JP2001347239A - 気吹き作業用集塵装置 - Google Patents

気吹き作業用集塵装置

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JP2001347239A JP2000169976A JP2000169976A JP2001347239A JP 2001347239 A JP2001347239 A JP 2001347239A JP 2000169976 A JP2000169976 A JP 2000169976A JP 2000169976 A JP2000169976 A JP 2000169976A JP 2001347239 A JP2001347239 A JP 2001347239A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両の床下部分に付着した塵芥等を圧縮空気
によって気吹き除去しつつ、気吹きによって浮遊する塵
芥等を移動台車に搭載した集塵機によって回収する気吹
き作業用集塵装置に於いて、装置全体を出来るだけ大掛
かりにせず、比較的簡単な設備によって塵芥を確実に集
塵できるようにする。 【解決手段】 車両MCの床下MAから圧縮空気によっ
て気吹き除去された塵芥等を、移動台車2,30Hに搭
載した集塵機1,30によって捕集するに当って、この
集塵機1,30として、フイルターボツクス17,33
のダスト吸引口17A,33Aを車両MCに向けて大き
く開口し、この内部にフイルター17F,33Fとブロ
アーファン13,13Fと、除塵用のブローパイプ16
P,32Pを備えたフイルター式集塵機を用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の床下に取付
けられている各種機器や、車輪及びその周辺部に付着し
ている塵芥等を、圧縮空気により気吹き除去し、且つ、
この除去された塵芥等を移動台車に搭載した集塵機に回
収させるように構成した気吹き作業用集塵装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】車両の床下部分に付着した塵芥等を気吹
き除去し、これを集塵機に回収させるように構成した集
塵装置に付いては、従来より、例えば実開昭51−97
377号公報に記載されている清掃装置や、実公平5−
43863号公報に記載されている車両用乾式集塵機等
が存在している。
【0003】上記前者の公報に記載されている清掃装置
は、供給源から供給される多量の小塊状の清掃材を車両
の床下に投射する遠心投射送風機と、これ等清掃材の飛
散を防止するシール部材と、清掃材の投射によって落下
した塵芥と、清掃材とを回収するホッパー及び吸引排風
機とを備えていて、車両と遠心投射送風機の相対的な移
動によって車両の床下全長を清掃できるように構成され
ている。
【0004】また、上記後者の公報に記載されている車
両用乾式集塵機は、乾式集塵機の機体を車両の下方に設
けたピット内で走行させることによって、作業時に発生
する塵芥を上記乾式集塵機の電気集塵機や、プレフイル
ター及びロールフイルターを用いて集塵するように構成
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記前者の
公報に記載されている清掃装置は、清掃材を噴射して床
下の汚れを落し、また、この清掃材をリサイクルするシ
ステムであって、大型の気吹き作業専用工場に匹敵する
大掛かりで複雑な構造に造られていて、作業操作が面倒
で作業コストも高いため、床下に付着した塵芥等を車両
整備作業中等に手軽に集塵処理できない問題があった。
【0006】更に、上記後者の公報に記載されている車
両用乾式集塵機は、清掃作業によって舞い上がった塵芥
等をブロアーで吸引し、これを集塵電極板に吸着する電
気集塵機を用いて集塵を行うため、汚れがひどくて大量
の塵芥が発生する場合は集塵しきれない問題が発生し、
また、集塵電極板のメンテナンスも非常に面倒で、車両
の床下の清掃用には適さない問題があった。
【0007】従って本発明の技術的課題は、車両の床下
部分に付着した塵芥等を圧縮空気によって気吹き除去し
つつ、気吹きによって浮遊する塵芥等を移動台車に搭載
した集塵機によって回収する気吹き作業用集塵装置に於
いて、装置全体を出来るだけ大掛かりにせず、比較的簡
単な設備によって塵芥を確実に集塵できるようにするこ
とである。
【0008】
【課題を解決するための手段】(1) 上記の技術的課
題を解決するために、本発明では前記請求項1に記載の
如く、車両の床下部分に付着した塵芥等を圧縮空気によ
り気吹き除去しつつ、この除去されて浮遊する塵芥等を
移動台車に搭載した集塵機によって回収するように構成
した気吹き作業用集塵装置であって、上記集塵機を搭載
する移動台車を、車両の側面に沿って設けた軌道上を移
動することができる側部移動台車、又は、車両の下側に
設けたピット内、或は、車両を床面より所定の高さに支
持する支持部材の間を、車両の底面に沿って移動するこ
とができる底部移動台車のいずれか一方、又は、両方に
よって構成すると共に、これ等各移動台車に搭載する集
塵機として、車両の側面或は底面に向けてダスト吸引口
を広く大きく開口し、且つ、内部には塵芥等を捕集する
フイルターと、上記の吸引口に対してフイルターを通し
て吸引力を及ぼすブロアーと、フイルターに付着した塵
芥等を下側のダストボックスに払い落すことができる除
塵装置とを備えたフイルター式集塵機を用いたため、給
・排水設備とか、大掛かりな設備を必要とせず、且つ、
完全に乾式の清掃作業が可能であって、比較的簡単な構
造の装置によって車両の床下部分を集塵機を移動させな
がら手軽に清掃することができると共に、集塵機内にフ
イルターとこれを除去する除塵装置を設けることによ
り、その場で集塵し、且つ、フイルターの除塵も出来る
ため、途中で清掃作業を中断することなく、全ての清掃
作業を一貫して連続的に進めることを可能とし、更に、
圧縮空気の噴射によって車両の床下から横方向又は下部
方向に気吹き除去される塵芥等を、広く大きく開口した
ダスト吸引口から吸い込んで確実に集塵することを可能
にする。
【0009】(2) また、本発明では前記請求項2に
記載の如く、前記の除塵装置として、フイルターに圧縮
空気を吹き込んで除塵するパルスジェット式除塵装置を
使用すると共に、この除塵装置に圧縮空気を送るエアー
コンプレッサーを、集塵機の内部で、且つ、前記ブロア
ーの排気気流の流通路中に設けたため、フイルターに付
着した塵芥等を圧縮空気の吹き込みによって払い落し
て、フイルターの目詰りを防止できるだけではなく、圧
縮空気を供給するコンプレッサーと、圧縮空気供給用の
チューブをブロアーの排気空気を利用して冷却するた
め、フイルターに噴射する圧縮空気に含まれている水分
を凝縮して、水分が分離された質の良い圧縮空気をフイ
ルター側に噴射することを可能にする。
【0010】(3) また、本発明では前記請求項3に
記載の如く、前記集塵機のダスト吸引口を、フイルター
を取付けたフイルターボツクスの側面又は上面に直接広
く大きく開口形成したため、特別のフードやダクト等を
設けなくても、車両の床下部分から気吹き除去された塵
芥等を、大きく開口したダスト吸引口から広い範囲で直
接フイルターボツクス内に吸い込んで、フイルターに捕
集(集塵)させることができるものであって、フイルタ
ー面積を多くとることができ、且つ、直結で空気抵抗も
少い点から、一度に大量の塵芥等が気吹き除去された場
合でも、これを容易に集塵することを可能にする。
【0011】(4) また、本発明では前記請求項4に
記載の如く、前記の移動台車にリフター装置を設け、こ
の上に集塵機を取付けることによって集塵機の上下の高
さを調節自在に構成する一方、移動台車にはその走行移
動に従って長さを伸縮自在に調節することができる前記
ブロアー用、及び、コンプレッサー用の電源コードを接
続したため、車両の高さや清掃箇所に応じて自在に高さ
を調節して、気吹き除去された塵芥等をフイルターに確
実に集塵させることができると共に、所謂オートリール
を使用してブロアーやコンプレッサーの電源コードを電
源側に接続しているため、コードを移動台車に絡ませた
りまとわり付かせたりすることがなく、電源コードの始
末を考えずに清掃作業をスムーズに進めることができ、
また、ブロアーやコンプレッサーにバッテリー等では達
成できない大容量の電力を供給できるため、比較的大型
のブロアーやコンプレッサーを搭載して、集塵機の性能
を高めることを可能にする。
【0012】(5) 更に、本発明では前記請求項5に
記載の如く、車両を床面より所定の高さに支持する支持
部材として、上面部に車両を載せて走行移動させるレー
ルを敷設した支柱状の支持部材、又は、車両を昇降自在
にしたジャッキ装置を用いるため、車両を床面より所定
の高さに支持して、床下部分に付着している塵芥等を容
易に気吹き除去して集塵することを可能にする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る気吹き作業
用集塵装置の実施の形態を図面と共に説明すると、図1
は本発明の使用状態を説明した構成図で、図中、MCは
鉄道車両、MAは車輪MRを含むその床下部分、CT,
CTは上面にレールRW,RWを敷設した支柱構造の支
持部材(現場ではローソクピットと称されている)であ
って、車両MCはこれ等支持部材CT,CTによって図
示の如く床面Fより所定の高さに支持されて、清掃を含
む各種のメンテナンスが行われるが、この支柱状の支持
部材CT,CTに代えて図面に於いて符号CT′で示し
たジヤッキ構造の支持部材を車両MCの両側(図面では
一方は省略)にあてがって、車両MCを所定の高さに持
ち上げて支持してもよく、その選択は任意とする。
【0014】AGは作業員が手等に持ったり、専用の操
作アーム等に取付けて操作するエアーガンで、このエア
ーガンAGはコンプレッサー(図示省略)から供給管P
HとカプラーHZ、及び、エアーホースAHを通して送
られて来る圧縮空気を前記車両MCの床下MAの部分に
勢い良く噴射することによって、床下MAの各種機器類
や車輪MR等に付着している塵芥等を気吹き除去し、且
つ、これ等除去された塵芥等を車両MCの下側、又は、
反対側(図面では右側)に吹き飛ばす仕組に成ってい
る。
【0015】更に図中、符号1と30で夫々全体的に示
したのは、上記車両MCを挟んで作業員とは反対側の床
面上を、車両MCに沿って走行移動自在に構成した側部
移動集塵機と、上記各支持部材CT,CT、又は、C
T′,CT′間の床面上、或は、床面Fに形成したピツ
ト(図示省略)の中を、車両MCの床下MAの部分に沿
って走行移動自在に構成した底部移動集塵機であって、
各集塵機1,30は夫々以下に述べる移動台車に搭載さ
れていて、通常の場合、側部移動集塵機1を搭載した移
動台車は運転手が搭乗して運転操作し、底部移動集塵機
30を搭載した移動台車は無線によって遠隔的に操作さ
れる仕組に成っている。
【0016】次に、上記側部移動集塵機1の構成を上記
図1に示した側面図と図2に示した正面図と、図3に示
した平面図の記載に基づいて説明すると、図中、2は前
後に移動用の車輪3,3を備えた側部移動台車、4Sは
この移動台車2の先端部に設けた運転席で、この運転席
4Sには操作盤を備えた制御盤4と、操作ハンドル4A
と、ハンドルロックレバー4Bと、バックミラー4Cと
回転灯4Dが設けられている。
【0017】更に図中、5,5は側部移動台車2の前後
底面部に設けたガイドピン、FAは床面Fに形成したガ
イドピットで、ガイドピン5,5がこのガイドピットF
A内に嵌込まれていて、側部移動台車2をこのガイドピ
ットFAに従って車両MCの側面に沿って走行移動する
ように構成されている。
【0018】また、6は上記移動台車2の運転席4Sと
は反対側の端部に設けた機台で、この機台6には充電機
7とバッテリー箱8が取付けられており、その下側部に
は車輪3を駆動回転するブレーキ付きモータ3Mとデフ
ミッション3Aが取付けられている。更に機台6の上部
には、電源コード35R(図6)を巻いたオートリール
9と、回転灯10が取付けられていて、この様に構成し
た側部移動台車2の基台2A上に設けたリフター装置1
1の上に、上述した側部移動集塵機1が高さ調節自在に
搭載されている。
【0019】更に図1乃至図3に於いて、12,12は
上記の側部移動集塵機1を構成する器体で、これ等各器
体12の内部は仕切板15,16Z,19によって上か
ら順番に排気室14と、除塵室16と、フイルターボツ
クス17と、ダストボックス18に仕切られており、最
上段の排気室14にはモータ13Mによって回転する吸
塵用のブロアーファン13と、排気口13Hに向かって
流れるこのブロアーファン13の排気気流の流通路中に
位置させて、後述する除塵装置用のエアーコンプレッサ
ー16Hが設けられていて、ブロアーファン13の排気
によってエアーコンプレッサー16Hを冷却して、除塵
用の圧縮空気に含まれている水分を凝縮するように構成
されている。
【0020】17F…は上記各フイルターボックス17
内に設けたフイルターで、このフイルターボックス17
の側面(前面)は全体に直接大きく広く開口したダスト
吸引口17Aに成っていて、上記ブロアーファン13の
回転によって発生する吸引作用をこのダスト吸引口17
Aに及ぼして、前記エアーガンAGから噴射される圧縮
空気によって、車両MCの床下MA部分から図1に於い
て右横方向に気吹き除去される塵芥等を、上面及び左右
両側に設けたガイド板20,21,21にガイドさせて
ダスト吸引口17A内に集中的に吸引し、これを各フイ
ルター17F…が捕集する仕組に成っている。
【0021】また、上述した各除塵室16には、図1に
示すように除塵用エアーを噴射するブローパイプ16P
と、前記エアーコンプレッサー16Hからエアーチュー
ブ16″を通して送られて来る除塵用の圧縮空気を、こ
のブローパイプ16Pに供給するヘッダーパイプ16′
とから成るパルスジェット式除塵装置が組み込まれてい
て、定期的に又は圧力損失の検出に基づいて各フイルタ
ー17F内にブローパイプ16Pより圧縮空気を吹き込
むことによって、フイルター17Fの外側面に付着した
塵芥等を下側のダストボックス18内に払い落すように
構成されている。
【0022】次に、前述した無線にて遠隔操作される底
部移動集塵機30の構成を図4に示した平面図と、図5
に示した正面図の記載に従って説明すると、図中、30
Hは前述した左右の支持部材CT,CT(図1)の間を
遠隔操作によって車両MCの床下MAに沿って走行移動
できるように構成した底部移動台車、30R,30Rは
その移動用車輪、34は移動台車30Hの端部に設けた
オートリール、30T,30Tは移動台車30Hに搭載
した上記底部移動集塵機30の器体、30Xは左右の器
体30T,30T間に設けた仕切壁であって、走行用の
駆動装置と無線操縦装置は図面上省略されている。
【0023】上記の各器体30Tは、図示の如く仕切板
31A,32Aによって横方向に排気室31と除塵室3
2とフイルターボツクス33に仕切られており、最外側
の排気室31にはモータ31Mによって回転するブロア
ーファン31Fと、このブロアーファン31Fを収めた
ファンケース31Hと、このブロアーファン31Fの排
気気流の流通路中に位置させた状態で後述するパルスジ
ェット式除塵装置用のエアーコンプレッサー32Hとエ
アーチューブ32″が設けられていて、ブロアーファン
31Fの排気によってエアーコンプレッサー32Hとエ
アーチューブ32″を冷却して、除塵用の圧縮空気に含
まれている水分を凝縮するように構成されている。
【0024】33F…は上記各フイルターボックス33
内に設けたフイルターで、このフイルターボツクス33
の上面は全体に直接大きく広く開口したダスト吸引口3
3Aに成っていて、上記ブロアーファン31Fの回転に
よって発生する吸引作用をこのダスト吸引口33Aに及
ぼして、前記エアーガンAGから噴射される圧縮空気に
よって、車両MCの床下MA部分から図1に於いて下側
方向に気吹き除去される塵芥等を、上向きに大きく開口
した上記のダスト吸引口33Aに直接吸引し、これを各
フイルター33F…が直接捕集する仕組に成っている。
【0025】また、上述した各除塵室32には、図示し
たように除塵用エアーを噴射するブローパイプ32P
と、前記エアーコンプレッサー32Hからエアーチュー
ブ32″を通して送られて来る除塵用の圧縮空気を、こ
のブローパイプ32Pに供給するヘッダーパイプ32′
から成るパルスジェット式除塵装置が組み込まれてい
て、定期的に又は圧力損失の検出に基づいて各フイルタ
ー33F内にブローパイプ32Pより圧縮空気を吹き込
むことによって、フイルター33Fの外側面に付着した
塵芥等を下側のダストボックス33Kに払い落すように
構成されている。
【0026】図6は、オートリール34を備えたコード
自動巻取り装置の構成を説明したものであって、35R
は根端側をオートリール34側に巻いた前記エアーコン
プレッサー32Hとブロアー用モータ31Mの電源コー
ドで、根端側を戻しスプリング34Sを備えた上記オー
トリール34に巻くと共に、配線35(図4)側に導通
したこの電源コード35Rの先端側には、差込みプラグ
37が接続されていて、この先端側を床面Fに設けたロ
ーラ36に掛け渡した後、上記のプラグ37を固定部3
8Aに設けた電源コンセント38に差込み接続すること
によって、上記エアーコンプレッサー32Hとブロアー
用モータ31Mを夫々駆動自在と成し、また、移動台車
30Hの進退移動に従って電源コード35Rをオートリ
ール34から引き出したり、これを自動的に巻き取らせ
たりして、電源コード35Rの始末を良くする仕組に成
っている。
【0027】尚、図6では底部移動集塵機30に設けた
コード自動巻取り装置に付いてのみ説明しているが、前
述した側部移動集塵機1にも図2に示すようにオートリ
ール9を設けることによって、図6に示したものと同様
にエアーコンプレッサー16Hとブロアー用モータ13
Mの電源コードの自動巻取りを行うことができる仕組に
成っている。
【0028】本発明に係る気吹き作業用集塵装置は以上
述べた如き構成であるから、車両MCの床下MA部分に
付着した塵芥等を、エアーガンAGから噴射する圧縮空
気によって気吹き除去して、除去された塵芥等を側面及
び底部に設置した側部移動集塵機1、或は、底部移動集
塵機30によって集塵することができるのであるが、本
発明では特に、これ等集塵機1,30として、フイルタ
ーボックス17,33の各ダスト吸引口17Aおよび3
3Aを広く大きく開口する一方、ブロアーファン13,
31Fの回転による吸引作用によってこれ等吸引口17
A,33Aから吸引した塵芥等を直接フイルター17
F,33Fに捕集することができ、且つ、これ等捕集し
た塵芥等をブローパイプ16P,32Pから噴射される
圧縮空気によって各ダストボツクス18,33Kに払い
落すことができるフイルター式集塵装置を使用するた
め、床下MA部分から塵芥が一度に大量に気吹き除去さ
れた場合であっても、これを簡単に、且つ、確実に集塵
することができる。
【0029】
【発明の効果】以上述べた次第で、本発明に係る気吹き
作業用集塵装置によれば、車両をいちいち大掛かりな気
吹き作業専用工場等に運ばなくても、通常の車両整備工
場等に於いて、床下部分から気吹き除去された塵芥等を
車両に沿って移動しながら確実に集塵することができる
ものであって、装置全体の構造が簡単で比較的手軽に使
用できる経済性と、電源コードの始末を容易にし、且
つ、集塵機の高さを車両に合せて調節自在にした機能性
とを備える点と相俟って、各種車両の清掃に用いて洵に
好適なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る気吹き作業用集塵装置の全体を説
明した構成図である。
【図2】本発明で用いる側部移動集塵機の正面図であ
る。
【図3】同じく側部移動集塵機の平面図である。
【図4】本発明で用いる底部移動集塵機の平面図であ
る。
【図5】同じく底部移動集塵機の正面図である。
【図6】オートリール装置部分の構成図である。
【符号の説明】
MC 車両 MA 床下 CT,CT′ 支持部材 AG エアーガン F 床面 1 側部移動集塵機 30 底部移動集塵機 2,30H 移動台車 2,30T 器体 9,34 オートリール 13,31F ブロアーファン 16H,32H エアーコンプレッサー 16P,32P ブローパイプ 17,33 フイルターボツクス 17A,33A ダスト吸引口 17F,33F フイルター 35R 電源コード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B61F 19/00 B61F 19/00 B61K 3/00 B61K 3/00 (72)発明者 鈴木 一則 静岡県引佐郡細江町気賀8123番地 アマノ 株式会社細江事業所内 Fターム(参考) 3B116 AA46 BB21 CD22 3D025 AA06 AA09 AB05 AC04 AC25 AC29 AD17 AD18 3D026 AA05 AA13 AA17 AA27 4D058 JA04 LA07 MA15 MA25 QA01 QA03 QA11 QA21 RA01 SA20

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の床下部分に付着した塵芥等を圧縮
    空気により気吹き除去しつつ、この除去されて浮遊する
    塵芥等を移動台車に搭載した集塵機によって回収するよ
    うに構成した気吹き作業用集塵装置であって、 上記集塵機を搭載する移動台車を、車両の側面に沿って
    設けた軌道上を移動することができる側部移動台車、又
    は、車両の下側に設けたピット内、或は、車両を床面よ
    り所定の高さに支持する支持部材の間を、車両の底面に
    沿って移動することができる底部移動台車のいずれか一
    方、又は、両方によって構成すると共に、これ等各移動
    台車に搭載する集塵機として、車両の側面或は底面に向
    けてダスト吸引口を広く大きく開口し、且つ、内部には
    塵芥等を捕集するフイルターと、上記の吸引口に対して
    フイルターを通して吸引力を及ぼすブロアーと、フイル
    ターに付着した塵芥等を下側のダストボックスに払い落
    すことができる除塵装置とを備えたフイルター式集塵機
    を用いたことを特徴とする気吹き作業用集塵装置。
  2. 【請求項2】 前記の除塵装置として、フイルターに圧
    縮空気を吹き込んで除塵するパルスジェット式除塵装置
    を使用すると共に、この除塵装置に圧縮空気を送るエア
    ーコンプレッサーを、集塵機の内部で、且つ、前記ブロ
    アーの排気気流の流通路中に設けたことを特徴とする請
    求項1記載の気吹き作業用集塵装置。
  3. 【請求項3】 前記集塵機のダスト吸引口を、フイルタ
    ーを取付けたフイルターボツクスの側面又は上面に直接
    広く大きく開口形成したことを特徴とする請求項1記載
    の気吹き作業用集塵装置。
  4. 【請求項4】 前記の移動台車にリフター装置を設け、
    この上に集塵機を取付けることによって集塵機の上下の
    高さを調節自在に構成する一方、移動台車にはその走行
    移動に従って長さを伸縮自在に調節することができる前
    記ブロアー用、及び、コンプレッサー用の電源コードを
    接続したことを特徴とする請求項1、2又は3記載の気
    吹き作業用集塵装置。
  5. 【請求項5】 車両を床面より所定の高さに支持する支
    持部材として、上面部に車両を載せて走行移動させるレ
    ールを敷設した支柱状の支持部材、又は、車両を昇降自
    在にしたジャッキ装置を用いることを特徴とする請求項
    1記載の気吹き作業用集塵装置。
JP2000169976A 2000-06-07 2000-06-07 気吹き作業用集塵装置 Expired - Fee Related JP3778777B2 (ja)

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