JP3789611B2 - 押出容器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、押出容器とくに押出容器のキャップ螺着部の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
先端に細長の押出筒を設けた容器口筒部を備えた押出容器は、従来より知られている。
従来の容器は、図7に示すように、容器aの口筒部30にキャップbを螺着するためのネジ31が設けられているが、口筒部30の上端は、ネジ谷部に続く円筒に終わっており、口筒部30上端から延びるように、先端に押出口32を穿設した押出筒33が立設されている。
キャップbの螺着筒34内周には、口筒部30のネジ31に螺合するネジ35が設けられており、キャップ頂板36の内面には、押出口32を封鎖する栓体37と押出筒33外周に係合する密封リング38が設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、押出筒33が長くなるとキャップbの高さも大きくなり、口筒部30のネジ31とキャップbのネジ35との間にガタつきがあると、キャップbが傾き、栓体37が押出口32内に正確に位置して挿入しないということが生じ、そのため、時には栓体37、あるいは押出口32の表面が傷つけられたり、変形して密封が弱められるという問題点が生じることもあった。
これを防ぐため、キャップbに押出筒33の外周に係合する密封リング38が設けられているが、ネジのガタつきが大きいと、使用時に密封リング38にも変形が生じて、上記問題点を完全になくすということはできなかった。
【0004】
本発明は、上記の問題点を解決することを技術的課題として、容器の口筒部に案内を設けることによって、キャップの螺着筒が、口筒部に対して正確に位置決めされ、螺着されるようにした押出容器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の技術的課題を達成するため、押出容器として、容器口筒部が螺着筒とその上方に続く押出筒とからなり、螺着筒にキャップを被嵌するようにした押出容器であって、前記螺着筒の上端部周縁にキャップの螺着筒のネジ山に係合するローレットを刻設した案内環、または円周上に一定間隔をおいて配設した縦リブからなる案内部材を突設したことを特徴とする構成を採用する。
【0006】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1において、Aは容器であり、軟質の合成樹脂を素材として成型されており、内容物として、粘液、粘状物が充填される。
Bはキャップであり、合成樹脂によって成型されている。
【0007】
容器Aは、口筒部1と肩部2、胴部3と底部4を有しており、図2,3に示すように、口筒部1は、螺着筒5とその上方に連設された押出筒6とからなっている。
螺着筒5の周面には二条ネジ7が刻設されており、その上端周縁には外周にローレットを刻設した案内環8が突設されている。
押出筒6の上端には、押出口9が穿設されており、胴部3を押圧することによって内容物が押出されるようになっている。
【0008】
肩部2は、前記口筒部1に続く円形の段部10と該段部10に接続する肩壁11が設けられている。
該段部10の外周には、キャップの位置決め用部材12が設けられており、肩壁11の下端は角部を円弧とした菱形形状の下端縁となっている。
【0009】
胴部3は、肩壁11に続いて肩壁11下端縁と同形の胴壁13を有しており、底部4は、胴部3の断面形状と同形の底壁を有している。
【0010】
図4に示すように、キャップBは、容器Aの胴部3と同形の外周を有する頂壁20と側壁21、側壁21の内側に配設された螺着筒22とを具えている。
螺着筒22の内周には、口筒部1外周の二条ネジ7に螺合する二条ネジ23が刻設されており、外周には、位置決め用部材12に係合する二つのストッパ杆24a,bが設けられ、該ストッパ杆24と側壁21との間は支持板25によって連結されている。
頂壁20内面中央には、押出口9を閉塞する栓体26が設けられている。
【0011】
図5に示すように、口筒部1の案内環8の外径は、キャップBの螺着筒22に刻設した二条ネジ23のネジ山山頂の内径とほぼ同一にしており、栓体26は一定の締め代をもって押出口9に係合するようにされている。
【0012】
次に、上記構成による作用効果について説明すると、必要量の内容物を押出した後に、キャップBを被嵌すると、キャップBの二条ネジ23の山頂が口筒部1の案内環8の外周に係合し、キャップBの螺着筒22の軸心が口筒部1の軸心と一致するように位置決めされる。
次いでキャップBを廻動すると、口筒部1の二条ネジ7と螺着筒22の二条ネジ23は軸線を同一に螺合され、キャップBが軸線方向に正確に下降案内される。
【0013】
キャップBの最下降位置では、ストッパ杆24が位置決め部材12に係合し、容器AとキャップBとを周方向に位置決めすると同時に、キャップBの上下方向の位置を正確に位置決めされる。
したがって、栓体26は、上下方向に正確に位置決めされ、その軸心を押出口9の軸心に合致させて押出口9に挿入される。
【0014】
前記実施形態では、キャップの案内部材として案内環8を用いたが、図6に示すように、円周上に一定間隔をおいて配設した縦リブ27を設けてもよい。
また、ネジとして二条ネジを採用しているが、一条ネジであってもよく、特定のネジに限定されない。
前記実施形態では図に示すように、容器は胴部と底部を一体成形したボトルとなっているが、容器としては、胴部下端を融着するようにしたチューブ容器であってもよい。
【0015】
【発明の効果】
本発明は、上記のように構成されているから、次の効果を奏する。
容器口筒部に刻設したネジの上方に、キャップのネジの山頂に係合する案内環を設けたので、キャップを口筒部に被嵌螺着するとき軸線方向に正確に下降案内される。
そのため、キャップの頂壁に設けた栓体が押出口に正確に位置決め挿入され、押出口の周辺を傷つけることがない。
また、キャップの頂壁に押出筒の外周に係合する密封リングを設ける必要もなくなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の分解図である。
【図2】 容器要部の正面図である。
【図3】 容器の平面図である。
【図4】 キャップの説明図で、(a)は一部断面正面図、(b)は底面図である。
【図5】 容器とキャップの組立図である。
【図6】 別実施形態の説明図である。
【図7】 従来の押出容器の説明図である。
【符号の説明】
A,a 容器
B,b キャップ
1,30 口筒部
5,22,34 螺着筒
6,33 押出筒
7,23, 二条ネジ
8 案内環
9,32 押出口
20 36 頂壁
26,37 栓体
27 縦リブ

Claims (1)

  1. 容器口筒部が螺着筒とその上方に続く押出筒とからなり、螺着筒にキャップを被嵌するようにした押出容器であって、
    前記螺着筒の上端部周縁にキャップの螺着筒のネジ山に係合するローレットを刻設した案内環、または円周上に一定間隔をおいて配設した縦リブからなる案内部材を突設したことを特徴とする押出容器。
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