JP2000125616A - 播種機 - Google Patents
播種機Info
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- JP2000125616A JP2000125616A JP10305620A JP30562098A JP2000125616A JP 2000125616 A JP2000125616 A JP 2000125616A JP 10305620 A JP10305620 A JP 10305620A JP 30562098 A JP30562098 A JP 30562098A JP 2000125616 A JP2000125616 A JP 2000125616A
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Abstract
器の種子タンクが、横並びに一体構成とされて、走行車
体の操縦座席の後方に搭載されていた。したがって、オ
ペレ−タは、その一連の種子タンクに邪魔されて後方視
界が遮られる課題があった。特に、従来の構成では、非
作業中(路上走行時等)に播種機を地面より高い位置に
上昇して走行するとき、種子タンクが障害となり、後進
走行が安全性に欠ける課題があった。 【解決手段】 本発明は、上述した課題を解決するため
に、つぎの如き解決手段を講じた。すなわち、走行車体
1の進行方向に対して、横方向に配置した複数個の播種
管2a、2bを圃場面の播種位置に設ける。該播種管2
a、2bは、種子の繰出装置3に基部を連通した移送管
4の先端に接続して設ける。前記繰出装置3に種子を供
給する種子タンク5は、前記走行車体1の操縦座席6の
後方に複数器搭載するが、その場合、少なくとも、左側
タンク5aと右側タンク5bとの間に、見通し空間7を
形成して配置、搭載した播種機とした。
Description
ので、農業機械の技術分野に属する。
を繰り出す繰出装置が設けられ、その繰出装置に複数の
移送管と播種管とを連通して構成されている。そして、
播種機は、繰出装置から繰り出された種子を、エアチャ
ンバ−から吹き出してくる圧縮空気によって、前記移送
管内を播種管まで空気搬送し、圃場面に播種する構成と
している。そして、前記種子タンクは、播種管の条数に
応じて複数個が、横並びに一体構成とされて、走行車体
の操縦座席の後方に搭載され、播種作業位置と非作業位
置との間を上下に昇降自由に構成している。
の播種機は、播種管の条数に応じて複数器の種子タンク
が、横並びに一体構成とされて、走行車体の操縦座席の
後方に搭載されていた。したがって、オペレ−タは、そ
の一連の種子タンクに邪魔されて後方視界が遮られる課
題があった。特に、従来の構成では、非作業中(路上走
行時等)に播種機を地面より高い位置に上昇して走行す
るとき、種子タンクが障害となり、後進走行が安全性に
欠ける課題があった。
を解決するために、次の如き技術手段を講ずるものであ
る。すなわち、走行車体1の進行方向に対して、横方向
に配置された複数個の播種管2a、2bが、圃場面の播
種位置に設けられ、該播種管2a、2bは、種子の繰出
装置3に基部が連通されている移送管4の先端に接続し
て設けられ、前記繰出装置3に種子を供給する種子タン
ク5は、前記走行車体1の操縦座席6の後方に複数器搭
載されるが、少なくとも、左側タンク5aと右側タンク
5bとの間に、見通し空間7を形成して配置、搭載され
ている播種機としたものである。
から、後方視界を確保することが可能となって、従来型
の課題を解決して後進走行をきわめて安全に行なうこと
ができる特徴を有するものである。
播種機は、図1および図2に示すように、種子タンク
5、繰出装置3、移送管4、播種管2a、2b、その
他、起風翼車8やエアチャンバ9等の付属装置から構成
され、走行車体1の後部に装着されて湛水直播機として
構成されている。
と後輪11、11’とを設け、中央のエンジンル−ム1
2上に操縦座席6を配置して設け、水田の耕盤上を回転
して移動できる構成としている。そして、昇降リンク1
3は、上下一対の平行リンクからなり、前部が前記走行
車体1の後部機枠14に枢着連結され、後部に連結用の
ヒッチ15が取り付けられ、車体1側の油圧シリンダ1
6によって昇降できる構成としている。そして、前記ヒ
ッチ15は、作業機取り付け用の取付機体17が取り付
けられ、以下説明する播種機が取り付け支持されて上下
昇降自由に構成されている。
具体的に述べる。まず、繰出装置3は、図4および図5
に示すように、外周に多数の種子溝18を形成した繰り
出しロ−ル19を種子タンク5の下側に臨ませて伝動可
能に軸架して設け、その下方には種子を搬送する移送管
4の始端部を配置して構成している。なお、種子溝19
は、図5に示すように、側部の調節具20を回転調節輪
21の回転調節操作によって軸に沿わせて左右に摺動
し、種子の貯留容積を大小調節できる構成としている。
22は入力スプロケットである。
に、側部に開閉自由に枢着した開閉蓋23を設け、内部
のメンテナンスが容易にできる構成としている。そし
て、ブラシ24は、前記した繰り出しロ−ル19の表面
に接触して均す働きをして、種子溝19の種子量を均一
にするために設けているが、上記開閉蓋23を開いたと
き抜き取りができる構成にしている。
び図7に示す実施例のように、走行車体1の後部に搭載
するにあたり、左側タンク5aと右側タンク5bとの二
つからなり、それぞれ上記した繰出装置3上に装置さ
れ、左右両タンク5a、5bの間に、操縦座席6の位置
から後方を見通せる見通し空間7が形成された構成とし
ている。そして、種子タンク5は、図4に示すように、
上側に蓋25を開閉自由に設け、内側の前記繰り出しロ
−ル19のすぐ上方にブリッジ防止枠26を設けてい
る。
すように、タンク5に供給する種子を入れた種子袋を載
置できる広さとし、種子タンク5の外側に固着して設
け、播種機と一体的に上下昇降できる構成としている。
つぎに、エアチャンバ9は、円筒形状で前記繰出装置3
の下側の前に横向きに配置して設け、一端に起風翼車8
を連結して設け、他端を蓋で密封して起風された空気を
貯留できる構成としている。そして、移送管4は、その
搬送始端部を開口して前記エアチャンバ9に連通して設
け、高圧状態で貯留した空気(送風)が送り込まれ、前
述のように上方から供給されてくる所定量の種子を空気
搬送するように構成している。そして、エアチャンバ9
は、図7に破断して示す実施例のように、中間部分に送
風抵抗体28を設け、前記起風翼車8に近い左側部分と
遠い右側部分とで極力空気圧(風圧)の差が発生しない
ように工夫して構成している。
をエアチャンバ9に連通して圃場面に近い側に向けて延
長し、終端部を播種位置に設けている播種管2a、2b
にそれぞれ連通して構成している。そして、播種管2
a、2bは、接地面に設けて表土を均しながら滑動する
フロ−ト29に取り付け、前進に伴って整地された圃場
面に噴出、播種する構成としているが、前述のとおり、
送風抵抗体28を設けてエアチャンバ9内の空気圧を全
体としてほぼ同一にする工夫をしているから、各播種管
2a、2bの植付深さ(播種深さ)をほぼ同一に保つこ
とが可能である。
から二つの移送管4に分割して種子を供給し、更に、二
つの播種管2a、2bまで種子を空気搬送する構成の場
合には、背後から見て二つの移送管4およびそれに連通
した二つの播種管2a、2bの中間位置に配置する構成
とする。このように構成すると、種子タンク5は、二つ
の移送管4の長さをほぼ同一にでき二つの播種管2a、
2bまでの距離を同一にできる利点がある。
置3は、図6に示す実施例のように、操作レバ−30を
有する平行リンク機構31によって昇降可能に構成し、
最も上昇した位置が前側の肥料タンク32より高い位置
に達する構成にしているが、このように構成すると、繰
出装置3のメンテナンスを容易に行なうことができる。
に示すように、走行車体1側の駆動部から伝動軸33を
介してギヤボックス34に回転動力が入力され、更に、
伝動軸35によって回転各部が伝動される構成としてい
る。そして、播種開始マ−カ36は、図1に示すよう
に、機体の播種位置(播種管2a、2bの位置)より前
側に設け、播種作業開始と同時に走行車体1が前進した
後、実際に圃場に播種が開始される位置を、予め、表示
するように構成している。すなわち、播種機は、種子タ
ンク5に種子を充填して回転各部のクラッチを入りにし
て播種機構を始動し、同時に、走行車体1の前進を開始
すると、車体1が所定距離前進した後、圃場面に播種が
開始される。前記播種開始マ−カ36は、その開始位置
を作業開始前に知ることができるように構成したもので
ある。
播種機は、走行車体1を運転して、整地作業が終わって
湛水状態にした圃場に入り、播種作業の準備を行なう
が、最初に、種子タンク5に種子を充填する。その操作
は、種子タンク5が、図2の仮想線で示すように、昇降
リンク13によって高い位置に上昇しており、タンクの
外側にある受台27上に種子袋を載せて置き、その袋か
ら種子を、タンク5に比較的楽に供給できる。
機側に伝動軸33を介して回転動力を伝動し、ギヤボッ
クス34から回転各部を駆動しながら前進させて播種作
業を開始する。すると、種子タンク5内の種子は、図4
に示すように、ブリッジ防止枠26を通過して下方の回
転している繰り出しロ−ル19に達し、繰り出しロ−ル
19の外周の種子溝18にそれぞれ供給されて溜り回転
方向に送られる。そのとき、種子溝18内の種子は、回
転下手側にあるブラシ24に達して表面が均平に均され
て定量となり、繰り出しロ−ル19の回転に伴って下方
の移送管4の搬送始端部に落下する。そのとき、エアチ
ャンバ9は、起風翼車8によって起風された圧縮空気が
充填されており、連通している各移送管4に流入するこ
とになる。
から吹き込まれてくる風によって移送管4内を空気搬送
されて先端側の播種管2a、2bに達し、フロ−ト29
によって整地された後の圃場に噴出、播種される。以上
のような一連の播種工程において、エアチャンバ9は、
その内部の中間位置に送風抵抗体28(図7参照)が設
けられているから、その部分を通過するときに抵抗を受
けて、起風翼車8に近い位置と遠い位置との空気圧(風
圧)の差異がきわめて少なくなり、各移送管4にほぼ同
じ風圧で吹き出すことができる。したがって、種子は、
全ての播種管2a、2bからほぼ同一速度で噴出される
結果、圃場面に同じ播種深さで植えられることになる。
始するが、そのときの実際に圃場面に種子が播かれる開
始位置は、走行車体1のスタ−ト時点に播種開始マ−カ
36が位置していた部位から開始される。以上のように
して、走行車体1は、前進しながら播種作業を行なって
圃場の端に達して方向変換する場合、昇降リンク13を
使って播種機を上昇させて、前進バックを繰り返しなが
ら旋回操作をする。そのとき、オペレ−タは、後進走行
時に左側タンク5aと右側タンク5bとの間に見通し空
間7を形成しているから、操縦座席6から走行車体1の
後方を目で十分に確認しながら安全に操縦することがで
きる。
は、左右の種子タンク5a、5bの間に、見通し空間7
を形成したから、操縦座席から後方を視野におさめるこ
とが可能になった。特に、従来の構成では、非作業中
(圃場の端の旋回時、路上走行時)に播種機を地面より
高い位置に上昇して走行するとき、邪魔になっていた部
分の種子タンクを、本発明では、見通し空間7にしてい
るから、後進走行の安全性を高めることができた。
に際しては、図6に示すように、操作レバ−30を押し
下げて平行リンク機構31によって、種子タンク5と繰
出装置3とを肥料タンク32より高い位置まで持ち上げ
る。このように、繰出装置3は、周囲に邪魔物のない状
態にして、側部の開閉蓋23を、図4の仮想線で示す位
置に開き、ブラシ24を取り外して清掃、メンテナンス
を容易に行なうことができる。
繰出装置 4 移送管 5 種子タンク 5a
左側タンク 5b 右側タンク 6 操縦座席 7
見通し空間
Claims (1)
- 【請求項1】 走行車体1の進行方向に対して、横方向
に配置された複数個の播種管2a、2bが、圃場面の播
種位置に設けられ、該播種管2a、2bは、種子の繰出
装置3に基部が連通されている移送管4の先端に接続し
て設けられ、前記繰出装置3に種子を供給する種子タン
ク5は、前記走行車体1の操縦座席6の後方に複数器搭
載されるが、少なくとも、左側タンク5aと右側タンク
5bとの間に、見通し空間7を形成して配置、搭載され
ている播種機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30562098A JP3804297B2 (ja) | 1998-10-27 | 1998-10-27 | 播種機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30562098A JP3804297B2 (ja) | 1998-10-27 | 1998-10-27 | 播種機 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000125616A true JP2000125616A (ja) | 2000-05-09 |
JP2000125616A5 JP2000125616A5 (ja) | 2005-10-27 |
JP3804297B2 JP3804297B2 (ja) | 2006-08-02 |
Family
ID=17947341
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30562098A Expired - Fee Related JP3804297B2 (ja) | 1998-10-27 | 1998-10-27 | 播種機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3804297B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102918968A (zh) * | 2012-11-13 | 2013-02-13 | 华南农业大学 | 一种用于杂交水稻制种的同步播种插秧机及同步播种插秧方法 |
JP2021170966A (ja) * | 2020-04-22 | 2021-11-01 | 井関農機株式会社 | 作業車両 |
-
1998
- 1998-10-27 JP JP30562098A patent/JP3804297B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102918968A (zh) * | 2012-11-13 | 2013-02-13 | 华南农业大学 | 一种用于杂交水稻制种的同步播种插秧机及同步播种插秧方法 |
JP2021170966A (ja) * | 2020-04-22 | 2021-11-01 | 井関農機株式会社 | 作業車両 |
JP7200972B2 (ja) | 2020-04-22 | 2023-01-10 | 井関農機株式会社 | 作業車両 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3804297B2 (ja) | 2006-08-02 |
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