JPH0571302U - ユニットボックスの柱頭と梁の接合構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】作業の安易なユニットボックスの柱頭と梁の接
合構造を提供する。 【構成】支柱４のプレート５と梁２のコーナー部のプレ
ート３を室内からボルト８で接合する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案はユニットボックスの柱頭と梁の接合構造に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来におけるユニットボックスの柱頭と梁は現場において室外からボルトで接合 していたため作業の負担になっていた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は以上の従来の課題を解決し室内から作業することの出来るユニットボッ クスの柱頭と梁の接合構造の提供を目的とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案は以上の目的達成のために 壁の支柱の柱頭に熔接されたプレートと、梁のコーナー部に熔接されたプレート と、前記両プレートを接合するボルトとからなるユニットボックスの柱頭と梁の 接合構造 を提案するものである。

【０００５】

【実施例】

以下本考案のユニットボックスの柱頭と梁の接合構造を図面に示す実施例に従い 説明する。 図１は本考案の接合構造が用いられたユニットボックスを示し、該ユニットボッ クスは現場において壁（９）を建て起こし組み立てるものである。

【０００６】 壁（９）は図２に示す様に支柱（４）を有し、該支柱（４）は建て起こされて梁 （２）のコーナー部に固定される。 すなわち支柱（４）の柱頭には孔（５ａ）及びガイド孔（５ｂ）を有するプレー ト（５）が熔接されている。

【０００７】 一方梁（２）のコーナー部にも孔（３ａ）及びガイド凸体（３ｂ）を有するプレ ート（３）が熔接されている。 支柱（４）が建て起こされることにより柱頭のプレート（５）と梁（２）のコー ナー部のプレート（３）が近接される。

【０００８】 これによりボルト（８）をプレート（５）の孔（５ａ）及びプレート（３）の孔 （３ａ）に貫通させてナットで締め付けプレート（５）とプレート（３）を接合 する。 以上の作業は室内から行われることになり安全で天候にも左右されない。

【０００９】

【考案の効果】

本考案のユニットボックスの柱頭と梁の接合構造の実施例は以上の通りでありそ の効果を次に列記する。 （１）本考案の接合構造は特に室内からプレートとプレートを接合すめため安全 に作業することが出来る。 （２）本考案の接合構造は特に室内から作業するため天候に左右されない。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の接合構造が用いられたユニットボック
スの斜視図

【図２】本考案の柱頭と梁の接合構造の斜視図

【符号の説明】

１ ユニットボックス ２ 梁 ３ プレート ３ａ 孔 ３ｂ ガイド凸体 ４ 支柱 ５ プレート ５ａ 孔 ５ｂ ガイド孔 ８ ボルト ９ 壁

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】壁の支柱の柱頭に熔接されたプレートと、
   梁のコーナー部に熔接されたプレートと、前記両プレー
   トを接合するボルトとからなるユニットボックスの柱頭
   と梁の接合構造