JP2000159061A - 車両用遠隔制御装置 - Google Patents

車両用遠隔制御装置

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JP2000159061A JP33461198A JP33461198A JP2000159061A JP 2000159061 A JP2000159061 A JP 2000159061A JP 33461198 A JP33461198 A JP 33461198A JP 33461198 A JP33461198 A JP 33461198A JP 2000159061 A JP2000159061 A JP 2000159061A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、アイドリング状態で自動的にドア
ロックがなされることを防止してアイドリング放置を防
止する車両用遠隔制御装置を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 送信要求信号を送信する複数の送信要求
手段11〜16と、送信要求信号に応答した返送信号を
受信する受信手段22,24と、受信手段での返送信号
の受信または非受信に応じてエンジンの作動状態を制御
する作動制御手段20,48と、送信要求信号に応答し
て返送信号を送信する携帯機とを有する車両用遠隔制御
装置において、作動制御手段20,48によるエンジン
駆動時にドアロック44の施錠を禁止する施錠禁止手段
を有する。このため、アイドリング状態で自動的にドア
ロックがなされることが防止され、アイドリング放置を
防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用遠隔制御装置
に関し、携帯機との通信によるコード照合を行って照合
結果に基づいて車両の使用許可または不許可の制御を行
う車両用遠隔制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、携帯機との通信によるコード
照合を行って照合結果に基づいて車両の使用許可または
不許可の制御を行う車両用遠隔制御装置がある。例えば
特開平7−150835号公報には、車両のドアや運転
席等の複数箇所に設けられたアンテナのいずれか一つか
ら高周波電磁界を発生して送信要求を行い、運転免許証
等の携帯機でこの高周波電磁界を受波して電力に変換
し、この電力を用いて携帯機から所定コードのデータ信
号を返送し、車両側の上記高周波電磁界を発生したアン
テナでこのデータ信号を受信して、そのコードが予め格
納されている所定コードと一致すると、受信したアンテ
ナつまり送信要求を行ったアンテナに応じて車両のドア
ロックの解錠やエンジン始動許可等の制御を行うことが
記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の車両用遠隔制御
装置では、電子キーとしての携帯機をキーシリンダに差
し込むことなく運転者が携帯しているだけでエンジン始
動を行うことができるため、エンジン始動後アイドリン
グ状態で運転者が携帯機を持って車両から離れることが
でき、この場合、携帯機が車両から離れるためにドアロ
ックがなされてしまう。このようにアイドリング状態で
自動的にドアロックがなされ長時間車両を離れると、燃
費が悪化するだけでなく、環境上好ましくないという問
題が生じる。
【0004】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、アイドリング状態で自動的にドアロックがなされる
ことを防止してアイドリング放置を防止する車両用遠隔
制御装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、送信要求信号を送信する複数の送信要求手段と、前
記送信要求信号に応答した返送信号を受信する受信手段
と、前記受信手段での返送信号の受信または非受信に応
じてエンジンの作動状態を制御する作動制御手段と、前
記送信要求信号に応答して返送信号を送信する携帯機と
を有する車両用遠隔制御装置において、前記作動制御手
段によるエンジン駆動時にドアロックの施錠を禁止する
施錠禁止手段を有する。
【0006】このように、作動制御手段によるエンジン
駆動時にドアロックの施錠を禁止するため、アイドリン
グ状態で自動的にドアロックがなされることが防止さ
れ、アイドリング放置を防止することができる。請求項
2に記載の発明は、請求項1記載の車両用遠隔制御装置
において、前記運転者の操作でエンジン駆動状態の確認
設定を行う確認設定手段と、前記確認設定手段でエンジ
ン駆動状態の確認設定が行われたとき、前記施錠禁止手
段を無効とする施錠禁止無効手段とを有する。
【0007】このように、運転者の操作でエンジン駆動
状態の確認設定が行われたとき、ドアロックの施錠が禁
止されないため、運転者の意志が確認された場合に限り
アイドリング放置を行うことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は本発明装置の車載機の一実
施例のブロック図を示す。同図中、車載機10は、第1
送信アンテナ11及び第2送信アンテナ12の2つのア
ンテナを有している。第1送信アンテナ11は、車両
(4輪車)の例えばドアの取っ手に設けられている。一
方、第2送信アンテナ12は、車室内のインスツルメン
トパネル付近に設けられている。第1送信アンテナ11
は第1送信部14に接続され、第2送信アンテナ12は
第2送信部16に接続されている。この第1送信部14
及び第2送信部16はECU(電子制御装置)20に接
続されている。
【0009】ECU20は第1送信部14,第2送信部
16それぞれに第1,第2リクエストコードを供給し、
この第1,第2リクエストコードが変調された周波数例
えば134kHzのリクエスト信号が第1送信アンテナ
11,第2送信アンテナ12から携帯機60に対して送
信される。なお、実際の回路としては第1送信部14,
第2送信部16を1回路にまとめても良い。また、車両
には受信アンテナ22が設けられており、この受信アン
テナ22で受信された携帯機60よりの周波数例えば3
00MHzの信号は受信回路24で復調されて、ECU
20に供給される。
【0010】ECU20にはメモリ26が接続されてお
り、このメモリ26にはドアロックの第1コード、エン
ジン始動の第2コード、トランスポンダIDコード等の
互いに異なる複数のコードが格納されている。メモリ2
6はEEPROM等の不揮発性メモリであり、電源が遮
断されてもその記憶内容は保持される。操作検出部28
はユーザによる各種スイッチ操作を検出するものであ
り、例えばイグニッションスイッチの操作を検出し、そ
の操作検出信号をECU20に供給する。ドアロック検
出部30は全てのドアのドアロックがされているかどう
かを検出し、その検出信号をECU20に供給する。装
着検出スイッチ32は携帯機がインスツルメントパネル
の装着部への装着時にオンとなり、装着を検出してその
検出信号をECU20に供給する。
【0011】また、ECU20には、ステアリングロッ
ク部40、イモビライザ部42、ドアロック部44、イ
モビアンプ46が接続されている。ステアリングロック
部40はステアリングの操作を機械的に禁止する機構で
ある。イモビライザ部42はエンジン50への燃料供給
及びイグニッション動作を禁止する機構である。ドアロ
ック部44は全てのドアのロック/アンロックを行う機
構である。
【0012】イモビアンプ46はイマージェンシーキー
のトランスポンダ回路への高周波による給電を行うと共
にトランスポンダ回路から送信されたIDコードをEC
U20に供給する。また、警報部47はブザー音や光の
点滅等で警報を出力する。また、ECU20はエンジン
制御部48が接続されており、エンジン制御部48はセ
ルモータを利用してエンジン50の始動を制御すると共
に、エンジン50の駆動停止も制御できる。
【0013】図2は本発明装置の携帯機の一実施例のブ
ロック図を示す。同図中、携帯機60は、送信アンテナ
62と受信アンテナ64を有している。これらのアンテ
ナ62,64は送受信回路66に接続され、送受信回路
66はECU68に接続されている。この受信アンテナ
64で受信された車載機10よりの周波数例えば134
kHzのリクエスト信号は送受信回路66で復調されて
ECU68に供給される。
【0014】また、ECU68はメモリ70から読み出
した第1,第2コードを送受信回路66に供給し、この
第1,第2コードが送受信回路66で変調されて、周波
数例えば300MHzの信号として送信アンテナ62か
ら車載機10に対して送信される。また、携帯機60
は、これらとは別にトランスポンダ回路72が設けられ
ている。トランスポンダ回路72は共振回路及びレジス
タを内蔵しており、イモビアンプ46からイモビコイル
を経て送信された高周波を共振回路で受信すると、この
高周波のエネルギーを電力として共振回路に蓄積し、レ
ジスタから読み出した固有のトランスポンダIDコード
を送信する。なお、このトランスポンダIDコードはイ
モビコイルからイモビアンプ46を経てECU20に供
給される。
【0015】なお、携帯機60は通常のワイヤレスシス
テム用のドアロックボタン、ドアアンロックボタンを持
つものであっても良い。この場合、ECU68は、ドア
ロックボタン、ドアアンロックボタンの操作に応じてメ
モリ70から読み出したドアロックコード、ドアアンロ
ックコードを送受信回路66に供給し、このドアロック
コード、ドアアンロックコードが送受信回路66で変調
されて、周波数例えば300MHzの信号で送信アンテ
ナ62から車載機10に対して送信される。
【0016】図3に第1,第2送信アンテナと携帯機6
0との通信を模式的に示す。同図中、車載機10の第
1,第2送信アンテナ11,12からは、周波数134
kHzの第1,第2リクエスト信号が送信され、携帯機
60はこの第1,第2リクエスト信号を受信すると、受
信したリクエスト信号に応じて第1,第2コードを変調
した周波数300MHzの信号を返送する。車載機10
の受信アンテナ22で受信された周波数300MHzの
信号は受信回路24で復調されてECU20に供給さ
れ、ECU20は上記第1,第2コードを受信する。
【0017】ここで、本発明装置においては、車室内の
インスツルメントパネルにイグニッションスイッチが設
けられており、車両の使用時には携帯機60を上記イグ
ニッションスイッチの操作ノブまたはイグニッションス
イッチの近傍に設けた装着部に、携帯機60を装着する
ように規定しておく。この装着部内に装着検出スイッチ
32及びイモビアンプ46が配設されている。なお、イ
グニッションスイッチは、操作ノブを回転させてエンジ
ン停止位置(OFF)、アクセサリー位置(ACC)、
エンジン駆動位置(ON)、エンジン始動位置(STA
RT)それぞれ合わせることにより、エンジン及び車両
の電源の状態選択を行う。
【0018】図4は本発明装置のECU20が実行する
アイドリング放置防止処理の一実施例のフローチャート
を示す。ECU20は定期的(例えば200msec
毎)に、この処理を実行する。同図中、ステップS10
でイグニッションスイッチがエンジン停止位置(OF
F)であるか否かを判別する。イグニッションスイッチ
がエンジン停止位置(OFF)でなければ、つまり、ア
クセサリー位置(ACC)、エンジン駆動位置(O
N)、エンジン始動位置(START)であればステッ
プS12に進み、イグニッションスイッチがエンジン停
止位置(OFF)であればステップS22に進む。
【0019】ステップS12では、エンジン回転数NE
が所定値N1(例えば550rpm)未満かどうかによ
り、エンジンが回転しているか否かを判別する。エンジ
ン回転数が所定値以上でエンジンが回転している場合は
ステップS14に進み、エンジン回転数が所定値未満で
エンジンが停止している場合はステップS22に進む。
ステップS14ではドアロック検出部30でドアロック
が検出されたか否かを判別しており、ドアロックが検出
されるまでこのステップS14を繰り返し、ドアロック
が検出された時点でステップS16に進む。
【0020】このドアロックは、携帯機60のドアロッ
クボタンの操作によるものであっても良く、また、予備
のメカニカルキーを車両のドアハンドルに設けられてい
るキーシリンダに挿入して行ったものであっても良い。
また、ドアロック検出の前にドアの開閉を検出するステ
ップを追加すれば、乗員が降車してドアロックしたこと
を確実に判断することができる。
【0021】ステップS16では、イグニッションスイ
ッチの操作ノブまたはイグニッションスイッチの近傍に
設けた装着部に、携帯機60が装着されているのが検出
されたか否かを判別する。ここで、携帯機60の装着が
検出されない場合にはステップS18でドアロック部4
4を駆動してドアアンロックを行い、警報部47を駆動
してブザー音や光の点滅等でアイドリング放置の警報を
行って、この処理サイクルを終了する。
【0022】一方、ステップS16で携帯機60の装着
が検出された場合にはステップS18に進んで、トラン
スポンダによる携帯機60の照合を行い、照合結果がO
Kか否かを判別する。ここでは、ECU20はイモビア
ンプ46に所定時間だけ高周波を出力させる。この高周
波はイモビアンプ46からイモビコイル90に供給さ
れ、イモビコイル90から送信される。携帯機60のト
ランスポンダ回路72はこの高周波を内蔵の共振回路で
受信して高周波のエネルギーを電力として蓄積し、固有
のトランスポンダIDコードを所定周波数の信号で送信
する。
【0023】ECU20はイモビアンプ46の高周波出
力を停止させ、イモビコイル90で受信されたトランス
ポンダIDコードがイモビアンプ46で増幅及び復調さ
れて供給されるのを読み取り、このトランスポンダID
コードがメモリ26に格納されているIDコードと一致
すると、照合結果はOKとする。ステップS18で照合
結果がOKでなければステップS20に進んでドアアン
ロックを行い、アイドリング放置の警報を行って、この
処理サイクルを終了する。また、照合結果がOKであれ
ばステップS22に進む。
【0024】ステップS22では、ECU20はスマー
トエントリ、スマートイグニッション、ワイヤレスドア
アンロックそれぞれの待ち受けモードとなり、この処理
サイクルを終了する。このように、エンジン駆動時にド
アロック検出が行われても、ステップS20に進んでド
アアンロックが行われ、ドアロックの施錠を禁止される
ため、アイドリング状態で自動的にドアロックがなされ
ることが防止され、アイドリング放置を防止することが
できる。
【0025】なお、上記実施例では、携帯機60のドア
ロックボタンの操作があった場合、一旦ドアロックを行
ってそのドアロックが検出された後にドアアンロックを
行っているが、ステップS14の時点で携帯機60のド
アロックボタンの操作があっても、これを受け付けない
ように構成しても良い。また、エンジン駆動状態で運転
者が携帯機60をイグニッションスイッチの操作ノブま
たはイグニッションスイッチの近傍に設けた装着部に装
着する運転者の操作で確認設定が行われたときにドアロ
ックされたということは、予備の携帯機か予備のメカニ
カルキーを使用してドアロックがなされたということで
ある。従来においても、通常のメカニカルキーを使用し
てドアロックやエンジンスタート行う通常車両では、ア
イドリング状態でドアロックして放置したい場合には、
キーをキーシリンダに差し込んだ状態で、予備のメカニ
カルキーによりドアロックを行っており、予備の携帯機
か予備のメカニカルキーを使用してドアロックを行い、
アイドリング放置したいという運転者の意志が確認され
る。このような場合はステップS18からステップS2
2に進んでドアロックの施錠が禁止されないため、アイ
ドリング放置を行うことができる。
【0026】なお、図4に示す処理は図5に示すよう
に、先にステップS16,S18を実行し、その後ステ
ップS14を実行し、次にステップS10,S12を実
行するように実行の順序を入れ替えても良い。ステップ
S22でスマートエントリ、スマートイグニッション、
ワイヤレスドアアンロックそれぞれの待ち受けモードと
なった後のスマートエントリ及びスマートイグニッショ
ンの処理について説明する。図6は本発明装置のECU
20が実行するエンジン始動処理の一実施例のフローチ
ャートを示す。ECU20は全てのドアがロックされた
状態で、定期的(例えば200msec毎)に、この処
理を実行する。同図中、ステップS110でECU20
は送信部14で第1のリクエストコードを変調した周波
数134kHzのリクエスト信号を第1アンテナ11か
ら送信させる。この後、ステップS112で携帯機60
からの返送信号が受信回路24で受信されたか否かを判
別し、受信された場合にはステップS114で受信回路
24から供給される復調されたコードをメモリ26に格
納されている第1コードと照合する。携帯機60からの
返送信号が受信されてない場合、または、復調されたコ
ードが第1コードと一致しない場合にはステップS11
0に進み、携帯機60からの返送信号が受信され、か
つ、復調されたコードが第1コードと一致した場合には
ステップS116に進む。
【0027】ここで、ユーザが正規の携帯機60を携行
して車両に近付いた場合には、携帯機60の受信アンテ
ナ64で、第1のリクエストコードを変調した周波数1
34kHzのリクエスト信号が受信されるため、携帯機
60は、第1のリクエストコードに応じて第1コードを
変調した周波数300MHzの信号を送信アンテナ62
から返送し、ステップS114で復調されたコードが第
1コードと一致してステップS116に進む。ECU2
0は、ユーザが正規の携帯機60を携行して車両に近付
いたため、ステップS116でドアロック部44を制御
して全てのドアをアンロックする。
【0028】次に、ECU20は、ステップS118
で、車室内のインスツルメントパネル付近に設けられて
いる第2送信アンテナ12から第2のリクエストコード
を変調した周波数134kHzのリクエスト信号を送信
させる。この後、ステップS120で、携帯機60から
の返送信号が受信回路24で受信されたか否かを判別
し、受信された場合には、ステップS122で受信回路
24から供給される復調されたコードをメモリ26に格
納されている第2コードと照合する。携帯機60からの
返送信号が受信されてない場合、または、復調されたコ
ードが第2コードと一致しない場合にはステップS11
8に進み、携帯機60からの返送信号が受信され、か
つ、復調されたコードが第2コードと一致した場合には
ステップS124に進む。
【0029】ユーザが正規の携帯機60を携行して乗車
した場合には、ECU20は、ステップS124でステ
アリングロック部40を制御してステアリングのロック
を解除すると共に、イモビライザ部42を制御してエン
ジン50への燃料供給の禁止を解除すると共に、イグニ
ッション動作の禁止を解除する。これにより、ユーザが
イグニッションスイッチを所定位置まで回転させると、
エンジン制御部48によりエンジン50が始動される。
【0030】なお、第1,第2送信アンテナ11,1
2,第1,第2送信部14,16が送信要求手段に対応
し、受信アンテナ22,受信部24が受信手段に対応
し、ECU20,エンジン制御部48が作動制御手段に
対応し、ステップS10〜S14,S18が施錠禁止手
段に対応し、装着検出スイッチ32、ステップS16が
確認設定手段に対応し、ステップS22が施錠禁止無効
手段に対応する。
【0031】
【発明の効果】上述の如く、請求項1に記載の発明は、
作動制御手段によるエンジン駆動時にドアロックの施錠
を禁止する施錠禁止手段を有する。このように、作動制
御手段によるエンジン駆動時にドアロックの施錠を禁止
するため、アイドリング状態で自動的にドアロックがな
されることが防止され、アイドリング放置を防止するこ
とができる。
【0032】請求項2に記載の発明は、運転者の操作で
エンジン駆動状態の確認設定を行う確認設定手段と、前
記確認設定手段でエンジン駆動状態の確認設定が行われ
たとき、前記施錠禁止手段を無効とする施錠禁止無効手
段とを有する。このように、運転者の操作でエンジン駆
動状態の確認設定が行われたとき、ドアロックの施錠が
禁止されないため、運転者の意志が確認された場合に限
りアイドリング放置を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の車載機の一実施例のブロック図で
ある。
【図2】本発明装置の携帯機の一実施例のブロック図で
ある。
【図3】第1,第3送信アンテナと携帯機60との通信
を模式的に示す図である。
【図4】本発明装置のECU20が実行するアイドリン
グ放置防止処理の一実施例のフローチャートである。
【図5】本発明装置のECU20が実行するアイドリン
グ放置防止処理の変形例のフローチャートである。
【図6】本発明装置のECU20が実行するエンジン始
動処理の一実施例のフローチャートである。
【符号の説明】
10 車載機 11 第1送信アンテナ 12 第2送信アンテナ 14 第1送信部 16 第2送信部 20,68 ECU(電子制御装置) 22 受信アンテナ 24 受信回路 26,70 メモリ 28 操作検出部 30 ドアロック検出部 32 装着検出スイッチ 40 ステアリングロック部 42 イモビライザ部 44 ドアロック部 46 イモビアンプ 48 エンジン制御部 50 エンジン 60 携帯機 62 送信アンテナ 64 受信アンテナ 66 送受信回路 72 トランスポンダ回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信要求信号を送信する複数の送信要求
    手段と、 前記送信要求信号に応答した返送信号を受信する受信手
    段と、 前記受信手段での返送信号の受信または非受信に応じて
    エンジンの作動状態を制御する作動制御手段と、 前記送信要求信号に応答して返送信号を送信する携帯機
    とを有する車両用遠隔制御装置において、 前記作動制御手段によるエンジン駆動時にドアロックの
    施錠を禁止する施錠禁止手段を有することを特徴とする
    車両用遠隔制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の車両用遠隔制御装置にお
    いて、 前記運転者の操作でエンジン駆動状態の確認設定を行う
    確認設定手段と、 前記確認設定手段でエンジン駆動状態の確認設定が行わ
    れたとき、前記施錠禁止手段を無効とする施錠禁止無効
    手段とを有することを特徴とする車両用遠隔制御装置。
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