JP2000166503A - 酒粕の調味料の製造方法 - Google Patents
酒粕の調味料の製造方法Info
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- JP2000166503A JP2000166503A JP37775498A JP37775498A JP2000166503A JP 2000166503 A JP2000166503 A JP 2000166503A JP 37775498 A JP37775498 A JP 37775498A JP 37775498 A JP37775498 A JP 37775498A JP 2000166503 A JP2000166503 A JP 2000166503A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lees
- sake
- seasoning
- fermented
- sake lees
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- Alcoholic Beverages (AREA)
- Distillation Of Fermentation Liquor, Processing Of Alcohols, Vinegar And Beer (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、清酒を製造するときに副産物とし
てできる酒粕を、発酵工程や真空凍結乾燥工程を経て、
粉末状にし調味料や粉末甘酒や加工食品の用途に供する
酒粕の調味料の製造方法に関する。 【構成】酒粕を数カ月間発酵させ、これを乾燥し粉末状
し発酵菌を生きたままの状態で調味料にしたり他の食品
と混合して使うことを特徴とする。
てできる酒粕を、発酵工程や真空凍結乾燥工程を経て、
粉末状にし調味料や粉末甘酒や加工食品の用途に供する
酒粕の調味料の製造方法に関する。 【構成】酒粕を数カ月間発酵させ、これを乾燥し粉末状
し発酵菌を生きたままの状態で調味料にしたり他の食品
と混合して使うことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、酒粕を利用して造る
酒粕の調味料の製造方法に関するものである。
酒粕の調味料の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、酒粕の利用は漬物や魚の餌などに
利用されていたが、多くは産業廃棄物として捨てられて
いる。
利用されていたが、多くは産業廃棄物として捨てられて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】酒粕は、清酒を製造す
るときに副産物として一時期に大量に生産されるが利用
法が少なく漬物や食品の一部にしか利用されないため、
産業廃棄物として捨てられている。本発明は、以上の欠
点を解決し、漬物以外の食品にも幅広く利用するもので
ある。
るときに副産物として一時期に大量に生産されるが利用
法が少なく漬物や食品の一部にしか利用されないため、
産業廃棄物として捨てられている。本発明は、以上の欠
点を解決し、漬物以外の食品にも幅広く利用するもので
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】清酒を絞った後の酒粕を
数カ月間酵母菌を増殖させながら熟成発酵させた後に真
空凍結乾燥室で酵母菌を安定させながら乾燥し、固形物
の酒粕とし、これを粉砕し粉末状にし、調味料などの加
工食品にする。以上の製造方法からなる酒粕の調味料の
製造方法である。
数カ月間酵母菌を増殖させながら熟成発酵させた後に真
空凍結乾燥室で酵母菌を安定させながら乾燥し、固形物
の酒粕とし、これを粉砕し粉末状にし、調味料などの加
工食品にする。以上の製造方法からなる酒粕の調味料の
製造方法である。
【0005】
【作用】酒粕を真空凍結乾燥で粉末状にすることにより
発酵菌が安定し、乳酸菌や酵母菌や栄養分が安定した食
品として幅広く利用できる。
発酵菌が安定し、乳酸菌や酵母菌や栄養分が安定した食
品として幅広く利用できる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。 第一工程 絞りたての酒粕を容器に入れ約5カ月間常温
で熟成発酵する。 第二工程 熟成発酵した粘度状の酒粕を区分けされた少
量容器に入れる。 第三工程 区分された酒粕の少量容器を真空凍結乾燥室
に入れ温度を−30℃まで下げ、約5時間凍結する。 第四工程 緩慢に温度を上昇させ約8時間で+45℃ま
で上げ水分を95%以上蒸発乾燥させる。 第五工程 固形物となった酒粕を粉砕機で粉末状にす
る。 第六工程 第五工程から経たものに砂糖や他の調味料を
加え新しい調味料や加工食品としてに使用する。
で熟成発酵する。 第二工程 熟成発酵した粘度状の酒粕を区分けされた少
量容器に入れる。 第三工程 区分された酒粕の少量容器を真空凍結乾燥室
に入れ温度を−30℃まで下げ、約5時間凍結する。 第四工程 緩慢に温度を上昇させ約8時間で+45℃ま
で上げ水分を95%以上蒸発乾燥させる。 第五工程 固形物となった酒粕を粉砕機で粉末状にす
る。 第六工程 第五工程から経たものに砂糖や他の調味料を
加え新しい調味料や加工食品としてに使用する。
【0007】
【発明の効果】絞りたての酒粕は熟成発酵まで進んでい
ないため酒粕の美味み成分まで造られていない、しかし
数カ月間熟成発酵することにより調味料として他の加工
食品としても利用できる、また真空凍結乾燥方法で製造
するため酒粕に変色もなく酵母菌などが死滅することが
ないため食パンから乾燥甘酒粉まで幅広く利用できる調
味料である。
ないため酒粕の美味み成分まで造られていない、しかし
数カ月間熟成発酵することにより調味料として他の加工
食品としても利用できる、また真空凍結乾燥方法で製造
するため酒粕に変色もなく酵母菌などが死滅することが
ないため食パンから乾燥甘酒粉まで幅広く利用できる調
味料である。
Claims (1)
- 【請求項1】清酒の絞り粕を数カ月間、酵母菌を増殖さ
せながら熟成発酵させる、この粘性状の酒粕を、真空凍
結乾燥室で水分含有量を5%以下まで乾燥し固形物とす
る、これを粉末状に粉砕し調味料等の食品に加工して使
うことを特徴とする、酒粕の調味料の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37775498A JP2000166503A (ja) | 1998-12-09 | 1998-12-09 | 酒粕の調味料の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37775498A JP2000166503A (ja) | 1998-12-09 | 1998-12-09 | 酒粕の調味料の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000166503A true JP2000166503A (ja) | 2000-06-20 |
Family
ID=18509133
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP37775498A Pending JP2000166503A (ja) | 1998-12-09 | 1998-12-09 | 酒粕の調味料の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000166503A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013106598A (ja) * | 2011-11-24 | 2013-06-06 | Amekaze Co Ltd | 調味料の製造方法及び調味料 |
JP2023056866A (ja) * | 2021-10-08 | 2023-04-20 | 純一郎 徳永 | 酒もろみの凍結乾燥品の製造方法及び酒もろみの凍結乾燥品 |
WO2024005151A1 (ja) * | 2022-06-30 | 2024-01-04 | ハナマルキ株式会社 | 麹利用食品の製造方法および麹利用食品 |
-
1998
- 1998-12-09 JP JP37775498A patent/JP2000166503A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013106598A (ja) * | 2011-11-24 | 2013-06-06 | Amekaze Co Ltd | 調味料の製造方法及び調味料 |
JP2023056866A (ja) * | 2021-10-08 | 2023-04-20 | 純一郎 徳永 | 酒もろみの凍結乾燥品の製造方法及び酒もろみの凍結乾燥品 |
JP7273920B2 (ja) | 2021-10-08 | 2023-05-15 | 純一郎 徳永 | 酒もろみの凍結乾燥品の製造方法及び酒もろみの凍結乾燥品 |
WO2024005151A1 (ja) * | 2022-06-30 | 2024-01-04 | ハナマルキ株式会社 | 麹利用食品の製造方法および麹利用食品 |
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