JP2002363029A - 油中水型乳化化粧料 - Google Patents
油中水型乳化化粧料Info
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Abstract
も優れ、化粧持続性及び粉体分散性が良好な油中水型乳
化を提供する。 【解決手段】成分(a)キャンデリラワックスより分別
抽出して得られた樹脂分、成分(b)疎水化処理粉体、
成分(c)シリコーン系界面活性剤を含有することを特
徴とする油中水型乳化化粧料。また、更に成分(d)と
してシリコーン油を含有することを特徴とする前記油中
水型乳化化粧料。更に、成分(a)の軟化点が35〜5
5℃であることを特徴とする前記何れかの油中水型乳化
化粧料。
Description
クスより分別抽出して得られた樹脂分、疎水化処理粉体
及びシリコーン系界面活性剤を含有する油中水型乳化化
粧料に関し、更に詳しくは、肌への密着性に優れなが
ら、化粧膜の柔軟性にも優れ、化粧持続性及び粉体分散
性が良好な油中水型乳化化粧料に関するものである。
に疎水性の化粧膜を形成できるため、化粧持続性に優れ
た化粧料として、ファンデーション、口紅、日焼け止め
料等に汎用されていた。また、汗等による化粧崩れや色
沈みを防止するために、油中水型乳化化粧料に配合する
粉体は、予め疎水化処理された粉体が用いられていた。
更に、配合された粉体の肌への密着性を高めるために、
キャンデリラワックス等の固形油や、ロジン酸ペンタエ
リスリット等の油溶性樹脂が配合されていた。
予め疎水化処理して油中水型乳化化粧料に配合する方法
では、粉体の分散性はある程度向上するが、肌への密着
性が低く、化粧持続性が満足できる水準ではなかった。
また、キャンデリラワックス等の固形油や、ロジン酸ペ
ンタエリスリット等の油溶性樹脂を配合する方法では、
化粧持続性は向上するものの、多く配合した場合は化粧
膜が硬くなり、化粧膜の柔軟性が低下する場合があっ
た。このため、肌への密着性に優れながら、化粧膜の柔
軟性にも優れ、化粧持続性及び粉体分散性が良好な油中
水型乳化化粧料の開発が望まれていた。
発明者らは鋭意研究を重ねた結果、キャンデリラワック
スより分別抽出して得られた樹脂分、疎水化処理粉体及
びシリコーン系界面活性剤を含有する油中水型乳化化粧
料が、上記課題を解決することを見出し本発明を完成さ
せた。
(c); (a)キャンデリラワックスより分別抽出して得られた
樹脂分 (b)疎水化処理粉体 (c)シリコーン系界面活性剤 を含有することを特徴とする油中水型乳化化粧料を提供
するものである。また、更に成分(d)としてシリコー
ン油を含有することを特徴とする前記油中水型乳化化粧
料を提供するものである。更に、成分(a)の軟化点が
35〜55℃であることを特徴とする前記何れかの油中
水型乳化化粧料を提供するものである。
本発明に用いられる成分(a)は、キャンデリラワック
スから有機溶剤で分別抽出して得られる樹脂分である。
キャンデリラワックスは、通常15〜30質量%(以
下、単に「%」と略す。)の樹脂分を含有するが、本発
明に用いられる成分(a)の樹脂分濃度は65%以上が
好ましく、85%以上がより好ましい。このキャンデリ
ラワックスから樹脂分を分別抽出する方法は、例えば、
キャンデリラワックスに有機溶剤を添加して水浴上等で
加熱し、該キャンデリラワックスを溶解し、次いで、こ
れを常温まで冷却して、ワックスの結晶を析出させ、濾
過により結晶を除去し、この濾液から有機溶剤を蒸留除
去する方法が挙げられる。尚、ここで用いられる有機溶
剤としては、エタノール、イソプロピルアルコール等の
アルコール類、ケトン類、エステル類が挙げられる。こ
のようにして得られた樹脂分は、淡黄色〜琥珀色の透明
な樹脂分である。本発明の成分(a)の樹脂分は、従来
のキャンデリラワックスの融点(約72℃)と比較して
非常に低い軟化点を有するものであり、軟化点は35〜
55℃が好ましい。(軟化点の測定方法:化粧品原料基
準一般試験法、試料0.5g、昇温速度0.2℃/分、
12mmφ、10gの鉛球を用いる。)
別抽出して得られる樹脂分は、INCI(Intern
ational Nomenclature Cosm
etic Ingredient)にキャンデリラワッ
クスエキストラクトという名称で登録されているもの等
が挙げられ、市販品としては、該樹脂分を油剤やアルコ
ール等に溶解されたものであるキャンデリラレジン(日
本ナチュラル社製)等が挙げられる。
(a)の含有量は、0.1〜15%が好ましい。この範
囲で用いると、化粧膜の柔軟性と肌への密着性が特に優
れる油中水型乳化化粧料を得ることができる。
通常公知の技術により疎水化処理を施したものである。
成分(b)に用いられる粉体は、通常化粧料に使用され
る粉体であればよく、球状,板状,針状等の形状、煙霧
状,微粒子,顔料級等の粒子径、多孔質,無孔質等の粒
子構造等により特に限定されず、無機粉体類、光輝性粉
体類、有機粉体類、色素粉体類、複合粉体類等が挙げら
れる。具体的には、酸化チタン,低次酸化チタン,コン
ジョウ,群青,ベンガラ,黄酸化鉄,黒酸化鉄,酸化亜
鉛,酸化アルミニウム,二酸化珪素,酸化マグネシウ
ム,酸化ジルコニウム,炭酸マグネシウム,炭酸カルシ
ウム、酸化クロム,水酸化クロム,カーボンブラック,
ケイ酸アルミニウム,ケイ酸マグネシウム,ケイ酸アル
ミニウムマグネシウム,雲母,合成雲母,合成セリサイ
ト,セリサイト,タルク,カオリン,炭化珪素,硫酸バ
リウム,ベントナイト,スメクタイト,窒化硼素等の無
機粉体類、オキシ塩化ビスマス,雲母チタン,酸化鉄コ
ーティング雲母,酸化鉄雲母チタン,有機顔料処理雲母
チタン,アルミニウムパウダー等の光輝性粉体類、ナイ
ロンパウダー,ポリメチルメタクリレート,ポリエチレ
ンパウダー,ポリスチレンパウダー,オルガノポリシロ
キサンエラストマーパウダー,ポリメチルシルセスキオ
キサンパウダー,ウールパウダー,シルクパウダー,結
晶セルロース,N−アシルリジン等の有機粉体類、有機
タール系顔料、有機色素のレーキ顔料等の色素粉体類、
微粒子酸化チタン被覆雲母チタン,微粒子酸化亜鉛被覆
雲母チタン,硫酸バリウム被覆雲母チタン,酸化チタン
含有二酸化珪素,酸化亜鉛含有二酸化珪素等の複合粉体
等が挙げられ、これらを一種又は二種以上用いることが
できる。
する処理剤としては、例えば、ジメチルポリシロキサ
ン,メチルハイドロジェンポリシロキサン,高粘度シリ
コーン,架橋型シリコーン,フッ素変性シリコーン,ア
クリル変性シリコーン,シリコーン樹脂等のシリコーン
化合物、パーフルオロアルキルシラン、アニオン界面活
性剤,カチオン界面活性剤,非イオン界面活性剤等の界
面活性剤、ラウリン酸亜鉛,ステアリン酸亜鉛等の金属
石鹸、ポリイソブチレン,ワックス,高級脂肪酸,高級
アルコール等の油剤、N−アシルアミノ酸、パーフルオ
ロアルキルリン酸及びこの塩,パーフルオロポリエーテ
ル,パーフルオロポリエーテルアルキルリン酸及びこの
塩等のフッ素化合物、ポリビニルピロリドン−ヘキサデ
センのコポリマー等のポリビニルピロリドン変性ポリマ
ー等が挙げられ、これらを一種又は二種以上用いること
ができる。
体に処理する方法は通常公知の方法が用いられ、特に限
定されるものではないが、例えば、溶媒を使用する湿式
法、気相法、メカノケミカル法等が挙げられる。また、
成分(b)における前記処理剤と前記粉体との処理比
は、質量比として、0.1〜20:99.9〜80が好
ましい。
(b)の含有量は、0.1〜60%が好ましい。この範
囲で用いると、粉体分散性がより優れる油中水型乳化化
粧料を得ることができる。
の油中水型乳化化粧料において、乳化剤として用いられ
るものであり、例えば、下記一般式(1)で示されるポ
リオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサン、下記
平均組成式(2)又は(3)で示される長鎖アルキル含
有ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサン等
が挙げられ、これらを一種又は二種以上用いることがで
きる。また、成分(c)は、乳化安定性の観点より、H
LBが6以下であることが好ましい。
の一価炭化水素基。R2;−(CH2)l−O−(C2
H4O)x−(C3H6O)y−R3。R3;水素原
子、低級アルキル基。a,b;0,1,2,3から選ば
れる数。但し、a+b=3である。m,n;0又は正の
整数。l;正の整数。x;0又は正の整数、y;0又は
正の整数で示され、x及びyが同時に0では無い。但
し、n+bは1以上の整数。]
ガノポリシロキサンは、市販品として、シリコンKF−
6011,KF6012,KF−6013,KF−60
15,KF−6016,KF−6017,X−22−4
991(何れも、信越化学工業社製)、NUCシリコン
L7002(日本ユニカー社製)、SH−3772C、
SH−3775C(何れも、東レ・ダウコーニング・シ
リコーン社製)等が挙げられる。また、成分(c)は、
乳化安定性の観点より、HLBが6以下であることが好
ましい。
0のアルキル基、水素原子、アリール基、アラルキル
基、フッ素置換アルキル基。R5;−CmH2m−O−
(C2H4O)d−(C3H6O)e−R7で示される基(式
中、m;1〜5の整数、d、eは0以上の整数、且つ、
d+e≧1〜200であり、R7;水素原子若しくは炭
素数1〜5の一価炭化水素基又は−(CO)−R8で示
される有機基、R8;炭素数1〜5の一価炭化水素
基)。R6;炭素数10〜30の一価炭化水素基。a、
b、cはそれぞれ1.0≦a≦2.5、0.001≦b
≦1.5、0.001≦c≦1.5である。]
0のアルキル基、水素原子、アリール基、アラルキル
基、フッ素置換アルキル基。R10;−CmH2m−O−
(C2H4O)d−(C3H6O)e−R12で示される基
(式中、mは1〜5の整数、d、eは0以上の整数、且
つ、d+e≧1〜200であり、R12は水素原子若し
くは炭素数1〜5の一価炭化水素基又は−(CO)−R
13で示される有機基、R13は炭素数1〜5の一価炭
化水素基)。R11;−CnH2n−O−(C2H4O)f−
(C3H6O)g−R14(式中、nは1〜5の整数、
f、gは0以上の整数、且つ、f+g≧0〜200であ
り、R14は炭素数10〜30の一価炭化水素基)。
a、b、cはそれぞれ1.0≦a≦2.5、0.001
≦b≦1.5、0.001≦c≦1.5である。]
ルキレン変性オルガノポリシロキサンは、市販品とし
て、ABIL EM−90、ABIL B9806(何
れも、ゴールドシュミット社製)、シリコンKF−60
26(信越化学工業社製)等が挙げられる。
(c)の含有量は、0.1〜10%が好ましい。この範
囲で用いると、乳化安定性に優れる油中水型乳化化粧料
を得ることができる。尚、本発明の油中水型乳化化粧料
には、乳化助剤として、成分(c)以外の界面活性剤を
併用することも可能である。
分の他に水を含有する。本発明の油中水型乳化化粧料に
おける水の含有量は、5〜80%が好ましく、10〜7
0%が特に好ましい。この範囲で用いると、使用感と乳
化安定性がより優れる油中水型乳化化粧料を得ることが
できる。
成分(d)としてシリコーン油を含有させることができ
る。本発明に用いられるシリコ−ン油は、通常化粧料に
用いられるものであり、例えば、ジメチルポリシロキサ
ン、メチルフェニルポリシロキサン等の鎖状シリコー
ン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチル
シクロペンタシロキサン等の環状シリコーン、フッ素変
性ポリシロキサン、アミノ変性ポリシロキサン、脂肪酸
変性ポリシロキサン、高級アルコール変性ポリシロキサ
ン、アルキル変性ポリシロキサン等の変性シリコーン等
が挙げられ、これらを一種又は二種以上用いることがで
きる。この中でも、成分(d)として、低分子量の鎖状
シリコーン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デ
カメチルシクロペンタシロキサン等の揮発性のシリコー
ン油を選択すると、化粧持続性が特に優れる油中水型乳
化化粧料を得ることができる。本発明の油中水型乳化化
粧料に成分(d)を含有する場合の含有量は、油相中の
50〜100%が好ましい。
分に加え、目的に応じて本発明の効果を損なわない量
的、質的範囲において、成分(d)以外の油剤、成分
(c)以外の界面活性剤、油ゲル化剤、未処理粉体、水
性成分、水溶性高分子、紫外線吸収剤、ベントナイト,
ヘクトライト,スメクタイト等の水性ゲル化剤、酸化防
止剤、パラオキシ安息香酸誘導体,フェノキシエタノー
ル等の防腐剤、ビタミンA,B6,B12,C,E等の
ビタミン類、キレート剤、ローズマリーエキス,カミツ
レエキス,ニンジン抽出物,センブリ抽出物,カテキ
ン,カテキン誘導体,カンゾウ抽出物,ソウハクヒ抽出
物,ホップ抽出物,コラーゲン,ヒアルロン酸,ヒアル
ロン酸誘導体,トレハロース,アロエエキス等の美容成
分、メントール,カンファ,ソルビトール等の清涼剤、
香料等の通常化粧料に汎用される成分を含有することが
できる。
分の他に、成分(a)を希釈するためや、粉体の粉っぽ
さを低減するため、感触調整剤、エモリエント剤等の目
的で、通常化粧料に用いられる油剤を含有することがで
きる。ここで用いられる油剤としては、動物油、植物
油、合成油等の起源及び、固形油、半固形油、液体油、
揮発性油等の性状を問わず、炭化水素類、油脂類、ロウ
類、硬化油類、エステル油類、脂肪酸類、高級アルコー
ル類、フッ素系油類、ラノリン誘導体類等の油剤が挙げ
られる。具体的には、流動パラフィン,スクワラン,ワ
セリン,パラフィンワックス,セレシンワックス,マイ
クロクリスタリンワックス,モクロウ,モンタンワック
ス,フィッシャートロプシュワックス等の炭化水素類、
オリーブ油,ヒマシ油,ホホバ油,ミンク油,マカデミ
アンナッツ油等の油脂類、ミツロウ,カルナウバワック
ス,キャンデリラワックス,ゲイロウ等のロウ類、セチ
ルイソオクタネート,ミリスチン酸イソプロピル,パル
ミチン酸イソプロピル,ミリスチン酸オクチルドデシ
ル,トリオクタン酸グリセリル,ジイソステアリン酸ジ
グリセリル,トリイソステアリン酸ジグリセリル,トリ
ベヘン酸グリセリル,ロジン酸ペンタエリスリットエス
テル,ジオクタン酸ネオペンチルグリコール,コレステ
ロール脂肪酸エステル,N−ラウロイル−L−グルタミ
ン酸ジ(コレステリル・ベヘニル・オクチルドデシル)
等のエステル類、ステアリルアルコール,セチルアルコ
ール,ラウリルアルコール,オレイルアルコール,イソ
ステアリルアルコール,ベヘニルアルコール等の高級ア
ルコール類、パーフルオロポリエーテル,パーフルオロ
デカン,パーフルオロオクタン等のフッ素系油剤類、ラ
ノリン,酢酸ラノリン,ラノリン脂肪酸イソプロピル,
ラノリンアルコール等のラノリン誘導体類等が挙げら
れ、これらを一種又は二種以上用いることができる。本
発明の水中油型化粧料における油剤の含有量は、乳化安
定性、使用感の観点より、1〜50%が好ましく、5〜
40%がより好ましい。
分の他に、乳化助剤及び分散剤として界面活性剤を含有
させることができる。このような界面活性剤としては、
陰イオン性界面活性剤、陽イオン性界面活性剤、両性界
面活性剤、非イオン性界面活性剤等が挙げられ、これら
を一種又は二種以上用いることができる。具体的には、
陰イオン性界面活性剤として、ステアリン酸,ラウリン
酸,ミリスチン酸,ベヘン酸,イソステアリン酸,オレ
イン酸,12−ヒドロキシステアリン酸等の脂肪酸とナ
トリウム,カリウム,トリエタノールアミン等のアルカ
リ物質により形成される脂肪酸石鹸類、アシルグルタミ
ン酸塩類、アルキルリン酸塩、ポリオキシアルキレン付
加アルキルリン酸塩等が挙げられる。陽イオン性界面活
性剤としては、アルキルアミン塩、アルキル四級アンモ
ニウム塩等が挙げられる。両性界面活性剤としては、
N,N−ジメチル−N−アルキル−N−カルボキシルメ
チルアンモニウムベタイン、N,N−ジアルキルアミノ
アルキレンカルボン酸、N,N,N−トリアルキル−N
−スルフォアルキレンアンモニウムベタイン、N,N−
ジアルキル−N,N−ビス(ポリオキシエチレン硫酸)
アンモニウムベタイン、2−アルキル−1−ヒドロキシ
エチル−1−カルボキシメチルイミダゾリニウムベタイ
ン、レシチン、リン脂質等が挙げられる。非イオン性界
面活性剤としては、グリセリン脂肪酸エステル及びその
アルキレングリコール付加物、ポリグリセリン脂肪酸エ
ステル及びそのアルキレングリコール付加物、プロピレ
ングリコール脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコ
ール付加物、ソルビタン脂肪酸エステル及びそのアルキ
レングリコール付加物、ソルビトールの脂肪酸エステル
及びそのアルキレングリコール付加物、ポリアルキレン
グリコール脂肪酸エステル、蔗糖脂肪酸エステル、ポリ
オキシアルキレンアルキルエーテル、グリセリンアルキ
ルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエー
テル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ラノリンのア
ルキレングリコール付加物等が挙げられ、これらを一種
又は二種以上用いることができる。本発明の油中水型乳
化化粧料に前記界面活性剤を含有する場合の含有量は、
界面活性剤の種類、油剤の量及び質により変動するが、
概ね0.01〜20%が好ましい。
分の他に、安定化剤及び感触調整剤として、油ゲル化剤
を含有させることができる。このような油ゲル化剤とし
ては、デキストリン脂肪酸エステル、蔗糖脂肪酸エステ
ル、デンプン脂肪酸エステル、イソステアリン酸アルミ
ニウム,ステアリン酸カルシウム,部分架橋型オルガノ
ポリシロキサン、有機変性ベントナイト、煙霧状無水ケ
イ酸等が挙げられ、これらを一種又は二種以上用いるこ
とができる。本発明の油中水型乳化化粧料に前記油ゲル
化剤を含有する場合の含有量は、概ね0.1〜10%が
好ましい。
分の他に、感触調整剤、保湿剤、清涼剤、防腐剤等とし
て、水性成分を含有することができる。このような水性
成分としては、プロピレングリコール,1,3−ブチレ
ングリコール,ジプロピレングリコール等の多価アルコ
ール類、グリセリン,ジグリセリン,ポリグリセリン等
のグリセロール類、ソルビトール,マルチトール,ショ
糖,デンプン糖等の糖類、グアーガム,スクレロチウム
ガム,ジェランガム,ペクチン,寒天,コンドロイチン
硫酸ナトリウム,ヒアルロン酸,アラビアガム,アルギ
ン酸ナトリウム,カラギーナン,キサンタンガム,ロー
カストビーンガム,メチルセルロース,ヒドロキシエチ
ルセルロース,カルボキシメチルセルロース,カルボキ
シビニルポリマー,アルキル変性カルボキシビニルポリ
マー,ポリビニルアルコール,ポリビニルピロリドン,
ポリアクリル酸ナトリウム等の水溶性高分子、塩化ナト
リウム,塩化マグネシウム,乳酸ナトリウム等の塩類、
アロエベラ,ハマメリス,キュウリ,レモン,ラベンダ
ー,ローズ等の植物抽出液等が挙げられ、これらを一種
又は二種以上用いることができる。本発明の油中水型乳
化化粧料に前記水性成分を含有する場合の含有量は、概
ね0.1〜30%が好ましい。
分の他に、紫外線吸収剤を含有することができる。この
ような紫外線吸収剤としては、2−ヒドロキシ−4−メ
トキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシ
ベンゾフェノン−5−スルホン酸、2−ヒドロキシ−4
−メトキシベンゾフェノン−5−スルホン酸ナトリウ
ム、2,2’−ジヒドロキシ−4,4’−ジメトキシベ
ンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ−4,4’−ジ
メトキシベンゾフェノン−5−スルホン酸ナトリウム、
2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2,2’4,
4’−テトラヒドロキシベンゾフェノン、2,4,6−
トリアニリノ−パラ−(カルボ−2’−エチルヘキシル
−1’−オキシ)−1、3、5−トリアジン等のベンゾ
フェノン系、サリチル酸−2−エチルヘキシル、サリチ
ル酸フェニル、サリチル酸ホモメンチル等のサリチル酸
系、パラアミノ安息香酸、パラアミノ安息香酸エチル、
パラアミノ安息香酸グリセリル、パラジメチルアミノ安
息香酸アミル、パラジメチルアミノ安息香酸アミル−2
−エチルヘキシル、パラジヒドロキシプロピル安息香酸
エチル等のPABA系、p−メトキシ桂皮酸−2−エチ
ルヘキシル、4−メトキシ桂皮酸−2−エトキシエチル
等のシンナメート系、2−(2−ヒドロキシ−5−メチ
ルフェニル)ベンゾトリアゾール、4−tert−4’
−メトキシジベンゾイルメタン等のジベンゾイルメタン
系、オキシベンゾン系、ジメトキシベンジリデンジオキ
ソイミダゾリシンプロピオン酸−2−エチルヘキシル等
が挙げられ、これらを一種又は二種以上用いることがで
きる。
ア化粧料、メーキャップ化粧料、頭髪化粧料の何れの化
粧料にも応用可能であるが、本発明の効果が顕著に発揮
される化粧料は、ファンデーション、下地料、コントロ
ールカラー、コンシーラー、アイカラー、口紅等のメー
キャップ化粧料や日焼け止め化粧料である。また、本発
明の油中水型乳化化粧料の形態は、液状、乳液状、クリ
ーム状、ゲル状、固形状の何れでも良い。
説明する。尚、これらは本発明を何ら限定するものでは
ない。
状ファンデーション 表1〜3に示す組成のクリーム状ファンデーションを以
下に示す製造方法により調製し、「粉体の分散性」、
「肌への密着性」、「化粧膜の柔軟性」、「化粧持続
性」の各項目について以下に示す評価方法及び判定基準
により評価し、結果を併せて表1〜3に示した。
得た。
び比較例のクリーム状ファンデーションを、ガラス板に
厚さ25μmのアプリケーターを用いて薄膜を引き、粉
体の凝集性を観察し、下記判定基準より判定した。 (観察結果) :(判定) 粉体の凝集が観察されない : ◎ 僅かに粉体の凝集が観察される : △ 明らかに粉体の凝集が観察される: ×
性、化粧持続性]上記実施例及び比較例のクリーム状フ
ァンデーションを、化粧品専門パネル20名に使用して
もらい、「肌への密着性」、「化粧膜の柔軟性」につい
て、各パネルがファンデーション毎に以下の評価基準に
より評点を付し、各ファンデーション毎に全パネルの評
点の平均点を算出し、以下の判定基準により判定した。
尚、「化粧持続性」については、ファンデーション塗布
後、5時間後の状態を評価した。 〔評価基準〕 使用感 : 評点 非常に良好 : 5点 良好 : 4点 普通 : 3点 やや不良 : 2点 不良 : 1点 〔判定基準〕 全パネルの評点の平均点 : 判定 4.5以上 : ◎ 3.5以上〜4.5未満 : ○ 2.0以上〜3.5未満 : △ 2.0未満 : ×
明に係わる実施例1〜9のクリーム状ファンデーション
は、「粉体の分散性」、「肌への密着性」、「化粧膜の
柔軟性」、「化粧持続性」の全ての項目に優れた油中水
型乳化化粧料であった。一方、成分(a)を含有しない
比較例1では、粉体の分散性と肌への密着性が劣ってい
た。また、成分(b)を含有しない比較例2では、粉体
の分散性と化粧持続性が劣っていた。更に、成分(c)
を含有しない比較例3では、粉体の分散性と肌への密着
性、化粧持続性が劣っていた。そして、成分(a)の代
わりにロジン酸ペンタエリスリットを含有した比較例4
では、化粧膜の柔軟性に、成分(a)の代わりにキャン
デリラワックスを含有した比較例5では、粉体の分散
性、化粧膜の柔軟性等が劣っていた。
た。 実施例10の乳液状ファンデーションは、「粉体の分散
性」、「肌への密着性」、「化粧膜の柔軟性」、「化粧
持続性」の全ての項目に優れた油中水型乳化化粧料であ
った。
め料を得た。 実施例11の振とう分散タイプ液状日焼け止め料は、
「粉体の分散性」、「肌への密着性」、「化粧膜の柔軟
性」、「化粧持続性」の全ての項目に優れた油中水型乳
化化粧料であった。
得た。 実施例12の固形状ファンデーションは、「粉体分散
性」、「肌への密着性」、「化粧膜の柔軟性」、「化粧
持続性」の全ての項目に優れた油中水型乳化化粧料であ
った。
を得た。 実施例13のスティック状コンシーラーは、「粉体の分
散性」、「肌への密着性」、「化粧膜の柔軟性」、「化
粧持続性」の全ての項目に優れた油中水型乳化化粧料で
あった。
た。 実施例14の乳液状コントロールカラーは、「粉体の分
散性」、「肌への密着性」、「化粧膜の柔軟性」、「化
粧持続性」の全ての項目に優れた油中水型乳化化粧料で
あった。
への密着性」、「化粧膜の柔軟性」、「化粧持続性」の
全ての項目に優れた油中水型乳化化粧料であった。
「肌への密着性」、「化粧膜の柔軟性」、「化粧持続
性」の全ての項目に優れた油中水型乳化化粧料であっ
た。
「肌への密着性」、「化粧膜の柔軟性」、「潤い感の持
続性」の全ての項目に優れた油中水型乳化化粧料であっ
た。
乳化化粧料は、肌への密着性に優れながら、化粧膜の柔
軟性にも優れ、化粧持続性及び粉体分散性が良好な油中
水型乳化であった。
Claims (3)
- 【請求項1】 次の成分(a)〜(c); (a)キャンデリラワックスより分別抽出して得られた
樹脂分 (b)疎水化処理粉体 (c)シリコーン系界面活性剤 を含有することを特徴とする油中水型乳化化粧料。 - 【請求項2】 更に、成分(d)としてシリコーン油を
含有することを特徴とする請求項1記載の油中水型乳化
化粧料。 - 【請求項3】 成分(a)の軟化点が35〜55℃であ
ることを特徴とする請求項1又は2記載の油中水型乳化
化粧料。
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