JP2000143503A - 外用貼付剤 - Google Patents

外用貼付剤

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JP2000143503A
JP2000143503A JP10338496A JP33849698A JP2000143503A JP 2000143503 A JP2000143503 A JP 2000143503A JP 10338496 A JP10338496 A JP 10338496A JP 33849698 A JP33849698 A JP 33849698A JP 2000143503 A JP2000143503 A JP 2000143503A
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adhesive layer
synthetic resin
resin film
drug
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JP10338496A
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Keizo Oda
桂蔵 織田
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OOSHIN SEIYAKU KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、粘着剤層中の薬剤が前記支持体の
外側へ染み出すことに起因する外観の悪化、衣服の汚
損、薬物利用効率の低下を防止し、特に前記多孔性合成
樹脂フィルムの透湿度を調節することにより、粘着剤層
中の水分や揮発成分が蒸散することを抑制し、長期間に
わたって治療効果、冷却効果、或いは湿布効果を持続す
る上、ムレ、カブレ、痒み、赤斑等の皮膚刺激の発生を
防止して安全性、衛生性を至極向上させるのであり、し
かも使用感を良好にした外用貼付剤を提供することを目
的とする。 【構成】 本発明は、フィルム状ないしシート状の支持
体にはその片側面に粘着剤層を積層した外皮貼着型の貼
付剤において、前記支持体は、微細孔を有する多孔性合
成樹脂フィルムで形成されてなり、しかもその透湿度が
500〜7,000g/m2・24hrの範囲のもので
形成されていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外皮に貼付され
て、患部や全身の治療効果、冷却効果、湿布効果などの
を発現する外用貼付剤に関し、粘着剤層中の薬剤や湿布
薬が支持体の外側へ染み出すことに起因する外観の悪
化、衣服の汚損、薬物利用効率の低下等を防止し、特
に、粘着剤層中の水分や薬物等の揮発成分の蒸散を抑制
して長期間にわたっての治療効果、冷却効果、或いは湿
布効果を持続させ得る上、ムレ、カブレ、痒み、赤斑等
の発生や皮膚刺激がなく、使用感が良好で、安全性、衛
生性を向上させた外用貼付剤に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、外皮に貼付し、この貼付部位よ
り薬物を生体内に投与する外用貼付剤としては、フィル
ム状ないしシート状の支持体においてその片側面に、外
皮に貼付させる粘着剤層を積層してなるものが挙げられ
るのであり、この粘着剤層中に必要に応じた薬物が含有
されている。
【0003】又、他の外用貼付剤としては、フィルム状
ないしシート状の支持体においてその片側面に、湿布効
果を発現する湿布薬を含有させた粘着剤層を積層してな
るものが挙げられるのであり、人体の局部の炎症等を湿
布、緩和する湿布剤として用いられるものである。
【0004】更に、他の外用貼付剤としては、風邪等の
疾病に伴う発熱、或いは勤務中や日常生活の中におい
て、使用者に快適感を感じさせるために、解熱や適用部
位を冷却する、いわゆる冷熱シートが提案されている。
この外用貼付剤(冷熱シート)は支持体の片面に、水或
いは水と清涼感を与える薬物、又は更に解熱剤を含有さ
せた粘着剤層が積層されて形成されてなり、人体の適用
部位を冷却(解熱)したり、使用者に清涼感や快適感を
与えるものである。
【0005】ところで、このような外用貼付剤において
は、支持体として通気性のないものを用いると、その適
用部位が蒸れたり、かぶれたり、赤斑等が発生したり、
或いは汗等の体液が適用部位と外用貼付剤の間に滞留
し、雑菌が繁殖して痒みや皮膚刺激が発生し、安全性や
衛生面の観点から問題が生じる。
【0006】このため、従来では、湿布剤や冷熱シート
等の外用貼付剤においては、支持体として不織布やメリ
ヤス布等の布を用いて、蒸れやかぶれ更に痒み並びに赤
斑等の発生を防止したり、皮膚刺激の原因を解消した
り、使用感や風合いを向上させている。
【0007】この不織布としては、ポリアミド、ポリエ
ステル又はレーヨン等の繊維(短繊維或いはフィラメン
ト)集合体を機械的、化学的或いは加熱という手段を用
いて部分的に接着或いは熱融着し、形成されたものが挙
げられる。この不織布はその繊維間に表裏に貫通する隙
間、つまり細孔が形成される。
【0008】そして、この不織布を支持体として用いる
と、蒸れやかぶれ更に痒み並びに赤斑等の発生を防止し
たり、皮膚刺激の原因を解消したり、使用感や風合いを
向上させる、という効果を有するのである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の外用
貼付剤において、支持体としての不織布は、前述のよう
に、短繊維を単に部分的に接着或いは熱融着したもので
ある。
【0010】このため、不織布における繊維間の表裏面
に連通する細孔はその大きさが極めて大きく、その結
果、外用貼付剤における粘着剤層中の薬物や湿布薬更に
清涼剤(薬)並びに水が不織布表面に染み出したり、粘
着剤層中の水分や揮発成分が蒸散したりする。
【0011】即ち、表裏面に連通する細孔が比較的大き
い不織布のみを支持体として用いた従来の外用貼付剤
は、保存中や使用中において、不織布の表裏面に連通す
る細孔から粘着剤層中の薬物が染み出したり、水分や揮
発成分の蒸散が過剰となる。
【0012】そして、薬物の染み出しは、外用貼付剤の
薬物の有効成分を減少させ、期待する治療効果が得られ
なくなる。又、保存中や使用中に、不織布表面から薬物
が染み出すと、その薬物が衣服を汚損、例えば着色させ
たり、外用貼付剤の外観を悪くしたりして商品価値の低
下を招くなどの問題が生ずる。
【0013】更に、水分や揮発成分(例えば揮発性の薬
物)の蒸散が過剰になると、粘着剤層の組成が変化し、
その結果、薬効に支障が生じたり、長期にわたる治療効
果や冷却効果更に湿布効果の持続が期待できなくなる。
【0014】本発明者は、前記課題を解決すべく鋭意検
討を重ねた結果、不織布の細孔と比較して、微細孔を有
し、且つ透湿度が500〜7,000g/m2・24h
rの範囲の多孔性合成樹脂フィルムを支持体として用い
ることにより、粘着剤層中の薬剤が前記支持体の外側へ
染み出すことを防止することができるとの知見を得た。
【0015】即ち、支持体として、微細孔を有し、且つ
透湿度が500〜7,000g/m2・24hrの範囲
の多孔性合成樹脂フィルムを用いることにより、粘着剤
層中の薬剤の染み出しに起因する外観の悪化、衣服の汚
損、薬物利用効率の低下を防止することができるとの知
見を得た。
【0016】特に、支持体として、微細孔を有する多孔
性合成樹脂フィルムであって、その透湿度が500〜
7,000g/m2・24hrの範囲のものを用いる
と、粘着剤層中の水分、揮発成分(例えば、揮発性の薬
物)等が蒸散することを抑制し、長期間にわたって、至
極優れた治療効果、冷却効果、湿布効果を持続する上、
ムレ、カブレ、痒み、赤斑等の発生を防止して安全性や
衛生性を向上させたり、皮膚刺激の発生を防止したり、
使用感を向上させるとの知見を得た。
【0017】また、支持体として、微細孔を有する多孔
性合成樹脂フィルムであって、その透湿度が500〜
7,000g/m2・24hrの範囲の多孔性合成樹脂
フィルムの外側片面に不織布やメリヤス布等の布を積層
させた二層構造からなるものを用いると、この不織布に
よって外用貼付剤の風合いが良好となり、特に、使用中
において、外用貼付剤の使用感が良好になるとの知見を
得た。
【0018】更に、支持体として、微細孔を有する多孔
性合成樹脂フィルムであって、その透湿度が500〜
7,000g/m2・24hrの範囲の多孔性合成樹脂
フィルムの両側面に不織布やメリヤス布等の布を積層さ
せた三層構造からなるものを用いると、商品の外観が良
好になって商品価値が向上する上、使用感も良好になる
との知見を得た。
【0019】中でも、特に、支持体として、微細孔を有
する多孔性合成樹脂フィルムであって、その透湿度が5
00〜7,000g/m2・24hrの範囲の多孔性合
成樹脂フィルムの片面、或いは両側面に不織布やメリヤ
ス布等の布を積層させ、この布表面に粘着剤層を積層す
ると、この粘着剤層の表面部が布の隙間には入り込むた
め投錨性が向上し、本発明の外用貼付剤を皮膚へ貼着
後、剥離除去する際に凝集破壊を起こすことが無くなる
との知見を得た。
【0020】本発明は、前記知見に基づき完成されたも
のであって、この種、外用貼付剤に用いられている支持
体として、微細孔を有する多孔性合成樹脂フィルムであ
って、その透湿度が500〜7,000g/m2・24
hrの範囲のものを用いることにより、粘着剤層中の薬
剤が前記支持体の外側へ染み出すことに起因する外観の
悪化、衣服の汚損、薬物利用効率の低下を防止し、特に
前記多孔性合成樹脂フィルムの透湿度を調節することに
より、粘着剤層中の水分や揮発成分が蒸散することを抑
制し、長期間にわたって治療効果、冷却効果、或いは湿
布効果を持続する上、ムレ、カブレ、痒み、赤斑等の皮
膚刺激の発生を防止して安全性、衛生性を至極向上させ
るのであり、しかも使用感を良好にした外用貼付剤を提
供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明に係る外用貼付剤
においては、前記目的を達成するために、フィルム状な
いしシート状の支持体にはその片側面に、水分を含有す
る粘着剤層を積層した外皮貼着型の貼付剤において、前
記支持体は、微細孔を有する多孔性合成樹脂フィルムで
形成されてなり、しかもその透湿度が500〜7,00
0g/m2・24hrの範囲のもので形成されているこ
とを特徴とするものである。
【0022】即ち、本発明に係る外用貼付剤の最も大き
な特徴はこの種、外用貼付剤において、粘着剤層が水分
を含有し、且つその支持体が微細孔を有する多孔性合成
樹脂フィルムで形成されてなり、しかもその透湿度が5
00〜7,000g/m2・24hrの範囲のもので形
成されている点、に最も大きな特徴を有する。
【0023】以下、本発明を更に詳細に説明する。本発
明に用いられる多孔性合成樹脂フィルムとしては、高分
子材料、特に熱可塑性樹脂をフィルム状ないしシート状
に成形し、この無孔フィルムを発泡させて多孔質にした
り、或いはこの無孔フィルムを、以下の方法で多孔質に
しても良いのである。
【0024】ところで、前記高分子材料としては、天然
樹脂や合成樹脂、つまり天然或いは人造の熱硬化性樹脂
や熱可塑性樹脂が挙げられるのであり、これらのうち、
特に、熱可塑性合成樹脂がフィルム化ないしシート化が
至極容易であり、しかも品質の安定した無発泡の無孔フ
ィルムないし無孔シートが得られるので望ましい。
【0025】そして、この無孔のフィルムないしシート
に通気性を付与する方法としては、微細孔を形成し、且
つその透湿度が500〜7,000g/m2・24hr
の範囲のものを形成する方法であれば特に限定されるも
のではない。
【0026】具体的には、例えば無孔のフィルムないし
シートを延伸する方法、又、この延伸したフィルムない
しシートから可溶成分を抽出する方法、フィルムないし
シートに極細針等により穿孔する方法などが挙げられ
る。
【0027】また、高分子材料からなる発泡させたフィ
ルムないしシートは、発泡により表裏両面に開かれた独
立気泡又は連続気泡が形成され、また、発泡後にフィル
ムないしシートを加圧してその内部に形成された独立気
泡又は連続気泡を破裂させて表裏両面に連通させること
により通気孔を形成するものである。これによって、通
気性を有する多孔性合成樹脂フィルムが得られる。
【0028】前記熱可塑性合成樹脂としては、例えばポ
リエチレン、ポリプロピレン、ポリアミド、ポリエステ
ル、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリウレタ
ン、ポリスチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合けん化
物又はエチレン−酢酸ビニル共重合体等が挙げられる。
【0029】本発明において、支持体が通気性を有する
ことが必要であるが、この通気性は、外用貼付剤の薬剤
利用効率や、冷却効果、湿布効果などの持続時間や保存
性更に使用感等に大きな影響を与えるのであり、又、ム
レ、カブレ、痒み、赤斑等の発生や皮膚刺激性、つまり
安全性や衛生性等にも重大な影響を与えるので、通気性
を管理する必要がある。
【0030】又、この通気性を高精度に管理するために
は、透湿度で多孔性合成樹脂フィルムの通気性を管理す
るのが好ましく、具体的には、透湿度がリッシー法で5
00〜7,000g/m2・24hrの範囲に設定すべ
きであり、特に2,000〜6,500g/m2・24
hr、更に好ましくは3,000〜6,000g/m2
・24hrの範囲内に設定することが好ましい。
【0031】この透湿度が、500g/m2・24hr
未満では、ムレ、カブレ、痒み、赤斑や皮膚刺激性等の
弊害が発生し、安全性や衛生性が低下したり、使用感が
悪くなるので好ましくなく、一方、7,000g/m2
・24hrを超えると、薬物が支持体の外側に染み出し
て衣服を汚損したり、粘着剤層中の水分や揮発成分(揮
発性の薬物)が蒸散して薬効に支障が生じたり、長期に
わたる治療効果や冷却効果更に湿布効果が期待できなく
なるので好ましくない。
【0032】ところで、リッシー法(Lyssy法)と
は世界各国の工業規格に準拠した方法であり、例えばJ
IS Z0208では、温度40℃、相対湿度差90%
RHに保つように定められているので、本装置では、1
00%相対湿度の状態にある下部チャンバーと、高感度
の湿度センサーを設置した上部チャンバーの境界面に測
定サンプルが挿入され、湿度センサーのある上部チャン
バーの相対湿度を10%RH(100%−90%)に保
つようにし、これを中心にして、約±1%の幅(△R
H)即ち約9%から約11%に湿度が増加するのに必要
な時間(数秒)を測定し、予め透過度既知の標準サンプ
ルを用いて同じ条件で行ったキャリブレーションの結果
と比較することにより透過度を求める方式である。
【0033】本発明において、支持体の構造としては、
多孔性合成樹脂フィルムの少なくとも片側面に不織布或
いは織布からなる布を積層してなる多層構造のものが望
ましい。
【0034】即ち、本発明において、支持体の構造とし
ては、通気性を有する多孔性合成樹脂フィルムのみを用
いた単層構造からなるものも挙げられるが、使用感や外
観更に粘着剤層の投錨性などの観点から、多孔性合性樹
脂質フィルムの外側片面に不織布等の布を積層させた二
層構造からなるもの、多孔性合成樹脂フィルムの体表面
側(内側)片面に不織布等の布を積層させた二層構造か
らなるもの、多孔性合成樹脂フィルムの両面に不織布等
の布を積層させた三層構造からなるもの等、が特に望ま
しい。
【0035】前記支持体の厚さとしては、用途や支持体
更に粘着剤層の種類によって大きく異なり、特に限定さ
れるものではない。具体的には、一般に10〜5,00
0μm程度とするのが好ましい。
【0036】支持体の厚さが10μm未満の場合には、
必要な機械的強度を得られなくなる上、厚さを均一にす
ることが困難になる虞れがあるので好ましくない。
【0037】一方、支持体の厚さが5,000μmを超
える場合には、柔軟性が低下して体表面へのなじみ性が
著しく低下すると共に、体表面の変形や移動に対する追
従性が低下する上、ごわごわして風合が悪くなるので好
ましくない。
【0038】従って、特に、支持体の厚さは、好ましく
は12.5〜2,500μmの範囲、特に好ましくは1
5〜500μmの範囲とするのが望ましく、この範囲で
あれば、所要の機械的強度や柔軟性が得られるので望ま
しい。
【0039】又、前記不織布等の布の素材としては、特
に限定されるものではなく、従来からこの種の外用貼付
剤に用いられているもの良いが、具体的には、例えばコ
ットン、ポリエステル、ナイロン、ビニロン、レーヨ
ン、アセテート等よりなる布が挙げられる。
【0040】本発明においては、前記支持体の体表面側
(内側)に、各種粘着剤層が形成されているが、この粘
着剤としては特に限定されるものではなく、親油性の粘
着剤でも良く、或いは親水性の粘着剤でも良いが、特
に、本発明においては、湿布剤や冷熱シートのように水
分の蒸散によって、薬効に影響を与えたり、薬物の染み
出しが問題になる外用貼付剤に特に好適に適用されるな
どの理由より、親水性の粘着剤が特に好ましい。。
【0041】具体的には、例えばポリイソブチレンゴ
ム、ポリイソプレンゴム(スチレン−イソプレン−スチ
レン)ブロック共重合体ゴム、アクリル系ゴム、シリコ
ーンゴム、アラビアゴム等の合成ゴム或いは天然ゴムの
如きゴム系粘着剤、更にアクリル系粘着剤、ポリウレタ
ン系粘着剤、ポリアミド系粘着剤、ポリ塩化ビニル系粘
着剤、ポリエチレン系粘着剤、エチレン−ビニルアルコ
ール共重合体系粘着剤、エチレン−酢酸ビニル共重合体
系粘着剤、エチレン−メタクリル酸共重合体系粘着剤エ
チレン−アクリル酸エチル共重合体系粘着剤、親水性ア
クリルポリマー系粘着剤、ポリビニルアセタール系粘着
剤、ポリビニルアルコール系粘着剤、セルロース系粘着
剤、酢酸ビニル系粘着剤等が挙げられる。
【0042】この粘着剤層の厚さとしては、外用貼付剤
の用途によって異なり、特に限定されるものではない
が、5〜1,000μm、特に10〜500μm、更に
好ましくは15〜250μmであり、粘着剤層の厚さ
が、5μm未満になると所要の粘着力が得られない場合
があり、一方、1,000μmを超えると嵩張って使用
感が悪くなるだけでなく、経済性が悪くなるので好まし
くない。
【0043】前記粘着剤には、用途によって、種種の薬
物が含有されており、該薬物としては特に限定されるも
のではない。具体的には、例えばコルチコステロイド
類、消炎鎮痛剤、高血圧剤、麻酔剤、催眠鎮静剤、精神
安定剤、降圧剤、抗生物質、抗菌性物質、ビタミン類、
抗てんかん剤、冠血管拡張剤、抗ヒスタミン剤、抗真菌
物質等が挙げられる。
【0044】この他に、湿布剤や冷熱シートに用いられ
ている湿布薬や清涼剤等が挙げられる。具体的には、冷
熱シートにおいては、例えば主に水が含有されている
が、水だけに限定されるものではなく、昇華性結晶やハ
ッカ油、ユーカリ油、ラベンダー油等が必要に応じて添
加される。
【0045】また、湿布剤においては、一般に湿布薬と
して使用されている2%ホウ酸水、生理的食塩水、硫苦
水、アルコール水、亜麻仁油、石灰水、肝油、オリーブ
油、リバノール水、過マンガン酸カリ(5,000倍希
釈)液、メンタ水、クレオソート、カラシ等が用いられ
る。
【0046】ところで、本発明においては、粘着剤層が
水分を含むことを必須の要件とするものであるが、この
水分量としては、粘着剤層全体に対して20〜80重量
%の範囲、好ましくは40〜70重量%の範囲、特に好
ましくは50〜60重量%の範囲とするのが望ましい。
【0047】しかしながら、本発明においては、粘着剤
層が冷却効果を発現する水を含有し、この水の吸熱や蒸
発潜熱を利用して優れた冷却効果、解熱効果及び清涼効
果を発現するものが望ましい。
【0048】又、本発明においては、粘着剤層が湿布効
果を発現する湿布薬を含有しているものが、至極優れた
湿布効果を発現するので望ましく、この湿布薬としては
前述のものが挙げられる。
【0049】
【作用】本発明の外用貼付剤は、前記構成を有し、支持
体に多孔性合成樹脂フィルムを用いることにより、粘着
剤層中の薬剤が前記支持体の外側へ染み出すことに起因
する外観の悪化、衣服の汚損、薬物利用効率の減少を防
止する作用を有するのである。
【0050】そして、特に、前記多孔性合成樹脂フィル
ムの透湿度を500〜7,000g/m2・24hrの
範囲に調節することにより、粘着剤層中の水分、揮発成
分(例えば揮発性の薬物)が蒸散することを抑制し、長
期間にわたっての治療効果、冷却効果、或いは湿布効果
を持続する上、ムレ、カブレ、痒み、赤斑等の発生や皮
膚刺激の発生を抑制したり、使用感、安全性及び衛生性
が向上する作用を有するのである。
【0051】また、支持体として多孔性合成樹脂フィル
ムの外側片面に不織布等の布を積層させた二層構造から
なるものは、粘着剤の風合いが良好となり、一方、多孔
性合成樹脂フィルムの体表面側(内側)片面に不織布等
の布を積層させた二層構造からなるものを支持体として
用いた場合、支持体と粘着剤層との投錨効果が発現し、
外用貼付剤を外皮から剥離する際に凝集破壊がなく、外
皮への糊残りが発生しない作用を有するのである。
【0052】更に、多孔性合成樹脂フィルムの両側面に
不織布等の布を積層させた三層構造からなるものを支持
体として用いたものは、使用時の外観や使用感更に投錨
性が良好になり、商品価値が向上する作用を有するので
ある。
【0053】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づき詳細に説明す
るが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0054】本発明に用いられる支持体の製造 以下において、(a)多孔性合成樹脂フィルム、(b)
不織布、(c)支持体、各々については次に挙げるもの
を用いた。 (a)多孔性合成樹脂フィルム 線状低密度ポリエチレン(密度0.927g/c、MI
=2.0)100重量部に対して平均粒度2.5μmの
硫酸バリウム150重量部を添加し、これを溶融製膜す
ることにより無孔フィルムを得た。
【0055】この無孔フィルムを1軸延伸することによ
り、厚み30μm、最大孔径2.5μmの本発明で用い
られる多孔性合成樹脂フィルムを得た。
【0056】(b)不織布 レーヨン繊維含有量60重量%のレーヨン・ポリエステ
ル混合不織布(坪量30g/m2)を用いた。
【0057】(c)支持体 前記(a)の多孔性合成樹脂フィルムの両側面に、
(b)の不織布をラミネートし、この三層構造の積層フ
ィルムを縦140mm、横100mmの長方形に切断し
て、透湿度が5,500g/m2・24hrで、且つ本
発明で用いられる支持体を得た(坪量90g/m2)。
【0058】実施例1 グリセリン20.0重量部、ポリアクリル酸ナトリウム
3.0重量部、ポリアクリル酸8.0重量部、カルボキ
シメチルセルロースナトリウム35.0重量部及び水7
0.5重量部を混合し、更にミョウバン0.03重量部
を加えて作成した粘着剤層を、前記(c)の支持体の片
面にその大きさが縦140mm、横100mm、厚さ3
00μmとなるように塗布、エージングし、本発明の外
用貼付剤(冷熱シート)(最終水分含有量50.6%)
を得た。
【0059】比較例1 実施例1で用いた支持体に代えて、坪量90g/m2
レーヨン・ポリエステル混合不織布(透湿度7,500
g/m2・24hr以上)の支持体(縦140mm、横
100mm)を用いた以外は、実施例1と同様にして外
用貼付剤(冷熱シート)を得た。
【0060】前記の実施例1及び比較例1で得られた冷
熱シートを、健康常人が実際に使用した際における冷熱
シートの重量・水分量の減少率について調査した結果を
表1に示す。
【0061】
【表1】
【0062】即ち、健康常人の腕部や脚部に実施例1の
ものと、比較例1のものとをそれぞれ貼付し、比較例1
の冷熱シートの冷感が無くなった時点で、両試験サンプ
ルを同時に剥離し、貼付前と貼付後のサンプルの重量減
少率と水分減少率をパーセントで示した。尚、表1に示
す結果はそれぞれパネラー5人(年齢25〜28才の男
性)の平均値である。
【0063】第1表に示す結果より、実施例1のものは
比較例1のものと比べて、重量・水分量の減少率が少な
いことが認められた。
【0064】つまり、結果として、実施例1のものは、
比較例1のものに比べて、平均1.64倍の水分を保持
していることが認められる上、比較例1の冷熱シートの
冷感が無くなった時点(貼付後7時間弱)でも実施例1
のものは優れた冷感があり、略11.5時間程度にわた
って冷却効果があることが確認され、長時間にわたる冷
却効果が得られることが認められた。
【0065】実施例2 実施例1で用いたものと同様の三層構造の支持体の片側
面に、後述する薬物含有粘着剤層を積層した。この場
合、支持体の大きさは縦100mm、横70mmであ
り、粘着剤層の厚さが300μmとした。
【0066】薬物含有粘着剤層 グリセリン20.0重量部、ポリアクリル酸ナトリウム
3.0重量部、ポリアクリル酸8.0重量部、オウバク
粉末2重量部、カルボキシメチルセルロースナトリウム
35.0重量部及び水72重量部を混合し、更にミョウ
バン0.03重量部を加えて水分含有粘着剤を得た。
【0067】かくして得られた水分含有粘着剤に、それ
ぞれ、強心剤であるdl−カンフル11.5〜13.3
mg/g、清涼剤や鎮痛剤であるL−メントール12〜
14mg/g、神経痛やリウマチ治療薬であるサリチル
酸メチル5.5〜6.5mg/g、清涼剤であるチモー
ル1.9〜2.2mg/gとなるように添加混合して、
水分を含有し、しかも前記薬物を含有する粘着剤を得
た。
【0068】この水分を含有し且つ薬物を含有する粘着
剤を、前記(c)の三層構造を有する支持体の片側面に
その大きさが縦100mm、横70mm、厚さ300μ
mとなるように塗布、エージングし、本発明の外用貼付
剤(最終水分含有量50.8%)を得た。
【0069】比較例2 実施例2で用いた支持体に代えて、坪量90g/m2
レーヨン・ポリエステル混合不織布(透湿度7,500
g/m2・24hr以上)の支持体(縦100mm、横
70mm)を用いた以外は、実施例2と同様にして外用
貼付剤を得た。
【0070】前記の実施例2において、dl−カンフル
とサリチル酸メチルは、粘着剤層中の薬剤を経皮的に吸
収させることを目的としたものであり、又、L−メント
ールとチモールは、昇華性結晶である薬剤が清涼感や湿
布効果を与えるものである。
【0071】前記の実施例2及び比較例2で得られた外
用貼付剤を、健康常人が実際に使用した際における薬剤
の重量の増減について調査した結果を表2に示す。
【0072】
【表2】
【0073】即ち、健康常人の上腕部に実施例2のもの
と、比較例2のものをそれぞれ貼付し、5時間経過後、
これらの外用貼付剤を剥離し、貼付前と剥離後の粘着剤
層中の薬物の減少をパーセントで示した。尚、表2に示
す結果はそれぞれパネラー2人(年齢24〜30才の男
性)の平均値である。
【0074】表2に示す結果より、dl−カンフルやサ
リチル酸メチルのような経皮吸収性の薬剤では、実施例
2のものは、比較例2のものと比べて、重量の減少率が
多いことが認められた。
【0075】即ち、実施例2の外用貼付剤においては、
薬物の人体への吸収量が多いことが認められた。これよ
り、実施例2の外用貼付剤は、比較例2の外用貼付剤と
比べて、経皮吸収性の薬物の利用効率が高いことが認め
られた。
【0076】一方、表2に示す結果より、L−メントー
ルやチモールのような昇華性結晶の薬剤では、実施例2
のものは、比較例2のものと比べて、重量の減少率が少
ないことが認められた。
【0077】即ち、実施例2の外用貼付剤においては、
比較例2の外用貼付剤に比べて、薬物の蒸散量が少ない
ことが認められた。これより、実施例2の外用貼付剤
は、比較例2の外用貼付剤と比べて、長期間にわたり清
涼感等を持続し、薬物の利用率が高いことが認められ
る。
【0078】又、実施例2のものはその製造後10日以
上保存しても支持体の色の変化は全くと言って良いほど
無かったが、比較例2のものはその製造後1日で支持体
が黄色に変色していることが認められた。尚、比較例2
においては、オウバク成分が支持体の外側に移動してい
るため、正確な測定ができないので、実施例2との比較
は省略した。
【0079】
【発明の効果】本発明の外用貼付剤は、前記構成を有
し、支持体に多孔性合成樹脂フィルムを用いることによ
り、粘着剤層中の薬剤が前記支持体の外側への染み出す
ことに起因する外観の悪化、衣服の汚損、薬物利用効率
の減少を防止する効果を有するのである。
【0080】又、前記多孔性合成樹脂フィルムの透湿度
を500〜7,000g/m2・24hrの範囲に調節
することにより、粘着剤層中の水分、揮発成分が蒸散す
ることを抑制し、治療効果、冷却効果、或いは湿布効果
を長期間にわたって持続、発現する上、ムレ、カブレ、
痒み、赤斑等の発生や皮膚刺激の発生を防止して使用感
を向上し、安全性や衛生性が優れたものとなる効果を有
するのである。
【0081】また、支持体として多孔性合成樹脂フィル
ムの外側片面に不織布等の布を積層させた二層構造から
なるものは、粘着剤の風合いが良好となり、一方、多孔
性合成樹脂フィルムの体表面側片面に不織布を積層させ
た二層構造からなるものを支持体として用いた場合に
は、支持体と粘着剤層との投錨効果が発現し、外用貼付
剤を外皮から剥離する際に凝集破壊がなく、外皮への糊
残りが発生しないなどの効果を奏するのである。
【0082】更に、多孔性合成樹脂フィルムの両側面に
不織布等の布を積層させた三層構造からなるものを支持
体として用いたものは、使用時の外観や使用感更に投錨
性が良好になり、商品価値が向上する効果を有するので
ある。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルム状ないしシート状の支持体には
    その片側面に、水分を含有する粘着剤層を積層した外皮
    貼着型の貼付剤において、前記支持体は、微細孔を有す
    る多孔性合成樹脂フィルムからなり、しかもその透湿度
    が500〜7,000g/m2・24hrの範囲のもの
    で形成されていることを特徴とする外用貼付剤。
  2. 【請求項2】 支持体が、多孔性合成樹脂フィルムの少
    なくとも片側面に不織布或いは織布からなる布を積層し
    てなる多層構造のものである請求項1に記載の外用貼付
    剤。
  3. 【請求項3】 粘着剤層が湿布効果を発現する湿布剤を
    含有している請求項1又は2に記載の外用貼付剤。
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