JP2000140039A - ベッドにおける背上げ機構 - Google Patents

ベッドにおける背上げ機構

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JP2000140039A JP10324096A JP32409698A JP2000140039A JP 2000140039 A JP2000140039 A JP 2000140039A JP 10324096 A JP10324096 A JP 10324096A JP 32409698 A JP32409698 A JP 32409698A JP 2000140039 A JP2000140039 A JP 2000140039A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 背上げ時に、身体のずれ、身体への圧迫を可
及的に抑制するようにする。 【解決手段】 背に対応する背ボトム3を、ガイド部材
4の案内路4aに沿って末端側をローラ8、8を介して
移動可能に装着した背枠フレーム5によって支持すると
共に、この背枠フレーム5に駆動機構を連結する構成と
する。前記ガイド部材4に形成された案内路4aは、曲
率中心Oを背ボトム3から腰ボトム7にかけてのマット
レスM上近傍を想定した曲率半径を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも背上げ
機構を備えたベッドにおいて、背上げ時に、身体のず
れ、身体への圧迫を可及的に抑制可能とした、ベッドに
おける背上げ機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在までに見られる、ベッドにおける床
部起伏機構(背上げ及び膝上げ機構)、すなわちギャッ
チ機構においては、多くは分割したボトムをヒンジ結合
して、駆動機構により背に対応するボトムを駆動機構に
よって背上げさせたり、足側にあっては、膝裏に対応す
るボトムおよび脛に対応する足ボトムを駆動機構や、連
動機構によって膝上げを行うようにしてきた。このた
め、背上げにあっては、背に対応するボトムが傾斜する
ことで、背中が足側の方に押し出されて身体がずれ、さ
らには背中、腰、大腿部にかけての屈曲箇所が不自然な
圧迫感を受ける要因となっていた。そこで本出願人は、
図示は省略するが、背上げ時に、背ボトムを支える支持
フレームを、頭側に変位させながら傾斜させるように機
能するリトラクト機能を有する背上げ機構を提案してき
ている。かかる機構によれば、背上げ時においても、背
ボトムから腰ボトムにかけてのスペースを確保すること
ができ、患者の腹部への圧迫を軽減して、快適性を高め
ることに寄与している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本出願人は、さらにか
かる背上げ機構を押し進め、種々の改善案を提案し、試
行錯誤の結果、人体の背中、腰、大腿部にかけての屈曲
箇所と、背ボトムの回転中心位置とが、理想的には一致
するような機構とすれば、背上げによるずれ、圧迫等を
最小とすることができるであろうことを、見い出したの
である。本発明は、このような課題を達成するために提
案されたものであって、少なくとも背上げ機構を備えた
ベッドにおいて、背上げ時に、身体のずれ、身体への圧
迫を可及的に抑制可能とした、ベッドにおける背上げ機
構を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記した課題を解決する
ために、本発明は、ベッドにおける背に対応する背ボト
ムを、ボトム下方に設けたガイド部材の案内路に、末端
側を案内路に沿って移動可能に装着した背枠フレームに
支持すると共に、この背枠フレームに駆動機構を連結
し、前記案内路を、ボトム下方に向かって凸状の、所定
の曲率を有する曲線状に構成し、前記駆動機構を起動し
て、背枠フレームを、ガイド部材における案内路に沿っ
て末端側を移動させることで、背ボトムを、ベッド頭側
に変位させると共に、傾斜変位させるようにした。また
本発明は、ベッドにおける腰に対応する腰ボトムに対し
て起伏可能に設けた背に対応する背ボトムを、ボトム下
方に設けたガイド部材の案内路に、末端側を案内路に沿
って移動可能に装着した背枠フレームに支持すると共
に、この背枠フレームに駆動機構を連結し、前記案内路
は、曲率中心を背ボトムから腰ボトムにかけてのマット
レス上近傍を想定した曲率半径を有し、前記駆動機構を
起動して、背枠フレームを、ガイド部材における案内路
に沿って末端側を移動させることで、背ボトムを、前記
背ボトムから腰ボトムにかけてのマットレス上近傍の案
内路の曲率中心を回動中心として傾斜変位させるように
した。また本発明は、ベッドにおける背に対応する背ボ
トムを、腰に対応する腰ボトムに対して、ベッド下方を
凸状に所定の曲率で湾曲する構成の湾曲ボトムを介して
傾斜可能に連結すると共に、前記背ボトムを、ボトム下
方に設けたガイド部材の案内路に、末端側を案内路に沿
って移動可能に装着した背枠フレームに支持すると共
に、この背枠フレームに駆動機構を連結し、前記案内路
は、曲率中心を背ボトムから腰ボトムにかけての湾曲ボ
トムのマットレス上近傍を想定した曲率半径を有し、前
記駆動機構を起動して、背枠フレームを、ガイド部材に
おける案内路に沿って末端側を移動させることで、背ボ
トムを、前記背ボトムから腰ボトムにかけての湾曲ボト
ム上のマットレス上近傍の案内路の曲率中心を回動中心
として傾斜変位させるようにした。さらに前述の構成に
おいて、前記駆動機構は、軸方向に進退動作する起動軸
を有し、この駆動機構の起動軸を退動作動させること
で、背枠フレームの基端側を、案内路に沿って移動させ
て、背ボトムを傾斜調節を行うように、駆動機構を配置
した。
【0005】
【発明の実施の態様】次に、本発明にかかるベッドにお
ける背上げ機構について、一つの実施の態様を示し、添
付の図面を参照しながら以下説明する。図1に背上げ機
構(後述)を備えたベッド1を示す。このベッド1にお
ける背上げ機構2は、背に対応する背ボトム3を、ボト
ム下のメインフレーム(図示省略)に設けた円弧状の案
内路4aを有するガイド部材4に、前記円弧状の案内路
4aに沿って末端側を移動可能に装着した背枠フレーム
5によって支持すると共に、この背枠フレーム5に駆動
機構(図示省略)を連結する構成としたものである。
【0006】前記ガイド部材4は、図2に示すようにア
ルミニウム押し出し成形、ダイキャスト等、周知の加工
工程によって構成することができ、例えばメインフレー
ムの長手側両側面部材(図示省略)に、取付け穴6を介
してねじ止めする構成としている。また、かかるガイド
部材4に形成された案内路4aは、図1に示すように、
曲率中心Oを背ボトム3から腰ボトム7にかけてのマッ
トレスM上近傍を想定した曲率半径を有している。
【0007】前記背枠フレーム5は、背ボトム3裏面に
取り付けるようにした、側面形状、略楔形の一対の縦枠
5aを有する。これら縦枠5aは断面L字型となるよう
に加工され、幅寸法が広い方を基端部として、外側両端
面に前記ガイド部材4の案内路4aに移動可能に嵌入さ
せたローラ8、8をそれぞれ一対設けている。また前記
縦枠5a間を、先端側と基端側にそれぞれ横パイプ9、
10によって連結しており、縦枠5a基端側における横
パイプ10中央に、図示しない駆動機構(例えば直動駆
動機構)の起動軸(直動軸)を取り付けるようにした、
起動軸受け11を突設している。
【0008】なお、前記背枠フレーム5の他、図3に示
す形状の背枠フレーム12を適用することもできる。こ
の場合、背枠フレーム12は、縦枠12aの断面形状を
略コの字型としている。また、縦枠12aの側面形状
は、略楔形としていて、幅寸法の広い方を基端部とし、
基端部の内側に一対のローラ13、13を回動自在に介
装している。さらに前記縦枠12a間を、先端側と基端
側にそれぞれ横パイプ14、15によって連結し、縦枠
12a基端側における横パイプ15中央に、直動駆動機
構の起動軸を取り付けるようにした、起動軸受け16を
突設している。
【0009】ここで、背枠フレーム5における縦枠5a
の基端部側のローラ8、8が、ガイド部材4の案内路4
aに沿って最大限に移動するために、直動駆動機構にお
ける起動軸のストロークを参考までに示すと、423m
mである。また、背ボトム3が最大傾斜状態となる際
に、ベッド1頭側への変位量(リトラ量)として60m
mとなる。さらに伸び量は231mmとなる。
【0010】本発明にかかるベッドにおける背上げ機構
は、以上のように構成されており、次に、その動作を説
明する。背枠フレーム5を平坦な状態から、直動駆動機
構を起動して背上げを行うと、直動駆動機構における起
動軸が背枠フレーム5における起動軸受け11に作用
し、背枠フレーム5における縦枠5aの基端部側のロー
ラ8、8が、ガイド部材4の案内路4aに沿って移動
し、前記背枠フレーム5は、徐々に傾斜する。このた
め、背枠フレーム5、すなわち背ボトム3は、、ベッド
1頭側にずれていき、前記ローラ8、8が、ガイド部材
4の案内路4aの、図中左端側に至った際に、背枠フレ
ーム5、すなわち背ボトム3は、最大角度で傾斜した状
態となる。このように、背ボトム3は、背枠フレーム5
のベッド1頭側への変位と共に傾斜動作を行うことで、
マットレスM上の患者は、背中を足側に押し出されるよ
うなことはなく、患者の背中、腰、大腿部にかけての屈
曲箇所が、ガイド部材4の案内路4aの曲率中心O、す
なわち背枠フレーム5に連なる背ボトム3の実質的な回
動中心とほぼ一致した位置にあるので、患者は、背ボト
ム5上のマットレスMを介して圧迫されて、不快感を覚
えるようなことはない。
【0011】本発明にかかるベッドにおける背上げ機構
は、次のように構成することもできる。図4に示すよう
に、このベッド20は、ボトム21を、それぞれ背ボト
ム21a、腰ボトム21b、膝ボトム21c、足ボトム
21dに分割し、さらに、背ボトム21aと腰ボトム2
1bとの間、また、膝ボトム21cと足ボトム21dと
の間に、適度な曲率で湾曲する構造とした湾曲ボトム2
2、23をそれぞれ配設して構成している。かかるベッ
ド20において、ボトム21下の図示しないメインフレ
ームに、円弧状の案内路24aを有するガイド部材24
を取り付けて、背ボトム21aを支える背枠フレーム2
5における側面略楔形状の縦枠25aの基端部側のロー
ラ26、26を、前記ガイド部材24円弧状の案内路2
4aに沿って移動可能に装着している。この場合の円弧
状の案内路24aでは、曲率中心Oを背ボトム21aか
ら腰ボトム21bにかけての湾曲ボトム22のマットレ
スM上近傍を想定している。なお、かかるベッド20に
おける背上げ機構においては、案内路24aの曲率半径
を、前例のガイド部材4の案内路4aの曲率半径に比較
して小さくしたことにより、背枠フレーム25における
縦枠25aの基端部側のローラ26、26が、ガイド部
材24の案内路24aに沿って最大限に移動するため
の、直動駆動機構における起動軸のストロークは、23
1mmとなり、背ボトム21aの、ベッド20頭側への
変位量(リトラ量)として19mm、さらに伸び量は4
5mmとなる。
【0012】以上のようなベッド20において、直動駆
動機構を起動して背上げ動作をさせると、背枠フレーム
25における縦枠25aの基端部側のローラ26、26
が、ガイド部材24の案内路24aに沿って移動し、背
ボトム21aは、背枠フレーム25のベッド20頭側へ
の変位と共に傾斜動作を行うことで、マットレスM上の
患者は、背中を足側に押し出されるようなことはなく、
この際、背ボトム21aと腰ボトム21bとの間の湾曲
ボトム22が適度な曲率で湾曲して空間が確保され、患
者は、背ボトム5上のマットレスMを介して圧迫され
て、不快感を覚えるようなことはない。
【0013】本発明にかかるベッドにおける背上げ機構
は、さらに次のように構成することもできる。この場合
の背上げ機構では、図5に示すように、前述のベッド2
0に、背ボトム21aを支える背枠フレーム30に、直
動駆動機構31における起動軸31aからの動力を伝達
するためのリンク32を取り付ける構成としている。前
記背枠フレーム30は、図6に示すように断面L形の一
対の縦枠30aの基端部側に、コ型形状のリンク32の
開口側端部を、リンク32先端側を縦枠30aに対して
傾斜するように取り付けている。このリンク32の先端
側に取り付けた横パイプ33中央に、前記直動駆動機構
31における起動軸31aを接続する起動軸受け34を
突設している。さらに、前記背枠フレーム30における
縦枠30aの基端部側にローラ35このローラ35を、
ボトム21下のメインフレーム(図示省略)に取り付け
たガイド部材36の案内路36aに沿って移動可能に装
着している。この場合の案内路36aは、前例の案内路
4a、24aに比較して大なる曲率半径を有し、また、
直動駆動機構31における起動軸31aのストロークを
282mmとするように限定した長さに設定している。
そして、かかる案内路36aは、ベッド20頭寄りの端
部をボトム21直下に近接させるように配置されてい
る。さらに前記直動駆動機構31は、モータを内蔵する
モータケーシング31bを、背ボトム21aの先端より
位置に設置して、起動軸31aを伸長することでリンク
32の起動軸受け34を介して、背枠フレーム30を押
し上げ、背ボトム21aを傾斜させるようにしている。
また、かかる直動駆動機構31は、モータケーシング3
1bを、腰ボトム21b直下のメインフレームに設置す
るようにしてもよい。この場合は、前記起動軸31aを
あらかじめ伸長した状態で、リンク32の起動軸受け3
4に取り付け、起動軸31aを退動させることで、リン
ク32の起動軸受け34を介して、背枠フレーム30を
引き上げ、背ボトム21aを傾斜させることとなる。
【0014】以上のように、本発明にかかるベッドにお
ける背上げ機構について、種々、実施の態様を示し、説
明したが、いずれにしても、背上げの際に、背ボトムを
支える背枠フレームを、ベッド頭側に、引き込むように
変位させると共に、背ボトムを傾斜させるように動作さ
せることができるので、患者を、背ボトムを介して圧迫
するのを抑えることができる。また、この際、ガイド部
材の案内路の形状、曲率半径を変えることで、自在に駆
動機構の動作ストローク、背ボトムの軌跡を設定するこ
とができ、背ボトムを支える背枠フレームを、ベッド頭
側に、引き込むように変位させると共に、背ボトムを傾
斜させるように動作させることができる。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、簡単な構造で、背上げ
の際に、背ボトムがベッド頭側に離れるように変位し、
患者に対する圧迫を軽減することができ、快適性が確保
される。また、その際、背ボトムを支える背枠フレーム
をガイド部材の案内路の形状、曲率半径を変えること
で、駆動機構の動作ストローク、背ボトムの軌跡を自在
に設定することができ、背ボトムを支える背枠フレーム
を、ベッド頭側に、引き込むように変位させると共に、
背ボトムを傾斜させるように動作させることができるの
で、理想的な背上げに近づけることができる。さらに、
現行のリンクを組み合わせた背上げ機構に比較して、構
造を単純化することができ、部品点数も少なく、製造コ
ストを抑制することができる。
【0016】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるベッドにおける背上げ機構の一
実施例と、その背上げ機構による背ボトムの軌跡を示し
た、模式的な側面説明図である。
【図2】図1に示すベッドにおける背ボトムを支える背
枠フレームの一例を示した、模式的な斜視説明図であ
る。
【図3】図1に示すベッドにおける背ボトムを支える背
枠フレームの別例を示した、模式的な斜視説明図であ
る。
【図4】本発明にかかるベッドにおける背上げ機構の別
例と、その背上げ機構による背ボトムの軌跡を示した、
模式的な側面説明図である。
【図5】本発明にかかるベッドにおける背上げ機構のも
う一つの別例と、その背上げ機構による背ボトムの軌跡
を示した、模式的な側面説明図である。
【図6】図5に示すベッドにおける背ボトムを支える背
枠フレームの一例を示した、模式的な斜視説明図であ
る。
【符号の説明】
1 ベッド 2 背上げ機構 3 背ボトム 4 ガイド部材 4a 案内路 5 背枠フレーム 5a 縦枠 6 取付け穴 7 腰ボトム 8 ローラ 9、10、14、15 横パイプ 11、16 起動軸受け 12 背枠フレーム 12a 縦枠 13 ローラ 20 ベッド 21 ボトム 21a 背ボトム 21b 腰ボトム 21c 膝ボトム 21d 足ボトム 22、23 湾曲ボトム 24 ガイド部材 24a 案内路 25 背枠フレーム 25a 縦枠 26 ローラ 30 背枠フレーム 30a 縦枠 31 直動駆動機構 31a 起動軸 32 リンク 33 横パイプ 34 起動軸受け 35 ローラ 36 ガイド部材 36a 案内路
【手続補正書】
【提出日】平成11年1月11日(1999.1.1
1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【課題を解決するための手段】前記した課題を解決する
ために、本発明は、ベッドにおける背に対応する背ボト
ムを、ボトム下方に設けたガイド部材の案内路に、末端
側を案内路に沿って移動可能に装着した背枠フレームに
支持すると共に、この背枠フレームに駆動機構を連結
し、前記案内路を、ベッド下方に向かって凸状の、所定
の曲率を有する曲線状に構成し、前記駆動機構を起動し
て、背枠フレームを、ガイド部材における案内路に沿っ
て末端側を移動させることで、背ボトムを、ベッド頭側
に変位させると共に、傾斜変位させるようにした。また
本発明は、ベッドにおける腰に対応する腰ボトムに対し
て起伏可能に設けた背に対応する背ボトムを、ボトム下
方に設けたガイド部材の案内路に、末端側を案内路に沿
って移動可能に装着した背枠フレームに支持すると共
に、この背枠フレームに駆動機構を連結し、前記案内路
は、曲率中心を背ボトムから腰ボトムにかけてのマット
レス上近傍を想定した曲率半径を有し、前記駆動機構を
起動して、背枠フレームを、ガイド部材における案内路
に沿って末端側を移動させることで、背ボトムを、前記
背ボトムから腰ボトムにかけてのマットレス上近傍の案
内路の曲率中心を回動中心として傾斜変位させるように
した。また本発明は、ベッドにおける背に対応する背ボ
トムを、腰に対応する腰ボトムに対して、ベッド下方を
凸状に所定の曲率で湾曲する構成の湾曲ボトムを介して
傾斜可能に連結すると共に、前記背ボトムを、ボトム下
方に設けたガイド部材の案内路に、末端側を案内路に沿
って移動可能に装着した背枠フレームに支持すると共
に、この背枠フレームに駆動機構を連結し、前記案内路
は、曲率中心を背ボトムから腰ボトムにかけての湾曲ボ
トムのマットレス上近傍を想定した曲率半径を有し、前
記駆動機構を起動して、背枠フレームを、ガイド部材に
おける案内路に沿って末端側を移動させることで、背ボ
トムを、前記背ボトムから腰ボトムにかけての湾曲ボト
ム上のマットレス上近傍の案内路の曲率中心を回動中心
として傾斜変位させるようにした。さらに前述の構成に
おいて、前記駆動機構は、軸方向に進退動作する起動軸
を有し、この駆動機構の起動軸を退動作動させること
で、背枠フレームの基端側を、案内路に沿って移動させ
て、背ボトムを傾斜調節を行うように、駆動機構を配置
した。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベッドにおける背に対応する背ボトム
    を、ボトム下方に設けたガイド部材の案内路に、末端側
    を案内路に沿って移動可能に装着した背枠フレームに支
    持すると共に、この背枠フレームに駆動機構を連結し、
    前記案内路を、ボトム下方に向かって凸状の、所定の曲
    率を有する曲線状に構成し、前記駆動機構を起動して、
    背枠フレームを、ガイド部材における案内路に沿って末
    端側を移動させることで、背ボトムを、ベッド頭側に変
    位させると共に、傾斜変位させるようにしたことを特徴
    とするベッドにおける背上げ機構。
  2. 【請求項2】 ベッドにおける腰に対応する腰ボトム
    に対して起伏可能に設けた背に対応する背ボトムを、ボ
    トム下方に設けたガイド部材の案内路に、末端側を案内
    路に沿って移動可能に装着した背枠フレームに支持する
    と共に、この背枠フレームに駆動機構を連結し、前記案
    内路は、曲率中心を背ボトムから腰ボトムにかけてのマ
    ットレス上近傍を想定した曲率半径を有し、前記駆動機
    構を起動して、背枠フレームを、ガイド部材における案
    内路に沿って末端側を移動させることで、背ボトムを、
    前記背ボトムから腰ボトムにかけてのマットレス上近傍
    の案内路の曲率中心を回動中心として傾斜変位させるよ
    うにしたことを特徴とするベッドにおける背上げ機構。
  3. 【請求項3】 ベッドにおける背に対応する背ボトム
    を、腰に対応する腰ボトムに対して、ベッド下方を凸状
    に所定の曲率で湾曲する構成の湾曲ボトムを介して傾斜
    可能に連結すると共に、前記背ボトムを、ボトム下方に
    設けたガイド部材の案内路に、末端側を案内路に沿って
    移動可能に装着した背枠フレームに支持すると共に、こ
    の背枠フレームに駆動機構を連結し、前記案内路は、曲
    率中心を背ボトムから腰ボトムにかけての湾曲ボトムの
    マットレス上近傍を想定した曲率半径を有し、前記駆動
    機構を起動して、背枠フレームを、ガイド部材における
    案内路に沿って末端側を移動させることで、背ボトム
    を、前記背ボトムから腰ボトムにかけての湾曲ボトム上
    のマットレス上近傍の案内路の曲率中心を回動中心とし
    て傾斜変位させるようにしたことを特徴とするベッドに
    おける背上げ機構。
  4. 【請求項4】 前記駆動機構は、軸方向に進退動作す
    る起動軸を有し、この駆動機構の起動軸を退動作動させ
    ることで、背枠フレームの基端側を、案内路に沿って移
    動させて、背ボトムを傾斜調節を行うように、駆動機構
    を配置したことを特徴とする請求項1ないし3記載のう
    ち、いずれか1記載のベッドにおける背上げ機構。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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