JP2000159135A - パワーステアリング装置 - Google Patents
パワーステアリング装置Info
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Abstract
車両条件に応じてハンドルの中立位置を変化させること
によりドライバの操舵負担を軽減できるようにする。 【解決手段】 ドライバのハンドル操舵時の操舵トルク
の大きさに応じて補助操舵トルクを出力することにより
ドライバのハンドル操舵をアシストするとともに、走行
中の道路条件及び/又は車両条件を走行条件検出手段3
により検出し、走行条件検出手段3の出力に基づき目標
中立位置演算手段106によりハンドルの目標中立位置
を演算して、演算された目標中立位置に応じて補正手段
112により補助操舵トルクの補正を行なう。
Description
ドライバの操舵操作を油圧アクチュエータの油圧力又は
モータの回転力によりアシストする、パワーステアリン
グ装置に関する。
ハンドルの操作時に、ドライバが付与する操舵トルクと
は別の補助操舵トルクを付与し、ドライバの操舵トルク
をアシストして操舵操作時のドライバの負担を軽減する
パワーステアリング装置が知られている。
アクチュエータや電動モータが一般に用いられている
が、共に、補助操舵トルクの大きさをドライバが入力す
る操舵トルクや車速に応じて制御するようになってい
る。具体的には、ドライバの操舵トルクが小さい時、ま
た、車速が小さい時には、大きな補助操舵トルクを付与
してドライバの操舵負担を軽減し、逆に、ドライバの操
舵トルクが大きい時や車速が大きい時には、補助操舵ト
ルクによるアシストを低減して、しっかりした手応えの
ある操舵感が得られるような制御が行なわれている。
補助操舵トルクによる操舵アシストを、機械的構造によ
り決まった中立位置を基準に行なっていた。
一定の操舵角に保持しようとする場合、その操舵位置が
ハンドルの中立位置からずれる程、ドライバに加わる反
力、即ち、ハンドルを中立位置に戻そうとする力は大き
くなる。このため、一定の傾斜角を有するカント路が長
く続くような道路を走行する場合や、タイヤが片減りし
ているような場合等では、ドライバは常時ハンドルに当
て舵をして一定の操舵位置に保持する必要があるため、
その操舵位置と中立位置とのずれが大きい程ドライバの
負担は大きかった。
案があり、例えば、特開平7−291134号公報に開
示された技術では、錘をハンドルに取り付け、ハンドル
全体の重心点をその回転中心から所定量だけ偏心させる
ことにより、重心点の偏心により発生する回転モーメン
トにより路面カントによる回転トルクを相殺するように
している。しかしながら、この技術では、ハンドル自体
の重量が大きくなってしまい、頻繁な操舵操作を行なう
場合にはハンドルに生じる慣性力が大きくなりドライバ
の負担が大きい。
く、パワーステアリング装置が付与する補助操舵トルク
を制御することによって、一定の操舵角度でハンドルを
保持する際のドライバの操舵負担を軽減できるようにし
たい。本発明は、このような課題に鑑み創案されたもの
で、道路条件や車両条件に応じてハンドルの中立位置を
変化させることによりドライバの操舵負担を軽減できる
ようにした、パワーステアリング装置を提供することを
目的とする。
に、請求項1記載の本発明のパワーステアリング装置で
は、ドライバのハンドル操舵時の操舵トルクの大きさに
応じて補助操舵トルクを出力することによりドライバの
ハンドル操舵をアシストするとともに、走行中の道路条
件及び/又は車両条件を走行条件検出手段により検出
し、走行条件検出手段の出力に基づき目標中立位置演算
手段によりハンドルの目標中立位置を演算して、演算さ
れた目標中立位置に応じて補正手段により補助操舵トル
クの補正を行なう。
アリング装置では、走行条件検出手段としてハンドルの
操舵角を検出する操舵角検出手段をそなえ、目標中立位
置演算手段は、操舵角検出手段で検出された過去所定時
間内の操舵角情報の中から所要の操舵角情報を選定し、
選定した操舵角情報の平均値に基づき目標中立位置を演
算する。
り、ハンドルの中立位置は道路条件及び/又は車両条件
に応じた位置に変更され、ドライバの操舵負担が軽減さ
れる。
施の形態を説明する。図1〜図3は本発明の一実施形態
としてのパワーステアリング装置を示すものであるが、
本パワーステアリング装置は、従来のパワーステアリン
グ装置と同様に、ドライバのハンドル操舵時の操舵トル
クと自車両の車速とに応じて補助操舵トルクの大きさを
制御しながらも、カント路等の道路条件やタイヤの片減
り等の車両条件に応じてハンドル中立位置を変化させド
ライバの操舵負担の軽減を図ったものである。
回転トルクによってドライバの操舵操作をアシストする
電動パワーステアリング装置として本発明のパワーステ
アリング装置を構成した場合について説明する。このた
め、図1に示すように、本パワーステアリング装置で
は、ドライバがハンドルを操舵操作する際の操舵トルク
Td を検出する操舵トルクセンサ1と、自車両の車速V
を検出する車速センサ2とがそなえられるとともに、車
両条件、即ち、ドライバの操舵操作時のハンドル角(操
舵角)θを検出する走行条件検出手段としての操舵角セ
ンサ(操舵角検出手段)3と、車体に作用する横加速度
を検出する横加速度センサ4と、ウインカの作動を検出
するためのウインカスイッチ(ウインカSW)5とがそ
なえられている。
報に基づいてパワーステアリング機構10を制御する制
御手段100がそなえられており、制御手段100は、
直流モータ11へ供給する電流値を制御することによ
り、センサ1〜3の検出情報に基づき設定した補助操舵
トルクをパワーステアリング機構10から発生させるよ
うになっている。
1に示すように、直流モータ11と、直流モータ11の
出力軸に連結されたウォーム軸12a及びウォーム軸1
2aと噛み合って駆動されるウォームホイール軸12b
からなる減速機12と、ウォームホイール軸12bと、
ラック軸14の歯部14aに噛み合うピニオン軸13と
をそなえている。このような構成により、パワーステア
リング機構10では、直流モータ11で発生する回転ト
ルクを減速機12において増幅させ、補助操舵トルクと
してピニオン軸13を介してラック軸14に伝達するこ
とにより、ドライバの操舵操作をアシストするようにな
っている。なお、ドライバがハンドルを操舵することで
生じる操舵トルクは、図示しないステアリングシャフト
を介してラック軸14に伝達されるようになっている。
能について詳述すると、制御手段100には、ローパス
フィルタ105,目標中立位置演算手段106,モータ
電流値算出駆動手段110がそなえられている。そし
て、この制御手段100には、上述の各センサ類1〜5
の検出情報が入力されるようになっており、目標中立位
置演算手段106,モータ電流値算出駆動手段110で
は、これらの検出情報、即ち、操舵トルクTd ,車速
V,操舵角θ,横加速度G,ウインカのオン/オフに基
づき処理を行なうようになっている。
ついて説明すると、モータ電流値算出駆動手段110
は、直流モータ11に供給すべき電流値を算出し、算出
した電流を直流モータ11に供給して駆動する機能を有
しており、モータ電流値算出手段111,モータ電流値
補正手段(補正手段)112,モータ駆動手段113か
ら構成されている。
タ11に供給すべき電流値を算出する手段である。直流
モータ11では、供給された電流値の大きさに比例した
回転トルクTr が発生し、ラック軸14には、この回転
トルクTr が増幅されて補助操舵トルクTとして付与さ
れるようになる。このため、モータ電流値算出手段10
7では、まず、ラック軸14に付与すべき基本補助操舵
トルクT0 を設定し、その基本補助操舵トルクT0 の大
きさに応じた電流値を算出するようになっている。
は、従来の電動パワーステアリング装置と同様に、操舵
トルクTd と車速Vとに応じたマップにより設定される
ようになっている〔即ち、T0 =map(V)+map
(Td )〕。つまり、操舵トルクTd が小さい時、ま
た、車速Vが小さい時には、大きなアシストによりドラ
イバの操舵負担を軽減し、操舵トルクTd が大きくなる
に連れ、また、車速Vが大きくなるに連れ、アシストを
低減してしっかりした手応えのある操舵感が得られるよ
うな基本補助操舵トルクT0 の設定となっているのであ
る。
ータ電流値算出手段111で算出された電流値に走行路
の条件に応じた補正電流を加算し、この補正電流による
保舵補助トルクΔTによって補助操舵トルクT(T=T
0 +ΔT)を適宜制御する手段である。具体的には、モ
ータ電流値補正手段112は、目標中立位置演算手段1
06で演算されたハンドルの目標中立操舵角(目標中立
位置)θobj に基づき補正トルクΔTを算出し、保舵補
助トルクΔTに応じた補正電流を設定するようになって
いる。
立操舵角θobj を、操舵角センサ3から周期的に入力さ
れる操舵角θの過去所定時間の平均値に基づき演算する
ようになっている。ただし、操舵角センサ3と目標中立
位置演算手段106との間には、ローパスフィルタ10
5が設けられているため、速い操舵角変化の領域の情報
は排除され、緩やかな操舵領域の操舵角情報のみが抽出
されて目標中立位置演算手段106に入力されるように
なっている。
横加速度センサ4からは横加速度Gの測定値が入力さ
れ、ウインカSW5からはウインカの作動を示すウイン
カ信号が入力されるようになっており、目標中立位置演
算手段106では、横加速度Gが所定値(例えば、0.
2G)以上のときや、ウインカ信号が入力されていると
きに測定された操舵角θは、演算の対象から排除するよ
うになっている。これは、横加速度Gが所定値以上の場
合や、ウインカ信号が入力される場合は、例えば、ドラ
イバの故意による急旋回や右左折,レーンチェンジ等
の、定常的でない範囲の旋回の可能性が高いため、この
ような範囲のデータを排除したものである。
角センサ3からローパスフィルタ105を介して操舵角
θの測定値が所定の周期で入力され、過去所定時間t0
内にθ(1) からθ(n) までのn点の操舵角測定値が得ら
れた場合、目標中立位置演算手段106は、横加速度が
0.2Gを越えている間のθ(i) からθ(j) まで、及
び、ウインカ信号が入力されている間のθ(k) からθ
(l) までを排除して、残りの〔n−(j−i+1)−
(l−k+1)〕点の操舵角θの平均値から目標中立操
舵角θobj を算出するようになっている。
θlimit 及び下限値−θlimit (例えば、θlimit =5
deg)が設けられており、過去所定時間における操舵
角θの平均値がこれらの上限値θlimit 又は下限値−θ
limit を越える場合には、目標中立操舵角θobj は上限
値θlimit 又は下限値−θlimit に設定されるようにな
っている。
うにして目標中立位置演算手段106で演算される目標
中立操舵角θobj に基づき、例えば、図3に示すように
して保舵補助トルクΔTを設定するようになっている。
図3において、直線Aは、カント等のない平坦路におけ
るハンドル操舵角θとその操舵角θを維持するためにド
ライバが加えるべき保舵トルクTa との関係を示したも
のである。この場合は、操舵角θが0となるハンドル位
置、即ち、車両が直進するときのハンドル位置が中立位
置となり、操舵角θが中立位置(θ=0)からずれるに
従い大きな保舵トルクTa が必要となる。つまり、直線
Aの傾きをKとすると、保舵トルクTa はTa =K×θ
で表される。したがって、カント路を走行している場合
のように一定のハンドル操舵角θを保持するような場合
には、ドライバは、常に一定の保舵トルクTa (Ta =
K×θ)を加え続けなければならず負担が大きい。
は、目標中立操舵角θobj が入力されると、この目標中
立操舵角θobj における保舵トルクTa が0となるよう
に、即ち、、操舵角θが目標中立操舵角θobj となる位
置が中立位置となるように、ドライバが加える保舵トル
クTa をアシストするように保舵補助トルクΔTを設定
するようになっている。
Ta との関係を示す直線Bは、直線AをX軸方向にθ
obj だけ平行移動したものとなり、設定された保舵補助
トルクΔTの値は直線BのY切片に対応している。つま
り、保舵補助トルクΔTはΔT=−K×θobj で示され
る値に設定されるようになっており、これにより、一定
の操舵角θを維持するためにドライバが加えるべき保舵
トルクTa は、Ta =K×(θ−θobj )となる。な
お、直線C,Dはそれぞれ、目標中立操舵角θobjが上
限値θlimit ,下限値−θlimit に設定された場合のハ
ンドル操舵角θと保舵トルクTa との関係を示してお
り、それぞれのY切片が保舵補助トルクΔTの最大値及
び最小値に対応している。
うにして設定された保舵補助トルクΔTに応じた補正電
流を算出し、モータ電流値算出手段111で算出された
電流値に加算するようになっている。こうして、モータ
電流値算出手段111で算出され、モータ電流値補正手
段112で適宜の補正が施された電流値は、モータ駆動
手段113に入力されるようになっている。モータ駆動
手段113は、入力された電流値に応じた電流を直流モ
ータ11に供給するようになっており、直流モータ11
が出力する回転トルクが減速機12で増幅されて、補助
操舵トルクT(T=T0 +ΔT)としてラック軸14に
入力されるようになっている。
リング装置は上述のごとく構成されているので、例え
ば、図4に示すようなフローで、走行路の条件に応じた
ハンドル操舵角の中立位置の制御が行なわれる。まず、
本パワーステアリング装置では、操舵トルクセンサ1,
車速センサ2,操舵角センサ3,横加速度センサ4によ
り、操舵トルクTd ,車速V,操舵角θ,横加速度Gを
検出し、また、ウインカSW5によりウインカの作動を
検出する(ステップS100)。
は、測定した操舵トルクTd と車速Vとに基づき基本補
助操舵トルクT0 を設定する。即ち、操舵トルクTd が
小さい時、また、車速Vが小さい時には大きなアシスト
が得られ、操舵トルクTd が大きくなるに連れ、また、
車速Vが大きくなるに連れアシスト量が減少するように
基本補助操舵トルクT0 〔T0 =map(V)+map
(Td )〕を設定する。そして、この基本補助操舵トル
クT0 に対応した回転トルクを発生させるべく直流モー
タ11に供給すべき電流値を算出する(ステップS11
0)。
まず、操舵角センサ3からローパスフィルタ105を介
して所定の周期で入力される操舵角θの測定値から、横
加速度が所定値(例えば、0.2G)を越えているとき
の測定値と、ウインカ信号が入力されている間の測定値
とを排除し、残りの操舵角θの測定値を中立操舵角の演
算のための情報として抽出する(ステップS120)。
所定時間における平均値を算出し、目標中立操舵角θ
obj とする。ただし、目標中立操舵角θobj には、上限
値θli mit 及び下限値−θlimit (例えば、θlimit =
5deg)が設けられており、過去所定時間における操
舵角θの平均値がこれらの上限値θlimit 又は下限値−
θlimit を越える場合には、目標中立操舵角θobj は上
限値θlimit 又は下限値−θlimit に設定される(ステ
ップS130)。
が算出され、また、目標中立操舵角θobj が算出される
と、モータ電流値補正手段112では、目標中立操舵角
θob j に応じて保舵補助トルクΔTを設定し、保舵補助
トルクΔTに応じた補正電流を基本補助操舵トルクT0
に対応した電流値に加算する。これにより、パワーステ
アリング装置10からラック軸14へは、基本補助操舵
トルクT0 〔T0 =map(V)+map(Td )〕に
保舵補助トルクΔT(ΔT=−K×θobj )が加算され
た値の補助操舵トルクT(T=T0 +ΔT)が出力さ
れ、ドライバは車速Vや操舵トルクTd に応じた操舵ア
シストが受けられるとともに、ハンドルの中立位置が走
行路や車両の条件に応じて変化するので、保舵時の負担
も軽減される(ステップS140)。
よれば、過去の所定時間における操舵角θの平均値に基
づき目標中立操舵角θobj を演算し、操舵角θがこの目
標中立操舵角θobj にあるときの保舵トルクTa が0と
なるように、保舵補助トルクΔTを設定するようになっ
ているので、カント路が長く続くような道路条件や、タ
イヤが片減りしたような車両条件における、ドライバの
操舵負担が軽減されるという利点がある。
っては、ローパスフィルタ105によって緩やかな操舵
領域の操舵角情報のみを抽出し、さらに、横加速度Gが
所定値以上の場合やウインカが作動しているときの操舵
角情報を排除するようになっているので、ふらつき運転
やレーンチェンジ等の道路条件や車両条件とは関係ない
操舵成分を除去することができ、正確な目標中立操舵角
θobj の演算を可能にすることができる。
構成としては従来の電動パワーステアリング装置の構成
をそのまま利用することができるため、低コストで上述
の効果が得られるとともに、フェイルセーフについても
従来の電動パワーステアリング装置と同様の処理によっ
て行なうことができる利点もある。なお、本発明は上述
した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨
を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができ
る。例えば、上述の実施形態では、ハンドルの操舵角θ
の履歴から、操舵角の平均値という、間接的に路面の傾
斜角や車体の傾斜角をあらわすパラメータを演算し、そ
れに応じて保舵補助トルクΔTを設定するようになって
いるが、走行条件検出手段として傾斜計をそなえ、この
傾斜計により直接路面の傾斜角や車体の傾斜角を計測
し、計測した傾斜角に応じて保舵補助トルクΔTを設定
するようにしてもよい。また、路面の傾斜角情報につい
ては、ナビゲーション情報やビーコン等の路車間通信に
よって入手するようにしてもよい。
ワーステアリング装置を電動パワーステアリング装置に
適用した場合について説明したが、油圧式パワーステア
リング装置へ適用することも可能である。この場合は、
例えば、油圧機構と並列に電動モータをそなえ、その電
動モータの回転トルクを操舵角に応じて制御するように
すればよい。
発明のパワーステアリング装置によれば、走行中の道路
条件及び/又は車両条件に応じて演算された目標中立位
置に応じて補助操舵トルクの補正が行なわれるようにな
っているので、ハンドルの中立位置が道路条件及び/又
は車両条件に応じた位置に変更され、ドライバの保舵時
の負担が軽減されるという利点がある。
アリング装置によれば、過去所定時間内の操舵角情報の
中から所要の操舵角情報を選定し、選定した操舵角情報
の平均値に基づき演算された目標中立位置に応じて補助
操舵トルクの補正が行なわれるようになっているので、
一定の傾斜角のカント路が長く続くような走行条件や、
タイヤが片減りしたような車両条件における、ドライバ
の操舵負担が軽減されるという利点がある。
グ装置の構成を示す機能ブロック図である。
グ装置にかかる目標中立操舵角θobj の算出について説
明するための図である。
グ装置にかかる目標中立操舵角θobj に応じた保舵補助
トルクΔTの設定例を示す図である。
グ装置の処理の流れを示すフローチャートである。
出手段) 4 横加速度センサ 5 ウインカSW 10 パワーステアリング機構 11 直流モータ 12 減速機 13 ピニオン軸 14 ラック軸 100 制御手段 105 ローパスフィルタ 106 目標中立位置演算手段 110 モータ電流値算出駆動手段 111 モータ電流値算出手段 112 モータ電流値補正手段(補正手段) 113 モータ駆動手段
Claims (2)
- 【請求項1】 ドライバのハンドル操舵時の操舵トルク
の大きさに応じて補助操舵トルクを出力し、該補助操舵
トルクによってドライバのハンドル操舵をアシストする
パワーステアリング装置において、 走行中の道路条件及び/又は車両条件を検出する走行条
件検出手段と、 該走行条件検出手段の出力に基づき該ハンドルの目標中
立位置を演算する目標中立位置演算手段と、 該目標中立位置演算手段で演算された該目標中立位置に
応じて該補助操舵トルクを補正する補正手段とをそなえ
たことを特徴とする、パワーステアリング装置。 - 【請求項2】 該走行条件検出手段が、該ハンドルの操
舵角を検出する操舵角検出手段からなり、 該目標中立位置演算手段は、該操舵角検出手段で検出さ
れた過去所定時間内の操舵角情報の中から選定される所
要の操舵角情報の平均値に基づき目標中立位置を演算す
ることを特徴とする、請求項1記載のパワーステアリン
グ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33429698A JP3614005B2 (ja) | 1998-11-25 | 1998-11-25 | パワーステアリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33429698A JP3614005B2 (ja) | 1998-11-25 | 1998-11-25 | パワーステアリング装置 |
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---|---|
JP2000159135A true JP2000159135A (ja) | 2000-06-13 |
JP3614005B2 JP3614005B2 (ja) | 2005-01-26 |
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ID=18275765
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33429698A Expired - Fee Related JP3614005B2 (ja) | 1998-11-25 | 1998-11-25 | パワーステアリング装置 |
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