JP2000153617A - インクジェット式記録装置 - Google Patents

インクジェット式記録装置

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JP2000153617A
JP2000153617A JP33102598A JP33102598A JP2000153617A JP 2000153617 A JP2000153617 A JP 2000153617A JP 33102598 A JP33102598 A JP 33102598A JP 33102598 A JP33102598 A JP 33102598A JP 2000153617 A JP2000153617 A JP 2000153617A
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wiping
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宣仁 高橋
Norihiro Maruyama
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャリッジロック機構とワイピング機構とが
同一の駆動源によって駆動されると共に、それぞれの動
作が単独で確実に動作できるようにした記録装置を提供
する。 【解決手段】 キャリッジに係合するアームバー14c
を備えたキャリッジロック機構14と、記録ヘッドの移
動経路上に進退可能に駆動されるワイピング部材13d
を備えたワイピング機構13とが、歯車列による駆動伝
達機構31を介して、同一の駆動源によって駆動される
ように構成されている。駆動伝達機構31からワイピン
グ機構13に動力が伝達される個所に、駆動源の反転駆
動時において遅延伝達作用を起こすタイムラグ機構が配
置されており、これにより、キャリッジロック機構のみ
を単独で駆動させることが可能となり、また同一の駆動
源を利用してワイピング機構を駆動させることも可能と
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録用紙の幅方向
に移動するキャリッジ上にインクジェット式記録ヘッド
が搭載されると共に、記録ヘッドの非印字領域に記録ヘ
ッドのノズル形成面を封止するキャッピング手段とワイ
ピング部材とを配置したインクジェット式記録装置に関
し、特にキャッピング手段の内部空間を負圧に吸引する
ためのポンプユニットと、前記ワイピング部材と、キャ
リッジを非印字領域にロックさせるキャリッジロック機
構とを同一の駆動源によって駆動されるように構成し、
これらの動作の信頼性を向上させた記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータの発達によりグ
ラフィック処理が比較的簡単に実行できるようになった
ため、ディスプレイに表示される例えばカラー画像のハ
ードコピーを高品質で出力できる記録装置が求められて
いる。このような要求に応えるためにインクジェット式
記録ヘッドを搭載した記録装置が提供されている。この
インクジェット式記録装置は、印刷時の騒音が比較的小
さく、しかも小さなドットを高い密度で形成できるた
め、昨今においてはカラー印刷を含めた多くの印刷に使
用されている。
【0003】このようなインクジェット式記録装置は、
インクカートリッジからのインクの供給を受けるインク
ジェット式記録ヘッドと、記録用紙を記録ヘッドに対し
て相対的に移動させる紙送り手段を備え、記録ヘッドを
キャリッジ上で記録用紙の幅方向に移動させながら記録
用紙に対してインク滴を吐出させることで記録が行われ
る。そして共通のキャリッジ上に、例えばブラックイン
クを吐出するブラック用記録ヘッドと、イエロー、シア
ン、マゼンタの各インクの吐出が可能なカラー用記録ヘ
ッドを搭載し、ブラックインクによるテキスト印刷ばか
りでなく、各インクの吐出割合を変えることにより、フ
ルカラー印刷を可能としている。
【0004】前記インクジェット式記録ヘッドは、圧力
発生室で加圧したインクをノズルからインク滴として記
録用紙に吐出させて印刷を行う関係上、ノズル開口から
の溶媒の蒸発に起因するインク粘度の上昇や、インクの
固化により、また塵埃の付着、さらには気泡の混入など
により、印刷不良を起こすという問題を抱えている。
【0005】このために、インクジェット式記録装置に
は、非印刷時に記録ヘッドのノズル形成面を封止するた
めのキャッピング手段と、必要に応じてノズル形成面を
清掃するワイピング手段を備えている。このキャッピン
グ手段は、印刷の休止時に前記したノズル形成面におけ
るノズル開口のインクの乾燥を防止する蓋として機能す
るだけでなく、ノズル開口に目詰まりが生じた場合に
は、キャップ部材によりノズル形成面を封止し、ポンプ
ユニットからの負圧により、ノズル開口からインクを吸
引してノズル開口のインク固化による目詰まりや、イン
ク流路内への気泡混入によるインク吐出不良を解消する
機能をも備えている。
【0006】記録ヘッドの目詰まりや、インク流路内へ
の気泡混入を解消させるために行うインクの強制的な吸
引排出処理は、通常クリーニング操作と呼ばれ、印刷装
置の長時間の休止後に印刷を再開する場合や、またユー
ザが記録画像の品質が悪化したのを認識し、クリーニン
グスイッチを操作した場合に実行され、記録ヘッドから
インク滴を負圧により排出させた後に、ゴムなどの弾性
板からなるワイピング部材によりヘッド表面のワイピン
グ操作を伴う処理である。
【0007】そして、この種の記録装置においては、前
記キャッピング手段およびワイピング部材をキャリッジ
の移動方向の端部側に配置し、キャリッジをその端部側
(ホームポジション)に移動させた状態で、記録ヘッド
のノズル形成面を前記キャッピング手段によって封止で
きるように構成されている。
【0008】そして、記録ヘッドのノズル形成面をキャ
ッピング手段によって封止した状態を保持させるため
に、キャリッジロック機構が具備されている。このキャ
リッジロック機構はホームポジションに位置するキャリ
ッジの印字領域側の側端部に当接してキャリッジの移動
を阻止(ロック)し、またキャリッジの印字領域側の側
端部から逃げることによって、キャリッジの移動を許容
できるように進退可能となるように構成されている。
【0009】一方、前記ワイピング部材は、例えばポン
プユニットを駆動するための駆動力を利用して摩擦クラ
ッチを介することにより、前記記録ヘッドの移動経路上
に水平方向に進退できるように構成されており、このワ
イピング部材を水平方向に移動させる移動機構が前記キ
ャリッジロック機構を兼ねるように構成されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】現状のこの種の記録装
置においては、前記したようにワイピング部材を水平方
向に移動させる移動機構が、キャリッジロック機構を兼
ねるように構成されているために、ワイピング動作およ
びキャリッジロック動作を選択するために、きわめて繊
細で微妙な制御を必要としている。
【0011】すなわち、ワイピング部材を水平方向に移
動させる移動機構が、仮にそのストロークの端部まで突
出した時にキャリッジがロックされるように構成する
と、この状態ではキャリッジがロックされるためにワイ
ピング部材によるワイピングが不可能となる。
【0012】したがって、移動機構をストロークの端部
まで突出させた後に少し戻し、ワイピング部材が記録ヘ
ッドに当接しない位置でキャリッジロックをかけるよう
に工夫している。そして、ワイピング動作時にはキャリ
ッジロックが機能しないように、さらに移動機構を中間
位置まで戻すように制御する。
【0013】したがって、ワイピング動作およびキャリ
ッジロック動作を選択するために、前記移動機構の微妙
な移動ストロークを管理する必要があり、移動機構の僅
かな移動誤差によって前記両者の動作が不完全になると
いう問題を有している。
【0014】しかも前記移動機構は、摩擦クラッチを介
して移動するように構成されているために、なおさらに
その移動による位置制御が難しく、このためにワイピン
グ動作およびキャリッジロック動作の双方において、動
作の信頼性に欠けるという問題を抱えている。
【0015】本発明は前記したような問題点に鑑みてな
されたものであり、同一の駆動源を利用して少なくとも
ワイピング機構およびキャリッジロック機構を働かせる
ように構成すると共に、ワイピング動作およびキャリッ
ジロック動作の信頼性を向上させたインクジェット式記
録装置を提供することを目的とするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ために成された本発明にかかるインクジェット式記録装
置は、記録用紙の幅方向に移動するキャリッジ上に装填
され、ノズル開口からインク滴を吐出するインクジェッ
ト式記録ヘッドと、前記記録ヘッドのノズル形成面を封
止するキャッピング手段に負圧を印加するポンプユニッ
トと、前記記録ヘッドのノズル形成面を払拭するワイピ
ング部材を備えたワイピング機構と、前記キャリッジが
キャッピング手段の配置位置に移動した状態で、キャリ
ッジの移動をロックさせるキャリッジロック機構とを具
備したインクジェット式記録装置であって、少なくとも
前記ワイピング機構とキャリッジロック機構とが同一の
駆動源によって駆動されるように構成され、且つ前記ワ
イピング機構とキャリッジロック機構との間の駆動伝達
機構の一部にタイムラグ機構が配置され、前記駆動源の
反転駆動時における前記タイムラグ機構の遅延伝達作用
によって、前記キャリッジロック機構の移動動作に遅延
して前記ワイピング機構が移動動作されるように構成さ
れる。
【0017】この場合、好ましい実施の形態において
は、前記ワイピング機構とキャリッジロック機構と共
に、さらに前記ポンプユニットが同一の駆動源によって
駆動されるように構成され、前記駆動源の反転駆動時に
おけるタイムラグ機構の遅延伝達作用によって、前記キ
ャリッジロック機構の移動動作に遅延して前記ポンプユ
ニットおよびワイピング機構が移動動作されるように構
成される。
【0018】そして、前記タイムラグ機構の好ましい実
施の形態においては、前記駆動伝達機構の一部を構成す
る回転ホイルとこれに対向する被回転ホイルとのそれぞ
れの対向面に形成され、互いに回転方向に間欠的に形成
された係合突起により構成される。
【0019】さらに前記駆動源による駆動力は、前記タ
イムラグ機構を介したポンプユニットの駆動軸に伝達さ
せると共に、ポンプユニットの駆動軸に対して摩擦クラ
ッチを介してワイピング機構に対して伝達させるように
構成することが好ましい。
【0020】一方、前記キャリッジロック機構には、好
ましくは駆動源からの駆動力を摩擦クラッチを介して受
けるアームバーが具備され、前記アームバーの一方向へ
の回動位置において、前記アームバーがキャリッジの一
部に係合されるように構成される。
【0021】そして、少なくとも前記ワイピング機構と
キャリッジロック機構とが歯車列による駆動伝達機構に
よって駆動されるように構成するのが好ましく、この場
合、前記ワイピング機構におけるワイピング部材が記録
ヘッドの移動経路上に移動した状態において、前記キャ
リッジロック機構がキャリッジのロックを回避するよう
に前記歯車列が構成される。
【0022】以上のように構成されたインクジェット式
記録装置によると、同一の駆動源によって駆動されるワ
イピング機構とキャリッジロック機構とが、これらの間
に介在されたタイムラグ機構の遅延伝達作用によって、
キャリッジロック機構の移動動作に遅延してワイピング
機構が移動動作されるように作用する。
【0023】すなわち、駆動源の反転駆動時において
は、まずキャリッジロック機構が動作し、前記タイムラ
グ機構による伝達遅延時間の経過後にワイピング機構の
移動動作が実行される。したがって、タイムラグ機構に
よる駆動力の遅延伝達時間の範囲内において、キャリッ
ジロック機構の動作モードおよびワイピング機構の移動
動作モードを確実に分別させることが可能となる。
【0024】これにより、同一の駆動源による動力を利
用しながらキャリッジロック機構によるロック状態およ
びアンロック状態の動作制御、また、ワイピング機構に
よる記録ヘッドに対するワイピング状態または非ワイピ
ング状態の動作制御を確実に実行させることが可能とな
る。
【0025】これに加えて、ポンプユニットがタイムラ
グ機構を介してキャリッジロック機構の移動動作に遅延
して駆動されるように構成させることで、装置全体の構
成を小型に纏めることが可能である。しかもキャリッジ
ロックが解除される方向に駆動した時にポンプユニット
の吸引動作がなされるように構成した記録装置において
は、キャリッジロック機構が動作して、ロックが外れた
後にポンプユニットが動作を開始するので、キャッピン
グ手段による記録ヘッドの封止が確実に解かれた状態で
ポンプユニットが動作するというシーケンスが保証さ
れ、記録ヘッドのノズル開口に形成されたメニスカスを
破壊するなどの不都合を防止させることができる。
【0026】しかも、前記タイムラグ機構を、回転ホイ
ルとこれに対向する被回転ホイルとのそれぞれの対向面
に互いに回転方向に間欠的に係合突起を配置した構成と
したことで、単純な構成でしかも確実な遅延作用を期待
することができ、これにより装置の安定な動作を保証す
ることができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかるインクジェ
ット式記録装置について、図に示す実施の形態に基づい
て説明する。図1は本発明が適用される記録装置本体の
全体構成を斜視図によって示したものである。図1にお
いて符号1はキャリッジであり、キャリッジモータ2に
より駆動されるタイミングベルト3を介し、ガイド部材
4に案内されてプラテン5の軸方向に往復移動されるよ
うに構成されている。
【0028】キャリッジ1の記録用紙6に対向する側に
は、インクジエット式記録ヘッド7が搭載され、またそ
の上部には前記記録ヘッド7に対してインクを供給する
ブラックインクカートリッジ8、およびカラーインクカ
ートリッジ9が着脱可能に装填されている。
【0029】図中符号10は、前記記録ヘッド7による
非印字領域(ホームポジション)に配置されたキャッピ
ング手段であって、前記記録ヘッド7のノズル形成面を
封止するキャップユニット11が配置されている。そし
てキャッピング手段10の下方には、キャッピング手段
10に対して負圧を与えるためのポンプユニット12が
配置されている。
【0030】前記キャップユニット11は記録装置の休
止期間中における記録ヘッドのノズル開口の乾燥を防止
する蓋体として機能する他、記録ヘッドに印刷とは関係
のない駆動信号を印加してインク滴を吐出させるフラッ
シング動作時のインク受けとして機能し、さらに前記ポ
ンプユニット12からの負圧を記録ヘッド7に作用させ
て、記録ヘッドからインクを吸引する手段としての機能
も兼ね備えている。
【0031】そして、キャッピング手段10の印字領域
側には、ゴムなどの弾性板からなるワイピング部材13
dを具備した後述するワイピング機構13が配置されて
いて、これによりキャリッジ1がキャッピング手段10
側に往復移動する際に、記録ヘッド7のノズル形成面を
払拭するワイピング動作がなされる。さらに、キャッピ
ング手段10の奥側には、前記キャリッジ1がキャッピ
ング手段10の配置位置に移動した時に、キャリッジ1
の移動をロックさせるための後述するキャリッジロック
機構14が配置されている。
【0032】図2および図3は、図1に示した記録装置
の非印字領域(ホームポジション)に配置されたキャッ
ピング手段10、ポンプユニット12、ワイピング機構
13、キャリッジロック機構14の配置構成を上面から
視た状態で示したものであり、図2はキャッピング手段
10におけるキャップユニットが下降している状態を、
また図3はキャップユニットが上昇している状態を示し
ている。
【0033】図2および図3に示すように、キャリッジ
1に装填された記録ヘッド7の移動領域の直下には、キ
ャップユニット11を備えたキャッピング手段10が配
置されている。このキャップユニット11は、記録ヘッ
ドのノズル形成面に密着して封止することができるよう
に、ゴム部材等の可撓性物質によって上面から視た場
合、四辺形に形成されている。そして、このキャップユ
ニット11はスライダ21上に取り付けられており、キ
ャリッジ1のホームポジションへの移動(図2に示す矢
印A方向への移動)により、スライダ21の一部がキャ
リッジ1の一部に係合されて図2に示す状態から図3に
示す状態に移動されるように構成されている。
【0034】この時、キャップユニット11を保持する
前記スライダ21が傾斜面22をせり上り、キャップユ
ニット11によって記録ヘッド7のノズル形成面が封止
されるように構成されている。
【0035】また、キャリッジ1がホームポジションか
ら印字領域側に移動(矢印Aとは逆方向に移動)したと
きには、キャリッジ1によるスライダ21の係合が外
れ、図示せぬ引っ張りバネの作用によりスライダ21が
傾斜面22に沿って下降し、これによりキャップユニッ
ト11による記録ヘッド7のノズル形成面の封止が解除
されるように構成されている。
【0036】なお、図2および図3に示す符号23はス
ライダ21に取り付けられた弁部材であり、この弁部材
23にはチューブ24の一端が接続され、その他端は前
記キャップユニット11の下底部において、キャップユ
ニット11の内部空間に連通されている。
【0037】一方、キャップ部材11が記録ヘッド7を
封止できる位置まで移動したとき、弁部材23が位置す
る領域には、バネ25により弁部材23側に常時付勢さ
れて弁部材23に弾接する弁体26が配置されており、
弁部材23と弁体26とによって大気開放バルブVを形
成している。
【0038】そして後述するポンプユニットのポンプ動
作と大気開放バルブVとの動作タイミングを図ることに
より、キャップユニット11に囲まれた内部空間への大
気の導入およびインクの吸引動作がなされるように構成
されている。
【0039】前記キャッピング手段10の近傍、すなわ
ち図1に示すように装置の正面側から視てキャリッジの
移動経路の裏側には、後述するキャリッジロック機構1
4が配置されており、このキャリッジロック機構14を
構成するアームレバー14cの長手方向が、後述する摩
擦クラッチを介することにより、図2および図3に示す
ようにほぼ水平状態または直立状態となるように構成さ
れている。
【0040】また、前記キャッピング手段10の印字領
域側の近傍には、後述するワイピング機構13が配置さ
れており、このワイピング機構13に取り付けられたワ
イピング部材13dが記録ヘッドの移動経路上に水平方
向に進退できるように構成されている。
【0041】さらに前記キャッピング手段10の手前側
近傍には後述するポンプユニット12が配置されてお
り、このポンプユニット12による負圧がチューブを介
して前記キャップユニット11の内部空間に加えられる
ように構成されている。
【0042】前記キャリッジロック機構14、ワイピン
グ機構13、ポンプユニット12は、歯車列によって構
成された駆動伝達機構31によって、1つの駆動源から
の動力によって互いに駆動されるように構成されてい
る。
【0043】図4は駆動伝達機構31の構成を示したも
のであり、駆動源としてのモータ(図示せず)の駆動力
が歯車31aに伝達され、この歯車31aの回転駆動に
より主歯車31bが回転されるように構成されている。
主歯車31bには従動歯車31cが噛み合っており、従
動歯車31cによって回転駆動される駆動力伝達シャフ
ト31dを介して歯車31eが駆動されるように構成さ
れている。そして、前記歯車31eはキャリッジロック
機構14を駆動する従動歯車31fを回転駆動するよう
になされている。
【0044】一方、主歯車31bには伝達歯車31gが
噛み合っており、この伝達歯車31gを介して後述する
タイムラグ機構の一部を構成する従動歯車31hを回転
駆動するように構成されている。
【0045】図5は主にキャリッジロック機構14部分
の構成を、記録装置の手前側より視た状態で示してい
る。なおこの図5においては、すでに図4において説明
した部材は同一の符号で示している。
【0046】キャリッジロック機構14は、支持軸14
aによって回動可能となるように支持されており、図4
にも示すとおり、その半周にわたって胴体部材14bが
形成され、またキャリッジ1に対してロックをかけるた
めのアームバー14cが、この胴体部材14bと一体に
形成されている。
【0047】ここで、前記胴体部材14bとアームバー
14cとは、前記支持軸14aを回転中心として回転方
向にほぼバランスがとれるように構成されており、換言
すれば胴体部材14bは、アームバー14cに対するバ
ランサーとしての役目を果たしている。
【0048】この構成により、輸送時などに振動を受け
てアームバー14cが回動し、キャリッジのロック状態
が解除されるという問題を回避させることができる。さ
らに、記録ヘッドがホームポジションから移動した状態
で振動を受けた場合においては、記録ヘッドのノズル開
口からインクが漏れ出し装置内を汚染させるという問題
に発展するものの、前記したようにアームバー14cの
回転方向に、ほぼバランスをとる構成としたことで、前
記したような問題の発生も防止することができる。
【0049】また、前記胴体部材14bの前記従動歯車
31fに対向する端面が、支持軸14aの周囲に捲装状
態で配置された圧縮バネ14dによって、回転ホイルと
しての従動歯車31fの端面に当接するように付勢され
ており、これにより摩擦クラッチ14eを構成してい
る。したがって、歯車31fの回転駆動により摩擦クラ
ッチ14eを介して前記アームバー14cがほぼ90度
の範囲で回動されるように構成されている。
【0050】これにより歯車31fの一方向の回転によ
り、図5に示すようにアームバー14cの長手方向が上
方に直立した状態(キャリッジロック状態)、および歯
車31fの他方向の回転により、アームバー14cの長
手方向がほぼ水平状態(キャリッジアンロック状態)が
選択できるようになされる。
【0051】一方、キャリッジ1の一部には図5に示す
ように凹状のロック溝1aが形成されており、キャリッ
ジ1がホームポジションに移動した時にアームバー14
cが起立することで、アームバー14cがロック溝1a
に入り込み、アームバー14cの側端面がロック溝1a
の右端部に形成された当接部1bに当接することで、キ
ャリッジロック状態となされる。
【0052】このようにキャリッジロック機構14は、
水平方向に配置された駆動力伝達シャフト31dを介し
て駆動され、これによりキャリッジロック機構14は、
前記ワイピンク機構13に対し駆動力伝達シャフト31
dの長手方向に離間して配置されるように構成されてい
る。また、キャリッジロック機構における前記摩擦クラ
ッチ14eは、ワイピング機構13の配置位置から胴体
部材14bを介した裏側に位置するように構成されてい
る。
【0053】図6および図7にも、キャリッジロック状
態およびアンロック状態の様子が示されており、図6は
キャリッジロック状態を、また図7はアンロック状態を
示している。なおこの図6および図7においては、すで
に説明した部材は同一の符号で示している。そして図6
および図7は、ホームポジョン側から視た状態で示され
ており、これからも理解できるようにキャリッジロック
機構を構成する前記アームバー14cは記録装置の後方
内部に配置され、特にキャリッジ1がホームポジション
に位置した状態においては、アームバー14cはキャリ
ッジ1の後部の下方に隠れる状態に配置されている。
【0054】したがって、ユーザはアームバー14cに
故意に触れることはできず、特にキャリッジロック状態
におけるアームバーを操作して故意にロック状態を解除
することで、キャッピング手段による記録ヘッドの封止
ができなくなり、記録ヘッドにおけるノズル開口のイン
クが乾燥して印字不良に陥る問題を回避させることがで
きる。
【0055】なお、キャリッジ1がホームポジションに
位置した状態において、キャリッジロック機構を構成す
る前記アームバー14cがキャリッジ1の後部の下方に
隠れる状態となるように構成するために、駆動伝達機構
31内に水平方向に配置した駆動力伝達シャフト31d
を具備し、この駆動力伝達シャフト31dによって回転
駆動力を水平方向に伝達するように構成している。
【0056】一方、前記ポンプユニット12およびワイ
ピング機構13は、駆動伝達機構31を構成する前記歯
車31hの回転によって駆動されるように構成されてい
る。図8は、そのポンプユニット12およびワイピング
機構13の構成を分解斜視図によって示したものであ
る。
【0057】まず、ポンプユニット12は、その両外側
にそれぞれ円筒部12a,12bが形成されたポンプフ
レーム12cを具備しており、この円筒部12a,12
bにはそれぞれポンプホイル12d,12eが、前記歯
車31hからの駆動力を得て、正転および逆転可能とな
るように配置されている。
【0058】各ポンプホイル12d,12eには、一端
が中心方向に、他端が外周方向に向けて伸びる2本の軸
孔12fがそれぞれ設けられていて、ポンプホイル12
d,12eの回転方向に応じてこれらの軸孔12fに軸
支されたローラ12gを、中心方向に片寄らせるか、ま
たは外周方向に片寄らせるかできるように構成されてい
る。そしてローラ12gによりチューブ12hを円筒部
12a,12bとの間で加圧してしごく動作を行うポン
プ作用と、チューブ12hを加圧しないレリース作用と
が回転方向によって選択されるように構成されている。
【0059】図8に示した例においては、各ホイル12
d,12eの一方向への回転駆動により、各ローラ12
gが外周方向に片寄るポンプ作用を行い、また各ホイル
12d,12eの他方向への回転駆動により、各ローラ
12gが内周方向に移動するレリース状態となるように
構成されている。
【0060】なお、前記各チューブ12hの一端は、記
録ヘッドのノズル形成面を封止する前記キャップユニッ
ト11内に連通されていて、クリーニング指令を受けた
場合において、ポンプユニット12として形成された2
つのポンプによる負圧が、キャップユニット11によっ
て囲まれた内部空間に印加されるように構成されてい
る。
【0061】一方、ワイピング機構13は、前記ポンプ
ホイル12dの駆動軸を介して回動される摩擦クラッチ
板13aと、圧縮バネ13cによりクラッチ板13aに
対して摺接されるクリーナカム13bから成る摩擦クラ
ッチを介して駆動されるように構成されている。
【0062】すなわち、ワイピング機構13は、図6お
よび図7にも示すとおり、上部にワイピング部材13d
を植設したスライドレバー13eを具備し、このスライ
ドレバー13eがフレーム13fに対して水平方向に摺
動できるように取り付けられている。そしてこのスライ
ドレバー13eの一部に突設された突起13gが、前記
クリーナカム13bに形成された窓孔13h内に係合さ
れるように構成されている。
【0063】したがって図6に示すように、前記クリー
ナカム13bの矢印B方向への回転により、前記スライ
ドレバー13eを一方の水平方向に移動させるように作
用し、これによりワイピング部材13dを記録ヘッドの
移動経路から退避させた状態を保持する。また前記クリ
ーナカム13bが矢印B方向とは逆の方向に回転した場
合には、前記スライドレバー13eを他方の水平方向に
移動させるように作用し、これにより図7に示すように
ワイピング部材13dを記録ヘッドの移動経路上に進入
した状態を保持する。
【0064】よって、スライドレバー13eの上部に取
り付けられた前記ワイピング部材13dは、前記ポンプ
ホイル12dの正転および逆転に応じて、記録ヘッドの
移動経路上のワイピング位置に対して進入または退避で
きるように作用し、ワイピング部材13dのワイピング
位置への進入状態において記録ヘッド7のノズル形成面
を払拭するようにされる。
【0065】ここで、図4に示すように駆動伝達機構3
1を構成する前記歯車31hの側面には回転方向に間欠
的に、すなわち180度の間隔で一対の係合突起41が
形成されている。一方、歯車31hの前記係合突起41
の形成面に対向する前記ポンプホイル12dの側面に
も、図8に示すように180度の間隔で一対の係合突起
42が形成されている。したがって図9(A)に示すよ
うに歯車31hの矢印C方向への回転駆動により、歯車
31hに形成された一対の突起41がポンプホイル12
dに形成された一対の突起42に係合してポンプホイル
12dは同様に矢印C方向に回転駆動される。
【0066】また図9(B)に示すように歯車31hが
矢印D方向に回転された場合には、図9(B)に示す状
態から歯車31hが約180度回転した後に、歯車31
hに形成された一対の突起41がポンプホイル12dに
形成された一対の突起42に係合してポンプホイル12
dが同様に矢印D方向に回転されるように作用する。
【0067】すなわち、これにより駆動源の反転駆動時
において作用するタイムラグ機構43を構成しており、
このタイムラグ機構43を介してポンプユニット12の
駆動軸が回動されると共に、ポンプユニットの駆動軸に
対して前記した摩擦クラッチ板13aおよびクリーナカ
ム13bから成る摩擦クラッチを介してワイピング機構
13に対して駆動力が伝達されるように作用する。
【0068】したがって、タイムラグ機構43の遅延伝
達作用によって、駆動源の反転駆動時において、まずキ
ャリッジロック機構14が動作し、このキャリッジロッ
ク機構14の動作に遅延してポンプユニット12および
ワイピング機構13の移動動作がなされるように作用す
る。
【0069】なお、この実施の形態に示す記録装置にお
いては、キャリッジロック機構14が解除される方向に
回転した時に、ポンプユニット12の吸引動作がなされ
るように構成されており、したがって、前記したように
タイムラグ機構43の遅延伝達作用がない場合には、キ
ャリッジロック機構14が解除される直前にポンプユニ
ット12の吸引動作が開始され、キャッピング手段内で
圧力変動が生じ、記録ヘッドのノズル開口に形成された
メニスカスを破壊する可能性が大きい。
【0070】前記したようにタイムラグ機構43の遅延
伝達作用を持たせたことにより、キャリッジロック機構
14が動作して、ロックが外れた後にポンプユニット1
2の吸引動作が開始されるため、前記したようにノズル
開口に形成されたメニスカスの破壊などの不都合の発生
を防止するようになされる。
【0071】また、前記駆動伝達機構31は、前記キャ
リッジロック機構14がアンロック状態となる場合に、
ワイピング機構13におけるワイピング部材13dが記
録ヘッドの移動経路に進出してワイピング状態となさ
れ、またこの時ポンプユニット12が動作するように駆
動伝達機構31における歯車列が構成されている。逆に
キャリッジロック機構14がロック状態となる場合に、
ワイピング機構13におけるワイピング部材13dが記
録ヘッドの移動経路から退避し、またこの時ポンプユニ
ット12はレリース状態となる。
【0072】前記ワイピング機構13におけるワイピン
グ部材13dが記録ヘッドの移動経路上に進出すること
により、図7に示すように記録ヘッドのノズル形成面を
払拭することができる。これにより、キャッピング手段
10によりインクが吸引された後の記録ヘッドのノズル
形成面に付着したインクを、ワイピング部材13dによ
り払拭することができる。
【0073】この場合、記録ヘッドがワイピング部材1
3d上を通過している状態においては、ゴム部材により
形成されたワイピング部材13dが弾性変形して記録ヘ
ッドのノズル形成面を払拭するものの、ノズル形成面が
ワイピング部材13d上を通過した瞬間に、ワイピング
部材13dの弾性変形が復帰し、その反動で払拭したイ
ンク滴を装置内の周辺に飛び散らせるという問題が発生
する。
【0074】この飛散したインク滴は、キャリッジロッ
ク機構14にも飛び散り、このキャリッジロック機構1
4を汚染させることとなり、この飛散したインクが摩擦
クラッチ14eに侵入した場合には、無用なスベリが発
生してキャリッジロック機構14を構成する前記アーム
バー14cがその機能を失い、信頼性を低下させること
となる。また飛散したインクが乾燥した場合において
は、キャリッジロック機構14を構成する支持軸14
a、圧縮バネ14dがフレーム部分などに張り付いて固
化し、アームバー14cが回転不能となるなどの障害が
発生する。
【0075】そこで、図2乃至図5に示したレイアウト
から明らかなように、キャリッジロック機構14の主に
摩擦クラッチ14eを構成する圧縮バネ14dが、バラ
ンサーを兼ねる胴体部材14bにより隠蔽されるように
なされ、この胴体部材14bの存在により、飛散するイ
ンク滴による圧縮バネ14dなどの汚染を防止するよう
になされる。
【0076】また、キャリッジロック機構14における
摩擦クラッチ14eを構成する胴体部材14bと前記歯
車31fの配置位置は、図2乃至図4に示すように、駆
動力を水平方向に伝達する駆動力伝達シャフト31dを
介してワイピング部材13dから離れた位置に設定され
ており、しかも胴体部材14bの端面と前記歯車31f
の対向する端面からなる摩擦クラッチ14eも、ワイピ
ング部材13dの位置から胴体部材14bを介した裏側
に配置された構成とされている。
【0077】したがって、前記胴体部材14bの存在に
より、摩擦クラッチ14eにおいても、ワイピング部材
13dから飛散するインク滴による汚染が効果的に阻止
され、この構成によってキャリッジロック機構14の特
に摩擦クラッチ14e部分の動作の信頼性を確保するこ
とができる。
【0078】ところで、前記した実施の形態におけるキ
ャリッジロック機構においては、キャリッジロック機構
を構成する前記アームバー14cの側端面は平坦状にな
され、この側端面がキャリッジ側のロック溝1aにおけ
る当接部1bに当接してキャリッジロック状態とされ
る。
【0079】しかしながら、この構成によるとキャリッ
ジのロック状態において、キャリッジに印字領域側への
付勢力(特に振動)が働いた場合には、アームバー14
cにわずかなねじれが生じ、アームバー14cはキャリ
ッジ側に形成された前記ロック溝1aから外側に押し出
される現象が発生し、キャリッジのロック状態が解除さ
れてしまうという問題が発生し得る。
【0080】そこで、図10はこのような問題を解消
し、キャリッジに印字領域側への付勢力が働いた場合に
おいても、キャリッジのロック状態が維持できるように
構成したものである。すなわち、図10は前記した対策
を施したアームバー14c部分の構成を斜視図によって
示している。図10に示すように、アームバー14cの
端面には、キャリッジのロック状態において、キャリッ
ジ1側の前記ロック溝1aに形成された当接部1bが斜
め方向に当接するように傾斜部14fが形成されてい
る。
【0081】このような構成とすることで、前記キャリ
ッジのロック状態において、キャリッジ1に印字領域側
への付勢力(図中矢印E)が働いた場合に、前記傾斜部
14fによりアームバー14cがキャリッジのロック溝
1aの内部方向(図中矢印F)への回動力を受けるよう
に作用し、これによりキャリッジロックの状態が解除さ
れるのを阻止するように作用する。なお、図10に示し
たアームバー14cの形態においては、傾斜部14fが
アームバーの回動方向の約2/3程度にわたって形成さ
れているが、これはアームバーにおける側端面の全面が
面一の傾斜部となるように構成してもよい。
【0082】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
かかるインクジェット式記録装置によると、少なくとも
キャリッジロック機構とワイピング機構とが同一の駆動
源によって駆動されるように構成され、且つキャリッジ
ロック機構とワイピング機構との間の駆動伝達機構の一
部にタイムラグ機構を配置して駆動源の反転駆動時にお
ける前記タイムラグ機構の遅延伝達作用によって、キャ
リッジロック機構の移動動作に遅延してワイピング機構
が移動動作されるようになされる。したがって、タイム
ラグ機構の遅延伝達作用により、キャリッジロック機構
のみを単独で駆動させることが可能となり、また同一の
駆動源を利用してワイピング機構を駆動させることも可
能となる。
【0083】これに加えて、ポンプユニットがタイムラ
グ機構を介してキャリッジロック機構の移動動作に遅延
して駆動されるように構成させることで、例えばキャリ
ッジロックが解除される方向に駆動した時にポンプユニ
ットの吸引動作がなされるような記録装置においては、
キャリッジロック機構が動作して、ロックが外れた後に
ポンプユニットが動作が開始される。したがって、キャ
ッピング手段による記録ヘッドの封止が確実に解かれた
状態でポンプユニットが動作するというシーケンスが保
証され、記録ヘッドのノズル開口に形成されたメニスカ
スを破壊するなどの不都合を防止させることができる。
【0084】また、前記タイムラグ機構として回転ホイ
ルと、これに対向する被回転ホイルとのそれぞれの対向
面に互いに回転方向に間欠的に係合突起を配置した構成
とすることで、単純な構成でしかも確実な遅延駆動作用
を期待することができ、これにより記録装置の安定な動
作を保証することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したインクジェット式記録装置の
全体構成を示す斜視図である。
【図2】図1に示す記録装置のホームポジションに配置
されたキャッピング手段とその周辺装置の例を示す平面
図である。
【図3】図2に示す構成において、キャッピング手段が
上昇した状態を示す平面図である。
【図4】図2および図3に示した構成に使用される駆動
伝達機構の例を示した斜視図である。
【図5】本発明にかかる記録装置に搭載される主にキャ
リッジロック機構の構成を示した立面図である。
【図6】キャリッジロック機構がロック状態で、ワイピ
ング機構が記録ヘッドの移動経路上から退避した状態を
示す立面図である。
【図7】キャリッジロック機構がアンロック状態で、ワ
イピング機構が記録ヘッドの移動経路上に進入した状態
を示す立面図である。
【図8】ポンプユニットおよびワイピング機構の構成を
示した分解斜視図である。
【図9】タイムラグ機構の遅延伝達作用を説明する構成
図である。
【図10】キャリッジロック機構におけるアームバーの
好ましい実施の形態を示した斜視図である。
【符号の説明】
1 キャリッジ 1a ロック溝 6 記録用紙 7 記録ヘッド 8 ブラックインクカートリッジ 9 カラーインクカートリッジ 10 キャッピング手段 11 キャップユニット 12 ポンプユニット 12c ポンプフレーム 12d ポンプホイル 12g ローラ 12h チューブ 13 ワイピング機構 13a 摩擦クラッチ板 13b クリーナカム 13c 圧縮バネ 13d ワイピング部材 13e スライドレバー 14 キャリッジロック機構 14a 支持軸 14b 胴体部材 14c アームバー 14d 圧縮バネ 14e 摩擦クラッチ 14f 傾斜部 31 駆動伝達機構 31d シャフト 41 係合突起 42 係合突起 43 タイムラグ機構
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年1月20日(2000.1.2
0)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ために成された本発明にかかるインクジェット式記録装
置は、記録用紙の幅方向に移動するキャリッジ上に装填
され、ノズル開口からインク滴を吐出するインクジェッ
ト式記録ヘッドと、前記記録ヘッドのノズル形成面を封
止するキャッピング手段に負圧を印加するポンプユニッ
トと、前記記録ヘッドのノズル形成面を払拭するワイピ
ング部材を備えたワイピング機構と、前記キャリッジが
キャッピング手段の配置位置に移動した状態で、キャリ
ッジの移動をロックさせるキャリッジロック機構とを具
備したインクジェット式記録装置であって、少なくとも
前記ワイピング機構とキャリッジロック機構とが同一の
駆動源によって駆動されるように構成され、且つ前記ワ
イピング機構とキャリッジロック機構との間の駆動伝達
機構の一部に遅延伝達機構が配置され、前記駆動源の反
転駆動時における前記遅延伝達機構の遅延伝達作用によ
って、前記キャリッジロック機構の移動動作に遅延して
前記ワイピング機構が移動動作されるように構成され
る。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】この場合、好ましい実施の形態において
は、前記ワイピング機構とキャリッジロック機構と共
に、さらに前記ポンプユニットが同一の駆動源によって
駆動されるように構成され、前記駆動源の反転駆動時に
おける遅延伝達機構の遅延伝達作用によって、前記キャ
リッジロック機構の移動動作に遅延して前記ポンプユニ
ットおよびワイピング機構が移動動作されるように構成
される。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】そして、前記遅延伝達機構の好ましい実施
の形態においては、前記駆動伝達機構の一部を構成する
回転ホイルとこれに対向する被回転ホイルとのそれぞれ
の対向面に形成され、互いに回転方向に間欠的に形成さ
れた係合突起により構成される。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】さらに前記駆動源による駆動力は、前記
延伝達機構を介したポンプユニットの駆動軸に伝達させ
ると共に、ポンプユニットの駆動軸に対して摩擦クラッ
チを介してワイピング機構に対して伝達させるように構
成することが好ましい。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】以上のように構成されたインクジェット式
記録装置によると、同一の駆動源によって駆動されるワ
イピング機構とキャリッジロック機構とが、これらの間
に介在された遅延伝達機構の遅延伝達作用によって、キ
ャリッジロック機構の移動動作に遅延してワイピング機
構が移動動作されるように作用する。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】すなわち、駆動源の反転駆動時において
は、まずキャリッジロック機構が動作し、前記遅延伝達
機構による伝達遅延時間の経過後にワイピング機構の移
動動作が実行される。したがって、遅延伝達機構による
駆動力の遅延伝達時間の範囲内において、キャリッジロ
ック機構の動作モードおよびワイピング機構の移動動作
モードを確実に分別させることが可能となる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】これに加えて、ポンプユニットが遅延伝達
機構を介してキャリッジロック機構の移動動作に遅延し
て駆動されるように構成させることで、装置全体の構成
を小型に纏めることが可能である。しかもキャリッジロ
ックが解除される方向に駆動した時にポンプユニットの
吸引動作がなされるように構成した記録装置において
は、キャリッジロック機構が動作して、ロックが外れた
後にポンプユニットが動作を開始するので、キャッピン
グ手段による記録ヘッドの封止が確実に解かれた状態で
ポンプユニットが動作するというシーケンスが保証さ
れ、記録ヘッドのノズル開口に形成されたメニスカスを
破壊するなどの不都合を防止させることができる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】しかも、前記遅延伝達機構を、回転ホイル
とこれに対向する被回転ホイルとのそれぞれの対向面に
互いに回転方向に間欠的に係合突起を配置した構成とし
たことで、単純な構成でしかも確実な遅延作用を期待す
ることができ、これにより装置の安定な動作を保証する
ことができる。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0044
【補正方法】変更
【補正内容】
【0044】一方、主歯車31bには伝達歯車31gが
噛み合っており、この伝達歯車31gを介して後述する
遅延伝達機構43の一部を構成する従動歯車31hを回
転駆動するように構成されている。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0067
【補正方法】変更
【補正内容】
【0067】すなわち、これにより駆動源の反転駆動時
において作用する遅延伝達機構43を構成しており、こ
遅延伝達機構43を介してポンプユニット12の駆動
軸が回動されると共に、ポンプユニットの駆動軸に対し
て前記した摩擦クラッチ板13aおよびクリーナカム1
3bから成る摩擦クラッチ14eを介してワイピング機
構13に対して駆動力が伝達されるように作用する。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0068
【補正方法】変更
【補正内容】
【0068】したがって、遅延伝達機構43の遅延伝達
作用によって、駆動源の反転駆動時において、まずキャ
リッジロック機構14が動作し、このキャリッジロック
機構14の動作に遅延してポンプユニット12およびワ
イピング機構13の移動動作がなされるように作用す
る。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0069
【補正方法】変更
【補正内容】
【0069】なお、この実施の形態に示す記録装置にお
いては、キャリッジロック機構14が解除される方向に
回転した時に、ポンプユニット12の吸引動作がなされ
るように構成されており、したがって、前記したように
遅延伝達機構43の遅延伝達作用がない場合には、キャ
リッジロック機構14が解除される直前にポンプユニッ
ト12の吸引動作が開始され、キャッピング手段内で圧
力変動が生じ、記録ヘッドのノズル開口に形成されたメ
ニスカスを破壊する可能性が大きい。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0070
【補正方法】変更
【補正内容】
【0070】前記したように遅延伝達機構43の遅延伝
達作用を持たせたことにより、キャリッジロック機構1
4が動作して、ロックが外れた後にポンプユニット12
の吸引動作が開始されるため、前記したようにノズル開
口に形成されたメニスカスの破壊などの不都合の発生を
防止するようになされる。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0082
【補正方法】変更
【補正内容】
【0082】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
かかるインクジェット式記録装置によると、少なくとも
キャリッジロック機構とワイピング機構とが同一の駆動
源によって駆動されるように構成され、且つキャリッジ
ロック機構とワイピング機構との間の駆動伝達機構の一
部に遅延伝達機構を配置して駆動源の反転駆動時におけ
遅延伝達機構の遅延伝達作用によって、キャリッジロ
ック機構の移動動作に遅延してワイピング機構が移動動
作されるようになされる。したがって、遅延伝達機構の
遅延伝達作用により、キャリッジロック機構のみを単独
で駆動させることが可能となり、また同一の駆動源を利
用してワイピング機構を駆動させることも可能となる。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0083
【補正方法】変更
【補正内容】
【0083】これに加えて、ポンプユニットが遅延伝達
機構を介してキャリッジロック機構の移動動作に遅延し
て駆動されるように構成させることで、例えばキャリッ
ジロックが解除される方向に駆動した時にポンプユニッ
トの吸引動作がなされるような記録装置においては、キ
ャリッジロック機構が動作して、ロックが外れた後にポ
ンプユニット動作が開始される。したがって、キャッ
ピング手段による記録ヘッドの封止が確実に解かれた状
態でポンプユニットが動作するというシーケンスが保証
され、記録ヘッドのノズル開口に形成されたメニスカス
を破壊するなどの不都合を防止させることができる。
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0084
【補正方法】変更
【補正内容】
【0084】また、遅延伝達機構として回転ホイルと、
これに対向する被回転ホイルとのそれぞれの対向面に互
いに回転方向に間欠的に係合突起を配置した構成とする
ことで、単純な構成でしかも確実な遅延駆動作用を期待
することができ、これにより記録装置の安定な動作を保
証することができる。
【手続補正18】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したインクジェット式記録装置の
全体構成を示す斜視図である。
【図2】図1に示す記録装置のホームポジションに配置
されたキャッピング手段とその周辺装置の例を示す平面
図である。
【図3】図2に示す構成において、キャッピング手段が
上昇した状態を示す平面図である。
【図4】図2および図3に示した構成に使用される駆動
伝達機構の例を示した斜視図である。
【図5】本発明にかかる記録装置に搭載される主にキャ
リッジロック機構の構成を示した立面図である。
【図6】キャリッジロック機構がロック状態で、ワイピ
ング機構が記録ヘッドの移動経路上から退避した状態を
示す立面図である。
【図7】キャリッジロック機構がアンロック状態で、ワ
イピング機構が記録ヘッドの移動経路上に進入した状態
を示す立面図である。
【図8】ポンプユニットおよびワイピング機構の構成を
示した分解斜視図である。
【図9】遅延伝達機構の遅延伝達作用を説明する構成図
である。
【図10】キャリッジロック機構におけるアームバーの
好ましい実施の形態を示した斜視図である。
【符号の説明】 1 キャリッジ 1a ロック溝 6 記録用紙 7 記録ヘッド 8 ブラックインクカートリッジ 9 カラーインクカートリッジ 10 キャッピング手段 11 キャップユニット 12 ポンプユニット 12c ポンプフレーム 12d ポンプホイル 12g ローラ 12h チューブ 13 ワイピング機構 13a 摩擦クラッチ板 13b クリーナカム 13c 圧縮バネ 13d ワイピング部材 13e スライドレバー 14 キャリッジロック機構 14a 支持軸 14b 胴体部材 14c アームバー 14d 圧縮バネ 14e 摩擦クラッチ 14f 傾斜部 31 駆動伝達機構 31d シャフト 41 係合突起 42 係合突起 43 遅延伝達機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C056 EA17 EA27 HA37 HA38 HA55 JA04 JA13 JB04 JB08 JC06 JC20 2C480 CA01 CB07 CB14 CB16 CB22

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録用紙の幅方向に移動するキャリッジ
    上に装填され、ノズル開口からインク滴を吐出するイン
    クジェット式記録ヘッドと、前記記録ヘッドのノズル形
    成面を封止するキャッピング手段に負圧を印加するポン
    プユニットと、前記記録ヘッドのノズル形成面を払拭す
    るワイピング部材を備えたワイピング機構と、前記キャ
    リッジがキャッピング手段の配置位置に移動した状態
    で、キャリッジの移動をロックさせるキャリッジロック
    機構とを具備したインクジェット式記録装置であって、 少なくとも前記ワイピング機構とキャリッジロック機構
    とが同一の駆動源によって駆動されるように構成され、
    且つ前記ワイピング機構とキャリッジロック機構との間
    の駆動伝達機構の一部にタイムラグ機構が配置され、前
    記駆動源の反転駆動時における前記タイムラグ機構の遅
    延伝達作用によって、前記キャリッジロック機構の移動
    動作に遅延して前記ワイピング機構が移動動作されるよ
    うに構成したインクジェット式記録装置。
  2. 【請求項2】 前記ワイピング機構とキャリッジロック
    機構と共に、さらに前記ポンプユニットが同一の駆動源
    によって駆動されるように構成され、前記駆動源の反転
    駆動時におけるタイムラグ機構の遅延伝達作用によっ
    て、前記キャリッジロック機構の移動動作に遅延して前
    記ポンプユニットおよびワイピング機構が移動動作され
    るように構成した請求項1に記載のインクジェット式記
    録装置。
  3. 【請求項3】 前記タイムラグ機構は、前記駆動伝達機
    構の一部を構成する回転ホイルとこれに対向する被回転
    ホイルとのそれぞれの対向面に形成され、互いに回転方
    向に間欠的に形成された係合突起により構成されている
    請求項1または請求項2に記載のインクジェット式記録
    装置。
  4. 【請求項4】 前記駆動源による駆動力は、前記タイム
    ラグ機構を介したポンプユニットの駆動軸に伝達させる
    と共に、ポンプユニットの駆動軸に対して摩擦クラッチ
    を介してワイピング機構に対して伝達させるように構成
    した請求項2または請求項3に記載のインクジェット式
    記録装置。
  5. 【請求項5】 前記キャリッジロック機構には、駆動源
    からの駆動力を摩擦クラッチを介して受けるアームバー
    が具備され、前記アームバーの一方向への回動位置にお
    いて、前記アームバーがキャリッジの一部に係合される
    ように構成されている請求項1乃至請求項4のいずれか
    に記載のインクジェット式記録装置。
  6. 【請求項6】 少なくとも前記ワイピング機構とキャリ
    ッジロック機構とが歯車列による駆動伝達機構によって
    駆動される請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のイ
    ンクジェット式記録装置。
  7. 【請求項7】 前記ワイピング機構におけるワイピング
    部材が記録ヘッドの移動経路上に移動した状態におい
    て、前記キャリッジロック機構がキャリッジのロックを
    回避するように前記歯車列が構成されている請求項6に
    記載のインクジェット式記録装置。
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