JPH06117682A - 空調空気吹出装置 - Google Patents

空調空気吹出装置

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Publication number
JPH06117682A
JPH06117682A JP26833492A JP26833492A JPH06117682A JP H06117682 A JPH06117682 A JP H06117682A JP 26833492 A JP26833492 A JP 26833492A JP 26833492 A JP26833492 A JP 26833492A JP H06117682 A JPH06117682 A JP H06117682A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guide rail
trolley
outlet
outlet member
duct
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP26833492A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanobu Saito
正信 斎藤
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Taikisha Ltd
Original Assignee
Taikisha Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Taikisha Ltd filed Critical Taikisha Ltd
Priority to JP26833492A priority Critical patent/JPH06117682A/ja
Publication of JPH06117682A publication Critical patent/JPH06117682A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ダクトに対する吹出口部材の交換作業を効率
良く行えるようにする。 【構成】 天井12近くを左右方向にのびたダクト14の周
壁に前向き吹出口15を設ける。吹出口15に接続するため
の布製筒状吹出口部材16を、これの長さ方向に間隔をお
いて複数のトロリ24に着脱自在に取付ける。トロリ24を
ガイドレール21で案内する。ガイドレール21は、略逆L
字状であって、吹出口15の上方から前向きにのびた水平
部21および水平部21の前端より下向きにのびて下端が床
18近くまで達している垂直部23よりなる。ガイドレール
21にそってトロリ24を移動手段で移動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、吹出装置、例えば、
食品工場等において、作業者の体感温度が下がらないよ
うにするために冷気を低速で吹き出させるのに適した吹
出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の装置としては、天井近くを左右
方向にのびかつ周壁に前向き吹出口が設けられているダ
クトと、後端が吹出口に接続されている前後方向にのび
た布製前端閉鎖筒状吹出口部材と、吹出口部材を天井か
ら吊下げている複数の吊り子とを備えているものが知ら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】吹出口部材には塵埃等
が付着するため、これを定期的に洗浄する必要がある。
そのためには、吹出口部材を別のものと交換する必要が
あるが、交換作業を高所で行わなければならず、能率が
悪いばかりか、危険である。
【0004】この発明の目的は、吹出口部材の交換作業
を効率よく行うことのできる吹出装置を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明による空調空気
吹出装置は、天井近くを左右方向にのびかつ周壁に前向
き吹出口が設けられているダクトと、一端が吹出口に接
続される布製他端閉鎖筒状吹出口部材とを備えている吹
出装置において、吹出口部材周壁が、これの長さ方向に
間隔をおいて取付けられる複数のトロリと、トロリを案
内する略逆L字状のガイドレールであって、吹出口の上
方から前向きにのびた水平部および水平部の前端より下
向きにのびて下端が床近くまで達している垂直部よりな
るガイドレールと、ガイドレールにそってトロリを移動
させる移動手段とを備えていることを特徴とするもので
ある。
【0006】
【作用】この発明による吹出装置には、吹出口部材周壁
が、これの長さ方向に間隔をおいて着脱自在に取付けら
れる複数のトロリと、トロリを案内する略逆L字状のガ
イドレールであって、吹出口の上方から前向きにのびた
水平部および水平部の前端より下向きにのびて下端が床
近くまで達している垂直部よりなるガイドレールとが備
わっているから、床近くにおいてトロリに吹出口部材が
着脱される。
【0007】さらに、吹出装置には、ガイドレールにそ
ってトロリを移動させる移動手段が備わっているから、
吹出口部材の一端を先にしてガイドレールの垂直部下端
からガイドレールにそってトロリを順次移動させていく
と、吹出口部材が次第に吹出口に向かって導かれていっ
て、吹出口に吹出口部材の一端が接続され、逆にトロリ
を移動させると、両者の接続が解除される。
【0008】
【実施例】この発明の実施例を、図面を参照してつぎに
説明する。
【0009】図1を参照すると、室内11の天井12近くの
後壁面13にそってスチール製ダクトが左右方向にのびて
いる。ダクト14周壁には複数の前向き吹出口15がダクト
長さ方向に間隔をおいて設けられている。各吹出口15に
は吹出口部材16の後端開口が接続されている。吹出口部
材16は、通気性を有する布で細長い袋状に形成されたも
のであり、自然状態ではおしつぶされてひらたくなって
いるが、吹出口部材16に空気を供給すると、膨らんで水
平円筒状となり、この状態でダクト14から天井12のすぐ
下を前向きにのびて、前壁面17近くまで達している。
【0010】天井12および前壁面17にそって逆L字状の
ガイドレール21が配置されている。すなわち、ガイドレ
ール21は、吹出口15の上方から前向きにのびて前壁面17
近くに達している水平部22および水平部22の前端から下
向きにのびて床18近くに達している垂直部23よりなる。
ガイドレール21にそって複数のトロリ24が走行しうるよ
うに配置されている。ガイドレール21の垂直部23下端近
くにモータ25付駆動プーリ26が、その水平部22の後端近
くに従動プーリ27がそれぞれ配置されるとともに、ガイ
ドレール21の水平部22と垂直部23が交わる部分に案内プ
ーリ28が配置され、これらプーリ26〜28にエンドレス・
ロープ29が巻き掛けられている。
【0011】図2を参照すると、吹出口15の先端には被
取付フランジ31が設けられている。被取付フランジ31を
挟んでその裏側には永久磁石32が、その表側にはパッキ
ン33がそれぞれ取付けられている。吹出口部材16の左端
部は、常磁性材料製取付筒34にはめ被せられかつバンド
35で止められている。取付筒34には取付フランジ36が設
けられている。
【0012】図3を参照すると、ガイドレール21は、リ
ップ溝型鋼よりなるものであって、その開口を水平部22
では下側に向け、垂直部23では後側に向けている。
【0013】トロリ24は、ガイドレール21の開口両側で
受けられている2つの車輪41と、両車輪41に渡されてい
る車軸42と、車軸42に固定されかつ開口に通されてガイ
ドレール21から突出している先端フック43付吊り具44と
よりなる。
【0014】吹出口部材16周壁には、吊り具44に掛けら
れた複数の吊り環45が同周壁長さ方向に間隔をおいて取
付けられている。
【0015】ロープ29の内側移動経路はガイドレール21
内に導き入れられて、先頭のトロリ24の車軸42に連結固
定されている。
【0016】つぎに、図4を参照して、ダクト14に対す
る吹出口部材16の接続作業の手順を説明する。
【0017】ガイドレール21の垂直部23の下端近くにト
ロリ24を集合させておく。こうしておいて、接続すべき
吹出口部材16の吊り環45をトロリ24の吊り具44に順次掛
けていく。つぎに、トロリ24がロープ29で引張られてガ
イドレール21の垂直部23にそって上昇していくように駆
動プーリ26を駆動する(図1中時計方向)。トロリ24が
垂直部23の上端まで上昇すると、水平部22に乗り移り、
水平部22にそって後向きに移動していく。先頭のトロリ
24が水平部22の後端近くまで移動すると、吹出口15のフ
ランジ31に取付筒33のフランジ36が当接し、磁石32によ
って後者のフランジ36が吸着されることにより、接続作
業が完了する。
【0018】吹出口部材16の接続を解除するには、駆動
プーリ26を逆転させ(図1中反時計方向)、磁石32によ
る吸着を強制的に解除し、その後は上記とは逆の手順で
トロリ24を垂直部の下端近くまで呼び戻し、その状態で
トロリ24から吹出口部材16を取外せばよい。
【0019】上記において、永久磁石32に代わり、電磁
石を用いても良い。そうすれば、磁石による吸着・吸着
解除を自在のタイミングで行うことができる。
【0020】図5に示すように、吹出口15に先細りテー
パ状のセンタリング部材51が設けられていても良い。こ
のようにすれば、吹出口15に取付筒33を接続する際に、
センタリングが確実に行われる。
【0021】図6に、トロリ51の変形例が示されてい
る。この変形例では、一対の先行車輪61の車軸62と、一
対の後続車輪63の車軸64とが連結部材65で連結され、連
結部材65にV字状の吊り具66が取付けられている。この
ようなトロリ52を用いると、トロリ52がガイドレール21
のとくに垂直部23を移動する際に、吹出口部材16が垂直
部23に接触することなく、両者の間に一定の間隔が保た
れる。
【0022】図7に、トロリ駆動手段の変形例が示され
ている。この変形例では、ガイドレール21の垂直部23下
端近くに前巻取機71が、これと同レベルの後壁面13近く
に後巻取機72がそれぞれ配置され、ダクト14のすぐ後斜
め上にガイドローラ73が配置され、ロープ74がガイドレ
ール21の内を通されるとともに、ガイドローラ73に巻き
掛けられ、ロープ74の両端は前後の巻取機71,72にそれ
ぞれ巻き取られている。
【0023】
【発明の効果】この発明によれば、床近くにおいてトロ
リに吹出口部材が着脱されるし、吹出口部材の一端を先
にしてガイドレールの垂直部下端からガイドレールにそ
ってトロリを順次移動させていくと、吹出口部材が次第
に吹出口に向かって導かれていって、吹出口に吹出口部
材の一端が接続され、逆にトロリを移動させると、両者
の接続が解除されるから、床上における作業でダクトに
吹出口部材を接続・接続解除することができ、高所での
作業も不要で、吹出口部材の交換作業を効率良くおこな
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による吹出装置に使用時の側面図であ
る。
【図2】同吹出装置のダクトと吹出口部材の接続部の一
部拡大断面図である。
【図3】同吹出装置のガイドレールおよびその周辺部の
横断面図である。
【図4】同吹出装置の吹出口部材交換時の正面図であ
る。
【図5】同吹出装置のダクトの吹出口の変形例を示す縦
断面図である。
【図6】同吹出装置のトロリの変形例を示す斜視図であ
る。
【図7】同吹出装置のトロリ移動手段の変形例を示す図
1相当の側面図である。
【符号の説明】
11 天井 14 ダクト 15 吹出口 16 吹出口部材 18 床 21 ガイドレール 22 水平部 23 垂直部 24 トロリ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井12近くを左右方向にのびかつ周壁に
    前向き吹出口15が設けられているダクト14と、 一端が吹出口15に接続される布製他端閉鎖筒状吹出口部
    材16と、 を備えている空調空気吹出装置において、 吹出口部材16周壁が、これの長さ方向に間隔をおいて着
    脱自在に取付けられる複数のトロリ24と、 トロリ24を案内する略逆L字状のガイドレール21であっ
    て、吹出口15の上方から前向きにのびた水平部21および
    水平部21の前端より下向きにのびて下端が床18近くまで
    達している垂直部23よりなるガイドレール21と、 ガイドレール21にそってトロリ24を移動させる移動手段
    と、 を備えていることを特徴とする空調空気吹出装置。
JP26833492A 1992-10-07 1992-10-07 空調空気吹出装置 Withdrawn JPH06117682A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26833492A JPH06117682A (ja) 1992-10-07 1992-10-07 空調空気吹出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26833492A JPH06117682A (ja) 1992-10-07 1992-10-07 空調空気吹出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06117682A true JPH06117682A (ja) 1994-04-28

Family

ID=17457105

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26833492A Withdrawn JPH06117682A (ja) 1992-10-07 1992-10-07 空調空気吹出装置

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JP (1) JPH06117682A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009275922A (ja) * 2008-05-12 2009-11-26 Arima Kogyosho:Kk 空気吹出装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009275922A (ja) * 2008-05-12 2009-11-26 Arima Kogyosho:Kk 空気吹出装置

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Effective date: 20000104