JP7202564B2 - 断熱ダクト、断熱ダクトの製造方法、及び、断熱ダクトの据付方法 - Google Patents
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Description
ている断熱ダクトの製造方法であって、内面の端辺に対応するフランジの第1部分が形成された板材に断熱シートを接合する第1の工程と、断熱シートが接合された板材を組み合わせる第2の工程と、組み合わさった板材の第1部分同士を、フランジの第2部分で連結してフランジを形成する第3の工程と、を有する断熱ダクトの製造方法であってもよい。
て短い直管であってもよい。また、断熱ダクト1は、角丸ダクトやその他形状のダクトであってもよい。よって、フランジ3が設けられるダクト本体2の開口は、ダクト本体2の長手方向の端部とは限らない。
孔6よりも断熱ダクト1の内側寄りに位置している。このため、フランジ3同士がボルト7及びナット8によって締結されると、フランジ部分4Fと小片5との間には、以下のような力が生ずる。
される。また、断熱シート4が内面21へ貼着される際は、内面部分4Nが内面21に貼着されるのみならず、フランジ部分4Fがフランジ用折り曲げ部25に貼着される。なお、断熱シート4は、ロール状に巻いてある長尺の断熱シートを平らにした後、ロールの巻軸方向がダクトの空気の経路の方向に対して交差する向きとなるように板材20に接合することが好ましい。これによれば、ロールの巻軸の長手方向に沿って不可避的に形成される断熱シート4の皺を介して空気がフランジ部分4Fで通流してしまうことが防止でき、より機密性を高めることができる。また、断熱シート4は、板材20に対して2枚状重ねた状態で貼着されてもよい。この場合、断熱シート4がダクト内で脱落することを防止する観点に鑑みれば、少なくともダクト内部空間2Nに露出する最外層の断熱シート4のフランジ部分4Fがフランジ用折り曲げ部25に貼着されることが好ましい。
り曲げ、更に、板材20の端部を折り返し部M3において反対の方向に略180度の角度で折り曲げることにより形成される。よって、嵌合部23は、図10(A)に示されるように、断面視N字状となり、被嵌合部24を受け入れる部位が形成される。そして、折り曲げ前に板材20の端辺であった部位が、被嵌合部24が嵌合部23に嵌合された際、爪28を係止する係止部29となる。
ダクト」は、他の3種類のダクトに比べると、単位長さ辺りの空気のリーク量が著しく低いことが判る。これは、上述したように、上記実施形態の断熱ダクト1が、縁4Eが被嵌合部24に沿うように断熱シート4が接合されているため、被嵌合部24が嵌合部23に嵌合されると、断熱シート4の縁4Eが嵌合部23によって押圧された状態となり、ダクト本体2を構成する4枚の断熱パネル26同士の各接合部分について気密性が確保されるためと考えられる。当該部分における気密性は、断熱層が独立気泡であると否とに関わらず発揮される。また、当該部分における気密性は、断熱シート4の表面が平滑であると否とに関わらず発揮される。
Claims (13)
- 開口の縁にフランジを有するダクト本体と、
前記ダクト本体の内面に接合される柔軟な樹脂発泡体を有する断熱シートと、を備え、
前記断熱シートの端部は、前記ダクト本体の開口の縁から前記フランジ側へ延設されている、
断熱ダクト。 - 前記ダクト本体は、直線状の端辺を複数有する内面を有し、
前記フランジは、前記複数の内面の端辺に対応する複数の第1部分と、隣り合う前記第1部分同士を連結する第2部分とを有しており、前記断熱シートの端部は、前記端辺から前記第1部分側へ折り曲げられており、
前記第2部分には、該第2部分の両側において前記第1部分側に折り曲げられている前記断熱シートの端部同士の間を埋めるための断熱材の小片が接合されている、
請求項1に記載の断熱ダクト。 - 前記断熱シートは、樹脂発泡体の断熱層と、前記断熱層の一方の面に形成される粘着層と、前記断熱層の他方の面に形成される金属箔層と、を有しており、前記粘着層が前記ダクト本体の内面に接触する状態で前記ダクト本体の内面に貼着されている、
請求項1又は2に記載の断熱ダクト。 - 前記ダクト本体は、縁が表面から立ち上がることにより被嵌合部を形成する第1の板材と、前記被嵌合部が嵌る溝状の嵌合部を縁に形成する第2の板材とを組み合わせることによって形成されており、
前記第1の板材には、前記断熱シートの一部を形成する第1断熱シートの縁が前記被嵌合部に沿って接合されており、
前記第2の板材は、前記第1の板材に接合された前記第1断熱シートの縁を前記嵌合部で押圧する状態で前記第1の板材に組み合わされる、
請求項1から3の何れか一項に記載の断熱ダクト。 - 前記第2の板材は、少なくとも前記嵌合部のダクト内面を形成する部分に、前記断熱シートの一部を形成する第2断熱シートが接合されており、該第2の板材に接合されている該第2断熱シートと、前記第1の板材に接合されている前記第1断熱シートとが接触するように設けられている、
請求項4に記載の断熱ダクト。 - 前記断熱材の小片は、前記第2部分の両側において前記第1部分側に折り曲げられている前記断熱シートの端部に密着する状態で配置されている、
請求項2に記載の断熱ダクト。 - 前記第2部分には、ネジ穴が形成されており、
前記断熱材の小片は、前記ネジ穴よりも前記開口側に配置されている、
請求項2に記載の断熱ダクト。 - 前記断熱シートの厚さは、10mm以下である、
請求項1から7の何れか一項に記載の断熱ダクト。 - 前記樹脂発泡体は、発泡倍率が20~40倍の発泡体である、
請求項1から8の何れか一項に記載の断熱ダクト。 - 直線状の端辺を複数有する内面を有し、該複数の内面の端辺により多角形の開口を形成し、該開口の縁にフランジを有するダクト本体と、該ダクト本体の内面に接合される柔軟な断熱シートと、を備え、該断熱シートの端部が該ダクト本体の開口の縁から該フランジ側へ延設されている断熱ダクトの製造方法であって、
前記内面の端辺に対応する前記フランジの第1部分が形成された板材に断熱シートを接合する第1の工程と、
前記断熱シートが接合された板材を組み合わせる第2の工程と、
組み合わさった前記板材の前記第1部分同士を、前記フランジの第2部分で連結して前記フランジを形成する第3の工程と、を有する、
断熱ダクトの製造方法。 - 前記第2部分に、該第2部分の両側において前記第1部分側に折り曲げられている前記断熱シートの端部同士の間を埋めるための断熱材の小片を接合する第4の工程を更に有する、
請求項10に記載の断熱ダクトの製造方法。 - 前記第1の工程では、ロール状に巻いてある断熱シートを平らにした後、前記断熱シートを、前記ロールの巻軸方向がダクトの空気の経路の方向に対して交差する向きとなるように前記板材に接合する、
請求項10又は11に記載の断熱ダクトの製造方法。 - 開口の縁にフランジを有するダクト本体の内面に、柔軟な樹脂発泡体製の断熱シートを接合した断熱ダクトを用意し、
前記ダクト本体の内面の縁から前記フランジ側へ延設されている前記断熱シートの端部を間に挟んだ状態で、前記フランジと他の機器のフランジとを締結する、
断熱ダクトの据付方法。
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