JP2000142296A - エアバッグドア部の構造 - Google Patents

エアバッグドア部の構造

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JP2000142296A JP10325390A JP32539098A JP2000142296A JP 2000142296 A JP2000142296 A JP 2000142296A JP 10325390 A JP10325390 A JP 10325390A JP 32539098 A JP32539098 A JP 32539098A JP 2000142296 A JP2000142296 A JP 2000142296A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エアバッグ膨張時にエアバッグドア部がスム
ーズに開き、しかも平常時における表面側からの押圧に
対しても窪み難いエアバッグドア部の構造を提供する。 【解決手段】 前記ドア基材21は1辺がヒンジ側を構
成する略方形板状のドア基材本体部22と、該ドア基材
本体部のヒンジ側を除く残りの3辺のうち、少なくとも
1辺の裏側縁付近に突設されたエアバッグケース取付片
24とを有し、前記エアバッグケース取付片は破断用脆
弱部27を基部に有すると共に側面にドア基材本体部の
縁裏面との間で挟持部28を構成する挟持爪29を有
し、前記ドア基材本体部のヒンジ側の辺が前記エアバッ
グドア開口部12の周縁およびエアバッグケース53に
固定されると共に、前記挟持部がエアバッグドア開口部
周縁を挟持し、前記エアバッグケース取付片がエアバッ
グケースに固定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車のエアバ
ッグドア部の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車衝突時における乗員の保護
のため、図8およびそのB−B断面を示す図9のよう
に、インストルメントパネル60の裏側にエアバッグ装
置90が設けられるようになった。前記エアバッグ装置
90は、リィンホース等からなる車体部材に固定されて
インストルメントパネル60裏側に配置されるエアバッ
グケース91と、そのエアバッグケース91内に収容さ
れるインフレータ(作動装置)92と、折り畳まれたエ
アバッグ93とを備え、一方、インストルメントパネル
60は、前記エアバッグ装置90の真上にエアバッグド
ア部61が設けられている。そして、図10に示すよう
に、衝突時の衝撃でエアバッグ装置のインフレータ92
が作動すると、エアバッグ93が膨張してエアバッグド
ア部61を裏面側から車室内に押してエアバッグドア部
61を開き、エアバッグ93が車室内に展開する。
【0003】前記エアバッグドア部を有するインストル
メントパネルとしては、インストルメントパネルの成形
後に別部材からなるエアバッグドア部を取り付けたもの
と、インストルメントパネルの製造時にエアバッグドア
部を一体に形成したものとがあり、製造作業性およびエ
アバッグドア部周縁の外観性から一体成形品が好ましい
とされている。
【0004】図9および図10に示した前記インストル
メントパネル60は、エアバッグドア部61を一体に有
する一例である。このインストルメントパネル60は、
硬質樹脂等からなるインストルメントパネル基材62に
形成されたエアバッグドア開口部63に、硬質樹脂や金
属製等からなるドア基材64が配置されて該ドア基材6
4のヒンジH側となる1辺65がエアバッグドア開口部
63の縁にボルトおよびナットからなる固着部品66で
固定され、前記ドア基材64およびその周縁のインスト
ルメントパネル基材62と表皮材67との間で発泡体6
8が発泡成形されたものである。前記ドア基材64の残
りの辺69には係止爪70が設けられ、該係止爪70が
エアバッグドア開口部63の縁に係止している。なお、
前記表皮67には、エアバッグドア部61の位置を定
め、エアバッグ膨張時に破断する破断予定部71がノッ
チ等により脆弱に形成されている。また、前記エアバッ
グドア開口部63の周縁においてドア基材64のヒンジ
H側となる部分は、エアバッグの膨張時に過大な力が加
わるため、エアバッグケース91に溶接等で固着された
ブラケット72とドア基材64とでエアバッグドア開口
部63周縁を挟持して補強することがなされる。符号7
3は他の固着部品、74は他のブラケットである。
【0005】前記エアバッグドア部61は、エアバッグ
93の膨張によりドア基材64が裏側から押圧される
と、前記ドア基材64の係止爪70がエアバッグドア開
口部63周縁から外れる。そして、ドア基材64の周縁
に沿って発泡体68および表皮材67の破断予定部71
が破断し、ドア基材64のヒンジH側を支点としてエア
バッグドア部61が車室内に屈曲して開き、エアバッグ
93の車室内への展開を可能とする。
【0006】ところが、前記エアバッグドア部61は、
図9のC−C断面を示す図11のように、ドア基材64
の車幅方向両側部において、インストルメントパネル基
材62のエアバッグドア開口部周縁78がドア基材64
周縁の係止爪70に係止しているだけとされ、エアバッ
グケース91に固定されてないことから、エアバッグ9
3膨張時の押圧力で開口部周縁78が鎖線のように車室
内側へ変形し易くなっている。しかも、エアバッグドア
部成形時にドア基材64の周縁をエアバッグドア開口部
周縁78に密着させて発泡原料の漏出を少なくするた
め、前記ドア基材64の周縁にはエアバッグドア開口部
周縁78と係合する係止爪70が多数設けられており、
エアバッグ93の膨張時にドア基材64のヒンジ側を除
く周縁がエアバッグドア開口部からスムーズに分離しづ
らくなっている。さらに、このエアバッグドア部が一体
成形されたものにおいては、前記発泡体68はエアバッ
グドア部分とその周囲の一般部分とが連続した一体品と
して発泡成形されるため、エアバッグ93の膨張時にド
ア基材64の周縁で強引に発泡体68を破断させねばな
らない。それらにより、前記インストルメントパネル6
0は、エアバッグ93の膨張時に、まずエアバッグドア
部61およびその周縁で大きく変形し、次いで前記係止
爪70の分離および発泡体68の破断を経てエアバッグ
ドア部61が開くことになるため、前記変形によってエ
アバッグドア開口部周縁が破損するおそれがあった。
【0007】また、図12に示すドア基材80を用いて
図13に示すようなエアバッグドア部86の構造とする
ことが考えられる。すなわち、ドア基材80を板状のド
ア基材本体80aとその裏面にエアバッグケース91a
の側面に沿って突設した係止片84とで構成し、前記ド
ア基材80周縁の係止爪81をインストルメントパネル
基材82のエアバッグドア開口部周縁83に係止する一
方、前記係止片84にエアバッグケース91aを係止
し、かつドア基材本体80aの裏面には、ヒンジ側Ha
の係止片84aを除く他の係止片84bの内側に沿って
破断用脆弱部85を形成しておく。この場合、インフレ
ータ92aの作動によるエアバッグ93aの膨張時に前
記ドア基材80の破断用脆弱部85が破断し、該破断部
外周の係止片84bおよびその外側部分をエアバッグド
ア開口部周縁83に残した状態でエアバッグドア部86
がヒンジ側Haを支点として車室内へ開く。符号87は
表皮材、88は発泡体である。
【0008】しかし、図12および図13に示した構造
にあっては、破断用脆弱部85が係止片84bの内側に
沿ってドア基材本体80aに設けられているため、エア
バッグドア部86の表面が乗員等によって押された際
に、前記ドア基材本体80aの破断用脆弱部85に応力
が集中して破断し易く、その破断によって前記ドア基材
本体80aは破断用脆弱部85で囲まれていた部分がそ
の外側のエアバッグケース84やエアバッグドア開口部
周縁83から分離して前記ヒンジ側Haを支点として裏
側へ屈曲し、エアバッグドア部86の表面が窪んでイン
ストルメントパネルの外観が損なわれる問題がある。な
お、このエアバッグドア部86の表面側からの押圧に対
して前記破断用脆弱部85が破断しないようにするため
には、ドア基材80の曲げ弾性率を低くして剛性の低い
柔らかい材質にすることが考えられる。しかし、前記破
断による窪みを防ぐには、ドア基材80をその通常の曲
げ弾性率7,000kg/cmに比べて極端に低い
2,000〜3,000kg/cmにまで低下させる
必要があり、そのような曲げ弾性率の低いドア基材80
は柔らかすぎて、ドア基材80周囲の硬いインストルメ
ントパネル基材82との間で大なる硬度差を生じるよう
になる。その結果、エアバッグドア部86の表面とその
周囲の一般部表面との間で硬度差を生じ、表面感触にお
いて違和感の問題が発生する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、前記の点
に鑑みなされたもので、インストルメントパネルと一体
に成形されたエアバッグドア部について、エアバッグ膨
張時にエアバッグドア開口部周縁に破損を生じることな
くスムーズにエアバッグドア部が開き、しかもエアバッ
グドア部表面側からの押圧に対してもエアバッグドア部
の窪みのおそれがない外観良好なエアバッグドア部の構
造を提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】すなわち、この発明は、
インストルメントパネル基材に形成されたエアバッグド
ア開口部にドア基材が配置され、該ドア基材およびイン
ストルメントパネル基材と表皮材との間で発泡体が成形
されて当該ドア基材とその表面の発泡体および表皮材に
より構成されたエアバッグドア部が、前記エアバッグド
ア開口部裏側のエアバッグケースに収容されたエアバッ
グの膨張により押圧されて前記ドア基材の1辺側をヒン
ジとして開くようにされた構造において、前記ドア基材
は1辺がヒンジ側を構成する略方形板状のドア基材本体
部と、該ドア基材本体部のヒンジ側を除く残りの3辺の
うち、少なくとも1辺の裏側縁付近に突設されたエアバ
ッグケース取付片とを有し、前記エアバッグケース取付
片は破断用脆弱部を基部に有すると共に側面にドア基材
本体部の縁裏面との間で挟持部を構成する挟持爪を有
し、前記ドア基材本体部のヒンジ側の辺が前記エアバッ
グドア開口部周縁およびエアバッグケースに固定される
と共に、前記挟持部がエアバッグドア開口部周縁を挟持
し、前記エアバッグケース取付片がエアバッグケースに
固定されていることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下この発明について添付の図面
を用いて説明する。図1はこの発明の一実施例に係るエ
アバッグドア部の断面図、図2は図1のA−A断面図、
図3は図1のエアバッグドア部の裏面についてエアバッ
グケースを外して示す斜視図、図4はドア基材の一例の
斜視図、図5はドア基材とインストルメントパネル基材
を示す斜視図、図6はドア基材セット後のインストルメ
ントパネル基材を示す斜視図、図7は発泡成形時を示す
発泡成形型の断面図である。
【0012】図1ないし図3に示すインストルメントパ
ネル10は、インストルメントパネル基材11と、ドア
基材21と、発泡体35および表皮材37よりなるもの
で、一体に形成されたエアバッグドア部D1を所定部に
有し、その表面形状が図8に示したインストルメントパ
ネル60と同様の形状からなる。このエアバッグドア部
D1の裏側にはエアバッグケース53が取り付けられ
る。エアバッグケース53は、開口部の形状が略長方形
からなり、内部にエアバッグ55が折り畳まれて収容さ
れ、図示しない車体のリィンホース等に固着される。符
号57はエアバッグ55を膨張させるインフレータであ
る。
【0013】インストルメントパネル基材11は、主と
してインストルメントパネル10に所定の強度を付与す
るためのもので、適宜の硬質樹脂等からなり、図5から
容易に理解されるように、所要位置にエアバッグドア開
口部12が形成されている。エアバッグドア開口部12
は、インストルメントパネル10裏側のエアバッグケー
ス53に収容されているエアバッグ55を、自動車衝突
によるエアバッグ55膨張時にインストルメントパネル
10表面側の車室内で展開できるようにするためのもの
で、エアバッグケース53等に応じた適宜の大きさで形
成されている。この例のエアバッグドア開口部12は略
長方形の開口とされ、その開口部周縁13が段差を介し
てインストルメントパネル基材11の裏側へ窪み、該開
口部12にインストルメントパネル基材11の表面側か
らドア基材21を配置した際に、ドア基材21の表面が
インストルメントパネル基材11の一般部表面14から
殆ど突出しないようにされている。また、このエアバッ
グドア開口部12は、その1辺がドア基材本体部22の
ヒンジ側辺22aを固定するドア基材固定側辺12aと
され、ドア基材取付用の孔H1が形成されている。
【0014】ドア基材21はエアバッグドア部D1の裏
面を補強してエアバッグ55の膨張時にスムーズにエア
バッグドア部D1が押し開かれるようにすると共に、平
常時にエアバッグドア部D1の表面が乗員等により押さ
れた際にエアバッグドア部D1が窪むのを防止するため
のもので、適宜の硬質樹脂等からなる。このドア基材2
1は、図4および図5から容易に理解されるように、平
板状のドア基材本体部22と、その裏側縁付近に形成さ
れたエアバッグケース取付片24とを有する。
【0015】前記ドア基材本体部22は、前記エアバッ
グドア開口部12を塞いで、前記開口部周縁13の段差
部に配置される大きさの長方形状からなる。このドア基
材本体部22は、1辺がヒンジ側辺22aとされて前記
エアバッグドア開口部12のドア基材固定側辺12aに
保持固定される。この例では、ドア基材本体部22のヒ
ンジ側辺22aに沿って取付用孔H2が形成され、該取
付用孔H2及び前記エアバッグドア開口部12のドア基
材固定側辺12a付近に形成されたドア基材取付用の孔
H1を介してボルトK1及びナットK2でドア基材21
がエアバッグケース53と共にインストルメントパネル
基材11に固定保持されるようになっている。なお、前
記ボルトK1はドア基材21のヒンジ側押さえ金具K3
と一体となっており、また、エアバッグケース53には
前記ドア基材本体部22のヒンジ側辺22aと対応する
側に、ボルト挿通孔の開いたインストルメントパネル取
付用のブラケットK4が溶接等で固定されている。前記
ドア基材本体部22におけるヒンジ側辺22aのエアバ
ッグケース53への固定は、前記ボルトK1及びナット
K2によるものに限られず、他の固定部材あるいは係止
部材を用いてエアバッグケース53へ係止することによ
りなされてもよい。
【0016】前記ドア基材本体部22の裏面には、前記
ヒンジ側辺22aを除く3辺のうち、少なくとも1辺の
縁付近に、エアバッグケース取付片24が突設されてい
る。この例では、前記ヒンジ側辺22aを除く3辺に取
付片24が形成され、その取付片24によって、前記エ
アバッグケース53の開口54外周の3辺を包囲するよ
うになっている。また前記取付片24はこの例のように
連続したものに限られず、コーナー部24aで分離した
もの、あるいはコーナー部24aに切り欠きを有するも
のであってもよい。前記取付片24は、エアバッグケー
ス53の側面に至る長さからなって、エアバッグケース
取付孔26が所定間隔で形成されている。このエアバッ
グケース取付孔26には、エアバッグケース53の上部
に外向きに形成された係止爪56が挿入係止される。な
お、前記取付孔26は、エアバッグケース53の固定作
業を容易にするためには、少なくとも前記ヒンジ側辺2
2aと対向する位置の取付片24に設けるのが好ましい
が、前記取付孔26は取付片24全体に渡って所定間隔
で設けてもよい。また、エアバッグケースの係止爪56
に代えて、ボルト等の他の固定手段で前記取付片24を
エアバッグケースに固定してもよい。
【0017】前記取付片24の基部、この例ではドア基
材本体部22裏面との境界位置近くに、破断用脆弱部2
7が溝状やスリット状等に外向きに形成されている。こ
の破断用脆弱部27は、エアバッグ55の膨張によりエ
アバッグドア部D1裏面が押圧された際に破断して取付
片24を後記の挟持爪29と共にドア基材本体部22か
ら分離させ、エアバッグドア部D1のスムーズな開放を
可能にするものである。また、前記取付片24の外側側
面には、ドア基材本体部22裏面22bとの間で挟持部
28を構成する挟持爪29を外向きに有する。この挟持
部28は、前記エアバッグドア開口部12の開口部周縁
13を挟持してドア基材本体部22の周縁を前記エアバ
ッグドア開口部12の開口部周縁13表面に密着させる
大きさに設定される。
【0018】発泡体35は、このインストルメントパネ
ル10の表面に緩衝性を付与するためのもので、前記ド
ア基材21の表面およびその周囲のインストルメントパ
ネル基材一般部表面14に連続して形成されている。こ
の発泡体35は、ポリウレタンフォーム等の弾性発泡体
からなり、前記ドア基材21がセットされたインストル
メントパネル基材11の表面と表皮材37との間で液状
発泡原料を発泡させることにより成形されている。
【0019】表皮材37は、前記発泡体35表面を保護
して装飾性を高めるもので、樹脂シートやファブリック
等から構成される。この表皮材37にはドア基材21の
周縁と対応してエアバッグドア部D1を定める破断予定
部38が形成されている。この破断予定部38は、エア
バッグ55の膨張時に表皮材37がエアバッグドア部D
1周縁で容易に破断してエアバッグドア部D1の開放を
スムーズに行えるようにするもので、ノッチ状やスリッ
ト状のもの、あるいはファスナー状のものや縫合等によ
り接合されて強度低下がなされたもの等で構成される。
【0020】前記構造のエアバッグドア部D1は、車体
へのインストルメントパネル10取付時に、前記ドア基
材21の取付片24の取付孔26にエアバッグケース5
5の係止爪56が挿入係止され、またヒンジ辺側のボル
トK1がエアバッグケース53のブラケットK4の孔に
挿通され、ボルトK1にナットK2を螺合させることに
よって該エアバッグドア部D1裏側にエアバッグケース
55が配置される。なお、エアバッグケース55はリィ
ンホース等の車体部材に固定されている。
【0021】そして、平常時には、前記ドア基材21の
周縁がエアバッグドア開口部12の開口部周縁13表面
に位置し、前記挟持部28およびヒンジ側辺のボルトK
1によりドア基材21が開口部周縁13に支持されるた
め、エアバッグドア部D1の表面が乗員等によって押さ
れた場合に、その押圧力をドア基材21で支えることが
できる。しかも、前記破断用脆弱部27が取付片24に
存在しドア基材本体部22には存在しないため、前記エ
アバッグドア部D1表面側から押された際にドア基材本
体部22が破損(破断)し難く、その破損によってエア
バッグドア部D1表面が窪むおそれがない。従って、前
記破損およびエアバッグドア部表面の窪みを防ぐ目的で
ドア基材21を特別に弾性率の低い剛性の低いものとす
る必要がないことから、エアバッグドア部D1表面がそ
の周囲の一般部と比べて柔らかくなることがなく、違和
感を生じることがない。
【0022】一方、自動車に衝撃が加わってインフレー
タ57が作動しエアバッグ55が膨張する場合には、そ
の膨張するエアバッグ55によりドア基材本体部21が
裏側から押圧され、前記取付片24基部の破断用脆弱部
27に応力が集中し、該破断用脆弱部27が破断してド
ア基材本体部22がヒンジ側辺22aを除きインストル
メントパネル基材11から分離する。そのため、開口部
周縁13に大なる応力が加わらず、該開口部周縁で破損
するおそれがない。そして、前記ヒンジ側辺22aを支
点としてドア基材本体部22が発泡体35側へ曲がり、
その際ドア基材本体部22の縁に沿って発泡体35が破
断し、また表皮材37が破断予定部38で破断してエア
バッグドア部D1が車室内に開き、エアバッグ55がス
ムーズに車室内に展開する。
【0023】次に前記エアバッグドア部の製造方法の一
実施例について説明する。まず、図5および図6に示す
ように、前記インストルメントパネル基材11のドア基
材取付用の孔H1とドア基材21の取付用孔H2を位置
合わせしてインストルメントパネル基材11の表面側か
らドア基材21の取付片24をエアバッグドア開口部1
2に挿入し、前記挟持部28でエアバッグドア開口部1
2の開口部周縁13を挟持する。これにより、前記ドア
基材21をインストルメントパネル基材11のエアバッ
グドア開口部12に配置し、ドア基材21の周縁をエア
バッグドア開口部12の開口部周縁13の表面に載置す
る。その際、前記取付片24を適宜内側へ所要量弾性変
形させながらエアバッグドア開口部12に挿入すること
により、前記挟持爪29をエアバッグドア開口部12の
裏側まで挿入し、開口部周縁13裏面に係止する。勿
論、前記挟持爪29の長さは、前記取付片24の弾性変
形によりエアバッグドア開口部12を通ることができる
程度とされ、前記取付片24の長さや弾性等に応じて適
宜決定される。また、前記重ねられたドア基材の取付用
孔H2とインストルメントパネル基材11のドア基材取
付用の孔H1には、ドア基材21の表面側に配置された
金具K3のボルトK1が挿通される。
【0024】このようにしてドア基材21が配置された
エアバッグドア開口部12は、前記ドア基材21の挟持
部28の挟持によって、ドア基材21の周縁がエアバッ
グドア開口部12の開口部周縁13の表面に密着してお
り、該開口部周縁13が確実にシールされている。
【0025】次いで、前記インストルメントパネル基材
11を、図7に示すように、ドア基材21と共に発泡成
形型45の上型46の型面47に配置し、対する下型4
8の型面49に前記表皮材37を配置する。
【0026】使用する発泡成形型45は、公知の一体発
泡成形型で、上型型面47と下型型面49間に、成形す
るインストルメントパネルに応じた形状の発泡成形用キ
ャビティ50を有する。なお、上型型面47には前記金
具K3のボルトK1や取付片24が収容される凹部47
a,47bが形成されている。前記上型型面47へのイ
ンストルメントパネル基材11およびドア基材21の保
持は、適宜の方法でなされるが、例として、インストル
メントパネル基材11の一部に取付クリップを設け、そ
の取付クリップを上型型面47に形成した係止部に挿入
することにより、あるいは上型型面47に真空等による
吸引手段を設けてインストルメントパネル基材11を上
型型面47に吸着させる等を挙げることができる。
【0027】次いで、前記表皮材37の裏面に、公知の
クローズド注入法あるいはオープン注入法によりポリウ
レタン原料等の液状発泡原料51を注入し、表皮材37
とインストルメントパネル基材11間で発泡させ、その
際の接着性により表皮材37、インストルメントパネル
基材11およびドア基材21と接着した前記発泡体35
を形成する。このとき、エアバッグドア開口部12の開
口部周縁13は前記ドア基材21の周縁の密着によりシ
ールされているため、発泡原料51の漏出を防ぐことが
できる。なお、クローズド注入法は発泡成形型45を閉
じた後に発泡原料51を注入する方法で、その場合には
あらかじめ上型46およびインストルメントパネル基材
11に発泡原料注入孔が形成される。それに対して、オ
ープン注入法は、発泡成形型45を開けた状態で発泡原
料51の注入を行いその後閉型する方法である。クロー
ズド注入法にするかオープン注入法にするかは、発泡原
料51の反応速度や成形品の大きさ、形状等により適宜
決定される。
【0028】前記発泡原料51の発泡終了後、前記発泡
成形型45を開いて成形品を脱型すれば、図1ないし図
3に示したエアバッグドア部D1の構造を有するインス
トルメントパネル10が得られる。
【0029】
【発明の効果】以上図示し説明したように、この発明の
エアバッグドア部の構造によれば、ドア基材本体部のヒ
ンジ側を除く3辺のうち少なくとも1辺側にエアバッグ
ケースの取付片が設けられ、その取付片の基部に破断用
脆弱部が設けられて該取付片がエアバッグケースに固定
されているため、エアバッグの膨張によりドア基材裏側
が押圧された際には、取付片基部の破断用脆弱部に応力
が集中して効率よく破断し、スムーズにエアバッグドア
部が開く。
【0030】また、この発明のエアバッグドア部の構造
によれば、ドア基材本体部に破断用脆弱部が存在しない
ため、平常時におけるエアバッグドア部表面の押圧に対
してドア基材本体部が破損し難く、その破損による窪み
がエアバッグドア部表面に生じるおそれがないので、エ
アバッグドア部の外観を良好に保つことができる。さら
に、前記ドア基材を特別に剛性の低い材質にすることな
く、前記エアバッグドア部表面の押圧による不具合を防
止できるため、エアバッグドア部表面の感触をその周囲
の一般部表面の感触と等しくでき、違和感を防ぐことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係るエアバッグドア部の
断面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図1のエアバッグドア部の裏面についてエアバ
ッグケースを外して示す斜視図である。
【図4】ドア基材の一例の斜視図である。
【図5】ドア基材とインストルメントパネル基材を示す
斜視図である。
【図6】ドア基材セット後のインストルメントパネル基
材を示す斜視図である。
【図7】発泡成形時を示す発泡成形型の断面図である。
【図8】エアバッグドア部を一体に有するインストルメ
ントパネルの斜視図である。
【図9】図8のB−B断面図である。
【図10】エアバッグ膨張時を示す断面図である。
【図11】図9のC−C断面図である。
【図12】他の従来例を示すドア基材の斜視図である。
【図13】図12のドア基材を有するエアバッグドア部
の断面図である。
【符号の説明】
10 インストルメントパネル 11 インストルメントパネル基材 12 エアバッグドア開口部 13 開口部周縁 21 ドア基材 22 ドア基材本体部 22a ヒンジ側辺 24 取付片 26 エアバッグケース取付孔 27 破断用脆弱部 28 挟持部 29 挟持爪 35 発泡体 37 表皮材 45 発泡成形型 51 発泡原料 53 エアバッグケース 55 エアバッグ 57 インフレータ D1 エアバッグドア部
【手続補正書】
【提出日】平成11年5月7日(1999.5.7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インストルメントパネル基材に形成され
    たエアバッグドア開口部にドア基材が配置され、該ドア
    基材およびインストルメントパネル基材と表皮材との間
    で発泡体が成形されて当該ドア基材とその表面の発泡体
    および表皮材により構成されたエアバッグドア部が、前
    記エアバッグドア開口部裏側のエアバッグケースに収容
    されたエアバッグの膨張により押圧されて前記ドア基材
    の1辺側をヒンジとして開くようにされた構造におい
    て、 前記ドア基材は1辺がヒンジ側を構成する略方形板状の
    ドア基材本体部と、該ドア基材本体部のヒンジ側を除く
    残りの3辺のうち、少なくとも1辺の裏側縁付近に突設
    されたエアバッグケース取付片とを有し、前記エアバッ
    グケース取付片は破断用脆弱部を基部に有すると共に側
    面にドア基材本体部の縁裏面との間で挟持部を構成する
    挟持爪を有し、 前記ドア基材本体部のヒンジ側の辺が前記エアバッグド
    ア開口部周縁およびエアバッグケースに固定されると共
    に、前記挟持部がエアバッグドア開口部周縁を挟持し、
    前記エアバッグケース取付片がエアバッグケースに固定
    されていることを特徴とするエアバッグドア部の構造。
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