JP2000158930A - 車両用空調空気供給方法及び装置 - Google Patents
車両用空調空気供給方法及び装置Info
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- JP2000158930A JP2000158930A JP10375696A JP37569698A JP2000158930A JP 2000158930 A JP2000158930 A JP 2000158930A JP 10375696 A JP10375696 A JP 10375696A JP 37569698 A JP37569698 A JP 37569698A JP 2000158930 A JP2000158930 A JP 2000158930A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 温度ムラを少なくして空調管理が簡単で、ま
た埃等の散乱を抑えて衛生的な車両用空調空気供給方法
及び装置を提供する。 【解決手段】 空調機３から温度調整されて吹き出され
て来る空気を、布で袋状に形成されている延長ダクト７
内で一度受け、この延長ダクト７の通気により荷室２内
に供給するようにした。
た埃等の散乱を抑えて衛生的な車両用空調空気供給方法
及び装置を提供する。 【解決手段】 空調機３から温度調整されて吹き出され
て来る空気を、布で袋状に形成されている延長ダクト７
内で一度受け、この延長ダクト７の通気により荷室２内
に供給するようにした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用空調空気供
給方法及び装置に関する。さらに詳述すれば、冷蔵車や
冷凍車等において、その庫内（荷室内）の温度分布を平
均化するのに適した車両用空調空気供給方法及び装置に
関する。
給方法及び装置に関する。さらに詳述すれば、冷蔵車や
冷凍車等において、その庫内（荷室内）の温度分布を平
均化するのに適した車両用空調空気供給方法及び装置に
関する。
【０００２】
【従来の技術】図７は従来におけるトラックの荷台に搭
載される冷凍庫空調システムの一例を模式的に示す図で
ある。図６において、冷凍庫１は、空調機３で調整され
た空気を荷物が積み込まれる庫内、すなわち荷室２内に
吹き出すためのダクト４が、吹出口を荷室２内の後面側
に向けて、その荷室２内の前側上部に設置されている。
載される冷凍庫空調システムの一例を模式的に示す図で
ある。図６において、冷凍庫１は、空調機３で調整され
た空気を荷物が積み込まれる庫内、すなわち荷室２内に
吹き出すためのダクト４が、吹出口を荷室２内の後面側
に向けて、その荷室２内の前側上部に設置されている。
【０００３】この構造では、空調機３からダクト４に送
り出された空気は、図中に矢印５で示すように吹出口か
ら真っ直ぐ後方に向かって吹き出され、後面に当たって
下方へと下がり、さらに荷室２の底面を這って前面に向
かい、前面から上方へと向かって空調機３に戻る。ま
た、そのときの風速は秒速３ｍ〜１０ｍとなっている。
り出された空気は、図中に矢印５で示すように吹出口か
ら真っ直ぐ後方に向かって吹き出され、後面に当たって
下方へと下がり、さらに荷室２の底面を這って前面に向
かい、前面から上方へと向かって空調機３に戻る。ま
た、そのときの風速は秒速３ｍ〜１０ｍとなっている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の空調空気供給方法では、次のような問題点があ
った。 ・荷室２内に荷物が積まれた場合、陰となる部位は冷気
が通らずに冷えにくい。このため、荷室２内の温度ムラ
が大きく、空調管理が難しい。 ・風速が大きいため、埃等の散乱も大きく、不衛生であ
った。
た従来の空調空気供給方法では、次のような問題点があ
った。 ・荷室２内に荷物が積まれた場合、陰となる部位は冷気
が通らずに冷えにくい。このため、荷室２内の温度ムラ
が大きく、空調管理が難しい。 ・風速が大きいため、埃等の散乱も大きく、不衛生であ
った。
【０００５】本発明は、上記した問題に鑑みなされたも
ので、温度ムラを少なくして空調管理が簡単で、また埃
等の散乱を抑えて衛生的な車両用空調空気供給方法及び
装置を提供することを目的とする。
ので、温度ムラを少なくして空調管理が簡単で、また埃
等の散乱を抑えて衛生的な車両用空調空気供給方法及び
装置を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、空調機から温度調整されて吹き出されて
来る空気を、布で袋状に形成されている延長ダクト内で
一度受け、この延長ダクトの通気により荷室内に供給す
るようにした。
成するために、空調機から温度調整されて吹き出されて
来る空気を、布で袋状に形成されている延長ダクト内で
一度受け、この延長ダクトの通気により荷室内に供給す
るようにした。
【０００７】
【発明の実施の形態】本発明の請求項１に記載の発明
は、空調機で調整された空気の吹き出しを荷室内に向か
って案内している空調側ダクトの吹出口に通気性を有す
る布で袋状に形成されている延長ダクトを取り付け、前
記空調側ダクトから前記延長ダクト内に前記空気を吹き
込み、この吹き込まれた空気を延長ダクトの通気により
前記荷室内に供給するようにしたことを特徴とする車両
用空調空気供給方法であり、延長ダクトに入った冷気は
布の繊維の隙間より全体に無風状態に近い風で荷室内に
吹き出される。この無風の冷気は自然に降下する状態と
なるので、荷室内全体（荷物の陰となっている部分も）
をムラなく均一に冷やすことができるという作用を有す
る。
は、空調機で調整された空気の吹き出しを荷室内に向か
って案内している空調側ダクトの吹出口に通気性を有す
る布で袋状に形成されている延長ダクトを取り付け、前
記空調側ダクトから前記延長ダクト内に前記空気を吹き
込み、この吹き込まれた空気を延長ダクトの通気により
前記荷室内に供給するようにしたことを特徴とする車両
用空調空気供給方法であり、延長ダクトに入った冷気は
布の繊維の隙間より全体に無風状態に近い風で荷室内に
吹き出される。この無風の冷気は自然に降下する状態と
なるので、荷室内全体（荷物の陰となっている部分も）
をムラなく均一に冷やすことができるという作用を有す
る。
【０００８】本発明の請求項２に記載の発明は、空調機
で調整された空気の吹き出しを荷室内に向かって案内し
ている空調側ダクトと、通気性を有する布で一端側が閉
じられ他端側に空気取入口を設けて袋状に形成されてい
るとともに、前記空気取入口が前記空調側ダクトの吹出
口に連結されて、前記荷室内の天井近くに沿って前後方
向に延びて配設されている延長ダクトとを備え、前記空
調側ダクトから前記延長ダクト内に吹き込まれた空気を
前記延長ダクトの通気により前記荷室内に供給するよう
にしたことを特徴とする車両用空調空気供給装置であ
り、延長ダクトに入った冷気は布の繊維の隙間より全体
に無風状態に近い風で荷室内に吹き出される。この無風
の冷気は自然に降下する状態となるので、荷室内全体
（荷物の陰となっている部分も）をムラなく均一に冷や
すことができるという作用を有する。
で調整された空気の吹き出しを荷室内に向かって案内し
ている空調側ダクトと、通気性を有する布で一端側が閉
じられ他端側に空気取入口を設けて袋状に形成されてい
るとともに、前記空気取入口が前記空調側ダクトの吹出
口に連結されて、前記荷室内の天井近くに沿って前後方
向に延びて配設されている延長ダクトとを備え、前記空
調側ダクトから前記延長ダクト内に吹き込まれた空気を
前記延長ダクトの通気により前記荷室内に供給するよう
にしたことを特徴とする車両用空調空気供給装置であ
り、延長ダクトに入った冷気は布の繊維の隙間より全体
に無風状態に近い風で荷室内に吹き出される。この無風
の冷気は自然に降下する状態となるので、荷室内全体
（荷物の陰となっている部分も）をムラなく均一に冷や
すことができるという作用を有する。
【０００９】本発明の請求項３に記載の発明は、空調機
で調整された空気の吹き出しを荷室内に向かって案内し
ている空調側ダクトと、通気性を有する布で一端側が閉
じられ他端側に空気取入口を設けて袋状に形成されてい
るとともに、前記空気取入口を前記空調側ダクトの吹出
口に連結させている延長ダクトと、前記荷室内の天井近
くに沿って前後方向に延びて固定配置されているガイド
レールと、前記ガイドレール内を転動する車輪と該車輪
から吊り下げられているとともに下端側に前記延長ダク
トを吊して支える吊り具を有したトロリとを備え、前記
ガイドレールと前記トロリとで支えて前記延長ダクトを
前記天井近くに沿って前後方向に延ばして配置し、前記
空調側ダクトから前記延長ダクト内に吹き込まれた空気
を前記延長ダクトの通気により前記荷室内に供給するよ
うにしたことを特徴とする車両用空調空気供給装置であ
り、延長ダクトに入った冷気は布の繊維の隙間より全体
に無風状態に近い風で荷室内に吹き出される。この無風
の冷気は自然に降下する状態となるので、荷室内全体
（荷物の陰となっている部分も）をムラなく均一に冷や
すことができるとともに、延長ダクトをガイドレールと
トロリとで天井近くにピーンと張った状態にして保持す
ることができるという作用を有する。
で調整された空気の吹き出しを荷室内に向かって案内し
ている空調側ダクトと、通気性を有する布で一端側が閉
じられ他端側に空気取入口を設けて袋状に形成されてい
るとともに、前記空気取入口を前記空調側ダクトの吹出
口に連結させている延長ダクトと、前記荷室内の天井近
くに沿って前後方向に延びて固定配置されているガイド
レールと、前記ガイドレール内を転動する車輪と該車輪
から吊り下げられているとともに下端側に前記延長ダク
トを吊して支える吊り具を有したトロリとを備え、前記
ガイドレールと前記トロリとで支えて前記延長ダクトを
前記天井近くに沿って前後方向に延ばして配置し、前記
空調側ダクトから前記延長ダクト内に吹き込まれた空気
を前記延長ダクトの通気により前記荷室内に供給するよ
うにしたことを特徴とする車両用空調空気供給装置であ
り、延長ダクトに入った冷気は布の繊維の隙間より全体
に無風状態に近い風で荷室内に吹き出される。この無風
の冷気は自然に降下する状態となるので、荷室内全体
（荷物の陰となっている部分も）をムラなく均一に冷や
すことができるとともに、延長ダクトをガイドレールと
トロリとで天井近くにピーンと張った状態にして保持す
ることができるという作用を有する。
【００１０】本発明の請求項４に記載の発明は、前記延
長ダクトの幅方向中間部分に、前記延長ダクトの上下の
内面を互いに密着させて、前記延長ダクトの下面を吊り
上げる係脱自在なファスナーを設けたことを特徴とする
請求項３記載の車両用空調空気供給装置であり、延長ダ
クトの下面を吊り上げことによって弛みや波打ち等をな
くし体裁良く、かつ荷室内容積を確保して配設すること
ができる。しかも、ファスナーによる係合を外すと上記
上下の内面の密着が解かれて単なる袋状の延長ダクトと
なり、クリーニング等がし易くなるという作用を有す
る。
長ダクトの幅方向中間部分に、前記延長ダクトの上下の
内面を互いに密着させて、前記延長ダクトの下面を吊り
上げる係脱自在なファスナーを設けたことを特徴とする
請求項３記載の車両用空調空気供給装置であり、延長ダ
クトの下面を吊り上げことによって弛みや波打ち等をな
くし体裁良く、かつ荷室内容積を確保して配設すること
ができる。しかも、ファスナーによる係合を外すと上記
上下の内面の密着が解かれて単なる袋状の延長ダクトと
なり、クリーニング等がし易くなるという作用を有す
る。
【００１１】本発明の請求項５に記載の発明は、前記延
長ダクトの左右両側部を斜め上方に向かって吊った状態
にして前記トロリに取り付けたことを特徴とする請求項
３または４記載の車両用空調空気供給装置であり、延長
ダクトの左右両端部を斜め上方に向かって吊り上げたこ
とによってさらに弛みや波打ち等をなくし体裁良く、か
つ荷室内容積を確保して配設することができる。
長ダクトの左右両側部を斜め上方に向かって吊った状態
にして前記トロリに取り付けたことを特徴とする請求項
３または４記載の車両用空調空気供給装置であり、延長
ダクトの左右両端部を斜め上方に向かって吊り上げたこ
とによってさらに弛みや波打ち等をなくし体裁良く、か
つ荷室内容積を確保して配設することができる。
【００１２】本発明の請求項６に記載の発明は、空調機
で調整された空気の吹き出しを荷室内に向かって案内し
ている空調側ダクトと、一端側が閉じられ他端側に空気
取入口を設けて通気性を有する布で袋状に形成されて前
記荷室内の天井近くに沿って前後方向に延びて配設され
ている延長ダクトと、前記空調側ダクトと前記延長側ダ
クトとの間を取り外し可能に連結しているファスナーと
を備えたことを特徴とする車両用空調空気供給装置であ
り、ファスナーの部分で空調側ダクトと延長側ダクトと
を係合・離脱を自由に簡単に行うことができる。したが
って、空調側ダクトから延長側ダクトを取り外してクリ
ーニングや修理、さらには交換等がし易くなるという作
用を有する。
で調整された空気の吹き出しを荷室内に向かって案内し
ている空調側ダクトと、一端側が閉じられ他端側に空気
取入口を設けて通気性を有する布で袋状に形成されて前
記荷室内の天井近くに沿って前後方向に延びて配設され
ている延長ダクトと、前記空調側ダクトと前記延長側ダ
クトとの間を取り外し可能に連結しているファスナーと
を備えたことを特徴とする車両用空調空気供給装置であ
り、ファスナーの部分で空調側ダクトと延長側ダクトと
を係合・離脱を自由に簡単に行うことができる。したが
って、空調側ダクトから延長側ダクトを取り外してクリ
ーニングや修理、さらには交換等がし易くなるという作
用を有する。
【００１３】（実施の形態）以下、本発明の実施の形態
における車両用空調空気供給装置について図面を参照し
ながら説明する。図１乃至図５は、本発明を適用したト
ラックの荷台に搭載される冷凍庫空調システムの一例を
示すもので、図１はそのシステムの全体図、図２は図１
のＡ−Ａ線に沿う概略拡大断面図、図３は一部を破断し
て示す要部拡大斜視図、図４は一部を破断して示す図１
のＢ部拡大図、図５は図１のＣ部拡大図である。図１乃
至図５において図７と対応するものは図７と同一符号の
符号を付して説明する。
における車両用空調空気供給装置について図面を参照し
ながら説明する。図１乃至図５は、本発明を適用したト
ラックの荷台に搭載される冷凍庫空調システムの一例を
示すもので、図１はそのシステムの全体図、図２は図１
のＡ−Ａ線に沿う概略拡大断面図、図３は一部を破断し
て示す要部拡大斜視図、図４は一部を破断して示す図１
のＢ部拡大図、図５は図１のＣ部拡大図である。図１乃
至図５において図７と対応するものは図７と同一符号の
符号を付して説明する。
【００１４】図１乃至図５において、冷凍庫１には、空
調機３で調整された空気を荷物が積まれる庫内、すなわ
ち荷室２内に吹き出すためのダクト４が、吹出口を荷室
２内の後面側に向けて、その荷室２内の前側上部に固定
して取り付けられている。そのダクト４の吹出口側には
接続ダクト６を介して延長ダクト７が接続され、この延
長ダクト７がガイドレール８及びトロリ９等を介して天
井２ａに吊られて配設されている。
調機３で調整された空気を荷物が積まれる庫内、すなわ
ち荷室２内に吹き出すためのダクト４が、吹出口を荷室
２内の後面側に向けて、その荷室２内の前側上部に固定
して取り付けられている。そのダクト４の吹出口側には
接続ダクト６を介して延長ダクト７が接続され、この延
長ダクト７がガイドレール８及びトロリ９等を介して天
井２ａに吊られて配設されている。
【００１５】さらに詳述すると、ガイドレール８は、ガ
イドレールＡ，ガイドレールＢ，ガイドレールＣの３つ
設けられ、これら３つのガイドレール８はダクト４の前
側で、荷室２内の天井２ａ近くに沿って前後方向に横た
えられ、かつ互いに平行に配設されて天井２ａの内面に
ブラケット１０で固定して取り付けられている。そし
て、その３本の各ガイドレール８に、複数のトロリ９が
それぞれ配置され、各トロリ９がガイドレール８に沿っ
て走行し得るようになっている。
イドレールＡ，ガイドレールＢ，ガイドレールＣの３つ
設けられ、これら３つのガイドレール８はダクト４の前
側で、荷室２内の天井２ａ近くに沿って前後方向に横た
えられ、かつ互いに平行に配設されて天井２ａの内面に
ブラケット１０で固定して取り付けられている。そし
て、その３本の各ガイドレール８に、複数のトロリ９が
それぞれ配置され、各トロリ９がガイドレール８に沿っ
て走行し得るようになっている。
【００１６】図２及び図３を参照すると、ガイドレール
８は、リップ溝型鋼よりなるものであって、その開口１
１を下側に向けている。
８は、リップ溝型鋼よりなるものであって、その開口１
１を下側に向けている。
【００１７】トロリ９は、ガイドレール８の開口１１の
両側で受けられている２つの車輪１２と、両車輪１２に
掛け渡されている車軸１３と、車軸１３に取り付けられ
ている吊り具１４とよりなる。その吊り具１４は、一端
側が車軸１３に固定され、他端側が開口１１を通ってガ
イドレール８から下側に向かって突出していて、その先
端にフック１５が設けられている。
両側で受けられている２つの車輪１２と、両車輪１２に
掛け渡されている車軸１３と、車軸１３に取り付けられ
ている吊り具１４とよりなる。その吊り具１４は、一端
側が車軸１３に固定され、他端側が開口１１を通ってガ
イドレール８から下側に向かって突出していて、その先
端にフック１５が設けられている。
【００１８】延長ダクト７は、例えばポリプロピレン繊
維の生地等、通気性を有する可撓性の布で一端７ａ側が
閉じられて細長く扁平な袋状に形成されたものである。
その延長ダクト７の上面側にはガイドレール８に取り付
けられているトロリ９の吊り具１４に対応して複数の吊
り輪１６が取り付けられており、吊り輪１６をトロリ９
における吊り具１４のフック１５に係合させることによ
って、延長ダクト６を吊り具１４と吊り輪１６とで吊
り、天井２ａの内面近くに沿って配置できるようになっ
ている。また、延長ダクト７の一端側７ａの上面にもガ
イドレール８に対応して吊り輪１６が取り付けられてい
て、この吊り輪１６に環状ロープ１７を取り付け、さら
に環状ロープ１７をガイドレール８の終端部分に掛けて
延長ダクト７の終端を吊らせている（図４参照）。この
環状ロープ１７がガイドレール８の終端部分に掛けられ
ることによって、延長ダクト７がトロリ９と共にダクト
４側に移動されて弛んで戻るのを防止し、延長ダクト７
を天井２ａにピーンと張らせて配設することができる。
維の生地等、通気性を有する可撓性の布で一端７ａ側が
閉じられて細長く扁平な袋状に形成されたものである。
その延長ダクト７の上面側にはガイドレール８に取り付
けられているトロリ９の吊り具１４に対応して複数の吊
り輪１６が取り付けられており、吊り輪１６をトロリ９
における吊り具１４のフック１５に係合させることによ
って、延長ダクト６を吊り具１４と吊り輪１６とで吊
り、天井２ａの内面近くに沿って配置できるようになっ
ている。また、延長ダクト７の一端側７ａの上面にもガ
イドレール８に対応して吊り輪１６が取り付けられてい
て、この吊り輪１６に環状ロープ１７を取り付け、さら
に環状ロープ１７をガイドレール８の終端部分に掛けて
延長ダクト７の終端を吊らせている（図４参照）。この
環状ロープ１７がガイドレール８の終端部分に掛けられ
ることによって、延長ダクト７がトロリ９と共にダクト
４側に移動されて弛んで戻るのを防止し、延長ダクト７
を天井２ａにピーンと張らせて配設することができる。
【００１９】さらに、延長ダクト７には、３本のガイド
レール８のうち、真ん中に位置するガイドレール８と対
応している吊り輪１６が取り付けられている部分におい
て、その上下の内面にはファスナー１８がそれぞれ取り
付けられている。そのファスナー１８としては、釦ファ
スナーあるいはマグネットファスナー、マジックファス
ナー（登録商標）等を使用する。そして、延長ダクト７
の下面側の部分７ｂを持ち上げて上面側７ｃに近づけ、
ファスナー１８同志を係合させると、図２に示すように
下面側の部分７ｂを吊り上げ、弛みや波打ち等を取り除
くことができる構造になっている。また、延長ダクト７
を取り外してクリーニングするような場合は、ファスナ
ー１８を外すと１つの袋状になり、その延長ダクト７を
裏返して洗ったりすることができる。
レール８のうち、真ん中に位置するガイドレール８と対
応している吊り輪１６が取り付けられている部分におい
て、その上下の内面にはファスナー１８がそれぞれ取り
付けられている。そのファスナー１８としては、釦ファ
スナーあるいはマグネットファスナー、マジックファス
ナー（登録商標）等を使用する。そして、延長ダクト７
の下面側の部分７ｂを持ち上げて上面側７ｃに近づけ、
ファスナー１８同志を係合させると、図２に示すように
下面側の部分７ｂを吊り上げ、弛みや波打ち等を取り除
くことができる構造になっている。また、延長ダクト７
を取り外してクリーニングするような場合は、ファスナ
ー１８を外すと１つの袋状になり、その延長ダクト７を
裏返して洗ったりすることができる。
【００２０】接続ダクト６は、金属製の結合ダクト部６
ａと布製で筒状に形成されている可撓性を有した接続補
助ダクト部６ｂ等で構成されている。結合ダクト６ａの
断面形状は、ダクト４の吹出口の形状に対応しており、
一端側にダクト４を受け入れて、ダクト４と固定結合さ
れている。なお、ダクト４と結合ダクト６ａとの間は、
機械的な差し込みによってシールされている。一方、結
合ダクト６の他端側には、この結合ダクト６の他端側を
受け入れた状態にして接続補助ダクト部６ｂの一端側が
被せられ、その外側から固定バンド２０で接続補助ダク
ト部６ｂを結合ダクト部６ａに締め付け、結合ダクト４
と接続補助ダクト部６ｂとの間を結合している。さら
に、接続補助ダクト部６ｂの他端側と延長ダクト７の開
口端部分には、互いに結合・分離可能なジッパー２１が
ファスナーとして取り付けられている。そして、そのジ
ッパー２１の部分を結合させることによって延長ダクト
７を接続補助ダクト６ｂに連結させることができ、逆に
ジッパー２１の部分を切り離すことによって延長ダクト
７を接続補助ダクト６ｂより取り外すことができるよう
になっている。
ａと布製で筒状に形成されている可撓性を有した接続補
助ダクト部６ｂ等で構成されている。結合ダクト６ａの
断面形状は、ダクト４の吹出口の形状に対応しており、
一端側にダクト４を受け入れて、ダクト４と固定結合さ
れている。なお、ダクト４と結合ダクト６ａとの間は、
機械的な差し込みによってシールされている。一方、結
合ダクト６の他端側には、この結合ダクト６の他端側を
受け入れた状態にして接続補助ダクト部６ｂの一端側が
被せられ、その外側から固定バンド２０で接続補助ダク
ト部６ｂを結合ダクト部６ａに締め付け、結合ダクト４
と接続補助ダクト部６ｂとの間を結合している。さら
に、接続補助ダクト部６ｂの他端側と延長ダクト７の開
口端部分には、互いに結合・分離可能なジッパー２１が
ファスナーとして取り付けられている。そして、そのジ
ッパー２１の部分を結合させることによって延長ダクト
７を接続補助ダクト６ｂに連結させることができ、逆に
ジッパー２１の部分を切り離すことによって延長ダクト
７を接続補助ダクト６ｂより取り外すことができるよう
になっている。
【００２１】このように構成された冷凍庫空調システム
では、延長ダクト７を取り付ける場合、次のようにして
セットされる。まず、ガイドレール８に取り付けられて
いるトロリ９における吊り具１４のフック１５に吊り輪
１６を順次引っかけて延長ダクト７を天井２ａに吊す。
次いで、ジッパー２１を介して接続補助ダクト６ｂに延
長ダクト７を接続させた後、延長ダクト７の袋閉じ端側
をガイドレール８の終端側に引っ張り、その袋閉じ端側
の吊り輪１６に取り付けられている環状ロープ１７をガ
イドレール８の終端部分に掛ける。さらに延長ダクト７
の下面７ｂを持ち上げて上面７ｃに接触させてファスナ
ー１８を結合させるとセットが完了する。図１は、この
セット後の状態を示しており、延長ダクト７は荷室２の
前後にわたって配置されている。
では、延長ダクト７を取り付ける場合、次のようにして
セットされる。まず、ガイドレール８に取り付けられて
いるトロリ９における吊り具１４のフック１５に吊り輪
１６を順次引っかけて延長ダクト７を天井２ａに吊す。
次いで、ジッパー２１を介して接続補助ダクト６ｂに延
長ダクト７を接続させた後、延長ダクト７の袋閉じ端側
をガイドレール８の終端側に引っ張り、その袋閉じ端側
の吊り輪１６に取り付けられている環状ロープ１７をガ
イドレール８の終端部分に掛ける。さらに延長ダクト７
の下面７ｂを持ち上げて上面７ｃに接触させてファスナ
ー１８を結合させるとセットが完了する。図１は、この
セット後の状態を示しており、延長ダクト７は荷室２の
前後にわたって配置されている。
【００２２】そして、この状態で空調機３が駆動されて
ダクト４から冷気が吹き出されると、この冷気は荷室２
内に直接吹き出されず、接続補助ダクト部６ｂを通って
布製の延長ダクト７内に吹き込まれる。布製の延長ダク
ト７に吹き込まれた冷気は繊維の隙間より全体に無風状
態に近い風（秒速約０．３ｍ以下）で吹き出される。し
たがって、無風の冷気は自然降下する状態となり、荷室
２の内部全体（積み荷の後ろ側等も含む）を均一に冷や
すことができる。また、無風で、かつ布製の延長ダクト
７がフィルターの役割を果たすため、埃の舞い上げを抑
えることができる。さらに、埃や虫等の異物の進入防止
と捕捉も行うことができ、荷室２内を衛生的に保つこと
ができる。
ダクト４から冷気が吹き出されると、この冷気は荷室２
内に直接吹き出されず、接続補助ダクト部６ｂを通って
布製の延長ダクト７内に吹き込まれる。布製の延長ダク
ト７に吹き込まれた冷気は繊維の隙間より全体に無風状
態に近い風（秒速約０．３ｍ以下）で吹き出される。し
たがって、無風の冷気は自然降下する状態となり、荷室
２の内部全体（積み荷の後ろ側等も含む）を均一に冷や
すことができる。また、無風で、かつ布製の延長ダクト
７がフィルターの役割を果たすため、埃の舞い上げを抑
えることができる。さらに、埃や虫等の異物の進入防止
と捕捉も行うことができ、荷室２内を衛生的に保つこと
ができる。
【００２３】次に、布製の延長ダクト７が汚れて洗浄を
必要とする場合や、破損して修理等を必要とするのに取
り外したい場合は、上記とは反対の作業手順を経ること
によって延長ダクト７だけを簡単に取り外すことができ
る。すなわち、布製の延長ダクト７の脱着がジッパー２
１の操作だけで簡単に行うことができる。また、本実施
の形態の構造できは、ダクト４と結合ダクト６ａの結合
は差込シールだけとし、結合ダクト６ａと接続補助ダク
ト部６ｂの結合は固定バンド２０でしっかりと固定する
構造としているので、空調機３は変えずに別のダクトを
取り付けることができ、ダクトの汎用化が可能になる。
必要とする場合や、破損して修理等を必要とするのに取
り外したい場合は、上記とは反対の作業手順を経ること
によって延長ダクト７だけを簡単に取り外すことができ
る。すなわち、布製の延長ダクト７の脱着がジッパー２
１の操作だけで簡単に行うことができる。また、本実施
の形態の構造できは、ダクト４と結合ダクト６ａの結合
は差込シールだけとし、結合ダクト６ａと接続補助ダク
ト部６ｂの結合は固定バンド２０でしっかりと固定する
構造としているので、空調機３は変えずに別のダクトを
取り付けることができ、ダクトの汎用化が可能になる。
【００２４】なお、上記実施の態様の構造では、延長ダ
クト７を取り付ける場合に、単に吊した構造を開示した
が、例えば図６に示すように、左右両側のガイドレール
８で吊される延長ダクト７の左右両側の部分に取り付け
られている吊り輪１６の部分と吊り具１４との間にチェ
ーン２２を各々介在させ、延長ダクト７の左右両側の部
分を左右方向にそれぞれ引っ張ってピーンと張った状態
にしてもよい。このように張った状態にした場合では、
延長ダクト７における中央部の垂れ下がりや波打ちを抑
えて、延長ダクト７を体裁良く取り付けることができる
とともに、荷室内容積の確保とダクト性能（吹き出し能
力）を向上させることができる。なお、図６において、
図１乃至図５と同じ符号を付しているものは図１乃至図
５と同じ部材である。
クト７を取り付ける場合に、単に吊した構造を開示した
が、例えば図６に示すように、左右両側のガイドレール
８で吊される延長ダクト７の左右両側の部分に取り付け
られている吊り輪１６の部分と吊り具１４との間にチェ
ーン２２を各々介在させ、延長ダクト７の左右両側の部
分を左右方向にそれぞれ引っ張ってピーンと張った状態
にしてもよい。このように張った状態にした場合では、
延長ダクト７における中央部の垂れ下がりや波打ちを抑
えて、延長ダクト７を体裁良く取り付けることができる
とともに、荷室内容積の確保とダクト性能（吹き出し能
力）を向上させることができる。なお、図６において、
図１乃至図５と同じ符号を付しているものは図１乃至図
５と同じ部材である。
【００２５】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項１
に記載の発明は、延長ダクトに入った冷気は布の繊維の
隙間より全体に無風状態に近い風で荷室内に吹き出さ
れ、無風の冷気は自然に降下するようにしているので、
荷室内全体（荷物の陰となっている部分も）をムラなく
均一に冷やすことができ、ダクト性能が向上し、空調管
理を簡単にすることができる。また、無風でかつ布製の
延長ダクトがフィルターの役割を果たすため、埃の舞い
上げを抑えることができる。さらに、埃や虫等の異物の
進入防止と捕捉も行うことができ、荷室内を衛生的に保
つことができる。
に記載の発明は、延長ダクトに入った冷気は布の繊維の
隙間より全体に無風状態に近い風で荷室内に吹き出さ
れ、無風の冷気は自然に降下するようにしているので、
荷室内全体（荷物の陰となっている部分も）をムラなく
均一に冷やすことができ、ダクト性能が向上し、空調管
理を簡単にすることができる。また、無風でかつ布製の
延長ダクトがフィルターの役割を果たすため、埃の舞い
上げを抑えることができる。さらに、埃や虫等の異物の
進入防止と捕捉も行うことができ、荷室内を衛生的に保
つことができる。
【００２６】本発明の請求項２に記載の発明は、延長ダ
クトに入った冷気は布の繊維の隙間より全体に無風状態
に近い風で荷室内に吹き出され、無風の冷気は自然に降
下する状態となるので、荷室内全体（荷物の陰となって
いる部分も）を均一に冷やすことができ、ダクト性能が
向上し、空調管理を簡単にすることができる。また、無
風でかつ布製の延長ダクトがフィルターの役割を果たす
ため、埃の舞い上げを抑えることができる。さらに、埃
や虫等の異物の進入防止と捕捉も行うことができ、荷室
内を衛生的に保つことができる。
クトに入った冷気は布の繊維の隙間より全体に無風状態
に近い風で荷室内に吹き出され、無風の冷気は自然に降
下する状態となるので、荷室内全体（荷物の陰となって
いる部分も）を均一に冷やすことができ、ダクト性能が
向上し、空調管理を簡単にすることができる。また、無
風でかつ布製の延長ダクトがフィルターの役割を果たす
ため、埃の舞い上げを抑えることができる。さらに、埃
や虫等の異物の進入防止と捕捉も行うことができ、荷室
内を衛生的に保つことができる。
【００２７】本発明の請求項３に記載の発明は、延長ダ
クトに入った冷気は布の繊維の隙間より全体に無風状態
に近い風で荷室内に吹き出され、無風の冷気は自然に降
下する状態となるので、荷室内全体（荷物の陰となって
いる部分も）をムラなく均一に冷やすことができ、ダク
ト性能が向上し、空調管理を簡単にすることができる。
また、無風でかつ布製の延長ダクトがフィルターの役割
を果たすため、埃の舞い上げを抑えることができる。さ
らに、埃や虫等の異物の進入防止と捕捉も行うことがで
き、荷室内を衛生的に保つことができる。また、さらに
延長ダクトをガイドレールとトロリとで天井近くにピー
ンと張った状態にして保持することができるので、延長
ダクトにおける中央部の垂れ下がりや波打ちを抑えて、
延長ダクトを体裁良く取り付けることができるととも
に、荷室内容積の確保とダクト性能（吹き出し能力）を
向上させることができる。
クトに入った冷気は布の繊維の隙間より全体に無風状態
に近い風で荷室内に吹き出され、無風の冷気は自然に降
下する状態となるので、荷室内全体（荷物の陰となって
いる部分も）をムラなく均一に冷やすことができ、ダク
ト性能が向上し、空調管理を簡単にすることができる。
また、無風でかつ布製の延長ダクトがフィルターの役割
を果たすため、埃の舞い上げを抑えることができる。さ
らに、埃や虫等の異物の進入防止と捕捉も行うことがで
き、荷室内を衛生的に保つことができる。また、さらに
延長ダクトをガイドレールとトロリとで天井近くにピー
ンと張った状態にして保持することができるので、延長
ダクトにおける中央部の垂れ下がりや波打ちを抑えて、
延長ダクトを体裁良く取り付けることができるととも
に、荷室内容積の確保とダクト性能（吹き出し能力）を
向上させることができる。
【００２８】本発明の請求項４に記載の発明は、延長ダ
クトの下面を吊り上げことによって弛みや波打ち等をさ
らになくし体裁良く、かつ荷室内容積を確保して配設す
ることができる。しかも、ファスナーによる係合を外す
と上下の内面の密着が解かれて単なる袋状の延長ダクト
となり、クリーニング等がし易くなる。
クトの下面を吊り上げことによって弛みや波打ち等をさ
らになくし体裁良く、かつ荷室内容積を確保して配設す
ることができる。しかも、ファスナーによる係合を外す
と上下の内面の密着が解かれて単なる袋状の延長ダクト
となり、クリーニング等がし易くなる。
【００２９】本発明の請求項５に記載の発明は、延長ダ
クトの左右両端部を斜め上方に向かって吊り上げたこと
によってさらに弛みや波打ち等をなくして体裁良く、か
つ荷室内容積を確保して配設することができる。
クトの左右両端部を斜め上方に向かって吊り上げたこと
によってさらに弛みや波打ち等をなくして体裁良く、か
つ荷室内容積を確保して配設することができる。
【００３０】本発明の請求項６に記載の発明は、ファス
ナーの部分で空調側ダクトと延長側ダクトとを係合・離
脱を自由に簡単に行うことができるので、空調側ダクト
から延長側ダクトを取り外してクリーニングや修理、さ
らには交換等がし易くなる。
ナーの部分で空調側ダクトと延長側ダクトとを係合・離
脱を自由に簡単に行うことができるので、空調側ダクト
から延長側ダクトを取り外してクリーニングや修理、さ
らには交換等がし易くなる。
【図１】本発明を適用したトラックの荷台に搭載される
冷凍庫空調システムの全体図である。
冷凍庫空調システムの全体図である。
【図２】図１のＡ−Ａ線に沿う概略拡大断面図である。
【図３】一部を破断して示す冷凍庫空調システムの要部
拡大斜視図である。
拡大斜視図である。
【図４】一部を破断して示す図１のＢ部拡大図である。
【図５】図１のＣ部拡大図である。
【図６】本発明の一変形例を示す図である。
【図７】従来の冷凍庫空調システムの全体図である。
１…冷凍庫、２…荷室、２ａ…天井、３…空調機、４…
ダクト（空調機側）、６…接続ダクト、７…延長ダク
ト、８…ガイドレール、９…トロリ、１２…車輪、１４
…吊り具、１５…フック、１６…吊り輪、１８…ファス
ナー、２０…固定バンド、２１…ジッパー（ファスナ
ー）
ダクト（空調機側）、６…接続ダクト、７…延長ダク
ト、８…ガイドレール、９…トロリ、１２…車輪、１４
…吊り具、１５…フック、１６…吊り輪、１８…ファス
ナー、２０…固定バンド、２１…ジッパー（ファスナ
ー）
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永田 史朗 東京都日野市日野台３丁目１番地１ 日野 自動車工業株式会社内 Ｆターム(参考） 3L011 BL01 3L080 AA01 AA09 AB06 AC01 AC05 AD03 BA02 BB01 BB05
Claims (6)
- 【請求項１】 空調機で調整された空気の吹き出しを荷
室内に向かって案内している空調側ダクトの吹出口に通
気性を有する布で袋状に形成されている延長ダクトを取
り付け、前記空調側ダクトから前記延長ダクト内に前記
空気を吹き込み、この吹き込まれた空気を延長ダクトの
通気により前記荷室内に供給するようにしたことを特徴
とする車両用空調空気供給方法。 - 【請求項２】 空調機で調整された空気の吹き出しを荷
室内に向かって案内している空調側ダクトと、 通気性を有する布で一端側が閉じられ他端側に空気取入
口を設けて袋状に形成されているとともに、前記空気取
入口が前記空調側ダクトの吹出口に連結されて、前記荷
室内の天井近くに沿って前後方向に延びて配設されてい
る延長ダクトとを備え、 前記空調側ダクトから前記延長ダクト内に吹き込まれた
空気を前記延長ダクトの通気により前記荷室内に供給す
るようにしたことを特徴とする車両用空調空気供給装
置。 - 【請求項３】 空調機で調整された空気の吹き出しを荷
室内に向かって案内している空調側ダクトと、 通気性を有する布で一端側が閉じられ他端側に空気取入
口を設けて袋状に形成されているとともに、前記空気取
入口を前記空調側ダクトの吹出口に連結させている延長
ダクトと、 前記荷室内の天井近くに沿って前後方向に延びて固定配
置されているガイドレールと、 前記ガイドレール内を転動する車輪と該車輪から吊り下
げられているとともに下端側に前記延長ダクトを吊して
支える吊り具を有したトロリとを備え、 前記ガイドレールと前記トロリとで支えて前記延長ダク
トを前記天井近くに沿って前後方向に延ばして配置し、
前記空調側ダクトから前記延長ダクト内に吹き込まれた
空気を前記延長ダクトの通気により前記荷室内に供給す
るようにしたことを特徴とする車両用空調空気供給装
置。 - 【請求項４】 前記延長ダクトの幅方向中間部分に、前
記延長ダクトの上下の内面を互いに密着させて、前記延
長ダクトの下面を吊り上げるファスナを設けたことを特
徴とする請求項３記載の車両用空調空気供給装置。 - 【請求項５】 前記延長ダクトの左右両側部を斜め上方
に向かって吊った状態にして前記トロリに取り付けたこ
とを特徴とする請求項３または４記載の車両用空調空気
供給装置。 - 【請求項６】 空調機で調整された空気の吹き出しを荷
室内に向かって案内している空調側ダクトと、 一端側が閉じられ他端側に空気取入口を設けて通気性を
有する布で袋状に形成されて前記荷室内の天井近くに沿
って前後方向に延びて配設されている延長ダクトと、 前記空調側ダクトと前記延長側ダクトとの間を取り外し
可能に連結しているファスナー、 とを備えたことを特徴とする車両用空調空気供給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10375696A JP2000158930A (ja) | 1998-11-28 | 1998-11-28 | 車両用空調空気供給方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10375696A JP2000158930A (ja) | 1998-11-28 | 1998-11-28 | 車両用空調空気供給方法及び装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000158930A true JP2000158930A (ja) | 2000-06-13 |
Family
ID=18505914
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10375696A Pending JP2000158930A (ja) | 1998-11-28 | 1998-11-28 | 車両用空調空気供給方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
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| JP (1) | JP2000158930A (ja) |
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