JPH03170740A - 空調換気扇 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、換気時に排気空気と給気空気の間で熱交換を
行い熱ロスを低減させる空調換気扇に関するものである
。

従来の技術 近年、換気時の熱を回収する熱交換素子を用いた空調換
気扇が設置されるようになってきている。

従来のこの種の空調換気扇を第４図および第６図にもと
づいて説明する。図にふ・いて、空調換気扇３０内の中
央部に設置された給気用羽根３１と排気用羽根３２と、
前記給気用羽根３１と前記排気用羽根３２を回転させる
モータ３３と、室外空気流と室内空気流との間で伝熱板
を介して熱交換する熱交換素子３４と、室内側には室内
側吸込口３５と室内側吐出口３６を有するルーバ３７と
、室外側には外気の侵入を防ぐシャッター３８と室外側
吸込口３９と室外側吐出口４０から構或されている。前
記構戊にかいて、モータ３３を運転することにより、給
気用羽根３１と排気用羽根３２の回転によシ、室内空気
流がルーバ３７の室内側吸込口３５よシ、熱交換素子３
４の風路を通シ室外側吐出口４０から排気される。一方
室外空気流はシャッター３８の室外空気吸込口３９よシ
給気され、熱交換素子３４の排気風路とは異なる給気風
略を通り、この時に熱交換素子３４の伝熱板（図示せず
）を介して熱交換し、ルーバ３７の室内側吐出口３６か
ら室内へ給気されるものであった（たとえば、！％開昭
５９−１２９３３８号）。

発明が解決しようとする課題 このような従来の構成では、寒冷地等の暖房時に熱交換
換気を行った場合、室内空気の水蒸気が結露し電気絶縁
部に結露水が流入し絶縁不良をかこしたシ、熱交換素子
を固定する枠体よシ流出し室内に流入するという課題が
あった。昔たシャッターが開き戸式であるためκ開放時
の奥行き寸法が大きくなジ壁厚によってはフードに当た
り換気が十分行われないという課題があった。

本発明はこのような課題を解決するもので、結露水によ
る絶縁不良と室内への流入を防止することを第１の目的
とする。第２の目的は開放時にシャッターがフードに当
た）換気が十分行われないという課題を防止する空調換
気扇を提供することにある。

課題を解決するための手段 本発明は第１の目的を達戒するために第１の手段は、室
内側吸込口と室内側吐出口とを有するルーバと、とのル
ーバを取付け、室外側吸込口と室外側吐出口とを有した
ケーシング内の上部に、排気用羽根と給気用羽根とそれ
らを回転するためのモータからなる送風機部と、前記ケ
ーシング内の下部には、温度および湿度あるいは温度の
みを交換する伝熱板を所定間隔に保持して積層し、かつ
互いに独立した風略が交互に形成された熱交換素子を着
脱自在に取付け、前記ケーシングの外周部に設置した前
記ルーバの室内側吸込口と前記ケーシングの室外側吐出
口を連通ずる排気風路と、この排気風路の室外側吐出口
の近傍にドレン抜き穴を設け、前記ケーシングの室外側
吸込口と前記ルーバの室内側吐出口とを連通ずる給気風
路を形成したものである。

壕た、第２の手段は、第１の手段に督ける熱交換素子を
固定する排気風路側の枠体の下部の一部に切りかき部を
設けたものである。

筐た、第２の目的を解決するために本発明の第３の手段
は．第１の手段にかけるケーシングの室外側吸込口と室
外側吐出口に、外気の導入を制御する回転引き戸式のシ
ャッターを設けたものである。

作　　用 第１の手段の構戒によシ、空調換気扇を運転すると同時
に、室外空気が給気風路より熱交換素子に導ひかれルー
バの室内側吐出口よシ給気される。

一方室内空気は排気風路よシ、前記熱交換素子の給気風
路とは異なる風略に導びかれ、ケーシングの室外側出口
よシ排気される。この時に熱交換素子の伝熱板を介して
、熱交換されるが室内空気と室外空気の湿度差によシ、
熱交換素子の排気風路の伝熱板に結露水を発生すること
があるが、熱交換素子がケーシングの下部にあるために
、電気絶縁部への影響はほとんどない。

第２の手段によって、熱交換素子の下部に溜った結露水
は、熱交換素子を固定する排気風路側の枠体の下部の切
ｂかき部よシ、室外へ排気される空気によ９ドレン抜き
穴よシ室外へ排出されるので、室内への流入はほとんど
ない。

第３の手段によって、シャッターがケーシング内で開閉
するために、シャッターの一部がフードに当たることも
無くなＤ１常に換気が十分に行われる。

実施例 以下、本発明の第１の手段による一実施例を第１図にも
とづき説明する。図に訃いて空調換気扇の本体１は、室
内測吸込口２と室内側吐出口３を有するルーバ４と、室
外側吸込口６と室外側吐出口６を有するケーシング７に
よシ構吠されている。

このケーシング７内の上部には、排気用羽根８と給気用
羽根９と、それらの排気用羽根８と給気用羽根９を回転
するためのモータ１０からなる送風機部１１が設けられ
ている。１たケーシングγ内の下部には、温度釦よび湿
度あるいは温度のみを交換する伝熱板１２を所定間隔に
保持し、互いに独立した風路が交互に形戊された熱交換
素子１３が着脱自在に取付けられている。ケーシング７
の室外側の下部にはドレン抜き用の穴１４が設けられて
いる。１た゛前記ルーバ４の室内側吸込口２と前記ケー
シング７の室外側吐出口６とは排気風路１６により連通
されている。１た前記ケーシング７の室外側吸込口６と
前記ルーバ４の室内側吐出口３とは給気風路１６により
連通されている。

上記構或に釦いて、モータ１０が回転することにより排
気用羽根８によシ、室内空気Ａはルーバ４の室内側吸込
口２よジ吸い込まれ、排気風路１６より熱交換素子１３
に導ひかれ、この熱交換素子１３の排気風路を通過後ケ
ーシング７の室外側吐出口６よυ室外に排気される。一
方室外空気Ｂはケーシング７の室外側吸込口６から吸い
込１れ、給気風路１６よシ前記熱交換素子１３の給気風
路に導ひかれ、前記熱交換素子１３の給気風路を通過後
ルーバ４の室内側吐出口３よシ室内へ給気される。この
ときに、室内空気Ａと室外空気Ｂとの温度差により、熱
交換素子１３の排気風路側の伝熱板１２に結露が発生す
ることがあるが、発生した結露水は自重と、排気する室
内空気ＡＫよシ熱交換素子１３の排気側風路の下部へと
流れ、ケーシング７のドレン抜き穴１４より室外へ排出
される。

このために結露水が発生しても、熱交換素子１３がケー
シング７の下部にあるために、電気絶縁部への結露水の
侵入がなくなるとともに、室内への流入も防ぐことがで
きる。つぎに本発明の第２手段による一実施例を第２図
にもとづき説明する。

図に卦いて、第１の実施例に釦ける熱交換素子１３を固
定する枠体１７の排気側風路の一部に切りかき部１８を
設けたものである。上記構戒において結露水の発生は、
第１の実施例と同様におこるもので、熱交換素子１３の
排気風路側の伝熱板１２に発生した結露水は、自重と排
気する室内空気Ａにより熱交換素子１３の下部にｉｔり
、熱交換素子１３を固定した枠体１７の排気側風路の下
部の切ｂかき部１８よシケーシングγの排気風路に沿っ
て，ドレン抜き穴１４より室外に排気され室内への流入
が防がれる。

つぎに本発明の第３の手段による一実施例を第３図κも
とづき説明する。図ｖＣ釦いて、第１の実施例にふ・け
るケーシング７の室外側に，開閉自在の回転引き戸式の
シャッター１９と、このシャッター１９を回転させる回
転モータ２０と、この回転モータ２０の回転をシャッタ
ー１９に伝えるシャフト２１を設けたものである。上記
構戊に釦いて、空調換気扇の運転中はシャソタ−１９が
開閉モータ２０により回転引き戸式に開き、第１の実施
例と同様の通風路が形成される。シャッター１９の開閉
が回転引き戸式のため、シャッター１９の開放時にケー
シングγよシシャッター１９の一部が突出し、このシャ
ッター１９の一部がフード（図示せず）に当た９十分換
気できないということが防止できる。

発明の効果 以上の実施例の説明から明らかなように，本発明によれ
ば空調換気扇のケーシング内の上部に、送風機部をその
下部には熱交換素子を設置することによシ、結露水によ
る絶縁不良や、室内への結露水の流入を防止できる空調
換気扇を提供することができる。

また、ケーシングの室外側外部に回転引き戸式のシャッ
ターを設置することによｂ１常に十分な換気ができる空
調換気扇を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１の実施例を示す空調換気扇の側断
而図、第２図は同第２の実施例を示す熱交換素子の斜視
図、第３図は同第３の実施例を示すシャッターの正面図
、第４図は従来の空調換気扇のルーバを外した正面図、
第６図は同空調換気扇の断面図である。 １・・・・・・空調換気扇の本体、２・・・・・・室内
側吸込口、３・・・・・・室内側吐出口、４・・・・・
・ルーバ、６・・・・・・室外側吸込口、６・・・・・
・室外側吐出口、７・・・・・・ケーシング、８・・・
・・・排気用羽根、９・・・・・・給気用羽根、１０・
・・・・・モータ、１１・・・・・・送風機部、１２・
・・・・・伝熱板、１３・・・・・・熱交換素子、１４
・・・・・・ドレン抜き穴、１６・・・・・・排気風路
、１６・・・・・・給気風路、１７・・・・・・枠体、
１８・・・・・・切りかき部。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）室内側吸込口と室内側吐出口とを有するルーバと
   、このルーバを取付け、室外側吸込口と室外側吐出口と
   を有したケーシング内の上部に、排気用羽根と給気用羽
   根とそれらを回転するためのモータからなる送風機部と
   、前記ケーシング内の下部には、温度および湿度あるい
   は温度のみを交換する伝熱板を所定間隔に保持して積層
   し、かつ互いに独立した風路が交互に形成された熱交換
   素子を着脱自在に取付け、前記ケーシングの外周部に設
   置した前記ルーバの室内側吸込口と前記ケーシングの室
   外側吐出口とを連通する排気風路と、この排気風路の室
   外側吐出口の近傍にドレン抜き穴を設け、前記ケーシン
   グの室外側吸込口と前記ルーバの室内側吐出口とを連通
   する給気風路をそれぞれ形成した空調換気扇。
2. （２）熱交換素子を固定する排気風路側の枠体の下部の
   一部に切りかき部を設けてなる特許請求の範囲第１項記
   載の空調換気扇。
3. （３）ケーシングの室外側に室外側吸込口と室外側吐出
   口に外気の導入を制御する回転引き戸式のシャッターを
   設けてなる特許請求の範囲第１項記載の空調換気扇。