JP2000115406A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP2000115406A
JP2000115406A JP10284093A JP28409398A JP2000115406A JP 2000115406 A JP2000115406 A JP 2000115406A JP 10284093 A JP10284093 A JP 10284093A JP 28409398 A JP28409398 A JP 28409398A JP 2000115406 A JP2000115406 A JP 2000115406A
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Shinji Kobayashi
信二 小林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、ファクシミリ装置に関し、発ID
を解析することなく接続通信端末に転送可能にすること
により、接続通信端末で通信前情報通知サービスの低コ
ストかつ手間のない利用を実現することを目的とする。 【解決手段】 交換機から送られてきた発ID受信端末
起動信号を検出すると、続けて送られてくるITU−T
V.23に従う発ID信号をRAM13内に録音して
1次応答を終了した後に、接続されている電話機20に
発ID受信端末起動信号を送出して1次応答を確認した
後にその電話機20にRAM13内から発ID信号を再
生転送して、この後にリンギング信号を送出し電話機2
0の2次応答を可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装置
に関し、詳しくは、電話機などの通信端末を通信前情報
通知サービス(所謂、発ID通知サービス)を利用可能
に接続することのできるものに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、公衆回線網においては、交換機か
ら発呼側などの情報を通常の受信を開始する前の着呼側
に通知するサービスが開始され、現在のところ発呼側の
電話番号などの所謂、発IDを着呼側に通知する発ID
通知サービスが提供されている。この発ID通知サービ
スを利用することにより、公衆回線に接続されている電
話機(通信端末)では、通話する前に発IDをディスプ
レイに表示して、発呼側の電話番号などを見て応答する
か否かを判断するなど利用することができる。
【0003】ここで、現在のところ、通信前情報通知サ
ービスとして発ID通知サービスが提供されているの
で、以下の説明では、情報受信端末起動信号として発I
D受信端末起動信号を検出し発ID通知サービスを利用
する場合を用いて本発明を説明する。この公衆回線に
は、電話機を備えてファクシミリ通信を行うファクシミ
リ装置も接続されることから、その電話機でも発ID通
知サービスを利用可能に工夫するファクシミリ装置が提
案されている。例えば、特開平9−326915号公報
に記載のファクシミリ装置では、接続されている端末が
発ID通知サービス対応か否かをユーザが設定して、交
換機から送られてきた発IDを発ID送出回路により電
話機側に出力するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のファクシミリ装置にあっては、ファクシミリ
受信優先自動切換え機能を有している場合には、ファク
シミリ装置本体が交換機から送られてくる情報受信端末
起動信号の受信(1次応答)の後に送られてくるCNG
信号を受信してファクシミリ受信を開始する一方、その
CNG信号以外のときに呼出ベルを鳴動させて電話機に
より通話することを実現する。このことから、ファクシ
ミリ装置が備える電話機には通常の鳴動信号のみが送ら
れることになって、その電話機では発IDを表示するな
ど発ID通知サービスを利用することができない、とい
う問題があった。
【0005】この問題を解消すべく、前記公報に記載の
ファクシミリ装置が提案されているが、発ID通知サー
ビスでは、発呼側の電話番号をITU−T V.23
(以下、単にITU−T V.23ともいう)に従って
着呼側に転送するので、このファクシミリ装置でもIT
U−T V.23に従って発IDを変復調する回路が必
要になって、コスト高になってしまうという問題があ
る。また、ファクシミリ装置本体に接続する電話機が発
ID通知サービスを利用可能に対応しているものである
かを調べて、ユーザが設定しなければならず、ユーザの
操作量が増加するという問題がある。
【0006】そこで、本発明は、交換機からの発IDを
解析することなく転送できるようにすることにより、そ
の発IDを接続された通信端末で利用できるようにし
て、備える通信端末で通信前情報通知サービスを低コス
トかつ手間なく利用することのできるファクシミリ装置
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1に記載の発明は、公衆回線を介して送られてきた
検出信号に基づいてファクシミリ受信制御を行うファク
シミリ通信機能を備えると共に、該検出信号に基づいて
ファクシミリ通信以外の通信制御を行う通信端末を外付
け接続または内部接続され、ファクシミリ受信を優先的
に行うことのできるファクシミリ装置であって、公衆回
線を介して送られてくる信号を録音する記憶手段と、公
衆回線を介して送られてくる通信前情報通知サービスに
よる情報受信端末起動信号を検出したとき、ITU−T
V.23に従って送られてくる信号を記憶手段に録音
すると共に該記憶手段内の信号を指定された出力先に出
力する信号制御手段と、を備えたことを特徴とするもの
である。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明の構成に加え、前記信号制御手段は、記憶手段内
に録音したITU−T V.23に従う信号を外部接続
または内部接続された通信端末に送出することを特徴と
するものである。これら請求項1、2に記載の発明で
は、公衆回線を介する通信前情報通知サービスの情報受
信端末起動信号を検出すると、続けて送られてくるIT
U−T V.23に従う信号、所謂発IDが記憶手段に
録音され、その発IDは指定された出力先、例えば、接
続されている電話機(通信端末)に転送(出力)され
る。したがって、ファクシミリ装置本体は発IDをIT
U−T V.23に従って変復調することなくそのまま
録音して電話機に転送すればよく、電話機はその発ID
を受け取って表示するなど利用することができる。
【0009】なお、録音した発IDは接続する電話機に
限らず、発IDをデータ処理する通信端末(出力先)に
転送するようにしてもよく、また通信端末に限らず、発
IDを表示出力するだけの表示装置(出力先)などに転
送するようにしてもよい。この通信前情報としては、I
TU−T V.23に従う発IDに限らず、公衆回線を
介して発呼側の電話番号以外の情報が送られてくるとき
には、その情報を利用可能にする場合に適用することが
できる。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の発明の構成に加え、前記信号制御手段は、情報受信端
末起動信号を検出したとき、外部接続または内部接続さ
れた通信端末に情報受信端末起動信号を送出して1次応
答があったときに記憶手段内に録音したITU−T
V.23に従う信号を該通信端末に送出する一方、情報
受信端末起動信号による1次応答がないときには該通信
端末に呼出信号を送出することを特徴とするものであ
る。
【0011】この請求項3に記載の発明では、接続され
ている電話機に情報受信端末起動信号を送出して、1次
応答があったときに録音した発IDがその電話機に転送
される一方、1次応答がないときには通常の呼出信号が
そのまま転送される。したがって、接続されている電話
機が通信前情報通知サービスに対応するものでも、ま
た、対応していないものでも、接続することができる。
【0012】請求項4に記載の発明は、請求項2に記載
の発明の構成に加え、前記信号制御部は、任意のあるい
は予め設定されたタイミングに、外部接続または内部接
続された通信端末に情報受信端末起動信号を送出して1
次応答の有無により通信前情報通知サービスを利用可能
であるか否かを確認登録し、該通信前情報通知サービス
を利用可能な通信端末に記憶手段内に録音したITU−
T V.23に従う信号を送出することを特徴とするも
のである。
【0013】この請求項4に記載の発明では、例えば、
任意のタイミングの指示入力時あるいは接続時や電源投
入時に、接続されている電話機に情報受信端末起動信号
を送出して、例えば、情報受信端末起動信号に対する1
次応答があった場合にはその電話機を通信前情報通知サ
ービスに対応するものと、または1次応答がない場合に
はその電話機を通信前情報通知サービスに未対応のもの
と、確認登録しておき、通信前情報通知サービスに対応
する電話機が接続されて公衆回線を介する情報受信端末
起動信号を検出したときに、その電話機に録音した発I
Dが転送される。したがって、接続した電話機が通信前
情報通知サービス対応か、未対応のものかが自動的に設
定登録することができるとともに、適正な接続制御を行
うことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて説
明する。図1から図3は本発明に係るファクシミリ装置
の一実施形態を示す図であり、図1は本実施形態の概略
全体構成を示すブロック図、図2、図3は本実施形態に
よる処理を説明するフローチャートである。
【0015】図1において、10は電話機(通信端末)
20を備えるファクシミリ装置であり、ファクシミリ装
置10は、CPU11が、ROM12内に格納されてい
る制御プログラムに従ってRAM13内に駆動条件や画
像データ等の各種情報や動作する上で必要なデータを記
憶させつつ装置各部を統括制御することによりファクシ
ミリ装置としての各種処理や本発明に係る処理を実行す
る。
【0016】CPU11には、ROM12およびRAM
13と共に、駆動条件、装置状態あるいは入力情報など
を表示LCDに表示するとともにユーザによる設定や命
令等の入力操作を行なうテンキーやファンクションキー
などの操作キーを配設されている操作表示部14と、電
話回線(アナログ公衆回線)Lに接続され発着信の際に
所定の回線制御を実行して回線接続あるいはその切断を
行うことによりファクシミリ通信を可能にすると共に接
続されている電話機20の通話を可能にする網制御装置
(NCU)15と、画像データや各種手順信号を変復調
する不図示のモデムを内蔵しNCU15を介してファク
シミリデータの送受信(伝送)を行うためのファクシミ
リ制御部16と、不図示のスキャナを駆動制御して原稿
から画像データを読み取るためのスキャナ制御部17
と、不図示のプロッタを駆動制御して読取/受信した画
像データを記録媒体により用紙に記録して画像や通信履
歴などの各種レポートを出力するプロッタ制御部18
と、がバスを介して接続されており、CPU11はこれ
ら装置各部12〜18を統括制御することによりファク
シミリ通信を実行する。なお、電話機20は、ファクシ
ミリ装置10に通信線を介して接続する外付けタイプで
あるが、ファクシミリ装置10本体に受話器をセットす
る一般的な本体部内蔵タイプであってもよい。
【0017】また、CPU11には、バスを介して呼接
続制御部21および録音/再生制御部22が接続されて
おり、交換機が発ID通知サービス(通信前情報通知サ
ービス)を提供するために電話回線Lを介して送出する
発ID受信端末起動信号(情報受信端末起動信号)を検
出したとき、その発ID通知サービスを利用可能にNC
U15の電話回線Lの回線接続/切断による呼接続制御
(1次応答処理および2次応答処理)を呼接続制御部2
1に行わせる一方、録音/再生制御部22を制御して、
発ID受信端末起動信号を検出した後の1次応答処理時
に交換機からITU−T V.23に従って送出されて
くる発ID信号(アナログ信号音)をA/D変換してR
AM(記憶手段)13内に記憶録音させ、この1次応答
処理の終了を通知する受信完了信号を交換機に返送した
後の2次応答処理前にはそのRAM13内の発ID信号
を電話機20に再生可能にD/A変換して送出する。す
なわち、CPU11が信号制御手段を構成する。
【0018】ここで、1次応答では、情報受信端末が受
信可能になったことを通知(受信準備完了信号を交換機
に返送)し、その交換機から送られてくるの発ID(通
知情報)を受信する。2次応答では、情報受信端末が1
次応答を終了したことを通知(受信完了信号を交換機に
返送)した後に、再度受信可能になったことを示す信号
(受信準備完了信号)を返送し、その交換機を介して送
られてくる通話などの通信情報を受信する。受信準備完
了信号は、情報受信端末が直流回路を閉じることによっ
て交換機に返送する。受信完了信号は、情報受信端末が
直流回路を開くことによって交換機に返送する。
【0019】この電話機20に発ID信号を転送するか
否かは、電話機20に発ID受信端末起動信号を送出す
ることにより予めRAM13内に登録することができる
ようになっており、発ID信号を受け取った発ID通知
サービス対応の電話機20は、発ID信号を変換して備
えるLCDなどの表示部に相手先の電話番号として表示
出力することができる。
【0020】具体的には、CPU11は、図2のフロー
チャートに示すように、ファクシミリ装置10の電源投
入時(任意のタイミングのリセット入力時でもよい)
に、装置各部12〜22をチェックするなどの電源投入
時の処理(ステップP1)に続けて、予めRAM13内
に保持あるいは自ら発生する発ID受信端末起動信号を
接続されている電話機20に送出して(ステップP
2)、その接続端末が1次応答したときには発ID通知
サービス対応のものが接続されていると認識して電話機
20を発IDの出力先としてRAM13内に書き込み登
録する(ステップP3、P4)一方、その接続端末が1
次応答してこないときには発ID通知サービス対応のも
のではないと認識してRAM13内の登録領域をクリア
することにより登録なく(ステップP3、P5)、この
RAM13内への書き込み/クリアが終了した後には受
信完了信号を待つことなく、この1次応答処理を終了す
る。
【0021】したがって、接続した電話機20が発ID
情報通知サービス対応か、未対応のものかを自動的に設
定登録することができ、ユーザが意識して設定登録する
入力操作を行うことなく、発ID通知サービスを利用す
る適正な接続制御を行うことができる。そして、CPU
11は、図3のフローチャートに示すように、電話回線
Lを介する交換機からの発ID受信端末起動信号(16
Hz、0.5sec…ON、0.5sec…OFF)を
検出する(ステップP11)と、受信準備完了信号を交
換機に返送して1次応答の着信制御を開始し(ステップ
P12)、この受信準備完了信号を確認した交換機から
送られてくるITU−T V.23に従う発ID信号を
A/D変換してRAM13に録音した後に(ステップP
13)、その交換機に受信完了信号を送出することによ
り回線接続を切断する処理(回線断)を行って(ステッ
プP14)、この1次応答処理を終了する。なお、この
とき、ファクシミリ装置10本体には、ITU−T
V.23に対応して受信信号を復調するモデムなどは設
けられていないので、CRC(誤り訂正)のチェックは
行わない。また、発ID信号の最大録音時間は、120
0bpsで128byte転送するので、1秒くらいで
ある。
【0022】なお、ステップP11において、電話回線
Lを介して発ID受信端末起動信号ではなくCNG信号
を検出する(ステップP21)と、ファクシミリ手順を
実行して、相手先のファクシミリ端末から送られてくる
ファクシミリデータ(画像データ)を受信し用紙に記録
出力するファクシミリ受信制御を行う(ステップP2
2)。
【0023】この1次応答処理を終了した後には、接続
端末が発ID通知サービス対応であるか否かをRAM1
3内を参照して確認し(ステップP23)、接続端末が
発ID通知サービス対応である場合には発ID受信端末
起動信号を電話機20に送出して(ステップP24)、
その電話機20が受信準備完了信号を返送する1次応答
があった後に(ステップP25)、RAM13内に録音
したITU−T V.23に従う発ID信号をD/A変
換して電話機20に送出する再生処理を行って(ステッ
プP26)、電話機20による1次処理が終了する程度
待機するタイマ待ち処理を行い(ステップP27)、そ
の電話機20に2次応答を促すリンギング信号を送出す
る(ステップP28)。
【0024】以降、通常の通信制御を行えばよく、その
リンギング信号により鳴動する電話機20がオフフック
されて(受信準備完了信号が返送されてきて)2次応答
があったときには(ステップP29)、その電話機20
で通話(通信制御)を行った後の(ステップP30)オ
ンフックにより回線断を行ってこの通信制御による応答
処理を終了する。
【0025】したがって、電話機20を接続する場合で
も、ファクシミリ装置10は、V.23対応のモデムな
どを設けることなく(変復調することなく)そのまま発
IDをRAM13内に録音して電話回線Lから直接受け
取るのと同様に電話機20に転送すればよく、電話機2
0では、ファクシミリ装置10本体から受け取った発I
D信号を備える表示部に表示出力して、相手先の電話番
号をユーザに通知することができ、ユーザは相手先を確
認後にオフフックして通話することができる。
【0026】なお、ステップP23において、接続端末
が発ID通知サービス対応でないことを確認した場合に
は、無駄に発ID通知サービスを利用するための制御を
行うことなくステップP28に進んで電話機20にリン
ギング信号を送出しそのまま通話を可能にするととも
に、ステップP25において、何らかの理由により電話
機20から受信準備完了信号が返送されてこないで1次
応答を確認することができない場合にもステップP28
に進んで電話機20にリンギング信号を送出してそのま
ま通話を可能にする。また、ステップP29において、
リンギング信号を送出する状態を維持するが、電話機2
0がオフフックされない(受信準備完了信号が返送され
てこない)まま待機する呼び出し時間がタイムアウトし
たときには(ステップP31)、そのまま回線断を行っ
てこの通信制御による応答処理を終了する。
【0027】したがって、接続されている電話機20が
発ID通知サービスに対応するものでも、また、対応し
ていないものでも、接続することができ、その電話機2
0が故障中などの場合でも通信制御が停止してファクシ
ミリ通信自体も実行不能になってしまうことがない。こ
のように本実施形態においては、ITU−T V.23
対応のモデムなど設けることなく(そのV.23の信号
解析などを行うことなく)、接続する発ID通知サービ
スに対応する電話機20に発IDを転送するので、その
電話機20は発IDを利用することができる。この発I
D通知サービス対応の通信端末であるか否かは電源投入
時に自動登録するので、ユーザに登録操作を要求するこ
とがなく、また、応答のない場合にはそのまま通信制御
を継続するので、応答のないことにより通信不能になっ
てしまうことがない。
【0028】したがって、接続する電話機20で発ID
通知サービスを低コストかつ手間なく利用することがで
きる。なお、本実施形態では、接続端末として電話機を
接続する一例を説明するが、発ID通知サービスの発I
Dを利用する他の通信端末やデータ処理装置を接続する
場合にも適用できることはいうまでもない。また、発I
D通知サービスに対応するか否かを予め登録する場合を
説明するが、常に発ID受信端末起動信号を通信端末に
送出して、その都度確認するようにしてもよい。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、公衆回線を介して情報
受信端末起動信号に続けて送られてくる通信前情報通知
サービスの発IDを録音して、その発IDは変復調する
ことなくそのまま接続されている通信端末などの出力先
に転送するので、ITU−TV.23に従う信号を解析
などする回路を用いることなく、通信前情報通知サービ
スに対応する電話機などを接続してその発IDを利用す
ることができる。
【0030】通信前情報通知サービスに未対応で1次応
答不能な電話機などの場合には、そのまま通常の呼出信
号を転送すればよく、また、その通信前情報通知サービ
スの対応/未対応を自動的に確認登録することにより、
通信前情報通知サービスの対応/未対応を意識して別途
設定登録する作業を行うことなく、通常の通話などの通
信制御をも行うことができる。
【0031】この結果、通信前情報通知サービスを低コ
ストかつ手間なく接続された電話機などで利用すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るファクシミリ装置の一実施形態を
示す図であり、その概略全体構成を示すブロック図であ
る。
【図2】実施形態による登録処理を説明するフローチャ
ートである。
【図3】実施形態による通信前の情報通知処理を説明す
るフローチャートである。
【符号の説明】
10 ファクシミリ装置 11 CPU(信号制御手段) 12 ROM 13 RAM(記憶手段) 14 操作表示部 15 NCU(網制御装置) 16 ファクシミリ制御部 17 スキャナ制御部 18 プロッタ制御部 20 電話機(出力先、通信端末) 21 呼接続制御部 22 録音/再生制御部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】公衆回線を介して送られてきた検出信号に
    基づいてファクシミリ受信制御を行うファクシミリ通信
    機能を備えると共に、該検出信号に基づいてファクシミ
    リ通信以外の通信制御を行う通信端末を外付け接続また
    は内部接続され、ファクシミリ受信を優先的に行うこと
    のできるファクシミリ装置であって、 公衆回線を介して送られてくる信号を録音する記憶手段
    と、 公衆回線を介して送られてくる通信前情報通知サービス
    による情報受信端末起動信号を検出したとき、ITU−
    T V.23に従って送られてくる信号を記憶手段に録
    音すると共に該記憶手段内の信号を指定された出力先に
    出力する信号制御手段と、を備えたことを特徴とするフ
    ァクシミリ装置。
  2. 【請求項2】前記信号制御手段は、記憶手段内に録音し
    たITU−T V.23に従う信号を外部接続または内
    部接続された通信端末に送出することを特徴とする請求
    項1に記載のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】前記信号制御手段は、情報受信端末起動信
    号を検出したとき、外部接続または内部接続された通信
    端末に情報受信端末起動信号を送出して1次応答があっ
    たときに記憶手段内に録音したITU−T V.23に
    従う信号を該通信端末に送出する一方、情報受信端末起
    動信号による1次応答がないときには該通信端末に呼出
    信号を送出することを特徴とする請求項2に記載のファ
    クシミリ装置。
  4. 【請求項4】前記信号制御部は、任意のあるいは予め設
    定されたタイミングに、外部接続または内部接続された
    通信端末に情報受信端末起動信号を送出して1次応答の
    有無により通信前情報通知サービスを利用可能であるか
    否かを確認登録し、該通信前情報通知サービスを利用可
    能な通信端末に記憶手段内に録音したITU−T勧告
    V.23に従う信号を送出することを特徴とする請求項
    2に記載のファクシミリ装置。
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