JP2000124668A - 異方導電性シートの貼付方法及び装置 - Google Patents

異方導電性シートの貼付方法及び装置

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JP2000124668A
JP2000124668A JP10290523A JP29052398A JP2000124668A JP 2000124668 A JP2000124668 A JP 2000124668A JP 10290523 A JP10290523 A JP 10290523A JP 29052398 A JP29052398 A JP 29052398A JP 2000124668 A JP2000124668 A JP 2000124668A
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真司 金山
Takashi Shimizu
隆 清水
Satoshi Shida
智 仕田
Kenji Takahashi
健治 高橋
Masayuki Ida
雅之 伊田
Ryoji Inuzuka
良治 犬塚
Hiroshi Wada
浩 和田
Yasuhiro Okada
康弘 岡田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で異方導電性シートの貼付けタク
トを短くするとともに、貼付精度を向上する異方導電性
シートの貼付方法及び装置を提供する。 【解決手段】 ベーステープに異方導電性シートを支持
したテープ4を左右のローラ2、3間に張設し、テープ
4の異方導電性シートをカッター手段18にて切断し、
チャック17にてテープ4を挟持した状態で送給ヘッド
7を移動して切断した異方導電性シートを所定貼付位置
の上部に送給し、ローラ2と送給ヘッド7に設けられた
押下手段20にてテープ4を貼付位置に押し下げ、加圧
ヘッド1にて異方導電性シートを基板に貼付け、送給ヘ
ッド7を上手側に移動させて貼付けられた異方導電性シ
ートからベーステープを剥離させ、その後上手側ローラ
2と押下手段20を送給位置に復帰させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶パネル等の基
板に異方導電性シートを貼付ける異方導電性シートの貼
付方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】液晶パネルの製造に際してそのガラス基
板に形成された透明電極に対して液晶を駆動するIC部
品のリードを接続する工程においては、基板の接続用透
明電極配設部上に異方導電性シートを貼付け、その上に
IC部品のリードを配置して加熱・加圧することによっ
て接続している。
【0003】異方導電性シートは、周知のように樹脂中
に金属粒子若しくは金属メッキを施した粒子を分散させ
てあるシートであり、押圧して加熱すると強く押圧され
た部分では分散された金属粒子又は金属メッキ粒子が互
いに接触して導電性を示すが、他の部分は絶縁性をもの
である。
【0004】従来の異方導電性シートを基板に貼付ける
装置においては、図8に示すように、昇降可能な加圧ヘ
ッド51の両側に左右一対のローラ52、53が配設さ
れ、これらローラ52、53間にベーステープに異方導
電性シートを支持させたテープ54が張設されており、
テープ54を送給可能な直線状のテープ送給経路55が
構成されている。左右のローラ52、53はテープ54
が基板から上方に離間したテープ送給位置とテープ54
が基板に接する異方導電性シート貼付位置との間で昇降
可能に構成されている。また、テープ送給経路55に沿
って往復移動可能な送給ヘッド56が設けられるととも
に、送給方向上手側のローラ52の近傍には異方導電性
シートを所要長さに切断するカッター手段57が配設さ
れている。送給ヘッド56には、テープ54を挟持可能
なチャック58と、その上手側でテープを受ける受けロ
ーラ59と、その上手位置で受けローラ59に対して相
対的に下降してテープ54を押し下げる押下ブレード6
0とが設けられている。また、送給ヘッド56は下手側
のローラ53の近傍位置で送給位置と貼付位置の間で昇
降可能に構成されている。
【0005】次に以上の構成による異方導電性シートの
貼付動作を、図9を参照して説明する。まず、カッター
手段57にて所要の長さになるようにベーステープに支
持された状態で異方導電性シートを切断し(図9(a)
参照)、次にチャック58にてテープ54を挟持して送
給ヘッド56を移動させることによって切断した異方導
電性シートを所定貼付位置の上部に送給し(図9(b)
参照)、次に一対のローラ52、53及び送給ヘッド5
6を下降させてテープ54を貼付位置に向けて押し下げ
(図9(c)参照)、次に加圧ヘッド51を下降させて
テープ54を加圧し、異方導電性シートを基板に貼付け
た後加圧ヘッド51を復帰上昇させ(図9(d)、次に
下手側のローラ53と送給ヘッド56を送給位置に復帰
上昇させると同時に押下ブレード60を下降させ、テー
プ54が押下ブレード60より上手側では貼付位置に位
置し、受けローラ59より下手側では送給位置に位置す
るようにテープ54を押下ブレード60と受けローラ5
9の間で屈曲させ(図9(e)参照)、次に送給ヘッド
56を上手側に移動させ、異方導電性シートが基板に貼
付けられた部分のベーステープを剥離させ(図9(f)
参照)、次に上手側のローラ52と押下ブレード60を
復帰上昇させてテープ54の全体を送給位置で張設され
た状態に復帰し(図9(g)参照)、その後図9(a)
に戻ってカッター手段57にて異方導電性シートを切断
するという動作を繰り返すことによって順次基板に異方
導電性シートの貼付けている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では押下ブレード60とは別に下流側のローラ
53を昇降可能に構成し、さらに送給ヘッド56を送給
経路54に沿って移動可能にかつ昇降可能に構成する必
要があるために構成が複雑になるとともに、押下ブレー
ド60の昇降工程とは別に下流側ローラ53及び送給ヘ
ッド56の昇降工程があるために動作工程が多く、タク
トが長くなるという問題があった。
【0007】また、一対のローラ52、53間にテープ
54を張設した状態で異方導電性シートの貼付位置が規
定されており、ローラ52、53間の距離が長いために
貼付位置精度の向上が困難であるという問題もあった。
【0008】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、簡単
な構成で異方導電性シートの貼付けタクトを短くできる
とともに、貼付精度を向上できる異方導電性シートの貼
付方法及び装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の異方導電性シー
トの貼付方法は、昇降可能な加圧ヘッドの両側に配設し
た左右一対のローラ間に送給可能に張設されかつベース
テープに異方導電性シートを支持させて構成されている
テープにおける異方導電性シートを切断する工程と、ロ
ーラ間のテープの送給経路に沿って往復移動可能な送給
ヘッドに設けられたチャックにてテープを挟持して送給
ヘッドを移動し、切断した異方導電性シートを所定貼付
位置の上部に送給する工程と、テープ送給方向の上手側
のローラと送給ヘッドに設けられた押下手段にてテープ
を貼付位置に向けて押し下げる工程と、加圧ヘッドにて
テープを加圧して異方導電性シートを基板に貼付ける工
程と、送給ヘッドをテープ送給方向の上手側に移動させ
て貼付けられた異方導電性シートからベーステープを剥
離させ、その後上手側ローラと押下手段を送給位置に復
帰させる工程とを有するものであり、上手側のローラと
押下手段を下降させてテープを貼付位置に向けて押し下
げ、その状態で送給ユニットを移動させて貼付けた異方
導電性シートからベーステープを剥離するので、従来の
下手側のローラ及び送給ヘッドの復帰上昇動作工程を無
くすことができ、動作工程が少なくなって異方導電性シ
ートの貼付けタクトを短くできる。また、上手側ローラ
と押下手段の間で異方導電性シートの貼付位置が規定さ
れ、それらの間の距離がローラ間の比して短いために貼
付位置精度も向上できる。
【0010】また、本発明の異方導電性シートの貼付装
置は、昇降可能な加圧ヘッドの両側に配設した左右一対
のローラ間にベーステープに異方導電性シートを支持さ
せたテープを送給移動可能に張設し、テープを挟持可能
なチャックを有する送給ヘッドをローラ間の送給経路に
沿って往復移動可能に配設し、テープ送給方向の上手側
のローラをテープ送給位置と異方導電性シート貼付位置
との間で昇降可能に構成するとともに、送給ヘッドにテ
ープを送給位置で受ける受けローラとその上手位置でテ
ープを貼付位置に向けて押し下げる押下手段とを設けた
ものであり、上記方法を実施して異方導電性シートの貼
付けタクトを短くできるとともに貼付精度を向上でき、
かつ従来に比して下手側のローラ及び送給経路に沿って
移動する送給ヘッドの昇降構成が不要であるため、構成
が簡単になって安価に構成することができる。
【0011】また、送給ヘッドに、ベーステープに支持
された異方導電性シートを切断するカッター手段を配設
すると、異方導電性シートを所要長さに切断するのに、
次に貼り付けるべき異方導電性シートの所要長さ位置に
その都度送給ヘッドを位置決めして切断すれば良く、異
方導電性シートの最初の貼り付け時及びその長さが変わ
る時にも、従来のように固定設置されたカッター手段と
加圧ヘッドとの間の距離と異方導電性シートの長さによ
って予め切断するような煩雑な切換動作が必要でなく、
作業性が向上する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の異方導電性シート
の貼付装置の一実施形態について、図1〜図7を参照し
て説明する。
【0013】図1、図3において、昇降可能な加圧ヘッ
ド1の両側に左右一対のローラ2、3が配設され、これ
らローラ2、3間にベーステープ4aに異方導電性シー
ト5を支持させたテープ4が一方向に送給可能に張設さ
れている。また、ローラ2、3間のテープ4に沿う直線
状のテープ送給経路6に沿って往復移動可能な送給ヘッ
ド7が配設されている。加圧ヘッド1は、異方導電性シ
ート5を基板(図示せず)に貼付けるために70℃程度
に加熱されている。
【0014】図3において、テープ4の送給方向上手側
のローラ2は、シリンダ8にて上方の送給位置と下方の
貼付位置との間で昇降可能に構成されている。テープ4
は異方導電性シート5の表面をカバーテープで覆った状
態で供給リール9に巻回されて供給され、ローラ2の上
方に配設されたテープ供給部10に装着される。供給リ
ール9から引き出されたテープ4は、適宜にカバーテー
プが剥離された後、ガイドローラ11、12とそれらの
間に昇降自在に配設された昇降ローラ13から成るテー
プ送り調整部14を介してローラ2に上方から供給され
ている。
【0015】また、下手側のローラ3は固定設置される
とともに、その上部に必要時にテープ4(ベーステープ
4a)を挟持固定するチャック15が配設され、その上
方にテープ4を巻取り又は吸引するテープ回収手段16
が配設されている。17’は、異方導電性シート5を貼
付けるべき基板が供給・位置決めされるテーブルで、加
圧ヘッド1との間で基板とテープ4を挟圧して異方導電
性シート5を基板に貼付ける。
【0016】送給ヘッド7には、図4〜図7に詳細を示
すように、チャック17と、その上手位置のカッター手
段18と、さらに上手位置でテープ4をテープ送給経路
6位置に支持する受けローラ19と、その上手位置でテ
ープ4を貼付位置に向けて押し下げる押下手段20とが
配設されている。この送給ヘッド7は、テープ送給経路
6と平行に配設されたガイドレール(図示せず)に沿っ
て移動自在に支持されるとともにボールねじを用いた送
り機構(図示せず)にて送り駆動及び任意の位置に位置
決め可能な可動体21に装着されている。
【0017】チャック17は、図4、図5に示すよう
に、平行チャック機構22の互いに接近・離間駆動可能
な一対の作動爪22a、22bに、テープ4を上下から
挟持する挟持片23a、23bを取付けて構成されてい
る。
【0018】カッター手段18は、図4、図6に示すよ
うに、テープ送給経路6の上部にテープ4上面を受ける
ように配設された受板24と、この受板24に対して下
方から接近離間可能に配設されたカッター刃ユニット2
5にて構成されている。受板24は、ブラケット26に
1対の取付ボルト27aと複数の止ねじ27bにて平行
調整可能に取付けられ、かつテープ4を吸着・引き剥が
し用のエア穴24aが形成されている。カッター刃ユニ
ット25は、前端部にカッター刃28が装着されるとと
もに、中間部が昇降ガイド29にて昇降自在に支持さ
れ、後端部が昇降駆動用のシリンダ30に連結されてい
る。31はカッター刃ユニット25の上面に当接してそ
の高さ位置を調整可能に規制するストッパねじ、32は
カッター刃ユニット25の上昇して切断したことを検出
する検出センサである。
【0019】押下手段20は、図4、図7に示すよう
に、下端縁が円弧状でテープ4の上面に係合する押下ブ
レード33を、昇降駆動可能な昇降ブロック34から前
方に突出された取付腕34aに取付けて構成されてい
る。昇降ブロック34は昇降ガイド35にて昇降自在に
支持され、かつその側面に形成された水平方向の係合溝
36に、中間部が支軸37にて枢支された揺動アーム3
8の先端に固定された係合ピン39が係合されている。
揺動アーム38の後端にはシリンダ40が連結され、シ
リンダ40の出退動作によって昇降ブロック34が昇降
駆動されるように構成されている。41は昇降ブロック
34に調整可能に装着されたストッパねじである。
【0020】次に、以上の構成による異方導電性シート
の貼付動作を、図2を参照して説明する。まず、送給ヘ
ッド7を所要の切断位置に位置決めし、カッター手段1
8にてベーステープ4aに支持された異方導電性シート
5を切断することにより、次に貼付けるべき所要の長さ
位置で異方導電性シート5を切断する(図2(a)参
照)。
【0021】次に、送給ヘッド7をチャック17がベー
ステープ4aを挟持する位置まで移動させた後チャック
17でテープ4を挟持し、送給ヘッド7をテープ送給経
路6に沿って下手側に移動させ、切断した異方導電性シ
ート5を所定貼付位置に対応する所定位置に送給する
(図2(b)参照)。なお、その後チャック15でテー
プ4を挟持した後、チャック17は開放する。
【0022】次に、テープ送給方向の上手側のローラ2
と送給ヘッド7に設けられた押下手段20の押下ブレー
ド33を下降させ、それらの間のテープ4を貼付位置に
押し下げる(図2(c)参照)。このとき、受けローラ
19と押下ブレード33の下端との間でテープ4が屈曲
する分、先に切断した異方導電性シート5が前方に移動
するが、その移動した状態で基板に対する貼付位置に位
置するように先の送給ヘッド7による送給位置が予め設
定されている。
【0023】次に、加圧ヘッド1が下降してテープ4が
加圧され、異方導電性シート5が基板に貼付けられる。
その後、貼付けが完了すると、加圧ヘッド1が待機位置
まで上昇する(図2(d)参照)。
【0024】次に、送給ヘッド7をテープ送給方向の上
手側に移動させることにより、押下ブレード33の下端
でテープ4の全体を基板に押し付けながらベーステープ
4aだけを受けローラ19にて上方に引き上げた状態で
上手側に移動することによって貼付けられた異方導電性
シート5からベーステープ4aを剥離させる(図2
(e)参照)。
【0025】最後に、上手側のローラ2と押下手段20
の押下ブレード33を上昇させてテープ4をテープ送給
経路6上に復帰させる(図2(f)参照)。その後、図
2(a)に戻ってカッター手段18にて異方導電性シー
ト5を切断するという動作を繰り返すことによって順次
基板に異方導電性シートを貼付けている。
【0026】以上の実施形態によれば、上手側のローラ
2と送給ヘッド7の押下手段20を下降させてテープ4
を貼付位置に向けて押し下げ、異方導電性シート5の貼
付けを行い、その状態で送給ヘッド7を移動させて貼付
けた異方導電性シート5からベーステープ4aを剥離す
るので、従来例で行っていた下手側のローラ3及び送給
ヘッド7の復帰上昇動作工程を無くすことができ、動作
工程が少なくなって異方導電性シートの貼付けタクトを
短くできる。
【0027】また、異方導電性シート5の貼付位置は、
上手側ローラ2と押下手段20の間で規定されているの
で、それらの間の距離がローラ2、3間の距離に比して
短いために従来例に比して貼付位置精度も向上できる。
【0028】また、下手側のローラ3の昇降構成、及び
テープ送給経路6に沿って移動する送給ヘッド7の昇降
構成が不要であるため、構成が簡単になって安価に構成
することができる。
【0029】また、送給ヘッド7にカッター手段18を
配設しているので、異方導電性シート5を所要長さに切
断するのに、次に貼り付けるべき異方導電性シート5の
所要長さ位置にその都度送給ヘッド7を位置決めして切
断すれば良く、異方導電性シート5の最初の貼り付け時
及びその長さが変わる時にも煩雑な切換動作が必要でな
く、作業性が向上する。
【0030】なお、上記実施形態では、押下手段20と
して下端縁が円弧断面の押下ブレード33を用いた例を
示したが、テープ4を横断する水平方向の押下ピンや、
押下ローラを用いてよく、またその昇降機構も任意の機
構を採用できる。
【0031】また、カッター手段18を送給ヘッド7に
配設した例を示したが、従来例と同様にローラ2の近傍
に固定して配設することもできる。
【0032】
【発明の効果】本発明の異方導電性シートの貼付方法に
よれば、以上の説明から明らかなように、ベーステープ
で支持された異方導電性シートを切断する工程と、チャ
ックでテープを挟持して送給ヘッドを移動し、切断した
異方導電性シートを所定貼付位置の上部に送給する工程
と、上手側のローラと押下手段にてテープを貼付位置に
向けて押し下げる工程と、加圧ヘッドにて異方導電性シ
ートを基板に貼付ける工程と、送給ヘッドを移動させて
貼付けられた異方導電性シートからベーステープを剥離
させ、その後上手側ローラと押下手段を送給位置に復帰
させる工程とを有するので、動作工程が少なくなって異
方導電性シートの貼付けタクトを短くでき、また上手側
ローラと押下手段の間で異方導電性シートの貼付位置が
規定され、それらの間の距離がローラ間の比して短いた
めに貼付位置精度も向上できる。
【0033】また、本発明の異方導電性シートの貼付装
置によれば、昇降可能な加圧ヘッドの両側に配設した左
右一対のローラ間にベーステープに異方導電性シートを
支持させたテープを送給移動可能に張設し、テープを挟
持可能なチャックを有する送給ヘッドをローラ間の送給
経路に沿って往復移動可能に配設し、テープ送給方向の
上手側のローラをテープ送給位置と異方導電性シート貼
付位置との間で昇降可能に構成するとともに、送給ヘッ
ドにテープを送給位置で受ける受けローラとその上手位
置でテープを貼付位置に向けて押し下げる押下手段とを
設けたので、上記方法を実施して異方導電性シートの貼
付けタクトを短くできるとともに貼付精度を向上でき、
かつ下手側のローラや送給経路に沿って移動する送給ヘ
ッドの昇降構成が不要であるため、構成が簡単になって
安価に構成することができる。
【0034】また、送給ヘッドに、ベーステープに支持
された異方導電性シートを切断するカッター手段を配設
すると、異方導電性シートを所要長さに切断するのに、
次に貼り付けるべき異方導電性シートの所要長さ位置に
その都度送給ヘッドを位置決めして切断すれば良く、異
方導電性シートの最初の貼り付け時及びその長さが変わ
る時にも煩雑な切換動作が必要でなく、作業性が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における異方導電性シート
の貼付装置の概略構成を示す模式図である。
【図2】同実施形態における貼付動作工程の説明図であ
る。
【図3】同実施形態の全体配置構成を示す概略正面図で
ある。
【図4】同実施形態の送給ヘッドの正面図である。
【図5】図4のA−A矢視図である。
【図6】図4のB−B矢視図である。
【図7】図4のC−C矢視図である。
【図8】従来例の異方導電性シートの貼付装置の概略構
成を示す模式図である。
【図9】同従来例における貼付動作工程の説明図であ
る。
【符号の説明】
1 加圧ヘッド 2 ローラ 3 ローラ 4 テープ 4a ベーステープ 5 異方導電性シート 6 テープ送給経路 7 送給ヘッド 17 チャック 18 カッター手段 19 受けローラ 20 押下手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清水 隆 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 仕田 智 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 高橋 健治 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 伊田 雅之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 犬塚 良治 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 和田 浩 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 岡田 康弘 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5E313 AA01 AA15 CC05 DD01 DD18 DD20 DD31

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇降可能な加圧ヘッドの両側に配設した
    左右一対のローラ間に送給可能に張設されかつベーステ
    ープに異方導電性シートを支持させて構成されているテ
    ープにおける異方導電性シートを切断する工程と、ロー
    ラ間のテープの送給経路に沿って往復移動可能な送給ヘ
    ッドに設けられたチャックにてテープを挟持して送給ヘ
    ッドを移動し、切断した異方導電性シートを所定貼付位
    置の上部に送給する工程と、テープ送給方向の上手側の
    ローラと送給ヘッドに設けられた押下手段にてテープを
    貼付位置に向けて押し下げる工程と、加圧ヘッドにてテ
    ープを加圧して異方導電性シートを基板に貼付ける工程
    と、送給ヘッドをテープ送給方向の上手側に移動させて
    貼付けられた異方導電性シートからベーステープを剥離
    させ、その後上手側ローラと押下手段を送給位置に復帰
    させる工程とを有することを特徴とする異方導電性シー
    トの貼付方法。
  2. 【請求項2】 昇降可能な加圧ヘッドの両側に配設した
    左右一対のローラ間にベーステープに異方導電性シート
    を支持させたテープを送給移動可能に張設し、テープを
    挟持可能なチャックを有する送給ヘッドをローラ間の送
    給経路に沿って往復移動可能に配設し、テープ送給方向
    の上手側のローラをテープ送給位置と異方導電性シート
    貼付位置との間で昇降可能に構成するとともに、送給ヘ
    ッドにテープを送給位置で受ける受けローラとその上手
    位置でテープを貼付位置に向けて押し下げる押下手段と
    を設けたことを特徴とする異方導電性シートの貼付装
    置。
  3. 【請求項3】 送給ヘッドに、ベーステープに支持され
    た異方導電性シートを切断するカッター手段を配設した
    ことを特徴とする請求項2記載の異方導電性シートの貼
    付装置。
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