JP2000148019A - セパレートラベル - Google Patents

セパレートラベル

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JP2000148019A
JP2000148019A JP10325145A JP32514598A JP2000148019A JP 2000148019 A JP2000148019 A JP 2000148019A JP 10325145 A JP10325145 A JP 10325145A JP 32514598 A JP32514598 A JP 32514598A JP 2000148019 A JP2000148019 A JP 2000148019A
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JP
Japan
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sheet layer
layer
label
separate label
peeled
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JP10325145A
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English (en)
Inventor
Yoshiyasu Inagaki
▲吉▼保 稲垣
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡便な方法で低コストで製造することができ
るセパレートラベル1を提供すること。 【解決手段】 このセパレートラベル1は、第1シート
層2、第2シート層3及び粘着剤層4からなる。第1シ
ート層2は紙製である。第2シート層3は合成樹脂製で
ある。第1シート層2は、第2シート層3に仮貼着され
ている。このセパレートラベル1は、例えばCD−RO
Mを収納するためのハードケース等の開封口に貼り付け
られて用いられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばコンピュー
タプログラムが記録されたCD−ROMを収納するため
のハードケース等の開封事実を表示するためのセパレー
トラベルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンピュータプログラムが記録されたC
D−ROMは、通常ハードケースに収納されて販売され
る。これを購入したユーザーは、まずソフトウエア使用
許諾契約書を読み、その契約内容に合意したときのみハ
ードケースを開封する。この開封により、ユーザーは契
約内容に同意したものとみなされる。従って、ハードケ
ースには開封された事実を表示する工夫が施される必要
がある。
【0003】開封された事実を表示するために、ハード
ケースの開封口に粘着ラベルが貼着されることがある。
この粘着ラベルでは、基材層、金属蒸着層及び粘着剤層
が順次積層されており、基材層と金属蒸着層との間に部
分的に離型処理が施されている。そして、ハードケース
を開封するために粘着ラベルを引き剥がすと、金属蒸着
層の一部(離型処理された部分)が基材層から脱落して
文字、図形、記号等を浮き上がらせる。これにより、開
封事実が確認される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この粘着ラベルを得る
には基材層に金属蒸着を施す必要があり、また部分的離
型処理を施す必要である。このため、粘着ラベルの製造
工程が複雑で、製造コストが高額となってしまうという
問題がある。本発明はこのような問題に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、簡便な方法で低
コストで製造することができるラベルを提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
になされた発明は、第1シート層、第2シート層及び粘
着剤層を有しており、第1シート層と第2シート層とが
仮貼着されている、開封事実を表示するためのセパレー
トラベル、である。ここで「第1シート層と第2シート
層とが仮貼着」とは、第1シート層と第2シート層とを
容易に剥がすことができ、一旦剥がすと両者を再貼着で
きないような状態を意味する。
【0006】本発明のセパレートラベルでは、第1シー
ト層と第2シート層とが仮貼着されているので、セパレ
ートラベル引き剥がし時の変形によって第1シート層と
第2シート層とが剥がれる。これにより、被着体の開封
事実が表示される。また、第1シート層と第2シート層
とを再貼着しようとしてもできないので、あたかもセパ
レートラベルを引き剥がさなかったかのように偽装する
ことができない。
【0007】この発明において、第1シート層が剥がさ
れた段階で情報表示がなされるようにすれば、被着体の
開封事実がより確実に表示される。これらの発明におい
て、第1シート層の材質と第2シート層の材質とを異な
らせれば、第1シート層と第2シート層とを容易に剥が
すことができる。また、これらの発明において、第1シ
ート層の厚みと第2シート層の厚みとを異ならせれば、
第1シート層と第2シート層とを容易に剥がすことがで
きる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明に
かかるセパレートラベルを説明する。図1は、本発明の
一実施形態にかかるセパレートラベル1の一部が示され
た断面図である。このセパレートラベル1では、第1シ
ート層2、第2シート層3及び粘着剤層4が順次積層さ
れている。第1シート層2は紙製であり、第2シート層
3は合成樹脂製である。第1シート層2に用いられる紙
の種類は特には限定されるものではなく、例えばクラフ
ト紙、コート紙等の種々のものが使用可能である。第1
シート層2の厚みは、通常は5μm〜1000μm程度
である。なお、第1シート層2に紙に代えて樹脂フィル
ムを用いることもできる。
【0009】第2シート層3に用いられる合成樹脂の種
類は特には限定されるものではなく、例えばポリエチレ
ン、ポリプロピレン等のオレフィン系樹脂、ポリエチレ
ンテレフタレート等の種々のものが使用可能である。第
2シート層3の厚みは、通常は5μm〜150μm程度
である。なお、第2シート層3に合成樹脂に代えて紙を
用いることもできる。粘着剤層4に用いられる粘着剤の
種類は特には限定されるものではなく、溶剤系又はエマ
ルジョン系の粘着剤が使用可能である。粘着剤の塗工量
は、10g/m以上50g/m以下程度(固形分換
算)とされる。
【0010】第1シート層2と第2シート層3とは、仮
貼着されている。両者を仮貼着するには、まず第2シー
ト層3を構成する樹脂組成物をシート状に押し出し、未
硬化段階で第1シート層2と積層する。この際、第1シ
ート層2及び/又は第2シート層3の接合面に離型剤塗
布等の離型処理を施しておけば、第1シート層2と第2
シート層3とを仮貼着することができる。また、押し出
される樹脂の温度を比較的低温とすれば、上記のような
離型処理を施さずとも第1シート層2と第2シート層3
とを仮貼着することができる。なお、前述の離型処理と
加工樹脂温度の調整とを組み合わせて仮貼着を達成して
も良い。
【0011】このように、本発明のセパレートラベル1
は、第1シート層2と第2シート層3とを積層するに際
して離型処理又は加工樹脂温度の調整を行うのみで容易
に得ることができるので、製造が簡便で、製造コストを
抑えることができる。このセパレートラベル1は、粘着
剤層4によってCD−ROMのハードケースの開封口に
貼り付けられる。CD−ROMを購入したユーザーは、
セパレートラベル1をハードケースから引き剥がす。こ
の際、セパレートラベル1は変形する。第1シート層2
は紙製であって第2シート層3は合成樹脂製であり、し
かも両者は仮貼着されているので、変形に対する両者の
伸びが異なる。このため、第1シート層2は第2シート
層3から剥がれる。これにより、ハードケースの開封事
実が表示される。
【0012】第1シート層2と第2シート層3との材質
を同一とした場合でも、セパレートラベル1の引き剥が
し時にこれが湾曲して外側と内側とで変形量が異なるこ
ととなるので、第1シート層2を第2シート層3から剥
がすことができる。しかし、前述のように両者を伸びの
異なる材質とした方が、より容易に第1シート層2を第
2シート層3から剥がすことができる。
【0013】また、第1シート層2と第2シート層3と
の厚みを異ならせることによっても、引き剥がし時の両
者の伸びが異なることにより、容易に第1シート層2を
第2シート層3から剥がすことができる。開封事実の表
示をより明確にするには、第1シート層2と第2シート
層3との色目を異ならせればよい。また、第2シート層
3の表面及び/又は裏面に文字、図形、記号等を印刷
し、第1シート層2が剥がれた段階でこの文字等がユー
ザーに見えるようにして表示をより明確にしても良い。
【0014】なお、セパレートラベル1をハードケース
から引き剥がした場合のみならず、セパレートラベル1
が貼り付けられたままの状態で無理矢理ハードケースを
開いた場合でも、第1シート層2が第2シート層3から
剥がれてハードケースの開封事実が表示される。
【0015】セパレートラベル1をハードケースから引
き剥がす場合やセパレートラベル1が貼り付けられたま
まの状態で無理矢理ハードケースを開いた場合に第1シ
ート層2を第2シート層3から剥がすには、両者の接着
強度(180゜剥離)を1gf/cm以上150gf/
cmとすればよい。
【0016】第1シート層2と第2シート層3とは、新
たに接着剤塗布等しないと再貼着できないので、粘着剤
を用いて第1シート層2と第2シート層3とを積層した
場合とは異なり、あたかもセパレートラベル1を引き剥
がさなかったかのように偽装することが困難である。以
上、CD−ROM用のハードケースを例にとり本発明の
セパレートラベル1を説明したが、本発明のセパレート
ラベル1は、例えば瓶、プラスチック容器、紙箱等の開
封事実の表示にも用いることができる。
【0017】
【発明の効果】本発明によって、以下の効果が得られ
る。 (1)まず、開封事実を表示するセパレートラベルを、
簡便な方法で低コストで製造することができる。 (2)特に、第1シート層が剥がされた段階で情報表示
がなされるようにセパレートラベルを構成すれば、開封
事実の表示が確実となる。 (3)そして、第1シート層の材質と第2シート層の材
質とを異ならせることによって、開封時の剥がれをより
確実に起こさせることができる。 (4)さらに、第1シート層の厚みと第2シート層の厚
みとを異ならせることによって、開封時の剥がれをより
確実に起こさせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施形態にかかるセパレー
トラベルが示された断面図である。
【符号の説明】
1・・・セパレートラベル 2・・・第1シート層 3・・・第2シート層 4・・・粘着剤層

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1シート層、第2シート層及び粘着剤
    層を有しており、第1シート層と第2シート層とが仮貼
    着されている、開封事実を表示するためのセパレートラ
    ベル。
  2. 【請求項2】 第1シート層が剥がされた段階で、情報
    表示がなされるように構成された請求項1に記載のセパ
    レートラベル。
  3. 【請求項3】 第1シート層の材質と第2シート層の材
    質とが異なる請求項1又は2に記載のセパレートラベ
    ル。
  4. 【請求項4】 第1シート層の厚みと第2シート層の厚
    みとが異なる請求項1から3のいずれかに記載のセパレ
    ートラベル。
JP10325145A 1998-11-16 1998-11-16 セパレートラベル Pending JP2000148019A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012073492A1 (ja) * 2010-11-30 2012-06-07 サトーホールディングス株式会社 貼り替え防止用ラベル
CN103761921A (zh) * 2014-01-20 2014-04-30 李峰 一种分切式揭开留底防伪结构、防伪系统及防伪方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012073492A1 (ja) * 2010-11-30 2012-06-07 サトーホールディングス株式会社 貼り替え防止用ラベル
CN103761921A (zh) * 2014-01-20 2014-04-30 李峰 一种分切式揭开留底防伪结构、防伪系统及防伪方法
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