JPH0448424Y2 - - Google Patents

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JPH0448424Y2
JPH0448424Y2 JP17899487U JP17899487U JPH0448424Y2 JP H0448424 Y2 JPH0448424 Y2 JP H0448424Y2 JP 17899487 U JP17899487 U JP 17899487U JP 17899487 U JP17899487 U JP 17899487U JP H0448424 Y2 JPH0448424 Y2 JP H0448424Y2
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JP
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duct
flange
corner
short pipe
wall
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JP17899487U
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JPH0182441U (ja
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  • Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)
  • Duct Arrangements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、方形ダクト用フランジのコーナーに
係るものである。
「従来の技術と考案が解決しようとする問題点」 従来、ダクトをコンクリート躯体壁に貫通させ
る場合、第5図に示すように、コンクリート躯体
壁aに、貫通させるダクトよりやや大きなスリー
ブbを埋設して、開口させ、該スリーブに壁厚よ
りも長い短管ダクトcを通し、隙間にロツクウー
ル等の断熱材dを詰め、その短管ダクトの両端
に、内外のダクトe,fを接続するか、又は、第
6図に示すように、コンクリート躯体壁aに、壁
厚と同等の長さで、かつ、両端に内向きフランジ
gを備えたやや大きな短管ダクトcを打込んで、
両端の内向きフランジ内外のダクトe,fを接続
している。
これらの場合、ダクトの端部に、アングル材に
よる外向きフランジiが付設され、該アングル材
を以てボルト・ナツトにより連結される。
しかし、これらの場合、特別なスリーブや特殊
な短管ダクトを要し、また、これらは、コンクリ
ート躯体壁により寸法が異なることとなるため、
画一的な多量生産ができず、作業も面倒で、コス
ト高となる欠点があつた。
ところで、近年、第7図乃至第10図に示す挟
着型のダクト用フランジが多く使われるようにな
つた。
この挟着型フランジjは、断面L字状に形成し
た各辺の挟着部材1の端部に、正面L字状の板体
によるコーナー2を嵌合し連結して、正面口字状
のフランジを形成したものであり、各コーナーに
は、その角部にボルト孔3を、該ボルト孔の両側
にボルト孔調整用透孔4を、更に、両端部に複数
の係合孔5を穿設して、該係合孔を、嵌合させた
挟着部材1の適所に設けた係合突子と係合させる
ようにしている。なお、第9図、第10図は、そ
れぞれ異なる形状のコーナーを示すものである。
而して、この挟着型フランジjは、シール材k
を付して、方形ダクトmの端部に装着すればよ
く、その装着には、各辺の挟着部材1をダツトの
端部に挟着させ、スポツト溶接により固定する。
また、フランジ相互の連結には、パツキンmを介
在させ、各コーナー2のボルト孔3にてボルト・
ナツトoにより締結する。
本考案は、この挟着型フランジに着目し、コン
クリート躯体壁へのダクトの貫通を容易ならし
め、かつ、コストダウンを図ろうとするものであ
る。
「問題点を解決するための手段」 本考案は、各辺の挟着部材1とボルト孔3を有
するコーナー2とを嵌合し連結させた挟着型の方
形ダクト用フランジのコーナーにおいて、ボルト
孔3の背面に袋ナツト6を付設して成る。
「作用」 如上の構成であるから、コンクリート躯体壁a
の壁厚に適した長さの短管ダクトpを設け、該短
管ダクトの両端に、上記袋ナツト6付きのコーナ
ー2を使用した挟着型方形ダクト用フランジjを
装着して、コンクリート躯体壁a中に打込み、内
外のダクトe,fの端部に、通常の挟着型方形ダ
クト用フランジjを装着して、これらのフランジ
を短管ダクトpのフランジにパツキンnを介して
対峙させ、各コーナー2のボルト孔3に外側から
ボルトqを通して、袋ナツト6へ螺合させ、締め
付ければよい。
「実施例」 第1図乃至第4図は、本考案の実施例を示して
いる。
この場合、上記構成において、袋ナツト6は、
円筒状に形成して、コーナー2の裏面に溶接7し
て成る。コーナー2は、第3図、第4図に示すよ
うに、従来の各種の形態のもの(第9図、第10
図)でよい。
「考案の効果」 本考案によれば、ダクトをコンクリート躯体壁
に貫通させるに当たり、従来のように、各コンク
リート躯体壁に適合する特別なスリーブや特殊な
ダクトを要せず、ダクトの一部をそのコンクリー
ト躯体壁の壁厚に適合させて切断して用いること
ができ、しかも、方形ダクトフランジを用いるこ
とができ、かつ、該フランジのコーナーに袋ナツ
ト6を付設するだけで使用できて、該フランジの
各部材に汎用性があり、また、作業が容易であ
り、コストを低減でき、その上、防火、遮音性能
を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の実施例を示す截断側面図、
第2図は、同要部の拡大断面図、第3図、第4図
は、それぞれ要部部材の斜視図、第5図、第6図
は、それぞれ従来のダクトをコンクリート躯体壁
に貫通させる場合を示す断面図、第7図は、従来
の方形ダクト用フランジを示す斜視図、第8図
は、第7図A−A線要部拡大断面図、第9図、第
10図は、それぞれ同フランジのコーナーを例示
する背面図である。 a……コンクリート躯体壁、b……スリーブ、
c……短管ダクト、d……ロツクウール、e……
外ダクト、f……内ダクト、g……内向きフラン
ジ、h……短管ダクト、i……外向きフランジ、
j……方形ダクト用フランジ、k……シール材、
m……ダクト、n……パツキン、o……ボルト・
ナツト、p……短管ダクト、q……ボルト、1…
…挟着部材、2……コーナー、3……ボルト孔、
4……ボルト孔調整用透孔、5……係合孔、6…
…袋ナツト、7……溶接。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 各辺の挟着部材1とボルト孔3を有するコーナ
    ー2とを嵌合し連結させた挟着型の方形ダクト用
    フランジのコーナーにおいて、ボルト孔3の背面
    に袋ナツト6を付設したことを特徴とする方形ダ
    クト用フランジのコーナー。
JP17899487U 1987-11-25 1987-11-25 Expired JPH0448424Y2 (ja)

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JP17899487U JPH0448424Y2 (ja) 1987-11-25 1987-11-25

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JP17899487U JPH0448424Y2 (ja) 1987-11-25 1987-11-25

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Publication Number Publication Date
JPH0182441U JPH0182441U (ja) 1989-06-01
JPH0448424Y2 true JPH0448424Y2 (ja) 1992-11-16

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JP17899487U Expired JPH0448424Y2 (ja) 1987-11-25 1987-11-25

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JP7202564B2 (ja) * 2018-11-22 2023-01-12 高砂熱学工業株式会社 断熱ダクト、断熱ダクトの製造方法、及び、断熱ダクトの据付方法

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Publication number Publication date
JPH0182441U (ja) 1989-06-01

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