JP4046849B2 - 台紙 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電報文などを送付するときに、その電報文などを保護するために使用する台紙に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図3は、従来の台紙20を示す図である。図中、(A)は、台紙を開いた状態を示す図、(B)は、台紙の使用方法を説明する図である。
従来、この種の台紙20は、基材の片面に、剥離紙23aを貼合したままの両面テープ23を貼って作製していた(図3(A))。
このような台紙20の使用者は、剥離紙23aを剥がして、電報文40などの接着対象物を接着して、使用していた(図3(B))。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前述した従来の台紙20は、使用時に剥離紙23aを剥ぎ取ってから接着対象物40を接着するため、その剥ぎ取った剥離紙23aがゴミになる。このような台紙20を大量に扱うところでは、そのようなゴミの量も多かった。
また、剥離紙23aを剥がすには、両面テープ23と剥離紙23aとの間に爪先を入れてめくるという細かい作業が必要であり、この作業は、作業者にとって厄介なものであった。
【0004】
本発明の課題は、よけいなゴミを出さず、簡単に、接着対象物を接着することができる台紙を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。
前記課題を解決するために、請求項1の発明は、所定位置に接着層(11a)を備える第1基材部(11)と、第1基材部(11)に折りたたみ予定線(a)を介して連接され、接着層(11a)に対して、その折りたたみ予定線(a)を中心線として線対称となる位置に、接着保護層(12a)を備える第2基材部(12)とを有する台紙であって、使用前は、折りたたみ予定線(a)で折りたたんで、第2基材部(12)を第1基材部(11)に重ね合わせておいて、使用時は、第2基材部(12)をめくることにより、接着層(11a)を露出させて、その接着層(11a)に接着対象物を接着することを特徴とする台紙である。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図面等を参照して、本発明の実施の形態について、さらに詳しく説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明による台紙の第1実施形態を示す図である。図中、(A)は、台紙を開いた状態を示す図、(B)は、完成した台紙の未使用状態を示す図、(C)は、(B)のC−C断面図である。
本実施形態は、電報台紙として使用されるものである。
台紙10は、第1基材部11と、第2基材部12とを有する。
【0008】
第1基材部11は、電報文40を接着して保持する基材部であり、その表面には、接着層11aが形成されている。
第1基材部11は、その材料として、例えば、上質紙、アート紙、コート紙、合成紙などの紙を好適に使用することができるが、他にも、一般に用いられるプラスチック材料(例えば、塩化ビニル、PMMA、PET、ABS、ポリオレフィン、PET−G、ポリカーボネート、アクリロニトリル−スチレン共重合体、セルロースプロピオネート、セルロースアセテートブチレート等)を使用することもできる。
【0009】
接着層11aは、電報文40を接着するための部分であって、アクリル系接着剤、天然ゴム系接着剤、合成ゴム系接着剤、シリコーンゴム系接着剤などを塗布して形成することができる。
【0010】
第2基材部12は、第1基材部11に重なることで、第1基材部11が接着している電報文40を保護する基材であり、折りたたみ予定線aを介して第1基材部11に連接されている。第2基材部12は、その材料として、第1基材部11と同様のものを使用することができる。なお、本実施形態では、1枚の基材の半分を第1基材部11として、残りの半分を第2基材部12としているが、第2基材部12を別体の第1基材部11に連接させてもよい。そのようにしたときは、第2基材部12は、第1基材部11と異なる材料を使用することができる。
【0011】
第2基材部12は、その表面であって、接着層11aに対して、折りたたみ予定線aを中心とする対称の位置に、接着保護層12aを備える。
接着保護層12aは、接着層11aを保護する層であって、シリコーンなどを塗工して形成することができる。接着保護層12aは、折りたたみ予定線aで折りたたんで、第2基材部12を第1基材部11に重ね合わせたときに、接着層11aに貼合される。接着保護層12aは、接着層11aよりも一回り大きく形成されている。
【0012】
第2基材部12は、その一部に、孔が開けられて形成された窓12bを備えている。
窓12bは、台紙10の使用時に、電報文40に印字された宛名を目視可能にする部分である。
【0013】
(作製方法)
図2は、本発明の第1実施形態にかかる台紙の作製方法を示す図である。
台紙10は、以下のように作製する。
【0014】
#101において、台紙10の基材となるロール状の連続用紙は、絵柄などが印刷されると同時に、接着保護層12aが印刷される。
【0015】
#102において、連続用紙は、孔が開けられて、窓12bが形成される。
【0016】
#103において、連続用紙は、ノズル50によって接着剤が塗布される。
【0017】
#104において、連続用紙は、所定長さごとの基材に切断される。
【0018】
#105において、基材は、2つ折りされて、第2基材部12が、第1基材部11に重ね合わせられる。このとき、接着保護層12aは、接着層11aに貼合される。
【0019】
#106において、台紙10が完成する。
【0020】
(使用方法)
台紙10は、以下のように使用する。
(1)使用者は、台紙10を開いて、第1基材部11と第2基材部12とを分離する。
このとき、接着保護層12aは、接着層11aから剥離して、接着層11aが露出する。
【0021】
(2)(1)で台紙10を開いた使用者は、露出している接着層11aにメッセージや宛名等が印字されている電報文40を貼付する。
(3)(2)で電報文40を貼付した使用者は、第2基材部12を閉じる。このとき、電報文40に印字されている宛名は、窓12bから目視可能になるので、電報配達人は、この宛名を見て、電報を配達することができる。
【0022】
本実施形態によれば、接着保護層12aは、第2基材部12に形成されているので、第2基材部12をめくるだけで接着層11aを露出させることができるため、電報文40を簡単に貼付することができる。
また、接着層11aを保護するための剥離紙が不用であるので、よけいなゴミが出ない。
【0023】
さらに、接着層11aは、第1基材11に直接接着剤を塗布して形成されているので、両面テープを使用する従来の方法に比べて低コストで作製することができる。
さらにまた、両面テープを使用する従来品の製造工程は、両面テープの巻長によって、連続運転できる時間が拘束されていたが、第1基材11に直接接着剤を塗布する本発明品の製造工程では、そのような制限がない。
【0024】
(変形形態)
以上説明した実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。
例えば、接着層は、活版印刷で接着剤を塗布して形成してもよい。
また、使用用途も電報用には限定されず、例えば、招待状、メッセージカード又は見積書等を貼付して使用してもよい。
【0025】
【発明の効果】
以上詳しく説明したように、請求項1の発明によれば、第2基材部12は、接着保護層12aを有しているので、第2基材部12をめくるだけで接着層11aを露出させることができるため、電報文40を簡単に貼付することができる。また、ゴミとなる剥離紙もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による台紙の第1実施形態を示す図である。
【図2】本発明の第1実施形態にかかる台紙の作製方法を示す図である。
【図3】従来の台紙を示す図である。
【符号の説明】
10 台紙
11 第1基材部
11a 接着層
12 第2基材部
12a 接着保護層
12b 窓
20 台紙
23 両面テープ
23a 剥離紙
40 電報文
50 ノズル
a 折りたたみ予定線
Claims (1)
- 所定位置に接着層を備える第1基材部と、
前記第1基材部に折りたたみ予定線を介して連接され、前記接着層に対して、その折りたたみ予定線を中心線として線対称となる位置に、接着保護層を備える第2基材部と
を有する台紙であって、
使用前は、前記折りたたみ予定線で折りたたんで、前記第2基材部を前記第1基材部に重ね合わせておいて、使用時は、前記第2基材部をめくることにより、前記接着層を露出させて、その接着層に接着対象物を接着する
ことを特徴とする台紙。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP14258598A JP4046849B2 (ja) | 1998-05-25 | 1998-05-25 | 台紙 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP14258598A JP4046849B2 (ja) | 1998-05-25 | 1998-05-25 | 台紙 |
Publications (2)
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JPH11334258A JPH11334258A (ja) | 1999-12-07 |
JP4046849B2 true JP4046849B2 (ja) | 2008-02-13 |
Family
ID=15318739
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14258598A Expired - Fee Related JP4046849B2 (ja) | 1998-05-25 | 1998-05-25 | 台紙 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP4046849B2 (ja) |
-
1998
- 1998-05-25 JP JP14258598A patent/JP4046849B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH11334258A (ja) | 1999-12-07 |
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