JP3664213B2 - チューブポンプおよびこれを用いたインクジェット式記録装置 - Google Patents

チューブポンプおよびこれを用いたインクジェット式記録装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、円弧状に配置された可撓性チューブをローラによって加圧し、チューブの変形を利用して圧力を発生するチューブポンプ、およびこのチューブポンプを搭載し、チューブポンプによる負圧を利用して記録ヘッドよりインクを排出するインク吐出回復手段を備えたインクジェット式記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
パーソナルコンピュータの発達によりグラフィック処理が比較的簡単に実行できるようになったため、ディスプレイに表示される例えばカラー画像のハードコピーを高品質で出力できる記録装置が求められている。このような要求に応えるためにインクジェット式記録ヘッドを搭載した記録装置が提供されている。このインクジェット式記録装置は、印刷時の騒音が比較的小さく、しかも小さなドットを高い密度で形成できるため、昨今においてはカラー印刷を中心とした多くの印刷に使用されている。
【0003】
このようなインクジェット式記録装置は、インクカートリッジからのインクの供給を受けるインクジェット式記録ヘッドと、記録用紙を記録ヘッドに対して相対的に移動させる紙送り手段を備え、印字信号に応じて記録ヘッドを移動させながら記録用紙にインク滴を吐出させてドットを形成することで記録が行われる。
【0004】
このようにインクという液体を扱う関係上、記録ヘッドへのインクの充填や、またインク溶媒の揮散によるノズル開口の目詰まりを防止するために、記録ヘッドからインクを強制的に吸引排出させるインク吐出回復処理が実行される。このような記録ヘッドの目詰まり解消のため、または記録ヘッド内に気泡が残留している場合になされるインクの強制的な排出処理は、通常クリーニング操作と呼ばれ、記録装置の長時間の休止後に印刷を再開する場合や、ユーザが印字かすれ等の印字品質不良を認識し、クリーニングスイッチを操作した場合に実行される。
【0005】
このクリーニング操作においては、記録ヘッドをキャッピング手段により封止して負圧を作用させることで、記録ヘッドのノズル開口よりインクを排出させると共に、キャッピング手段内に排出されたインクを負圧により吸引して排インクタンクに送り出し、その後にゴムなどの弾性板からなるクリーニング部材により、記録ヘッドのノズルプレートをワイピングするシーケンスが実行される。
【0006】
前記キャッピング手段内に負圧を与える手段としては、比較的構造が簡単で小形化が図りやすい、いわゆるチューブポンプが用いられている。このチューブポンプは一般に、チューブ支持面に沿って円弧状に配置された可撓性チューブと、この可撓性チューブを加圧するローラを備えた回転体とを具備し、チューブの変形を利用して圧力(負圧)を発生するように構成されている。
【0007】
このようなチューブポンプにおいては、前記回転体を回転させることにより、ローラが可撓性チューブを順次押しつぶしながら移動し、これによりチューブ内に圧力を発生させてキャッピング手段に負圧を与える。そして、記録ヘッドから強制的にインクを排出させると共に、さらにキャッピング手段内に排出されたインクを吸引するように作用する。
【0008】
例えば特開平6−286158号公報には、回転体を正方向に回転させたときに、ローラがチューブを押圧してポンプ機能として動作し、回転体を逆方向に回転させたときに、ローラによるチューブの押圧を緩和してポンプ機能を解除するチューブポンプが開示されている。このチューブポンプのローラ軸は回転体に設けられた長穴に嵌め込まれており、回転体の回転方向により、ローラ軸の位置は長穴のどちらかの端部に移動することになる。この長穴の各端部と回転体の中心との距離が異なっているため、ローラは回転体の回転方向が変わる毎に長穴内を進退することになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記した従来のチューブポンプにおいては、ポンプ機能として働かす回転体の正方向回転から、ポンプ機能を解除する逆方向回転に移行したとき、ローラ軸の位置が長穴の端部から他方の端部に移動するという作用が発生する。この移動状態においては、既に回転体は回転を開始しているために、ポンプに逆流を発生させるという問題点を有している。
【0010】
これによりインクをキャッピング手段内に逆流せしめ、キャッピング手段内にインクの泡を発生させて、これが記録ヘッドのノズル開口に侵入して、印字不良を発生させるという不都合な問題に発展する。
【0011】
この逆流作用は、回転体の中心から長穴の一方の端にあるローラの軸までの距離、ローラの外径、チューブの位置規制を行なうための円弧状ガイドの形状、およびチューブの肉厚、さらには前記各部品の取付け精度などに起因する寸法公差が大きい程激しくなる。したがってこれらの組み合わせによる寸法公差が小さくなるように工夫する必要はあるものの、前記した逆流作用は機構上免れないものであり、前記した基本機構を採用している状況においては、根本的には解決し得ない問題であった。
【0012】
本発明は、このような従来のものの課題を解決するためになされたものであり、回転体の反転時おいて発生する前記した逆流作用を確実に防止することができるチューブポンプを提供しようとするものであり、またこれを用いることにより印字の信頼性を高めたインクジェット式記録装置を提供することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
前記した目的を達成するためになされた本発明にかかるチューブポンプは、チューブの外形を円弧状に規制するチューブ支持面を有するポンプフレームと、前記チューブをチューブ支持面側に押圧する第1位置と、チューブの押圧を解除する第2位置とにローラを移動可能に支持するレバーを取り付けた回転体と、駆動手段からの駆動力によって回転し、前記レバーに支持されたローラを第1位置または第2位置に移動させるカム部材と、前記カム部材の回転によりローラを第1位置と第2位置との間で移動させる状態において前記回転体の回転を制動する制動ユニットとが具備される。
【0014】
この場合の好ましい実施の形態においては、前記カム部材には、カム部材の一方向への回転によりレバーに係合して当該レバーを第2位置に移動させると共に、カム部材の他方向への回転によりレバーの係合を解く係合部が形成され、前記係合部によるレバーの係合が解かれた状態において、付勢手段によって前記レバーを第1位置に移動させるように構成される。
【0015】
また前記の形態におけるチューブ支持面は、好ましくは周角度が180度程度となるように形成され、それぞれにローラを支持する一対のレバーが、回転体の回転軸心に対して対称位置に配置された構成とされる。
【0016】
また好ましい他の実施の形態においては、前記カム部材には、カム部材の一方向への回転によりレバーに当接して当該レバーを第1位置に移動させると共に、カム部材の他方向への回転によりレバーへの当接を解くカム面が形成され、前記カム面によるレバーへの当接が解かれた状態において、付勢手段によって前記レバーを第2位置に移動させるように構成される。
【0017】
前記の形態におけるチューブ支持面は、好ましくは周角度がほぼ360度にわたって形成され、ローラを支持する1つのレバーが、回転体に取り付けられた構成とされる。
【0018】
そして、前記したいずれの場合であっても、前記回転体には、回転体の回転方向に離間して配置された2つの当接面が備えられ、また前記カム部材には、カム部材の回転方向に応じて前記当接面に択一的に接する当接部がさらに配置され、カム部材の一方向および他方向への回転の初期動作においては、前記回転体を静止状態とし、前記カム部材の所定量の回転に伴って前記回転体を回転駆動できるように構成することが望ましい。
【0019】
さらに、前記制動ユニットは、ポンプフレームに配置され前記カム部材を回転可能に支承する支持軸と、前記支持軸に嵌め込まれたコイル状のバネを含み、前記コイル状のバネの緩み方向への回転体の回転作用により、回転体の制動を解除するように構成することが望ましい。
【0020】
また、本発明にかかるインクジェット式記録装置は、印刷データに対応してインク滴を吐出するインクジェット式記録ヘッドと、前記記録ヘッドを封止すると共に、ポンプユニットからの負圧を受けて記録ヘッドよりインクを吸引するキャッピング手段とが備えられ、ポンプユニットとして前記した構成のチューブポンプが具備される。
【0021】
以上のように構成されたチューブポンプによると、回転体に取り付けられたレバーにローラが具備され、カム部材の回転駆動によってローラがチューブを押圧する第1位置と、チューブの押圧を解除する第2位置とに移動されるようになされる。カム部材の回転により第1位置から第2位置へ、または第2位置から第1位置へローラが移動する間においては、制動ユニットの作用により前記回転体の回転が制動される。そして、ローラ位置が切替わった後において前記制動ユニットの制動作用が解除され、カム部材の回転力を受けて前記回転体が回転されるように作用する。
【0022】
これにより、ローラが第1位置に移動している場合には、チューブはローラの圧接を受けつつローラが周方向に移動する作用を受けてチューブポンプとしての動作がなされる。
【0023】
このように、カム部材の回転方向の切替えによって、先ずローラの位置が切替わり、ローラの位置が切替わった後にカム部材の回転力を得て回転体が回転されるので、前記したようなポンプの逆流作用は発生しない。
【0024】
一方、記録ヘッドを封止するキャッピング手段に負圧を与えるために、前記したチューブポンプを採用したインクジェット式記録装置によると、ポンプの回転切替え時における逆流作用を確実に阻止させることができるので、キャッピング手段内にインクの泡を発生させて、印字不良を発生させるという問題を解決することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明にかかるチューブポンプを用いたインクジェット式記録装置について、図に示す実施の形態に基づいて説明する。図1は本発明が適用されたインクジェット式記録装置の全体構成を示すものである。図1において符号1はキャリッジであり、このキャリッジ1はタイミングベルト2の一部に結合されてキャリッジモータ3の往復回転により駆動され、ガイド部材4に案内されてプラテン5に沿って平行に移動するように構成されている。キャリッジ1の記録用紙6と対向する下面にはブラックインクを吐出する記録ヘッド7およびカラーインクを吐出する記録ヘッド8が搭載され、各記録ヘッド7,8は、それぞれブラックインクカートリッジ9、カラーインクカートリッジ10からそれぞれインクの供給を受けて記録用紙6に対してインク滴が吐出できるように構成されている。
【0026】
非印刷領域側に配置された11はキャッピンク装置であり、ブラックインク用記録ヘッド7を封止するキャップユニット12と、カラーインク用記録ヘッド8を封止するキャップユニット13が同一のキャップホルダに搭載されている。
【0027】
前記キャップユニット12,13はそれぞれ記録ヘッド7,8のノズル開口面を1つの空間で封止できるサイズを備え、非印字時には記録ヘッド7,8のノズル開口を封止し、また吐出能力回復操作時(クリーニング操作時)にはポンプユニット16から負圧の供給を受けて記録ヘッド7,8からインクを強制的に排出させることができるように構成されている。
【0028】
そして、キャッピング装置11の近傍には、ゴムなどの弾性板からなるクリーニング部材17が配置されていて、キャリッジ1がキャッピング装置11側に往復移動する際に、記録ヘッド7,8のノズルプレートを払拭するワイピング動作がなされる。
【0029】
図2は、図1に示す記録装置に搭載されたキャップユニット12,13のうちの1つ、例えばカラーインク用のキャップユニット13と、これに接続されたポンプユニット16などの構成を示したものである。なお、他方のブラックインク用のキャップユニット12においても、以下の説明と同様の構成になされている。
【0030】
キャップユニット13は、上面が開放された方形状のキャップケース13aと、キャップケース13a内に収納されたゴム材料などの可撓性物質よりなるキャップ部材13bとにより構成さており、キャップ部材13bはその上測縁がキャップケース13aよりも若干突出した状態に形成されている。そしてキャップ部材13bの内底部には多孔質材料により形成されたインク吸収材13cが収納されており、このインク吸収材13cはキャップ部材13bに一体に形成された保持体13dにより保持されている。
【0031】
またキャップケース13aの下底部には、キャップケース13aおよびキャップ部材13bをそれぞれ貫通するようにして、吸引口13eおよび大気開放口13fが配置されている。
【0032】
そして、キャップケース13aの吸引口13eにはチューブT1を介してポンプユニットとしてのチューブポンプ16が接続されており、チューブポンプ16の排出側には排インクタンク15が配置されている。さらに、キャップケース13aの大気開放口13fには、チューブT3を介して大気開放バルブ19が接続されている。
【0033】
一方、符号8はカラーインク用記録ヘッドを示しており、この記録ヘッド8はキャップユニット13が上部に移動した時、そのノズルプレート8aが前記キャップユニット13によってキャッピングされるように構成されている。ノズルプレート8aにはノズル開口8bが配置されており、各ノズル開口8bに対応して配置された圧電振動子8cの作用によってイエロー、シアン、マゼンタなどの各インクが吐出されるように構成されている。
【0034】
以上の構成において、記録ヘッド内の残留気泡の排出およびノズル開口の目詰まりを解消させるためのインクの吸引作用は、図2に示すようにキャップ部材13bを記録ヘッド8のノズルプレート8aに密着させると共に、大気開放バルブ19を閉弁した状態で行われる。
【0035】
すなわち、この状態でチューブポンプ16を作動させることで、キャップ部材13bの内部に負圧が与えられ、ノズル開口8bからインクが排出される。インクの排出に伴いキャップ部材内部の負圧がある程度減少した時点で、前記大気開放バルブ19を開弁させると、キャップ部材内に大気が導入され内部の負圧は解除される。
【0036】
そして、大気開放バルブ19を開弁させた状態でチューブポンプ16を再び作動させることにより、キャップ部材内に排出されたインクをチューブT1を介して排インクタンク15に送り込む動作がなされる。
【0037】
次に図3および図4はキャップ部材に囲まれた内部空間を吸引するためのチューブポンプの第1の実施の形態を示したものであり、図3は分解斜視図で、図4は正面図で示している。このチューブポンプ16にはチューブT1(図4に示す)の外形を円弧状に規制するチューブ支持面31を有する硬質合成樹脂により形成されたポンプフレーム32が具備されている。
【0038】
ポンプフレーム32に形成された前記チューブ支持面31は、円弧状の周角度がほぼ180度程度となるようになされており、一端が前記キャップユニット13の吸引口13eに接続され、他端が排インクタンク15に接続されたチューブT1が、前記チューブ支持面31に沿って配置されている。そして、チューブ支持面31によって囲撓された円弧のほぼ中心位置には、支持軸33がポンプフレーム32に対して取り付けられている。
【0039】
前記支持軸33には、回転体としての円盤状のポンプホイル34が回転可能に嵌め込まれている。このポンプホイル34の一側面には、前記支持軸33を囲む位置に2つのガイド体27が一体に形成されている。各ガイド体27は、その端面形状が円弧状になされ、その円弧状両端部には支持軸33方向に屈曲するように係止部28が形成されている。
【0040】
またガイド体27のさらに内側には、円弧状立上げ部37がポンプホイル34に一体に形成されており、この円弧状立上げ部37の周角度は180度に若干足らない程度になされている。
【0041】
前記ポンプホイル34の一側面には、さらに一対のレバー支持軸38が一体に形成されており、この一対のレバー支持軸38は、ポンプホイル34の回転軸心に対して対称位置に配置されている。また、前記ポンプホイル34の一側面には、さらに一対のバネ受け座39が一体に形成されている。
【0042】
符号41は、それぞれの一端部にローラ42を回転可能に取り付けたレバーを示し、このレバー41は図に示すようにそれぞれ湾曲された形に成形されている。そしてローラ42の配置位置に対する他端部には支持孔43が形成され、前記ポンプホイル34に形成されたレバー支持軸38に嵌まり込んでポンプホイル34と一体に回転されるように構成されている。
【0043】
また、各レバー41のローラ側端部と、ポンプホイル34に形成された前記バネ受け座39との間には、それぞれ付勢手段としてのコイル状のバネ40が介装されており、このバネ40の拡開作用によって、ローラ42がチューブT1側に付勢されるように構成されている。また、各レバー41のローラ側端部には後述するカム部材によって係止される係止片44が一体に形成されている。
【0044】
符号45は、前記フレーム32に一体に形成された支持軸33によって回転可能に支持されたカム部材であり、このカム部材45は、その周面に歯車46が形成された駆動ギヤ47と一体になされている。そして、カム部材45の内部は一部が中空状になされており、支持軸33に捲装されるようにして取り付けられた制動ユニットとしてのバネクラッチを構成するコイル状バネ50、およびホイル34の一側面に形成された前記円弧状立上げ部37を包囲するように配置されている。
【0045】
前記カム部材45の中空部によって包囲されたコイル状バネ50の一端部51および他端部52は、前記した円弧状立上げ部37の周方向の両端部に位置している。そしてポンプホイル34の回転に伴って回転される円弧状立上げ部37の周方向端部に択一的に当接した場合においてのみ、バネ50が締まり方向に作用されるため、支持軸33との間で制動作用が発生してポンプホイル34が制動状態になされる。
【0046】
一方、前記カム部材45の内周部には、さらに円弧状のホイル駆動片35が一体に形成されている。ホイル駆動片35に形成された両端の当接部48は、カム部材45の回転に伴って、コイル状バネ50の一端部51および他端部52に択一的に当接して、バネ50を緩み方向に作用させてポンプホイル34の制動状態を解除できるようになされている。
【0047】
前記ホイル駆動片35に形成された当接部48は、前記したようにホイル駆動片35の円弧状両端部に離間して形成されており、したがって当接部48の間においてカム部材45に形成されたリブ26が移動する間においては、ポンプホイル34には制動力が作用するように構成されている。
【0048】
上述の制動力が生じる期間よりも若干大きい角度となるようにカム部材45に形成された一対のリブ26がガイド体27内に配置された構成とされており、制動力が解除された状態では、カム部材45の回転に伴うリブ26の回転によってポンプホイル34に回転トルクが与えられる。
【0049】
また、前記カム部材45の周面には、それぞれ係合部49が対向するように配置されている。この一対の係合部49は、カム部材45の一方向への回転によって、前記各レバー41に形成された係止片44に係合し、図4に示すように各レバー41のローラ配置側を中心部側に引き込むように作用する。これによりローラ42によるチューブT1の押圧を解除する第2位置に設定できるように構成されている。
【0050】
以上の構成において、図4はローラ42によるチューブT1の押圧を解除した第2位置に設定された状態を示している。すなわち前記したようにカム部材45の係合部49がレバー41に形成された係止片44に係合して、各レバー41のローラ配置側が中心部側に引き込むようになされた状態を示している。
【0051】
この状態において、駆動手段としてのモータ(図示せず)の動力を受けて駆動ギヤ47が右回転(時計方向回転)にされると、カム部材45も同方向に回転し、カム部材45に配置されたリブ26が、ガイド体27の係止部28に当接してポンプホイル34を回転させる。この場合、カム部材45の回転に伴ってホイル駆動片35も回転されるために、バネクラッチを構成するコイル状バネ50の他端部52はホイル駆動片35の当接部48によってバネ50を緩み方向に回動される。
【0052】
このために、コイル状バネ50はポンプフレーム34の支持軸33との間での制動が解除され、ポンプホイル34はカム部材45の回転に引きづられてそのまま右回転を継続する。
【0053】
そして、駆動手段の動力を受けて駆動ギヤ47が左回転(反時計方向回転)に反転されると、カム部材45も同方向に回転し、カム部材45の当接部48がコイル状バネ50の他端部52への当接を離れ、対向する一端部51方向に回動する。この時、カム部材45の係合部49が各レバー41に形成された係止片44の係合を解除するため、各レバー41は付勢手段としてのコイル状のバネ40の拡開作用によって、ローラ42はチューブT1側に付勢され、チューブT1をチューブ支持面31側に押圧する第1位置に移動する。
【0054】
この状態においては、バネクラッチを構成するコイル状バネ50は、ポンプフレーム32の支持軸33に捲装されてロック状態となっており、さらに円弧状立上げ部37の当接面36はコイル状バネ50の締まり方向である他端部52に当接するため、ポンプホイル34は制動状態を維持する。カム部材45がなおも左回転して、カム部材45の当接部48が対向するコイル状バネ50の一端部51に当接すると、バネ50を緩み方向に回動させる。したがってバネ50によるロックが外れる。さらにカム部材45が回転し、リブ26がガイド体27の係止部28に接すると、ポンプホイル34はカム部材45の回転に引きづられてそのまま左回転を開始する。
【0055】
それ故、チューブT1はローラ42に押圧されつつ順次ローラに押しつぶされ、図2に示すキャップ部材13b内に負圧を与えることとなる。これにより、記録ヘッド8からのインクの吸引作用、およびキャップ部材13b内に貯留されたインクを排インクタンク15へ排出する作用を実行する。
【0056】
図3および図4に示したチューブポンプの実施の形態においては、チューブ支持面31の有効周角度が180度程度となるように構成されており、一方、180度の対称位置にそれぞれローラ42が配置されているので、ポンプ動作中においては、それぞれのローラ42が交互にチューブ支持面31に配置されたチューブT1を押圧してしごく作用を継続する。
【0057】
なお、駆動ギヤ47が停止されて、今度は右回転を開始した場合には、前記と同様にカム部材45のみが回転を開始し、カム部材45の一対の係合部49が、各レバー41の係止片44に係合し、図4に示すように各レバー41のローラ配置側を中心部側に引き込むよう(第2位置)になされる。
【0058】
この後、カム部材45の当接部48がコイル状バネ50の他端部52に当接してバネクラッチを構成するコイル状バネ50は緩み方向に回動され、したがってそのままポンプホイル34は右回転を継続する。
【0059】
以上のように、前記したチューブポンプによると、駆動ギヤ(カム部材)の回転の初期状態において、ポンプホイルを静止状態としつつローラ位置を第1または第2状態に切替え、その後にポンプホイルを回転させるように作用するため、ポンプに逆流作用を与えるという問題を解消することができる。
【0060】
また図3および図4に示した例においては、ローラが第1位置の状態、すなわちチューブをチューブ支持面側に押圧する状態においては、バネの付勢力によって押圧力を得るようになされ、一定の圧力をチューブに加えることができる。
【0061】
したがって、各部材の寸法のバラツキおよび組み立て精度を考慮して、チューブが完全につぶれるようにつぶし量を大きく設定していた従来のチューブポンプに比較して、過剰な押圧力をチューブに加えることがないため、これを駆動する駆動手段としてのモータは、比較的低トルクのものを用いることができる。また、チューブの損傷も低減できるため、長寿命のチューブポンプを提供することができる。
【0062】
次に図5は本発明にかかるチューブポンプの第2の実施の形態の概略構成を正面図によって示したものである。なお、図5において前記した図3および図4における各部に相当する部分は同一符号で示しており、したがってその詳細な説明は適宜省略する。
【0063】
図5に示す実施の形態においては、ポンプフレーム32の内側面に形成されたチューブ支持面31が、ほぼ360度にわたって形成されており、ローラ42を支持する1つのレバー41が、回転体としてのポンプホイル34に取り付けられている。
【0064】
フレーム32に取り付けられた支持軸33に回転可能に装着されたカム部材45には、カム面61が形成されており、一方、レバー41にはカム面61の当接を受ける円弧状の摺動面62が形成されている。すなわち、図5に示す状態においては、カム面61は摺動面62に当接されておらず、レバー41は付勢手段としてのコイル状の引っ張りバネ40に引っ張られて、ローラ42によるチューブT1の押圧を解除した第2位置の状態になされている。
【0065】
一方、ポンプホイル34には円弧状のホイル駆動片35が一体に形成されており、ホイル駆動片35の円弧両端面は当接面36を形成している。またカム部材45には、ほぼ四分の三周にわたって形成された空間部63が形成されており、この周方向の各端面が当接部48を形成している。
【0066】
以上の構成において、図5に示す状態に対してカム部材45が、90度程度左回転した場合には、カム面61がレバー41の摺動面62当接し、レバー41に配置されたローラ42はチューブT1を押圧する第1位置の状態になされる。
【0067】
この時、カム部材45に形成された前記当接部48が、ホイル駆動片35に形成された当接面36に当接し、ポンプホイル34を図中左方向に回転させるように作用する。これと同時にカム部材45の当接部48がバネクラッチを構成するコイル状バネ50の一端部51に当接してバネ50は緩み方向に回動され、ポンプホイル34の制動を解除する。
【0068】
これにより、カム部材45の左回転にしたがってポンプホイル34も回転され、チューブT1がローラ42に押圧された状態で順次押しつぶされるポンプ作用がなされる。
【0069】
このようにカム部材45が左回転している間においては、カム部材45のカム面61がレバー41の摺動面62に当接した状態に維持され、レバー41に配置されたローラ42は、チューブT1を押圧する第1位置の状態に維持される。
【0070】
一方、カム部材45を右回転させた場合には、カム部材45のカム面61がレバー41の摺動面62より退避して、図5に示すようにローラ42を第2位置に移動させる。この間においては、制動ユニットを構成する前記コイル状バネ50の作用によりポンプホイル34の回転はロックされている。
【0071】
そして、図5に示す状態となった時に、カム部材45の他方の当接部48がホイル駆動片35に形成された他方の当接面36に当接し、ポンプホイル34を図中右方向に回転させるように作用する。
【0072】
これと同時にカム部材45の他方の当接部48がコイル状バネ50の他端部52に当接され、バネ50は緩み方向に回動されてポンプホイル34の制動を解除する。これにより、カム部材45の左回転にしたがってポンプホイル34も回転される動作が継続する。
【0073】
図5に示したチューブポンプの例においても同様に、カム部材の回転の初期状態において、ポンプホイルを静止状態としつつローラ位置を第1または第2状態に切替え、その後にポンプホイルを回転させるように作用するため、ポンプに逆流作用を与えるという問題を解消することができる。
【0074】
また、図5に示したチューブポンプの場合には、1つのローラにより全周にわたってポンプ作用を成すため、チューブの損傷を低減させることができ、したがって長寿命のチューブポンプを提供することができる。また使用部品数も低減することができるので、低コストのチューブポンプを提供することができる。
【0075】
なお前記したチューブポンプは、記録ヘッドのクリーニング手段に利用することで、好ましい作用効果を得ることができるが、本発明にかかるチューブポンプは、逆流作用を発生しないという特質を生かせるその他の機器に対して利用できることは勿論のことである。
【0076】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなとおり、本発明にかかるチューブポンプによると、チューブをチューブ支持面側に押圧する第1位置と、チューブの押圧を解除する第2位置とにローラを移動可能に支持するレバーを取り付けた回転体と、駆動手段からの駆動力によって、レバーに支持されたローラを第1位置または第2位置に移動させるカム部材と、カム部材の回転によりローラを第1位置と第2位置との間で移動させる状態において前記回転体の回転を制動する制動ユニットとを具備したので、ローラを第1位置または第2位置に移動させる際に、回転体の回転が制動され、ローラ位置が定められた後に回転体が回転できるようになる。したがって、回転体の逆転時に発生するチューブポンプ特有の逆流作用を阻止させることができる。
【0077】
そして、印刷データに対応してインク滴を吐出するインクジェット式記録ヘッドと、前記記録ヘッドを封止すると共に、ポンプユニットからの負圧を受けて記録ヘッドよりインクを吸引するキャッピング手段とを備えたインクジェット式記録装置のポンプユニットとして前記チューブポンプを用いることにより、インクの逆流によるキャッピング手段内へのインクの泡の発生作用を阻止することができる。これにより、インクの泡による記録ヘッドへの悪影響をなくした信頼性の高い記録装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるインクジェット式記録装置の構成を示した斜視図である。
【図2】図1に示す記録装置に具備されたキャッピング手段の構成を示した断面図である。
【図3】図1に示す記録装置に装填し得るチューブポンプの第1の実施の形態を示した分解斜視図である。
【図4】図3に示すチューブポンプを一部透視状態で示した正面図である。
【図5】図1に示す記録装置に装填し得るチューブポンプの第2の実施の形態を示した正面図である。
【符号の説明】
1 キャリッジ
3 キャリッジモータ
6 記録用紙
7,8 記録ヘッド
11 キャッピング装置
12,13 キャップ部材
16 ポンプユニット(チューブポンプ)
17 クリーニング部材
19 大気開放バルブ
26 リブ
27 ガイド体
28 係止部
31 チューブ支持面
32 ポンプフレーム
33 支持軸
34 ポンプホイル(回転体)
35 ホイル駆動片
36 当接面
40 バネ(付勢手段)
41 レバー
42 ローラ
44 係止片
45 カム部材
47 駆動ギヤ
48 当接部
49 係合部
50 コイル状バネ(制動ユニット)
61 カム面
62 摺動面
T1 チューブ

Claims (10)

  1. チューブの外形を円弧状に規制するチューブ支持面を有するポンプフレームと、
    前記チューブをチューブ支持面側に押圧する第1位置と、チューブの押圧を解除する第2位置とにローラを移動可能に支持するレバーを取り付けた回転体と、
    駆動手段からの駆動力によって回転し、前記レバーに支持されたローラを第1位置または第2位置に移動させるカム部材と、
    前記カム部材の回転によりローラを第1位置と第2位置との間で移動させる状態において前記回転体の回転がロックするよう前記回転体の回転を制動する制動ユニットと、を具備しており、
    前記カム部材の回転により第1位置から第2位置へ、または第2位置から第1位置へローラが移動する間においては、前記制動ユニットの作用により前記回転体の回転が制動され、
    ローラ位置が切替わった後において前記制動ユニットの制動作用が解除され、前記カム部材の回転力を受けて前記回転体が回転されるように構成したことを特徴とするチューブポンプ。
  2. 前記カム部材には、カム部材の一方向への回転によりレバーに係合して当該レバーを第2位置に移動させると共に、カム部材の他方向への回転によりレバーの係合を解く係合部が形成され、前記係合部によるレバーの係合が解かれた状態において、付勢手段によって前記レバーを第1位置に移動させるように構成したことを特徴とする請求項1または請求項1に記載のチューブポンプ。
  3. 前記チューブ支持面は、周角度が180度程度となるように形成され、それぞれにローラを支持する一対のレバーが、回転体の回転軸心に対して対称位置に配置されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のチューブポンプ。
  4. 前記カム部材には、カム部材の一方向への回転によりレバーに当接して当該レバーを第1位置に移動させると共に、カム部材の他方向への回転によりレバーへの当接を解くカム面が形成され、前記カム面によるレバーへの当接が解かれた状態において、付勢手段によって前記レバーを第2位置に移動させるように構成したことを特徴とする請求項1に記載のチューブポンプ。
  5. 前記チューブ支持面は、周角度がほぼ360度にわたって形成され、ローラを支持する1つのレバーが、回転体に取り付けられていることを特徴とする請求項4に記載のチューブポンプ。
  6. 前記回転体には、回転体の回転方向に離間して配置された2つの当接面が備えられ、また前記カム部材には、カム部材の回転方向に応じて前記当接面に択一的に接する当接部がさらに配置され、カム部材の一方向および他方向への回転の初期動作においては、前記回転体を静止状態とし、前記カム部材の所定量の回転に伴って前記回転体を回転駆動するように構成したことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のチューブポンプ。
  7. 前記制動ユニットは、ポンプフレームに配置され前記カム部材を回転可能に支承する支持軸と、前記支持軸に嵌め込まれたコイル状のバネを含み、前記コイル状のバネの緩み方向へのカム部材の回転作用により、回転体の制動を解除するように構成したことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のチューブポンプ。
  8. 第1位置から第2位置へ、または第2位置から第1位置へのローラ移動中において前記コイル状のバネが締まり方向へ作用することで制動作用が発生するように構成したことを特徴とする請求項7に記載のチューブポンプ。
  9. 第1位置から第2位置へ、または第2位置から第1位置へのローラ移動中において前記回転体が前記コイル状のバネに当接することで当該コイル状のバネを締まり方向に作用させて前記支持軸との間で制動作用を発生させ、ローラ位置が切替わった後において前記カム部材が前記コイル状のバネに当接することで当該コイル状のバネを緩み方向に作用させて制動作用を解除するように構成したことを特徴とする請求項7に記載のチューブポンプ。
  10. 印刷データに対応してインク滴を吐出するインクジェット式記録ヘッドと、前記記録ヘッドを封止すると共に、ポンプユニットからの負圧を受けて記録ヘッドよりインクを吸引するキャッピング手段とを備えたインクジェット式記録装置であって、
    前記ポンプユニットとして請求項1乃至請求項9のいずれかに記載のチューブポンプを具備したことを特徴とするインクジェット式記録装置。
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