JP2000156742A - データ通信装置 - Google Patents

データ通信装置

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JP2000156742A
JP2000156742A JP10328165A JP32816598A JP2000156742A JP 2000156742 A JP2000156742 A JP 2000156742A JP 10328165 A JP10328165 A JP 10328165A JP 32816598 A JP32816598 A JP 32816598A JP 2000156742 A JP2000156742 A JP 2000156742A
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relay
relay broadcast
signal
number display
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Takehiro Yoshida
武弘 吉田
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ナンバーディスプレイサービスに対応可能な
データ通信装置において、より高い機密性と適正な動作
の中継同報送信機能を得る。 【解決手段】 中継同報指示元制限する宛先として、ナ
ンバーディスプレイとして交換機から出力される情報を
使用し、かつナンバーディスプレイとして出力された信
号の全桁数の情報が登録されている場合に限り、中継同
報を実行する制御を行う。ここでナンバーディスプレイ
の情報が送信されない場合は、サブアドレス信号により
中継同報送信が指定されても中継同報を実行しないで、
通信結果情報としてTSI信号の情報とともに、中継同
報を実行しない旨をプリントアウトする。また、メモリ
ボックスの通信仕様が中継同報で、中継同報の結果通知
の送信が選択されていると、中継同報送信終了後、ナン
バーディスプレイとして交換機から出力された宛先へダ
イヤルし、中継同報の結果通知を送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に中継同報送信
可能なファクシミリ装置等のデータ通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の中継同報送信可能なファクシミリ
装置として、メモリボックスに対応してサブアドレス信
号および通信仕様を登録する回路を有し、受信したサブ
アドレス信号に基づいて、登録された通信仕様に基づ
き、中継同報送信等を行う装置が提供されている。
【0003】具体的に、メモリボックス01はサブアド
レス信号1234で、宛先としてワンタッチダイヤル0
1、ワンタッチダイヤル02、ワンタッチダイヤル03
への中継同報送信を行い、かつ中継同報の指示元として
ワンタッチダイヤルに登録されている宛先であれば許可
するものが知られている。ここで、中継同報の指示元
は、TSI信号で判断し、例えばTSI信号の下4桁が
ワンタッチダイヤルの下4桁に一致していれば、中継同
報を許可していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例においては中継同報を許可する指示元としてTSI
信号の一部(TSI信号の下位所定桁数)を使用し、か
つ、このTSI信号を作成するのはファクシミリ送信機
側であるので、中継同報を許可する情報を自分の宛先と
は無関係に作り出せ、機密保持が確保されないという欠
点があった。
【0005】また、TSI信号の下位所定桁数で判断す
るようにした場合、中継同報を実行するファクシミリ装
置において、登録されているワンタッチダイヤル、ある
いは短縮ダイヤルに2つ以上該当するケースも発生し、
この場合、中継指示したファクシミリ装置でないもう1
つの下位所定桁数が同一であるファクシミリ装置に中継
同報結果通知を送信してしまうという大きな欠点があっ
た。
【0006】そこで本発明は、より高い機密性と適正な
動作の中継同報送信機能を得ることができるデータ通信
装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本出願の第1の発明は、
ナンバーディスプレイサービスに対応可能なデータ通信
装置において、メモリボックスに対応してサブアドレス
と通信仕様を登録する第1の登録手段と、前記通信仕様
が中継同報である場合に中継同報指示元制限する宛先を
登録する第2の登録手段と、前記中継同報指示元制限す
る宛先として、交換機から出力されるナンバーディスプ
レイの情報を使用し、かつナンバーディスプレイの情報
の全桁が前記第2の登録手段に登録されている場合に限
り、中継同報を実行する制御手段とを有することを特徴
とする。
【0008】また、本出願の第2の発明は、第1の発明
において、前記ナンバーディスプレイの情報が送信され
ない場合には、サブアドレス信号により中継同報送信が
指定されても中継同報を実行せず、通信結果情報とし
て、TSI信号の情報とともに、この宛先からの中継同
報はナンバーディスプレイの情報が送信されないので、
中継同報を実行しない旨をプリントアウトすることを特
徴とする。
【0009】また、本出願の第3の発明は、第1、第2
の発明において、メモリボックスの通信使用が中継同報
で中継同報の結果通知の送信が選択されていると、中継
同報送信終了後、ナンバーディスプレイとして交換機か
ら出力された情報の宛先へダイヤルし、中継同報の結果
通知を送信することを特徴とする。
【0010】また、本出願の第4の発明は、第1〜第3
の発明において、自局の市内局番、あるいは自局の市外
局番を登録する第3の登録手段を有し、中継同報指示元
制限する宛先として、ワンタッチダイヤル、短縮ダイヤ
ルの情報とする場合は、自局の市内局番、あるいは自局
の市外局番の情報がナンバーディスプレイとして交換機
から出力された場合は、この情報は削除して、これ以外
の全桁の情報が登録されている場合に限り、中継同報を
実行することを特徴とする。
【0011】また、本出願の第5の発明は、ナンバーデ
ィスプレイサービスに対応可能なデータ通信装置の制御
方法において、メモリボックスに対応してサブアドレス
と通信仕様を登録する第1の登録工程と、前記通信仕様
が中継同報である場合に中継同報指示元制限する宛先を
登録する第2の登録工程と、前記中継同報指示元制限す
る宛先として、交換機から出力されるナンバーディスプ
レイの情報を使用し、かつナンバーディスプレイの情報
の全桁が前記第2の登録手段に登録されている場合に限
り、中継同報を実行する制御工程とを有することを特徴
とする。
【0012】また、本出願の第6の発明は、第5の発明
において、前記ナンバーディスプレイの情報が送信され
ない場合には、サブアドレス信号により中継同報送信が
指定されても中継同報を実行せず、通信結果情報とし
て、TSI信号の情報とともに、この宛先からの中継同
報はナンバーディスプレイの情報が送信されないので、
中継同報を実行しない旨をプリントアウトすることを特
徴とする。
【0013】また、本出願の第7の発明は、第5、第6
の発明において、メモリボックスの通信使用が中継同報
で中継同報の結果通知の送信が選択されていると、中継
同報送信終了後、ナンバーディスプレイとして交換機か
ら出力された情報の宛先へダイヤルし、中継同報の結果
通知を送信することを特徴とする。
【0014】また、本出願の第8の発明は、第5〜第7
の発明において、自局の市内局番、あるいは自局の市外
局番を登録する第3の登録手段を有し、中継同報指示元
制限する宛先として、ワンタッチダイヤル、短縮ダイヤ
ルの情報とする場合は、自局の市内局番、あるいは自局
の市外局番の情報がナンバーディスプレイとして交換機
から出力された場合は、この情報は削除して、これ以外
の全桁の情報が登録されている場合に限り、中継同報を
実行することを特徴とする。
【0015】上述した第1、第2、第5、第6の発明で
は、中継同報指示局からサブアドレス信号を使用した中
継同報が選択された場合、交換機から出力され、指示局
で作成できないナンバーディスプレイ情報をもとに、中
継同報を許可するか否かを全桁数比較で判定できるの
で、中継同報送信機能の機密性を向上できる。
【0016】また、第3、第7の発明では、中継同報送
信実行後、中継同報送信の結果レポートの送信が選択さ
れている場合に、ワンタッチダイヤル、あるいは短縮ダ
イヤルの下位所定桁数が同一であり、間違った宛先へ送
信することが皆無になり、確実な動作を得ることができ
る。
【0017】また、第4、第8の発明では、交換機から
出力されるナンバーディスプレイ情報は、自局の市内局
番、あるいは自局の市外局番から出力され、一方、ワン
タッチダイヤル、あるいは短縮ダイヤルにより発呼する
場合には、自局の市内局番、あるいは自局の市外局番は
不要であるので、この矛盾をなくし、ユーザのワンタッ
チダイヤル、短縮ダイヤルの登録で、自局の市内局番あ
るいは自局の市外局番の登録も不要になり、使い易い装
置を提供することができる。
【0018】
【発明の実施の形態および実施例】図1は、本発明の一
実施例によるファクシミリ装置の構成を示すブロック図
である。
【0019】NCU(網制御装置)2は、電話網をデー
タ通信等に使用するために、その回線の端末に接続し、
電話交換網の接続制御を行なったり、データ通信路への
切換えを行なったり、ループの保持を行なうものであ
る。また、NCU2は、制御回路20からの信号レベル
(信号線20a)が「0」であれば、電話回線2aを電
話機4側に接続し、信号レベルが「1」であれば、電話
回線2aをファクシミリ装置側に接続するものである。
なお、通常状態では、電話回線2aは、電話機4側に接
続されている。
【0020】ハイブリッド回路6は、送信系の信号と受
信系の信号とを分離し、加算回路12からの送信信号を
NCU2経由で、電話回線2aに送出し、相手側からの
信号をNCU2経由で受取り、信号線6a経由で、変復
調器8に送るものである。
【0021】変復調器8は、ITU−T勧告V.8、
V.21、V.27ter、V.29、V.17、V.
34に基づいた変調、および復調を行なうものであり、
信号線20cにより、各伝送モードが指定される。この
変復調器8は、信号線20bに出力されている信号を入
力し、変調データを信号線8aに出力し、信号線6aに
出力されている受信信号を入力し、復調データを信号線
8bに出力する。
【0022】ANSam送出回路10は、ANSam信
号を送出する回路であり、信号線20dに信号レベル
「1」の信号が出力されている時には、信号線10aに
ANSam信号を送出し、信号線20dに信号レベル
「0」の信号が出力されている時には、信号線10aに
何も信号を出力しない。
【0023】加算回路12は、信号線8aの情報と信号
線10aの情報と信号線22aの情報を入力し、加算し
た結果を信号線12aに出力するものである。読取回路
14は、原稿の画像を読取り、この読取り画像データを
信号線14aに出力するものである。記録回路16は、
信号線20eに出力されている情報を順次1ライン毎に
記録するものである。
【0024】メモリ回路18は、読取りデータの生情
報、あるいは、符号化した情報を格納したり、また、受
信情報、あるいは、復号化した情報等を格納するために
使用する。
【0025】発呼回路22は、信号線20fに発呼命令
パルスが発生した時に信号線20gに出力されている電
話番号の情報を入力し、信号線22aのDTMFの選択
信号を出力する。
【0026】直流ループ検出回路24は、回路的には信
号線2bと信号線24bは接続されていて、ここに所定
電流値(例えば15mA)以上の直流電流が流れている
か否かを検出し、所定電流値以上の電流が流れている
と、信号線24aに信号レベル「1」の信号を出力し、
所定電流値未満の電流が流れていると、信号線24aに
信号レベル「0」の信号を出力する。
【0027】リレー26は、信号線20hに信号レベル
「0」の信号が出力されていると、リレーをオープンと
して信号線20hに信号レベル「1」の信号が出力され
ているとリレーをショートする。
【0028】情報受信端末起動信号検出回路28は、情
報受信端末起動信号を検出する回路であり、信号線24
bの情報を入力し、情報受信端末起動信号を検出してい
ると、信号線28aに信号レベル「1」の信号を出力
し、情報受信端末起動信号を検出していないと、信号線
28aに信号レベル「0」の信号を出力する。
【0029】呼出信号検出回路30は、呼出信号を検出
する回路であり、信号線24bの情報を入力し、呼出信
号を検出していると、信号線30aに信号レベル「1」
の信号を出力し、呼出信号を検出していないと、信号線
30aに信号レベル「0」の信号を出力する。
【0030】V.23信号検出回路32は、V.23信
号を検出する回路であり、信号線24bの情報を入力
し、V.23信号を検出していると、V.23復調デー
タを信号線32aに出力する。
【0031】操作部34は、ワンタッチダイヤル、短縮
ダイヤル、テンキー、*・#キー、スタートキー、スト
ップキー、セットキー、回路36、38、40への登録
キー、その他ファンクションキー等を有し、押下された
キー情報は信号線34aに出力される。
【0032】登録回路36は、メモリボックスに対応
し、サブアドレス通信仕様を登録する回路であり、信号
線36aを介して、例えばメモリボックス01はサブア
ドレス1234で、ワンタッチダイヤル01、02、0
3への中継同報で中継同報の指示元としてワンタッチダ
イヤル04、05、06の宛先からを許可し、かつ中継
同報結果を送信すると登録されている。
【0033】登録回路38は、ワンタッチダイヤル、短
縮ダイヤルを登録する回路であり、信号線38aを介し
てワンタッチダイヤルの01から50まで、また短縮ダ
イヤルの00から99までの電話番号を登録する。
【0034】登録回路40は、自局の市内局番、あるい
は自局の市外局番を登録する回路であり、信号線40a
を介して登録する。
【0035】制御回路20は、本実施例のナンバーディ
スプレイサービスに対応可能なファクシミリ装置全体を
制御するものであり、特に第1実施例において、中継同
報指示元制限する宛先として、ナンバーディスプレイと
して交換機から出力される情報を使用し、かつナンバー
ディスプレイとして出力された信号の全桁数の情報が登
録されている場合に限り、中継同報を実行する制御を行
うものである。
【0036】ここでナンバーディスプレイの情報が送信
されない場合は、サブアドレス信号により中継同報送信
が指定されても中継同報を実行しないで通信結果情報と
してTSI信号の情報とともに、この宛先からの中継同
報は、ナンバーディスプレイの情報が送信されないの
で、中継同報を実行しない旨をプリントアウトする。
【0037】また、メモリボックスの通信仕様が中継同
報で、中継同報の結果通知の送信が選択されていると、
中継同報送信終了後、ナンバーディスプレイとして交換
機から出力された情報の宛先へダイヤルし、中継同報の
結果通知を送信する。
【0038】図2〜図6は、以上のような第1実施例に
おける制御回路20の制御の流れを示すフローチャート
である。なお、第1実施例では、図1に示す登録回路4
0は使用しない。
【0039】図2において、S0で動作を開始し、S2
では、信号線36aの情報を介して登録回路36の情報
をクリアする。S4では、信号線38aの情報を介して
登録回路38の情報をクリアする。S6では、信号線4
0aの情報を介して登録回路40の情報をクリアする。
【0040】S8では、信号線20hに信号レベル
「0」の信号を出力し、リレー26をオープンとする。
S10では、信号線20aの信号レベル「0」の信号を
出力し、CMLをオフする。S12では、信号線20d
に信号レベル「0」の信号を出力し、ANSam信号を
送信しない。
【0041】S14では、信号線34aの情報を入力
し、登録回路38への登録が選択されたか否かを判断
し、登録が選択されるとS16に進み、登録が選択され
ていないとS18に進む。
【0042】S16では、信号線38aを介して登録回
路38に、ワンタッチダイヤル、短縮ダイヤルを自局の
市内局番、あるいは自局の市外局番を含めて登録する。
この後、S18に進む。
【0043】S18では、信号線34aの情報を入力
し、登録回路36への登録が選択されたか否かを判断
し、登録回路36への登録が選択されるとS20に進
み、登録回路36への登録が選択されていないとS22
に進む。
【0044】S20では、信号線36aを介して登録回
路36に、メモリボックスに対応してサブアドレス、通
信仕様を登録する。例えば、メモリボックス01はサブ
アドレス信号12324で、ワンタッチダイヤル01、
02、03への中継同報で、中継同報指示元としてワン
タッチダイヤル04、05、06の宛先からを許可し、
かつ、中継同報結果通知を送信すると登録する。
【0045】S22では、信号線28aの情報を入力
し、情報受信端末起動信号を検出したか否かを判断し、
検出するとS28に進む。
【0046】また、検出していないとS24に進み、そ
の他の処理を行い、S26では、信号線30aの情報を
入力し、呼出信号を検出したか否かを判断し、呼出信号
を検出するとS86に進み、呼出信号を検出していない
とS8に進む。
【0047】S28では、信号線20aに信号レベル
「1」の信号を出力し、CMLをオンし、直流ループを
形成して1次応答する。S30では、信号線8bの情報
を入力し、V.23信号の受信をして記憶する。S32
では、ナンバーディスプレイの情報を図示しない表示部
に表示する。
【0048】S34では、受信したV.23信号は、フ
ァクシミリ通信するナンバーディスプレイ情報であるか
否かを判断し、ファクシミリ通信するナンバーディスプ
レイ情報であるとS44に進み、ファクシミリ通信する
ナンバーディスプレイ情報でないとS36に進む。
【0049】S36では、信号線20hに信号レベル
「0」の信号を出力し、リレー26をオープンとして直
流ループを形成しないで、受信完了信号を送信する。S
38では、信号線30aの情報を入力し、呼出信号を検
出したか否かを判断し、呼出信号を検出するとS40に
進む。
【0050】S40では、信号線20hに信号レベル
「1」の信号を出力し、リレー26をショートして電話
機のベルを鳴動させる。S42では、電話機による通話
を行う。この後、S8に進む。
【0051】S44では、信号線20hに信号レベル
「0」の信号を出力し、リレー26をオープンとして直
流ループを形成しないで、受信完了信号を送信する。S
46では、信号線30aの情報を入力し、呼出信号を検
出したか否かを判断し、呼出信号を検出するとS48に
進む。
【0052】S48では、信号線20aに信号レベル
「1」の信号を出力し、CMLをオンし、直流ループを
形成して2次応答する。S50では前手順を行い、ここ
で、サブアドレス信号の受信機能ありを宣言し、また、
相手機から送信されるSUB信号、TSI信号を記憶す
る。
【0053】次にS52では、SUB信号を受信したか
否かを判断し、SUB信号を受信するとS60に進み、
SUB信号を受信していないとS54に進む。
【0054】S54では残りの前手順、S56では画信
号の受信/記録、S58では後手順を行い、S8に進
む。
【0055】また、S60では信号線36aの情報を入
力してSUB信号に対応した通信仕様は中継同報である
か否かを判断し、例えば1234のサブアドレス信号を
受信し、肯定応答であるとS64に進み、否定応答であ
るとS62に進む。
【0056】S62では、SUB信号に対応したメモリ
ボックスの通信仕様を実行し、S8に進む。
【0057】また、S64では指示元制限があり、指示
元制限の電話番号はナンバーディスプレイ情報と全桁数
で一致したか否かを判断し、肯定応答であるとS68に
進み、否定応答であるとS66に進む。
【0058】S66では、TSI信号の情報とともに、
この宛先からの中継同報指示を受けたが、ナンバーディ
スプレイの電話番号が指示元制限の中に入っていないの
で、中継同報を実行しない旨をプリントアウトする。こ
の後、S8に進む。
【0059】S68では残りの前手順、S70では画信
号のメモリ受信/記録、S72では後手順を行う。そし
て、S74では、20aに信号レベル「0」の信号を出
力してCMLをオフする。
【0060】次にS76では、該当するメモリボックス
に格納されている宛先へ中継同報を実行する。S78で
は、発呼回路22を用いて、ナンバーディスプレイで受
信した電話番号に発呼する。
【0061】S80では前手順を行い、S82では中継
同報の結果通知を画信号として送信する。S84では後
手順を行い、S8に進む。
【0062】S86では、信号線20aに信号レベル
「1」の信号を出力し、CMLをオンする。S88では
S50と同一制御、すなわち、前手順においてサブアド
レス信号の受信機能ありを宣言し、また、相手機から送
信されるSUB信号、TSI信号を記憶する処理を行
う。
【0063】次に、S90ではS52と同一制御、すな
わち、SUB信号を受信したか否かを判断し、SUB信
号を受信するとS92に進み、SUB信号を受信してい
ないとS54に進む。
【0064】S92ではS60と同一制御、すなわち、
信号線36aの情報を入力してSUB信号に対応した通
信仕様は中継同報であるか否かを判断し、例えば123
4のサブアドレス信号を受信し、肯定応答であるとS9
4に進み、否定応答であるとS62に進む。
【0065】S94では、TSI信号の情報とともに、
この宛先からの中継同報指示をうけたが、ナンバーディ
スプレイの電話番号が送信されないので中継同報を実行
しない旨をプリントアウトする。この後、S8に進む。
【0066】次に本発明の第2実施例について説明す
る。
【0067】この第2実施例では、上述した第1実施例
において、中継同報指示元制限する宛先としてワンタッ
チダイヤル、短縮ダイヤルとする場合は、自局の市内局
番、あるいは自局の市外局番の情報がナンバーディスプ
レイとして交換機から出力された場合、この情報は削除
して、これ以外の全桁数の情報が登録されている場合に
限り、中継同報を実行するようにしたものである。
【0068】図7は、この第2実施例における制御回路
20の動作のうち上記第1実施例(図2〜図6)と異な
る部分を示すフローチャートである。
【0069】図7において、S100はS14のYES
を表している。そして、S102では、信号線38aを
介して登録回路38にワンタッチダイヤル、短縮ダイヤ
ルを自局の市内局番、あるいは自局の市外局番は除いて
登録する。この後、S104ではS18に進む。
【0070】また、S106ではS26のNOを表して
いる。そして、S108では信号線34aの情報を入力
し、登録回路40への登録が選択されたか否かを判断
し、登録が選択されるとS110に進み、自局の市内局
番、あるいは自局の市外局番を信号線40aを介して登
録回路40に登録し、S112(S8)に進む。また、
登録が選択されていないと、そのままS112(S8)
に進む。
【0071】また、S114はS28を表している。そ
して、S116では、V.23信号を受信し、記憶す
る。ここで送信されたナンバーディスプレイの市内局
番、あるいは市外局番が登録回路40に登録されている
自局の市内局番、あるいは自局の市外局番に一致する
と、市内局番あるいは市外局番を削除した電話番号をナ
ンバーディスプレイの電話番号として再記憶する。な
お、V.23信号は変復調器8のデータを入力する。こ
の後、S118でS32に進む。
【0072】なお、以上のような制御回路の動作は、制
御回路内のCPUが制御回路内のROMやRAM等に記
憶したプログラムに基づいて行うように説明したが、本
発明は、このようなプログラムをフロッピディスクやハ
ードディスク、光ディスクやCD−ROM、さらにはメ
モリカード等の外部記憶媒体に格納し、これを専用の読
取装置によって制御回路内に取り込み、これを制御回路
内のCPUで実行するようにしてもよい。
【0073】また、以上の実施例では、スタンドアロー
ンタイプのファクシミリ装置を例に説明したが、本発明
はこれに限らず、例えばコピー機能や電子ファイル機
能、さらにはデータ処理機能を通信機能と複合させた総
合的なデータ処理システムにおけるデータ通信制御に適
用し得るものである。また、読取回路や記録回路と分離
された通信装置においても同様に適用し得るものであ
る。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、本出願の第1、第
2、第5、第6の発明によれば、中継同報指示局からサ
ブアドレス信号を使用した中継同報が選択された場合、
交換機から出力され、指示局で作成できないナンバーデ
ィスプレイ情報をもとに、中継同報を許可するか否かを
全桁数比較で判定できるので、中継同報送信機能の機密
性を向上できる。
【0075】また、本出願の第3、第7の発明によれ
ば、中継同報送信実行後、中継同報送信の結果レポート
の送信が選択されている場合に、ワンタッチダイヤル、
あるいは短縮ダイヤルの下位所定桁数が同一であり、間
違った宛先へ送信することが皆無になり、確実な動作を
得ることができる。
【0076】また、本出願の第4、第8の発明によれ
ば、交換機から出力されるナンバーディスプレイ情報
は、自局の市内局番、あるいは自局の市外局番から出力
され、一方、ワンタッチダイヤル、あるいは短縮ダイヤ
ルにより発呼する場合には、自局の市内局番、あるいは
自局の市外局番は不要であるので、この矛盾をなくし、
ユーザのワンタッチダイヤル、短縮ダイヤルの登録で、
自局の市内局番あるいは自局の市外局番の登録も不要に
なり、使い易い装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1実施例の動作を示すフローチャー
トである。
【図3】上記第1実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図4】上記第1実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図5】上記第1実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図6】上記第1実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図7】本発明の第2実施例の動作を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
2…NCU、 4…電話機、 6…ハイブリッド回路、 8…変復調器、 10…ANSam送出回路、 12…加算回路、 14…読取回路、 16…記録回路、 18…メモリ回路、 20…制御回路、 22…発呼回路、 24…直流ループ検出回路、 26…リレー、 28…情報受信端末起動信号検出回路、 30…呼出信号検出回路、 32…V.23信号検出回路、 34…操作部、 36、38、40…登録回路。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ナンバーディスプレイサービスに対応可
    能なデータ通信装置において、 メモリボックスに対応してサブアドレスと通信仕様を登
    録する第1の登録手段と、 前記通信仕様が中継同報である場合に中継同報指示元制
    限する宛先を登録する第2の登録手段と、 前記中継同報指示元制限する宛先として、交換機から出
    力されるナンバーディスプレイの情報を使用し、かつナ
    ンバーディスプレイの情報の全桁が前記第2の登録手段
    に登録されている場合に限り、中継同報を実行する制御
    手段と、 を有することを特徴とするデータ通信装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記ナンバーディスプレイの情報が送信されない場合に
    は、サブアドレス信号により中継同報送信が指定されて
    も中継同報を実行せず、通信結果情報として、TSI信
    号の情報とともに、この宛先からの中継同報はナンバー
    ディスプレイの情報が送信されないので、中継同報を実
    行しない旨をプリントアウトすることを特徴とするデー
    タ通信装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 メモリボックスの通信使用が中継同報で中継同報の結果
    通知の送信が選択されていると、中継同報送信終了後、
    ナンバーディスプレイとして交換機から出力された情報
    の宛先へダイヤルし、中継同報の結果通知を送信するこ
    とを特徴とするデータ通信装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項において、 自局の市内局番、あるいは自局の市外局番を登録する第
    3の登録手段を有し、中継同報指示元制限する宛先とし
    て、ワンタッチダイヤル、短縮ダイヤルの情報とする場
    合は、自局の市内局番、あるいは自局の市外局番の情報
    がナンバーディスプレイとして交換機から出力された場
    合は、この情報は削除して、これ以外の全桁の情報が登
    録されている場合に限り、中継同報を実行することを特
    徴とするデータ通信装置。
  5. 【請求項5】 ナンバーディスプレイサービスに対応可
    能なデータ通信装置の制御方法において、 メモリボックスに対応してサブアドレスと通信仕様を登
    録する第1の登録工程と、 前記通信仕様が中継同報である場合に中継同報指示元制
    限する宛先を登録する第2の登録工程と、 前記中継同報指示元制限する宛先として、交換機から出
    力されるナンバーディスプレイの情報を使用し、かつナ
    ンバーディスプレイの情報の全桁が前記第2の登録手段
    に登録されている場合に限り、中継同報を実行する制御
    工程と、 を有することを特徴とするデータ通信装置の制御方法。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 前記ナンバーディスプレイの情報が送信されない場合に
    は、サブアドレス信号により中継同報送信が指定されて
    も中継同報を実行せず、通信結果情報として、TSI信
    号の情報とともに、この宛先からの中継同報はナンバー
    ディスプレイの情報が送信されないので、中継同報を実
    行しない旨をプリントアウトすることを特徴とするデー
    タ通信装置の制御方法。
  7. 【請求項7】 請求項5または6において、 メモリボックスの通信使用が中継同報で中継同報の結果
    通知の送信が選択されていると、中継同報送信終了後、
    ナンバーディスプレイとして交換機から出力された情報
    の宛先へダイヤルし、中継同報の結果通知を送信するこ
    とを特徴とするデータ通信装置の制御方法。
  8. 【請求項8】 請求項5〜8のいずれか1項において、 自局の市内局番、あるいは自局の市外局番を登録する第
    3の登録手段を有し、中継同報指示元制限する宛先とし
    て、ワンタッチダイヤル、短縮ダイヤルの情報とする場
    合は、自局の市内局番、あるいは自局の市外局番の情報
    がナンバーディスプレイとして交換機から出力された場
    合は、この情報は削除して、これ以外の全桁の情報が登
    録されている場合に限り、中継同報を実行することを特
    徴とするデータ通信装置の制御方法。
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