JP2000171085A - 空調ダクトの断熱施工方法及びそれに使用する空調ダクト用断熱材 - Google Patents

空調ダクトの断熱施工方法及びそれに使用する空調ダクト用断熱材

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JP2000171085A
JP2000171085A JP10344944A JP34494498A JP2000171085A JP 2000171085 A JP2000171085 A JP 2000171085A JP 10344944 A JP10344944 A JP 10344944A JP 34494498 A JP34494498 A JP 34494498A JP 2000171085 A JP2000171085 A JP 2000171085A
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conditioning duct
insulating material
air
adhesive
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Nobuo Yamaguchi
信夫 山口
Kiyoshi Sendai
清志 千代
Kenichi Haba
健一 羽場
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MIYADERA KK
Takasago Thermal Engineering Co Ltd
Paramount Glass Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
MIYADERA KK
Takasago Thermal Engineering Co Ltd
Nittobo Togan Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 鋲を使用せずに、保温材を充分な強度で確実
且つ迅速に固定でき、施工手順の簡素化と、施工期間の
短縮化が可能な空調ダクトの断熱施工方法及びそれに使
用する空調ダクト用断熱材を提供する。 【解決手段】 マット状繊維質保温材11の少なくとも
一方の表面に固着面外被材12を、他の表面には化粧面
外被材13を、夫々貼着してなる断熱材1を形成し、該
断熱材1の前記固着面外被材12の面を、接着剤3を用
いて空調ダクト2の外周面及び/又は内周面に固着させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空調ダクトの断熱
施工方法及びそれに使用する空調ダクト用断熱材に関す
る。
【0002】
【従来の技術】建築物内部の温湿度環境と空気清浄度を
必要な水準に維持する空調装置は社会活動や生活環境に
とって不可欠な設備であるが、空気の搬送経路であるダ
クトを断熱保温することは熱損失と結露を防ぐので、省
エネルギー及び設備の維持保全の観点から非常に重要で
ある。従来、一般的に行われている空調ダクトの施工
は、長方形又は円形の亜鉛メッキ製の鋼板からなるダク
トに、人造鉱物繊維系保温材(ロックウール、グラスウ
ールなど)やポリスチレンフォーム保温材などを使用し
て、ダクトの内側を断熱する内貼り施工或いはダクトの
外側を断熱する外貼り施工によって行われている。
【0003】その際最も多く用いられる保温材は、マッ
ト状グラスウール系保温材であり、内貼り施工では、そ
のグラスウール保温材にガラスクロス化粧材を貼ったも
の、外貼り施工では、アルミクラフト紙或いはアルミガ
ラスクロス化粧材を貼ったものを使用するケースが多い
が、機械室等の吸音性が要求される外貼り施工ではガラ
スクロスを化粧材として貼ったものも使用される。
【0004】施工手順は、例えば、平成9年度建設省機
械設備工事共通仕様書によると、次の様である。内貼り
施工では(図4参照)、先ず、鋲aの台座に合成ゴム系
接着剤を塗布して鋲aの台座側を筒状直方体のダクトb
の内側に取り付ける。鋲aの取り付け数は、ダクト表面
300mm×300mmに対して、下面及び側面は2個
以上、上面は1個以上である。合成ゴム系接着剤は、ス
チレンゴム、ノルマルヘキサン、アセトン等からなる接
着剤であり、その硬化には1昼夜を必要とする。
【0005】合成ゴム系接着剤が硬化した後、グラスウ
ールマットからなる保温材cの裸面(化粧外被材dを有
しない面)側をダクト内面に配置させながら、化粧外被
材面側が見えるように1面ずつ張り付ける。鋲aに保温
材cを貫通させて更にその上から座金eを挿通した後、
鋲aの先端を曲げて座金eで保温材cを固定し、ダクト
bに保温材cを密着させる。隣接する保温材cとの繋ぎ
目はアルミガラスクロス粘着テープg等で目貼りする。
【0006】外貼り施工では(図5参照)、内貼り施工の
場合と同様に鋲aの取り付けを行った後、保温材cを鋲
aに貫通させながらダクトbの周長方向に巻き付け、繋
ぎ目をアルミガラスクロス粘着テープg等で目貼りす
る。次に亀甲金網fを巻いて、鋲aに座金eを通し、鋲
aの先端を曲げて、保温材c、亀甲金網f、そして座金
eを押さえ、保温材cをダクトbに密着させる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の施工方法は、い
ずれにしても保温材の裸面を直接ダクトに密着させて、
座金や亀甲金網により、保温材を外部から押さえ、ダク
トに固着させた鋲と座金を緊結させることにより保温材
を固定する構造をとっているが、いくつかの下記に示す
いくつかの問題点があった。
【0008】(1)鋲は合成ゴム系接着剤でダクトに固
着(接着)しているが、従来汎用の合成ゴム系接着剤は
溶剤を含んでおり、実用接着強さを発現するには溶剤が
揮発する必要がある乾燥硬化型であるため、鋲のダクト
への取り付け直後に保温材を取り付けて固定する作業が
出来ない。このため、実用接着強さを得るには通常1昼
夜置く必要があり、施工日数は少なくとも2日以上の作
業となり作業効率が悪かった。
【0009】(2)鋲を取り付けると、鋲がダクト面か
ら突起する状態になるが、一般的にダクトは天井近くの
高所に敷設される事が多く、このような高所かつ狭い空
間の作業環境下で、鋲の突起に注意を払いながら保温材
を取り付けることは、危険を伴い作業効率も悪い。特に
内貼り施工ではダクト内の突起に囲まれた中での作業の
ため、より危険性が高い。更に、保温材の取り付け時に
は、鋲を保温材に貫通させ、表面に突出させる必要があ
るので手などを刺す危険性がある。又、鋲を斜めに貫通
させてしまうと鋲の長さが不足して座金と緊結出来ない
事もある。
【0010】(3)一連の施工作業により、鋲には保温
材、座金、或いは亀甲金網の自重が掛かるうえに、これ
らの取り付け時や鋲の先端を曲げる際に力が加わるた
め、施工中に鋲が脱落する可能性がある。
【0011】(4)鋲の台座は亜鉛メッキ鋼板製で防食
処理は施されてはいるが、金属製のため、水分、湿気等
によって腐食することがある。従って、長期間経て台座
が腐食した場合、台座と接着剤の界面から鋲が剥離する
恐れもある。特に施工上の不具合でダクトと保温材の間
に隙間が生じ結露が発生した場合、腐食が加速的に進行
し、数年で鋲が脱落することがある。また、音楽ホー
ル、ホテル、レストラン等、吸音性が要求される所では
防湿性の無いガラスクロスを外被材に用いる内貼り施工
が行われることが多いが、保温材表面は調湿された送風
と常に接しているため、鋲が脱落する危険性が一層高
い。
【0012】(5)上記の問題を回避するため鋲を用い
ずに保温材を接着剤で直接ダクトに接着する場合、繊維
質である保温材の構造上、実質的な接着面積及び接着力
が小さく、更に保温材を動かして取り付け位置を微調整
する場合、点付け部分に外力が集中することから、その
付近で接着面用保温材が表面剥離するという新たな問題
を生じることになる。
【0013】本発明は、従来技術が抱える上記の問題点
に鑑み、鋲を使用せずに、保温材を充分な強度で確実且
つ迅速に固定でき、施工手順の簡素化と、施工期間の短
縮化が可能な空調ダクトの断熱施工方法及びそれに使用
する空調ダクト用断熱材を提供することを目的としてな
されたものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の空調ダクトの断熱施工方法では、予めマッ
ト状繊維質保温材の少なくとも一方の表面に固着面外被
材を貼着してなる断熱材を形成しておき、該断熱材の前
記固着面外被材の面を、接着剤又は接着剤とともに両面
粘着テープを用いて空調ダクトの外周面及び/又は内周
面に固着させることを特徴とする方法を採用した。この
際、上記接着剤は、湿気硬化形、触媒添加形或いは嫌気
硬化形接着剤であることが好適である。
【0015】上記施工方法に使用する空調ダクト用断熱
材としては、マット状繊維質保温材の空調ダクトの外周
面及び/又は内周面と固着する少なくとも一方の表面
に、コロナ放電処理したポリエチレンフィルム又はコロ
ナ放電処理したポリプロピレンフィルムからなる固着面
外被材が貼着されている断熱材が好適であり、更に、マ
ット状繊維質保温材がグラスウールマットであることが
好適である。また、マット状繊維質保温材の固着面外被
材が貼着されている表面とは別の表面にはアルミニウム
箔を有する化粧面外被材、若しくは、ガラス繊維織物か
らなる化粧面外被材が貼着されていることが好適であ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明空調ダクトの断熱施工方法
及びそれに使用する空調ダクト用断熱材の実施の形態に
ついて、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0017】図1は本発明実施形態の空調ダクト用断熱
材を示す模式的な断面図である。図において、本発明の
空調ダクト用断熱材1は、マット状繊維質保温材11を
主材とし、その空調ダクト2の外周面及び/又は内周面
と接着するための固着面となる一面には固着面用外被材
12を、他面には、化粧面外被材13を貼着してなるも
のである。
【0018】マット状繊維質保温材11の材質は、グラ
スウール、ロックウール、セラミックファイバーなど公
知の繊維質のものが使用できるが、断熱保温性、経済
性、入手しやすさなどバランスがとれているグラスウー
ルが好ましい。また、マット状繊維質保温材11の形状
は、空調ダクトの内外周面を包覆できる大きさのマット
状をなしている。尚、本発明のマット状繊維質保温材1
1の形態は、マット状になっているものであるが、それ
には繊維質保温材の低密度品を称してよく表現される
「フエルト」、高密度品を称して表現される「ボード」
も当然含まれる。
【0019】固着面用外被材12は、マット状繊維質保
温材11の表面に貼着でき且つ、空調ダクト2の表面に
接着、粘着などの手段で固着可能なものであり、一例と
してポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニ
ル、セロハン、ナイロン、ポリエチレンテレフタレート
(PET)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、塩化
ポリエチレンなどのプラスチックフィルムやクラフト
紙、アルミクラフト紙、クレープ紙などの紙類、アル
ミガラスクロス、ガラスクロス、レーヨン、アセテー
ト、ポリエステル、ポリビニルアルコールなどの単独ま
たは混紡などの織布、レーヨン、アラミド、ポリエス
テルなどの不織布、ガラス、金属、セラミック等を基
材とする無機人造繊維やセルロース系繊維から構成され
る織布や編物、或いは表面を樹脂コーティングしたア
ルミニウム、ステンレス、銅などの金属箔が固着面外被
材として使用出来るが、特に、強度、耐候性、コスト面
等から、ポリエチレン、ポリプロピレンのプラスチック
フィルムが好ましく、更に、接着強度を上げるために、
片面若しくは両面にコロナ放電処理、オゾン処理、プラ
イマー処理等の表面処理を施したものが好ましい。
【0020】化粧面外被材13としては、空調ダクト2
の設置状況に応じて、難燃性又は不燃性を有する外被材
が好適であり、このような化粧面外被材13を貼着する
ことにより、ダクト表面に固着されたマット状繊維質保
温材11に難燃性あるいは不燃性を付与できる。難燃性
又は不燃性を有する化粧面用外被材13としては、例え
ばアルミクラフト紙(ALK)、アルミガラスクロス
(ALGC)、ガラスクロス(GC)、プラスチック製
のワリ布で補強されたアルミニウム箔やクロスで補強さ
れたアルミニウム箔などがある。
【0021】また、音楽ホール、ホテル、レストラン
等、空調ダクト2の設置環境において静粛性、吸音性が
要求される場合には化粧面外被材13の選定によって空
調ダクト2に吸音性を持たせることもできる。空調ダク
ト2に難燃性あるいは不燃性と共に吸音性を持たせるこ
ともできる化粧面用外被材4としては、ガラスクロスな
どがある。
【0022】上記のマット状繊維質保温材11に固着面
用外被材12と化粧面外被材13とを貼着して空調ダク
ト用断熱材1を形成する工程は、当然ながら工場の機械
設備を利用でき、接着剤の塗布量、接着状態等の管理が
可能であるため充分な接着強度が得られることは勿論で
あり、施工現場には各外被材12、13貼着積層した空
調ダクト用断熱材1としての形態で搬送される。
【0023】次に、上記実施形態に基づいて空調ダクト
の断熱施工方法について、図面を参照しながら説明す
る。
【0024】図2は本発明実施形態の空調ダクト用断熱
材1を空調ダクト2の内側に貼り付ける内貼り工法によ
って固定する実施例を模式的に説明する説明図であり、
また図3は空調ダクト用断熱材1を空調ダクト2の外側
に貼り付ける外貼り工法によって固定する実施例を模式
的に説明する説明図である。
【0025】先にも述べた通り本発明の空調ダクトの断
熱施工方法は、外貼り工法、内貼り工法の何れにも適用
でき、外貼り工法では空調ダクト用断熱材1の固着面用
外被材12側を空調ダクト2の外周面に、内貼り工法で
は内周面に、接着剤3により貼り付けて固定するもので
ある。この際、接着剤3は、固着面用外被材12側、空
調ダクト2側の何れの側に塗布しても良いが、通常、外
貼り工法では空調ダクト2外周部側に、内貼り工法では
空調ダクト用断熱材1の固着面用外被材12側に塗布す
る。
【0026】このときに用いる接着剤3は、空調ダクト
2と固着面用外被材12とを接着可能な接着剤3であれ
ば特に限定されないが、硬化させるために熱、紫外線等
を必要としない室温硬化性接着剤を好ましく用いること
ができる。更に室温硬化性接着剤には、有機溶剤系や水
性エマルジョン系の乾燥硬化形、触媒添加形、湿気硬化
形、及び嫌気硬化形などがあるが、乾燥硬化形は塗布さ
れた接着剤が保温材で覆われ、接着剤の水分や溶剤の蒸
発が阻害されることがあるので、湿気硬化形、触媒添加
形或いは嫌気硬化形の接着剤が好ましく用いることがで
きる。
【0027】湿気硬化形接着剤は1液でそのまま塗布出
来るものであるが、一例として反応形アクリル樹脂系、
ポリウレタン樹脂系、シリコーン樹脂系、変成シリコー
ン系、変成シリコーン・エポキシ樹脂系、アルコキシシ
リル系等を挙げることができる。また触媒添加形接着剤
は主剤と硬化剤の2液を混ぜ合わせた後に塗布するが、
一例としてエポキシ樹脂系、ポリウレタン樹脂系、シリ
コーン樹脂系、変成シリコーン樹脂系、変成シリコーン
・エポキシ樹脂系等が使用出来る。嫌気型接着剤は多官
能性メタクリル酸エステル系等を挙げることができる。
作業性や接着性能を考慮すると1液性湿気硬化形の変成
シリコーン・エポキシ樹脂系或いは1液性湿気硬化形の
変成シリコーン樹脂系が好適であり、特に冬季の施工も
可能なように5℃程度の低温下でも1日で完全硬化する
ようにしたものが望ましい。
【0028】接着剤3の塗布は、点付け塗布、面付け塗
布でもよいが、点付け塗布はコスト面、作業効率面から
好ましく、通常従来工法の鋲の台座面積と鋲の取付基準
と同じレベル程度の塗布であれば、接着強度的には十分
である。すなわち、点付け塗布において、空調ダクト表
面300mm×300mm当たりでは、内貼り施工の場
合は空調ダクト2の内天井面及び内側面には2箇所以
上、内底面には1箇所以上、外貼り施工の場合は下面及
び側面に2箇所以上、上面に1箇所以上、接着剤3を点
付け塗布して、ヘラなどで均して1箇所の塗布面積を2
4mm×24mm程度とすればよい。接着剤3は片手で
持った状態で吐出可能なチューブ等の容器に充填されて
いるものが作業効率面から望ましく用いることができ
る。
【0029】接着剤3は粘着性があるので、接着剤3の
塗布箇所に空調ダクト用断熱材1を押さえ付けると初期
粘着力(タック)が発生し、この粘着力が断熱材の自重を
支える仮留め力となり、長辺500mm以下の角ダクト
において、密度24kg/m 、厚さ25mmのグラス
ウール保温材を主材とした空調ダクト用断熱材1の外貼
り施工の場合、接着剤の初期粘着力で断熱材1を充分仮
留めすることができた。
【0030】この際、両面粘着テープ4を補助的に用い
ると仮留めをより確実にすることができる。また、塗布
後、直ちに接着力を発揮するもの、例えば、ゴム系、ア
クリル系或いはシリコーン系の粘着剤、或いは、スプレ
ータイプのゴム系接着剤を前記接着剤と併用することに
よっても、一層仮留めを確実にすることができる。そし
て、後に接着剤3が硬化すれば、空調ダクト用断熱材1
は空調ダクト2に恒久的に固定される。
【0031】内貼り工法では、空調ダクト用断熱材1の
固着面用外被材12側に接着剤3を塗布した後、該空調
ダクト用断熱材1を空調ダクト2の内周面に押し付けて
固定すればよく、外貼り工法では、空調ダクト2の外周
面側に接着剤3を塗布した後、空調ダクト用断熱材1の
固着面用外被材12側が密接するように押し付け、場合
によっては、該断熱材1を空調ダクト2の外周面全体に
巻き付けて、固定すればよい。尚、外貼り工法では、亀
甲金網等をその上に重ねて巻き付けることもできる。そ
して、空調ダクト用断熱材1の合わせ目や繋ぎ目はアル
ミ粘着テープ、アルミガラスクロス粘着テープなどの目
貼りテープ5で留めるようにしてもよい。
【0032】
【実施例】[実施例1]密度24kg/m、厚さ25
mmのグラスウールマットからなるマット状繊維質保温
材11の一方の表面には、固着面用外被材12としてコ
ロナ放電処理を施した厚み10μmのポリエチレンシー
トを、別の表面には化粧外被材13としてアルミクラフ
ト紙を夫々貼付した断熱材1を用い、長辺500mm、
短辺400mmの長方形空調ダクトの外周面に、外貼り
工法により固定した。
【0033】固定に用いる接着剤には、変成シリコーン
系湿気硬化型粘接着剤(セメダイン(株)製 SUPER
X)を使用し、空調ダクト表面300mm×300m
m当たり、下面及び側面に2箇所、上面に1箇所、接着
剤を塗布し、塗布面積が24mm×24mm程度になる
ようにヘラで均した。そして空調ダクトの周長より20
0mm程度長めに切断した前記断熱材1を、固着面用外
被材12が空調ダクトの外周面に当接するように巻き付
け、断熱材1の上から軽く押さえて固定し、巻き始めと
巻き終わりとの重ね合わせ部と、隣接の固定済み断熱材
1との突き合わせ部は夫々アルミガラス粘着テープ
(5)で目貼りした。
【0034】[比較例1]密度24kg/m、厚さ2
5mmの実施例1と同じグラスウールマットcの片面に
化粧外被材dとしてアルミクラフト紙を貼り、別の面に
は外被材を貼らないものを断熱材として用いた。そし
て、図5に示す如く空調ダクトbの外周面に、表面30
0mm×300mm当たり、下面及び側面は2箇所、上
面は1箇所の間隔で、台座寸法24mm、全長40mm
の鋲aを、合成ゴム系の接着剤(タイルメント社製、S
P−50)を用いて接着し、完全硬化させるため、1昼
夜放置した翌日、グラスウールマットcの裸面側を空調
ダクトbの外周面に当接させて巻き付け、巻き始めと巻
き終わりとの重ね合わせ部と隣接の断熱材との突き合わ
せ部はアルミガラス粘着テープgで目貼りした。更に亀
甲金網fをその上に巻き付けた後、鋲aの先端部に座金
eを通し、該鋲先端部を屈曲させることで断熱材を空調
ダクトcに取り付けた。
【0035】[比較例2]比較例1と同じく、密度24
kg/m、厚さ25mmのグラスウールの片面に化粧
外被材dとしてアルミクラフト紙を貼り、別の面には外
被材を貼らないものを断熱材として用いた。そして、比
較例1と同一の鋲を同じ間隔で、空調ダクトの外周面
に、変成シリコーン系湿気硬化型粘接着剤(セメダイン
(株)製 SUPER X)を用いて接着し、次に、上記
グラスウールマットの裸面側を空調ダクトの外周面に巻
き付け、比較例1と同様に巻き始めと巻き終わりとの重
ね合わせ部と隣接の断熱材との突き合わせ部はアルミガ
ラス粘着テープで目貼りした。更に亀甲金網をその上に
巻き付けた後、鋲の先端部に座金を通し、該鋲先端部を
屈曲させることで断熱材を空調ダクトに取り付けた。
【0036】[結果]実施例1は、比較例1、2に比
べ、鋲を使用しないので、外貼り工法の作業においても
安全に作業することができた。また、実施例1の作業時
間は、1m当たり11分であり、比較例1に比べ約3
5%の大幅な短縮が可能となった。また、1日の出来高
を比べても、実施例1は、比較例1に比べ、約35%と
大幅にアップした。また、実施例1と比較例2は同じ接
着剤を使用しているので接着剤の硬化時間自体は同じで
あるが、実施例1は、固着面用外被材12を用いたこと
により、接着剤の初期粘着力で断熱材がダクトの外周面
に仮止めされ連続した作業が出来るのに対して、比較例
2は鋲が完全に固定されるまで接着剤の硬化を待って次
の作業を行う必要がある。従って、実施例1は、比較例
2と比べると接着剤の硬化時間分は作業時間を短縮する
ことができ、更に接着剤の硬化時間を含めない正味の作
業時間においても、約35%の大幅な短縮が可能となっ
た。
【0037】
【発明の効果】本発明は、空調ダクトの断熱施工方法と
して、予めマット状繊維質保温材の少なくとも一方の表
面に固着面外被材を貼着してなる断熱材を形成してお
き、該断熱材の前記固着面外被材の面を、接着剤又は接
着剤とともに両面粘着テープを用いて空調ダクトの外周
面及び/又は内周面に固着させる施工方法を採用したの
で、鋲や座金、亀甲金網の取り付け作業が不要となるの
で、施工効率のアップを図ることができると共に、鋲を
廃止したことにより作業の安全性が向上し、特に内貼り
施工の安全性は顕著に向上する。又、鋲のような金属を
使用していないので、腐食による保温材の脱落の危険性
がないという利点もある。更に、使用部材が少なくなる
ので、部材の発注及び在庫等の管理、作業前の段取りと
作業後の掃除が楽になり、且つ、現場で発生する端材が
少なくなるため、廃棄物処理の手間と費用も低減でき
る。
【0038】また、上記断熱施工方法において、接着剤
として湿気硬化形、触媒添加形或いは嫌気硬化形の接着
剤を用いて断熱材を接着することにより、接着剤硬化の
為の待ち時間が不要となり、連続した施工作業が可能に
なると共に、施工効率を一層向上させることができる。
【0039】また、本発明の空調ダクト用断熱材は、マ
ット状繊維質保温材の空調ダクトの外周面及び/又は内
周面と固着する少なくとも一方の表面に、コロナ放電処
理したポリエチレンフィルム又はコロナ放電処理したポ
リプロピレンフィルムからなる固着面外被材を貼着した
ので強度、耐候性、コスト面で有利であると共に、接着
性も良好である。
【0040】また、上記空調ダクト用断熱材において、
マット状繊維質保温材の固着面外被材が貼着されている
表面とは別の表面にアルミニウム箔を有する化粧面外被
材を貼着すれば、難燃性あるいは不燃性の付与が可能と
なる。また、ガラス繊維織物からなる化粧面外被材を貼
着すれば、難燃性あるいは不燃性の付与が可能であるこ
とに加えて、空調ダクトに吸音性を持たせることもでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施形態の空調ダクト用断熱材を空調ダ
クトに固定した状態を示す模式的な断面図である。
【図2】本発明の空調ダクト断熱施工方法を内貼り工法
として実施する実施形態を示す一部切除した斜視図であ
る。
【図3】本発明の空調ダクト断熱施工方法を外貼り工法
として実施する実施形態を示す一部切除した斜視図であ
る。
【図4】従来の内貼り工法を示す斜視図である。
【図5】従来の外貼り工法を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 空調ダクト用断熱材 2 空調ダクト 3 接着剤 4 両面粘着テープ 5 目貼りテープ 11 マット状繊維質保温材 12 固着面外被材 13 化粧面外被材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山口 信夫 北海道札幌市白石平和通7丁目北11の12 ビックバーンズマンション102号 (72)発明者 千代 清志 北海道札幌市北区太平7条6丁目2番25 (72)発明者 羽場 健一 北海道札幌市北区太平4条4丁目7番6 Fターム(参考) 3H036 AA01 AB13 AB24 AC03 AD04 AD09 3L080 AD01 AE01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】予めマット状繊維質保温材の少なくとも一
    方の表面に固着面外被材を貼着してなる断熱材を形成し
    ておき、該断熱材の前記固着面外被材の面を、接着剤に
    より空調ダクトの外周面及び/又は内周面に固着させる
    ことを特徴とする空調ダクトの断熱施工方法。
  2. 【請求項2】予めマット状繊維質保温材の少なくとも一
    方の表面に固着面外被材を貼着してなる断熱材を形成し
    ておき、該断熱材の前記固着面外被材の面を、接着剤と
    ともに両面粘着テープを用いて空調ダクトの外周面及び
    /又は内周面に固着させることを特徴とする空調ダクト
    の断熱施工方法。
  3. 【請求項3】接着剤は、湿気硬化形、触媒添加形或いは
    嫌気硬化形接着剤である請求項1又は2に記載の空調ダ
    クトの断熱施工方法。
  4. 【請求項4】マット状繊維質保温材の空調ダクトの外周
    面及び/又は内周面と固着する少なくとも一方の表面
    に、コロナ放電処理したポリエチレンフィルム又はコロ
    ナ放電処理したポリプロピレンフィルムからなる固着面
    外被材が貼着されていることを特徴とする空調ダクト用
    断熱材。
  5. 【請求項5】マット状繊維質保温材がグラスウールマッ
    トである請求項4に記載の空調ダクト用断熱材。
  6. 【請求項6】マット状繊維質保温材の固着面外被材が貼
    着されている表面とは別の表面にはアルミニウム箔を有
    する化粧面外被材が貼着されている請求項4又は5に記
    載の空調ダクト用断熱材。
  7. 【請求項7】マット状繊維質保温材の固着面外被材が貼
    着されている表面とは別の表面にはガラス繊維織物から
    なる化粧面外被材が貼着されている請求項4又は5に記
    載の空調ダクト用断熱材。
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