JP2000142739A - キャップ - Google Patents
キャップInfo
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- JP2000142739A JP2000142739A JP10316539A JP31653998A JP2000142739A JP 2000142739 A JP2000142739 A JP 2000142739A JP 10316539 A JP10316539 A JP 10316539A JP 31653998 A JP31653998 A JP 31653998A JP 2000142739 A JP2000142739 A JP 2000142739A
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Abstract
性部材を用い、キャップの各構成品を合成樹脂を素材と
して成形し、キャップを分解することなく、そのまま廃
棄できるようにした角形または楕円形のボトルの胴部の
外形と同形の外郭を有するキャップを提供すること。 【解決手段】 円形の口部と、角形の肩部および胴部
と、底部からなる角形ボトルと、前記肩部および胴部と
同形の外郭を有する角形キャップとを備え、前記肩部
は、その上面に角形の位置合わせ段部が形成されてお
り、前記角形キャップは、螺着筒と、位置合わせ部材
と、該位置合わせ部材に嵌着された角形の外筒とからな
り、前記螺着筒は、内周に容器口部のネジに螺合するネ
ジを螺設し、外周にバネ受け突条を設けており、前記位
置合わせ部材は、螺着筒が嵌挿される透孔が穿設され、
上面に透孔に沿って一対の弾性部材を立設した角形の基
台と、該基台の周縁に垂設され、下端に前記位置合わせ
段部の外郭に沿った内周を有するとともに押え板を連設
した側周壁とを具備していることを特徴とする。
Description
角形または楕円形の容器に位置合わせして被嵌される容
器胴部の外形と同形の外郭を有するキャップに関する。
たは楕円形の肩部および胴部と、底部とからなる容器に
位置合わせして被嵌される容器胴部の外形と同形の外郭
を有するキャップであって、口部に螺合する螺着筒と、
該螺着筒に装着された位置合わせ部材と、該位置合わせ
部材に取着された外筒とからなり、螺着筒と位置合わせ
部材との間に、金属製の圧縮バネを弾挿し、位置合わせ
部材を上下動可能としたキャップが提案されている。
来技術は、螺着筒を被嵌する外筒が位置合わせ部材に嵌
着されており、外筒と位置合わせ部材との分離は簡単に
できないため、キャップを壊さない限り圧縮バネを取り
出すことができなかった。容器とキャップの廃棄にあた
っては、キャップをそのまま廃棄するため、プラスチッ
クの再生利用に際して金属製のバネが混入するという問
題があった。
課題とし、金属製の圧縮バネに変えて、合成樹脂製の弾
性部材を用い、キャップの各構成品を合成樹脂を素材と
して成形し、キャップを分解することなく、そのまま廃
棄できるようにした角形または楕円形のボトルの胴部の
外形と同形の外郭を有するキャップを提供することを目
的とする。
決するため、角形ボトルのキャップとして、円形の口部
と、角形または楕円形の肩部および胴部と、底部からな
るボトルと、前記肩部および胴部と同形の外郭を有する
キャップとを備え、前記肩部は、その上面に角形または
楕円形の位置合わせ段部が形成されており、前記キャッ
プは、螺着筒と、位置合わせ部材と、該位置合わせ部材
に嵌着された外筒とからなり、前記螺着筒は、内周に容
器口部のネジに螺合するネジを螺設し、外周にバネ受け
突条を設けており、前記位置合わせ部材は、螺着筒が嵌
挿される透孔が穿設され、上面に透孔に沿って合成樹脂
製の弾性部材を配設したの基台と、該基台の周縁に垂設
され、下端に前記位置合わせ段部の外郭の一部に合致す
る内周面を有するとともに押え板を連設した側周壁とを
具備していることを特徴とする構成を採用する。
と、角形または楕円形の肩部および胴部と、底部からな
るボトルと、前記肩部および胴部と同形の外郭を有する
キャップとを備え、前記肩部は、その上面に角形または
楕円形の位置合わせ段部を形成しており、前記キャップ
は、螺着筒と、位置合わせ部材と、該位置合わせ部材に
嵌着された外筒とからなり、前記螺着筒は、内周に容器
口部のネジに螺合するネジを螺設し、外周にバネ受け突
条を設けており、前記位置合わせ部材は、螺着筒が嵌挿
される透孔が穿設され、上面に透孔に沿って一対の合成
樹脂製の弾性部材を立設した基台と、該基台の周縁に垂
設され、下端に前記位置合わせ段部の外郭の一部に合致
する内周面を有するとともに押え板を連設した側周壁と
を具備していることを特徴とする構成を採用する。
て、図面を参照して説明する。図1において、Aは容
器、Bはキャップである。容器Aは、円筒状の口部1
と、ほぼ六角形の外郭形状をもつ肩部2、肩部2に続く
同じく六角形の横断外郭を有する胴部3と、底部4とか
らなっている。
形状は、それぞれが平行する対辺(a,b,c,d,
e,f)を有し、前後一対の対辺(a,b)は他の辺
(c,d,e,f)より長く、残る対辺(c,d)、
(e,f)は、左右長手方向に対称形となっており、各
辺は、外方に湾曲した大径の円弧となっている。上下方
向での外郭の形状は、肩部2から底部4に向かって相似
形として大きくなっており、胴部3は、角錐状に近くな
っている。
合突条5を設けた縮径部が形成され、その下方にはネジ
6が螺設されている。肩部2は、胴部3の形状と同じく
六角形の周辺を有し、口部1下端には、周辺の形状に相
似する六角形の位置合わせ段部7が設けられている。
は、柔軟な合成樹脂から形成された注出部材Aaが被嵌
されており、注出部材Aaは、注出口8を設けた基体9
と、該基体9に垂設され、内周が注出口8に続き延び、
外周が口部1内周に締め代をもって嵌合される内筒10
と、口部1の嵌合突条5の下面に係合する嵌合突条11
を下端内周に突設した外筒12とを有している。
1に装着された栓体B2、前記螺着筒B1に装着され、
一定範囲内に上下動可能な位置合わせ部材B3と外筒B
4とからなっている。
らなっており、頂壁20の中央には、栓体B2を取着す
る開口22が穿設されている。側周壁21の内周には、
口部1のネジ6に螺合するネジ23が刻設され、側周壁
21の外周には、上部所定位置にフランジ状にバネ受け
突条24が突設されており、下部の所定位置には、上下
に所定巾を有し、周方向に一定長さ延びる溝25が刻設
されている。
6と、外周壁27と球面状の底壁28とからなってお
り、柔軟な合成樹脂で成形されている。支持筒26の上
端周縁には、膨出環29が成形されており、底壁28の
下面には、前記注出部材Aaの基体9上面に締め代をも
って圧接する密封リング30が突設されている。支持筒
26は、頂壁20の内側から開口22に嵌挿され、膨出
環29が開口22周縁に支持されることによって螺着筒
B1に装着される。
3は、合成樹脂をもって成形されており、螺着筒B1が
嵌挿される透孔40を穿設した六角形の基台41と、基
台41の各辺周縁から垂設された外周壁42とを有して
いる。
の形状に相似する六角形状をしており、基台41の前後
巾方向の対向する上面には、透孔40に沿って上端が外
方に湾曲するように成形されたほぼV字状の一対のバネ
部材43a,bが立設されており、その湾曲された先端
44は、上下方向に弾圧されるようになっている。基台
41の左右長手方向の対向する上面には、対向辺周縁か
ら上方に延びる一対の案内壁45a,bが立設されてい
る。透孔40内周の前後所定位置には、周方向に延びる
一定長さの一対のリブ46a,bが設けられている。
ジ状に外方に突出した押え板47が突設されている。前
後の外周壁42a,bの外周には、所定位置に、水平方
向に延びる突条48a,bが突設されている。
と、位置合わせ部材B3の外形に一致する断面六角形の
角錐状の周壁51とを有している。その前後の周壁51
a,bの下端部内には、位置合わせ部材B3の外周に突
設された突条48a,bに係合する溝52が設けられて
おり、頂壁50には、天板53が被覆されている。
用について説明する。キャップBの組立は、まず、螺着
筒B1内に栓体B2を挿入し、栓体B2の支持筒26を
開口22に嵌挿することによって膨出環29が開口22
より突出し、頂壁20に支持される。
を嵌挿し押し込むと、位置合わせ部材B3の透孔40内
周に設けた突条48が螺着筒B1外周に設けた溝25内
に係合し、位置合わせ部材B3は、螺着筒B1に対して
一定距離間で上下動可能に装着され、位置合わせ部材B
3のバネ部材43の上端がバネ受け突条24に弾接さ
れ、リブ46は溝25内の下端位置に衝接して、位置合
わせ部材B3を偏寄させることになる。
を位置合わせ部材B3の押え板47に衝接するよう押し
下げると、突条48が溝52に嵌合し、外筒B4は上下
動不能として位置合わせ部材B3に装着される。かくし
て、螺着筒B1に対して下方に偏寄し、一定範囲で上下
動可能である外筒B4を装着したキャップBが構成され
る。
明する。容器AにキャップBを螺合し締めていくと、キ
ャップBの外形と容器Aの外形が一致する最終位置近く
になると押え板47が位置合わせ段部7に係合するが、
バネ部材43が伸縮するので押え板47が上方に持ち上
げられ、位置合わせ段部7を乗り越えて廻動され、最終
位置では押え板47が再下降し、押え板47の内周面
が、位置合わせ段部7の対応する外郭に圧接される最終
位置で締着される。
びキャップの外郭形状を六角形とし、肩部の位置合わせ
段部の外郭形状および位置合わせ部材の内郭形状を、肩
部の外郭形状に相似する六角形としたが、肩部および胴
部の外郭形状を楕円形または四角形その他の多角形と
し、肩部の位置合わせ段部および位置合わせ部材の形状
を、楕円形または四角形その他の多角形としてもよい。
また、肩部の位置合わせ段部の形状と、位置合わせ部材
の内郭形状を相似形とする必要もなく、最終位置におい
て、位置合わせ段部を乗り越えた位置合わせ部材の押え
板の内周面の一部が、肩部の位置合わせ段部の周面に合
致するだけでもよい。
のバネ部材を基台上面に立設し、一体となるよう成形し
ているが、バネ部材を合成ゴム、その他弾性を有する合
成樹脂をもって成形し、基台上面に取着するようにして
もよい。また、バネ部材の形状を先端を外方に湾曲する
V字形状としたが、その形状は、逆V字形、正または逆
のU字形、波型であってもよく、実施形態の形状に限定
されない。バネ部材に変え、エラストマー、合成樹脂等
の弾性体を、基台上面に一定の間隔をおいて複数個配設
してもよく、また、基台上面の全周にわたる円筒状の弾
性体を基台上面に載置するようにしてもよい。
から、次の効果を奏する。螺着筒外周にバネ受け突条を
設け、位置合わせ部材の基台に弾性部材を立設して位置
合わせ部材を上下動可能にしているので、押え板が上方
に持ち上げられ位置合わせ段部を乗り越えて廻動され、
キャップの位置合わせが容易に且つ確実にできるように
なった。弾性部材はもとよりキャップの各構成品を合成
樹脂を素材として成形し、金属製の圧縮バネを使用して
いないから、キャップを分解することなく、そのまま廃
棄できるようになった。
Claims (2)
- 【請求項1】 円形の口部と、角形または楕円形の肩部
および胴部と、底部からなるボトルと、前記肩部および
胴部と同形の外郭を有するキャップとを備え、 前記肩部は、その上面に角形または楕円形の位置合わせ
段部が形成されており、 前記キャップは、螺着筒と、位置合わせ部材と、該位置
合わせ部材に嵌着された外筒とからなり、 前記螺着筒は、内周に容器口部のネジに螺合するネジを
螺設し、外周にバネ受け突条を設けており、 前記位置合わせ部材は、螺着筒が嵌挿される透孔が穿設
され、上面に透孔に沿って合成樹脂製の弾性部材を配設
したの基台と、該基台の周縁に垂設され、下端に前記位
置合わせ段部の外郭の一部に合致する内周面を有すると
ともに押え板を連設した側周壁とを具備していることを
特徴とするキャップ。 - 【請求項2】 円形の口部と、角形または楕円形の肩部
および胴部と、底部からなるボトルと、前記肩部および
胴部と同形の外郭を有するキャップとを備え、 前記肩部は、その上面に角形または楕円形の位置合わせ
段部を形成しており、前記キャップは、螺着筒と、位置
合わせ部材と、該位置合わせ部材に嵌着された外筒とか
らなり、 前記螺着筒は、内周に容器口部のネジに螺合するネジを
螺設し、外周にバネ受け突条を設けており、 前記位置合わせ部材は、螺着筒が嵌挿される透孔が穿設
され、上面に透孔に沿って一対の合成樹脂製の弾性部材
を立設した基台と、該基台の周縁に垂設され、下端に前
記位置合わせ段部の外郭の一部に合致する内周面を有す
るとともに押え板を連設した側周壁とを具備しているこ
とを特徴とするキャップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31653998A JP3810568B2 (ja) | 1998-11-06 | 1998-11-06 | キャップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31653998A JP3810568B2 (ja) | 1998-11-06 | 1998-11-06 | キャップ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000142739A true JP2000142739A (ja) | 2000-05-23 |
JP3810568B2 JP3810568B2 (ja) | 2006-08-16 |
Family
ID=18078238
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31653998A Expired - Fee Related JP3810568B2 (ja) | 1998-11-06 | 1998-11-06 | キャップ |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3810568B2 (ja) |
-
1998
- 1998-11-06 JP JP31653998A patent/JP3810568B2/ja not_active Expired - Fee Related
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