間を大幅を短縮で
き、画像データの書き込み動作のスループット低下を極
力避けることができる。
【0031】
【発明の効果】以上、説明したように、この発明によれ
ば、クリア処理に要する時間を短縮できるとともに、表
色系を加味して記憶手段のデータを消去するので、画像
データ以外の領域における色を忠実に再現できるという
利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態による画像処理装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】 当該画像処理装置におけるクリア処理を実行
するか否かの判断動作を説明するための概念図である。
【図3】 当該画像処理装置におけるクリア処理実行/
非実行の判断処理を説明するためのフローチャートであ
る。
【符号の説明】
6 クリア判別回路(表色系比較手段、領域判別手段) 7 メモリアクセスコントローラ(消去処理手段) 9 イメージメモリ(記憶手段)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データ入力元から供給された画像デ
    ータを記憶手段に記憶し、この記憶手段に記憶された画
    像データを所定のタイミングで画像データ出力先に出力
    する画像処理装置において、 前記 画像データ入力元の表色系と前記画像データ出力先
    の表色系とを比較して、双方の表色系が同じであるか否
    かを判断する表色系比較手段と、前記画像データ入力元から供給されて 前記記憶手段に新
    たに記憶される画像データの画像データ領域が当該記憶
    手段に前回記憶された画像データの画像データ領域を包
    含するか否かを判別する領域判別手段と、前記画像データ入力元の表色系と前記画像データ出力先
    の表色系とが異なると前記表色系比較手段によって判断
    された場合には、前記新たに記憶される画像データの画
    像データ領域が前記前回記憶された画像データの画像デ
    ータ領域を包含するか否かにかかわらず、当該前回記憶
    された画像データのすべてを前記記憶手段から消去する
    一方、前記画像データ入力元の表色系と前記画像データ
    出力先の表色系とが同じであると前記表色系比較手段に
    よって判断され、かつ前記新たに記憶される画像データ
    の画像データ領域が前記前回記憶された画像データの画
    像データ領域を包含すると前記領域判別手段によって判
    別された場合には、前記前回記憶された画像データの消
    去を実行しない 消去処理手段とを具備することを特徴と
    する画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記領域判別手段は、前記記憶手段の原
    点に対して、前回記憶された画像データ領域の一番近い
    座標点と、新たに記憶される画像データ領域の一番近い
    座標点とを比較するとともに、前回記憶された画像デー
    タ領域の一番遠い座標点と、新たに記憶される画像デー
    タ領域の一番遠い座標点とを比較することにより、新た
    に記憶される画像データ領域が前回記憶された画像デー
    タ領域を包含するか否かを判別することを特徴とする請
    求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記消去処理手段は、予め記憶されたフ
    ィルパターンを前記記憶手段に書き込むことにより、前
    前回記憶された画像データを消去することを特徴とす
    る請求項1記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記フィルパターンは、前記画像データ
    出力先の表色系にお いて白色とされるデータであること
    を特徴とする請求項3記載の画像処理装置。
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