JP2000136219A - 化学増幅型レジスト用感光性ポリマ―とこれを含む化学増幅型レジスト化合物 - Google Patents
化学増幅型レジスト用感光性ポリマ―とこれを含む化学増幅型レジスト化合物Info
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Abstract
く、レジストのコントラストに優れた化学増幅型感光性
ポリマー及びレジスト組成物を提供する。 【解決手段】 式: 【化1】 (式中、R1、R3及びR5は各々-H及び-CH3よりなる
群から選択され、R2はt-ブチル、テトラヒドロピラニ
ル及び1-アルコキシエチル基よりなる群から選択さ
れ、R4は-H、-CH3、t-ブチル、テトラヒドロピラ
ニル及び1-アルコキシエチル基よりなる群から選択さ
れ、xは1〜4の整数で、l/(l+m+n)は0.1
〜0.5で、m/(l+m+n)は0.01〜0.5
で、(l+m)/(l+m+n)は0.1〜0.7であ
る。)で示される化学増幅型レジスト用いるポリマー、
およびこれを含む化学増幅型レジスト組成物である。
Description
ト用感光性ポリマーとこれを含む化学増幅型レジスト組
成物に係り、特にリソグラフィー工程時の高解像度のパ
ターンが形成できる化学増幅型レジスト用感光性ポリマ
ーとこれを含む化学増幅型レジスト組成物に関する。
てより微細なパターンが形成できるレジストが必要であ
る。従って、既存のg-ライン(436nm)及びi-ラ
イン(365nm)より短波長の遠紫外線(248n
m)のエキシマレーザー光(KrF)を用いる必要があ
って、これに従って化学増幅型レジストが導入された。
加水分解が起きるt-BOC(t−ブトキシカルボニ
ル)基を有するベース樹脂よりなる化学増幅型レジスト
を使用した。しかし、このようなベース樹脂は分解温度
がそのガラス転移温度より低い。従って、リソグラフィ
ー工程時パターンのT-トッププロファイルが引き起こ
されるなど、環境汚染による影響をかなり受けるという
問題点があった。
従来の問題点を解決するために、酸触媒下で効果的に加
水分解することにより増加した極性変化を示しうる化学
増幅型レジスト用感光性ポリマーを提供することであ
る。
が著しく高解像度のパターンを形成するのに有利で、熱
的特性にも優れた化学増幅型レジスト組成物を提供する
ことである。
めに本発明は、レジスト組成物を構成するポリマーの側
鎖にジアルキルマロネートを導入することにより、酸触
媒による分解性が向上し、レジスト組成物の溶解度差を
大きくしうることを見出し本発明を完成させた。
CH3よりなる群から選択され、R2はt-ブチル、テト
ラヒドロピラニル及び1-アルコキシエチル基よりなる
群から選択され、R4は-H、-CH3、t-ブチル、テト
ラヒドロピラニル及び1-アルコキシエチル基よりなる
群から選択され、xは1〜4の整数で、l/(l+m+
n)は0.1〜0.5で、m/(l+m+n)は0.0
1〜0.5で、(l+m)/(l+m+n)は0.1〜
0.7である。)で示される化学増幅型レジスト用感光
性ポリマーにより達成される。
00の質量平均分子量を有する前記ポリマーである。
Hで、R2はt-ブチル基で、R4は-Hである前記ポリマ
ーである。
Hで、R2及びR4は各々t-ブチル基である前記ポリマ
ーである。
Hで、R2及びR4は各々1-エトキシエチル基である前
記ポリマーである。
増幅型レジスト用ポリマー、及び前記ポリマーの質量を
基準として1〜15質量%の光酸発生剤を含むレジスト
組成物により達成される。
リルスルホニウム塩、ジアリルヨードニウム塩、及びス
ルホン酸塩よりなる群から選択される何れか一つまたは
二つ以上の混合物である前記レジスト組成物である。
ェニルスルホニウムトリフレートもしくはN-ヒドロキ
シスクシンイミドトリフレート、またはそれらの混合物
である前記レジスト組成物である。
記レジスト組成物である。
記ポリマーの質量を基準として0.01〜2.0質量%
である前記レジスト組成物である。
ルアミン、トリイソブチルアミン、ジエタノールアミ
ン、及びトリエタノールアミンよりなる群から選択され
る何れか一つまたは二つ以上の混合物である前記レジス
ト組成物である。
基であるCOOR2の作用により、露光前後の現像液に
対する溶解度差が非常に大きく、レジストのコントラス
トに非常に優れ、分解温度が高くて熱的特性に優れる。
下の式を参照して詳細に説明する。
及び-CH3が好ましく、R2はt-ブチル、テトラヒドロ
ピラニルまたは1-アルコキシエチル基、R4は-H、-C
H3、t-ブチル、テトラヒドロピラニルまたは1-アル
コキシエチル基が好ましく、その理由は酸条件下で分解
が容易なためである。
n)は0.1〜0.5で、m/(l+m+n)は0.0
1〜0.5で、(l+m)/(l+m+n)は0.1〜
0.7であることが好ましく、上記の範囲内にポリマー
が構成されない場合、樹脂の接着性及び溶解度特性が劣
化し、好ましくない。
0,000の質量平均分子量を有することが望ましい。
前記質量平均分子量が5,000未満の場合、ガラス転
移点(Tg)が下がり溶解度特性が劣化し、一方で10
0,000を超過する場合、樹脂の接着特性及び溶解度
特性が劣化し、いずれも好ましくない。
リマーと共に、感光性分として光酸発生剤を含有する。
KrFレジストにおける光酸発生剤は、オニウム塩系P
AGと同じ性質を持つ化合物が望ましく、これらは高感
度用であるためである。具体的にはトリアリールスルホ
ニウム塩、ジアリールヨードニウム塩、スルホン酸塩、
及びN-ヒドロキシスクシンイミド塩よりなる群から選
択される何れか一つまたは二以上の混合物であることが
望ましく、具体的にはトリフェニルスルホニウムトリフ
レート、トリフェニルスルホニウムアンチモ酸塩、ジフ
ェニルヨードニウムトリフレート、ジフェニルヨードニ
ウムアンチモ酸塩、メトキシジフェニルヨードニウムト
リフレート、ジ-t-ブチルジフェニルヨードニウムトリ
フレート、2、6-ジニトロベンジルスルホン酸塩、及
びピロガロールトリス(アルキルスルホン酸塩)等が望
ましい。
酸発生剤の含有量は、前記ポリマーの質量を基準として
1〜15質量%であることが望ましい。前記含有量が1
%未満の場合、感度が低下し、解像度が不良であり、一
方で15%を超過する場合、透過度特性及び溶解度特性
が劣化し、ありいずれも好ましくない。
含有することも可能である。有機塩基の添加により露光
後に起こる酸の拡散や活性を抑制することができ、レジ
ストパターンの寸法変動を防止する効果があるためであ
る。このような有機塩基は、具体的にトリエチルアミ
ン、トリイソブチルアミン、ジエタノールアミン、およ
びトリエタノールアミンよりなる群から選択される何れ
か一つまたは二以上の混合物であることが望ましい。
塩基の含有量は、前記ポリマーの質量を基準として0.
01〜2.0質量%であることが望ましい。前記含有量
が0.01%未満の場合、フォトレジストが環境に敏感
になり、例えばT−トッププロファイル減少が発生し、
一方で2.0%を超過する場合、感度が低下し、解像度
が劣化し、いずれも好ましくない。
びレジスト組成物の製造方法を説明する。
ロフランなど)に、ジアルキルマロネートをゆっくり滴
下し常温で1時間反応させた後、置換化合物を0℃でゆ
っくり滴下し常温で12時間反応させる。その後過剰の
溶媒を揮発させ、残留物を酸で中和しジエチルエーテル
を用いて抽出する。その結果物を硫酸マグネシウムで乾
燥し、減圧蒸留して生成物を回収する。
ルキルマロネート誘導体、アセトキシスチレン誘導体な
どの、目的のポリマーを構成するモノマーのそれぞれ適
切な量を共にトルエンに溶解させ、窒素でパージし、7
0℃で24時間重合させる。結果物の10倍程度のn−
ヘキサンで結果物を沈殿させ、沈殿物を50℃の真空オ
ーブン内で24時間乾燥し生成物を回収する。
ル基を加水分解するために、前記生成物を水酸化アンモ
ニウムとメタノールの混合溶液で4時間環流状態で反応
させ、過量の水にゆっくり沈殿させ、酸で中和する。生
じた沈殿をガラスフィルター等でろ過し、残留物を溶媒
(例えばTHFなど)に再溶解し、適量のn−ヘキサン
で再沈殿する。沈殿物を50℃の真空オーブン内で24
時間乾燥し生成物を回収して目的のポリマーを得る。ま
た、本発明による他のポリマーもこれと類似した方法を
用いて製造される。
いた写真蝕刻方法 上記の方法で製造したポリマーを任意の光酸発生剤と共
にプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート
(PGMEA)に完全に溶解させる。生じた溶液を適切
なサイズのメンブレンフィルターでろ過しレジスト組成
物を得る。
に使用されうる。特に、露光源としてKrFエキシマレ
ーザーを使用して0.40μm以下のデザインルールで
微細パターンを形成する。
S)で処理したシリコンウェーハ上に、前記フォトレジ
スト組成物を塗布して所定厚さのフォトレジスト膜を形
成する。本発明に係るフォトレジスト組成物を構成する
感光性重合体には水酸基が結合されているために接着力
が良好である。従って、フォトレジスト膜を塗布しやす
く、後続工程を経て完成されたフォトレジストパターン
のリフティングも発生しない。
としてKrFエキシマレーザーを使用して所定のパター
ンが形成されたマスクを用いてフォトレジスト膜を露光
させる。露光によりフォトレジスト膜内の光酸発生剤か
ら酸が発生し、その酸が触媒作用をして感光性重合体を
加水分解して多量のカルボキシ基を形成する。これによ
り露光部のフォトレジスト膜と非露光部のフォトレジス
ト膜との間に著しい極性の差が生じるることで、コント
ラストが著しく増加する。
露光後焼成する。これは露光部内において酸触媒による
加水分解反応をさらに活性化させ、感光性重合体の溶解
抑制基(-COOR2)をカルボキシ基で加水分解させて
コントラストを増加させるために実施する。
を実施してフォトレジストパターンを完成する。この
際、用いられる現像液は通常の工程に用いられる濃度の
現像液、例えば2.38質量%のTMAHを使用する。
フォトレジストパターンを形成した後、パタニングしよ
うとする膜を蝕刻して所望のパターンを形成する。
ましい実施例に対して詳細に説明する。ただし本発明は
下記実施例に限定されず、本発明の技術思想の範囲内で
当分野で通常の知識を有する者によっていろいろ変形で
きる。
A)の合成
ol)をテトラヒドロフラン(THF)(250ml)
に溶かした後、ここにジ-t-ブチルマロネート(25
g、0.11mol)をゆっくり滴下して常温で1時間
反応させた。その後、得られた溶液に2-ブロモエチル
アクリレート(18g、0.1mol)を0℃でゆっく
り滴下して常温で12時間反応させた。反応が終わった
後、過剰のTHFを蒸発させ、残留物を過量の水に滴下
した。その後、HClを用いて中和させ、ジエチルエー
テルを用いて抽出した。得られた抽出物を硫酸マグネシ
ウムを用いて乾燥させた後、減圧蒸留を用いて生成物を
回収した(収率60%)。
g、20mmol)とアクリル酸(AA)(0.72
g、10mmol)を0.4gのアゾビスイソブチロニ
トリル(AIBN)と共に無水THF(40ml)に溶
かした後、窒素で1時間パージし、70℃で24時間重
合させた。重合が終わった後、得られた生成物を過量の
n-ヘキサン(10倍)で沈殿させた後、沈殿物をガラ
ス充填剤を用いてろ過した。得られたろ過物をTHFに
再び溶かし、n-ヘキサンで再沈殿させた。沈殿物をろ
過した後、50℃に維持される真空オーブン内で24時
間乾燥させて生成物を回収した(収率70%)。この
際、得られた生成物の質量平均分子量は13,500
で、多分散度は2.2であった。
g、9mmol)とアセトキシスチレン(AST)
(4.5g、27mmol)を0.35gのアゾビスイ
ソブチロニトリル(AIBN)と共にトルエン(35m
l)に溶かした後、窒素で1時間パージし、70℃で2
4時間重合させた。重合が終わった後、得られた生成物
を過量のn-ヘキサン(10倍)で沈殿させた後、沈殿
物を50℃に維持した真空オーブン内で24時間乾燥さ
せて生成物を回収した(収率70%)。この際、得られ
た生成物の質量平均分子量は12,500で、多分散度
は1.87であった。
o-AST)(10g)を水酸化アンモニウム(28%
NH4OH溶液、10ml)とメタノール(50ml)
の混合溶液で4時間還流状態で反応させた後、得られた
結果物を過量の水にゆっくり沈殿させ、HClを用いて
中和させた。沈殿物をガラス充填剤を用いてろ過した
後、得られたろ過物をTHFに再び溶かし、過量のn-
ヘキサンで再沈殿させた。沈殿物を50℃に維持した真
空オーブン内で24時間乾燥させて生成物を回収した
(収率90%)。この際、得られた生成物の質量平均分
子量は11,300で、多分散度は1.86であった。
l)とt-ブチルアクリレート(BA)(2.6g、2
0mmol)をアセトキシスチレン(AST)(10
g、60mmol)と共にトルエン(80ml)に溶か
した後、ここに0.66gのAIBNを入れて1時間窒
素でパージし、70℃で24時間重合させた。重合が終
わった後、得られた結果物を過量のn-ヘキサン(10
倍)に沈殿させて、沈殿物を50℃に維持される真空オ
ーブン内で24時間乾燥させて生成物を回収した(収率
70%)。この際、得られた生成物の質量平均分子量は
13,100で、多分散度は1.92であった。
4の方法と同じ方法でアセチル基を加水分解させてター
ポリマーを製造した(収率91%)。この際、得られた
生成物の質量平均分子量は12,200で、多分散度は
1.95であった。
タクリレート(BMA)(1.4g、10mmol)及
びアセトキシスチレンAST(10g、60mmol)
に対して実施例2及び実施例3の方法と同じ方法で進行
してターポリマーを製造した。この際、得られた生成物
の質量平均分子量は12,700、多分散度は1.8
6、透過率(%/μm)は73%であった。
(m+n)は0.25、質量平均分子量は11,50
0)(1.0g)と光酸発生剤のトリフェニルスルホニ
ウムトリフレート(0.03g)とをプロピレングリコ
ールモノメチルエーテルアセテート(PGMEA)
(6.0g)に完全に溶解した。その後、得られた溶液
を0.2μmメンブランフィルターを用いてろ過してレ
ジスト組成物を得た。
ルジシラザン(HMDS)で処理したシリコンウェーハ
上に約0.5μmの厚さでコーティングした。レジスト
組成物がコーティングされた前記ウェーハを130℃の
温度で90秒間ソフトベーキングし、開口数(NA)が
0.45のKrFエクサイマーレーザーを用いて露光し
た後、140℃の温度で90秒間露光後焼成(PEB)
を実施した。
モニウムヒドロキシド(TMAH)溶液を用いて60秒
間現像した。その結果、露光ドーズ量を約18mJ/c
m2とした時、鮮明な0.30μmラインアンドスペー
スパターンが得られることを確認した。
(m/(m+n)は0.25、質量平均分子量は12,
500)(1.0g)と光酸発生剤のトリフェニルスル
ホニウムトリフレート(0.03g)をPGMEA
(6.0g)に溶解し、ここに有機塩基のトリエタノー
ルアミン(3mg)を添加して完全に溶解した。その
後、得られた溶液を0.2μmメンブランフィルターを
用いてろ過してレジスト組成物を得た。
ルジシラザン(HMDS)で処理したシリコンウェーハ
上に約0.5μmの厚さでコーティングした。レジスト
組成物がコーティングされた前記ウェーハを130℃の
温度で90秒間ソフトベーキングし、開口数(NA)が
0.45のKrFエクサイマーレーザーを用いて露光し
た後、140℃の温度で90秒間PEBを実施した。
モニウムヒドロキシド(TMAH)溶液を用いて60秒
間現像した。その結果、露光ドーズ量を約26mJ/c
m2とした時、鮮明な0.30μmラインアンドスペー
スパターンが得られることを確認した。
(l/(l+m+n)は0.2、m/(l+m+n)は
0.2、質量平均分子量は12、500)(1.0g)
と光酸発生剤のトリフェニルスルホニウムトリフレート
(0.03g)をPGMEA(6.0g)に溶解し、こ
こに有機塩基のトリエタノールアミン(3mg)を添加
して完全に溶解した。その後、得られた溶液を0.2μ
mメンブランフィルターを用いてろ過してレジスト組成
物を得た。
ルジシラザン(HMDS)で処理したシリコンウェーハ
上に約0.5μmの厚さでコーティングした。レジスト
組成物がコーティングされた前記ウェーハを130℃の
温度で90秒間ソフトベーキングし、開口数(NA)が
0.45のKrFエクサイマーレーザーを用いて露光し
た後、140℃の温度で90秒間PEBを実施した。
モニウムヒドロキシド(TMAH)溶液を用いて60秒
間現像した。その結果、露光ドーズ量を約30mJ/c
m2とした時、鮮明な0.40μmラインアンドスペー
スパターンが得られることを確認した。
(DBMPA:BMA:HSTは30:10:60、質
量平均分子量は12,700)(1.0g)と光酸発生
剤のトリフェニルスルホニウムトリフレート(0.03
g)をPGMEA(6.0g)に溶解し、ここに有機塩
基のトリエタノールアミン(3mg)を添加して完全に
溶解した。その後、得られた溶液を0.2μmメンブラ
ンフィルターを用いてろ過してレジスト組成物を得た。
ルジシラザンHMDSで処理したシリコンウェーハ上に
約0.5μmの厚さでコーティングした。レジスト組成
物がコーティングされた前記ウェーハを130℃の温度
で90秒間ソフトベーキングし、開口数(NA)が0.
45のKrFエクサイマーレーザーを用いて露光した
後、140℃の温度で90秒間PEBを実施した。
モニウムヒドロキシド(TMAH)溶液を用いて60秒
間現像した。その結果、露光ドーズ量を約33mJ/c
m2とした時、鮮明な0.40μmラインアンドスペー
スパターンが得られることを確認した。
ベース樹脂はその側鎖としてジアルキルマロネートを含
んでいるので、光酸発生剤存在下で光により発生された
酸によってマロン酸に加水分解されてポリマーの全体的
な溶解度を増加させる。従って、本発明に係るレジスト
組成物は、加水分解されると露光前後の現像液に対する
溶解度差が著しくてレジストのコントラストに非常に優
れ、分解温度が高くて熱的特性に優れる。
Claims (11)
- 【請求項1】 式: 【化1】 (式中、R1、R3及びR5は各々-Hまたは-CH3であ
り、R2はt-ブチル、テトラヒドロピラニル及び1-ア
ルコキシエチル基よりなる群から選択され、R4は-H、
-CH3、t-ブチル、テトラヒドロピラニル及び1-アル
コキシエチル基よりなる群から選択され、xは1〜4の
整数で、l/(l+m+n)は0.1〜0.5で、m/
(l+m+n)は0.01〜0.5で、(l+m)/
(l+m+n)は0.1〜0.7である。)で示される
化学増幅型レジスト用感光性ポリマー。 - 【請求項2】 5,000〜100,000の質量平均
分子量を有する請求項1に記載のポリマー。 - 【請求項3】 R1、R3及びR5は各々-Hで、R2はt-
ブチル基で、R4は-Hである請求項1または2に記載の
ポリマー。 - 【請求項4】 R1、R3及びR5は各々-Hで、R2及び
R4は各々t-ブチル基である請求項1または2に記載の
ポリマー。 - 【請求項5】 R1、R3及びR5は各々-Hで、R2及び
R4は各々1-エトキシエチル基である請求項1または2
に記載のポリマー。 - 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか一項に記載の化
学増幅型レジスト用感光性ポリマー、及び前記感光性ポ
リマーの質量を基準として1〜15質量%の光酸発生剤
を含む化学増幅型レジスト組成物。 - 【請求項7】 前記光酸発生剤はトリアリルスルホニウ
ム塩、ジアリルヨードニウム塩、スルホン酸塩、及びN
-ヒドロキシスクシンイミド塩よりなる群から選択され
る何れか一つまたは二つ以上の混合物である請求項6に
記載のレジスト組成物。 - 【請求項8】 前記光酸発生剤はトリフェニルスルホニ
ウムトリフレート、もしくはN-ヒドロキシスクシンイ
ミドトリフレートまたはこれらの混合物である請求項7
に記載のレジスト組成物。 - 【請求項9】 有機塩基をさらに含む請求項6〜8のい
ずれか一項に記載のレジスト組成物。 - 【請求項10】 前記有機塩基の含量が前記ポリマーの
質量を基準として0.01〜2.0質量%である請求項
9に記載のレジスト組成物。 - 【請求項11】 前記有機塩基はトリエチルアミン、ト
リイソブチルアミン、ジエタノールアミン、及びトリエ
タノールアミンよりなる群から選択される何れか一つま
たは二つ以上の混合物である請求項9または10に記載
のレジスト組成物。
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