JP2000130815A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

Info

Publication number
JP2000130815A
JP2000130815A JP10306850A JP30685098A JP2000130815A JP 2000130815 A JP2000130815 A JP 2000130815A JP 10306850 A JP10306850 A JP 10306850A JP 30685098 A JP30685098 A JP 30685098A JP 2000130815 A JP2000130815 A JP 2000130815A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
drain
body casing
main body
heat exchanger
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10306850A
Other languages
English (en)
Inventor
Masuo Taguchi
益男 田口
Hiromitsu Kachi
弘充 可知
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP10306850A priority Critical patent/JP2000130815A/ja
Publication of JP2000130815A publication Critical patent/JP2000130815A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本体ケーシング内部が負圧のため、ドレンが
本体ケーシング内部に溜まってしまうという課題。 【解決手段】 本体ケーシング2内に交差するよう形成
された室内側と室外側とを連通する排気風路5および給
気風路6と、これら排気風路5、給気風路6にそれぞれ
設けられた排気用送風機3、給気用送風機4と、排気風
路5と給気風路6との交差部設けられ、給気流と排気流
との間で熱交換する熱交換器1と、本体ケーシング2下
方に設けられ熱交換器1による熱交換時に発生するドレ
ン水を受けるドレン受皿11とを備え、本体ケーシング
2下部に外側へ突出したドレン排出部10を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は屋外からの給気と
室内からの多湿空気の排気とを熱交換器に導いて熱交換
させて換気する天井埋込型の空気調和機に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図21は実公平6−5443号公報に示
された従来の空気調和機を示す平面断面図、図22は同
横断面図である。図21、22において、本体ケーシン
グ50内には熱交換器51の一次通路の一部とする排気
通路52と、熱交換器51の二次通路を経路の一部とす
る給気通路53とが全経路にわたり独立状態に画成され
ている。熱交換器51の左右には排気送風機54と給気
送風機55が組込まれ、排気送風機54により排気通路
52に排気流が、給気送風機55により給気通路53に
給気流が形成される。
【0003】排気通路52は、本体ケーシング50の一
側に設けられた排気吸込口56を入口端とし、熱交換器
51の一次通路を経て排気送風機54から本体ケーシン
グ50の他側面に設けられた出口端となる排気吹出口5
7に至る一連の通路として形成されている。また、給気
通路53は、本体ケーシング50の一側に設けられた給
気吸込口58を入口端とし、熱交換器51の二次通路を
経て給気送風機55から本体ケーシング50他側面に設
けられた出口端となる給気吹出口に至る一連の通路とし
て形成されている。
【0004】この空調調和機は、外気を熱交換器51を
通じて室内へ供給し、室内空気を熱交換器51を通じて
室外へ排気することができ、給排気流間での連続的な熱
交換により室内の温度等の状態量を大きく変動させずに
給排気による換気を行なうことができる。また、室内の
空気を熱交換器51を迂回して排気するバイパス通路6
3があり、ダンパー61をダンパー駆動モータ60で開
閉することにより、排気通路52を切り換えることがで
きる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の空気調和機では
例えば室内側が室内プールや高湿度の保管室などの多湿
空間である場合、室内からの排気が多湿であるため、以
下のような問題点があった。 1.熱交換器から多量のドレン水が発生する。 2.送風機の位置等の構造的要因で本体ケーシング内部
は負圧となり、ドレン水は負圧の水頭分本体ケーシング
内部に溜まってしまう。結果的に腐食の問題が発生す
る。 3.多湿空気が通ることにより電気部品の絶縁劣化防止
が必要となる。 4.本体ケーシングを覆うドレン回収構造が必要とな
り、施工性がかなり悪くなる。
【0006】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、以下のような空気調和機を得る
ことを目的とする。 1.本体ケーシング内部に溜まったドレン水を外部へ抜
け易くする。 2.多湿空気による電気部品の絶縁劣化の防止と耐久性
の向上。 3.ドレン受皿の取付性、施工性の向上。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る空気調和
機は、本体ケーシング内に交差するよう形成された室内
側と室外側とを連通する給気風路および排気風路と、こ
れら給気風路および排気風路にそれぞれ設けられた給気
流又は排気流を形成する送風機と、前記給気風路と排気
風路との交差部設けられ、前記給気流と排気流との間で
熱交換する熱交換器と、本体ケーシング下方に設けられ
前記熱交換器による熱交換時に発生するドレン水を受け
るドレン受皿とを備え、前記本体ケーシング下部に外側
へ突出したドレン排出部を設けたものである。
【0008】また、本体ケーシング内に交差するよう形
成された室内側と室外側とを連通する給気風路および排
気風路と、これら給気風路および排気風路にそれぞれ設
けられた給気流又は排気流を形成する送風機と、前記給
気風路と排気風路との交差部設けられ、前記給気流と排
気流との間で熱交換する熱交換器と、前記排気風路にて
前記熱交換器をバイパスするバイパス風路と、前記排気
風路と前記バイパス風路とを切り換えるダンパと、この
ダンパを駆動するダンパ駆動モータとを備え、前記ダン
パ駆動モータを前記本体ケーシング外に設けたものであ
る。
【0009】また、本体ケーシング内に交差するよう形
成された室内側と室外側とを連通する給気風路および排
気風路と、これら給気風路および排気風路にそれぞれ設
けられた給気流又は排気流を形成する送風機と、前記給
気風路と排気風路との交差部設けられ、前記給気流と排
気流との間で熱交換する熱交換器と、本体ケーシング下
方に設けられ前記熱交換器による熱交換時に発生するド
レン水を受けるドレン受皿と、前記ドレン受皿に設けら
れ前記ドレン受皿に溜まったドレンを排出するための配
管を接続する配管接続部とを備え、前記配管接続部が複
数の方向に向けて設置可能としたものである。
【0010】また、前記ドレン排出部を本体ケーシング
底面に脱着可能にしたものである。
【0011】また、前記ドレン排出部は本体ケーシング
内底面との接触部に切欠を形成したものである。
【0012】また、前記ドレン排出部の高さを空調運転
時の負圧の水頭分以上としたものである。
【0013】また、前記ドレン排出部の排出通路を狭め
る狭穴部を形成したものである。
【0014】また、前記狭穴部を前記ドレン排出部の最
下部に形成したものである。
【0015】また、前記熱交換器下方に熱交換器から発
生するドレン水の広がりを規制する塞き止めガイドを設
けたものである。
【0016】また、前記ドレン排出部が傾斜壁を有する
ものである。
【0017】また、前記熱交換器の下側角部と対向して
ドレン排出部を設けたものである。
【0018】また、前記ドレン排出部を溝形状とし、こ
の溝形状内に熱交換器の下側角部を位置させたものであ
る。
【0019】また、前記熱交換器の下側角部に接続さ
れ、給気風路と排気風路とを仕切る仕切板を備え、前記
ドレン排出部を溝形状とし、このドレン排出部の溝形状
内に前記仕切板を延設したものである。
【0020】また、本体ケーシング内に交差するよう形
成された室内側と室外側とを連通する給気風路および排
気風路と、これら給気風路および排気風路にそれぞれ設
けられた給気流又は排気流を形成する送風機と、前記給
気風路と排気風路との交差部設けられ、前記給気流と排
気流との間で熱交換する熱交換器と、前記本体ケーシン
グ外に設けられた電装品と、前記電装品と本体ケーシン
グ内とを電気的に接続する電線とを備え、前記電線が本
体ケーシング外へ出る際、下から上に向き、その本体ケ
ーシング外側にシール材を設けたものである。
【0021】また、本体ケーシングの対向する側面に固
定され、ドレン受皿を支える取付金具を備えたものであ
る。
【0022】また、前記取付金具にドレン受皿の上下移
動を規制する立上げ部を形成したものである。
【0023】また、ドレン受皿を本体ケーシングに仮固
定する仮固定金具を備えたものである。
【0024】また、前記ドレン受皿を前記取付金具に載
置する構造とし、前記ドレン受皿の水平移動を規制する
よう前記取付金具の位置決めを設けたものである。
【0025】また、前記位置決めは前記ドレン受皿を切
り欠くか又は窪ませて形成したものである。
【0026】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
実施の形態を図について説明する。図1はこの発明の実
施の形態を示す空気調和機を示す平面断面図、図2は同
正面横断面図、図3は同側面横断面図である。図1、2
において、1は仕切板と間隔板とを交互に四角柱状に積
層させ、給気流と排気流とが交互に直交するよう通過す
ることにより熱交換を行なう熱交換器で、本体ケーシン
グ2の略中央に一つの稜線が最下部となるよう配置され
ている。この熱交換器は従来のものが適用可能である
が、高湿度の室内空気を排気する場合には耐湿性に優れ
た熱交換器を選択する。
【0027】本体ケーシング2内の風路構造は基本的に
従来のものとそう変わりない。即ち本体ケーシング2の
対向する側面の一方には室内排気吸込口及び室内給気吹
出口が、他方には室外排気吹出口及び室外給気吸込口が
設けられ、これらに連通して本体ケーシング2内に独立
した給気風路、排気風路が画成され、給気風路と排気風
路は熱交換器1にて相互に熱交換を行なう。排気風路、
給気風路には熱交換器1を挟んで熱交換器1より下流側
(それぞれの風路の吹出口側)に遠心ファンよりなる排
気用送風機3、給気用送風機4が設けられている。
【0028】そしてこのような構成により、室内排気吸
込口から熱交換器1、排気用送風機3を経て室外排気吹
出口へ至る排気風路5と、室外給気吸込口から熱交換器
1、給気用送風機4を経て室内給気吹出口へ至る給気風
路6とが形成される。また、排気風路については、熱交
換器1を通過することなくバイパスするバイパス風路7
も形成される。バイパス風路7はその上流となる排気風
路8との分岐路にダンパ駆動モータ8で開閉駆動される
ダンパ9が設けられ、このダンパ9を切り換えることに
より、排気風路5が開き、バイパス風路7が閉ざされた
熱交換換気運転と、排気風路5が閉ざされ、バイパス風
路7が開かれた普通換気運転とに切り換え可能になる。
【0029】ダンパ駆動モータ8及びダンパ9のより詳
細な構成は図10の平面断面図、図11の正面横断面図
に示されるようなものである。ダンパ9は排気風路5と
バイパス風路7とを区画する区画壁の端部に回動自在に
枢着され、ダンパ駆動モータ8の回転力をダンパ9の開
閉方向へに力に変換する伝達手段を介して開閉駆動す
る。駆動に関する構造は従来公知のものを適宜使用する
ことができる。ダンパ駆動モータ8は本体ケーシング2
天面を窪ませた凹部に配設され、駆動力の伝達手段が本
体ケーシングを貫通している。これによってダンパ駆動
モータ9は本体ケーシング2の外側に位置し、排気風路
5やバイパス風路7の外に位置する。また、ダンパ駆動
モータ8は本体ケーシングの天面より上に突出しないよ
う凹部の高さが設計されている。
【0030】10は本体ケーシング2底部で、熱交換器
1の下方に形成されたドレン排出口で、排気風路3、給
気風路4の何れにも設けられている。ドレン排出口10
のより詳細な構造は図4及び図5のようになっており、
ドレン排出口10は口径Dの管状で本体ケーシング2底
面より高さH分下方に突出し、その最下部は口径dに狭
められている。ここで、口径dはドレンの発生が少ない
時にドレン排出口を通じて排気風路5と給気風路と6と
がショートサイクルしないよう1cm2以下に設定され、
高さは図23でも説明したように排気用送風機3、給気
用送風機4によって負圧となった結果生じる圧力水頭分
H以上の高さに設定されている。また、口径Dはドレン
排出口10へドレンが流入しやすいようD>dに設定さ
れている。
【0031】11は本体ケーシング2下方に本体ケーシ
ング2底面を覆うように配設されたドレン受皿で、底が
室外排気吹出口、室外給気吸込口のある本体ケーシング
2一側より室内排気吸込口、室内給気吸込口のある他側
の方が低くなっていてこの低側にドレンを集める。1
2、13、14はドレン受皿11を本体ケーシング2に
保持固定する取付金具A、B、Cで、そのより詳細な構
造は図14、15に示される。図14、15において、
12、13は本体ケーシングの吸込口、吹出口を有しな
い対向する側壁の一方、他方に設けられた取付金具A、
B、14は吸込口、吹出口を有する対向する側壁のそれ
ぞれに設けられた取付金具Cである。
【0032】取付金具A12は本体ケーシング2底面方
向に開放したコ字形状をし、上側が本体ケーシング2の
側壁にネジ固定されている。取付金具B13は本体ケー
シング2側に固定され、先端にネジ穴を有する部材13
a、ドレン受皿11側に固定され、ネジを通すだるま穴
13cを有する部材13bとから構成され、これら部材
13aと13bとを螺合することで両部材が締結され
る。取付金具B13はドレン受皿11を本体ケーシング
2に取り付ける際の仮固定金具として機能する。取付金
具c14はコ字状をなし、ドレン受皿11を本体ケーシ
ング2に対し所定の位置に対応させた状態でコ字下部で
ドレン受皿11を支持し、コ字上部を本体ケーシング2
にネジ止めすることで固定される。
【0033】次に動作について説明する。熱交換器1を
介する熱交換換気運転及びバイパス風路7を介する普通
換気運転の運転動作そのもについては従来とそう変わら
ない。即ち、図1、2に示すように、多湿の空気は排気
用送風機3で吸い込まれ、排気風路5を通過し、熱交換
器1を上から下へと通過する構造となっている。給気側
も同様の構造であり、室外からの空気が給気用送風機4
で吸い込まれ、給気風路6を通過し、熱交換器1を上か
ら下へと通過する構造となっている。排気風路5を流れ
る排気流と給気風路6を流れる給気流は熱交換器1で交
差し、互いに熱交換を行なう。
【0034】このとき、給気側が低温で排気側が高温多
湿の場合、図8に示すように熱交換器1の排気出口から
多量のドレン水が発生する。ドレン水は本体ケーシング
2内の底面に滴下し、ドレン排出部10へと流入する。
ここで、換気運転を行なうことにより排気用送風機3及
び給気用送風機4が動作しているため、熱交換器1から
各送風機に至る風路内は負圧となり、ドレン水が多いと
圧力水頭によって穴からドレン水が排出されないが、本
実施の形態では、ドレン排出部10を水頭分の高さHよ
り高い寸法にして本体ケーシング2底面より下方に突出
させているので、ドレン水はドレン排出部10内に流入
し、本体ケーシング2内底面にドレン水が溜まることを
防止できる。
【0035】この結果、本体ケーシング2内に慢性的に
水が溜まり、腐食を早めることを防止できる。また、ド
レン排出部10の本体ケーシング2側の流入口及び管径
は比較的大きな口径Dとし、ドレン水の流入を円滑にす
るとともに、この部分で大量に発生するドレン水を受入
れられるようにしている。しかしながら、ドレン排出部
10の口径を全体にわたって大きくすると、ドレンの発
生量が少ない場合には送風機による負圧の力でこのドレ
ン排出部10を介して外部から外気を取り込んでしま
う。
【0036】この結果、給気と排気のショートサイクル
を起こす原因となるため、ドレン排出部10の最下部は
口径dを1cm2以下の狭穴部とし、ショートサイクルが
発生しにくい構造にしてある。このような構造とするこ
とで、逆に水頭分のドレン水がドレン排出部10に溜
り、外部からの空気の流入を防止する。また、狭穴部を
ドレン排出部10の最下部に形成することで、狭穴部か
ら上方を水頭分H以上の高さ寸法とすればよいから、ド
レン排出部10の高さ寸法即ち本体ケーシング2からの
突出寸法を小さくできる。
【0037】排気風路6とバイパス風路7とを切り換え
るダンパー9を開閉駆動するダンパー駆動モータ8は本
体ケーシング2の外側に配設されることで、ダンパー駆
動モータ8は多湿の排気流にさらされることがなく、絶
縁劣化の防止が図れ、モータを防湿形でない標準のもの
を適用することも可能になる。また、本体ケーシング2
は、その天面を窪ませてダンパー駆動モータ8を収納す
る凹部が形成されていて、ダンパー駆動モータ8は凹部
に収納されることで、本体ケーシング2の高さ寸法より
突出することがない。ダンパー駆動モータ8は組み立
て、解体時には本体ケーシング上方から脱着作業を行な
う。
【0038】ドレン排出部10から排出されるドレン水
及び本体ケーシング2の外表面に結露し滴れて来た水は
本体ケーシング2下方に取り付けられるドレン受皿11
によって回収される。このドレン受皿11の本体ケーシ
ング2への取付作業は以下のようにして行なわれる。先
ず本体ケーシング2の吸込口及び吹出口を有しない一側
面に取付金具A12の上部をネジ止め固定する。次に取
付金具A12を固定した側面と対向する側面に取付金具
B13のうちの部材13aをネジ止め固定する。ドレン
受皿11の部材13aと対応する箇所には部材13bが
固着されている。
【0039】部材13aは本体ケーシングより水平方向
に突出した突出片とこの突出片の先端から下方に折り曲
げられた折曲部とが形成され、折曲部にはネジ穴が形成
され、図17に示すように予めネジが仮止めされてい
る。部材13bにはこの折曲部のネジ穴と対応するだる
ま穴が形成されている。そこで、先ずドレン受皿11を
コ字状の取付金具A12の開放部側から挿入し、コ字状
部下片で支持する。次に対する側において、取付金具B
13のうち部材13aのネジを部材13bのだるま穴1
3cにとおし、これでドレン受皿11を本体ケーシング
2に仮固定する。
【0040】その後、本体ケーシング2の吸込口、吹出
口を有する対向する側面にコ字状の取付金具C14にド
レン受皿11を入れ込み、上部を本体ケーシング2にネ
ジ止めして固定する。ここで取付金具C14は受皿11
が水平方向に移動するのを規制する位置決めの役割も果
たす。このような取付金具A12、B13、C14の取
付作業によって最終的にドレン受皿11は本体ケーシン
グ2に取り付けられる。その後、ドレン受皿の配管接続
部15の何れか一つに配管となるドレンホースを取り付
け、他の配管接続部15は閉塞状態とすることで、ドレ
ン排水処理のための装置が完成する。
【0041】配管接続部15は複数の方向に面して複数
設けられているので、設置場所に応じて適宜配管するも
のを選択すればよい。また、図3に示すように、ドレン
受皿11の使用する配管接続部15側がある側が低くな
るよう取付金具A12側より取付金具B13側が低くな
るようにし、使用する配管接続部15側に取付金具B1
3が来るようにする。
【0042】実施の形態2.図6(a)はドレン排出部
10の他の実施の形態を示す上面図、同(b)はその横
断面図である。図に示すようにドレン排出部10は本体
ケーシング2とは別部材で、ゴム等の樹脂成形品で作
る。その構造は管径D、高さH以上、最下部の狭穴部径
dである点では実施の形態1と変わらない。別部材であ
るために本体ケーシング2に固着できるよう上端に二重
のつば部が突設され、これら二重のつば部で本体ケーシ
ング2底面を挟み込むようにして固着される。
【0043】本体ケーシング2内底面に位置することに
なる上段のつば部は2箇所に切欠が形成され、本体ケー
シング2内底面から段差なくドレン排出部10にドレン
水を流し込むことができる。この切欠はドレン排出部1
0の固着を妨げない程度に1箇所又は複数箇所適宜設け
ればよい。その他の構成、作用は実施の形態1と同様で
あり、その説明を省略する。
【0044】実施の形態3.図7(a)は他の実施の形
態を示す横断面図、同(b)はその部分斜視図である。
図において、18はドレン排出部10に近接し、熱交換
器1下方を囲むように本体ケーシング2内底面に設けら
れた塞き止めガイドである。この塞き止めガイド18に
より熱交換器1にて発生したドレン水は塞き止めガイド
内側に溜り、ドレン排出部10から適宜ドレン受皿11
へと排出されていく。その他の構成、作用は実施の形態
1と同様であり、その説明を省略する。
【0045】このような構造とすることで、ドレン水が
本体ケーシング2内底面に広がることを防止でき、運転
停止時等における内部の乾燥を早めることができる。ま
た、大量に発生する熱交換器1からのドレンによる他の
部分への影響を抑えることができる。なお、塞き止めガ
イド18の外側部分については塞き止めガイド18がド
レン排出部10との隔たりとなってしまうが、熱交換器
1以外で発生するドレンはもともと少ないので、これら
の部分は自然乾燥によって賄うことができる。
【0046】実施の形態4図8(a)はドレン排出部1
0の他の実施の形態を示す横断面図である。本実施の形
態ではドレン排出部10が本体ケーシング2側の上部か
ら外側の下部に向かって徐々に狭まる傾斜部を有する形
状となっている。このような形状とすれば押し出し成形
等、成形時の加工が容易で、安価に製造することができ
る。また、下端部が狭穴部となるので、ドレン排出部1
0を介してのショートサイクルを防止することができ
る。その他の構成、作用は実施の形態1と同様であり、
その説明を省略する。
【0047】実施の形態5.図8(b)はドレン排出部
10の他の実施の形態を示す横断面図である。本実施の
形態ではドレン排出部10が熱交換器1の長手方向と平
行な溝状で、本体ケーシング2側の上部から外側の下部
に向かって徐々に狭まる傾斜部を有する形状となってい
る。そして溝状の最下部には口径dの狭穴部が数箇所穿
設されている。このような構造によって実施の形態4と
同様な作用効果が得られるとともに、熱交換器1で発生
したドレンは溝状のドレン排出部10に流れ、その外側
への広がりが防止できるから、実施の形態3の塞き止め
ガイド18と同様な効果も得られる。その他の構成、作
用は実施の形態4と同様であり、その説明を省略する。
【0048】実施の形態6.図9(a)は他の実施の形
態を示す横断面図、同(b)はその部分斜視図である。
10は熱交換器1の下部の稜線直下に形成された溝形状
のドレン排出部で、熱交換器1の排気風路5及び給気風
路6出口の両方に跨って面している。1aは熱交換器1
の稜線を覆うフレームから突設した仕切板である。フレ
ームそのものは従来公知のものと機能的に変わらない。
仕切板1aは熱交換器1を本体ケーシング2内に配設し
た時点でその先端が溝状のドレン排出部10の溝内に入
り込むような寸法(より正確には下端の狭穴部から水頭
分の高さ内に入り込む寸法)となっている。
【0049】このような構造とすることにより、熱交換
器1で発生するドレン水は水頭分がドレン排出部10に
溜り、仕切板1aが溜まったドレン水に浸かることで、
排気風路5と給気風路6とが隔絶される。この結果、双
方の風路が短絡することを防止できる。また、熱交換器
1から発生するドレンが熱交換器1最下部の稜線を覆う
フレームに集まり、さらに仕切板1aを伝ってドレン排
出部10へ回収されやすくなるので、ドレン水が本体ケ
ーシング2内底面に広がるのを抑制できる。さらに仕切
板1a先端が水頭分溜まったドレン水に浸かっているの
で、ドレンが滴下して飛び散ることを低減できる。
【0050】なお、上記実施の形態において、熱交換器
1の下部の稜線がドレン排出部10に入り込む構成とす
れば、本体ケーシング2の高さ寸法を低くすることがで
きる。その場合、熱交換器1を水頭分の高さHより高い
位置にすれば、熱交換器1がドレン排水部10に溜まっ
たドレン水に浸かる心配が少ないが、稜線のフレームが
気密の耐水構造であれば、フレームの一部が高さHにか
かることが許容され、その場合には仕切板1aを省略す
ることも可能である。
【0051】実施の形態7.実施の形態1において、ダ
ンパ駆動モータ8等の電装品を本体ケーシング2の外に
設置しても電線は多湿である風路内から取り込む必要が
あるため、本体ケーシング2内外を結ぶ部分での湿度対
策が必要になる。図12、13はこの発明の実施の形態
における空気調和機を示す部分横断面図である。図12
において、23は本体ケーシング2の側面から引き出さ
れた電線で本体ケーシング2内から外方向に対して下か
ら上となるよう引き出されている。19は本体ケーシン
グ2外に引き出された直後の出口部分に巻かれたシール
材である。
【0052】また、図13において、23は本体ケーシ
ング2の天面から引き出された電線で、やはり本体ケー
シング2内から外方向に対して下から上となるよう引き
出されている。19は本体ケーシング2外に引き出され
た直後の出口部分に巻かれたシール材である。その他の
構成、作用は実施の形態1と同様であり、その説明を省
略する。
【0053】本体ケーシング2内は排気用送風機3、給
気用送風機4の運転により負圧状態となっている。従っ
て本来本体ケーシング2内から水が出難くなっている。
そこで更に電線23を下から上に向かって本体ケーシン
グ2の外に引き出す構成としておけば、本体ケーシング
2内のドレン水が電線23を伝って外に流出することを
防止できる。また、本体ケーシング2内で電線23に付
着した水滴は電線を伝って下方へ流れるので、本体ケー
シング2外とは反対方向の流れが形成される。る。
【0054】また、電装品の方向が電線23を上に伝っ
ていく方向となるので、シール材19により毛細管現象
等によって流出する微少の水分がそれ以上電線23を伝
っていくこともなくなるから、本体ケーシング2外に設
置された電装品は多湿空気による影響を受け難く、腐食
や絶縁劣化、短絡現象等を防止できる。さらにまた、電
線23の引き出し方向が下から上へと統一されているの
で、リサイクル処理等の解体時に、電線23を本体ケー
シング2から抜き出す作業方向が上下方向に統一され、
作業性が良好になる。
【0055】実施の形態8.図16は他の取付金具の実
施の形態を示す斜視図である。図において、20コ字状
の取付金具A12の上側の水平片から下方に折り曲げて
突設させた立上げ部である。立上げ部20はドレン受皿
11固定状態でドレン受皿11が上下方向へ動くことを
規制する。このような構成とすることで、ドレン受皿1
1取付時に浮き上がったりすることを防止できる。立上
げ部20は予め下方に折り曲げられていても良いが、最
初は取付金具A12上側の水平片と同じ水平状態にし、
ドレン受皿11固定後立上げ部20を下方に折り曲げて
規制するものとしてもよい。
【0056】実施の形態9.図18は他の取付金具及び
ドレン受皿を示す斜視図である。図において、ドレン受
皿11の取付金具A12と対応する位置には切欠が形成
されている。取付金具A12はこの切欠に嵌まってドレ
ン受皿11が固定される。これによってドレン受皿11
は水平方向の動きが規制され、横ずれや撓みが防止で
き、取付時の位置合わせもできる。また、取付金具A1
2の突出をなくせるので、装置全体の小型化にもつなが
る。切欠は取付金具B13やC14に対応する位置に形
成しても同様の効果が得られる。なお、切欠を取付金具
A12、B13に対応して形成した場合には取付金具C
14はなくすことができる。
【0057】実施の形態10.図19は他の取付金具及
びドレン受皿を示す斜視図である。図において、ドレン
受皿11の取付金具A12と対応する位置には側部から
底部にかけて窪んだ凹部が形成されている。取付金具A
12はこの凹部に嵌まってドレン受皿11が固定され
る。これによってドレン受皿11は水平方向の動きが規
制され、横ずれや撓みが防止でき、取付時の位置合わせ
もできる。また、取付金具A12の突出をなくせるの
で、装置全体の小型化にもつながる。凹部は取付金具B
13やC14に対応する位置に形成しても同様の効果が
得られる。なお、凹部を取付金具A12、B13に対応
して形成した場合には取付金具C14はなくすことがで
きる。
【0058】実施の形態11.図20は他の取付金具及
びドレン受皿を示す斜視図である。図において、ドレン
受皿11底部の取付金具A12と対応する位置の両側に
はストッパー部22が突設されている。取付金具A12
はこのストッパー部22に嵌まってドレン受皿11が固
定される。これによってドレン受皿11は水平方向の動
きが規制され、横ずれや撓みが防止でき、取付時の位置
合わせもできる。ストッパー部22は取付金具B13や
C14に対応する位置に形成しても同様の効果が得られ
る。なお、ストッパー部22を取付金具A12、B13
に対応して形成した場合には取付金具C14はなくすこ
とができる。
【0059】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、本体ケ
ーシング内に交差するよう形成された室内側と室外側と
を連通する給気風路および排気風路と、これら給気風路
および排気風路にそれぞれ設けられた給気流又は排気流
を形成する送風機と、前記給気風路と排気風路との交差
部設けられ、前記給気流と排気流との間で熱交換する熱
交換器と、本体ケーシング下方に設けられ前記熱交換器
による熱交換時に発生するドレン水を受けるドレン受皿
とを備え、前記本体ケーシング下部に外側へ突出したド
レン排出部を設けたので、空調運転中に本体ケーシング
内が負圧になることにより内部に溜まるドレンの量を低
減できる効果が得られる。
【0060】また、本体ケーシング内に交差するよう形
成された室内側と室外側とを連通する給気風路および排
気風路と、これら給気風路および排気風路にそれぞれ設
けられた給気流又は排気流を形成する送風機と、前記給
気風路と排気風路との交差部設けられ、前記給気流と排
気流との間で熱交換する熱交換器と、前記排気風路にて
前記熱交換器をバイパスするバイパス風路と、前記排気
風路と前記バイパス風路とを切り換えるダンパと、この
ダンパを駆動するダンパ駆動モータとを備え、前記ダン
パ駆動モータを前記本体ケーシング外に設けたので、ダ
ンパ駆動モータが湿った排気流にさらされて絶縁劣化す
ることを防止できる効果が得られる。
【0061】また、本体ケーシング内に交差するよう形
成された室内側と室外側とを連通する給気風路および排
気風路と、これら給気風路および排気風路にそれぞれ設
けられた給気流又は排気流を形成する送風機と、前記給
気風路と排気風路との交差部設けられ、前記給気流と排
気流との間で熱交換する熱交換器と、本体ケーシング下
方に設けられ前記熱交換器による熱交換時に発生するド
レン水を受けるドレン受皿と、前記ドレン受皿に設けら
れ前記ドレン受皿に溜まったドレンを排出するための配
管を接続する配管接続部とを備え、前記配管接続部を複
数の方向に向けて設置可能に構成したので、ドレンを排
出する配管の取付位置が選択でき、空気調和機、配管の
設置自由度が向上する効果が得られる。
【0062】また、前記ドレン排出部を本体ケーシング
底面に脱着可能にしたので、製品輸送時等にドレン排出
部を取り外して梱包容積小さくできる等の効果が得られ
る。
【0063】また、前記ドレン排出部は本体ケーシング
内底面との接触部に切欠を形成したので、本体ケーシン
グ内底面とドレン排出部との段差を減らし、ドレンの流
出を円滑にできる効果が得られる。
【0064】また、前記ドレン排出部の高さを空調運転
時の負圧の水頭分以上としたので、負圧によって溜まる
ドレンが本体ケーシング内に溜まることを防止できる効
果が得られる。
【0065】また、前記ドレン排出部の排出通路を狭め
る狭穴部を形成したので、ドレン排出部を介して外部と
通じることを防止でき、風路の気密性を保持できる効果
が得られる。
【0066】また、前記狭穴部を前記ドレン排出部の最
下部に形成したので、ドレン排出部の高さ寸法を抑制で
きる効果が得られる。
【0067】また、前記熱交換器下方に熱交換器から発
生するドレン水の広がりを規制する塞き止めガイドを設
けたので、本体ケーシング内底面のドレンの溜まる量を
低減できる効果が得られる。
【0068】また、前記ドレン排出部が傾斜壁を有する
ので、押し出し成形等による成形加工が容易になる効果
が得られる。
【0069】また、前記熱交換器の下側角部と対向して
ドレン排出部を設けたので、熱交換器から発生するドレ
ンを直接ドレン排出部に誘導でき、排出性能を向上でき
る効果が得られる。
【0070】 前記ドレン排出部を溝形状とし、この溝
形状内に熱交換器の下側角部を位置させたので、熱交換
器に依存する本体ケーシングの高さ寸法を低減できる効
果が得られる。
【0071】また、前記熱交換器の下側角部に接続さ
れ、給気風路と排気風路とを仕切る仕切板を備え、前記
ドレン排出部を溝形状とし、このドレン排出部の溝形状
内に前記仕切板を延設したので、仕切板とドレン排出部
に溜まったドレンによって各風路の気密性を保持できる
効果が得られる。
【0072】また、本体ケーシング内に交差するよう形
成された室内側と室外側とを連通する給気風路および排
気風路と、これら給気風路および排気風路にそれぞれ設
けられた給気流又は排気流を形成する送風機と、前記給
気風路と排気風路との交差部設けられ、前記給気流と排
気流との間で熱交換する熱交換器と、前記本体ケーシン
グ外に設けられた電装品と、前記電装品と本体ケーシン
グ内とを電気的に接続する電線とを備え、前記電線が本
体ケーシング外へ出る際、下から上に向き、その本体ケ
ーシング外側にシール材を設けたので、本体ケーシング
内を通過する湿気による電装品の絶縁劣化等を防止でき
る効果が得られる。
【0073】また、本体ケーシングの対向する側面に固
定され、ドレン受皿を支える取付金具を備えたので、ド
レン受皿の取付作業性が向上する効果が得られる。
【0074】また、前記取付金具にドレン受皿の上下移
動を規制する立上げ部を形成したので、ドレン受皿の上
下方向へのがたつきや浮き上がりを防止できる効果が得
られる。
【0075】また、ドレン受皿を本体ケーシングに仮固
定する仮固定金具を備えたので、ドレン受皿の取付作業
性が向上する効果が得られる。
【0076】また、前記ドレン受皿を前記取付金具に載
置する構造とし、前記ドレン受皿の水平移動を規制する
よう前記取付金具の位置決めを設けたので、ドレン受皿
の横ずれや撓みを防止できる効果が得られる。
【0077】また、前記位置決めは前記ドレン受皿を切
り欠くか又は窪ませて形成したので、ドレン受皿取付時
に容易に位置合わせができる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1における空気調和機
を示す平面断面図である。
【図2】 この発明の実施の形態1における空気調和機
を示す正面横断面図である。
【図3】 この発明の実施の形態1における空気調和機
を示す側面横断面図である。
【図4】 ドレン排出部の拡大断面図である。
【図5】 ドレン発生の様子を示す概念図である。
【図6】 この発明の実施の形態2におけるドレン排出
部を示す(a)平面図、(b)横断面図である。
【図7】 この発明の実施の形態3における塞き止めガ
イドを示す(a)概念図、(b)斜視図である。
【図8】 (a)この発明の実施の形態4におけるドレ
ン排出部を示す横断面図である。(b)この発明の実施
の形態5におけるドレン排出部を示す斜視図である。
【図9】 この発明の実施の形態6における仕切板を示
す(a)横断面図、(b)斜視図である。
【図10】 この発明の実施の形態1におけるダンパ及
びダンパ駆動モータを示す透視平面図である。
【図11】 図10の横断面図である。
【図12】 この発明の実施の形態7における送風機の
電線の拡大図である。
【図13】 この発明の実施の形態7におけるダンパ駆
動モータの電線の拡大図である。
【図14】 この発明の実施の形態1におけるドレン受
皿取付時の空気調和機の斜視図である。
【図15】 図14の次工程における空気調和機の斜視
図である。
【図16】 この発明の実施の形態8における取付金具
を示す斜視図である。
【図17】 この発明の実施の形態1における仮固定金
具を示す斜視図である。
【図18】 この発明の実施の形態9における取付金具
を示す斜視図である。
【図19】 この発明の実施の形態10における取付金
具を示す斜視図である。
【図20】 この発明の実施の形態11における取付金
具を示す斜視図である。
【図21】 従来の空気調和機を示す平面断面図であ
る。
【図22】 従来の空気調和機を示す正面横断面図であ
る。
【図23】 従来の空気調和機におけるドレンの様子を
示す概念図である。
【符号の説明】
1 熱交換器、 2 本体ケーシング、 3 排気用送
風機、 4 給気用送風機、 5 排気風路、 6 給
気風路、 7 バイパス風路、 8 ダンパー駆動モー
タ、 9 ダンパ、 10 ドレン排出部、 11 ド
レン受皿、 12 取付金具A、 13 取付金具B
(仮固定金具)、 14 取付金具C(位置決め)、
15 配管接続部、 18 塞き止めガイド、 19
シール材、20 立上げ部、 22 ストッパー部、
23 電線。

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体ケーシング内に交差するよう形成さ
    れた室内側と室外側とを連通する給気風路および排気風
    路と、これら給気風路および排気風路にそれぞれ設けら
    れた給気流又は排気流を形成する送風機と、前記給気風
    路と排気風路との交差部設けられ、前記給気流と排気流
    との間で熱交換する熱交換器と、本体ケーシング下方に
    設けられ前記熱交換器による熱交換時に発生するドレン
    水を受けるドレン受皿とを備え、前記本体ケーシング下
    部に外側へ突出したドレン排出部を設けたことを特徴と
    する空気調和機。
  2. 【請求項2】 本体ケーシング内に交差するよう形成さ
    れた室内側と室外側とを連通する給気風路および排気風
    路と、これら給気風路および排気風路にそれぞれ設けら
    れた給気流又は排気流を形成する送風機と、前記給気風
    路と排気風路との交差部設けられ、前記給気流と排気流
    との間で熱交換する熱交換器と、前記排気風路にて前記
    熱交換器をバイパスするバイパス風路と、前記排気風路
    と前記バイパス風路とを切り換えるダンパと、このダン
    パを駆動するダンパ駆動モータとを備え、前記ダンパ駆
    動モータを前記本体ケーシング外に設けたことを特徴と
    する空気調和機。
  3. 【請求項3】 本体ケーシング内に交差するよう形成さ
    れた室内側と室外側とを連通する給気風路および排気風
    路と、これら給気風路および排気風路にそれぞれ設けら
    れた給気流又は排気流を形成する送風機と、前記給気風
    路と排気風路との交差部設けられ、前記給気流と排気流
    との間で熱交換する熱交換器と、本体ケーシング下方に
    設けられ前記熱交換器による熱交換時に発生するドレン
    水を受けるドレン受皿と、前記ドレン受皿に設けられ前
    記ドレン受皿に溜まったドレンを排出するための配管を
    接続する配管接続部とを備え、前記配管接続部が複数の
    方向に向けて設置可能なことを特徴とする空気調和機。
  4. 【請求項4】 前記ドレン排出部を本体ケーシング底面
    に脱着可能にしたことを特徴とする請求項1記載の空気
    調和機。
  5. 【請求項5】 前記ドレン排出部は本体ケーシング内底
    面との接触部に切欠を形成したことを特徴とする請求項
    4記載の空気調和機。
  6. 【請求項6】 前記ドレン排出部の高さを空調運転時の
    負圧の水頭分以上としたことを特徴とする請求項1記載
    の空気調和機。
  7. 【請求項7】 前記ドレン排出部の排出通路を狭める狭
    穴部を形成したことを特徴とする請求項1又は6記載の
    空気調和機。
  8. 【請求項8】 前記狭穴部を前記ドレン排出部の最下部
    に形成したことを特徴とする請求項7記載の空気調和
    機。
  9. 【請求項9】 前記熱交換器下方に熱交換器から発生す
    るドレン水の広がりを規制する塞き止めガイドを設けた
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の
    空気調和機。
  10. 【請求項10】 前記ドレン排出部が傾斜壁を有するこ
    とを特徴とする請求項1記載の空気調和機。
  11. 【請求項11】 前記熱交換器の下側角部と対向してド
    レン排出部を設けたことを特徴とする請求項1記載の空
    気調和機。
  12. 【請求項12】 前記ドレン排出部を溝形状とし、この
    溝形状内に熱交換器の下側角部を位置させたことを特徴
    とする請求項1又は11記載の空気調和機。
  13. 【請求項13】 前記熱交換器の下側角部に接続され、
    給気風路と排気風路とを仕切る仕切板を備え、前記ドレ
    ン排出部を溝形状とし、このドレン排出部の溝形状内に
    前記仕切板を延設したことを特徴とする請求項11記載
    の空気調和機。
  14. 【請求項14】 本体ケーシング内に交差するよう形成
    された室内側と室外側とを連通する給気風路および排気
    風路と、これら給気風路および排気風路にそれぞれ設け
    られた給気流又は排気流を形成する送風機と、前記給気
    風路と排気風路との交差部設けられ、前記給気流と排気
    流との間で熱交換する熱交換器と、前記本体ケーシング
    外に設けられた電装品と、前記電装品と本体ケーシング
    内とを電気的に接続する電線とを備え、前記電線が本体
    ケーシング外へ出る際、下から上に向き、その本体ケー
    シング外側にシール材を設けたことを特徴とする空気調
    和機。
  15. 【請求項15】 本体ケーシングの対向する側面に固定
    され、ドレン受皿を支える取付金具を備えたことを特徴
    とする請求項1又は3記載の空気調和機。
  16. 【請求項16】 前記取付金具にドレン受皿の上下移動
    を規制する立上げ部を形成したことを特徴とする請求項
    15記載の空気調和機。
  17. 【請求項17】 ドレン受皿を本体ケーシングに仮固定
    する仮固定金具を備えたことを特徴とする請求項15記
    載の空気調和機。
  18. 【請求項18】 前記ドレン受皿を前記取付金具に載置
    する構造とし、前記ドレン受皿の水平移動を規制するよ
    う前記取付金具の位置決めを設けたことを特徴とする請
    求項15記載の空気調和機。
  19. 【請求項19】 前記位置決めは前記ドレン受皿を切り
    欠くか又は窪ませて形成したことを特徴とする請求項1
    8記載の空気調和機。
JP10306850A 1998-10-28 1998-10-28 空気調和機 Pending JP2000130815A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10306850A JP2000130815A (ja) 1998-10-28 1998-10-28 空気調和機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10306850A JP2000130815A (ja) 1998-10-28 1998-10-28 空気調和機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000130815A true JP2000130815A (ja) 2000-05-12

Family

ID=17962011

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10306850A Pending JP2000130815A (ja) 1998-10-28 1998-10-28 空気調和機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000130815A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017150693A (ja) * 2016-02-22 2017-08-31 三菱電機株式会社 送風装置
WO2022172376A1 (ja) * 2021-02-10 2022-08-18 三菱電機株式会社 熱交換換気装置
WO2024034238A1 (ja) * 2022-08-12 2024-02-15 ダイキン工業株式会社 換気装置
JP7482849B2 (ja) 2021-12-21 2024-05-14 三菱電機株式会社 熱交換型換気装置

Citations (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5241444A (en) * 1975-09-29 1977-03-31 Toshiba Corp Ventilation apparatus of simultaneous suction and discharge type
JPS5674235U (ja) * 1979-11-12 1981-06-17
JPS6118448U (ja) * 1984-07-09 1986-02-03 三菱電機株式会社 同時吸排式換気扇
JPS6163635U (ja) * 1984-10-01 1986-04-30
JPS6214250U (ja) * 1985-07-11 1987-01-28
JPS6217723U (ja) * 1985-07-16 1987-02-02
JPS6240437U (ja) * 1985-08-30 1987-03-11
JPS6262121U (ja) * 1985-10-08 1987-04-17
JPS63178734U (ja) * 1987-05-11 1988-11-18
JPH03170740A (ja) * 1989-11-30 1991-07-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 空調換気扇
JPH04222339A (ja) * 1990-12-14 1992-08-12 Mitsubishi Electric Corp 換気装置
JPH05133672A (ja) * 1991-11-11 1993-05-28 Matsushita Refrig Co Ltd 冷蔵庫
JPH05141736A (ja) * 1991-11-25 1993-06-08 Daikin Ind Ltd 換気装置
JPH05280775A (ja) * 1992-03-31 1993-10-26 Matsushita Seiko Co Ltd 換気装置
JPH0611763A (ja) * 1992-03-05 1994-01-21 Olympus Optical Co Ltd データ記録再生装置
JPH06117673A (ja) * 1992-08-21 1994-04-28 Mitsubishi Electric Corp 空調換気扇
JPH10288353A (ja) * 1997-04-16 1998-10-27 Calsonic Corp 空気調和装置

Patent Citations (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5241444A (en) * 1975-09-29 1977-03-31 Toshiba Corp Ventilation apparatus of simultaneous suction and discharge type
JPS5674235U (ja) * 1979-11-12 1981-06-17
JPS6118448U (ja) * 1984-07-09 1986-02-03 三菱電機株式会社 同時吸排式換気扇
JPS6163635U (ja) * 1984-10-01 1986-04-30
JPS6214250U (ja) * 1985-07-11 1987-01-28
JPS6217723U (ja) * 1985-07-16 1987-02-02
JPS6240437U (ja) * 1985-08-30 1987-03-11
JPS6262121U (ja) * 1985-10-08 1987-04-17
JPS63178734U (ja) * 1987-05-11 1988-11-18
JPH03170740A (ja) * 1989-11-30 1991-07-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 空調換気扇
JPH04222339A (ja) * 1990-12-14 1992-08-12 Mitsubishi Electric Corp 換気装置
JPH05133672A (ja) * 1991-11-11 1993-05-28 Matsushita Refrig Co Ltd 冷蔵庫
JPH05141736A (ja) * 1991-11-25 1993-06-08 Daikin Ind Ltd 換気装置
JPH0611763A (ja) * 1992-03-05 1994-01-21 Olympus Optical Co Ltd データ記録再生装置
JPH05280775A (ja) * 1992-03-31 1993-10-26 Matsushita Seiko Co Ltd 換気装置
JPH06117673A (ja) * 1992-08-21 1994-04-28 Mitsubishi Electric Corp 空調換気扇
JPH10288353A (ja) * 1997-04-16 1998-10-27 Calsonic Corp 空気調和装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017150693A (ja) * 2016-02-22 2017-08-31 三菱電機株式会社 送風装置
WO2022172376A1 (ja) * 2021-02-10 2022-08-18 三菱電機株式会社 熱交換換気装置
JP7482849B2 (ja) 2021-12-21 2024-05-14 三菱電機株式会社 熱交換型換気装置
WO2024034238A1 (ja) * 2022-08-12 2024-02-15 ダイキン工業株式会社 換気装置
JP7436894B1 (ja) 2022-08-12 2024-02-22 ダイキン工業株式会社 換気装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102245975B (zh) 天花板埋入型空调室内机
EP2053317B1 (en) Ventilating device
KR20100033310A (ko) 천장형 공기조화기
US20050287945A1 (en) Ventilating system
JPH08121823A (ja) 空気調和装置の排水構造
CN211177152U (zh) 窗式空调器
JP4183053B2 (ja) 空気調和機の室外ユニット
JP2000130815A (ja) 空気調和機
JPH10288357A (ja) 熱交換換気装置
JPH11351660A (ja) 空気調和機
JP3608385B2 (ja) 空気調和機
JP3443854B2 (ja) 空気調和装置
WO2021134919A1 (zh) 接水盘和窗式空调器
JPS6326293B2 (ja)
JP3942554B2 (ja) 気液分離装置およびこれを備えた空気調和機
CN215675485U (zh) 壁挂机
CN219868284U (zh) 新风机
CN219389987U (zh) 空气处理设备
JP2574593Y2 (ja) 空調装置の内部ケース
KR100529920B1 (ko) 덕트 연결형 공기조화기의 실내기
JP2004028468A (ja) 空気調和機
JP2004294021A (ja) 空気調和機
KR20080045563A (ko) 천장형 공기조화기
KR20040017687A (ko) 공기조화기용 물받이구조
KR100564485B1 (ko) 공기조화기의 실내기

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20040622

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050202

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050401

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050510