JP2009275922A - 空気吹出装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、空気吹出装置に係り、特に室内側に膨出する吹出部材を通気性を有する伸縮自在な繊維素材で形成するとともに、この吹出部材の取付枠への取付け及び取外しを簡単に行えるようにした空気吹出装置に関するものである。
【解決手段】本発明は、室内の壁面又は天井面の開口部の取付枠を、開口部に取付けた筒状部材と、室内側に突出する鍔状部材とから形成し、吹出部材を通気性を有する伸縮自在な繊維素材で形成するとともに、この吹出部材における鍔状部材への取付位置となる周辺部に配設した紐状部材により吹出部材を鍔状部材に固定するようにしたから、吹出部材の取付け及び取外しを簡単に行うことができ、吹出部材の清掃や交換を容易に行うことができ、かつ空気を吹出部材全体から均一に吹出すことができ、吹出風速が小さくなってドラフトを弱くできるとともに、鍔状部材や吹出部材に結露するおそれもない。
【選択図】図2
【解決手段】本発明は、室内の壁面又は天井面の開口部の取付枠を、開口部に取付けた筒状部材と、室内側に突出する鍔状部材とから形成し、吹出部材を通気性を有する伸縮自在な繊維素材で形成するとともに、この吹出部材における鍔状部材への取付位置となる周辺部に配設した紐状部材により吹出部材を鍔状部材に固定するようにしたから、吹出部材の取付け及び取外しを簡単に行うことができ、吹出部材の清掃や交換を容易に行うことができ、かつ空気を吹出部材全体から均一に吹出すことができ、吹出風速が小さくなってドラフトを弱くできるとともに、鍔状部材や吹出部材に結露するおそれもない。
【選択図】図2
Description
本発明は、室内の壁面又は天井面に設けた空気吹出装置、特に室内側に膨出する吹出部材を通気性を有する伸縮自在な繊維素材で形成するとともに、この吹出部材の取付枠への取付け及び取外しを簡単に行えるようにした空気吹出装置に関するものである。
従来、室内の天井面に設ける吹出口としては、アネモ型、パン型、ユニバーサルレジスタ型、ラインディフューザ型、ノズル型などが知られている(例えば、非特許文献1の第548頁及び第549頁参照)。
これら各種の吹出口は目的に応じて選択して使用されているが、いずれの吹出口も空気を吹出口全体から均一に吹出すことは難しかった。
これら各種の吹出口は目的に応じて選択して使用されているが、いずれの吹出口も空気を吹出口全体から均一に吹出すことは難しかった。
また、従来、室内の天井近くに設ける繊維で製作された袋状のダクトで、ダクト全面が吹出部となる、いわゆるソックダクトが知られている(例えば、非特許文献1の第530頁及び第531頁、特許文献1、特許文献2参照)。
このソックダクトは空気をダクト全面から均一に吹出すことができるが、その形状、デザインが特異であり、かつ装置が大型である点から使用できる室内に制約があった。
特許庁発行「平成18年度 標準技術集 空調設備の施工技術」 特開平6−117682号 公報
特開平6−201181号 公報
このソックダクトは空気をダクト全面から均一に吹出すことができるが、その形状、デザインが特異であり、かつ装置が大型である点から使用できる室内に制約があった。
特許庁発行「平成18年度 標準技術集 空調設備の施工技術」
従来の各種吹出口はいずれも空気を吹出口全体から均一に吹出すことができない問題があった。
また、従来のソックダクトは、形状、デザイン、装置の大きさから使用できる室内が限られてくるという問題があるとともに、ソックダクトの接続面積が小さいため、処理風量に制限を受けるという問題があった。
また、従来のソックダクトは、形状、デザイン、装置の大きさから使用できる室内が限られてくるという問題があるとともに、ソックダクトの接続面積が小さいため、処理風量に制限を受けるという問題があった。
本発明は、このような従来の構成が有していた問題を解決しようとするものであり、室内の壁面又は天井面の開口部に、通気性を有する伸縮自在な繊維素材で形成し室内側に膨出する吹出部材を取付けて、この吹出部材の取付け及び取外しを容易に行えるようにすることを目的としている。
請求項1に係る本発明は、室内の壁面又は天井面の開口部に取付けた取付枠と、室内側に膨出する吹出部材とを備えた空気吹出装置であって、
前記取付枠を、前記開口部に取付けた筒状部材と、前記壁面又は天井面から室内側に突出する鍔状部材とから形成し、
前記吹出部材を通気性を有する伸縮自在な繊維素材で形成するとともに、この吹出部材における前記鍔状部材への取付位置となる周辺部に紐状部材を配設し、
前記紐状部材により前記吹出部材を前記鍔状部材に固定した空気吹出装置である。
前記取付枠を、前記開口部に取付けた筒状部材と、前記壁面又は天井面から室内側に突出する鍔状部材とから形成し、
前記吹出部材を通気性を有する伸縮自在な繊維素材で形成するとともに、この吹出部材における前記鍔状部材への取付位置となる周辺部に紐状部材を配設し、
前記紐状部材により前記吹出部材を前記鍔状部材に固定した空気吹出装置である。
請求項2に係る本発明は、請求項1に係る本発明の構成に加え、前記吹出部材の周辺部を、複数の切欠部を有し前記紐状部材が挿通可能な中空状に形成し、
前記鍔状部材に複数の引掛け部を設けて前記切欠部に位置する前記紐状部材を前記引掛け部に引掛けた空気吹出装置である。
前記鍔状部材に複数の引掛け部を設けて前記切欠部に位置する前記紐状部材を前記引掛け部に引掛けた空気吹出装置である。
請求項3に係る本発明は、室内の壁面又は天井面の開口部に取付けた取付枠と、室内側に膨出する吹出部材とを備えた空気吹出装置であって、
前記取付枠を、前記開口部に取付けた筒状部材と、前記壁面又は天井面から室内側に突出する鍔状部材とから形成するとともに、前記鍔状部材にこの鍔状部材と間隙をもって軸部材を固定し、
前記吹出部材を通気性を有する伸縮自在な繊維素材で形成するとともに、この吹出部材における前記鍔状部材への取付位置となる周辺部に面ファスナー又はボタンを配設し、
前記吹出部材の周辺部により前記軸部材を包んだ状態で前記面ファスナー又はボタンで前記吹出部材を前記鍔状部材に固定した空気吹出装置である。
前記取付枠を、前記開口部に取付けた筒状部材と、前記壁面又は天井面から室内側に突出する鍔状部材とから形成するとともに、前記鍔状部材にこの鍔状部材と間隙をもって軸部材を固定し、
前記吹出部材を通気性を有する伸縮自在な繊維素材で形成するとともに、この吹出部材における前記鍔状部材への取付位置となる周辺部に面ファスナー又はボタンを配設し、
前記吹出部材の周辺部により前記軸部材を包んだ状態で前記面ファスナー又はボタンで前記吹出部材を前記鍔状部材に固定した空気吹出装置である。
請求項4に係る本発明は、室内の壁面又は天井面の開口部に取付けた取付枠と、室内側に膨出する吹出部材とを備えた空気吹出装置であって、
前記取付枠を、前記開口部に取付けた筒状部材と、前記壁面又は天井面から室内側に突出する鍔状部材とから形成し、
前記吹出部材を通気性を有する伸縮自在な繊維素材で形成するとともに、この吹出部材における前記鍔状部材への取付位置となる周辺部に枠部材を設け、
前記吹出部材の枠部材を前記鍔状部材に着脱自在に固定する固定手段により、前記吹出部材を前記鍔状部材に固定した空気吹出装置である。
前記取付枠を、前記開口部に取付けた筒状部材と、前記壁面又は天井面から室内側に突出する鍔状部材とから形成し、
前記吹出部材を通気性を有する伸縮自在な繊維素材で形成するとともに、この吹出部材における前記鍔状部材への取付位置となる周辺部に枠部材を設け、
前記吹出部材の枠部材を前記鍔状部材に着脱自在に固定する固定手段により、前記吹出部材を前記鍔状部材に固定した空気吹出装置である。
請求項5に係る本発明は、請求項1〜請求項4のいずれかに係る本発明の構成に加え、前記取付枠の鍔状部材を、前記壁面又は天井面に設けた開口部の形状と異なる形状に形成するとともに、前記吹出部材を前記取付枠の鍔状部材の形状に合わせた形状に形成した空気吹出装置である。
請求項6に係る本発明は、請求項1〜請求項5のいずれかに係る本発明の構成に加え、前記取付枠に照明器具を設けるとともに、前記吹出部材を半透明な素材で形成して前記照明器具を覆った空気吹出装置である。
請求項1に係る本発明は、室内の壁面又は天井面の開口部の取付枠を、開口部に取付けた筒状部材と、室内側に突出する鍔状部材とから形成し、吹出部材を通気性を有する伸縮自在な繊維素材で形成するとともに、この吹出部材における鍔状部材への取付位置となる周辺部に配設した紐状部材により吹出部材を鍔状部材に固定するようにしたから、吹出部材の取付け及び取外しを簡単に行うことができ、吹出部材の清掃や交換を容易に行うことができる。
また、吹出部材を通気性を有する繊維素材で形成しているので、空気を吹出部材全体から均一に吹出すことができ、吹出風速が小さくなってドラフトを弱くできるとともに、鍔状部材や吹出部材に結露するおそれもない。
また、吹出部材を通気性を有する繊維素材で形成しているので、空気を吹出部材全体から均一に吹出すことができ、吹出風速が小さくなってドラフトを弱くできるとともに、鍔状部材や吹出部材に結露するおそれもない。
請求項2に係る本発明は、請求項1に係る本発明の効果に加え、吹出部材の周辺部を、複数の切欠部を有し紐状部材が挿通可能な中空状に形成し、鍔状部材に複数の引掛け部を設けて切欠部に位置する紐状部材を引掛け部に引掛けたから、吹出部材を鍔状部材に確実に固定することができる。
請求項3に係る本発明は、室内の壁面又は天井面の開口部の取付枠を、開口部に取付けた筒状部材と、室内側に突出する鍔状部材とから形成するとともに、鍔状部材に鍔状部材と間隙をもって軸部材を固定し、吹出部材を通気性を有する伸縮自在な繊維素材で形成するとともに、吹出部材における鍔状部材への取付位置となる周辺部に面ファスナー又はボタンを配設し、吹出部材の周辺部により軸部材を包んだ状態で面ファスナー又はボタンで吹出部材を鍔状部材に固定したから、請求項1に係る本発明と同様に、吹出部材の取付け及び取外しを簡単に行うことができ、吹出部材の清掃や交換を容易に行うことができる。
また、吹出部材を通気性を有する繊維素材で形成しているので、空気を吹出部材全体から均一に吹出すことができ、吹出風速が小さくなってドラフトを弱くできるとともに、鍔状部材や吹出部材に結露するおそれもない。
また、吹出部材を通気性を有する繊維素材で形成しているので、空気を吹出部材全体から均一に吹出すことができ、吹出風速が小さくなってドラフトを弱くできるとともに、鍔状部材や吹出部材に結露するおそれもない。
請求項4に係る本発明は、室内の壁面又は天井面の開口部の取付枠を、開口部に取付けた筒状部材と、室内側に突出する鍔状部材とから形成し、吹出部材を通気性を有する伸縮自在な繊維素材で形成するとともに、吹出部材における鍔状部材への取付位置となる周辺部に枠部材を設け、吹出部材の枠部材を鍔状部材に着脱自在に固定する固定手段により、吹出部材を鍔状部材に固定したから、請求項1に係る本発明と同様に、吹出部材の取付け及び取外しを簡単に行うことができ、吹出部材の清掃や交換を容易に行うことができる。
また、吹出部材を通気性を有する繊維素材で形成しているので、空気を吹出部材全体から均一に吹出すことができ、吹出風速が小さくなってドラフトを弱くできるとともに、鍔状部材や吹出部材に結露するおそれもない。
また、吹出部材を通気性を有する繊維素材で形成しているので、空気を吹出部材全体から均一に吹出すことができ、吹出風速が小さくなってドラフトを弱くできるとともに、鍔状部材や吹出部材に結露するおそれもない。
請求項5に係る本発明は、請求項1〜請求項4のいずれかに係る本発明の効果に加え、 鍔状部材を、壁面又は天井面に設けた開口部の形状と異なる形状に形成するとともに、吹出部材を鍔状部材の形状に合わせた形状に形成したから、室内に膨出している吹出部材の形状を開口部の形状に拘束されずに好みの形状とすることができる。
請求項6に係る本発明は、請求項1〜請求項5のいずれかに係る本発明の効果に加え、取付枠に照明器具を設けるとともに、吹出部材を半透明な素材で形成して照明器具を覆ったから、吹出部材を間接照明器具と同視することができ、デザイン的にも好ましいものとなる。
以下、本発明の実施の形態を添付した図面により詳細に説明する。
図1〜図3は、本発明の第一の実施の形態に係る図面であり、図1は空気吹出装置の設置状態を示す説明図、図2は空気吹出装置の断面図、図3は吹出部材の斜視図である。
図4及び図5は本発明の第二の実施の形態に係る図面であり、図4は空気吹出装置の断面図、図5は空気吹出装置の部分斜視図である。
図1〜図3は、本発明の第一の実施の形態に係る図面であり、図1は空気吹出装置の設置状態を示す説明図、図2は空気吹出装置の断面図、図3は吹出部材の斜視図である。
図4及び図5は本発明の第二の実施の形態に係る図面であり、図4は空気吹出装置の断面図、図5は空気吹出装置の部分斜視図である。
図6及び図7は本発明の第三の実施の形態に係る図面であり、図6は空気吹出装置の一部を断面とした正面図、図7は図6の底面図である。
図8は本発明の第四の実施の形態に係る説明図である。
図9及び図10は本発明の第五の実施の形態に係る図面であり、図9は空気吹出装置の断面図、図10は図9の底面図である。
図11及び図12は本発明の第六の実施の形態に係る図面であり、図11は空気吹出装置の断面図、図12は図11の底面図である。
図8は本発明の第四の実施の形態に係る説明図である。
図9及び図10は本発明の第五の実施の形態に係る図面であり、図9は空気吹出装置の断面図、図10は図9の底面図である。
図11及び図12は本発明の第六の実施の形態に係る図面であり、図11は空気吹出装置の断面図、図12は図11の底面図である。
本発明の第一の実施の形態に係る空気吹出装置を図1〜図3に基いて説明する。
1は、取付枠2と吹出部材3とを備えた空気吹出装置であり、厨房となる室内4の天井面5に設けている。
なお、図1において、41は壁面、42は床面、43は加熱調理器を内蔵した調理台、44は排気ファン45を内蔵したレンジフード、46は室外に開口したレンジフード44の排気口、47は室外に開口した給気取入れ口、48は給気ダクト、49は給気チャンバーである。
1は、取付枠2と吹出部材3とを備えた空気吹出装置であり、厨房となる室内4の天井面5に設けている。
なお、図1において、41は壁面、42は床面、43は加熱調理器を内蔵した調理台、44は排気ファン45を内蔵したレンジフード、46は室外に開口したレンジフード44の排気口、47は室外に開口した給気取入れ口、48は給気ダクト、49は給気チャンバーである。
室内4の天井面5には、正方形の開口部51を設けており、開口部51に取付枠2を取付けるのである。
取付枠2は開口部51に取付けた筒状部材21と、天井面5から下方の室内4側に突出する鍔状部材22とから形成している。
取付枠2は開口部51に取付けた筒状部材21と、天井面5から下方の室内4側に突出する鍔状部材22とから形成している。
鍔状部材22は、筒状部材21の下端から外方に一体に設けた第一鍔状部材22aと第一鍔状部材22aに固定した第二鍔状部材22bとから形成している。
第一鍔状部材22aと第二鍔状部材22bとは、第一鍔状部材22aの外周の筒状立上り部22cと第二鍔状部材22bの内周の筒状立上り部22dとをスポット溶接で固定している。
これら筒状立上り部22c,22dの上端が天井面5に接するようにしている。
第一鍔状部材22aと第二鍔状部材22bとは、第一鍔状部材22aの外周の筒状立上り部22cと第二鍔状部材22bの内周の筒状立上り部22dとをスポット溶接で固定している。
これら筒状立上り部22c,22dの上端が天井面5に接するようにしている。
第二鍔状部材22bには、それぞれの辺の中央部に引掛け部23を設けている。
この引掛け部23は第二鍔状部材22bの下方からビスをビスの軸部が第二鍔状部材22bの上方に突き出るようにして形成している。
この引掛け部23は第二鍔状部材22bの下方からビスをビスの軸部が第二鍔状部材22bの上方に突き出るようにして形成している。
吹出部材3は、通気性を有する伸縮自在なポリプロピレン繊維素材で、開き目が50μmの織編物から形成するとともに、筒状部31と蓋部32とから構成している。
筒状部31と蓋部32とは縫製により一体化している。
筒状部31と蓋部32とは縫製により一体化している。
筒状部31における取付枠2の鍔状部材22への取付位置となる周辺部33を中空状とした中空部33aに形成し、周辺部33の各辺の中央部及び角部に切欠部33b,33cを有している。
吹出部材3の周辺部33に配設した繊維製の紐状部材34は、周辺部33の中空部33aに挿通したのち、両端部を合わせて抜け止め部34aを形成し、中間に抜け止め部34bを形成して、無端状としている。
吹出部材3の周辺部33に配設した繊維製の紐状部材34は、周辺部33の中空部33aに挿通したのち、両端部を合わせて抜け止め部34aを形成し、中間に抜け止め部34bを形成して、無端状としている。
また、紐状部材34には、抜け止め部34a,34bの近くに、紐状部材34の絞り状態を保持するコードストッパー34c,34cを取付けている。
そして、このように構成した吹出部材3を取付枠2の第二鍔状部材22bに取付けて紐状部材34を絞り、中央部の切欠部33bに位置する紐状部材34を引掛け部23に引掛けてコードストッパー34c,34cでその絞り状態を保持することにより、吹出部材3を第二鍔状部材22bに固定するのである。
そして、このように構成した吹出部材3を取付枠2の第二鍔状部材22bに取付けて紐状部材34を絞り、中央部の切欠部33bに位置する紐状部材34を引掛け部23に引掛けてコードストッパー34c,34cでその絞り状態を保持することにより、吹出部材3を第二鍔状部材22bに固定するのである。
本発明の第一の実施の形態に係る空気吹出装置は、以上のように構成しており、以下に、本発明の第一の実施の形態に係る空気吹出装置の作用について説明する。
厨房である室内4において、調理台43の加熱調理器を使用して調理するときには、レンジフード44の排気ファン45を駆動して調理中に発生する油煙、臭気、汚染空気などを排気口46から室外に強制排気するようにしている。
厨房である室内4において、調理台43の加熱調理器を使用して調理するときには、レンジフード44の排気ファン45を駆動して調理中に発生する油煙、臭気、汚染空気などを排気口46から室外に強制排気するようにしている。
強制排気をすることにより、室内4は負圧となり、室外空気が給気取入口47、給気ダクト48、給気チャンバー49を介して空気吹出装置1から室内4に給気される。
空気吹出装置1の吹出部材3は、通気性を有する伸縮自在なポリプロピレン繊維素材で、開き目が50μmの織編物により形成しているから、室外空気を吹出部材3の全体から均一に吹出すことができ、吹出風速が小さくなってドラフトを弱くできる。
空気吹出装置1の吹出部材3は、通気性を有する伸縮自在なポリプロピレン繊維素材で、開き目が50μmの織編物により形成しているから、室外空気を吹出部材3の全体から均一に吹出すことができ、吹出風速が小さくなってドラフトを弱くできる。
しかも、この実施の形態では、天井面5の開口部51の大きさは、横幅及び奥行が350mmの正方形であるのに対し、吹出部材3は蓋部32の横幅及び奥行が略550mmの正方形で、かつ、吹出部材3における周辺部33を除いた筒状部31の吹出部分の高さが100mmで周囲が2200mmであるから、吹出部材3の吹出面積は開口部51の開口面積の略4.2倍の大きさとなっているから、開口部51に直接吹出グリルを設けた場合と比較し、吹出風速は24%となる。
したがって、この実施の形態では、空気吹出装置1を厨房となる室内4における室外空気の給気用として用いているので、室外空気の吹出風速が小さいことにより、調理済みの温料理が室外空気により冷まされ難いことや、吹出部材3により室外空気の塵埃が濾過されて室内4が室外空気中の塵埃で汚されないことから、この実施の形態に係る空気吹出装置1は、厨房用の室外空気の給気用として好適である。
したがって、この実施の形態では、空気吹出装置1を厨房となる室内4における室外空気の給気用として用いているので、室外空気の吹出風速が小さいことにより、調理済みの温料理が室外空気により冷まされ難いことや、吹出部材3により室外空気の塵埃が濾過されて室内4が室外空気中の塵埃で汚されないことから、この実施の形態に係る空気吹出装置1は、厨房用の室外空気の給気用として好適である。
また、冬季に室内4が暖房され、調理による水蒸気が発生しているような結露し易い条件において、低温の室外空気が吹出部材3から吹出されが、低温の室外空気は吹出部材3の全体から均一に低風速で吹出されるから、室内4の空気を吹出部材3の近傍に誘引するようなことがなく、取付枠2の鍔状部材22や吹出部材3に結露するようなことが生じない。
さらに、室外空気中の塵埃などは、吹出部材3で濾過され、吹出部材3の定期的な洗浄や交換が必要となるが、紐状部材34のコードストッパー34cを緩めて引掛け部23から紐状部材34の係止を外すことにより、簡単に取外すことができる。
さらに、室外空気中の塵埃などは、吹出部材3で濾過され、吹出部材3の定期的な洗浄や交換が必要となるが、紐状部材34のコードストッパー34cを緩めて引掛け部23から紐状部材34の係止を外すことにより、簡単に取外すことができる。
また、洗浄や交換の際に、吹出部材3を取付枠2の鍔状部材22に取付けるには、紐状部材34を緩め、吹出部材3の伸縮性を利用して周辺部33を広げて取付枠2の第二鍔状部材22bに被せた後、紐状部材34を絞り、中央部の切欠部33bに位置する紐状部材34を引掛け部23に引掛けてコードストッパー34c,34cでその絞り状態を保持することにより、吹出部材3を取付枠2の第二鍔状部材22bに固定するのである。
このように、取付枠2の第二鍔状部材22bへの吹出部材3の取付け及び取外しを簡単に行うことができるのである。
このように、取付枠2の第二鍔状部材22bへの吹出部材3の取付け及び取外しを簡単に行うことができるのである。
以上の第一の実施の形態では、紐状部材34を繊維製として紐状部材34を絞ったり、緩めたりして取付枠2の第二鍔状部材22bへの吹出部材3の取付け及び取外しをしたが、紐状部材を合成ゴム紐製としてその弾性力により取付枠2の第二鍔状部材22bへ吹出部材3の取付け及び取外しをするようにしてもよい。この場合、コードストッパー34cは不要である。
また、以上の第一の実施の形態では、紐状部材34にコードストッパー34cを用いたが、取付枠2の第二鍔状部材22bの大きさから予め紐状部材に、引掛け具と係止具とを設けて紐状部材を絞って引掛け具を係止具に引掛けるようにしてもよく、紐状部材の両端部を結ぶようにしてもよい。
また、以上の第一の実施の形態では、紐状部材34にコードストッパー34cを用いたが、取付枠2の第二鍔状部材22bの大きさから予め紐状部材に、引掛け具と係止具とを設けて紐状部材を絞って引掛け具を係止具に引掛けるようにしてもよく、紐状部材の両端部を結ぶようにしてもよい。
以上の第一の実施の形態では、吹出部材3の周辺部33を、複数の切欠部33bを有し紐状部材34が挿通可能な中空部33aを設け、取付枠2の第二鍔状部材22bに複数の引掛け部23を設けているが、切欠部33b及び引掛け部23は無くてもよく、中空部33aに替えて帯状の紐通し部を吹出部材3の周辺部33に複数個所形成してもよい。
また、以上の第一の実施の形態では、天井面5の開口部51を正方形としたが、円形、長方形、六角形、八角形などのいずれでもよく、取付枠2の筒状部材21の形状も開口部51に合うような形状にするのである。
以上の第一の実施の形態では、空気吹出装置1を厨房となる室内4の天井面5に設けて、室外空気の自然給気口として使用する例を示したが、給気ファンを備えて強制給気口として使用してもよく、天井面ではなく壁面に設けてもよく、空調用の吹出開口に設けてもよく、室内も厨房ではなく、居室、工場内、食品加工室、事務室、クリーンルームでもよい。
以上の第一の実施の形態では、空気吹出装置1を厨房となる室内4の天井面5に設けて、室外空気の自然給気口として使用する例を示したが、給気ファンを備えて強制給気口として使用してもよく、天井面ではなく壁面に設けてもよく、空調用の吹出開口に設けてもよく、室内も厨房ではなく、居室、工場内、食品加工室、事務室、クリーンルームでもよい。
また、以上の第一の実施の形態では、吹出部材3は、通気性を有する伸縮自在なポリプロピレン繊維素材で、開き目が50μmの織編物を使用したが、繊維素材として、ポリプロピレンに替えてポリアミド、ポリエステル、アクリルなどの合成繊維や、綿、麻などの天然繊維でもよく、難燃加工を施したものでもよい。
さらに、繊維素材としては、織編物に替えて合成繊維製の不織布としてもよく、この場合、吹出部材3の筒状部31と蓋部32との縫製による一体化に替えて、縫製せずに型押加工により成形してもよい。
また、開き目は1μm〜100μm程度が好ましく、室内の使用目的、吹出風速(風量)、塵埃の捕捉効率などから適宜決定するのである。
さらに、繊維素材としては、織編物に替えて合成繊維製の不織布としてもよく、この場合、吹出部材3の筒状部31と蓋部32との縫製による一体化に替えて、縫製せずに型押加工により成形してもよい。
また、開き目は1μm〜100μm程度が好ましく、室内の使用目的、吹出風速(風量)、塵埃の捕捉効率などから適宜決定するのである。
以上の第一の実施の形態では、吹出部材3を、蓋部32の横幅及び奥行が550mmの正方形で、かつ、吹出部材3における周辺部33を除いた筒状部31の吹出部分の高さを100mmとしたが、蓋部32の横幅及び奥行は、必要な吹出風量、室内の状況などに応じて決めるのであるが、吹出部材3の天井面又は壁面から室内側への膨出は、室内の圧迫感を少なく、かつ人に対するドラフトを弱くするには、鍔状部材22を含めて100mm〜200mmが望ましい。
次に、本発明の第二の実施の形態に係る空気吹出装置を図4及び図5に基づき説明する。
第二の実施の形態は、第一の実施の形態における取付枠2の第二鍔状部材22bへの吹出部材3の取付け及び取外し構成の変形例を示している。
第二の実施の形態は、第一の実施の形態における取付枠2の第二鍔状部材22bへの吹出部材3の取付け及び取外し構成の変形例を示している。
以下、第一の実施の形態と同様な構成については、説明を省略ないし簡略にし、第一の実施の形態と異なる構成について説明する。
天井面5の正方形の開口部51及び吹出部材1の取付枠2の筒状部材21は第一の実施の形態と同一であり、鍔状部材22のうち、第一鍔状部材22aも第一の実施の形態と同一であり、第二鍔状部材22eの構成が第一の実施の形態と異なるとともに、吹出部材3の構成もその周辺部33eの構成が異なり、取付枠2の第二鍔状部材22eへの吹出部材3の取付け及び取外し構成が第一の実施の形態と異なっている。
天井面5の正方形の開口部51及び吹出部材1の取付枠2の筒状部材21は第一の実施の形態と同一であり、鍔状部材22のうち、第一鍔状部材22aも第一の実施の形態と同一であり、第二鍔状部材22eの構成が第一の実施の形態と異なるとともに、吹出部材3の構成もその周辺部33eの構成が異なり、取付枠2の第二鍔状部材22eへの吹出部材3の取付け及び取外し構成が第一の実施の形態と異なっている。
すなわち、第二鍔状部材22eは、取付枠2の筒状部材21の下端から外方に第一鍔状部材22aの底面に接して伸びる水平鍔部22fと水平鍔部22fの外周から下方に立ち下がる筒状立下り部22gを形成し、筒状立下り部22gの下端からさらに外方に水平部22hを形成している。
第一鍔状部材22aと第二鍔状部材22eとは、第一鍔状部材22aと第二鍔状部材22eの水平鍔部22fとをスポット溶接することにより一体化している。
そして、第二鍔状部材22eの水平部22hの各角部に、第二鍔状部材22eと間隙をもって軸部材35を固定する支持脚を設けて、4本の軸部材35を水平部22hに支持している。
第一鍔状部材22aと第二鍔状部材22eとは、第一鍔状部材22aと第二鍔状部材22eの水平鍔部22fとをスポット溶接することにより一体化している。
そして、第二鍔状部材22eの水平部22hの各角部に、第二鍔状部材22eと間隙をもって軸部材35を固定する支持脚を設けて、4本の軸部材35を水平部22hに支持している。
また、吹出部材3の周辺部33eは、各角部に切込みを形成するとともに、周辺部33eを図5に示すように、軸部材35と第二鍔状部材22eとの間隙を通って軸部材35に巻きつけて軸部材35を包んだ状態で2つの面ファスナー36,36が対向して位置するように構成している。
この第二の実施の形態では、吹出部材3の洗浄や交換の際に、吹出部材3を取付枠2の第二鍔状部材22eに取付けるには、吹出部材3の伸縮性を利用して周辺部33eを広げて取付枠2の第二鍔状部材22eに被せるとともに、周辺部33eを4本の軸部材35を包んだ状態でそれぞれ2つの面ファスナー36,36で固定するのであり、取外すときは4箇所でそれぞれ面ファスナー36,36の係合を手で解除することにより、簡単に取付け及び取外しが行える。
この第二の実施の形態では、吹出部材3の洗浄や交換の際に、吹出部材3を取付枠2の第二鍔状部材22eに取付けるには、吹出部材3の伸縮性を利用して周辺部33eを広げて取付枠2の第二鍔状部材22eに被せるとともに、周辺部33eを4本の軸部材35を包んだ状態でそれぞれ2つの面ファスナー36,36で固定するのであり、取外すときは4箇所でそれぞれ面ファスナー36,36の係合を手で解除することにより、簡単に取付け及び取外しが行える。
第二の実施の形態では、面ファスナー36.36を用いたが、面ファスナーに替えて複数個所にボタンを固定し、ボタンに引掛ける引掛け具を形成して、吹出部材3を軸部材35を利用して取付枠2の第二鍔状部材22eに取付け及び取外しを行うようにしてもよい。
第二の実施の形態に係る空気吹出装置の作用、その他の構成、変形例については、第一の実施の形態で説明したとおりであるから、説明を省略する。
第二の実施の形態に係る空気吹出装置の作用、その他の構成、変形例については、第一の実施の形態で説明したとおりであるから、説明を省略する。
次に、本発明の第三の実施の形態に係る空気吹出装置について、図6及び図7に基づき説明する。
第三の実施の形態は、第二の実施の形態における取付枠2の第二鍔状部材22eへの吹出部材3の取付け及び取外し構成の変形例を示している。
第三の実施の形態は、第二の実施の形態における取付枠2の第二鍔状部材22eへの吹出部材3の取付け及び取外し構成の変形例を示している。
以下、第二の実施の形態と同様な構成については、説明を省略ないし簡略にし、第二の実施の形態と異なる構成について説明する。
吹出部材3の周辺部33fに8つのビス挿通孔を設け、ビス挿通孔に対応する箇所にビス挿通孔を有する枠部材37を設け、さらに、第二鍔状部材22iの対応する箇所にネジ孔を形成して、吹出部材3の周辺部33fを枠部材37と第二鍔状部材22iとの間に挟み込んだ状態で、割りいれローレットビス37aで取付けている。
吹出部材3の周辺部33fに8つのビス挿通孔を設け、ビス挿通孔に対応する箇所にビス挿通孔を有する枠部材37を設け、さらに、第二鍔状部材22iの対応する箇所にネジ孔を形成して、吹出部材3の周辺部33fを枠部材37と第二鍔状部材22iとの間に挟み込んだ状態で、割りいれローレットビス37aで取付けている。
枠部材37は水平部37bと水平部37bの外周から立ち上がる筒状立上り部37cとから形成している。
なお、第二の実施の形態では、第二鍔状部材22eにおける水平部22hを筒状立下り部22gの外方に形成したが、第三の実施の形態では、水平部22jを筒状立下り部22gの内方に形成して、吹出部材3の周辺部33fを枠部材37と第二鍔状部材22iとの間に挟み込み易く構成している。
なお、第二の実施の形態では、第二鍔状部材22eにおける水平部22hを筒状立下り部22gの外方に形成したが、第三の実施の形態では、水平部22jを筒状立下り部22gの内方に形成して、吹出部材3の周辺部33fを枠部材37と第二鍔状部材22iとの間に挟み込み易く構成している。
以上の第三の実施の形態では、枠部材37を取付枠2の第二鍔状部材22iに着脱自在に固定する手段として、割りいれローレットビス37aを設けたが、割りいれローレットビス37aに替えて各種のビスを用いることができ、ビスに替えて適宜の固定手段を用いることができる。
第三の実施の形態に係る空気吹出装置の作用、その他の構成、変形例については、第一の実施の形態又は第二の実施の形態で説明したとおりであるから、説明を省略する。
第三の実施の形態に係る空気吹出装置の作用、その他の構成、変形例については、第一の実施の形態又は第二の実施の形態で説明したとおりであるから、説明を省略する。
次に、本発明の第四の実施の形態に係る空気吹出装置について、図8に基づき説明する。
図8は、底面から見た状態における取付枠2の筒状部材21及び鍔状部材22の形状を種々変形させたものを示すことにより、天井面5の開口部51の形状にかかわらず、吹出部材3の形状を好みの形状にすることができることを示す説明図である。
図8は、底面から見た状態における取付枠2の筒状部材21及び鍔状部材22の形状を種々変形させたものを示すことにより、天井面5の開口部51の形状にかかわらず、吹出部材3の形状を好みの形状にすることができることを示す説明図である。
図8において、点線は取付枠2の筒状部材21を表わしており、筒状部材21は開口部51に取付けるから、筒状部材21の形状と開口部51の形状とは底面視において略同じであり、開口部51を表わしているともいえる。
また、実線は取付枠2の鍔状部材22を表わしており、吹出部材3は鍔状部材22に取付けるから、吹出部材3の形状と鍔状部材22の形状とは底面視において略同じであり、吹出部材3を表わしているともいえる。
また、実線は取付枠2の鍔状部材22を表わしており、吹出部材3は鍔状部材22に取付けるから、吹出部材3の形状と鍔状部材22の形状とは底面視において略同じであり、吹出部材3を表わしているともいえる。
図8(a)は、筒状部材21及び開口部51を点線M1で表わす正方形又は点線M2で表わす円形とし、鍔状部材22及び吹出部材3を実線N1で表わす円形とすることを示したものである。
同図(b)は、筒状部材21及び開口部51を点線M3で表わす円形又は点線M4で表わす長方形とし、鍔状部材22及び吹出部材3を実線N2で表わす長方形とすることを示したものである。
同図(b)は、筒状部材21及び開口部51を点線M3で表わす円形又は点線M4で表わす長方形とし、鍔状部材22及び吹出部材3を実線N2で表わす長方形とすることを示したものである。
同図(c)は、筒状部材21及び開口部51を点線M5で表わす円形又は点線M6で表わす正方形とし、鍔状部材22及び吹出部材3を実線N3で表わす正六角形とすることを示したものである。
同図(d)は、筒状部材21及び開口部51を点線M7で表わす円形又は点線M8で表わす正方形とし、鍔状部材22及び吹出部材3を実線N4で表わす正八角形とすることを示したものである。
同図(d)は、筒状部材21及び開口部51を点線M7で表わす円形又は点線M8で表わす正方形とし、鍔状部材22及び吹出部材3を実線N4で表わす正八角形とすることを示したものである。
図8(a)〜(d)に示したように、取付枠2の鍔状部材22を、開口部51の形状と異なる形状に形成するとともに、吹出部材3を鍔状部材22の形状に合わせた形状に形成することにより、室内に膨出している吹出部材3の形状を開口部51の形状に拘束されずに好みの形状とすることができる。
このように、開口部51の形状は、円形又は正方形が一般的であるが、好みの吹出部材3の形状に合わせて鍔状部材22の形状を形成することにより、吹出部材3を好みの形状にすることができるのである。
このように、開口部51の形状は、円形又は正方形が一般的であるが、好みの吹出部材3の形状に合わせて鍔状部材22の形状を形成することにより、吹出部材3を好みの形状にすることができるのである。
また、この実施の形態では、天井面5の開口部51の開口面積が小さい場合でも、鍔状部材22を大きくすることにより、吹出部材3の吹出面積を大きくすることができ、吹出風速を均一にできることともに、吹出風速を小さくできドラフトを弱くすることができるのである。
次に、本発明の第五の実施の形態に係る空気吹出装置について、図9及び図10に基づき説明する。
第五の実施の形態は、第一の実施の形態における空気吹出装置1に照明器具としての電球を設けた構成を示している。
第五の実施の形態は、第一の実施の形態における空気吹出装置1に照明器具としての電球を設けた構成を示している。
以下、第一の実施の形態と同様な構成については、説明を省略し、第一の実施の形態と異なる構成について説明する。
取付枠2の筒状部材21には、有底の四角筒24をアーム(図示せず)によって取付けている。
四角筒24の底部に照明器具としての電球38を固定している。
取付枠2の筒状部材21には、有底の四角筒24をアーム(図示せず)によって取付けている。
四角筒24の底部に照明器具としての電球38を固定している。
また、吹出部材3を半透明な繊維素材で形成して電球38を覆っている。
このように、第五の実施の形態では、吹出部材3を間接照明器具と同視することができるので、デザイン的にも好ましいものとなる。
このように、第五の実施の形態では、吹出部材3を間接照明器具と同視することができるので、デザイン的にも好ましいものとなる。
次に、本発明の第六の実施の形態に係る空気吹出装置について、図11及び図12に基づき説明する。
第六の実施の形態は、第五の実施の形態における取付枠2の筒状部材21、鍔状部材22、吹出部材3、開口部51及び四角筒24の形状を底面視において正方形に替えて長方形とし、電球38に替えて蛍光灯39とした構成であり、他の構成は、第五の実施の形態と同様な構成であるので、説明を省略する。
第六の実施の形態は、第五の実施の形態における取付枠2の筒状部材21、鍔状部材22、吹出部材3、開口部51及び四角筒24の形状を底面視において正方形に替えて長方形とし、電球38に替えて蛍光灯39とした構成であり、他の構成は、第五の実施の形態と同様な構成であるので、説明を省略する。
以上の第五の実施の形態及び第六の実施の形態では、第一の実施の形態における構成からの変更について説明したが、これら第五の実施の形態及び第六の実施の形態は、第二の実施の形態〜第四の実施の形態にも同様に適用できるものである。
1 空気吹出装置
2 取付枠
21 筒状部材
22 鍔状部材
23 引掛け部
3 吹出部材
33 周辺部
33a 中空部
33b 切欠部
33e 周辺部
33f 周辺部
34 紐状部材
35 軸部材
36 面ファスナー
37 枠部材
37a 割りいれローレットビス(固定手段)
38 電球(照明器具)
39 蛍光灯(照明器具)
4 室内
41 壁面
5 天井面
51 開口部
2 取付枠
21 筒状部材
22 鍔状部材
23 引掛け部
3 吹出部材
33 周辺部
33a 中空部
33b 切欠部
33e 周辺部
33f 周辺部
34 紐状部材
35 軸部材
36 面ファスナー
37 枠部材
37a 割りいれローレットビス(固定手段)
38 電球(照明器具)
39 蛍光灯(照明器具)
4 室内
41 壁面
5 天井面
51 開口部
Claims (6)
- 室内の壁面又は天井面の開口部に取付けた取付枠と、室内側に膨出する吹出部材とを備えた空気吹出装置であって、
前記取付枠を、前記開口部に取付けた筒状部材と、前記壁面又は天井面から室内側に突出する鍔状部材とから形成し、
前記吹出部材を通気性を有する伸縮自在な繊維素材で形成するとともに、この吹出部材における前記鍔状部材への取付位置となる周辺部に紐状部材を配設し、
前記紐状部材により前記吹出部材を前記鍔状部材に固定したことを特徴とする空気吹出装置。 - 前記吹出部材の周辺部を、複数の切欠部を有し前記紐状部材が挿通可能な中空状に形成し、
前記鍔状部材に複数の引掛け部を設けて前記切欠部に位置する前記紐状部材を前記引掛け部に引掛けたことを特徴とする請求項1に記載の空気吹出装置。 - 室内の壁面又は天井面の開口部に取付けた取付枠と、室内側に膨出する吹出部材とを備えた空気吹出装置であって、
前記取付枠を、前記開口部に取付けた筒状部材と、前記壁面又は天井面から室内側に突出する鍔状部材とから形成するとともに、前記鍔状部材にこの鍔状部材と間隙をもって軸部材を固定し、
前記吹出部材を通気性を有する伸縮自在な繊維素材で形成するとともに、この吹出部材における前記鍔状部材への取付位置となる周辺部に面ファスナー又はボタンを配設し、
前記吹出部材の周辺部により前記軸部材を包んだ状態で前記面ファスナー又はボタンで前記吹出部材を前記鍔状部材に固定したことを特徴とする空気吹出装置。 - 室内の壁面又は天井面の開口部に取付けた取付枠と、室内側に膨出する吹出部材とを備えた空気吹出装置であって、
前記取付枠を、前記開口部に取付けた筒状部材と、前記壁面又は天井面から室内側に突出する鍔状部材とから形成し、
前記吹出部材を通気性を有する伸縮自在な繊維素材で形成するとともに、この吹出部材における前記鍔状部材への取付位置となる周辺部に枠部材を設け、
前記吹出部材の枠部材を前記鍔状部材に着脱自在に固定する固定手段により、前記吹出部材を前記鍔状部材に固定したことを特徴とする空気吹出装置。 - 前記取付枠の鍔状部材を、前記壁面又は天井面に設けた開口部の形状と異なる形状に形成するとともに、前記吹出部材を前記取付枠の鍔状部材の形状に合わせた形状に形成したことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の空気吹出装置。
- 前記取付枠に照明器具を設けるとともに、前記吹出部材を半透明な素材で形成して前記照明器具を覆ったことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の空気吹出装置。
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