JP2000171636A - 偏光板 - Google Patents
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Abstract
れ、偏光板の欠点検出の作業性に優れた偏光板用のプロ
テクトフィルム、及びセパレートフィルムを提供する。 【解決手段】偏光子及びその両面に保護フィルムが設け
られた偏光板の一方の面にプロテクトフィルム、反対面
にセパレートフィルムが貼合されてなる偏光板におい
て、該プロテクトフィルム及び/又はセパレートフィル
ムが、一方向に1.00〜2.50倍、それと直行する
方向に2.5〜7.0倍延伸され、かつ、(Tm-15
0)〜(Tm-25)℃の温度範囲で熱固定された樹脂
フィルムからなることを特徴とする表面保護された偏光
板である。
Description
に詳しくは偏光板のプロテクトフィルム、及びセパレー
トフィルムに関する。
染料で着色し一軸延伸されたポリビニルアルコールフィ
ルムをセルローストリアセテート(TAC)フィルムで
両側からサンドイッチしてできあがる。そうしてできた
偏光板は一方の面にプロテクトフィルム、反対面に粘着
層を有するセパレートフィルムで保護された形で出荷さ
れる。出荷の前又は受け入れ時に、製品検査を行うが、
故障の有無を調べるのに偏光板を直交させ、全暗黒で見
た場合欠点部は光線が漏れることで検出される。
フィルムは主として二軸延伸ポリエチレンテレフタレー
ト(PET)フィルムが使用されている。
屈折が大きいため(光学特性)から、偏光板を直交にし
ても全暗黒にならず、また干渉ムラも強く現れ、目視検
査で不都合があり、それに替わるフィルムの出現が要望
されている。しかしながら干渉ムラのないフィルムはT
AC、キャストポリカーボネート(PC)、ポリエステ
ルスルホン(PES)等あるが、これらはコストが高
く、実用化に難がある。コストが安く且つ、光学特性の
良い適当なフィルム材料がないのが実状である。
異方性、干渉ムラ等が少なく光学特性に優れ、偏光板の
欠点検出の作業性に優れた偏光板用のプロテクトフィル
ム、及びセパレートフィルムを提供することにある。
記構成によって解決された。 1.偏光子及びその両面に保護フィルムが設けられた偏
光板の一方の面にプロテクトフィルム、反対面にセパレ
ートフィルムが貼合されてなる偏光板において、該プロ
テクトフィルム及び/又はセパレートフィルムが、一方
向に1.00〜2.50倍、それと直行する方向に2.
5〜7.0倍延伸され、かつ、(Tm-150)〜(T
m-25)℃の温度範囲で熱固定された樹脂フィルムか
らなることを特徴とする表面保護された偏光板。
レートフィルムの配向角が80度以上であることを特徴
とする上記1に記載の偏光板。
レートフィルムの両端と中央部の配向角の差が0〜10
度であることを特徴とする上記1又は2に記載の偏光
板。
レートフィルムの80μm換算でのヘイズが、0.6%
以下であることを特徴とする上記1、2又は3に記載の
偏光板。
レートフィルムの引き裂き強度が80μm換算で40g
以上であることを特徴とする上記1〜4のいずれかに記
載の偏光板。
レートフィルムの引っ張り強度が13kg/mm以上で
あることを特徴とする上記1〜5のいずれかに記載の偏
光板。
レートフィルムの動摩擦係数が0.40以下であること
を特徴とする上記1〜6のいずれかに記載の偏光板。
レートフィルムの屈折率の縦、横の差が0.02以上で
あることを特徴とする上記1〜7のいずれかに記載の偏
光板。
ロピレンフィルム、ポリスチレンフィルム、ポリエチレ
ンフィルム、ポリエステルフィルム、から選ばれた少な
くとも一種であることを特徴とする上記1〜8のいずれ
かに記載の偏光板。
エステルフィルムであることを特徴とする上記1〜9の
いずれかに記載の偏光板。
パレートフィルムの80℃30分処理での熱収縮率が、
一方向・それと直交する方向(縦・横方向)ともに5%
以下であることを特徴とする上記1〜11のいずれかに
記載の偏光板。
記構成のポリエステルフィルムは、これまで使用されて
きた二軸延伸ポリエステルフィルムと比較して、光学的
異方性がなく、光学特性に優れることがわかった。その
結果、偏光板のプロテクトフィルム及び/又はセパレー
トフィルムとして用いた場合、偏光板を直交させた状態
(クロスニコル状態)において、全暗黒での光の漏れが
少なく、また、光の干渉ムラの発生も極めて少ないこと
から、製品検査時の輝点異物故障の検査等においての作
業性に優れていることがわかった。また、上記構成のポ
リエステルフィルムは、粘着加工し偏光板に貼合した後
の平面性に優れ、同様に製品検査時の輝点異物故障の検
査等においての作業性に優れていることがわかった。
80度以上90度以下であり、好ましくは82度以上9
0度以下である。
ズは、0.6%以下である。0.5%以下であることが
好ましく、0.4%以下であることが更に好ましく、
0.3%以下であることが最も好ましい。ヘイズの値は
低いほど好ましいが、0.1%程度が下限値である。ヘ
イズ計(例えば、1001DP型、日本電色工業社製)
を用いて簡単に測定できる。その測定結果から、フィル
ムの厚さが80μmの場合のヘイズの値に換算する。
た引き裂き強度は、40g以上であることが好ましく、
45g以上であることがより好ましく、50g以上であ
ることが最も好ましい。引き裂き強度の値は、製品とし
ては大きいほど好ましいが、製造条件等から100g程
度が上限値である。引き裂き強度は、50mm×64m
mに切り出したサンプルを、ISO6383/2−19
83の規格に従い、引き裂きに要する加重を求める。フ
ィルムの流延方向と、それに垂直な方向とで測定し、そ
れらの平均値を引き裂き強度とする。その測定結果か
ら、フィルムの厚さが80μmの場合の引き裂き強度の
値に換算する。
た引っ張り強度は、13kg/mm2以上であることが
好ましく、13.5kg/mm2以上であることがより
好ましく、14kg/mm2以上であることが更に好ま
しく、15kg/mm2以上であることが最も好まし
い。引っ張り強度の値は、製品としては、大きいほど好
ましいが、製造条件などから50kg/mm2程度が上
限値である。引っ張り強度は、JIS C2318の測
定法に従い測定することができる。その測定結果から、
フィルムの厚さが80μmの場合の引っ張り強度の値に
換算する。
数は、0.40以下である。動摩擦係数は、0.35以
下であることが好ましく、0.30以下であることが更
に好ましく、0.25以下であることが最も好ましい。
更に、動摩擦係数は、低いほど好ましいが0.10程度
が下限値である。動摩擦係数は、JISやASTMが規
定する方法に従い、鋼球を用いて容易に測定できる。
倍、それと直交する方向に2.5〜7.0倍延伸された
フィルムである。
本発明に係る偏光板とは、偏光子及びその両面を保護す
る保護フィルムでラミネートされた偏光板、更に該偏光
板の一方の面にプロテクトフィルムを、反対面にセパレ
ートフィルムを貼合して構成される。プロテクトフィル
ム及びセパレートフィルムは偏光板出荷時、製品検査時
等において偏光板を保護する目的で用いられる。この場
合、プロテクトフィルムは、偏光板の表面を保護する目
的で貼合され、偏光板を液晶板へ貼合する面の反対面側
に用いられる。また、セパレートフィルムは液晶板へ貼
合する接着層をカバーする目的で用いられ、偏光板を液
晶板へ貼合する面側に用いられる。
は、セパレートフィルムとして用いられる、ポリエステ
ルフィルムを構成するポリエステルは、特に限定される
ものではないが、ジカルボン酸成分とジオール成分を主
要な構成成分とするフィルム形成性を有するポリエステ
ルであることが好ましい。
は、テレフタル酸、イソフタル酸、フタル酸、2−6ナ
フタレンジカルボン酸、2−7ナフタレンジカルボン
酸、ジフェニルスルホンジカルボン酸、ジフェニルエー
テルジカルボン酸、ジフェニルエタンジカルボン酸、シ
クロヘキサンジカルボン酸、ジフェニルジカルボン酸、
ジフェニルチオエーテルジカルボン酸、ジフェニルケト
ンジカルボン酸、フェニルインダンジカルボン酸などを
挙げることができる。また、ジオール成分ととしては、
エチレングリコール、プロピレングリコール、テトラメ
チレングリコール、シクロヘキサンジメタノール、2,
2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、2,2
−ビス(4−ヒドロキシエトキシフェニル)プロパン、
ビス(4−ヒドロキシフェニル)スルホン、ビスフェノ
ールフルオレンジヒドロキシエチルエーテル、ジエチレ
ングリコール、ネオペンチルグリコール、ハイドロキノ
ン、シクロヘキサンジオール等を挙げることができる。
ルの中でも透明性、機械的強度、寸法安定性等の点か
ら、ジカルボン酸成分として、テレフタル酸及び/又は
2−6ナフタレンジカルボン酸、ジオール成分として、
エチレングリコール及び/又はジエチレングリコールを
主要な構成成分とするポリエステルが好ましい。中で
も、ポリエチレンテレフタレート又はポリエチレン2−
6ナフタレートを主要な構成成分とするポリエステル
や、テレフタル酸と2−6ナフタレンジカルボン酸とエ
チレングリコールからなる共重合ポリエステル、及びこ
れらのポリエステルの二種以上の混合物を主要な構成成
分とするポリエステルが好ましい。ポリエステルに対し
てエチレンテレフタレートユニット(成分)又はエチレ
ン2−6ナフタレンユニット(成分)が70重量%以上
含有されていると、透明性、機械的強度、寸法安定性な
どに高度に優れたフィルムが得られる。
ポリエステルは、本発明の効果を阻害しない範囲であれ
ば、更に他の共重合成分が共重合されていても良いし、
他のポリエステルが混合されていても良い。これらの例
としては、先に挙げたジカルボン酸成分やジオール成
分、またはそれらから成るポリエステルを挙げることが
できる。
ポリエステルには、スルホネート基を有する芳香族ジカ
ルボン酸又はそのエステル形成性誘導体、ポリオキシア
ルキレン基を有するジカルボン酸又はそのエステル形成
性誘導体、ポリオキシアルキレン基を有するジオールな
どを共重合しても良い。ポリエステルの重合反応性やフ
ィルムの透明性の点で、5−ナトリウムスルホイソフタ
ル酸、2−ナトリウムスルホテレフタル酸、4−ナトリ
ウムスルホフタル酸、4−ナトリウムスルホ−2,6−
ナフタレンジカルボン酸及びこれらのナトリウムを他の
金属(例えばカリウム、リチウムなど)やアンモニウム
塩、ホスホニウム塩などで置換した化合物又はそのエス
テル形成性誘導体、ポリエチレングリコール、ポリテト
ラメチレングリコール、ポリエチレングリコール−ポリ
プロピレングリコール共重合体及びこれらの両端のヒド
ロキシ基を酸化するなどしてカルボキシル基とした化合
物などが好ましい。また、フィルムの耐熱性を向上する
目的では、ビスフェノール系化合物、ナフタレン環又は
シクロヘキサン環を有する化合物を共重合することがで
きる。
化防止剤が含有されていても良い。特にポリエステル
が、ポリオキシアルキレン基を有する化合物を含む場合
に、本発明の目的の効果が顕著となる。含有させる酸化
防止剤はその種類につき特に限定はなく、各種の酸化防
止剤を使用することができるが、例えばヒンダードフェ
ノール系化合物、ホスファイト系化合物、チオエーテル
系化合物などの酸化防止剤を挙げることができる。中で
も透明性の点でヒンダードフェノール系化合物の酸化防
止剤が好ましい。酸化防止剤の含有量は、通常、ポリエ
ステルに対して0.01〜2重量%、好ましくは0.1
〜0.5%である。
に応じて易滑性を付与することもできる。易滑性付与手
段としては、特に限定はないが、ポリエステルに不活性
無機粒子を添加する外部粒子添加方法、ポリエステルの
合成時に添加する触媒を析出させる内部粒子析出方法、
あるいは界面活性剤などをフィルム表面に塗布する方法
などが一般的である。
リエステルの合成方法は、特に限定があるわけではな
く、従来公知のポリエステルの製造方法に従って製造で
きる。例えば、ジカルボン酸成分をジオール成分と直接
エステル化反応させる直接エステル化法、初めにジカル
ボン酸成分としてジアルキルエステルを用いて、これと
ジオール成分とでエステル交換反応させ、これを減圧下
で加熱して余剰のジオール成分を除去することにより重
合させるエステル交換法を用いることができる。この
際、必要に応じてエステル交換触媒あるいは重合反応触
媒を用い、あるいは耐熱安定剤を添加するができる。ま
た、合成時の各過程で着色防止剤、酸化防止剤、結晶核
剤、滑り剤、安定剤、ブロッキング防止剤、紫外線吸収
剤、粘度調節剤、消泡剤、透明化剤、帯電防止剤、pH
調整剤、染料、顔料などを添加させても良い。
晶化温度Tc及び融点Tmの定義>フィルムあるいはペ
レット10mgを、毎分300mlの窒素気流中、30
0℃で溶融し、直ちに液体窒素中で急冷する。この急冷
サンプルを示差走査型熱量計(理学電器社製、DSC8
230型)にセットし、毎分100mlの窒素気流中、
毎分10℃の昇温速度で昇温し、Tg、Tc及びTmを
検出する。Tgはベースラインが偏奇し始める温度と、
新たにベースラインに戻る温度との平均値、Tcはその
発熱ピークのピーク温度、Tmはその吸熱ピークのピー
ク温度とした。なお、測定開始温度は、測定されるTg
より50℃以上低い温度とする。
造方法について説明する。本発明においてポリエステル
フィルムは、一方向の延伸倍率が1.00〜2.50
倍、それと直交する方向の延伸倍率が2.5〜7.0倍
に二軸延伸製膜されたポリエステルフィルムであること
が好ましく、より好ましくは、縦方向の延伸倍率が1.
00〜2.00倍、横方向の延伸倍率が2.3〜7.0
倍に二軸延伸製膜されたポリエステルフィルムであり、
さらに好ましくは、縦方向の延伸倍率が1.10〜1.
80倍、横方向の延伸倍率が3.0〜6.0倍に二軸延
伸製膜されたポリエステルフィルムである。
来公知の方法で行うことができ、特に限定されないが、
以下のような方法で行うことができる。縦方向とは、フ
ィルムの製膜方向(長手方向)を、横方向とはフィルム
の製膜方向と直角方向のことをいう。
成型し、熱風乾燥又は真空乾燥した後、溶融押出し、T
ダイよりシート状に押出して、静電印加法などにより冷
却ドラムに密着させ、冷却固化させ、未延伸シートを得
る。
ール群及び/又は赤外線ヒーターなどの加熱装置を介し
てポリエステルのガラス転移温度(Tg)からTg+1
00℃の範囲内に加熱し、一段又は多段縦延伸する方法
である。本発明において、縦方向の延伸倍率は1.00
〜2.00倍の範囲であることが好ましく、より好まし
くは、1.10〜1.80倍の範囲である。
伸されたポリエステルフィルムを、Tg〜Tm−20℃
の温度範囲内で、横延伸し次いで熱固定する。本発明に
おいて、横方向の延伸倍率は、2.3〜7.0倍の範囲
であることが好ましく、より好ましくは3.0〜6.0
倍の範囲、更に好ましくは4.0〜6.0倍の範囲であ
る。
伸領域で温度差を1〜50℃の範囲で順次昇温しながら
横延伸すると巾方向の物性の分布が低減でき好ましい。
更に横延伸後、フィルムを、その最終横延伸温度以下で
Tg−40℃以上の範囲に0.01〜5分間保持する巾
方向の物性の分布が更に低減でき好ましい。
で、Tm−150℃〜Tm−25℃の温度範囲内で通常
0.5〜300秒間熱固定する。熱固定温度はより好ま
しくはTm−140℃〜Tm−60℃の温度範囲で、更
に好ましくは、Tm−130℃〜Tm−70℃の温度範
囲で熱固定することである。この際、2つ以上に分割さ
れた領域で温度差を1〜100℃の範囲で順次昇温しな
がら熱固定することがより好ましい。
冷却され、フィルム両端のクリップ把持部分をカットし
巻き取られる。この際、最終熱固定温度以下、Tg以上
の温度範囲内で、横方向及び/又は縦方向に0.1〜1
0%弛緩処理することが好ましい。また、冷却は、最終
熱固定温度からTgまでを、毎秒100℃以下の冷却速
度で徐冷することが好ましい。冷却、弛緩処理する手段
は特に限定はなく、従来公知の手段で行えるが、特に複
数の温度領域で順次冷却しながら、これらの処理を行う
ことが、フィルムの寸法安定性向上の点で好ましい。な
お、冷却速度は、最終熱固定温度をTl、フィルムが最
終熱固定温度からTgに達するまでの時間をtとしたと
き、(Tl−Tg)/tで求めた値である。
より最適な条件は、フィルムを構成するポリエステルに
より異なるので、得られた二軸延伸フィルムの物性を測
定し、好ましい特性を有するように適宜調整することに
より決定すれば良い。
及び/又は後で帯電防止層、易滑性層、接着層、バリア
ー層などの機能性層を塗設しても良い。この際、コロナ
放電処理、薬液処理などの各種表面処理を必要に応じて
施すことができる。カットされたフィルム両端のクリッ
プ把持部分は、粉砕処理された後、あるいは必要に応じ
て造粒処理や解重合・再重合などの処理を行った後、同
じ品種のフィルム用原料として又は異なる品種のフィル
ム用原料として再利用しても良い。
エステルフィルムとは、上記二軸延伸製膜において、ど
ちらか一方向のみを行うことで得られる。延伸する方向
は、縦方向、横方向いずれでも良いが、より好ましく
は、横方向のみに延伸製膜する方法である。この場合、
延伸倍率は2.3〜7.0倍の範囲であることが好まし
く、より好ましくは3.0〜6.0倍の範囲、更に好ま
しくは4.0〜6.0倍の範囲である。上記のようにし
て製膜されたポリエステルフィルムの面方向においての
屈折率は、横方向の屈折率(nTD)と縦方向の屈折率
(nMD)との差nTD−nMDが0.02以上であ
り、そして0.03以上であることが好ましく、より好
ましくは0.04以上、更に好ましくは0.05以上で
ある。
ポリエステルフィルムの80℃30分処理での熱収縮率
が縦・横方向ともに5%以下であることが好ましい。よ
り好ましくは、熱収縮率が縦・横方向ともに2%以下、
更に好ましくは、1%以下である。
ルムの延伸及び熱固定時に結晶化し固定化されたポリマ
ー分子の配向をその偏光性によって測定した数値で、2
枚の偏光板の間に試料を置き、透過する光の強度を測定
する方法や、各種機器によって容易に測定することがで
きる。この配向角は一般に製膜されたポリエステルフィ
ルムの中央部と端部で差が最大になり、この差が小さい
ことが、特に、本発明におけるプロテクトフィルム及び
/又はセパレートフィルムとしてのポリエステルフィル
ムには望まれる。本発明においてポリエステルフィルム
の両端と中央部の配向角の差が、0度以上10度以下で
あることが好ましく、更に好ましくは、0度以上5度以
下、更に好ましくは、0度以上3度以下である。
ましくは10〜100μm、特に好ましくは20〜60
μm、更に好ましくは、20〜50μmである。
50℃以上が好ましく、更に60℃以上が好ましい。T
gは示差走査熱量計で測定するところのベースラインが
偏奇し始める温度と、新たにベースラインに戻る温度と
の平均値として求められる。
び/又はセパレートフィルムの表面が導電性を有するこ
とが好ましく、表面比抵抗(23℃、25%RH)が1
×1012Ω/□以下であることが好ましい。より好まし
くは、1×1011Ω/□以下、更に好ましくは、1×1
010Ω/□以下である。
限定されないが、吸湿性物質又は導電性物質を含有させ
ることによって形成することができる。これら導電性を
付与させる物質としては、例えば、界面活性剤、導電性
ポリマー、無機金属酸化物を挙げることができる。
アニオン性、カチオン性、両性及びノニオン性のいずれ
でも良い。アニオン性界面活性剤としては、例えばアル
キルカルボン酸塩、アルキルスルフォン酸塩、アルキル
ベンゼンスルホン酸塩、アルキルナフタレンスルフォン
酸塩、アルキル硫酸エステル類、アルキルリン酸エステ
ル類、N−アシル−N−アルキルタウリン類、スルホコ
ハク酸エステル類、スルホアルキルポリオキシエチレン
アルキルフェニルエーテル類、ポリオキシエチレンアル
キルリン酸エステル類などのような、カルボキシ基、ス
ルホ基、ホスホ基、硫酸エステル基、燐酸エステル基等
の酸性基を含むものが好ましい。
ルキルアミン塩類、脂肪族あるいは芳香族第4級アンモ
ニウム塩類、ピリジニウム、イミダゾリウムなどの複素
環第4アンモニウム塩類、及び脂肪族又は複素環を含む
ホスホニウム又はスルホニウム塩類等が好ましい。
類、アミノアルキルスルホン酸類、アミノアルキル硫酸
又は燐酸エステル類、アルキルベタイン類、アミンオキ
シド類等が好ましい。
ポニン(ステロイド系)、アルキレンオキサイド誘導体
(例えばポリエチレングリコール、ポリエチレングリコ
ール/ポリプロピレングリコール縮合物、ポリエチレン
グリコールアルキルエーテル類又はポリエチレングリコ
ールアルキルアリールエーテル類、ポリエチレングリコ
ールエステル類、ポリエチレングリコールソルビタンエ
ステル類、ポリアルキレングルコールアルキルアミン又
はアミド類、シリコーンのポリエチレンオキサイド付加
物類)、グリシドール誘導体(例えばアルケニルコハク
酸ポリセリド、アルキルフェノールポリグリセリド)、
多価アルコール脂肪酸エステル類等のアルキルエステル
類等が好ましい。
オン性、カチオン性、両性及びノニオン性のいずれでも
良いが、その中でも好ましいのは、アニオン性、カチオ
ン性である。より好ましいのは、アニオン性では、スル
ホン酸系、カルボン酸系、カチオン性では、3級アミン
系、4級アンモニウム系のポリマー又はラテックスであ
る。
52−25251号、特開昭51−29923号、特公
昭60−48024号記載のアニオン性ポリマー又はラ
テックス、特公昭57−18176号、同57−560
59号、同58−56856号、米国特許第4,11
8,231号などに記載のカチオン性ポリマー又はラテ
ックスを挙げることができる。
ルムとして用いられるフィルムは、セルローストリアセ
テートが主に用いられるが、特に限定されず、セルロー
スジアセテート、セルロースアセテートブチレート、セ
ルロースプロピオネートなどのセルロースエステル、ポ
リカーボネート系フィルム、ノルボルネン系樹脂フィル
ム、ポリスチレン系フィルム、シンジオタクチックポリ
スチレン系フィルム、ポリエステル系フィルム、ポリア
リレート系フィルムなども適用できる。厚みは特に制限
はないが、機能上及び取り扱い易さから10〜500μ
m、特に、25〜300μmが好ましい。保護フィルム
には所望により紫外線吸収剤、可塑剤、滑り剤、マット
剤等を含有させても良い。
法は特に限定されず、一般的な方法で作製することがで
きる。例えば、セルローストリアセテートフィルムをア
ルカリ処理し、ポリビニルアルコールフィルムを沃素溶
液中に浸漬延伸して作製した偏光子の両面に、完全鹸化
ポリビニルアルコール水溶液を用いて貼り合わせる方法
がある。アルカリ処理の代わりに特開平6−94915
号、特開平6−118232号に記載されているような
易接着加工を使用しても良い。
貼り合わせるのに使用される接着剤としては、例えばポ
リビニルアルコール、ポリビニルブチラールなどのポリ
ビニルアルコール系接着剤や、ブチルアクリレートなど
のビニル系ラテックス等が挙げられる。
述するが、本発明の実施態様はこれに限定されるもので
はない。
ル100重量部、エチレングリコール65重量部、ジエ
チレングリコール2重量部にエステル交換触媒として酢
酸マグネシウム水和物0.0.5重量部を添加し、常法
に従ってエステル交換反応を行った。得られた生成物
に、三酸化アンチモン0.05重量部、リン酸トリメチ
ルエステル0.03重量部を添加した。次いで、徐々に
昇温、減圧にし、280℃、0.5mmHgで重合を行
い、固有粘度0.70、融点(Tm)261℃、ガラス
転移温度(Tg)76℃のポリエチレンテレフタレート
を得た。
を150℃で8時間真空乾燥した後、押出機を用いて2
85℃で溶融押出し、30℃の冷却ドラム上に静電印加
しながら密着させ、冷却固化させ未延伸シートを得た。
この未延伸シートをロール式縦延伸機を用いて、85℃
で縦方向に1.2倍延伸した。表裏面の温度差は5℃以
内であった。
延伸機を用いて、95℃で横方向に4.5倍延伸した。
次いで、70℃で2秒間熱処理し、更に熱固定ゾーン1
80℃で25秒間熱固定した。次いで、150℃で横
(幅手)方向に弛緩処理し巻き取り、横方向の長さ15
00mm、厚さ40μmの二軸延伸ポリエチレンテレフ
タレート(PET)フィルムNo.1を作製した。
PETフィルムNo.1の製膜時に、縦・横の延伸倍
率、熱固定温度を表1に示すように変化して作製した以
外は同様にしてPETフィルムNo.2〜16を作製し
た。
20μmのポリビニルアルコールフィルムを沃素1重量
部、沃化カリウム2重量部、ホウ酸4重量部を含む水溶
液に浸漬し50℃で4倍に延伸し偏光膜フィルムを作製
した。
ム(コニカタックKC80UVSを40℃の2.5N−
水酸化ナトリウム水溶液で60秒間アルカリ処理し、更
に水洗乾燥して表面をアルカリ処理したTACフィルム
を得た。
ベースをアルカリ処理面を完全鹸化型ポリビニルアルコ
ール5%水溶液を接着剤として両面から貼合し、偏光板
を作製した。
で作製した偏光板の一方の面に軽度の粘着加工を施した
後に、前記PETフィルムNo.1をプロテクトフィル
ムとして貼合した。偏光板の反対面には、同じく粘着加
工を施した後に、前記PETフィルムNo.1をセパレ
ートフィルムとして貼合した。
とPETフィルムの横延伸方向とが直交するように貼合
した。PETフィルムNo.2〜16についても、同様
に偏光板の両面から貼合して、偏光板試料No.1〜1
6を作製した。
〜16について、以下に記載したような評価を行った。
その結果を表1に示す。
150mmのサンプルを切出し、23℃、55%RHの
条件下で1日調湿した後、100mm間隔の罫書き線を
入れる。そして、80℃で30分間熱処理を行い、更に
23℃、55%RHの条件下で1日調湿した後の罫書き
線の間隔を測定する。熱処理前後の罫書き線の間隔の差
を求め、熱処理前の間隔に対する100分率で表す。な
お、熱処理前に対して収縮する方向を+、伸びる方向を
−とした。
後、フィルムの中央部、及びフィルム両端から5cmの
ところを中心に巾方向7cm、長手方向10cmサンプ
リングする。これを「自動複屈折計」(新王子製紙社製
KOBURA−21DH型)を用い配向角を測定し
た。そして、中央部と両端部の配向角の差の絶対値の平
均値を「配向角の差」とした。
光軸が直交状態になるように重ね合わせ(クロスニコル
状態)、濃度計(大日本スクリーン製造社製DM50
0)を用いて、光学濃度を測定した。
ど、偏光板の製品検査時の輝点故障が見つけ易く、作業
性が良い。光学濃度としては3.0以上であることが好
ましい。
光軸が直交状態になるように重ね合わせ(クロスニコル
状態)、シャーカステン上に置き、偏光板上に見える干
渉ムラの状態を目視で観察した。干渉ムラの発生は、偏
光板の輝点異物検査の妨げになり、少ない方が製品検査
時の作業性に優れる。 ○:干渉ムラが全く見られない △:若干、干渉ムラが見えるが問題ないレベル。 ×:干渉ムラが多く見られ、作業がしずらい。 △以上であれば、作業上問題ないレベルである。
手×長手)に切り出し、平面性の優れた台に載せ目視で
ベースの凹凸を評価した。 ○:平面性が良く台にぴったりとくっついている。 △:所々にベースのつれがみえる。 ×:ベースのつれで全体的に波打っている。
向角度、ヘイズ(%)、引き裂き強度(g)及び引っ張
り強度(kg/mm2)の測定値を示し、表2に上記各
試料についての配向角の差(度)、クロスニコル濃度、
干渉ムラ及び平面性の測定結果を示す。
ムを、偏光板のプロテクトフィルム及び/又はセパレー
トフィルムとして用いた場合、光学特性に優れ、また偏
光板との貼合後においても平面性が良いことから、製品
検査での故障検出の作業性に優れていることがわかる。
等が少なく光学特性に優れ、あるいは、偏光板の平面性
が良好であることから、偏光板の欠点検出の作業性に優
れた偏光板用のプロテクトフィルム、及びセパレートフ
ィルムを提供することができる。
Claims (11)
- 【請求項1】偏光子及びその両面に保護フィルムが設け
られた偏光板の一方の面にプロテクトフィルム、反対面
にセパレートフィルムが貼合されてなる偏光板におい
て、該プロテクトフィルム及び/又はセパレートフィル
ムが、一方向に1.00〜2.50倍、それと直行する
方向に2.5〜7.0倍延伸され、かつ、(Tm-15
0)〜(Tm-25)℃の温度範囲で熱固定された樹脂
フィルムからなることを特徴とする表面保護された偏光
板。 - 【請求項2】該プロテクトフィルム及び/又はセパレー
トフィルムの配向角が80度以上であることを特徴とす
る請求項1に記載の偏光板。 - 【請求項3】該プロテクトフィルム及び/又はセパレー
トフィルムの両端と中央部の配向角の差が0〜10度で
あることを特徴とする請求項1又は2に記載の偏光板。 - 【請求項4】該プロテクトフィルム及び/又はセパレー
トフィルムの80μm換算でのヘイズが、0.6%以下
であることを特徴とする請求項1、2又は3に記載の偏
光板。 - 【請求項5】該プロテクトフィルム及び/又はセパレー
トフィルムの引き裂き強度が80μm換算で40g以上
であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載
の偏光板。 - 【請求項6】該プロテクトフィルム及び/又はセパレー
トフィルムの引っ張り強度が13kg/mm以上である
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の偏光
板。 - 【請求項7】該プロテクトフィルム及び/又はセパレー
トフィルムの動摩擦係数が0.40以下であることを特
徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の偏光板。 - 【請求項8】該プロテクトフィルム及び/又はセパレー
トフィルムの屈折率の縦、横の差が0.02以上である
ことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の偏光
板。 - 【請求項9】該延伸された樹脂フィルムが、ポリプロピ
レンフィルム、ポリスチレンフィルム、ポリエチレンフ
ィルム、ポリエステルフィルム、から選ばれた少なくと
も一種であることを特徴とする請求項1〜8のいずれか
に記載の偏光板。 - 【請求項10】該延伸された樹脂フィルムが、ポリエス
テルフィルムであることを特徴とする請求項1〜9のい
ずれかに記載の偏光板。 - 【請求項11】該プロテクトフィルム及び/又はセパレ
ートフィルムの80℃30分処理での熱収縮率が、一方
向・それと直交する方向(縦・横方向)ともに5%以下
であることを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記
載の偏光板。
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JP29006498 | 1998-09-28 | ||
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