JP2018102679A - 電動式リクライニングベッド - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来の電動ベッドの構造には、ベッドフレームとリクライニングフレームとが固定ロッドにより結続されているため、リクライニングフレームの動作に限界が有り、背ズレや圧迫等を生じるなどの問題が生じていた。【解決手段】 一対の第1誘導路10と一対の第2誘導路13の二つの誘導路に、胴側フレーム5に板状部材7を経て配された二つの回動部(16,17)がそれぞれ嵌合し、胴側フレーム5が二つの予め定めた設定点20及び21を中心に段階的に回転移動する仕組みに着目したことにより、背ズレ、圧迫、違和感等を完全に解消し、快適なベッドライフの提供を目的とすることを特徴とする電動式リクライニングベッド。【選択図】図5

Description

本考案は、電動式リクライニングベッドに関するものである。
従来例、電動ベッドのリクライニング連動装置(実用新案登録第3165061号参照)を図9及び図10に示す。図9及び図10に示すようにベッドフレームの駆動装置伸縮ロッドが収縮したとき、リクライニングフレームは、ベッドフレーム中の固定ロッド支持ブロック上方に当接され、駆動装置の上方に位置する。
このとき、リクライニングフレーム中の湾曲アームの固定ピンは、ベッドフレーム中の固定ロッドのスライド溝後端に位置する。駆動装置の伸縮ロッドが伸長するとき、伸縮ロッドは、リクライニングフレームの被押圧部を押圧する。このとき、リクライニングフレームの後段は、接続ロッド140によって引っ張られるため、上方に移動する。これと同時に、湾曲アーム中の固定ピンのローラがベッドフレーム中の固定ロッドのスライド溝を第2枢着孔の方向にスライドする。
上述の動作により、リクライニングフレームは、上方に傾斜する上、上方に傾斜するとき、固定ピンのローラがベッドフレーム中の固定ロッドのスライド溝をスライドする距離と同じ距離で上方に移動しながら傾斜する。
これにより、ユーザの腹部が圧迫されるのを防止することができ、リクライニングフレームの傾斜角度を調整するときの快適性を高めることができる。さらに、固定ピンには、ローラが組み合わされているため、スムーズにスライドするものである。
この電動ベッドのリクライニング連動構造は、ユーザの腹部が圧迫されたり、ユーザの背部の衣服がマットレスに圧迫されたりするのを防ぐことができる上、リクライニングフレームの傾斜角度を調整するときの快適性を高めることができるものであった。
実用新案登録第3165061号
しかし、上述の従来の電動ベッドの構造には、以下に示す欠点が存在する。リクライニングフレームは, 接続ロッド140は支点140aでベッドフレーム中の固定ロッドに結続されているため、リクライニングフレームの傾斜角度を調整するとき、リクライニングフレームの背面の動作が揺動し、ユーザに多少の背ズレや圧迫、背部の違和感が生ずる問題がある。同時に、ユーザ(患者、高齢者、被介護者等)がベッド上で仰臥位、座位の繰り返しをしているうちに足方向への体位ズレが生じ、それを復帰させるための介護者、家族への重い労役を課していた。
本発明は、従来、電動式リクライニングベッドで、ユーザ(患者、高齢者・被介護者)のベッド上での起き上がり時に発生していた多少の背ズレや圧迫、背部の違和感と、ベッド上で仰臥位、座位の繰り返しをしているうちに生じる足方向への体位ズレを復帰させるための介護者、家族への重い労役を解消することを目的とするものである。
本発明は、足側とされる足側部および足側部に隣接して胴側とされる胴側部を有するメインフレームと、
足側部の上面に重ねて配置された足側フレームと、
胴側部の上面に重ねて配置された胴側フレームと、メインフレームの下方に位置するサブフレームと、駆動部と駆動部の駆動力を胴側フレームに伝える駆動力伝達手段と、駆動部を操作する駆動操作部を備えた電動式リクライニングベッドであって、
メインフレームは、長手方向と交差する幅方向の両端に一対のメイン長手部材を有し、サブフレームは、一対のメイン長手部材に沿う一対のサブ長手部材を有し、
胴側フレームは、足側フレームの側の端部の裏面に,裏面に沿って足側方向へ伸びた一対の第1伸長部と一対の第1伸長部に対して斜め下方向へ伸びた一対の第2伸長部とを有して一対のメイン長手部材に沿ってそれぞれ位置する一対の板状部材を有し、
一対のメイン長手部材は、上向きの凹状に湾曲し第1誘導始点から第1誘導終点までの経路を有する一対の第1誘導路をそれぞれ保持し、
一対のサブ長手部材は、上向きの凹状に湾曲し第2誘導始点から第1誘導終点より前方の第2誘導終点までの経路を有し第1誘導路より長くメイン長手部材まで伸びた一対の第2誘導路を保持し
一対の第1誘導始点及び一対の第2誘導始点は、長手方向で足側フレームの側に位置し、一対の第1誘導終点及び一対の第2誘導終点は長手方向で胴側フレームの側に位置し、
一対の第1伸長部はそれぞれ、一対の第1誘導路にそれぞれ嵌め込まれて回動する一対の第1回動部を支持し、一対の第2伸長部はそれぞれ、一対の第2誘導路にそれぞれ嵌め込まれて回動する一対の第2回動部を支持したことを特徴とするものである。
駆動部は、少なくとも一方の板状部材に配され、幅方向に配置された連結軸によって連結された一対の第2回動部を回転させて、第2誘導路に沿って移動させることを特徴とする。
従来の電動式リクライニングベッドでは、ユーザ(患者、高齢者、被介護者等)がベッド上で仰臥位から上半身が起き上がり座位に至るまでの過程において、リクライニングフレームの揺動により、背ズレや圧迫、背部の違和感が発生していた。本発明では、そのような背ズレや圧迫、背部の違和感も全く生じない快適なベッドライフを提供できる。
また従来、ベッド上で仰臥位と座位の繰り返しをしているうちに発生していた足方向への体位ズレが全く無くなり、復元のための介護者、家族への重い労役から開放される。
さらに、従来、ユーザが、ベッド上で仰臥位から上半身が起き上がり座位に至るまでの動作を繰り返している間に発生していた足方向への体位ズレを防止するための膝上げを目的にした、足側のフレームに設置された駆動装置(所謂3モーター)は設置の必要が無くなりコスト削減に寄与する。また、駆動部を一体化させ胴側フレームを自走させる仕組みであるため、極めてコンパクトになり部材の減量化につながる。
また本発明は、電動式リクライニングベッドの胴側フレームを、解き放たれた鳥のように自在に動かせる設計が出来る特徴があるため、医療機関や福祉施設の個別のニーズにも設計対応できる利点があり、オーダーメイドの電動式リクライニングベッドの製作が可能となる。
本発明の一実施形態による電動式リクライニングベッドの、構成を示す側面図である。 本発明の一実施形態による電動式リクライニングベッドの、胴側フレームの側面図である。 本発明の一実施形態による電動式リクライニングベッドの、A−Aによる幅方向の部分断面図である。 本発明の一実施形態による電動式リクライニングベッドの、胴側フレームと誘導路の側面の展開図である。 本発明の一実施形態による電動式リクライニングベッドの、駆動部の位置を示した側面図である。 本発明の一実施形態による電動式リクライニングベッドの、変形例の、胴側フレームに駆動部が配されたA−Aによる幅方向の部分断面図である。 本発明の一実施形態による電動式リクライニングベッドの、変形例の板状部材の側面図である。 本発明の一実施形態による電動式リクライニングベッドの、変形例の誘導路の部分斜視図である。 本発明の一実施形態による電動式リクライニングベッドの、変形例の誘導路の端面図である。 本発明の一実施形態による電動式リクライニングベッドの、変形例の駆動部と回転支持板が配された板状部材の側面図である。 本発明の一実施形態による電動式リクライニングベッドの、誘導路の変形例に対応する,板状部材に回転支持板が配された図9の矢視Aの側面図である。 従来のベッドで、リクライニングフレームの、課題点である一部が固定ピンにより結続されている様子を示す側面図である。
図1参照。本発明は、足側とされる足側部2および足側部2に隣接して胴側とされる胴側部3を有するメインフレーム1と、足側部2の上面に重ねて配置された足側フレーム4と、胴側部3の上面に重ねて配置された胴側フレーム5と,メインフレーム1の下方に位置する第2誘導路13を支持する役目をするサブフレーム6とを備えた電動式リクライニングベッドである。
図1参照。メインフレーム1は、枠形状を成し長手方向と交差する幅方向の両端に、一対のメイン長手部材1Pを有し、サブフレーム6は、一対のメイン長手部材1Pに沿う一対のサブ長手部材6Pを有している。
図2、図3参照。胴側フレーム5は、足側フレーム4の側の端部の裏面に,裏面に沿って足側方向へ伸びた一対の第1伸長部8と一対の第1伸長部8に対して斜め下方向へ伸びた一対の第2伸長部9とを有した一対の板状部材7を配し、一対の板状部材7は,幅方向で1対のメイン長手部材1Pの内側に配された一対の第1誘導路10の更に内側の位置に配されている。
図2参照。胴側フレーム5に配された1対の板状部材7は、一対の第1伸長部8と一対の第2伸長部9が形成されており、一対の第1伸長部8には、胴側フレーム5が回転する際に、足側フレーム4への接触を避けるための切り込み30がある。
図3参照。一対の第1伸長部8は、軸31により支持された一対の可動綸161が配され、一対の第2伸長部9の一対の第2回動部17は、貫通孔24を貫通した幅方向に配置された連結軸18の両端に結続された一対の第4歯車171が配されている。
図2参照。一対の板状部材7の形状と寸法について述べる。一対の第1伸長部8は、胴側フレーム5より足側に向け、概ね15センチ伸延した位置とし、一対の可動輪161を配し、一対の第2伸長部9は、一対の第1伸長部8より斜め下方で、一対の可動輪161の位置の垂線に対して20度以内の角度a
になるまで伸延させた位置とし、貫通孔24を貫通した幅方向に配置された連結軸18の両端に一対の第4歯車171を配する。
前項で述べた一対の可動輪161の位置の垂線に対して一対の第4歯車171の位置に対する角度は、胴側フレーム5の起上角度の設定との関係で決まる。また、一対の可動輪161と、一対の第4歯車171との縦方向の間隔は、ベッド床面の設定高と、付属器具の差込テーブルのキャスターの高さ(10センチ程度)との関係を考慮して概ね25センチ前後とするが、胴側フレーム5を支える強度を確保できればこの寸法に拘ることはない。
図1、図3参照。一対のメイン長手部材1Pの幅方向の内側には、C型の断面をして、上向きの凹状に湾曲し第1誘導始点11から第1誘導終点12までの経路を有する一対の第1誘導路10をそれぞれ保持している。
図4参照。一対のサブ長手部材6Pの幅方向の内側には、C型の断面をして、上向きの凹状に湾曲し第2誘導始点14から第1誘導終点12より前方の第2誘導終点15までの経路を有し第1誘導路10より長くメイン長手部材1Pまで伸びた一対の第2誘導路13の第2誘導始点14を保持している。
一対の第1誘導始点11及び一対の第2誘導始点14は、長手方向で足側フレーム4の側に位置し、一対の第1誘導終点12及び一対の第2誘導終点15は長手方向で胴側フレーム5の側に位置している。また、一対の第2誘導路13は内部に歯型帯23(図3参照)を配している。
図3参照。一対の第1伸長部8は、軸31により、それぞれ一対の第1誘導路10に嵌め込まれて回動する一対の可動綸161をそれぞれ支持し、一対の第2伸長部9は、貫通孔24を貫通した連結軸18により、それぞれ一対の第2誘導路13に嵌め込まれて回動する一対の第4歯車171をそれぞれ支持している。
図5参照。駆動部19の筒状本体191は、棒状可動部192が筒状内部を突出、入筒する伸縮機能を備え、駆動部19の基端支持部材1911は、一対のサブ長手部材6Pの胴側の中央部の位置で、基端支持部材1911を幅方向に貫通した支持軸29により支持されている。
図5参照。駆動部筒状本体191の棒状可動部192は、先端系合部材1921により胴側フレーム5の裏面の幅方向の中央部に設けられた系合部材51の系合部511に系合され、
駆動部19の駆動力は、駆動部筒状本体191に系統して備えられた駆動操作部193の操作により、駆動部筒状本体191から棒状可動部192を突出させ、先端系合部材1921から胴側フレーム5の裏面に配された系合部511に伝達される。
以上により、胴側フレーム5を、水平状態から角度を上げて行き、胴側フレーム5の側に配された一対の可動綸161は、嵌合した一対の第1誘導路10の第1誘導始点11から第1誘導終点12の方向に回転移動し、一対の第4歯車171は、嵌合された一対の第2誘導路13の第2誘導始点14から第2誘導終点15の方向に同時に回転移動し、起上角度(座位)まで回転させ、(図4参照)ユーザに背ズレや圧迫、背部の違和感等が全く生ずることなく、回転移動させる機能を有する電動式リクライニングベッド。
本発明の真髄は、一対の可動綸161が一対の第1誘導路10を嵌合移動し、一対の第4歯車171が1対の第2誘導路13をそれぞれ嵌合移動する仕組みに有るが、胴側フレーム5を、背ズレ、圧迫、違和感等が全く発生すること無く動作させる、一対の第1誘導路10及び1対の第2誘導路13の誘導形状を導き出し確保するための手順を、次項より段階的に解説する。
以下、図1参照。先ず、予め定めた第1設定点20と、予め定めた第2設定点21を設定する。
予め定めた第1設定点20は、足側フレーム4と胴側フレーム5の境界より足側に概ね7センチ寄り、足側フレーム4とその上面に敷かれたマット28の上面の位置とする。
予め定めた第2設定点21は、予め定めた第1設定点20より胴側に概ね3センチ寄り、かつ、マット28の上面より概ね12センチ上方の位置とする。
以上は日本人男性の平均的な体格を根拠にしたもので、人体の腰部の骨格についてみる限りでは、寸法の差違は胴側フレーム5の最適な軌跡に対してそれほど大きく影響されないと思われるものの、条件設定によって若干の調整を加えればよい。
以下、図4参照。「0021」項で述べた形状と寸法を持った一対の板状部材7が配された胴側フレーム5を、「0032」「0033」項で述べた予め定めた第1設定点20と、予め定めた第2設定点21を中心にして順次段階的に回転させる。
先ず、胴側フレーム5を、予め定めた第1設定点20を中心に、水平状態から概ね40度の角度まで回転させた後、回転の中心点を予め定めた第2設定点21に移行して、起上角度(座位)である概ね70度の角度まで回転させる。尚、座位の起上角度はメーカーのそれぞれの想定に委ねる。
前項で述べた、胴側フレーム5の回転により、一対の第1回動部16と、一対の第2回動部17が描く軌道を確保する。
胴側フレーム5が水平状態5−0の時は、一対の第1回動部16は、一対の第1誘導路10の第1誘導始点11にあり、一対の第2回動部17は、一対の第2誘導路13の第2誘導始点14にある。
胴側フレーム5を、水平状態から回転の中心点を予め定めた第1設定点20を中心にして5−1まで回転させた時、一対の第1回動部16は、一対の第1誘導路10の10R1の位置にあり、一対の第2回動部17は、一対の第2誘導路13の13R1の位置にある。
胴側フレーム5を、引き続き5−2まで回転(回転点角度が概ね40度)させた時、一対の第1回動部16は、一対の第1誘導路10の10−Sの位置にあり、一対の第2回動部17は、一対の第2誘導路13の13−Sの位置にある。
この時点で、回転の中心点を予め定めた第2設定点21に移行して、胴側フレーム5を5−3まで回転させた時、一対の第1回動部16は、一対の第1誘導路10の10R2の位置に、一対の第2回動部17は、1対の第2誘導路13の13R2の位置にある。
胴側フレーム5を、起上角度(座位)の概ね70度5−4まで回転させた時、一対の第1回動部16は、一対の第1誘導路10の第1誘導終点12の位置となり、一対の第2回動部17は、一対の第2誘導路13の第2誘導終点15の位置となる。
尚、「0036」から「0042」により得たそれぞれの誘導曲線が、それぞれの一対の第1誘導路10と、一対の第2誘導路13として、それぞれの誘導始点を一対のメイン長手部材1Pおよび、一対のサブ長手部材6Pにそれぞれ配するが、それぞれの誘導終点がそれぞれ一対のメイン長手部材1Pに届かないときは、回転角度が起上角度(座位)の概ね70度に達した後も回転を継続させて誘導曲線を確保し、それぞれ一対のメイン長手部材1Pに届くまでの必要な誘導路の長さを確保する。
以下、図6、図7参照。請求項2の駆動部19の駆動力は、少なくとも一方の板状部材7に電動モーター22を配し、電動モーター22に系統して備えられた駆動操作部193の操作により電動モーター22の第1歯車25の回転力を、第2歯車26を経て、連結軸18の幅方向で駆動部19の下方に位置する第3歯車27に伝達される。
第3歯車27に伝達された回転力は、連結軸18によって連結された一対の第4歯車171を回転させ、嵌合された一対の第2誘導路13の第2誘導始点14から第2誘導終点15の方向に回転移動し、一対の可動綸161は、嵌合した一対の第1誘導路10の第1誘導始点11から第1誘導終点12の方向に連動して回転移動する。(図4参照。)
胴側フレーム5は、以上の操作により、水平状態から背ズレや圧迫、背部の違和感等が全く発生することなく起上角度(座位)まで回転移動させる機能を有する電動式リクライニングベッド。
図8、図8−1参照。変型例としての誘導路の形状であるが、一対の第1誘導路10は、T型の断面をし、一対の第2誘導路13は、T型の断面をして上向きの歯型帯23を備えている。また、T型の足に当たる先端部は、一対の第1回動部16及び、一対の第2回動部17が脱輪しないように、上下に笠状の突起を設けてある。
いずれも、誘導路の軌道形状は変わらない。
図9、図9−1参照。前項のT型の断面をした誘導路を選択した場合は、板状部材7の第1回動部には、軸31に嵌め込まれた可動綸161の他に、可動綸161との間に、補助輪35を配した回転支持板36が嵌め込まれ、第2回動部には、貫通孔と連結軸18に結続された第4歯車171との間に、補助輪35を配した回転支持板36を嵌め込む必要がある。この補助輪35を配した回転支持板36は、第1、第2回動部のそれぞれがT型の断面をした第1、第2誘導路のそれぞれに沿い移動する際、誘導路との角度の変化に対応して常に直角に接し、抵抗無くスムーズに移動させる効果がある。
以上述べたことを要約すると、第1誘導路10および第2誘導路13の誘導軌道曲線は、板状部材7の形状および寸法と、予め定めた第1設定点20および予め定めた第2設定点21の設定条件の違いによって様々に変化するものであり、逆にその変化が、メーカが求める効果に対応できる設計が可能となるもので、究極的には、ユーザの個別の要望にも対応できるものである。
尚、本発明を最も効果的に活用するためには、マット28の中央部、特に、人体の腰部に当たる部分(足側フレームと胴側フレームの境界部分)に、伸縮性を持たせた素材を導入することが必要である。
図10参照。この図は、ユーザが、ベッド上で仰臥位から上半身が起き上がり座位に至るまでの動作の過程で、ユーザに、背ズレ、圧迫、違和感等が発生していた従来の電動式リクライニングベッドの構造を示す図である。
メインフレーム 1
足側部 2
胴側部 3
足側フレーム 4
胴側フレーム 5
サブフレーム 6
メイン長手部材 1P
サブ長手部材 6P
板状部材 7
第1伸長部 8
第2伸長部 9
第1誘導路 10
第1誘導始点 11
第1誘導点 12
第2誘導路 13
第2誘導始点 14
第2誘導点 15
第1回動部 16
可動輪 161
第2回動部 17
第4歯車 171
連結軸 18
駆動部 19
予め定めた第1設定点 20
予め定めた第2設定点 21
電動モーター 22
歯型帯 23
貫通孔 24
第1歯車 25
第2歯車 26
第3歯車 27
マット 28
支持軸 29
切り込み 30
軸 31
駆動力伝達手段 32
T型の断面をした第1誘導路 33
T型の断面をした第2誘導路 34
補助輪 35
回転支持板 36
系合部材 51
駆動装置 119
駆動部筒状本体 191
棒状可動部 192
駆動操作部 193
接続ロッド 140
固定ピン 140a

Claims (2)

  1. 足側とされる足側部および前記足側部に隣接して胴側とされる胴側部を有するメイフレームと、
    前記足側部の上面に重ねて配置された足側フレームと、
    前記胴側部の上面に重ねて配置された胴側フレームと、
    前記メインフレームの下方に位置するサブフレームと、
    駆動部と、
    前記駆動部の駆動力を前記胴側フレームに伝える駆動力伝達手段と、
    前記駆動部を操作する駆動操作部とを備えた電動式リクライニングベッドであって、
    前記メインフレームは、長手方向と交差する幅方向の両端に一対のメイン長手部材を有し、前記サブフレームは、一対の前記メイン長手部材に沿う一対のサブ長手部材を有し、
    前記胴側フレームは、前記足側フレームの側の端部の裏面に,前記裏面に沿って足側方向へ伸びた一対の第1伸長部と一対の前記第1伸長部に対して斜め下方向へ伸びた一対の第2伸長部とを有して一対の前記メイン長手部材に沿ってそれぞれ位置する一対の板状部材を有し、
    一対の前記メイン長手部材は、上向きの凹状に湾曲し第1誘導始点から第1誘導終点までの経路を有する一対の第1誘導路をそれぞれ保持し、
    一対の前記サブ長手部材は、上向きの凹状に湾曲し第2誘導始点から前記第1誘導終点より前方の第2誘導終点までの経路を有し前記第1誘導路より長く前記メイン長手部材まで伸びた一対の第2誘導路を保持し
    一対の前記第1誘導始点及び一対の前記第2誘導始点は、前記長手方向で前記足側フレームの側に位置し、一対の前記第1誘導終点及び一対の前記第2誘導終点は前記長手方向で前記胴側フレームの側に位置し、
    一対の前記第1伸長部はそれぞれ、一対の前記第1誘導路にそれぞれ嵌め込まれて回動する一対の第1回動部を支持し、一対の前記第2伸長部はそれぞれ、一対の前記第2誘導路にそれぞれ嵌め込まれて回動する一対の第2回動部を支持したことを特徴とする電動式リクライニングベッド。
  2. 前記駆動部は、少なくとも一方の前記板状部材に配され、前記幅方向に配置された連結軸によって連結された一対の前記第2回動部を回転させて、前記第2誘導路に沿って移動させることを特徴とする請求項1に記載の電動式リクライニングベッド。
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