JP2000154499A - 壁紙およびその製造方法 - Google Patents

壁紙およびその製造方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コストで製造することができ、高い意匠性
を有し、しかも加工性に優れる壁紙およびその製造方法
の提供。 【解決手段】 通気性を有するシート基材21の上部
に、不織布層31を設け、前記不織布層31の上部に、
好ましくは発泡処理した非有機溶剤系樹脂層41を設け
たことを特徴とする壁紙と、通気性を有するシート基材
21と不織布層31との積層体を調製し、続いて前記積
層体の上部に発泡剤を含む非有機溶剤系樹脂層41を塗
工し、予備乾燥した後、前記発泡剤を発泡させることを
特徴とする壁紙の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、壁紙およびその製
造方法に関するものであり、さらに詳しくは本発明は、
低コストで製造することができ、高い意匠性を有し、し
かも加工性に優れる壁紙およびその製造方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来から建築物の内装材としては、シー
ト基材の上に塩化ビニル樹脂層を形成した、いわゆる塩
化ビニル壁紙が多用されているが、壁紙製造工程上で有
機溶剤を使用することによる作業環境衛生面に問題があ
る。さらに近年、各種内装材に含まれる溶剤類が室内に
揮散し、これは極微量であるものの人体に影響を及ぼす
とされるいわゆる化学物質過敏症が注目されている。
【0003】そこで、非有機溶剤系樹脂層を設けた壁
紙、例えば紙基材の上に水系樹脂ディスパージョン塗布
液を塗工し樹脂層を形成した壁紙が知られている。しか
しながら、従来の非有機溶剤系樹脂層を設けた壁紙は、
塩化ビニル壁紙に比べて意匠性に乏しく、要求されるレ
ベルにするには、例えば凹凸感を持たせるために多量の
マイクロカプセルのような発泡剤を発泡させる必要があ
り、コスト的に不利であった。
【0004】図3は、従来の塩化ビニル壁紙の製造工程
を説明するための図である。シート基材21の上部に発
泡剤50を含む塩化ビニルペースト51が塗布される。
発泡剤50は例えばアゾジカルボンアミド(ADCA)やp,
p'−オキシビス(ベンゼンスルホニルヒドラジド)(OB
SH)等である。続いて塩化ビニルペースト51を発泡剤
50の分解温度以上に加熱することにより発泡剤50の
分解ガス50’が発生し、これが気泡として塩化ビニル
層に止まる。これによって壁紙としての意匠性が高まる
ことになる。図4は、従来の非有機溶剤系樹脂層を設け
た壁紙の製造工程を説明するための図である。シート基
材21の上部にエチレン−酢酸ビニル共重合体の水性デ
ィスパージョン塗布液41が塗布される。この塗布液4
1中にはマイクロカプセル40が含まれている。続いて
塗布液を加熱乾燥することによりマイクロカプセルが膨
張し(40’)、壁紙に凹凸感を付与することができ
る。
【0005】発泡剤にかかるコストをほぼ同じにしたと
き、意匠性の観点からは、非有機溶剤系樹脂層を設けた
壁紙は、塩化ビニル壁紙に到底及ばない。その理由は、
非有機溶剤系樹脂層を設けた壁紙の予備乾燥温度が、発
泡剤の分解温度よりも高いために、塩化ビニル壁紙と同
じ発泡剤を使用することができず、これよりも意匠性に
乏しいマイクロカプセルを用いざるを得ないからであ
る。従って上記のように、要求される意匠性を壁紙に付
与するためには、多量のマイクロカプセルを使用しなけ
ればならなかった。
【0006】
【発明を解決しようとする課題】したがって本発明の目
的は、低コストで製造することができ、高い意匠性を有
し、しかも加工性に優れる壁紙およびその製造方法を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは鋭意研究の
結果、上記のような従来の課題を解決することができ
た。請求項1の発明は、通気性を有するシート基材の上
部に、不織布および非有機溶剤系樹脂からなる複合層を
設けたことを特徴とする壁紙である。請求項2の発明
は、通気性を有するシート基材の上部に、不織布層を設
け、前記不織布層の上部に、非有機溶剤系樹脂層を設け
たことを特徴とする壁紙である。請求項3の発明は、通
気性を有するシート基材の上部に、非有機溶剤系樹脂層
を設け、前記非有機溶剤系樹脂層の上部に不織布層を設
けたことを特徴とする壁紙である。請求項4の発明は、
非有機溶剤系樹脂層が発泡処理されている請求項1ない
し3のいずれか1項に記載の壁紙である。請求項5の発
明は、非有機溶剤系樹脂層が水系樹脂ディスパージョン
から主に構成されている請求項1ないし4のいずれか1
項に記載の壁紙である。請求項6の発明は、不織布が、
セルロース系繊維と熱融着繊維との混合繊維ウエブまた
は多層構造ウエブから製造されたものである請求項1な
いし5のいずれか1項に記載の壁紙である。請求項7の
発明は、不織布および非有機溶剤系樹脂からなる複合層
を調製し、続いて前記複合層を通気性を有するシート基
材の上部に積層し、乾燥することを特徴とする壁紙の製
造方法である。請求項8の発明は、通気性を有するシー
ト基材と不織布との積層体を調製し、続いて前記積層体
の上部に非有機溶剤系樹脂層を塗工し、乾燥することを
特徴とする壁紙の製造方法である。請求項9の発明は、
通気性を有するシート基材の上部に、非有機溶剤系樹脂
層を塗工し、続いて前記非有機溶剤系樹脂層の上部に不
織布層を積層することを特徴とする壁紙の製造方法であ
る。請求項10の発明は、非有機溶剤系樹脂には発泡剤
が含まれ、製造工程の所望の時期に前記発泡剤の発泡処
理が行われる請求項7ないし9のいずれか1項に記載の
壁紙の製造方法である。請求項11の発明は、通気性を
有するシート基材の下部に設けられた吸引手段により、
非有機溶剤系樹脂層の水分を吸引する請求項7ないし1
0のいずれか1項記載の壁紙の製造方法である。請求項
12の発明は、非有機溶剤系樹脂層の乾燥後に印刷加工
および/またはエンボス加工を行う請求項7ないし11
のいずれか1項に記載の壁紙の製造方法である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
をさらに説明する。図1は、本発明の壁紙の幾つかの実
施態様の断面図である。図1(a)において、本発明の
壁紙1は、通気性を有するシート基材21の上部に、不
織布301および非有機溶剤系樹脂401からなる複合
層101が設けられている。このような複合層101に
よって、壁紙のボリューム感が増加し、意匠性が高ま
る。なお意匠性をさらに高めることを目的として、複合
層101に発泡剤、例えばマイクロカプセルを含有さ
せ、製品にする前の適当な工程においてこれを発泡処理
してもよい。図1(b)において、本発明の壁紙1は、
通気性を有するシート基材21の上部に不織布層31が
設けられ、さらにその上部にマイクロカプセル40を含
む非有機溶剤系樹脂層41が設けられている。図1
(b)の態様においては、発泡剤としてマイクロカプセ
ル40を非有機溶剤系樹脂層41に含有させ、意匠性を
一層高めているが、発泡剤は、とくに用いなくてもよ
い。図1(c)において、本発明の壁紙1は、通気性を
有するシート基材21の上部に、マイクロカプセル40
を含む非有機溶剤系樹脂層41が設けられ、さらにその
上部に不織布層31が設けられている。図1(c)の態
様においても、発泡剤としてマイクロカプセル40を非
有機溶剤系樹脂層41に含有させ、意匠性を一層高めて
いるが、発泡剤は、とくに用いなくてもよい。なお図1
(b)および(c)では、不織布層31および非有機溶
剤系樹脂層41の層としての境界線が示されているが、
これは本発明の壁紙を説明するためであり、実際には、
両層はある部分が混合されて複合化されることが理解さ
れよう。
【0009】本発明おける通気性を有するシート基材2
1は、一般的に壁紙の材料として使用されるシートであ
ることができ、通気性を有するものであって、例えば
紙、織布等が挙げられ、とくに壁紙用の原紙が好適に使
用される。また、難燃処理されたものや、着色されたも
のも使用可能である。シート基材21の厚さは、例えば
0.05〜1mm程度である。
【0010】次に、図1(b)または(c)の態様にお
ける不織布層31および非有機溶剤系樹脂層41ついて
説明する。
【0011】不織布層31は、不織布自体のボリューム
感とその中に含まれる空隙部(エア)が、下記で説明す
る非有機溶剤系樹脂層41の効果と相俟って壁紙として
の優れた意匠性を付与するために設けられる。不織布の
種類は特に制限されない。例えばセルロース系繊維やプ
ラスチック製繊維をスパンレース法、スパンボンド法、
湿式法、サーマル法、ニードルリング法、乾式法、乾式
パルプ法、メルトブロー法、フラッシュ紡糸式、エアー
レイド式、バインダ接着法等で繊維を結合させて不織布
にしたものを利用できる。
【0012】また、不織布は1種の繊維から構成される
ものでもよいが、2種以上の繊維から構成される不織布
が望ましい。例えばセルロース系繊維と熱融着繊維との
混合繊維ウエブまたは多層構造ウエブから製造される不
織布や、芯部に高融点熱融着繊維および鞘部に低融点熱
融着繊維を有する芯鞘型複合繊維から製造される不織布
等が挙げられる。とくにセルロース繊維を使用すること
により、壁紙施工時のカッター切れがよくなり好まし
い。セルロース繊維としては、レーヨン等のセルロース
系再生繊維やアセテート等のセルロース系半合成繊維等
が挙げられ、熱融着繊維は融点が110〜135℃の熱
可塑性合成繊維等が挙げられる。この場合、熱融着繊維
の使用量は5〜90%に設定するが、熱融着繊維が少な
すぎるとエンボス模様の強度が不足し型崩れが起きやす
くなり、反対に多すぎると強度が増しカッター切れ等の
施工性が悪くなる。とくに熱融着繊維の割合を5〜30
%の範囲で決定することが望ましい。また芯鞘型複合繊
維の場合、例えば芯成分として融点が255〜260℃
である高融点熱可塑性ポリエチレンテレフタレートまた
は融点が125〜135℃である熱可塑性ポリエチレ
ン、鞘成分として融点が110〜135℃である低融点
熱可塑性ポリエチレンテレフタレートから構成されてい
るものが挙げられる。また必要に応じて不織布を製造す
る際に通常の有機繊維からなる編織用熱可塑性合成繊維
を不織布全体に対して5〜50重量%の割合で混合して
もよい。
【0013】不織布層31の目付量および厚さは、壁紙
の使用場所、印刷模様、エンボス処理等に応じて適宜選
択されるものではあるが、例えば目付量は20〜200
g/m2であり、厚さは0.10〜5mmであるのが好
ましい。
【0014】非有機溶剤系樹脂層41は、従来から公知
のものをそのまま使用することができるが、水系樹脂デ
ィスパージョン層、例えばアクリル樹脂やEVA等の水
性樹脂エマルジョンが好適なものとして挙げられる。こ
のようなエマルジョンの樹脂固形分は、例えば20〜7
0重量%程度であることができる。また、必要に応じて
公知の各種添加剤、フィラー等も配合することができ
る。なお、必要に応じて非有機溶剤系樹脂層41は2層
以上設けることもできる。水系樹脂ディスパージョン層
を採用することにより生産効率(施工性、コスト性)が
優れたものとなる。
【0015】非有機溶剤系樹脂層41に必要に応じて含
まれる発泡剤は、例えばカプセル発泡剤等を配合し、こ
れを加熱して発泡せしめることにより、壁紙としての意
匠効果をさらに高めることができる。このような発泡
は、従来同様の処理を行うことで達成することができ
る。発泡剤としては、例えば2〜50μm程度の粒径の
マイクロカプセルが利用できる。カプセル発泡剤を使用
する場合の使用量は、例えば水系樹脂ディスパージョン
塗布液中の固形分に対し、1〜10重量%程度である。
従来、この小割合のカプセル発泡剤の配合量では、塩化
ビニル壁紙に匹敵する意匠性は全く得られなかったが、
本発明の図1(b)および(c)の態様によれば、不織
布層31を用いることにより、少ない発泡剤量で予想を
超える高い意匠性を達成することができた。また、この
効果は図1(a)の複合層を採用した場合でも同様に奏
される。
【0016】次に本発明の壁紙の製造方法について説明
する。図1に示したように、本発明の壁紙1は、図1
(a)〜(c)の3種類の態様を例示することができ
る。図1(a)に示されるように、通気性を有するシー
ト基材21の上部に、不織布301および非有機溶剤系
樹脂401からなる複合層101を設ける場合には、例
えば不織布301に非有機溶剤系樹脂401を含浸させ
る等して両者を複合化し、これをシート基材21に積層
することができる。積層後は乾燥を施す。図1(b)の
態様の場合は、シート基材21の上部に、不織布層31
を積層する(この積層の際には、シート基材21の表面
に接着剤を塗布しておいてもよい)。次に非有機溶剤系
樹脂層41を塗工し、予備乾燥する。非有機溶剤系樹脂
層41は、グラビアコート、ロータリースクリーン法、
ロールコート、リバースコート、ナイフコート等の公知
の手段によって設けることができる。その厚さは、乾燥
後として0.05〜0.5mm、あるいは発泡剤を使用す
る場合には、乾燥後として0.05〜5mmが好適であ
る。図1(c)の態様の場合は、シート基材21の上部
に、上記のような公知の手段によって非有機溶剤系樹脂
層41を塗工し、続いて不織布層31を積層する。非有
機溶剤系樹脂層41を塗工時、あるいは塗工後に、非有
機溶剤系樹脂層41の表面からシート基材21の途中部
までシート基材21を貫通しないように孔部を設けるの
が望ましい。非有機溶剤系樹脂層41表面からシート基
材21の途中部まで孔部を設ける方法は、例えば針ロー
ル等の刺通装置を用いる方法が挙げられる。孔部をシー
ト基材21の途中部までに制限した理由は、孔部がシー
ト基材21を貫通してしまうとシート基材21の裏面に
塗布される接着剤(例えばデンプンノリ)が孔部に浸透
し、非有機溶剤系樹脂層のピールアップ性に悪影響を及
ぼすからである。この孔部を通じて非有機溶剤系樹脂層
41に含まれる水分がシート基材21側に移行し、乾燥
効率が高まり、さらに非有機溶剤系樹脂層41の水分が
シート基材21に均一に吸収されることにより、シワ、
波打ち、カールが防止される。
【0017】また、非有機溶剤系樹脂層41を塗工した
後に、シート基材21の下部に設けられた吸引手段によ
り、非有機溶剤系樹脂層41の水分を吸引すれば、乾燥
速度が高まり好ましい。
【0018】また本発明においては、非有機溶剤系樹脂
層41の乾燥後に、さらに意匠性を高めるために印刷加
工またはエンボス加工あるいはこれらを併用することも
できる。
【0019】次に、本発明の製造方法の具体的な一例を
図面を参照して説明する。図2は、本発明の壁紙の製造
方法の一例、すなわち図1(b)で示したようなシート
基材21の上部に不織布層31および発泡剤40を含む
非有機溶剤系樹脂層41を設けた壁紙の製造方法を説明
するための図である。図2(a)において、ロール状に
巻かれたシート基材21と不織布層31は、ニップロー
ル61、61'を経て、積層体となる。必要に応じてニ
ップロール61、61'を加熱し、不織布層31のシー
ト基材21への接着性を高めてもよい。次にこの積層体
はコータ62に導かれ、非有機溶剤系樹脂層41が塗工
される。なおSは公知の静電気除去装置であり、シート
基材21に発生した静電気の除去を行う。Tは公知の微
粉除去装置であり、シート基材21上に存在する微粉を
吸引除去して製品の品質を高めるものである。非有機溶
剤系樹脂層41の塗工後のシート基材21から吸引手段
66によって非有機溶剤系樹脂層41に含まれる水分が
吸引される。この吸引手段66は、適当な吸引力でもっ
て、非有機溶剤系樹脂層41の水分を吸引できればとく
に制限されないが、例えば全周面に多数の微細孔を有す
る回転自在な外筒と、この外筒の内側に固定され所定の
範囲の外周部に多数の微細孔を有する内筒とからなり、
この内筒を通じて排気を行うようにした吸引ロールであ
ることができ、このような吸引手段はすでに知られてい
るものである。次に、予備乾燥炉63を通過し、ここで
非有機溶剤系樹脂層41が半固化ないし固化状になり、
続いて針ロール64を通過するときに、非有機溶剤系樹
脂層41の表面からシート基材21の途中部までシート
基材21を貫通しない孔部が設けられる。針ロール64
の針密度はとくに制限されないが、例えば10〜40本
/cm2程度である。続いて、乾燥炉67により例えば1
50〜180℃の温度で乾燥され、必要に応じてエンボ
スロール68にてエンボス加工された後、複数の冷却ロ
ール69により冷却され、本発明の壁紙が得られる。7
0は巻取りロールである。これとは別に、図2(b)に
示したように、非有機溶剤系樹脂層41は、コータ62
を使用せずに、含浸機71を用いて塗工してもよい。含
浸機71には、含浸ロール711が設けられ、タンク内
には非有機溶剤系樹脂41、例えば水系樹脂ディスパー
ジョンが貯えられている。含浸機71の内部を不織布層
31が通過するときに、含浸ロール711により非有機
溶剤系樹脂層41が設けられる。なお、図2(b)の態
様では針ロールが設けられていない。なお、発泡剤の発
泡は、インラインで適当な加熱手段により発泡剤の分解
温度以上に加熱することにより行うことができ(図示せ
ず)、これとは別に、オフラインとして別工程で行うこ
ともできる。
【0020】なお本発明の壁紙には、必要に応じて防汚
性の向上等のためにアクリルフィルム、EVOHフィル
ム等を接着剤や加熱によりさらにラミネートできること
は勿論である。
【0021】
【実施例】以下、本発明を実施例により説明する。 実施例1 図2(a)に示す製造装置を用いて、図1(b)に示す
壁紙を製造した。シート基材21としては、厚さ0.1
3mm、坪量90g/m2の壁紙用原紙を用い、静電気除去
および微粉除去を行った。不織布層31としては、セル
ロース系繊維90重量部および熱融着繊維10重量部の
割合で混合した全目付量50g/m2のカードウエブ
に、水流圧でパンチングを施し厚みが厚さ0.3mmの
不織布を用い、下記組成の水系樹脂ディスパージョン塗
布液を、コータ62(ロールコート)により塗布量10
0g/m2(湿潤)で塗工し、非有機溶剤系樹脂層41を
形成させた。次に、吸引手段66により、2000mmA
qの吸引力でシート基材21の裏面から吸引を行った。
非有機溶剤系樹脂層41は湿潤状態で0.05mmであっ
た。続いて、乾燥炉67で180℃の温度で乾燥させ、
エンボスロール68にてエンボス加工を行い、非有機溶
剤系樹脂層41に凹凸模様を形成させた。また乾燥炉6
7通過後の壁紙全体の厚さは0.48mmであり、エンボ
ス加工後は0.8mmとなった。本実施例1の壁紙は、従
来の非有機溶剤系樹脂層を設けた壁紙よりも凹凸感がは
っきりし、意匠性が高い今までにない壁紙となることが
確認され、従来のシワ、波打ち、カール等が全く見られ
なかった。さらに、ラインスピードは150m/分であ
り極めて良好であった。また、カット性も良好であっ
た。なお上記では1ラインでエンボス加工を行ったが、
別工程でエンボス加工を施してもよい。またエンボス加
工の前に印刷加工(例えばグラビア印刷)を施してもよ
い。
【0022】
【表1】 水系樹脂ディスパージョン塗布液の組成 (単位:重量部) 樹脂 エチレン酢酸ビニルコポリマー(固形分66重量%) 100 分散剤 ポリリン酸ナトリウム(2%水溶液) 1 顔料 酸化チタン 15 充填剤 水酸化アルミニウム 40 発泡剤 ブタン充填マイクロカプセル 10
【0023】実施例2 発泡剤を含まない水系樹脂ディスパージョン塗布液を使
用したこと以外は、実施例1を繰り返した。その結果、
本実施例2の壁紙は、実施例1の壁紙よりも経済的であ
り、従来の非有機溶剤系樹脂層を設けた壁紙よりも凹凸
感がはっきりし、意匠性が高い今までにない壁紙となる
ことが確認され、従来のシワ、波打ち、カール等が全く
見られなかった。また、カット性も良好であった。
【0024】実施例3 不織布層31としてセルロース系繊維100%からなる
不織布を用いたこと以外は、実施例2を繰り返した。そ
の結果、本実施例3の壁紙は、実施例1の壁紙よりも経
済的であり、従来の非有機溶剤系樹脂層を設けた壁紙よ
りも凹凸感がはっきりし、意匠性が高い今までにない壁
紙となることが確認され、従来のシワ、波打ち、カール
等が全く見られなかった。また、カット性は、実施例1
および2よりも一層良好であった。
【0025】実施例4 不織布層31として通常の編織熱可塑性合成繊維100
%からなり、全目付量50g/m2で合成繊維の紡糸ノ
ズルから紡糸されたフィラメントを集積して作る厚みが
0.3mmのスパンボンドウエブ方式の不織布を用いた
こと以外は、実施例2を繰り返した。その結果、本実施
例4の壁紙は、実施例1の壁紙よりも経済的であり、従
来の非有機溶剤系樹脂層を設けた壁紙よりも凹凸感がは
っきりし、意匠性が高い今までにない壁紙となることが
確認され、従来のシワ、波打ち、カール等が全く見られ
なかった。なお、カット性は、実施例1、2および3の
壁紙よりも若干劣るが、縦横の引張強度がほぼ一定であ
った。
【0026】実施例5 不織布層31として、一層目(表面層)を熱融着繊維1
00%のカードウエブとし、二層目(裏面層)をセルロ
ース繊維70重量部および熱融着繊維30重量部の割合
で混合したカードウエブとし、これら二枚のカードウエ
ブを全目付量60g/m2で重ねあわせて二層構造ウエ
ブを形成し、これに水流圧でパンチングを施し厚みが
0.5mmの不織布を用いたこと以外は、実施例1を繰
り返した。その結果、本実施例5の壁紙は、従来の非有
機溶剤系樹脂層を設けた壁紙よりも凹凸感がはっきり
し、意匠性が高い今までにない壁紙となることが確認さ
れ、従来のシワ、波打ち、カール等が全く見られなかっ
た。本実施例5の壁紙は表面層が熱エンボスロールで熱
溶融されるため表面の強度が向上するうえ、ビニル壁紙
のような冷たい感じの光沢がなく、暖かみが感じられ
た。なお、カット性も良好であった。
【0027】実施例6 発泡剤を含まない水系樹脂ディスパージョン塗布液を使
用したこと以外は、実施例5を繰り返した。その結果、
本実施例6の壁紙は、実施例5の壁紙よりも経済的であ
り、従来の非有機溶剤系樹脂層を設けた壁紙よりも凹凸
感がはっきりし、意匠性が高い今までにない壁紙となる
ことが確認され、従来のシワ、波打ち、カール等が全く
見られなかった。本実施例6の壁紙は表面層が熱エンボ
スロールで熱溶融されるため表面の強度が向上するう
え、ビニル壁紙のような冷たい感じの光沢がなく、暖か
みが感じられた。なお、カット性も良好であった。
【0028】実施例7 図2(b)に示す製造装置を用いて、図1(a)に示す
壁紙を製造した。不織布層31として、セルロース系繊
維90重量部および熱融着繊維10重量部の混合ウエブ
で厚さ0.5mm、坪量83g/m2のものを用い、実
施例1の水系樹脂ディスパージョン塗布液を含浸機71
により塗布量80g/m2(湿潤)で含浸し、不織布層
31と水系樹脂ディスパージョンの複合層を得た。この
複合層に、シート基材21(厚さ0.13mm、坪量9
0g/m2の壁紙用原紙)をニップロール61、61’
で圧着し、吸引手段66により2000mmAqの吸引
力でシート基材21の裏面から吸引を行った。次に、予
備乾燥炉63を経て乾燥炉67で180℃の温度まで乾
燥させ、エンボスロール68にてエンボス加工を行い複
合層に凹凸模様を形成させた。また、吸引手段66通過
後の全体の厚さは0.55mm、エンボス加工後は1.
0mmとなった。壁紙の意匠性は、従来のものに比べて
格段に高まることが確認され、シワ、波打ち、カール等
が全く見られなかった。
【0029】実施例8 図2(a)に示す製造装置を用いて、図1(c)に示す
壁紙を製造した(ただし、針ロールは使用せず、コータ
ー62は、微粉除去装置Tとニップロール61との間に
設けた)。シート基材21(厚さ0.21mm、坪量1
20g/m2の壁紙用原紙)に、実施例1の水系樹脂デ
ィスパージョン塗布液を、コーター62により塗布量1
00g/m2(湿潤)で塗工し、非有機溶剤系樹脂層4
1を形成させた。不織布層31としては、セルロース系
繊維70重量部および熱融着繊維30重量部の混合ウエ
ブで厚さ0.3mm、坪量55g/m2のものを用い、
ニップロール61、61’にて非有機溶剤樹脂層41上
に不織布を圧着し、次に吸引手段66により2000m
mAqの吸引力でシート基材21の裏面から吸引を行っ
た。吸引手段66通過後の全体の厚さは0.50mmで
あった。次に予備乾燥炉63を経て乾燥炉67で180
℃の温度で乾燥した後、エンボスロール68にてエンボ
ス加工を行い、繊維状の風合いのある、シワ、波打ち、
カール等の全く見られない壁紙が得られた。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、低コストで製造するこ
とができ、高い意匠性を有し、しかも加工性に優れる壁
紙およびその製造方法が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の壁紙の実施態様の断面図である。
【図2】本発明の壁紙の製造方法の一例を説明するため
の図である。
【図3】従来の塩化ビニル壁紙の製造工程を説明するた
めの図である。
【図4】従来の非有機溶剤系樹脂層を設けた壁紙の製造
工程を説明するための図である。
【符号の説明】
1 壁紙 21 シート基材 31 不織布層 40 マイクロカプセル 41 非有機溶剤系樹脂層 64 針ロール 66 吸引手段 68 エンボスロール 71 含浸機 101 複合層 301 不織布 401 非有機溶剤系樹脂
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年1月11日(2000.1.1
1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは鋭意研究の
結果、上記のような従来の課題を解決することができ
た。請求項1の発明は、通気性を有するシート基材の上
部に、不織布および非有機溶剤系樹脂からなる複合層を
設けた壁紙において、前記不織布が、セルロース系繊維
と熱融着繊維との混合繊維ウエブまたは多層構造ウエブ
から製造されたものであることを特徴とする壁紙であ
る。請求項2の発明は、通気性を有するシート基材の上
部に、不織布層を設け、前記不織布層の上部に、非有機
溶剤系樹脂層を設けた壁紙において、前記不織布が、セ
ルロース系繊維と熱融着繊維との混合繊維ウエブまたは
多層構造ウエブから製造されたものであることを特徴と
する壁紙である。請求項3の発明は、通気性を有するシ
ート基材の上部に、非有機溶剤系樹脂層を設け、前記非
有機溶剤系樹脂層の上部に不織布層を設けた壁紙におい
て、前記不織布が、セルロース系繊維と熱融着繊維との
混合繊維ウエブまたは多層構造ウエブから製造されたも
のであることを特徴とする壁紙である。請求項4の発明
は、非有機溶剤系樹脂層が発泡処理されている請求項1
ないし3のいずれか1項に記載の壁紙である。請求項5
の発明は、 非有機溶剤系樹脂層が水系樹脂ディスパー
ジョンから主に構成されている請求項1ないし4のいず
れか1項に記載の壁紙である。請求項6の発明は、セル
ロース系繊維と熱融着繊維との混合繊維ウエブまたは多
層構造ウエブから製造された不織布および非有機溶剤系
樹脂からなる複合層を調製し、続いて前記複合層を通気
性を有するシート基材の上部に積層し、乾燥することを
特徴とする壁紙の製造方法である。請求項7の発明は、
通気性を有するシート基材と、セルロース系繊維と熱融
着繊維との混合繊維ウエブまたは多層構造ウエブから製
造された不織布との積層体を調製し、続いて前記積層
体の上部に非有機溶剤系樹脂層を塗工し、乾燥すること
を特徴とする壁紙の製造方法である。請求項8の発明
は、通気性を有するシート基材の上部に、非有機溶剤系
樹脂層を塗工し、続いて前記非有機溶剤系樹脂層の上部
、セルロース系繊維と熱融着繊維との混合繊維ウエブ
または多層構造ウエブから製造された不織布層を積層す
ることを特徴とする壁紙の製造方法である。請求項9の
発明は、非有機溶剤系樹脂には発泡剤が含まれ、製造工
程の所望の時期に前記発泡剤の発泡処理が行われる請求
ないしのいずれか1項に記載の壁紙の製造方法で
ある。請求項10の発明は、通気性を有するシート基材
の下部に設けられた吸引手段により、非有機溶剤系樹脂
層の水分を吸引する請求項ないしのいずれか1項記
載の壁紙の製造方法である。請求項11の発明は、非有
機溶剤系樹脂層の乾燥後に印刷加工および/またはエン
ボス加工を行う請求項ないし10のいずれか1項に記
載の壁紙の製造方法である。
フロントページの続き (72)発明者 井上 弘一 東京都中央区勝どき3丁目12番1号 日本 ウエーブロック株式会社内 (72)発明者 平沢 和夫 大阪府大阪市中央区今橋2−5−8 日商 岩井株式会社内 (72)発明者 中川 克久 大阪府大阪市中央区今橋2−5−8 日商 岩井繊維原料株式会社内 Fターム(参考) 4F100 AA04 AA19 AA21 AJ04B AK01B AK01C AK68 BA02 BA03 BA07 BA10A BA10C BA13 CA01B DG01B DG06B DG15B DG18B EA061 EH012 EH462 EJ02 EJ022 EJ242 EJ393 EJ862 GB08 HB21 HB31 JB07B JB07C JD02A JL01 JL12B JM01B JM01C 4L055 AF09 AF13 AG17 AG19 AG33 AG59 AG64 AG89 AG97 AH34 AJ01 AJ04 AJ07 AJ08 AJ10 BE08 BE14 BE15 FA22 GA23

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通気性を有するシート基材の上部に、不
    織布および非有機溶剤系樹脂からなる複合層を設けたこ
    とを特徴とする壁紙。
  2. 【請求項2】 通気性を有するシート基材の上部に、不
    織布層を設け、前記不織布層の上部に、非有機溶剤系樹
    脂層を設けたことを特徴とする壁紙。
  3. 【請求項3】 通気性を有するシート基材の上部に、非
    有機溶剤系樹脂層を設け、前記非有機溶剤系樹脂層の上
    部に不織布層を設けたことを特徴とする壁紙。
  4. 【請求項4】 非有機溶剤系樹脂層が発泡処理されてい
    る請求項1ないし3のいずれか1項に記載の壁紙。
  5. 【請求項5】 非有機溶剤系樹脂層が水系樹脂ディスパ
    ージョンから主に構成されている請求項1ないし4のい
    ずれか1項に記載の壁紙。
  6. 【請求項6】 不織布が、セルロース系繊維と熱融着繊
    維との混合繊維ウエブまたは多層構造ウエブから製造さ
    れたものである請求項1ないし5のいずれか1項に記載
    の壁紙。
  7. 【請求項7】 不織布および非有機溶剤系樹脂からなる
    複合層を調製し、続いて前記複合層を通気性を有するシ
    ート基材の上部に積層し、乾燥することを特徴とする壁
    紙の製造方法。
  8. 【請求項8】 通気性を有するシート基材と不織布との
    積層体を調製し、続いて前記積層体の上部に非有機溶剤
    系樹脂層を塗工し、乾燥することを特徴とする壁紙の製
    造方法。
  9. 【請求項9】 通気性を有するシート基材の上部に、非
    有機溶剤系樹脂層を塗工し、続いて前記非有機溶剤系樹
    脂層の上部に不織布層を積層することを特徴とする壁紙
    の製造方法。
  10. 【請求項10】 非有機溶剤系樹脂には発泡剤が含ま
    れ、製造工程の所望の時期に前記発泡剤の発泡処理が行
    われる請求項7ないし9のいずれか1項に記載の壁紙の
    製造方法。
  11. 【請求項11】 通気性を有するシート基材の下部に設
    けられた吸引手段により、非有機溶剤系樹脂層の水分を
    吸引する請求項7ないし10のいずれか1項記載の壁紙
    の製造方法。
  12. 【請求項12】 非有機溶剤系樹脂層の乾燥後に印刷加
    工および/またはエンボス加工を行う請求項7ないし1
    1のいずれか1項に記載の壁紙の製造方法。
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