JP2014501664A - 布地で包まれた車両インテリアパネルのためのエアバッグ展開システム - Google Patents

布地で包まれた車両インテリアパネルのためのエアバッグ展開システム Download PDF

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Abstract

サポート構造と、車両インテリアパネルの外装表面を形成するように構成された布材料を含んだエアバッグ展開システムが提供される。布材料の第1の部分は強固なコネクションによってサポート構造に結合されており、布材料の第2の部分は着脱可能なコネクションによってサポート構造に結合されており、着脱可能なコネクションはエアバッグと布材料の間の接触に際してサポート構造から布材料の第2の部分を解放するように構成されている。

Description

[関連出願へのクロスリファレンス]この出願は、2011年1月7日に出願され、“AIRBAG DEPLOYMENT SYSYTEM FOR A FABRIC WRAPPED VEHICLE INTERIOR PANEL”と題された、米国仮出願シリアル番号61/430,746の優先権と恩恵を主張し、それはその全体がここで引用によって組み込まれる。
発明は、全体的に、布地で包まれた車両インテリアパネルのためのエアバッグ展開システムに関する。
エアバッグは、ハイgフォースイベント(例えば、車両の衝突と関連付けられた急激な加速/減速)中に搭乗者のインテリア表面との接触の可能性を実質的に低減するために、車両インテリア全体を通して配置され得る。例えば、エアバッグは、前方搭乗者に隣接するインストルメントパネルの一部分の背後に配置され得る。ハイgフォースイベント中には、エアバッグが展開され、それにより前方搭乗者とインストルメントパネルの間の接触の可能性を低減する。
典型的なインストルメントパネルは、前方搭乗者に隣接して配置され、エアバッグが展開されることを可能とするように構成された、エアバッグドアを含む。例えば、もしインストルメントパネルがソフトなプラスチック材料(例えば、ビニール)からなっていれば、エアバッグドアは、エアバッグが展開されるにつれて裂けるように構成されたミシン目入り領域を含んでいても良い。そのような構成は、エアバッグ展開を容易にすると共に耐久性のあるインストルメントパネルを提供し得る。更なる車両インテリアは、前方搭乗者に隣接した布地(例えば、織られたかまたは織られていない)の外装表面を有するインストルメントパネルを含む。残念ながら、そのような布地の外装表面にエアバッグドアを設けることは、望ましくない外観を提供し得る。
本発明は、サポート構造と、車両インテリアパネルの外装表面を形成するように構成された布材料を含んだエアバッグ展開システムに関する。布材料の第1の部分は強固なコネクションによってサポート構造に結合されており、布材料の第2の部分は着脱可能なコネクションによってサポート構造に結合されており、着脱可能なコネクションはエアバッグと布材料の間の接触に際してサポート構造から布材料の第2の部分を解放するように構成されている。
本発明はまた、サポート構造と、車両インテリアパネルの外装表面を形成するように構成された布材料を含んだエアバッグ展開システムに関する。布材料の第1の部分はサポート構造の第1の部分に強固に結合されている。エアバッグ展開システムはまた、サポート構造の第2の部分に強固に結合された上張りと、上張りを布材料の第2の部分に着脱可能にしっかり取り付けるように構成された糸を含む。糸はエアバッグと布材料の間の接触に際して断裂するように構成されている。
本発明は更に、基板と、フレームと、車両インテリアパネルの外装表面を形成するように構成された布材料を含んだエアバッグ展開システムに関する。布材料の第1の部分は強固なコネクションを形成するように基板とフレームの間に圧縮されており、布材料の第2の部分は着脱可能なコネクションを形成するように解放機構を介して基板とフレームの間に圧縮されており、解放機構はエアバッグと布材料の間の接触に際して基板とフレームから布材料の第2の部分を解放するように構成されている。
図1は、エアバッグ展開システムを有する布地で包まれたインテリアパネルを含み得る例示的車両の斜視図である。 図2は、図1の車両のインテリアの一部の斜視図である。 図3は、図1の車両内で採用され得る布地で包まれたインテリアパネルの実施形態の分解図である。 図4は、布材料とサポート構造の間の着脱可能なコネクションの実施形態の断面図である。 図5は、布材料とサポート構造の間の着脱可能なコネクションの別の実施形態の断面図である。 図6は、布材料とサポート構造の間の着脱可能なコネクションの更なる実施形態の断面図である。 図7は、布材料とサポート構造の間の着脱可能なコネクションのもっと更なる実施形態の断面図である。 図8は、布材料とサポート構造の間の着脱可能なコネクションを有する布地で包まれたインテリアパネルの実施形態の斜視図である。 図9は、図8に示された着脱可能なコネクションの断面図である。 図10は、低伸長度の材料を有する例示的インストルメントパネルカバーの斜視図である。 図11は、布材料とサポート構造の間の着脱可能なコネクションの別の実施形態の断面図である。 図12は、布材料とサポート構造の間の着脱可能なコネクションの更なる実施形態の断面図である。
図1は、エアバッグ展開システムを有する布地で包まれたインテリアパネルを含み得る例示的車両10の斜視図である。描かれたように、車両10は、座席14、肘掛け16、センターコンソール18、およびインストルメントパネル20を有するインテリア12を含む。以下で詳細に記載されるように、インストルメントパネル20は、布材料から形成された外装表面を含み得る。結果として、ソフトなプラスチック(例えば、ビニール)の外装表面を有するインストルメントパネルで採用されるもののようなエアバッグドアは、望ましくない外観を提供し得る。従って、描かれたインストルメントパネル20の布材料は、エアバッグの展開を容易にするためにサポート構造から部分的に分離するように構成されていても良い。例えば、布材料の第1の部分は、強固なコネクションによってサポート構造に結合されていても良く、布材料の第2の部分は、着脱可能なコネクションによってサポート構造に結合されていても良い。そのような構成では、着脱可能なコネクションは、エアバッグと布材料の間の接触に際してサポート構造から布材料の第2の部分を解放するように構成されていても良い。このようにして、エアバッグが前方搭乗者と接触し得て、それによりハイgフォースイベント中に前方搭乗者とインストルメントパネル20の間の接触の可能性を実質的に低減する。
図2は、図1の車両10のインテリア12の一部の斜視図である。描かれたように、車両インテリア12は、エアバッグの展開を容易にすると共に耐久性のある表面を提供するように構成された、布地で包まれたインストルメントパネル20を含む。以下で詳細に記載されるように、インストルメントパネル20の外装表面を形成している布材料は、ハイgフォースイベント中にエアバッグが展開されることを可能とするようにサポート構造から部分的に分離するように構成されている。エアバッグ展開システムは、インストルメントパネル20を参照して以下では記載されるが、エアバッグ展開システムは、車両インテリア12内のその他の布地で包まれたインテリアパネルのために利用されても良いことが理解されるべきである。例えば、描かれたインテリア12は、巻込戸24を有するフロアコンソール22を含む。或る実施形態では、フロアコンソール22は、エアバッグ展開を容易にするように構成された布地で包まれたパネルを含んでいても良い。加えて、描かれたインテリア12は、エアバッグ展開システムを含み得る布地で包まれたドアパネル26を含む。
図3は、図1の車両10内で採用され得る布地で包まれたインテリアパネルの実施形態の分解図である。描かれたように、布地で包まれたインストルメントパネル20は、カバー28と、サポート構造30を含む。以下で詳細に記載されるように、カバー28は、エアバッグ展開を容易にすると共に耐久性のあるインストルメントパネル20を形成するようにサポート構造30に結合されている。描かれた実施形態では、サポート構造30は、落し口34を有する基板32を含む。落し口34は、基板32の後方表面の背後に配置されたエアバッグが前方搭乗者に向けて膨張することを可能とするように構成されている。エアバッグが膨張するにつれて、カバー28の一部分がサポート構造30から離脱し、それによりエアバッグと前方搭乗者の間の接触を容易にする。
描かれた実施形態では、サポート構造30はまた、カバー28と基板32の間の結合を容易にするように構成されたフレーム36を含む。フレーム36は、基板32内の対応する孔40と係合するように構成された多数のスタッド38を含む。一旦スタッド38が孔40内に挿入されると、フレーム36は、熱かしめプロセスを介して基板32にしっかり取り付けられても良い。或る実施形態では、スタッド38は、熱の印加に際して軟化する熱可塑性材料(例えば、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリカーボネ−ト等)からなっていても良い。そのような実施形態では、スタッド38は、フレーム36を基板32に機械的にロックするヘッドを形成するように加熱されて変形されても良い。描かれた実施形態では6個のスタッド38と孔40が含まれているが、代替的な実施形態内ではより多くかまたはより少ないスタッド38と孔40が採用されても良いことが理解されるべきである。例えば、或る実施形態は、2個、4個、6個、8個、10個、12個、14個、16個、18個、20個またはそれより多くのスタッド38と、対応する数の孔40を含んでいても良い。更には、描かれた実施形態ではフレーム36が熱かしめプロセスを介して基板32にしっかり取り付けられているが、代替的実施形態は、例えば機械的留め具または接着剤のような、その他の接続機構を利用しても良いことが理解されるべきである。描かれた実施形態はまた、フレーム36と基板32の間に配置された多数のピンチトリム42を含む。描かれたように、ピンチトリム42は、スタッド38の孔40中への通過を容易にするように構成された孔44を含む。以下で詳細に記載されるように、ピンチトリム42は、フレーム36に対してカバー28のエッジを圧縮し、それによりカバー28をサポート構造30にしっかり取り付けるように構成されている。
描かれた実施形態では、カバー28は、着脱可能なコネクション50を介してお互いに結合した布材料46と上張り48を含む。布材料46は、インストルメントパネル20の外装表面を形成するように構成され、例えば織られたかまたは織られていない布からなっていても良い。或る実施形態では、上張り48は、布材料46と同じ織られたかまたは織られていない布からなっていても良い。代替的に、上張り48は、着脱可能なコネクション50へのエネルギー伝達を容易にするように低伸長度の材料(例えば、ナイロン織物)からなっていても良い。以下で詳細に記載されるように、着脱可能なコネクション50は、エアバッグ展開に際して断裂するように構成された糸か、またはエアバッグ展開に際して分離するように構成された面ファスナを含んでいても良い。描かれたように、着脱可能なコネクション50は、カバー28の周縁の一部分の周りに伸びる。従って、布材料46と上張り48がサポート構造30に強固にしっかり取り付けられた時には、エアバッグの展開は、布材料46が着脱可能なコネクション50に沿って上張り48から分離することを誘発する。結果として、エアバッグが前方搭乗者と接触し得て、それによりハイgフォースイベント中に前方搭乗者とインストルメントパネル20の間の接触の可能性を実質的に低減する。
描かれた実施形態では、布材料46と上張り48は、フレーム36とピンチトリム42の間での圧縮を介してサポート構造30にしっかり取り付けられる。但し、代替的実施形態は、例えば機械的留め具または接着剤のような、その他の強固なコネクションを利用しても良いことが理解されるべきである。更には、カバー28の一部分のサポート構造30からの分離を容易にするように、描かれた実施形態では布材料46と上張り48の間の着脱可能なコネクション50が採用されているが、代替的実施形態では、カバー28とサポート構造30の間の代替的な着脱可能なコネクション(例えば、クリップ、ガスケット、歯等)が利用されても良いことが理解されるべきである。しかも、描かれた布地で包まれたインストルメントパネル20は長方形であるが、代替的実施形態は、異なる形状を有するインストルメントパネル20を含んでも良いことが理解されるべきである。例えば、インストルメントパネル20は、車両インテリア12のその他のエレメンツの輪郭とマッチするように特定に成形され、それにより望ましい外観を提供しても良い。
図4は、布材料46とサポート構造30の間の着脱可能なコネクションの実施形態の断面図である。描かれたように、インストルメントパネルカバー28のエッジは、フレーム36の周りを包み込み、ピンチトリム42とフレーム36の間で圧縮される。例えば、カバー28をサポート構造30にしっかり取り付けるために、カバー28の各エッジはフレーム36の周りに巻き付けられ、ピンチトリム42がエッジに隣接して配置され、フレーム36が熱かしめプロセスを介して基板32にしっかり取り付けられる。描かれたように、上張り48を有するカバー28のエッジは、フレーム36とピンチトリム42の間で圧縮される。従って、エアバッグ展開中には、布材料46は着脱可能なコネクション50に沿って上張り48から分離され、それによりエアバッグと前方搭乗者の間の接触を容易にする。加えて、布材料46のエッジは同様のやり方でサポート構造に強固に結合されているので、布材料46はエアバッグが展開した後もサポート構造30に取り付けられたまま残る。
前述したように、着脱可能なコネクション50は、糸またはフックアンドループ型カップリングを含んでいても良い。もし糸が採用されれば、エアバッグと布材料46の間の接触は、布材料46を上張り48から離すように引っ張り、それにより糸が断裂することを誘発する。結果として、布材料46の一部分がサポート構造30から分離し、それによりエアバッグ展開を容易にする。同様に、もしフックアンドループ型カップリングが採用されれば、エアバッグと布材料46の間の接触は、布材料46を上張り48から離すように引っ張り、それによりフックアンドループ型カップリングが分離することを誘発する。糸およびフックアンドループ型カップリングが以上では記載されたが、その他の着脱可能なコネクション(例えば、接着剤、機械的留め具等)が代替的実施形態で採用されても良いことが理解されるべきである。更には、描かれた実施形態はカバー28と基板32の間に配置されたピンチトリム42を含むが、代替的実施形態は、カバー28をフレーム36と基板32の間で直接圧縮し、それによりピンチトリム42を不要としても良い。
図5は、布材料46とサポート構造30の間の着脱可能なコネクションの別の実施形態の断面図である。描かれたように、フレーム36は、布材料46のエッジを受け取るように構成された溝52を含む。ガスケット54(例えば、ゴム、プラスチック等)が、布材料46のエッジをフレーム36に着脱可能にしっかり取り付けるために溝52内に配置される。この構成では、エアバッグと布材料46の間の接触は、布材料46をフレーム36から離すように引っ張り、それによりガスケット54を溝52から解放する。結果として、布材料46の一部分がサポート構造30から分離し、それによりエアバッグ展開を容易にする。布材料46がフレーム36に直接結合されているので、図3および図4を参照して上述した上張り48は不要とされても良い。更には、カバー28がサポート構造30から完全に分離しないように、布材料46の一部分はフレーム36および/または基板32に強固に結合されていることが理解されるべきである。
図6は、布材料46とサポート構造30の間の着脱可能なコネクション(例えば、解放機構)の更なる実施形態の断面図である。描かれたように、フレーム36は、布材料46のエッジをサポート構造30に着脱可能にしっかり取り付けるように構成された多数の歯56を含む。描かれた実施形態では、布材料46のエッジは、フレーム36の歯56と基板32の間で圧縮される。従って、布材料46は、歯56と布材料46の間の摩擦を介してサポート構造30に着脱可能にしっかり取り付けられる。但し、エアバッグと布材料46の間の接触は、布材料46をフレーム36から離すように引っ張り、それにより布材料46を歯56から離脱させる。結果として、布材料46の一部分がサポート構造30から分離し、それによりエアバッグ展開を容易にする。布材料46がフレーム36に直接結合されているので、図3および図4を参照して上述した上張り48は不要とされても良い。更には、カバー28がサポート構造30から完全に分離しないように、布材料46の一部分はフレーム36および/または基板32に強固に結合されていることが理解されるべきである。描かれた実施形態はフレーム36に結合された歯56を含むが、代替的実施形態は、単独でかまたはフレームの歯との組み合わせで、基板32に結合された歯を含んでも良いことが理解されるべきである。
図7は、布材料46とサポート構造30の間の着脱可能なコネクションのもっと更なる実施形態の断面図である。描かれたように、基板32は、布材料46のエッジをサポート構造30に着脱可能にしっかり取り付けるように構成されたクリップ58を含む。描かれた実施形態では、布材料46のエッジは、クリップ58の対向するエレメンツの間で圧縮され、それにより布材料46を基板32に着脱可能にしっかり取り付ける。この構成では、エアバッグと布材料46の間の接触は、布材料46を基板32から離すように引っ張り、それにより布材料46をクリップ58から離脱させる。結果として、布材料46の一部分がサポート構造30から分離し、それによりエアバッグ展開を容易にする。布材料46が基板32に直接結合されているので、図3および図4を参照して上述した上張り48は不要とされても良い。更には、カバー28がサポート構造30から完全に分離しないように、布材料46の一部分はフレーム36および/または基板32に強固に結合されていることが理解されるべきである。描かれた実施形態は基板32に結合されたクリップ58を含むが、代替的実施形態は、フレーム36に結合されたクリップ58を含んでも良いことが理解されるべきである。加えて、布材料46をサポート構造30に着脱可能に結合するために多数のクリップ58がカバー28の周縁に沿って配置されても良いことが理解されるべきである。
図8は、布材料とサポート構造の間の着脱可能なコネクションを有する布地で包まれたインテリアパネルの実施形態の斜視図である。描かれたように、布地で包まれたインストルメントパネル20は、下部基板60と、上部基板62と、基板の間に伸長しているカバー28を含む。描かれた実施形態では、布材料46の上方エッジが、フレーム36と上部基板62の間での圧縮を介して上部基板62に強固にしっかり取り付けられている。加えて、布材料46の下方エッジが、解放機構を介して下部基板60に着脱可能に結合されている。以下で詳細に記載されるように、フレーム36と下部基板60の各々は、布材料46内の開口部64を通して連結するように構成された再閉可能な留め付け材料の層を含む。この構成では、エアバッグ展開は、布材料46の下方エッジが再閉可能な留め付け材料の層を分離し、それにより布材料46の下方エッジの下部基板60からの脱離を容易にすることを誘発する。
図9は、図8に示された着脱可能なコネクションの断面図である。描かれたように、下部基板60は、再閉可能な留め付け材料66の第1の層を含み、フレーム36は、再閉可能な留め付け材料66の第2の層を含む。再閉可能な留め付け材料の第1の層と再閉可能な留め付け材料の第2の層は、開口部64を通してお互いと係合し、それにより布材料46を下部基板60に着脱可能にしっかり取り付けるように構成されている。この構成では、エアバッグと布材料46の間の接触は、布材料46を下部基板60から離すように引っ張り、それにより再閉可能な留め付け材料66の層を分離する。結果として、布材料46の一部分が下部基板60から分離する。布材料46の上方エッジが上方基板に強固に結合されているので、カバー28はサポート構造から完全には分離しない。理解されるであろうように、各開口部64のサイズ、開口部64の数、および再閉可能な留め付け材料の性質は、望ましい脱離力を達成するように特定に調節され、それによりエアバッグ展開を容易にしても良い。
図10は、低伸長度の材料を有する例示的インストルメントパネルカバー28の斜視図である。描かれた実施形態では、着脱可能なコネクション50は、布材料46を上張り48に着脱可能に結合するように構成された糸である。描かれたように、低伸長度の材料68(例えば、ナイロン織物)の第1のエッジが、糸によって布材料46の第1のエッジに着脱可能に結合される。加えて、低伸長度の材料68の第2のエッジと布材料46の第2のエッジが、サポート構造30に強固に結合される。この構成では、低伸長度の材料68は、エアバッグ展開と関連付けられたエネルギー(例えば、方向70に沿った)を糸に向け、それにより糸の断裂を容易にするように構成されている。結果として、低伸長度の材料は、エアバッグ展開中に布材料46内に裂けが形成される可能性を実質的に低減するかまたは排除し得る。
図11は、布材料46とサポート構造30の間の着脱可能なコネクションの別の実施形態の断面図である。描かれた実施形態では、カバー28をサポート構造30のフレーム36にしっかり取り付けるために、フック72が採用される。描かれたように、フック72は、フレーム36の突起76とインターフェ−スし、それによりカバー28をフレーム36にしっかり取り付けるように構成された凹み74を含む。例えば、或る実施形態では、上張り48がフック72にしっかり取り付けられ(例えば、縫い合わせコネクションを介して)、布材料46が着脱可能なコネクション50によって上張り48にしっかり取り付けられる。従って、インストルメントパネル20は、第1のフック72をフレーム36の第1のサイドに取り付け、カバー28をフレーム36の上に渡って引き出し、第2のフック72をフレーム36の第2のサイドに取り付けることによって形成されても良い。この構成では、エアバッグ展開中には、布材料46は着脱可能なコネクション50に沿って上張り48から分離し、それによりエアバッグと前方搭乗者の間の接触を容易にする。エアバッグ展開中にカバー28がサポート構造30から完全に分離しないように、布材料46の一部分は上張り48に強固に結合されている(例えば、分厚い/強い糸を介して)ことが理解されるべきである。或る実施形態では、フック72は、押出されたポリプロピレンまたは別の好適なポリマーからなっていても良い。加えて、カバー28は、カバー28の各サイドのかなりの部分に沿って伸長している多数のフック72を含んでも良い。そのような構成では、フック72がフレーム36と係合された時に、カバー28とサポート構造30の間の耐久性のあるコネクションが確立される。
描かれた実施形態では、フレーム36は、布材料46とフレーム36の本体の間に間隙を設けるように構成された拡張部78を含む。この構成では、布材料46とフレーム36の間の接触は、インストルメントパネル20の望ましい領域に限定される。例えば、拡張部78は、フレーム36の周縁の周りに伸長し、それにより布材料46とフレーム36の間の接触をインストルメントパネル20の周辺に限定しても良い。結果として、インストルメントパネル20の外装表面が実質的にスムーズであり、それにより車両インテリア12の外観を強化しても良い。
図12は、布材料46とサポート構造30の間の着脱可能なコネクションの更なる実施形態の断面図である。図11を参照して以上で記載した実施形態と同様に、カバー28をサポート構造30のフレーム36にしっかり取り付けるために、フック80が採用される。描かれたように、フック80は、フレーム36の第1の突起84とインターフェースするように構成された第1の凹み82と、フレーム36の第2の突起88とインターフェースするように構成された第2の凹み86を含む。従って、フック80が突起84および88と係合された時に、フレーム36に対するカバー28の動きは実質的にブロックされる。フック80が多数の凹み82および86を利用するので、フック80は、図11を参照して以上で記載された単一凹みのフック72よりも大きな負荷を収容し得る。或る実施形態では、フック80は、押出されたプロプロピレンまたは別の好適なポリマーからなっていても良い。加えて、カバー28は、カバー28の各サイドのかなりの部分に沿って伸長している多数のフック80を含んでも良い。そのような構成では、フック80がフレーム36と係合された時に、カバー28とサポート構造30の間の耐久性のあるコネクションが確立される。
或る実施形態では、インストルメントパネル20は、車両インテリア12の外観を強化するおよび/または機能性を追加するように構成された追加の特徴を含んでも良い。例えば、車両のオーディオ性能を強化するため、および/またはクリーンなインテリア外観を提供するために、スピーカーがカバー28の背後に配置されても良い。理解されるであろうように、カバー28の布材料46は、スピーカーから車両インテリアへの音響エネルギーの通過を容易にし得る。従って、スピーカーは、インストルメントパネル20内に隠されて、それにより別のスピーカーエンクロージャーを不要とし、車両インテリアの視覚的外観を強化しても良い。加えて、センサー(例えば、容量性スイッチ等)または無線周波数識別タグ(例えば、料金支払のための等)のような、その他の電子デバイスがカバー28の背後に隠されて、それにより車両インテリア12の外観を更に強化しても良い。
加えて、サポート構造30は、布材料46に対して押して、それによりカバー28内に望ましいパターンを確立するように構成されたリブを含んでも良い。更には、インストルメントパネル20の外観を更に強化するように、パターン(例えば、ロゴ、スティッチ、プリント等)が、布材料46の外装表面または後方表面に結合されても良い。例えば、堅い型枠が布材料の後方表面に結合されて、外装表面に望ましいパターンを確立するように布材料に対して押すように構成されても良い。布材料46の織り柄が、望ましい外観を提供するため、および/またはインストルメントパネル20から反射する光と関連付けられたぎらつきを低減するために、特に選択されても良い。しかも、望ましい外観を提供するため、紫外線をブロックするため、音響的減衰を強化するため、および/または望ましい触感を提供するために、コーティングが布材料46に施されても良い。
更なる実施形態では、車両インテリア12内のアンビエント照明を確立するために、照明システムが布材料46の背後に配置されても良い。例えば、発光ダイオード(LEDs)のアレイが、布材料の後方表面に跨って分散されても良い。そのような構成では、布材料46は、LEDアレイからの光を散乱して、それにより車両インテリア12に拡散された照明を提供しても良い。加えて、寒い周囲環境中での車両インテリアの暖房を容易にするために、暖房エレメントが布材料46の背後に配置されても良い。或る実施形態では、布材料46は、カバー28を通した熱伝達を容易にするように構成されても良い。従って、暖房エレメントは、搭乗者の快適さが容易に得られるようにするために車両インテリアの温度を効率的かつ素早く上昇させ得る。
或る実施形態では、インストルメントパネル20の外観を強化するため、および/または追加の占有者の安全性を提供するために、発泡体が布材料46の背後に配置されても良い。例えば、衝突と関連付けられたエネルギーを吸収するように、発泡体パッドが、サポート構造30に隣接して布材料46の後方表面に結合されても良い。加えて、望ましい外観を提供するため、および/または望ましい触感を確立するために、発泡体パッドおよび/またはスプレー発泡体が、布材料46の後方表面に施されても良い。例えば、発泡体は、外装表面の外観を変えるために、サポート構造30と布材料46の間に巻きつけられても良い。発泡体はまた、音エネルギーを吸収して、それにより車両インテリアノイズを低減するように構成されても良い。例えば、車両の動作と関連付けられた音エネルギーを吸収するように、発泡体の無響コーンが布材料46の背後に配置されても良い。
更には、布材料46は、面ファスナを受け取り、それにより占有者がインストルメントパネル20にデバイスを載せることを可能とするように構成されても良い。例えば、追加の収納を提供するために、面ファスナを含んだポケットが布材料46にしっかり取り付けられても良い。更なる実施形態では、携帯型電子デバイス、地図、小銭等の収納を収容するために、ポケットが布材料46に強固に結合されても良い。布材料46はまた、エアバッグとの接触に際して断裂して、それにより展開中のエアバッグから離れるように布材料46を向けるように構成された縫い目を含んでも良い。
発明のいくつかの特徴と実施形態だけが描写され記載されたが、請求項に記載された主題の新規な教示内容と利点から実質的に逸脱すること無く、多くの変形および変更が当業者に想起され得る(例えば、様々なエレメンツのサイズ、寸法、構造、形状および性質、パラメータ(例えば、温度、圧力等)の値、載置配置、使用材料、色、向き等における変形)。あらゆるプロセスまたは方法ステップの順序または順番は、代替的実施形態に従って変動または再順番化され得る。従って、添付された請求項は、全てのそのような変形および変更を発明の真の精神内に入るものとしてカバーすることが意図されていることが理解されるべきである。更には、例示的実施形態の簡潔な記載を提供するための努力として、実際の実装の全ての特徴が記載されていないかも知れない(即ち、発明を実行するのに現在想定されているベストモードと関係しないもの、または請求された発明を実施可能とするのに関係しないもの)。あらゆるそのような実際の実装の開発においては、あらゆるエンジニアリングまたはデザインプロジェクトにおいてのように、数々の実装に特定の決定がなされ得ることが理解されるべきである。そのような開発努力は、複雑で時間のかかるものであるかも知れないが、それにも拘らずこの開示の恩恵を有する当業者にとっては、不当な実験無しに、デザイン、製作および製造の日常的な作業であろう。

Claims (20)

  1. サポート構造と、
    車両インテリアパネルの外装表面を形成するように構成された布材料であって、布材料の第1の部分は強固なコネクションによってサポート構造に結合されており、布材料の第2の部分は着脱可能なコネクションによってサポート構造に結合されており、着脱可能なコネクションはエアバッグと布材料の間の接触に際してサポート構造から布材料の第2の部分を解放するように構成されているものと、
    を含むエアバッグ展開システム。
  2. 着脱可能なコネクションが、
    サポート構造に強固に結合された上張りと、
    上張りを布材料の第2の部分に着脱可能にしっかり取り付けるように構成された糸であって、糸はエアバッグと布材料の間の接触に際して断裂するように構成されているものと、を含む、
    請求項1のエアバッグ展開システム。
  3. 着脱可能なコネクションが、
    サポート構造に強固に結合された上張りと、
    上張りを布材料の第2の部分に着脱可能にしっかり取り付けるように構成された面ファスナであって、面ファスナはエアバッグと布材料の間の接触に際して分離するように構成されているものと、を含む、
    請求項1のエアバッグ展開システム。
  4. 着脱可能なコネクションが、布材料の第2の部分のエッジをサポート構造の溝中に着脱可能にしっかり取り付けるように構成されたガスケットを含み、ガスケットはエアバッグと布材料の間の接触に際して溝から解放されるように構成されている、請求項1のエアバッグ展開システム。
  5. 着脱可能なコネクションが、サポート構造に結合され、布材料の第2の部分のエッジをサポート構造に着脱可能にしっかり取り付けるように構成された複数の歯を含み、複数の歯はエアバッグと布材料の間の接触に際して布材料の第2の部分を解放するように構成されている、請求項1のエアバッグ展開システム。
  6. 着脱可能なコネクションが、サポート構造に結合され、布材料の第2の部分のエッジをサポート構造に着脱可能にしっかり取り付けるように構成されたクリップを含み、クリップはエアバッグと布材料の間の接触に際して布材料の第2の部分を解放するように構成されている、請求項1のエアバッグ展開システム。
  7. サポート構造が基板とフレームを含み、布材料の第1の部分が強固なコネクションを形成するように基板とフレームの間に圧縮されている、請求項1のエアバッグ展開システム。
  8. 着脱可能なコネクションが、
    基板にしっかり取り付けられた再閉可能な留め付け材料の第1の層と、
    フレームにしっかり取り付けられた再閉可能な留め付け材料の第2の層と、
    布材料の第2の部分のエッジに沿った複数の開口部と、を含み、
    再閉可能な留め付け材料の第1の層と再閉可能な留め付け材料の第2の層は、開口部を通してお互いと係合し、エアバッグと布材料の間の接触に際して離脱するように構成されている、
    請求項7のエアバッグ展開システム。
  9. 基板と布材料の間に配置されたピンチトリムを含む、請求項7のエアバッグ展開システム。
  10. 布材料の第1の部分に隣接してサポート構造に強固に結合され、着脱可能なコネクションによって布材料の第2の部分のエッジに着脱可能に結合された、低い伸長度の材料を含み、低伸長度の材料はエアバッグ展開と関連付けられたエネルギーを着脱可能なコネクションに向けるように構成されている、請求項1のエアバッグ展開システム。
  11. サポート構造と、
    車両インテリアパネルの外装表面を形成するように構成された布材料であって、布材料の第1の部分はサポート構造の第1の部分に強固に結合されているものと、
    サポート構造の第2の部分に強固に結合された上張りと、
    上張りを布材料の第2の部分に着脱可能にしっかり取り付けるように構成された糸であって、糸はエアバッグと布材料の間の接触に際して断裂するように構成されているものと、
    を含むエアバッグ展開システム。
  12. サポート構造が基板とフレームを含み、布材料の第1の部分が基板とフレームの間での圧縮を介してサポート構造の第1の部分に強固に結合されており、上張りが基板とフレームの間での圧縮を介してサポート構造の第2の部分に強固に結合されている、請求項11のエアバッグ展開システム。
  13. フレームが、基板内の複数の孔と係合するように構成された複数のスタッドを含み、フレームがスタッドの熱かしめを介して基板にしっかり取り付けられるように構成されている、請求項12のエアバッグ展開システム。
  14. 上張りが低伸長度の材料を含む、請求項11のエアバッグ展開システム。
  15. サポート構造の第1の部分に強固に結合され、糸によって布材料の第2の部分のエッジに着脱可能に結合された、低い伸長度の材料を含み、低伸長度の材料はエアバッグ展開と関連付けられたエネルギーを糸に向けるように構成されている、請求項11のエアバッグ展開システム。
  16. 上張りが、サポート構造の突起と係合するように構成された凹みを有するフックを介してサポート構造の第2の部分に強固に結合されている、請求項11のエアバッグ展開システム。
  17. 基板と、
    フレームと、
    車両インテリアパネルの外装表面を形成するように構成された布材料であって、布材料の第1の部分は強固なコネクションを形成するように基板とフレームの間に圧縮されており、布材料の第2の部分は着脱可能なコネクションを形成するように解放機構を介して基板とフレームの間に圧縮されており、解放機構はエアバッグと布材料の間の接触に際して基板とフレームから布材料の第2の部分を解放するように構成されているものと、
    を含むエアバッグ展開システム。
  18. 解放機構が、
    基板にしっかり取り付けられた再閉可能な留め付け材料の第1の層と、
    フレームにしっかり取り付けられた再閉可能な留め付け材料の第2の層と、
    布材料の第2の部分のエッジに沿った複数の開口部と、を含み、
    再閉可能な留め付け材料の第1の層と再閉可能な留め付け材料の第2の層は、開口部を通してお互いと係合し、エアバッグと布材料の間の接触に際して離脱するように構成されている、
    請求項17のエアバッグ展開システム。
  19. 解放機構が、フレームに結合され、布材料の第2の部分のエッジをフレームに着脱可能にしっかり取り付けるように構成された複数の歯を含み、複数の歯はエアバッグと布材料の間の接触に際して布材料の第2の部分を解放するように構成されている、請求項17のエアバッグ展開システム。
  20. 基板が上部基板と下部基板を含み、布材料の第1の部分は強固なコネクションを形成するように上部基板とフレームの間に圧縮されており、布材料の第2の部分は着脱可能なコネクションを形成するように解放機構を介して下部基板とフレームの間に圧縮されている、請求項17のエアバッグ展開システム。
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