JP2000167955A - 超撥水性貼着フィルム - Google Patents
超撥水性貼着フィルムInfo
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- JP2000167955A JP2000167955A JP10345314A JP34531498A JP2000167955A JP 2000167955 A JP2000167955 A JP 2000167955A JP 10345314 A JP10345314 A JP 10345314A JP 34531498 A JP34531498 A JP 34531498A JP 2000167955 A JP2000167955 A JP 2000167955A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 撥水性に優れ、十分な着雪・着氷防止効果を
有すると共に防汚効果、防錆効果、海洋生物付着防止効
果及び水流摩擦低減効果などを併有し、且つ耐久性及び
耐候性に優れ、しかも塗装工程が不要で、施工が極めて
簡単且つ容易である、超撥水性貼着フィルムを提供する
こと。 【解決手段】 ベースフィルム(1)と、該ベースフィ
ルム(1)の一方の表面上に形成された超撥水性層
(2)と、該ベースフィルム(1)の他方の表面上に接
着剤層(3)を介して貼合された剥離フィルム(4)と
を有する積層体からなり、上記超撥水性層(2)が、そ
の外表面が微細凹凸構造(22)であって撥水剤(2
3)で処理されていることを特徴とする超撥水性貼着フ
ィルム(10)。
有すると共に防汚効果、防錆効果、海洋生物付着防止効
果及び水流摩擦低減効果などを併有し、且つ耐久性及び
耐候性に優れ、しかも塗装工程が不要で、施工が極めて
簡単且つ容易である、超撥水性貼着フィルムを提供する
こと。 【解決手段】 ベースフィルム(1)と、該ベースフィ
ルム(1)の一方の表面上に形成された超撥水性層
(2)と、該ベースフィルム(1)の他方の表面上に接
着剤層(3)を介して貼合された剥離フィルム(4)と
を有する積層体からなり、上記超撥水性層(2)が、そ
の外表面が微細凹凸構造(22)であって撥水剤(2
3)で処理されていることを特徴とする超撥水性貼着フ
ィルム(10)。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超撥水性貼着フィ
ルム、詳しくは、各種の建造物、構造物、船舶、航空
機、自動車、車輌、電線、道路交通標識、信号機などに
貼着することにより、着雪・着氷防止、防汚、防錆、海
洋生物付着防止、水流摩擦低減などの効果を奏する超撥
水性貼着フィルムに関するものである。
ルム、詳しくは、各種の建造物、構造物、船舶、航空
機、自動車、車輌、電線、道路交通標識、信号機などに
貼着することにより、着雪・着氷防止、防汚、防錆、海
洋生物付着防止、水流摩擦低減などの効果を奏する超撥
水性貼着フィルムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、積雪寒冷地における各種の建造物
などへの着雪・着氷による被害を防止するために、種々
の着雪・着氷防止塗料が提案されている。しかし、従来
の着雪・着氷防止塗料は、着雪・着氷防止能が十分とは
言い難く、且つ塗膜の表面が脆くなりやすく、耐久性及
び耐候性の点で問題を有するものが多い。また、従来の
着雪・着氷防止塗料は、特殊な塗料であるため、物体の
表面に均一且つ平滑な塗膜を形成するには高度な技術を
必要とし、また塗装作業性や塗膜性能が天候に影響され
るなどの問題もある。
などへの着雪・着氷による被害を防止するために、種々
の着雪・着氷防止塗料が提案されている。しかし、従来
の着雪・着氷防止塗料は、着雪・着氷防止能が十分とは
言い難く、且つ塗膜の表面が脆くなりやすく、耐久性及
び耐候性の点で問題を有するものが多い。また、従来の
着雪・着氷防止塗料は、特殊な塗料であるため、物体の
表面に均一且つ平滑な塗膜を形成するには高度な技術を
必要とし、また塗装作業性や塗膜性能が天候に影響され
るなどの問題もある。
【0003】また、このような施工現場における着雪・
着氷防止塗料の塗装工程を省くために、ベースフィルム
の一方の表面上に着雪・着氷防止塗料からなる塗膜を形
成し、ベースフィルム上の他方の表面上に接着剤を介し
て剥離フィルムを貼合した着雪・着氷防止用貼着フィル
ムが提案されている(特開平2−145673号公報及
び特開平10−138416号公報などを参照)。
着氷防止塗料の塗装工程を省くために、ベースフィルム
の一方の表面上に着雪・着氷防止塗料からなる塗膜を形
成し、ベースフィルム上の他方の表面上に接着剤を介し
て剥離フィルムを貼合した着雪・着氷防止用貼着フィル
ムが提案されている(特開平2−145673号公報及
び特開平10−138416号公報などを参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の着雪・着氷防止
用貼着フィルムは、施工現場における塗装工程が不要で
あり、また剥離フィルムを剥がして所望の箇所に貼着す
るだけでよいので、施工が極めて簡単且つ容易である。
しかし、上記の着雪・着氷防止用貼着フィルムも、着雪
・着氷防止能が十分とは言い難く、且つベースフィルム
上に形成された塗膜の耐久性及び耐候性も十分ではな
い。
用貼着フィルムは、施工現場における塗装工程が不要で
あり、また剥離フィルムを剥がして所望の箇所に貼着す
るだけでよいので、施工が極めて簡単且つ容易である。
しかし、上記の着雪・着氷防止用貼着フィルムも、着雪
・着氷防止能が十分とは言い難く、且つベースフィルム
上に形成された塗膜の耐久性及び耐候性も十分ではな
い。
【0005】従って、本発明の目的は、撥水性に優れ、
十分な着雪・着氷防止効果を有すると共に防汚効果、防
錆効果、海洋生物付着防止効果及び水流摩擦低減効果な
どを併有し、且つ耐久性及び耐候性に優れ、しかも塗装
工程が不要で、施工が極めて簡単且つ容易である超撥水
性貼着フィルムを提供することにある。
十分な着雪・着氷防止効果を有すると共に防汚効果、防
錆効果、海洋生物付着防止効果及び水流摩擦低減効果な
どを併有し、且つ耐久性及び耐候性に優れ、しかも塗装
工程が不要で、施工が極めて簡単且つ容易である超撥水
性貼着フィルムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を、
ベースフィルムと、該ベースフィルムの一方の表面上に
形成された超撥水性層と、該ベースフィルムの他方の表
面上に接着剤層を介して貼合された剥離フィルムとを有
する積層体からなり、上記超撥水性層が、その外表面が
微細凹凸構造であって撥水剤で処理されていることを特
徴とする超撥水性貼着フィルムを提供することにより達
成したものである。
ベースフィルムと、該ベースフィルムの一方の表面上に
形成された超撥水性層と、該ベースフィルムの他方の表
面上に接着剤層を介して貼合された剥離フィルムとを有
する積層体からなり、上記超撥水性層が、その外表面が
微細凹凸構造であって撥水剤で処理されていることを特
徴とする超撥水性貼着フィルムを提供することにより達
成したものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の超撥水性貼着フィ
ルムについて図面を参照しながら詳しく説明する。先
ず、本発明の超撥水性貼着フィルムを図1に示す実施形
態について説明する。図1は、本発明の超撥水性貼着フ
ィルムの一例を示す拡大断面図である。
ルムについて図面を参照しながら詳しく説明する。先
ず、本発明の超撥水性貼着フィルムを図1に示す実施形
態について説明する。図1は、本発明の超撥水性貼着フ
ィルムの一例を示す拡大断面図である。
【0008】図1に示す実施形態の超撥水性貼着フィル
ム10は、ベースフィルム1と、該ベースフィルム1の
一方の表面上に形成された超撥水性層2と、該ベースフ
ィルム1の他方の表面上に接着剤層3を介して貼合され
た剥離フィルム4とからなる積層体から構成されてい
る。
ム10は、ベースフィルム1と、該ベースフィルム1の
一方の表面上に形成された超撥水性層2と、該ベースフ
ィルム1の他方の表面上に接着剤層3を介して貼合され
た剥離フィルム4とからなる積層体から構成されてい
る。
【0009】そして、上記超撥水性層2は、上記ベース
フィルム1の表面上に形成されたバインダー樹脂からな
るフィルム層(バインダー樹脂層)21と、該バインダ
ー樹脂層21の表面上に植毛された多数のパイル22
と、該バインダー樹脂層21及び該パイル22の表面を
被覆する撥水剤膜23とから構成されている。
フィルム1の表面上に形成されたバインダー樹脂からな
るフィルム層(バインダー樹脂層)21と、該バインダ
ー樹脂層21の表面上に植毛された多数のパイル22
と、該バインダー樹脂層21及び該パイル22の表面を
被覆する撥水剤膜23とから構成されている。
【0010】上記パイル22は、高さが好ましくは30
〜500μm、より好ましくは50〜100μmで且つ
太さが好ましくは1〜30μm、より好ましくは5〜1
0μmである。また、上記パイル22の植毛量は、多い
ほど好ましく、材質にもよるが、通常、15〜50g/
m2 程度とすれば良い。尚、本実施形態では、上記パイ
ル22は、先端部を先細り状となしてあるが、先端部を
球状とすることも好ましい。また、本実施形態の超撥水
性貼着フィルム10は、ベースフィルム1の厚さが25
〜75μm、接着剤層3の厚さが20〜30μm、剥離
フィルム4の厚さが25〜50μm、バインダー樹脂層
21の厚さが5〜30μmであることが好ましい。
〜500μm、より好ましくは50〜100μmで且つ
太さが好ましくは1〜30μm、より好ましくは5〜1
0μmである。また、上記パイル22の植毛量は、多い
ほど好ましく、材質にもよるが、通常、15〜50g/
m2 程度とすれば良い。尚、本実施形態では、上記パイ
ル22は、先端部を先細り状となしてあるが、先端部を
球状とすることも好ましい。また、本実施形態の超撥水
性貼着フィルム10は、ベースフィルム1の厚さが25
〜75μm、接着剤層3の厚さが20〜30μm、剥離
フィルム4の厚さが25〜50μm、バインダー樹脂層
21の厚さが5〜30μmであることが好ましい。
【0011】而して、上記パイル22の素材としては、
ナイロン、アクリル、レーヨン、ビニロン、ポリエステ
ル、コットン、ガラスファイバーなどが用いられ、これ
らの中でもナイロン、アクリル、ガラスファイバーが好
ましい。また、該パイル22の植毛方法としては、静電
植毛、吹き付け、塗装などが挙げられる。
ナイロン、アクリル、レーヨン、ビニロン、ポリエステ
ル、コットン、ガラスファイバーなどが用いられ、これ
らの中でもナイロン、アクリル、ガラスファイバーが好
ましい。また、該パイル22の植毛方法としては、静電
植毛、吹き付け、塗装などが挙げられる。
【0012】また、上記撥水剤膜23を形成する撥水剤
としては、超撥水性貼着フィルムの外観・風合いを損な
わないものであれば従来の着雪・着氷防止塗料に用いら
れている撥水剤を用いることができるが、特にパーフル
オロアルキル基含有シランカップリング剤などのフッ素
系シランカップリング剤が好ましい。上記パーフルオロ
アルキル基含有シランカップリング剤としては、例え
ば、C 8 F17CH2 CH2 Si(OC2 H5)3 、C8 F
17CONH(CH2)n Si(OCH3)3 、C8 F17(C
H2)n NCOなどが挙げられる(但し、上式中、nは1
〜10が好ましい)。
としては、超撥水性貼着フィルムの外観・風合いを損な
わないものであれば従来の着雪・着氷防止塗料に用いら
れている撥水剤を用いることができるが、特にパーフル
オロアルキル基含有シランカップリング剤などのフッ素
系シランカップリング剤が好ましい。上記パーフルオロ
アルキル基含有シランカップリング剤としては、例え
ば、C 8 F17CH2 CH2 Si(OC2 H5)3 、C8 F
17CONH(CH2)n Si(OCH3)3 、C8 F17(C
H2)n NCOなどが挙げられる(但し、上式中、nは1
〜10が好ましい)。
【0013】上記撥水剤膜23の形成方法としては、上
記撥水剤を含有する処理液中に、上記パイル22が植毛
されたバインダー樹脂層21を浸漬する方法、上記撥水
剤をキャスティングあるいは吹付けする方法などが挙げ
られる。上記処理液としては、上記撥水剤の他に、イソ
プロピルアルコール、酢酸などを適宜配合することがで
き、該処理液の好ましい一処方例を挙げれば下記の通り
である。 (処理液の好ましい処方例) ・C8 F17CH2 CH2 Si(OC2 H5)3 12重量部 ・イソプロピルアルコール 88重量部 ・酢酸 0.72重量部
記撥水剤を含有する処理液中に、上記パイル22が植毛
されたバインダー樹脂層21を浸漬する方法、上記撥水
剤をキャスティングあるいは吹付けする方法などが挙げ
られる。上記処理液としては、上記撥水剤の他に、イソ
プロピルアルコール、酢酸などを適宜配合することがで
き、該処理液の好ましい一処方例を挙げれば下記の通り
である。 (処理液の好ましい処方例) ・C8 F17CH2 CH2 Si(OC2 H5)3 12重量部 ・イソプロピルアルコール 88重量部 ・酢酸 0.72重量部
【0014】また、上記パイル22を植毛する上記バイ
ンダー樹脂層21を形成するバインダー樹脂としては、
メタアクリル酸エステル系、アクリル酸エステル系、ウ
レタン系、アクリルシリカ系、エポキシ系、メラミン
系、ビニルエステル系およびその混合物又は共重合体な
どが挙げられ、これらの中でも(メタ)アクリル酸エス
テル系共重合体が好ましい。上記ベースフィルム1に塗
装される樹脂バインダーの形態としては、例えば、溶液
系、水分散系あるいはホットメルト樹脂などの固体系な
どが挙げられるが、いづれの場合でも架橋構造を形成す
る官能基などを有するものが好ましい。例えば、水分散
系ではカルボキシル基、メチロール基、グリシジル基な
どを有するもの、また溶液系では、これらの他に水酸基
を有するものなどが挙げられる。またこれらにイソシア
ネート、エポキシ、シリカ化合物、金属塩、金属キレー
トなどの架橋剤を併用することもより好ましい。
ンダー樹脂層21を形成するバインダー樹脂としては、
メタアクリル酸エステル系、アクリル酸エステル系、ウ
レタン系、アクリルシリカ系、エポキシ系、メラミン
系、ビニルエステル系およびその混合物又は共重合体な
どが挙げられ、これらの中でも(メタ)アクリル酸エス
テル系共重合体が好ましい。上記ベースフィルム1に塗
装される樹脂バインダーの形態としては、例えば、溶液
系、水分散系あるいはホットメルト樹脂などの固体系な
どが挙げられるが、いづれの場合でも架橋構造を形成す
る官能基などを有するものが好ましい。例えば、水分散
系ではカルボキシル基、メチロール基、グリシジル基な
どを有するもの、また溶液系では、これらの他に水酸基
を有するものなどが挙げられる。またこれらにイソシア
ネート、エポキシ、シリカ化合物、金属塩、金属キレー
トなどの架橋剤を併用することもより好ましい。
【0015】また、上記ベースフィルム1の素材として
は、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル樹
脂、ポリ塩化ビニル、ポリ(メタ)アクリル酸エステ
ル、ポリウレタン、ポリカーボネート、ポリプロピレン
などが用いられ、これらの中でもポリエチレンテレフタ
レートが好ましい。また、上記接着剤層3を形成する接
着剤としては、ゴム系粘着剤、シリコーン系粘着剤、
(メタ)アクリル酸エステル系粘着剤およびその混合
物、ホットメルト接着剤などが挙げられ、ピール強度が
200〜800g/cmのものが好ましい。また、上記
剥離フィルム4としては、剥離処理をしたポリエチレン
テレフタレートフィルム、二軸延伸ポリプロピレンフィ
ルム、ポリエチレンフィルム又は剥離処理したクレイコ
ート紙などが用いられる。
は、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル樹
脂、ポリ塩化ビニル、ポリ(メタ)アクリル酸エステ
ル、ポリウレタン、ポリカーボネート、ポリプロピレン
などが用いられ、これらの中でもポリエチレンテレフタ
レートが好ましい。また、上記接着剤層3を形成する接
着剤としては、ゴム系粘着剤、シリコーン系粘着剤、
(メタ)アクリル酸エステル系粘着剤およびその混合
物、ホットメルト接着剤などが挙げられ、ピール強度が
200〜800g/cmのものが好ましい。また、上記
剥離フィルム4としては、剥離処理をしたポリエチレン
テレフタレートフィルム、二軸延伸ポリプロピレンフィ
ルム、ポリエチレンフィルム又は剥離処理したクレイコ
ート紙などが用いられる。
【0016】次に、図2に示す実施形態の超撥水性貼着
フィルムについて説明する。図2は、本発明の超撥水性
貼着フィルムの他の例を示す拡大断面図(図1相当図)
である。
フィルムについて説明する。図2は、本発明の超撥水性
貼着フィルムの他の例を示す拡大断面図(図1相当図)
である。
【0017】図2に示す実施形態の超撥水性貼着フィル
ム10’は、超撥水性層の外表面の微細凹凸構造が、ビ
ーズの分散により形成されている以外は、図1に示す実
施形態の超撥水性貼着フィルム10と同様に構成されて
いる。
ム10’は、超撥水性層の外表面の微細凹凸構造が、ビ
ーズの分散により形成されている以外は、図1に示す実
施形態の超撥水性貼着フィルム10と同様に構成されて
いる。
【0018】本実施形態の超撥水性貼着フィルム10’
の超撥水性層2’は、図2に示すように、ベースフィル
ム1の表面上に形成されたバインダー樹脂層24と、該
バインダー樹脂層24に上部が突出し下部が埋没するよ
うに分散された多数のビーズ25と、該バインダー樹脂
層24及び該ビーズ25の表面を被覆する撥水剤膜26
とから構成されている。
の超撥水性層2’は、図2に示すように、ベースフィル
ム1の表面上に形成されたバインダー樹脂層24と、該
バインダー樹脂層24に上部が突出し下部が埋没するよ
うに分散された多数のビーズ25と、該バインダー樹脂
層24及び該ビーズ25の表面を被覆する撥水剤膜26
とから構成されている。
【0019】上記ビーズ25としては、ガラスビーズ、
シリカビーズ、アクリルビーズ、アルミナビーズ、フッ
素樹脂系ビーズなどが用いられ、その平均粒径が0.0
5〜30μm、特に0.1〜10μmのものが好まし
い。また、上記ビーズ25の分散密度は、1×105 〜
4×1010個/cm2 、特に1×106 〜1×1010個
/cm2 が好ましい。また、上記バインダー樹脂層24
の厚さは、1〜30μmが好ましい。
シリカビーズ、アクリルビーズ、アルミナビーズ、フッ
素樹脂系ビーズなどが用いられ、その平均粒径が0.0
5〜30μm、特に0.1〜10μmのものが好まし
い。また、上記ビーズ25の分散密度は、1×105 〜
4×1010個/cm2 、特に1×106 〜1×1010個
/cm2 が好ましい。また、上記バインダー樹脂層24
の厚さは、1〜30μmが好ましい。
【0020】上記超撥水性層2’のビーズ分散型の微細
凹凸構造の形成方法としては、ビーズとバインダー樹脂
との混合物を塗布する方法、バインダー樹脂を塗布後、
該バインダー樹脂にビーズを静電気又は吹き付けなどに
よって後付けする方法などが挙げられる。
凹凸構造の形成方法としては、ビーズとバインダー樹脂
との混合物を塗布する方法、バインダー樹脂を塗布後、
該バインダー樹脂にビーズを静電気又は吹き付けなどに
よって後付けする方法などが挙げられる。
【0021】また、上記撥水剤膜26の形成方法として
は、図1に示す前記実施形態の場合と同様な方法が採用
できる他、グラビアコーティングなどが挙げられる。ま
た、本実施形態の超撥水性貼着フィルム10’のバイン
ダー樹脂層24を形成するバインダー樹脂、撥水剤膜2
6を形成する撥水剤、ベースフィルム1の素材、接着剤
層3を形成する接着剤、及び剥離フィルム4としては、
図1に示す前記実施形態の場合と同様のものが用いられ
る。
は、図1に示す前記実施形態の場合と同様な方法が採用
できる他、グラビアコーティングなどが挙げられる。ま
た、本実施形態の超撥水性貼着フィルム10’のバイン
ダー樹脂層24を形成するバインダー樹脂、撥水剤膜2
6を形成する撥水剤、ベースフィルム1の素材、接着剤
層3を形成する接着剤、及び剥離フィルム4としては、
図1に示す前記実施形態の場合と同様のものが用いられ
る。
【0022】本発明の超撥水性貼着フィルムは、図1に
示す実施形態のパイル型の超撥水性貼着フィルムや図2
に示す実施形態のビーズ分散型の超撥水性貼着フィルム
に制限されるものではなく、要は、ベースフィルムと、
該ベースフィルムの一方の表面上に形成された超撥水性
層と、該ベースフィルムの他方の表面上に接着剤層を介
して貼合された剥離フィルムとを有する積層体からな
り、上記超撥水性層が、その外表面が微細凹凸構造であ
って撥水剤で処理されていれば良い。例えば、上記超撥
水性層の外表面の微細凹凸構造は、金型を用いてベース
フィルムの表面をプリズム状に成形することにより形成
されたものでも良い。また、上記超撥水性層の外表面の
微細凹凸構造は、その材質、形状及び形成方法などに拘
わらず、一般に、単位面積1cm2 当たり1×105 〜
4×1010個、特に1×106 〜1×1010個の凸部を
有し且つ該凸部の高さが0.05〜500μm、特に
0.1〜100μmであることが好ましい。また、上記
超撥水性層は、その外表面と水との接触角が140°以
上、特に150°以上の撥水性を有していることが好ま
しい。
示す実施形態のパイル型の超撥水性貼着フィルムや図2
に示す実施形態のビーズ分散型の超撥水性貼着フィルム
に制限されるものではなく、要は、ベースフィルムと、
該ベースフィルムの一方の表面上に形成された超撥水性
層と、該ベースフィルムの他方の表面上に接着剤層を介
して貼合された剥離フィルムとを有する積層体からな
り、上記超撥水性層が、その外表面が微細凹凸構造であ
って撥水剤で処理されていれば良い。例えば、上記超撥
水性層の外表面の微細凹凸構造は、金型を用いてベース
フィルムの表面をプリズム状に成形することにより形成
されたものでも良い。また、上記超撥水性層の外表面の
微細凹凸構造は、その材質、形状及び形成方法などに拘
わらず、一般に、単位面積1cm2 当たり1×105 〜
4×1010個、特に1×106 〜1×1010個の凸部を
有し且つ該凸部の高さが0.05〜500μm、特に
0.1〜100μmであることが好ましい。また、上記
超撥水性層は、その外表面と水との接触角が140°以
上、特に150°以上の撥水性を有していることが好ま
しい。
【0023】本発明の超撥水性貼着フィルムは、住宅、
ビル、鉄塔、橋などの建造物や構造物、船舶、航空機、
自動車、車輌、電線、道路交通標識、信号機などに、着
雪・着氷防止、防汚、防錆、海洋生物付着防止、水流摩
擦低減などを目的として好適に使用され、中でも、図2
に示す実施形態のビーズ分散型の超撥水性貼着フィルム
は、透明性に優れているため、特に、道路交通標識、信
号機などの表示部分に用いて好適である。
ビル、鉄塔、橋などの建造物や構造物、船舶、航空機、
自動車、車輌、電線、道路交通標識、信号機などに、着
雪・着氷防止、防汚、防錆、海洋生物付着防止、水流摩
擦低減などを目的として好適に使用され、中でも、図2
に示す実施形態のビーズ分散型の超撥水性貼着フィルム
は、透明性に優れているため、特に、道路交通標識、信
号機などの表示部分に用いて好適である。
【0024】本発明の超撥水性貼着フィルムを使用する
に際しては、本発明の超撥水性貼着フィルムを貼着箇所
の形状に合わせてカットした後、剥離フィルムを剥がし
て、接着剤層を介して貼着すれば良い。電線などに使用
する場合には、本発明の超撥水性貼着フィルムをテープ
状にカットした後、剥離フィルムを剥がして、接着剤層
を内側にして巻回して貼着すれば良い。
に際しては、本発明の超撥水性貼着フィルムを貼着箇所
の形状に合わせてカットした後、剥離フィルムを剥がし
て、接着剤層を介して貼着すれば良い。電線などに使用
する場合には、本発明の超撥水性貼着フィルムをテープ
状にカットした後、剥離フィルムを剥がして、接着剤層
を内側にして巻回して貼着すれば良い。
【0025】
【実施例】以下に実施例及び比較例を挙げて本発明を更
に詳しく説明するが、本発明は以下の実施例に制限され
るものではない。
に詳しく説明するが、本発明は以下の実施例に制限され
るものではない。
【0026】〔実施例1〕メチルメタクリレート/エチ
ルアクリレート/2−ヒドロキシエチルメタクリレート
=21/65/14(重量比)からなるアクリル樹脂
(固形分43%のメチルイソブチルケトンとトルエンと
の混合溶液)100重量部、イソシアネート架橋剤(N
CO含有率16.5%のヘキサメチレンジイソシアネー
トの75%濃度液)12重量部、及びメチルイソブチル
ケトン32.4重量部を混合し、バインダー樹脂を調製
した。上記バインダー樹脂を厚さ75μmのポリエチレ
ンテレフタレートベースフィルムにバーコーターにより
厚み4μmにコーティングした。これを90℃で5分間
乾燥、キュアさせた後、上記バインダー樹脂層に1dN
のガラスファイバー(平均長さ80μm)を電極間距離
5cm電圧30kVで5s静電付着(付着量28g/m
2 )させた。この後、さらに145℃でキュアリングを
行い、ガラスファイバーを定着させた。次に、得られた
シートを、C8 F17CH2 CH2 Si(OC2 H5)3 1
2重量部、イソプロピルアルコール88重量部及び酢酸
0.72重量部からなる処理液に1時間浸漬させた。そ
の後シートを引き上げ、洗浄を行った後24時間養生
し、本発明の超撥水性貼着フィルムを得た。このように
して作製した超撥水性貼着フィルムについて撥水性(θ
H2 O)及び撥油性(θn−HD)を測定したところ、
静的接触角がθH2 O>150°、θn−HD=130
°と非常に高い撥水、撥油性を示した。
ルアクリレート/2−ヒドロキシエチルメタクリレート
=21/65/14(重量比)からなるアクリル樹脂
(固形分43%のメチルイソブチルケトンとトルエンと
の混合溶液)100重量部、イソシアネート架橋剤(N
CO含有率16.5%のヘキサメチレンジイソシアネー
トの75%濃度液)12重量部、及びメチルイソブチル
ケトン32.4重量部を混合し、バインダー樹脂を調製
した。上記バインダー樹脂を厚さ75μmのポリエチレ
ンテレフタレートベースフィルムにバーコーターにより
厚み4μmにコーティングした。これを90℃で5分間
乾燥、キュアさせた後、上記バインダー樹脂層に1dN
のガラスファイバー(平均長さ80μm)を電極間距離
5cm電圧30kVで5s静電付着(付着量28g/m
2 )させた。この後、さらに145℃でキュアリングを
行い、ガラスファイバーを定着させた。次に、得られた
シートを、C8 F17CH2 CH2 Si(OC2 H5)3 1
2重量部、イソプロピルアルコール88重量部及び酢酸
0.72重量部からなる処理液に1時間浸漬させた。そ
の後シートを引き上げ、洗浄を行った後24時間養生
し、本発明の超撥水性貼着フィルムを得た。このように
して作製した超撥水性貼着フィルムについて撥水性(θ
H2 O)及び撥油性(θn−HD)を測定したところ、
静的接触角がθH2 O>150°、θn−HD=130
°と非常に高い撥水、撥油性を示した。
【0027】〔実施例2〕実施例1で調製したものと同
じバインダー樹脂を厚さ75μmのポリエチレンテレフ
タレートベースフィルムにバーコーターにより厚み3μ
mにコーティングした。これを120℃で5分乾燥、キ
ュアさせた後、上記バインダー樹脂層にスプレーガンを
用いて平均粒径1μmのシリカビーズを吹き付けて、付
着(付着量1.1g/m2 )させた。この後、さらに1
45℃でキュアリングを行い、シリカビーズを定着させ
た。次に、得られたシートを、実施例1で使用したもの
と同じ処理液に1時間浸漬させた。その後シートを引き
上げ、洗浄を行った後24時間養生し、本発明の超撥水
性貼着フィルムを得た。このようにして作製した超撥水
性貼着フィルムは、静的接触角がθH2 O>150°と
超撥水性を示した。
じバインダー樹脂を厚さ75μmのポリエチレンテレフ
タレートベースフィルムにバーコーターにより厚み3μ
mにコーティングした。これを120℃で5分乾燥、キ
ュアさせた後、上記バインダー樹脂層にスプレーガンを
用いて平均粒径1μmのシリカビーズを吹き付けて、付
着(付着量1.1g/m2 )させた。この後、さらに1
45℃でキュアリングを行い、シリカビーズを定着させ
た。次に、得られたシートを、実施例1で使用したもの
と同じ処理液に1時間浸漬させた。その後シートを引き
上げ、洗浄を行った後24時間養生し、本発明の超撥水
性貼着フィルムを得た。このようにして作製した超撥水
性貼着フィルムは、静的接触角がθH2 O>150°と
超撥水性を示した。
【0028】〔実施例3〕実施例1で調製したものと同
じバインダー樹脂50重量部に、シリカ微粒子をアルコ
ール中に単分散させたもの(触媒化成工業製:OSCA
L No. 1232)50重量部を混合し、シリカ微粒子
分散液を調製した。上記シリカ微粒子分散液を厚さ75
μmのポリエチレンテレフタレートベースフィルムにロ
ールアプリケーターにより厚み5μmにコーティングし
た。これを90℃で5分間及び145℃で3.5分間乾
燥、キュアリングし、本発明の超撥水性貼着フィルムを
得た。このようにして作製した超撥水性貼着フィルム
は、静的接触角がθH2 O>150°と超撥水性を示し
た。また、全光線透過率85%、曇り価(HAZE)1
0%以下の透明性を示した。
じバインダー樹脂50重量部に、シリカ微粒子をアルコ
ール中に単分散させたもの(触媒化成工業製:OSCA
L No. 1232)50重量部を混合し、シリカ微粒子
分散液を調製した。上記シリカ微粒子分散液を厚さ75
μmのポリエチレンテレフタレートベースフィルムにロ
ールアプリケーターにより厚み5μmにコーティングし
た。これを90℃で5分間及び145℃で3.5分間乾
燥、キュアリングし、本発明の超撥水性貼着フィルムを
得た。このようにして作製した超撥水性貼着フィルム
は、静的接触角がθH2 O>150°と超撥水性を示し
た。また、全光線透過率85%、曇り価(HAZE)1
0%以下の透明性を示した。
【0029】
【発明の効果】本発明の超撥水性貼着フィルムは、撥水
性に優れ、十分な着雪・着氷防止効果を有すると共に防
汚効果、防錆効果、海洋生物付着防止効果及び水流摩擦
低減効果などを併有し、且つ耐久性及び耐候性に優れ、
しかも塗装工程が不要で、施工が極めて簡単且つ容易で
ある。
性に優れ、十分な着雪・着氷防止効果を有すると共に防
汚効果、防錆効果、海洋生物付着防止効果及び水流摩擦
低減効果などを併有し、且つ耐久性及び耐候性に優れ、
しかも塗装工程が不要で、施工が極めて簡単且つ容易で
ある。
【図1】図1は、本発明の超撥水性貼着フィルムの一例
を示す拡大断面図である。
を示す拡大断面図である。
【図2】図2は、本発明の超撥水性貼着フィルムの他の
例を示す拡大断面図である。
例を示す拡大断面図である。
10,10’ 超撥水性貼着フィルム 1 ベースフィルム 2,2’ 超撥水性層 3 接着剤層 4 剥離フィルム 21,24 バインダー樹脂層 22 パイル 23,26 撥水剤膜 25 ビーズ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F100 AG00 AH05 AH05B AK25 AK25G AK42 AL01 AL01G AR00B AR00C AT00A BA03 BA07 BA10A BA10C CC00B DD07B DE04B DG01 DG08B EJ67B GB90 JB06B JL14C YY00B
Claims (8)
- 【請求項1】 ベースフィルムと、該ベースフィルムの
一方の表面上に形成された超撥水性層と、該ベースフィ
ルムの他方の表面上に接着剤層を介して貼合された剥離
フィルムとを有する積層体からなり、上記超撥水性層
が、その外表面が微細凹凸構造であって撥水剤で処理さ
れていることを特徴とする超撥水性貼着フィルム。 - 【請求項2】 上記超撥水性層の外表面の微細凹凸構造
が、単位面積1cm 2 当たり1×105 〜4×1010個
の凸部を有し且つ該凸部の高さが0.05〜500μm
である、請求項1記載の超撥水性貼着フィルム。 - 【請求項3】 上記超撥水性層の外表面の微細凹凸構造
が、パイルの植毛により形成されている、請求項1記載
の超撥水性貼着フィルム。 - 【請求項4】 上記パイルが、その高さが30〜500
μmで且つその太さが1〜30μmのものである、請求
項3記載の超撥水性貼着フィルム。 - 【請求項5】 上記超撥水性層の外表面の微細凹凸構造
が、ビーズの分散により形成されている、請求項1記載
の超撥水性貼着フィルム。 - 【請求項6】 上記ビーズが、その平均粒径が0.05
〜30μmのものである、請求項5記載の超撥水性貼着
フィルム。 - 【請求項7】 上記撥水剤が、フッ素系シランカップリ
ング剤である、請求項1記載の超撥水性貼着フィルム。 - 【請求項8】 上記超撥水性層が、その外表面と水との
接触角が140°以上の撥水性を有するものである、請
求項1〜7の何れかに記載の超撥水性貼着フィルム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10345314A JP2000167955A (ja) | 1998-12-04 | 1998-12-04 | 超撥水性貼着フィルム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10345314A JP2000167955A (ja) | 1998-12-04 | 1998-12-04 | 超撥水性貼着フィルム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000167955A true JP2000167955A (ja) | 2000-06-20 |
Family
ID=18375766
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10345314A Pending JP2000167955A (ja) | 1998-12-04 | 1998-12-04 | 超撥水性貼着フィルム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000167955A (ja) |
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-
1998
- 1998-12-04 JP JP10345314A patent/JP2000167955A/ja active Pending
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