JP2000118523A - 紙製トレー - Google Patents

紙製トレー

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JP2000118523A
JP2000118523A JP10304761A JP30476198A JP2000118523A JP 2000118523 A JP2000118523 A JP 2000118523A JP 10304761 A JP10304761 A JP 10304761A JP 30476198 A JP30476198 A JP 30476198A JP 2000118523 A JP2000118523 A JP 2000118523A
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Suehito Ando
末人 安藤
Yuichi Naito
裕一 内藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トップシールの剥離やキャップの嵌脱の際に
変形を生ずることがなく、また他物との接触程度ではキ
ャップが外れることの無い強い嵌着抵抗を有する外向き
フランジを有する紙製トレーを提供すること。 【解決手段】 周壁上端縁に連設した外向きフランジの
外端縁に、下向きフランジを垂設し、少なくとも下向き
フランジを周方向において一連に接着した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液状体,粉体,粒
状体を収納し、通常は、開口部にトップシールが施され
るか、あるいはキャップを嵌着される1枚の厚紙製のト
レーの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の紙製トレーとしては、既に特開
平10ー101056号公報に示される食品充填用のト
レーとか、特開平10ー53235号公報に示される電
子レンジ調理用のトレーとかの折り畳み成形されたトレ
ーとか、湿潤紙料を雌雄型で加圧成形したトレーとかが
知られている。
【0003】前記特開平10ー101056号公報に示
される紙製トレーは、図10に示されるごとく、トレー
本体Aの周壁Bの上端縁Cから外向きに形成された水平
フンランジDが、トレー本体Aを形成している厚紙1枚
の延長部分で形成されているため、端面の厚さHが著し
く小寸法であり、トップシールEが貼着され、あるいは
キャップFが嵌着された場合にトップシールFの剥離時
に、水平フンランジDの変形を生じやすく、剥離しにく
いのみでなく、周壁Bの変形を生ずる問題があり、キャ
ップFが嵌着されている場合には、水平フランジDとキ
ャップFとが薄い厚さHの範囲の略線接触によって係止
されるにすぎないため、他物との接触による不測の外
れ、キャップ嵌脱時の水平フランジDの変形等を生じや
すく、前記不測の外れを防止するため嵌合抵抗を強くす
ると、水平フランジDの変形を生ずる等の問題を有して
いる。
【0004】特開平10ー53235号公報に示される
紙製トレーは、図11に示すごとく、水平フランジGが
折り返しにより二重構造とされているため、図10に示
すものよりキャップの嵌合抵抗は若干大きいものの水平
フランジGの基部Iは一重であるため、トップシールの
剥離時、キャップの嵌脱時における水平フランジGや周
壁Jの変形を生じやすい問題を有している。
【0005】また既述の湿潤紙料を雌雄型で加圧成形し
たトレーには、側壁部上端に水平フランジや斜め下外側
方を向く下垂フラン等を一体に成形したものも提案され
ているが、湿潤した平坦紙料を雌雄型間で加圧し成形す
るため、拡径部分では薄肉となり、縮径部分では半径方
向の凹凸しわが生じトレー全体としての平坦な内外表面
の成形が困難であり、印刷適性が無く、防水膜の形成も
不可能であると共に、外観的に高級感,美麗感に欠ける
等の問題を有している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の紙製トレー
が有する問題点に鑑み、本発明は、トップシールの剥離
時あるいはキャップの嵌脱時に、水平フランジや周壁の
変形を生ずることが無く、他物との接触によるキャップ
の不測の外れを生ずることのない十分な嵌合抵抗を有
し、しかもトップシールの剥離やキャップの嵌脱の操作
性を損ねることが無く、平坦な内外面を有して外観が佳
良であり、防水膜の形成も容易な1枚の厚紙で成形され
た紙製トレーを提供することを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、請求項1の発明では、紙製トレーを次のごとき構造
とした。すなわち、底壁の周縁に立設された全側壁の上
端縁から、外向きの水平フランジが折曲形成されてお
り、該外向きの水平フランジの外端縁に連続して、前記
底壁面と直交する方向に下向きフランジが折曲形成され
ており、少なくとも前記下向きフランジが周方向におい
て一連に接続されているという1枚の厚紙から成形され
た構成とした。
【0008】請求項2の発明では、前記請求項1の発明
に多角形の底壁の全周縁から立設されている全側壁が、
各側壁の両側縁を連続する連接片により一連に連続させ
られているという構成要件を付加した構成とした。
【0009】請求項3の発明では、前記請求項1または
請求項2のいずれかの発明に、各連接片が両側の側壁と
一体のヒダ片とされ、内外何れか一方へ折り畳まれてい
る前記側壁の何れか一方に接着されているという構成要
件を付加した構成とした。
【0010】請求項4の発明では、請求項1,請求項2
または請求項3の何れかの発明に、少なくとも1組の対
称位置の下向きフランジの下端縁に延長片が延設され、
側壁外面に接着されているという構成要件を付加した構
成とした。
【0011】
【発明の実施の態様】図1ないし図4は、請求項1,請
求項2および請求項3の各発明を併せ適用した第1の実
施例を示しており、図1に示される一連1枚の厚紙製の
ブランクの展開図に示されるごとく、4角形とされた底
壁1の周縁2,3,4,5に4側壁6,7,8,9が連
設され、トレーに組み立てられた際に側壁上端縁となる
上端縁10,11,12,13に、外向きの水平フラン
ジ14,15,16,17が折曲形成され、これら水平
フランジの外端縁18,19,20,21に、トレーに
組み立てられた際に底壁1の面と直交する下向きフラン
ジ22,23,24,25が折曲形成、すなわち垂設さ
れている。
【0012】トレーに組み立てられた際の各構成部材の
構造関係は、略示断面図である図9に示されている。
【0013】各側壁6,7,8,9の両側縁6A,6
B,7A,7B,8A,8B,9A,9Bは、それぞれ
連接片26,27,28,29により一連に連続させら
れている。
【0014】図示例では、各連接片26〜29は、底壁
1の各コーナー部分を頂点とする略三角形状とされ、各
頂点部分の角の2等分線上に内折線30,31,32,
33を形成されている。
【0015】対称位置の下向きフランジ23,25の長
手方向両端には、隣接する下向きフランジ22,24の
裏面に接着される接着片34,35,36,37が延設
されている。
【0016】図1に示す実施例においては、連接片26
〜29は、図2,図3に示すごとく、内折線30〜33
において二つ折りに折り重ねられ、側壁6,8の外面に
接着されるヒダ片40に形成される。
【0017】図1において周縁2〜5を限る線は内折
線、上端縁10〜13を限る線と外端縁19〜21を限
る線、ならびに側縁6A,6B〜9A,9Bを限る線
は、何れも外折線であり、接着片34〜37と下向きフ
ランジ23,25の長手方向両端とを限る線34A,3
5A,36A,37Aは外折線である。
【0018】図1に示されるブランクからトレーへの組
立は次のごとく行われる。すなわち側壁6〜9を底壁1
の周縁2〜5において内折りして紙面上方へ折曲し、同
時に連接片26〜29を、図2,図3に示すごとく、内
折線30〜33で内折りすると同時に側縁6A,6B,
〜9A,9Bにおいて外折りし、側壁6〜9の間で外側
へ突出した2枚重ね状のヒダ片40,41に形成する。
【0019】また水平フランジ14〜17を、側壁6〜
9の上端縁10〜13において外折りし、同時に下向き
フランジ22〜25を水平フランジ14〜17の外端縁
18〜21で外折りして底壁1と直交する姿勢とする。
【0020】また下向きフランジ23,25の接着片3
4〜37を外折線で外折りし、下向きフランジ22,2
4の裏面に接着し、また既述のごとく連接片26〜29
の折り畳みで形成された2枚重ね状のヒダ片40,41
を図3,図4に示すごとく側壁6,8の外面へ接着す
る。
【0021】以上説明した折曲,接着により図4に示す
背面斜視図の構造の紙製トレーが構成される。なお、水
平フランジ14〜17の各長手方向両端部14A,14
B,15A,15B,16A,16B,17Aおよび1
7Bは、互いに上下に重ねられているが、水平フランジ
14〜17とトップシールフィルムとの接着力が強い
と、トップシールの剥離時に、前記長手方向両端部14
A〜17Bのうちの上側に位置するものが捲かれるとか
むしり切られるケースが存するので、その際は、前記長
手方向両端部14A〜17Bは互いに接着される。
【0022】図5は、請求項1,請求項2および請求項
3の各発明を併せ適用した第2の実施例を示しており、
第1の実施例における水平フランジ14〜17、下向き
フランジ22〜25および接着片34〜37の構造が変
更されているほかは、第1の実施例と基本的に同一構造
であるため、以下水平フランジ、下向きフランジおよび
接着片についてのみ記述する。
【0023】図5に示されるごとく、水平フランジ5
5,56,57,58の外端縁に下向きフランジ59,
60,61,62が連続させられている点は前記第1の
実施例と同一構造であるが、水平フランジ55〜58の
長手方向両端部55A,55B,56A,56B,57
A,57B,58A,58Bと、下向きフランジ59〜
62の長手方向両端部59A,59B,60A,60
B,61A,61B,62A,62Bとは、各端部にお
いて扇形に一体に連続させられており、下向きフランジ
59〜62の長手方向両端部59A〜62Bには、トレ
ーに成形された際の水平フランジ55〜56の長手方向
両端縁相当位置59C,59D,60C,60D,61
C,61D,62C,62Dから扇形端縁に至る間に、
複数本の外折線、図示例では9本の外折線63,64,
65,66が、扇形の半径方向に等間隔で形成されてい
る。
【0024】このため図4に示す形状に折り曲げ成形さ
れた際、水平フランジ55〜58の長手方向両端部55
A〜58Bは上下に重なって接着され、下向きフランジ
59〜62の長手方向両端部59A〜62Bは、隣接す
るもの同士が重ねられて一体に接着され、水平フランジ
55〜58の長手方向両端部55A〜58Bの形成する
円弧縁55C,56C,57C,58Cに沿う円弧面を
形成する。
【0025】以上の第2の実施例では、水平フランジ5
5〜58の長手方向両端部55A〜58Bならびに下向
きフランジ59〜62の長手方向両端部59A〜62B
は、成形姿勢の安定上、必ず接着されるので、水平フラ
ンジ55〜58および下向きフランジ59〜62の保形
強度は著しく高いものとなり、紙製トレーの強度が向上
する。
【0026】図6は、請求項1,請求項2および請求項
3の各発明を併せ適用した第3の実施例を示しており、
前記第2の実施例と同じく、水平フランジ67,68,
69,70の長手方向両端部と、下向きフランジ71,
72,73,74の長手方向両端部71A,71B,7
2A,72B,73A,73B,74A,74Bとが、
各端部において扇形に一体に連続させられており、下向
きフランジ71〜74の長手方向両端部71A〜74B
に、それぞれ複数条の湾曲用のガイドライン、図示例で
は2条のガイドライン75,76が扇形の半径方向に形
成されている。このガイドライン75,76は、共に外
折目でも、少なくとも1本のガイドラインが、スリット
であり、他が外折目でもよい。
【0027】前記ガイドライン75,76は下向きフラ
ンジ71〜74の長手方向両端部71A〜74Bを概ね
3等分する位置に形成されているが、該両端部71A〜
74Bが第2の実施例と同じく滑らかな円弧面を形成し
うる限りは、ガイドラインの数には限定が無いと共に、
同じく滑らかな円弧面を形成するためには、外側に位置
する端部のガイドラインは、すべて 外折目であること
が、成形上,保形上,外観上で好ましいが、かかる構造
に限定されるものではない。
【0028】下向きフランジ71〜74の前記両端部7
1A〜74Bの隣接するもの同士が重ねられて一体に接
着され、前記第2の実施例と同じく、水平フランジ67
〜70の長手方向両端部の形成する円弧縁に沿う円弧面
を形成し、紙製トレーの強度の向上に寄与する。
【0029】図7および図8は、図1および図4に示し
た請求項1,請求項2および請求項3の各発明を併せ適
用した実施例に、請求項4の発明を更に適用した実施例
を示しており、底壁1から下向きフランジ22〜25ま
での構造は、図1,図2に示すものと同一構造であるた
めその説明を省略し、請求項4の発明の適用部分の構造
のみを説明する。
【0030】図7において、トレーに組み立てられた際
の1組の対称位置の下向きフランジ23,25の下端縁
44,45に延長片46,47を延設し、下端縁44,
45を限る線を外折線とすると共に、水平フランジ1
5,17の幅WAと略等しいか、あるいは若干長い幅W
Bを下端縁44,45との間に存し、該下端縁44,4
5と平行する内折線48,49を延長片46,47に形
成し、幅WB部分を水平フランジ15,17の下位で概
ね平行する裏面50,51として水平フランジの下方に
配置し、残余の延長片46,47部分を側壁7,9の外
面に接着させた構造である。
【0031】以上説明した実施例において、トレーは4
角形状とされているが、4角形状に限定されるものでは
なく、如何なる多角形状でもよいが、請求項4の発明の
適用の場合は、偶数角形状が好ましく、また下向きフラ
ンジ全部に延長片46,47を形成してもよいことは勿
論である。
【0032】また連接片26〜29は、隣接する側壁の
側縁と連続一体に形成されているが、何れか一方の側縁
に連続し、他方へ接着で連続させた構造でもよく、さら
には下向きフランジ22〜25のみでなく既述のごと
く、水平フランジ14〜17をも周方向に一連に接続さ
せてもよい。
【0033】請求項1の発明のみの実施の場合には連接
片を使用することなく、側壁6〜9の各一方の側縁、例
えば6A,7A,8A,9Aに接着片を形成し、他方の
側縁6B,7B,8B,9Bに接着する構造であっても
よい。
【0034】図9は、本発明に係る紙製トレーにトップ
シール52を貼着し、その上からキャップ53を嵌着し
た場合の略示縦断面図であり、水平フランジ15と下向
きフランジ23とで、縦断面倒L字形の額縁部が形成さ
れ、少なくとも下向きフランジ23のみは、周方向に一
連に連続するよう接着されているので、水平フランジ1
5と下向きフランジ23とよりなる額縁部は、矢印Xま
たはYで示す方向の外力に対して強度部材として機能す
ることとなると共に、下向きフランジ23の上下方向長
さWCが、キャップ53のスカート部54に対する幅広
の嵌着支持部となる。
【0035】特に請求項4の発明では、延長片46の裏
片50の存在により額縁部の強度は一層大とされてい
る。
【0036】従って、トップシール52の剥離時の矢印
X方向の外力の作用時にも、水平フランジ15と下向き
フランジ23とよりなる額縁部は変形を生ずることが著
しく少なくなると共に、キャップ53に他物との接触に
よって、矢印X,Y方向の外力が作用しても、キャップ
53が不測の離脱を生ずることのない十分に強い嵌着抵
抗を与えうるし、キャップ53の嵌脱により、前記額縁
部に変形を生ずることもない。
【0037】なお、水平フランジ14〜17の長手方向
両端は、互いに上下に重ねるのみでも、互いに接着させ
てもよいが、トップシール52が、単に塵埃の侵入を防
止するのみで足り、漏液防止機能までは要求されない際
は、トップシール52の水平フランジ14〜17への接
着力も弱いもので足りるので、水平フランジ14〜17
の長手方向両端は、単に重ねるのみで足りるし、トップ
シール52が、より強固な漏液防止機能を具備すること
を要求されている場合には、トップシール52の水平フ
ランジ14〜17への接着力も強くされるので、水平フ
ランジ14〜17の長手方向両端を確実に接着し、トッ
プシール剥離時の外力の作用時にも十分変形に耐えうる
強度を具備させるものである。
【0038】
【発明の効果】請求項1の発明によると、全側壁の上端
縁に、外向きの水平フランジが、その外端縁に連続し、
底壁面と直交する方向の下向きフランジがそれぞれ折曲
形成され、少なくとも下向きフランジが周方向において
一連に接続されているので、これらのフランジ群が全体
として額縁状の強度部材として機能し、トップシールの
剥離時、あるいはキャップの嵌脱時に、フランジ群の変
形、トレー側壁の変形を防止し、キャップに対しては十
分な嵌合抵抗により、他物との接触による不測の脱落を
防止できる等の効果を奏すると共に、トップシールの剥
離あるいはキャップの嵌脱の操作性は些かも損ねること
が無い効果を奏する。
【0039】また1枚の厚紙でフランジ付きトレーが折
曲,接着のみで成形されているので、接着部を除き、ト
レー面が平坦面となり、印刷適性が良好であり、防止膜
の形成も可能となると共に、佳良な外観を保持しうる等
の効果も奏する。
【0040】請求項2の発明によると、全側壁が、その
側縁を連接片により一連に連続させられているのでトレ
ー本体の強度を向上させ、前記フランジ群の効果とあい
まち、トップシールの剥離、キャップの嵌脱等の際のト
レーの変形を良好に防止できる効果を奏する。
【0041】請求項3の発明によると、連接片が両側の
側壁と一体のヒダ片とされ、内外何れか一方へ折り畳ま
れて側壁の何れか一方に接着されているので、トレー本
体内部を外気と完全に遮断でき、しかもトレー本体の側
壁の保形性を強くしうる効果を奏する。
【0042】請求項4の発明によると、少なくとも一組
の対称位置の下向きフランジの下端縁に延設されている
延長片が対応する側壁外面に接着されることにより下向
きフランジの強度部材としての強度ならびにトレー自体
の強度が著しく向上し、重い内容物を収納する大型の紙
製トレーを製作できる効果をも奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 請求項1,請求項2および請求項3の各発明
を併せ適用した第1の実施例のブランクの展開平面図で
ある。
【図2】 トレー側壁のコーナー部分の折り畳み途中の
状態を示す略示斜視図である。
【図3】 図2に示すものの折り畳み完了時の状態を示
す略示斜視図である。
【図4】 図1に示すブランクから組み立てられたトレ
ーの裏面斜視図である。
【図5】 第2の実施例のブランクの展開平面図であ
る。
【図6】 第3の実施例のブランクの展開平面図であ
る。
【図7】 請求項1,請求項2,請求項3および請求項
4の各発明を併せ適用した実施例のブランクの展開平面
図である。
【図8】 図7に示すブランクから組み立てられたトレ
ーの裏面斜視図である。
【図9】 本発明に係るトレーの一部の略示縦断面図で
ある。
【図10】 従来品であるトレーの一例の一部の略示縦
断面図である。
【図11】 別の従来品たるトレー本体の一部の略示縦
断面図である。
【符号の説明】
1 底壁 2〜5 周縁 6〜9 側壁 6A〜9B 側縁 10〜13 上端縁 14〜17 水平フランジ 18〜21 外端縁 22〜25 下向きフランジ 26〜29 連接片 40,41 ヒダ片 44,45 下端縁 46,47 延長片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E060 AA08 AB15 BC04 CD02 CD12 DA11 3E075 BA07 BA13 CA01 DC02 DD02 GA03

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底壁の周縁に立設された全側壁の上端縁
    から、外向きの水平フランジが折曲形成されており、該
    外向きの水平フランジの外端縁に連続して、前記底壁面
    と直交する方向に下向きフランジが折曲形成されてお
    り、少なくとも前記下向きフランジが周方向において一
    連に接着されている1枚の厚紙で成形された紙製トレ
    ー。
  2. 【請求項2】 多角形の底壁の全側縁から立設されてい
    る全側壁が、各側壁の両側縁を連続する連接片により一
    連に連続させられている請求項1記載の1枚の厚紙で成
    形された紙製トレー。
  3. 【請求項3】 各連接片が両側の側壁と一体のヒダ片と
    され、内外何れか一方へ折り畳まれて、前記側壁の何れ
    か一方に接着されている請求項1または請求項2記載の
    1枚の厚紙で成形された紙製トレー。
  4. 【請求項4】 少なくとも1組の対称位置の下向きフラ
    ンジの下端縁に延長片が延設され、対応する側壁外面に
    接着されている請求項1,請求項2または請求項3記載
    の1枚の厚紙で成形された紙製トレー。
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