JP2000119139A - アイメイクアップ化粧料 - Google Patents
アイメイクアップ化粧料Info
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Abstract
て、塗膜のツヤとその持続性に優れるという新しい化粧
効果を併せ持ち、また化粧持ちと使用性に優れ、安全
性、安定性も良好なアイメイクアップ化粧料に関する。 【解決手段】アクリル−シリコーン系グラフト共重合
体、ロジン酸系樹脂を必須成分として配合することによ
り、塗布膜のツヤ、化粧持ち(にじみにくさ)、化粧効
果(カール力、ボリューム感)に優れ、使用性、使用感
も良いアイメイクアップ化粧料を提供するものである。
Description
化粧料において、アイメイクアップ化粧料に必要な目元
をはっきりさせるという化粧効果に加えて、塗膜のツヤ
とその持続性に優れるという新しい化粧効果を併せ持
ち、また化粧持ちと使用性に優れ、安全性、安定性も良
好なアイメイクアップ化粧料に関する。
アイライン、眉などに使用し、目元をはっきりさせると
いった化粧効果をもつものであるが、最近は加えて、塗
膜にエナメルの様なツヤを与えて、より特徴的な新しい
化粧効果を演出するものが求められている。一般的に従
来のアイメイクアップ化粧料は、固形状油分、例えばワ
ックスやロウ類、及び粉体、皮膜形成剤を中心として構
成されており、化粧品としての快適な使用性、使用感、
及び機能性を持たせるために、種々の性状、性質をもつ
ワックス類、粉体、皮膜形成剤の配合検討が行われてき
た。
スやロウ類、粉体、皮膜形成剤といった一般的に従来か
ら使用されている成分の配合検討のみでは、目元をはっ
きり見せるといった機能は演出できるが、目元にツヤを
与えるという新しい化粧効果を演出するには十分な効果
が得られなかった。例えば、マスカラの場合、ワックス
やロウ類などの固形状油分を増量すると、睫を上にカー
ルしボリュームを与え目元をきわだたせることができる
ものの、塗膜のツヤはなくなってしまうといった欠点が
あった。逆に、固形状油分を減量すると塗膜のツヤは出
るものの、カール力、ボリューム感が不足し、汗や皮脂
で化粧膜が崩れやすくなり、まぶたの下へにじんだり、
化粧膜が欠落してしまい、化粧効果の持続に欠けるとい
った欠点があった。
記課題を解決するため鋭意研究した結果、アクリル−シ
リコーン系グラフト共重合体とロジン酸系樹脂を用いる
ことにより、ツヤがあって、且つ目元をきわだたせると
いった化粧効果に優れ、化粧持ちが良く、良好な使用
性、使用感及び均一な化粧膜を付与できる事を見出し、
本発明を開発するに至った。すなわち本発明は、次の成
分(a)、(b) (a)アクリル−シリコーン系グラフト共重合体、
(b)ロジン酸系樹脂を配合することを特徴とするアイ
メイクアップ化粧料に関するものである。
本発明に使用される成分(a)のアクリル−シリコーン
系グラフト共重合体は、分子鎖の片末端にラジカル重合
性基を有するオルガノポリシロキサン化合物とアクリレ
ート及び/又はメタクリレートを主体とするラジカル重
合性モノマーをラジカル重合することにより得られ、特
開平2−25411号公報、特開平2−132141号
公報等に記載されているものが例示される。例えば、分
子鎖の片末端にラジカル重合性を有するオルガノポリシ
ロキサン化合物は、下記一般式(1)
ている直鎖状又は分岐状の炭素鎖を有する炭素原子1〜
10個の2価の飽和炭化水素基 R3:メチル基又はブチル基 l:3〜300で表されるものが挙げられる。
ートを主体とするラジカル重合性モノマーはラジカル重
合性不飽和結合を分子中に1個有する化合物を意味し、
使用されるアクリレート及び/又はメタクリレートとし
ては、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)ア
クリレート、n−ブチル(メタ)アクリレート、ステア
リル(メタ)アクリレート、ベヘニル(メタ)アクリレ
ート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート等のア
ルキル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシエチル
(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メ
タ)アクリレート等のヒドロキシアルキル(メタ)アク
リレート、フルオロ炭素鎖1〜10のパーフルオロアル
キル(メタ)アクリレート、コレステリル(メタ)アク
リレート、アルキルコレステリル(メタ)アクリレー
ト、(メタ)アクリル酸アミドを例示することができ
る。また、本発明におけるアクリレート及び/又はメタ
クリレートを主体とするラジカル重合性モノマーにおい
て、上記したアクリレート及び/又はメタクリレート以
外に必要に応じて種々の重合性モノマー化合物を使用す
ることができる。これらの化合物としては、スチレン、
置換スチレン、酢酸ビニル、(メタ)アクリル酸、無水
マレイン酸、マレイン酸エステル、フマル酸エステル、
塩化ビニル、塩化ビニリデン、エチレン、プロピレン、
ブタジエン、アクリロニトリル、フッ化オレフィン、N
−ビニルピロリドン等を例示することができる。中で
も、本発明のアイメイクアップ化粧料において、炭素数
12〜30のアルキル(メタ)アクリレートを用いる
と、ツヤ感が一段と向上し好ましい。分子鎖の片末端に
ラジカル重合性基を有するジメチルポリシロキサン化合
物(A)とアクリレート及び/又はメタクリレートを主
体とするラジカル共重合性モノマー(B)との共重合
は、重合比率((A)/(B)):1/19〜2/1の
範囲内で、ベンゾイルパーオキサイド、ラウロイルパー
オキサイド、アゾビスイソブチロニトリル等の通常のラ
ジカル重合開始剤の存在下で行われ、溶液重合法、乳化
重合法、懸濁重合法、バルク重合法のいずれの方法の適
用も可能である。市販品としては、KP540、KP5
61、溶剤に溶解したものとして、KP541、KP5
43、KP545(以上、信越化学工業社製)等が挙げ
られる。
は、本発明のアイメイクアップ化粧料中により好ましく
は0.1〜20重量%(以下、単に「%」で示す。)、
更に好ましくは1〜10%の範囲で配合される。配合量
がこの範囲であればツヤ、化粧持ち、化粧効果において
特に良好なものが得られる。また、これらのアクリル−
シリコーン系グラフト共重合体は必要に応じて1種又は
2種以上を用いることができる。
系樹脂は、ロジンの多価アルコールエステルで、ロジ
ン、水添ロジン、重合ロジンの主成分である樹脂酸を多
価アルコール類でエステル化したものである。このロジ
ンの多価アルコールエステルを構成する多価アルコール
類は、例えば、ペンタエリスリット、ジペンタエリスリ
ット、グリセリン、エチレングリコール、プロピレング
リコール、ジエチレングリコール、ネオペンチルグリコ
ール、トリメチロールプロパン、ヘキサントリオール等
が挙げられる。これらのロジン酸系樹脂は必要に応じ、
1種又は2種以上を用いることができる。本発明に用い
られるロジン酸系樹脂の配合量は、全組成物中1〜25
%が好ましく、特に5〜20%が好ましい。配合量がこ
の範囲であればツヤ、化粧持ち、化粧効果、使用性、使
用感の面で良好なものが得られる。
記した必須成分の他に、通常化粧料に使用される成分、
例えば炭化水素、高級脂肪酸エステル、動植物油脂、シ
リコーン油、フッ素系油等の油性成分や、有機顔料、無
機顔料等の粉体、水溶性高分子、アルコール類、水等の
水性成分、界面活性剤、紫外線吸収剤、保湿剤、酸化防
止剤、美容成分、防腐剤、香料などを本発明の効果を損
なわない範囲で適宜配合することができる。
油、植物油、合成油等の起源、及び、固形油、半固形
油、液体油、揮発性油等の性状を問わず、炭化水素類、
油脂類、ロウ類、硬化油類、エステル油類、脂肪酸類、
高級アルコール類、シリコーン油類、フッ素系油類、ラ
ノリン誘導体類、油性ゲル化剤類等が挙げられる。具体
的には、流動パラフィン、スクワラン、ワセリン、ポリ
イソブチレン、ポリブテン、パラフィンワックス、セレ
シンワックス、マイクロクリスタリンワックス、エチレ
ンプロピレンコポリマー、モクロウ、モンタンワック
ス、フィッシュトロプスワックス等の炭化水素類、オリ
ーブ油、ヒマシ油、ホホバ油、ミンク油、マカデミアン
ナッツ油等の油脂類、ミツロウ、カルナウバワックス、
キャンデリラワックス、ゲイロウ等のロウ類、セチルイ
ソオクタネート、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチ
ン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、ト
リオクタン酸グリセリル、ジイソステアリン酸ポリグリ
セリル、トリイソステアリン酸ジグリセリル、トリベヘ
ン酸グリセリル、ジオクタン酸ネオペンチルグリコー
ル、コレスレロール脂肪酸エステル、N−ラウロイル−
L−グルタミン酸ジ(コレステリル・ベヘニル・オクチ
ルドデシル)等のエステル類、ステアリン酸、ラウリン
酸、ミリスチン酸、ベヘニン酸、イソステアリン酸、オ
レイン酸、12−ヒドロキシステアリン酸等の脂肪酸
類、ステアリルアルコール、セチルアルコール、ラウリ
ルアルコール、オレイルアルコール、イソステアリルア
ルコール、ベヘニルアルコール等の高級アルコール類、
低重合度ジメチルポリシロキサン、高重合度ジメチルポ
リシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、デカメ
チルシクロペンタシロキサン、オクタメチルシクロテト
ラシロキサン、ポリエーテル変性ポリシロキサン、ポリ
オキシアルキレン・アルキルメチルポリシロキサン・メ
チルポリシロキサン共重合体、アルコキシ変性ポリシロ
キサン、架橋型オルガノポリシロキサン、フッ素変性ポ
リシロキサン等のシリコーン類、パーフルオロデカン、
パーフルオロオクタン、パーフルオロポリエーテル等の
フッ素系油剤類、ラノリン、酢酸ラノリン、ラノリン脂
肪酸イソプロピル、ラノリンアルコール等のラノリン誘
導体、デキストリン脂肪酸エステル、蔗糖脂肪酸エステ
ル、デンプン脂肪酸エステル、12−ヒドロキシステア
リン酸アルミニウム、ステアリン酸カルシウム等の油性
ゲル化剤類等が挙げられる。
特に限定することなく配合できる。例えば無機粉体とし
ては、タルク、カオリン、マイカ、合成マイカ、セリサ
イト、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、ケイ酸アル
ミニウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸アルミニウムマ
グネシウム、無水ケイ酸、炭化珪素、硫酸バリウム、ベ
ントナイト、スメクタイト、酸化チタン、酸化亜鉛、酸
化マグネシウム、酸化アルミニウム、ベンガラ、黄酸化
鉄、黒酸化鉄、一酸化チタン、チッ化硼素、酸化クロ
ム、コンジョウ、群青、酸化鉄雲母、酸化鉄雲母チタ
ン、雲母チタン、オキシ塩化ビスマス等が挙げられ、有
機粉体としては、ナイロン粉末、ポリエチレン粉末、ポ
リスチレン粉末、シリコーン粉末、メチルメタアクリレ
ート粉末、ポリテトラフルオロエチレンパウダー、ウー
ルパウダー、シルクパウダー、結晶セルロース、タール
系色素及びそのレーキ色素等、又、これらの粉体を複合
化したものが挙げられる。更にフッ素化合物、シリコー
ン系油剤、金属石鹸、ロウ、油脂、炭化水素等の1種又
は2種以上を用いて表面処理を施したものを用いること
もできる。
ば何れでもよく、例えば、エチルアルコール、イソプロ
ピルアルコール等のアルコール類、プロピレングリコー
ル、1,3−ブチレングリコール、ジプロピレングリコ
ール、ポリエチレングリコール等のグリコール類、グリ
セリン、ジグリセリン、ポリグリセリン等のグリセロー
ル類、ソルビトール、マルチトール、ショ糖、でんぷん
糖、ラクチトール等の糖類、グアーガム、コンドロイチ
ン硫酸ナトリウム、ヒアルロン酸ナトリウム、アラビア
ガム、アルギン酸ナトリウム、カラギーナン、メチルセ
ルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメ
チルセルロース、ポリビニルアルコール、ポリビニルピ
ロリドン、ポリアクリル酸ナトリウム等の水溶性高分
子、塩化ナトリウム、塩化マグネシウム、乳酸ナトリウ
ム等の塩類、アロエベラ、ウィッチヘーゼル、ハマメリ
ス、キュウリ、レモン、ラベンダー、ローズ等の植物抽
出液等及び水が挙げられる。
剤、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界
面活性剤等が挙げられる。非イオン界面活性剤として
は、例えば、グリセリン脂肪酸エステル及びそのアルキ
レングリコール付加物、ポリグリセリン脂肪酸エステル
及びそのアルキレングリコール付加物、プロピレングリ
コール脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付
加物、ソルビタン脂肪酸エステル及びそのアルキレング
リコール付加物、ソルビトールの脂肪酸エステル及びそ
のアルキレングリコール付加物、ポリアルキレングリコ
ール脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ポリオキ
シアルキレンアルキルエーテル、グリセリンアルキルエ
ーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテ
ル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ラノリンのアル
キレングリコール付加物、ポリオキシアルキレン変性シ
リコーン、ポリエーテル変性シリコーン等が挙げられ
る。アニオン界面活性剤としては、例えば、ステアリン
酸、ラウリン酸等の脂肪酸の無機及び有機塩、アルキル
ベンゼン硫酸塩、アルキルスルホン酸塩、α−オレフィ
ンスルホン酸塩、ジアルキルスルホコハク酸塩、α−ス
ルホン化脂肪酸塩、アシルメチルタウリン塩、N−メチ
ル−N−アルキルタウリン塩、ポリオキシエチレンアル
キルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルフェ
ニルエーテル硫酸塩、アルキル燐酸塩、ポリオキシエチ
レンアルキルエーテル燐酸塩、ポリオキシエチレンアル
キルフェニルエーテル燐酸塩、N−アシルアミノ酸塩、
N−アシル−N−アルキルアミノ酸塩、ο−アルキル置
換リンゴ酸塩、アルキルスルホコハク酸塩等が挙げられ
る。カチオン界面活性剤としては、例えば、アルキルア
ミン塩、ポリアミン及びアルカノールアミン脂肪酸誘導
体、アルキル四級アンモニウム塩、環式四級アンモニウ
ム塩等が挙げられる。両性界面活性剤としては、レシチ
ンやリゾレシチン及びこれらの水素添加物等のリン脂質
含有成分、アミノ酸タイプやベタインタイプのカルボン
酸型、硫酸エステル型、スルホン酸型、リン酸エステル
型のものがあり、人体に対して安全とされるものが使用
できる。例えば、N,N−ジメチル−N−アルキル−N
−カルボキシルメチルアンモニウムベタイン、N,N−
ジアルキルアミノアルキレンカルボン酸、N,N,N−
トリアルキル−N−スルフォアルキレンアンモニウムベ
タイン、N,N−ジアルキル−N,N−ビス(ポリオキ
シエチレン硫酸)アンモニウムベタイン、2−アルキル
−1−ヒドロキシエチル−1−カルボキシメチルイミダ
ゾリニウムベタイン等を挙げられる。
ェノン系としては、2−ヒドロキシ−4−メトキシベン
ゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェ
ノン−5−スルホン酸、2−ヒドロキシ−4−メトキシ
ベンゾフェノン−5−スルホン酸ナトリウム、2,2’
−ジヒドロキシ−4,4’−ジメトキシベンゾフェノ
ン、2,2’−ジヒドロキシ−4,4’−ジメトキシベ
ンゾフェノン−5−スルホン酸ナトリウム、2,4−ジ
ヒドロキシベンゾフェノン、2,2’,4,4’−テト
ラヒドロキシベンゾフェノン等が挙げられ、PABA系
としては、パラアミノ安息香酸、パラアミノ安息香酸エ
チル、パラアミノ安息香酸グリセリル、パラジメチルア
ミノ安息香酸アミル、パラジメチルアミノ安息香酸−2
−エチルヘキシル、パラジヒドロキシプロピル安息香酸
エチル等が挙げられ、ケイ皮酸系としては、p−メトキ
シケイ皮酸−2−エチルヘキシル、4−メトキシケイ皮
酸−2−エトキシエチル等が挙げられ、サリチル酸系と
しては、サリチル酸−2−エチルヘキシル、サリチル酸
フェニル、サリチル酸ホモメンチル等が挙げられ、その
他、2−(2−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)ベン
ゾトリアゾール、4−tert−ブチル−4’−メトキ
シジベンゾイルメタン、オキシベンゾン等が挙げられ
る。
多糖、コラーゲン、エラスチン、ケラチン等が挙げられ
る。酸化防止剤としては、例えばα−トコフェロール、
アスコルビン酸等が挙げられる。美容成分としては、例
えばビタミン類、消炎剤、生薬等が挙げられる。防腐剤
としては、例えばパラオキシ安息香酸アルキル、フェノ
キシエタノール等が挙げられる。
しては、非水系、W/O型、O/W型等,それぞれ固形
状、半固形状、液状等が挙げられ、マスカラ、アイライ
ナー、アイブロー、アイカラー等として使用することが
できる。
る。尚、これらは本発明を何ら限定するものではない。
ト共重合体1 下記組成式(2)
チルポリシロキサン50g、メチルメタクリレート10
g、ステアリルメタクリレート40g、トルエン100
gを混合し、続いてアゾビスイソブチロニトリル1.5
gを添加、溶解させた後、攪拌下に80〜90℃の温度
範囲内で5時間反応させ粘ちょうな溶液を得た。この溶
液をメタノール中に注ぎ込み、グラフトポリマーを沈殿
析出せしめた。沈殿物を濾別し、乾燥させて重合体を得
た。
ト共重合体2 下記組成式(3)
チルポリシロキサン60g、n−ブチルメタクリレート
5g、ステアリルメタクリレート25g、ベヘニルメタ
クリレート10g、トルエン100gを混合し、続いて
アゾビスイソブチロニトリル1.5gを添加、溶解させ
た後、攪拌下に80〜90℃の温度範囲内で5時間反応
させ粘ちょうな溶液を得た。この溶液をメタノール中に
注ぎ込み、グラフトポリマーを沈殿析出せしめた。沈殿
物を濾別し、乾燥させて重合体を得た。
ラ 表1に示す処方のマスカラを調製し、ツヤ、化粧持ち
(にじみにくさ)、カール力、ボリューム感等の化粧効
果、塗布時の化粧のしやすさ(使用性及び使用感)につ
いて下記の方法により官能評価を行った。その結果も併
せて表1に示す。
(6)、(8)〜(10)を加え、均一に混合する。 B.Aを容器に充填して製品とする。
各試料を下記a〜dについて、(1)絶対評価基準を用
いて7段階に評価し、各試料ごとの評点の平均値を
(2)4段階評価基準を用いて評価した。 a.塗布膜のツヤ b.化粧持ち(にじみにくさ) c.化粧効果(カール力、ボリューム感) d.化粧のしやすさ(使用性、及び使用感) (1)絶対評価基準 (評点):(評価) 6:非常に良い 5:良い 4:やや良い 3:普通 2:やや悪い 1:悪い 0:非常に悪い
である実施例1〜10のマスカラは塗布膜のツヤ、化粧
持ち(にじみにくさ)、化粧効果(カール力、ボリュー
ム感)に優れ、使用性、使用感も良いものであった。こ
れに対し、比較例1〜2のマスカラにおいては塗布膜の
ツヤ、化粧持ち(にじみにくさ)、化粧効果(カール
力、ボリューム感)、使用性、使用感のすべてに優れる
ものは得られなかった。
(6)、(8)、(9)を加え均一に混合する。 B.Aを容器に充填し、製品とする。 以上のようにして得られた非水系アイライナーは塗布膜
のツヤ、化粧持ち、使用感、使用性の点で優れた特性を
有するものが得られた。
を加え混合する。 B.(12)〜(17)を均一に混合する。 C.AにBを加え乳化する。 D.Cを容器に充填して製品とする。 以上のようにして得られたO/W型マスカラは、塗布膜
のツヤ、化粧持ち、化粧効果(カール力、ボリューム
感)、使用感、使用性の点で優れた特性を有するものが
得られた。
膜のツヤ、化粧持ち、使用感、使用性の点で優れた特性
を有するものが得られた。
布膜のツヤ、化粧持ち、化粧効果(ボリューム感)、使
用感、使用性の点で優れた特性を有するものが得られ
た。
クリル−シリコーン系グラフト共重合体、ロジン酸系樹
脂を用いることにより、目元をはっきりさせるという化
粧効果に加えて、塗布膜のツヤ、化粧持ち(にじみにく
さ)、化粧効果(カール力、ボリューム感)に優れ、使
用性、使用感も良いアイメイクアップ化粧料である。
Claims (3)
- 【請求項1】 次の成分(a)、(b); (a)分子鎖の片末端にラジカル重合性基を有するオル
ガノポリシロキサン化合物とアクリレート及び/又はメ
タクリレートを主体とするラジカル重合性モノマーを共
重合して得られるアクリル−シリコーン系グラフト共重
合体 (b)ロジン酸系樹脂 を含有することを特徴とするアイメイクアップ化粧料。 - 【請求項2】 成分(a)が、炭素数12〜30のアル
キル(メタ)アクリレートを含有することを特徴とする
請求項1記載のアイメイクアップ化粧料。 - 【請求項3】 成分(a)の配合量が0.1〜20重量
%であることを特徴とする請求項1又は2記載のアイメ
イクアップ化粧料。
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