JP2000216911A - 端末アダプタ装置 - Google Patents

端末アダプタ装置

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JP2000216911A
JP2000216911A JP11018083A JP1808399A JP2000216911A JP 2000216911 A JP2000216911 A JP 2000216911A JP 11018083 A JP11018083 A JP 11018083A JP 1808399 A JP1808399 A JP 1808399A JP 2000216911 A JP2000216911 A JP 2000216911A
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Takeshi Ukegawa
猛 受川
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ファクシミリ通信及び電話通話のそれぞれに
最適な着呼対応を行える端末アダプタ装置を提供するこ
と。 【解決手段】 ISDNに接続されて、アナログポート
に接続されたPSTN用の通信端末装置と前記ISDN
との間の信号変換を行い前記通信端末装置に前記ISD
Nを介した通信を行わせる端末アダプタ装置において、
着呼時に、前記アナログポートに接続された通信端末装
置がファクシミリ装置である場合に送出される、被呼端
末がファクシミリであることを示す所定の被呼端末識別
信号を検出する端末種別検出手段を備えたことを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ISDNに接続さ
れて、アナログポートに接続されたPSTN用の通信端
末装置と前記ISDNとの間の信号変換を行い前記通信
端末装置に前記ISDNを介した通信を行わせる端末ア
ダプタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本来PSTNに接続して使用されるアナ
ログの電話機やファクシミリ装置は、そのままでは信号
形式が異なりISDNを介した通信を行えないため、タ
ーミナルアダプタ(TA)と称される端末アダプタ装置
をISDNとの間に介在させて信号変換を行うことで、
ISDNを介した通信を行えるようにしている。
【0003】一方、PSTNに接続されるファクシミリ
装置、例えば、G3ファクシミリにおいては、ファクシ
ミリ通信であることを示す信号として、発呼側装置から
発呼トーンCNG(1100Hz)を送出する一方、被
呼側装置が、その発呼トーンCNGに呼応して端末種別
がファクシミリであることを示す被呼局識別信号CED
(2100Hz)を送出することで、呼出音を無駄に発
生させてユーザを惑わすことなく着呼できる、いわゆる
無呼動応答を行うことができる。
【0004】それにより、電話機への着呼時には、PS
TNからの呼出信号により電話機は鳴動して、ユーザに
着呼を通知でき、ファクシミリ装置への着呼時には、電
話機を不要に鳴動させることなく、ファクシミリ通信に
移行することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、PSTN用の
通信端末装置を、端末アダプタ装置のアナログポートに
接続すると共に、端末アダプタ装置をISDNの網終端
装置に接続して、当該通信端末装置を端末アダプタ装置
を介してISDNに接続する場合、端末アダプタ装置
は、アナログポートに現在接続されている通信端末装置
が電話機であるのかファクシミリ装置でるのかがわから
ず、また、着呼したアナログ通信がファクシミリ通信で
あるのか電話通話であるのかがわからないため、アナロ
グポートに接続されている通信端末装置がファクシミリ
装置であるのに、不要な呼出音を鳴動させてしまって、
ユーザを惑わせてしまうという問題点があった。
【0006】端末アダプタ装置における着信制御につい
ては、特許公報第2723222号に記載の技術のよう
に、サブアドレスに対応した呼び出し音を発生させて、
1つのアナログポートを複数のユーザが共用する場合
に、呼び出し音で着信者を区別するようにしたものや、
特開平10−28180号公報記載の技術のように、1
つのアナログインターフェースに切換可能な2つのアナ
ログポートを持ち、ダイヤルイン情報をもとにアナログ
インターフェースとアナログポートの接続を回路で切り
替えるようにしたものがある。
【0007】しかし、特許公報第2723222号に記
載の技術では、複数のユーザのうちの1つがファクシミ
リの場合には、呼び出し信号の特性によっては、意図せ
ずに応答してしまう問題があり、また、特開平10−2
8180号公報記載の技術では、接続相手に応じてアナ
ログインターフェースとアナログポートとの接続を切り
換えるために、切り換え手段が必要となりコスト高とな
る問題がある。
【0008】本発明は係る事情に鑑みてなされたもので
あり、ファクシミリ通信及び電話通話のそれぞれに最適
な着呼対応を行える端末アダプタ装置を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の端末アダプタ装置は、ISDNに
接続されて、アナログポートに接続されたPSTN用の
通信端末装置と前記ISDNとの間の信号変換を行い前
記通信端末装置に前記ISDNを介した通信を行わせる
端末アダプタ装置において、着呼時に、前記アナログポ
ートに接続された通信端末装置がファクシミリ装置であ
る場合に送出される、被呼端末がファクシミリであるこ
とを示す所定の被呼端末識別信号を検出する端末種別検
出手段を備えたことを特徴とする。
【0010】請求項2に記載の端末アダプタ装置は、請
求項1に記載の端末アダプタ装置において、着呼時に、
前記アナログポートに接続された通信端末装置に対し
て、ファクシミリ通信に係る着呼であることを示す所定
の発呼信号を一定時間送出する発呼信号送出手段と、着
呼時に、前記発呼信号送出手段が前記所定の発呼信号の
送出を開始してから一定時間が経過しても、前記アナロ
グポートに接続された通信端末装置からの被呼端末識別
信号が前記端末種別検出手段により検出されない場合
は、前記アナログポートに接続された通信端末装置に対
して呼出信号を送出する呼出信号送出手段とを更に備え
たことを特徴とする。
【0011】請求項3に記載の端末アダプタ装置は、請
求項1に記載の端末アダプタ装置において、着呼時に、
後記端末種別記憶手段が端末種別を電話機と記憶してい
ない場合には、前記アナログポートに接続された通信端
末装置に対して、ファクシミリ通信に係る着呼であるこ
とを示す所定の発呼信号を一定時間送出する発呼信号送
出手段と、着呼時に、前記発呼信号送出手段が前記所定
の発呼信号の送出を開始してから一定時間が経過して
も、前記アナログポートに接続された通信端末装置から
の被呼端末識別信号が前記端末種別検出手段により検出
されない場合、または、後記端末種別記憶手段が端末種
別を電話機と記憶している場合は、前記アナログポート
に接続された通信端末装置に対して呼出信号を送出する
呼出信号送出手段と、前記発呼信号送出手段が前記所定
の発呼信号の送出を開始してから一定時間が経過する前
には、前記アナログポートに接続された通信端末装置か
らの被呼端末識別信号が前記端末種別検出手段により検
出されなかった場合に、端末種別を電話機と記憶する端
末種別記憶手段とを更に備えたことを特徴とする。
【0012】請求項4に記載の端末アダプタ装置は、請
求項1に記載の端末アダプタ装置において、着呼時に、
後記端末種別記憶手段が端末種別をまだ記憶していない
場合、または、ファクシミリ装置と記憶している場合に
は、前記アナログポートに接続された通信端末装置に対
して、ファクシミリ通信に係る着呼であることを示す所
定の発呼信号を一定時間送出する発呼信号送出手段と、
着呼時に、前記発呼信号送出手段が前記所定の発呼信号
の送出を開始してから一定時間が経過しても、前記アナ
ログポートに接続された通信端末装置からの被呼端末識
別信号が前記端末種別検出手段により検出されない場
合、または、後記端末種別記憶手段が端末種別を電話機
と記憶している場合は、前記アナログポートに接続され
た通信端末装置に対して呼出信号を送出する呼出信号送
出手段と、前記発呼信号送出手段が前記所定の発呼信号
の送出を開始してから一定時間が経過する前には、前記
アナログポートに接続された通信端末装置からの被呼端
末識別信号が前記端末種別検出手段により検出されなか
った場合には、端末種別を電話機と記憶し、前記発呼信
号送出手段が前記所定の発呼信号の送出を開始してから
一定時間が経過する前に、前記アナログポートに接続さ
れた通信端末装置からの被呼端末識別信号が前記端末種
別検出手段により検出された場合には、端末種別をファ
クシミリ装置と記憶する端末種別記憶手段とを更に備え
たことを特徴とする。
【0013】請求項5に記載の端末アダプタ装置は、I
SDNに接続されて、アナログポートに接続されたPS
TN用の通信端末装置と前記ISDNとの間の信号変換
を行い前記通信端末装置に前記ISDNを介した通信を
行わせる端末アダプタ装置において、ダイヤルインで電
話機に着呼があった場合には、前記アナログポートに接
続された通信端末装置に対して、前記PSTNで規定さ
れた特性とは異なる呼出信号を送出する疑似呼出信号送
出手段と、ダイヤルインでファクシミリ装置に着呼があ
った場合には、前記アナログポートに接続された通信端
末装置に対して、前記PSTNで規定された特性の呼出
信号を送出する正規呼出信号送出手段とを備えたことを
特徴とする。
【0014】請求項6に記載の端末アダプタ装置は、I
SDNに接続されて、アナログポートに接続されたPS
TN用の通信端末装置と前記ISDNとの間の信号変換
を行い前記通信端末装置に前記ISDNを介した通信を
行わせる端末アダプタ装置において、ダイヤルインで電
話機に着呼があった場合は、呼出音を発生する呼出音発
生手段と、ダイヤルインでファクシミリ装置に着呼があ
った場合には、前記アナログポートに接続された通信端
末装置に対して、前記PSTNで規定された特性の呼出
信号を送出する正規呼出信号送出手段とを備えたことを
特徴とする。
【0015】請求項7に記載の端末アダプタ装置は、I
SDNに接続されて、アナログポートに接続されたPS
TN用の通信端末装置と前記ISDNとの間の信号変換
を行い前記通信端末装置に前記ISDNを介した通信を
行わせる端末アダプタ装置において、ダイヤルインで電
話機に着呼があった場合は、呼出音を発生する呼出音発
生手段と、ダイヤルインでファクシミリ装置に着呼があ
った場合には、前記アナログポートに接続された通信端
末装置に対して、ファクシミリ通信に係る着呼であるこ
とを示す所定の発呼信号を送出する発呼信号送出手段と
を備えたことを特徴とする。
【0016】請求項8に記載の端末アダプタ装置は、請
求項1、2、3、4、5、6または7のいずれかに記載
の端末アダプタ装置において、ファクシミリ通信に係る
着呼があった場合には、受信信号を1リンク分逆補正す
る逆補正手段を備えたことを特徴とする。
【0017】請求項9に記載の端末アダプタ装置は、請
求項1、2、3、4、5、6、7または8のいずれかに
記載の端末アダプタ装置において、ファクシミリ通信に
係る着呼があった場合には、受信信号の高域を強調する
高域強調手段を備えたことを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0019】先ず図1に、ISDNに接続された本発明
の実施の形態に係る端末アダプタ装置1と、端末アダプ
タ装置1のアナログポート1aに接続される通信端末装
置としてのファクシミリ装置30、電話機40の接続状
態示す。
【0020】同図において、端末アダプタ装置1は、I
SDNからのディジタルデータをアナログ信号に変換し
てアナログポート1aに出力する一方、アナログポート
1aに接続された通信端末装置、すなわち、ファクシミ
リ装置30や電話機40からのアナログ信号をディジタ
ルデータに変換してISDNに出力することで、ファク
シミリ装置30や電話機40にISDNを介した通信を
行わせる。
【0021】図2に端末アダプタ装置1のブロック構成
について示す。
【0022】同図において、ディジタルインターフェー
ス2は、トランスやドライバー回路によるISDNとの
物理的なインターフェースであると共に、LAPD、L
APB制御やコーデック制御等デジタル通信データの処
理を行うものである。コーデック3は、ISDNからの
ディジタルデータのアナログ信号への変換を行う一方、
アナログポートからのアナログ信号のディジタルデータ
への変換を行うものである。受信信号補正部4は、図3
に示すように、CPU12により制御されるスイッチS
2及びS3の切り換えにより必要に応じて有効に設定さ
れる1リンク逆補正回路4aと高域強調フィルタ4bと
により構成され、受信信号を必要に応じて、そのまま、
または、補正して出力するものである。
【0023】1100Hz発生部5は、CPU12の制
御により必要に応じてPSTN用のG3ファクシミリが
送出する発呼トーンCNG(1100Hz)と同様の特
性の信号を受信信号に重畳して送出するものである。2
100Hz検出部6は、PSTN用のG3ファクシミリ
が着呼時に送出する被呼局識別信号CED(2100H
z)と同様の特性の信号がアナログポート1aからの送
信信号中に含まれているか否かを検出してCPU12に
通知するためのものである。
【0024】アナログインターフェース7は、アナログ
ポート1aに接続された通信端末装置との間の送受信信
号のインターフェースであり、アナログポート1aに接
続された通信端末装置のオン/オフフックの検出等を行
う。呼出信号発生部8は、呼出信号を発生するものであ
る。CPU12により切り換え制御されるスイッチS1
は、アナログポート1aをアナログインターフェース7
または呼出信号発生部8に切り換え接続するものであ
る。
【0025】呼出音発生部9は、CPU12からの制御
により必要に応じて呼び出し音をスピーカ9aにより発
生させるものである。RAM10は、CPU12の作業
領域となるランダムアクセスメモリである。ROM11
は、CPU12が装置各部を制御するための各種手順が
書き込まれたリードオンリメモリである。CPU12
は、RAM10を作業領域として、ROM11に書き込
まれた制御手順にしたがって装置各部を制御するマイク
ロコンピュータである。システムバスバス13は、上記
各部がデータをやりとりする信号ラインである。
【0026】次に、以上の構成の端末アダプタ装置1に
おける着呼対応処理手順について、図5を参照して説明
する。なお、図5における処理手順における端末種別フ
ラグFtの値と端末種別の関係は、図4に示す通りで、
値0が端末種別「電話」を示し、値1が端末種別「ファ
ックス」を示し、値2が端末種別が不明であることを示
している。
【0027】図5において、CPU12は、ISDNか
らの着呼があるかを監視し(判断101のNoルー
プ)、着呼があると(判断101のYes)、端末種別
フラグFtの値が2か、すなわち、アナログポート1a
に接続されている通信端末装置の種別が不明な状態であ
るかを判断し(判断102)、端末種別フラグFtの値
が2でない場合は(判断102のNo)、端末種別フラ
グFtの値が1か、すなわち、アナログポート1aに接
続されている通信端末装置の種別が「ファックス」であ
るかを判断する(判断103)。
【0028】判断102において、端末種別フラグFt
の値が2である場合(判断102のYes)、または、
判断103において、端末種別フラグFtの値が1であ
る場合(判断103のYes)、すなわち、アナログポ
ート1aに接続されている通信端末装置の種別が「ファ
ックス」または「不明」である場合は、1100Hz発
生部5によりアナログポート1aに接続されている通信
端末装置に対して発呼トーンCNGとなる1100Hz
を送出しながら、一定時間送出したか、または、210
0Hz検出部6により、アナログポート1aに接続され
ている通信端末装置からの被呼局識別信号CEDの21
00Hzが検出されるかを監視する(処理104、判断
105のNo、判断106のNoループ)。
【0029】そして、1100Hzの送出を開始してか
ら一定時間経過する前に2100Hzが検出された場
合、すなわち、アナログポート1aに接続されている通
信端末装置がPSTN用のG3ファクシミリ装置(ファ
クシミリモデムを備えたコンピュータ装置である場合も
ある)である場合は(判断106のYes)、端末種別
フラグFtの値を、端末種別「ファックス」に対応する
値1に設定する(処理107)。また、通常時には、そ
れぞれ接点a側に切り換えられている受信信号補正部4
のスイッチS2及びS3をそれぞれ接点b側に切り換え
ることで、1リンク補正回路4a及び高域強調フィルタ
4bをONする(処理108)。そして、アナログポー
ト1aに接続されたファクシミリ装置にISDNを介し
てファクシミリ通信を行わせる(処理109)。
【0030】判断103において、端末種別フラグFt
の値が1ではない場合(判断103のNo)、または、
判断105において、1100Hzの送出を開始してか
ら一定時間内には2100Hzが検出されなかった場合
(判断105のYes)、すなわち、アナログポート1
aに接続されている通信端末装置が予め電話機であると
わかっている場合、または、アナログポート1aに接続
されている通信端末装置の端末種別が不明であったが、
1100Hz信号に対する2100Hzの応答がないこ
とにより、結果的に端末種別が「電話」であるとわかっ
た場合には、端末種別フラグFtの値を、端末種別「電
話」に対応する値0に設定すると共に(処理110)、
スイッチS1を一時的にb側に切り換えて呼出信号発生
部8からアナログポート1aに対して呼出信号を送出す
る(処理111)。
【0031】そして、アナログポート1aに接続されて
いた電話機がファクシミリ装置に置き換えられる場合を
考慮して、2100Hz検出部6によりアナログポート
1aから2100Hz信号が検出されるかを判断し(判
断112)、2100Hzが検出された場合には(判断
112のYes)、アナログポート1aに接続されてい
た電話機がファクシミリ装置に置き換えられたことにな
るため、処理107に移行する。2100Hzが検出さ
れない場合には、アナログポート1aに接続された電話
機にISDNを介した会話通信を行わせる。
【0032】このように、1100Hzに対する210
0Hzの応答の有無によりアナログポート1aに接続さ
れている通信端末装置がファクシミリ装置または電話機
のいずれであるかを検出して、電話機が接続されている
場合には、1100Hzの送出と2100Hzの検出を
省いて、遅滞なく呼出信号を送出し、ファクシミリ装置
が接続されている場合には無駄な呼出信号を送出するこ
となく無鳴動で起動することができる。また、アナログ
ポート1aに接続されていた通信端末装置がファクシミ
リ装置から電話機へ、または、電話機からファクシミリ
装置へ置き換わった場合でも、次の着呼からは、アナロ
グポート1aに接続されている通信端末装置の種別に最
適な無駄のない着呼応答が可能となる。
【0033】1リンク逆補正回路4aは、ファクシミリ
装置等のモデムにおいて、回線内での多重化や帯域制限
により生じる1リンク分の歪みを補正する特性とき逆特
性の補正を行うもので、受信信号を1リンク逆補正回路
4aに通すことにより、1リンク分の歪み補正を相殺す
ることができる。また、高域強調フィルタ4bは、受信
信号の高域成分を強調するもので、受信信号の高域成分
の減衰を補正するこができる。そして、アナログポート
1aに接続されている通信端末装置がファクシミリ装置
である場合には、受信信号は、処理108により、1リ
ンク逆補正回路4a及び高域強調フィルタ4bを通過す
る。
【0034】処理108は、PSTN回線でのファクリ
ミリの受信性能は、PSTN回線の劣化特性を考慮して
いるが、ISDN回線でのアナログのファクシミリ受信
では、回線劣化が1リンク分少なく、特性が過補正とな
り通信不具合となることがあること、及び、ISDN回
線での周波数特性は、8kHzのサンプリングの関係で
高域の特性が劣化し、その劣化は、ファクシミリ通信の
モデム速度が高い程顕著になることに鑑みてなされるも
ので、それにより、処理109のファクシミリ通信にお
いては、ISDN回線でのファクシミリ受信信号が過補
正とならないようにPSTN回線と同等の特性を持たせ
て、過補正による通信不具合をなくすことができ、ま
た、ファクシミリ受信信号の高域を強調する補正を行う
ため、ISDNを介したアナログのファクシミリ通信を
行う場合の通信性能の劣化を防止することができる。
【0035】次に、端末アダプタ装置1におけるダイヤ
ルイン着呼対応処理手順について図6を参照して説明す
る。
【0036】同図において、CPU12は、着呼したダ
イヤルイン番号が「ファックス」に対応したものである
かを否か(「電話」に対応したものか)を判断し(判断
201)、「電話」に対応したものである場合は(判断
201のNo)、スイッチS1を一時的にb側に切り換
えて呼出信号発生部8からアナログポート1aに対して
疑似呼出信号を送出する(処理202)。
【0037】処理202において送出される呼出信号
は、PSTNにおいて規定されている正規の特性、すな
わち、400Hzを15Hz以上20Hz以下で、変調
率85±15%以内で変調した信号を断続比20IPM
±20%以内かつメーク率33%±10%以内で断続送
出する特性とは、周波数等が異なり、アナログポート1
aに接続された電話機の鳴動音として聞いた場合に、ユ
ーザは呼び出し音として認識できるが、アナログポート
1aに接続されたPSTN用のファクシミリ装置が呼出
信号として検出した場合に、呼出信号としては検出でき
ない特性のいわば疑似の呼出信号である。
【0038】処理202の疑似呼出信号の送出によりア
ナログポート1aに接続された電話機が鳴動してユーザ
が呼び出され、以後ISDNを介した電話通話が行われ
る(処理203)。
【0039】判断201において、着呼したダイヤルイ
ン番号が「ファックス」に対応したものである場合は
(判断201のYes)、通常時には、それぞれ接点a
側に切り換えられている受信信号補正部4のスイッチS
2及びS3をそれぞれ接点b側に切り換えることで、1
リンク逆補正回路4a及び高域強調フィルタ4bをON
し(処理204)、また、スイッチS1を一時的にb側
に切り換えて呼出信号発生部8からアナログポート1a
に対してPSTNにおいて規定された正規の特性の呼出
信号を送出する(処理205)。そして、アナログポー
ト1aに接続されたファクシミリ装置にISDNを介し
てファクシミリ通信を行わせる(処理206)。
【0040】これにより、アナログポート1aに接続さ
れた電話機に着呼した場合には、アナログポート1aに
接続されたファクシミリ装置を不必要に応答させること
なくユーザに着呼の旨を伝えて電話通話を行うことがで
き、アナログポート1aに接続されたファクシミリ装置
に着呼した場合には当該ファクシミリ装置を呼出信号に
より正しく起動させてファクシミリ通信を行わせること
ができる。また、処理204を行うことにより、処理2
06のファクシミリ通信においては、ISDN回線での
ファクシミリ受信信号が過補正とならないようにPST
N回線と同等の特性を持たせて、過補正による通信不具
合をなくすことができ、また、ファクシミリ受信信号の
高域を強調する補正を行うため、ISDNを介したアナ
ログのファクシミリ通信を行う場合の通信性能の劣化を
防止することができる。
【0041】また、図6に示したものに代えて、図7に
示すダイヤルイン着呼対応処理手順を、端末アダプタ装
置1において行うようにしてもよい。
【0042】図7において、CPU12は、着呼したダ
イヤルイン番号が「ファックス」に対応したものである
かを否か(「電話」に対応したものか)を判断し(判断
301)、「電話」に対応したものである場合は(判断
301のNo)、呼出音発生部9により、呼出音を発生
させる(処理302)。
【0043】処理302の呼出音の発生により、アナロ
グポート1aに接続された電話機への着呼がユーザに通
知され、以後ISDNを介した電話通話が行われる(処
理303)。
【0044】判断301において、着呼したダイヤルイ
ン番号が「ファックス」に対応したものである場合は
(判断301のYes)、通常時には、それぞれ接点a
側に切り換えられている受信信号補正部4のスイッチS
2及びS3をそれぞれ接点b側に切り換えることで、1
リンク逆補正回路4a及び高域強調フィルタ4bをON
し(処理304)、また、スイッチS1を一時的にb側
に切り換えて呼出信号発生部8からアナログポート1a
に対してPSTNにおいて規定された正規の特性の呼出
信号を送出する(処理305)。そして、アナログポー
ト1aに接続されたファクシミリ装置にISDNを介し
てファクシミリ通信を行わせる(処理306)。
【0045】これにより、アナログポート1aに接続さ
れた電話機に着呼した場合には、アナログポート1aに
接続されたファクシミリ装置を不必要に応答させること
なくユーザに着呼の旨を伝えて電話通話を行うことがで
き、アナログポート1aに接続されたファクシミリ装置
に着呼した場合には当該ファクシミリ装置を呼出信号に
より正しく起動させてファクシミリ通信を行わせること
ができる。また、処理304を行うことにより、処理3
06のファクシミリ通信においては、ISDN回線での
ファクシミリ受信信号が過補正とならないようにPST
N回線と同等の特性を持たせて、過補正による通信不具
合をなくすことができ、また、ファクシミリ受信信号の
高域を強調する補正を行うため、ISDNを介したアナ
ログのファクシミリ通信を行う場合の通信性能の劣化を
防止することができる。
【0046】また、図6または図7に示したものに代え
て、図8に示すダイヤルイン着呼対応処理手順を、端末
アダプタ装置1において行うようにしてもよい。
【0047】図8において、CPU12は、着呼したダ
イヤルイン番号が「ファックス」に対応したものである
かを否か(「電話」に対応したものか)を判断し(判断
401)、「電話」に対応したものである場合は(判断
401のNo)、呼出音発生部9により、呼出音を発生
させる(処理402)。
【0048】処理402の呼出音の発生により、アナロ
グポート1aに接続された電話機への着呼がユーザに通
知され、以後ISDNを介した電話通話が行われる(処
理403)。
【0049】判断401において、着呼したダイヤルイ
ン番号が「ファックス」に対応したものである場合は
(判断401のYes)、通常時には、それぞれ接点a
側に切り換えられている受信信号補正部4のスイッチS
2及びS3をそれぞれ接点b側に切り換えることで、1
リンク逆補正回路4a及び高域強調フィルタ4bをON
し(処理404)、また、1100Hz発生部からアナ
ログポート1aに対してファクシミリ通信の着呼を示す
発呼トーンCNGに相当する1100Hzの信号を送出
する(処理405)。そして、アナログポート1aに接
続されたファクシミリ装置にISDNを介してファクシ
ミリ通信を行わせる(処理406)。
【0050】これにより、アナログポート1aに接続さ
れた電話機に着呼した場合には、アナログポート1aに
接続されたファクシミリ装置を不必要に応答させること
なくユーザに着呼の旨を伝えて電話通話を行うことがで
き、アナログポート1aに接続されたファクシミリ装置
に着呼した場合には当該ファクシミリ装置を1100H
z信号により無鳴動応答させて、不要な呼出音の発生な
しにファクシミリ通信を行わせることができる。また、
処理404を行うことにより、処理406のファクシミ
リ通信においては、ISDN回線でのファクシミリ受信
信号が過補正とならないようにPSTN回線と同等の特
性を持たせて、過補正による通信不具合をなくすことが
でき、また、ファクシミリ受信信号の高域を強調する補
正を行うため、ISDNを介したアナログのファクシミ
リ通信を行う場合の通信性能の劣化を防止することがで
きる。
【0051】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、着呼時に
アナログポートに応答した通信端末装置がファクリミリ
装置であるかを検出できるため、意図しないファクシミ
リ応答を避けるための制御が可能となる効果が得られ
る。
【0052】請求項2に係る発明によれば、前記アナロ
グポートに接続された通信端末装置がファクシミリ装置
である場合に、当該ファクシミリ装置を無鳴動で起動で
きるため、不要な呼出音の発生をなくすことができると
いう効果が得られる。
【0053】請求項3に係る発明によれば、着呼時にお
いて前記アナログポートに接続されている通信端末装置
の種別が電話機とわかった場合には、以後の着呼ときに
は、前記所定の発呼信号の無駄な送出を省いて遅滞なく
呼出信号を送出して前記アナログポートに接続されてい
る電話機を鳴動させることが可能となる効果が得られ
る。
【0054】請求項4に係る発明によれば、前記アナロ
グポートに接続された通信端末装置が、電話機からファ
クシミリ装置置き換えられた場合でも、自動的に判断で
きるため、次の着呼からは、無駄な鳴動なしにファクシ
ミリ装置を起動してファクシミリ通信を行わせることが
可能となる効果が得られる。
【0055】請求項5に係る発明によれば、電話機に着
呼した場合には、ユーザには呼び出し音として認識でき
るが、ファクシミリ装置が正規の呼び出し信号として検
出できない特性のいわば疑似の呼び出し信号を前記アナ
ログポートに接続された通信端末装置に送出するため、
ファクシミリ応答を気にしないで電話機を鳴動させるこ
とが可能となる効果が得られる。
【0056】請求項6に係る発明によれば、電話機に着
呼した場合には、前記アナログポートに接続された通信
端末装置に対しては呼び出し信号を送出しないで、本発
明に係る端末アダプタ装置自らが呼び出し音を発生させ
て、電話機への着呼をユーザに知らせるため、ファクシ
ミリ応答を気にしないで電話応答を行うことが可能とな
る効果が得られる
【0057】請求項7に係る発明によれば、請求項6に
係る発明と同様の効果に加えて、ファクシミリ装置に着
呼があった場合には、無鳴動で呼出すことが可能となる
効果が得られる。
【0058】請求項8に係る発明によれば、PSTN回
線でのファクリミリの受信性能は、PSTN回線の劣化
特性を考慮しているが、ISDN回線でのアナログのフ
ァクシミリ受信では、回線劣化が1リンク分少なく、特
性が過補正となり通信不具合となることがあることに鑑
みて、ISDN回線でのファクシミリ受信信号が過補正
とならないようにPSTN回線と同等の特性を持たすこ
とにより、過補正による通信不具合をなくすことが可能
となる効果が得られる。
【0059】請求項9に係る発明によれば、ISDN回
線での周波数特性は、8kHzのサンプリングの関係で
高域の特性が劣化し、その劣化は、ファクシミリ通信の
モデム速度が高い程顕著になることに鑑みて、ファクシ
ミリ受信信号の高域を強調する補正を行うため、ISD
Nを介したアナログのファクシミリ通信を行う場合の通
信性能の劣化を防止することが可能となる効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】ISDNに接続される本発明の実施の形態に係
る端末アダプタ装置と、アナログポートを介して接続さ
れる通信端末装置との接続状態を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る端末アダプタ装置の
ブロック構成について示す図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る端末アダプタ装置の
受信信号補正部の構成について示す図である。
【図4】フラグ値と端末種別との対応について示す図で
ある。
【図5】本発明の実施の形態に係る端末アダプタ装置に
おける着呼対応処理手順について示すフローチャートで
ある。
【図6】本発明の実施の形態に係る端末アダプタ装置に
おけるダイヤルイン着呼対応処理手順について示すフロ
ーチャートである。
【図7】本発明の実施の形態に係る端末アダプタ装置に
おけるダイヤルイン着呼対応処理手順について示す、図
6とは別のフローチャートである。
【図8】本発明の実施の形態に係る端末アダプタ装置に
おけるダイヤルイン着呼対応処理手順について示す、図
6または図7とは別のフローチャートである。
【符号の説明】
1 端末アダプタ装置 1a アナログポート 2 ディジタルインターフェース 3 コーデック 4 受信信号補正部 4a 1リンク逆補正回路 4b 高域強調フィルタ 5 1100Hz発生部 6 2100Hz検出部 7 アナログインターフェース 8 呼出信号発生部 9 呼出音発生部 9a スピーカ 10 RAM 11 ROM 12 CPU 13 システムバス 20 網終端装置 30 ファクシミリ装置 40 電話器 S1、S2、S3 スイッチ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ISDNに接続されて、アナログポート
    に接続されたPSTN用の通信端末装置と前記ISDN
    との間の信号変換を行い前記通信端末装置に前記ISD
    Nを介した通信を行わせる端末アダプタ装置において、 着呼時に、前記アナログポートに接続された通信端末装
    置がファクシミリ装置である場合に送出される、被呼端
    末がファクシミリであることを示す所定の被呼端末識別
    信号を検出する端末種別検出手段を備えたことを特徴と
    する端末アダプタ装置。
  2. 【請求項2】 着呼時に、前記アナログポートに接続さ
    れた通信端末装置に対して、ファクシミリ通信に係る着
    呼であることを示す所定の発呼信号を一定時間送出する
    発呼信号送出手段と、着呼時に、前記発呼信号送出手段
    が前記所定の発呼信号の送出を開始してから一定時間が
    経過しても、前記アナログポートに接続された通信端末
    装置からの被呼端末識別信号が前記端末種別検出手段に
    より検出されない場合は、前記アナログポートに接続さ
    れた通信端末装置に対して呼出信号を送出する呼出信号
    送出手段とを更に備えたことを特徴とする請求項1に記
    載の端末アダプタ装置。
  3. 【請求項3】 着呼時に、後記端末種別記憶手段が端末
    種別を電話機と記憶していない場合には、前記アナログ
    ポートに接続された通信端末装置に対して、ファクシミ
    リ通信に係る着呼であることを示す所定の発呼信号を一
    定時間送出する発呼信号送出手段と、着呼時に、前記発
    呼信号送出手段が前記所定の発呼信号の送出を開始して
    から一定時間が経過しても、前記アナログポートに接続
    された通信端末装置からの被呼端末識別信号が前記端末
    種別検出手段により検出されない場合、または、後記端
    末種別記憶手段が端末種別を電話機と記憶している場合
    は、前記アナログポートに接続された通信端末装置に対
    して呼出信号を送出する呼出信号送出手段と、前記発呼
    信号送出手段が前記所定の発呼信号の送出を開始してか
    ら一定時間が経過する前には、前記アナログポートに接
    続された通信端末装置からの被呼端末識別信号が前記端
    末種別検出手段により検出されなかった場合に、端末種
    別を電話機と記憶する端末種別記憶手段とを更に備えた
    ことを特徴とする請求項1に記載の端末アダプタ装置。
  4. 【請求項4】 着呼時に、後記端末種別記憶手段が端末
    種別をまだ記憶していない場合、または、ファクシミリ
    装置と記憶している場合には、前記アナログポートに接
    続された通信端末装置に対して、ファクシミリ通信に係
    る着呼であることを示す所定の発呼信号を一定時間送出
    する発呼信号送出手段と、着呼時に、前記発呼信号送出
    手段が前記所定の発呼信号の送出を開始してから一定時
    間が経過しても、前記アナログポートに接続された通信
    端末装置からの被呼端末識別信号が前記端末種別検出手
    段により検出されない場合、または、後記端末種別記憶
    手段が端末種別を電話機と記憶している場合は、前記ア
    ナログポートに接続された通信端末装置に対して呼出信
    号を送出する呼出信号送出手段と、前記発呼信号送出手
    段が前記所定の発呼信号の送出を開始してから一定時間
    が経過する前には、前記アナログポートに接続された通
    信端末装置からの被呼端末識別信号が前記端末種別検出
    手段により検出されなかった場合には、端末種別を電話
    機と記憶し、前記発呼信号送出手段が前記所定の発呼信
    号の送出を開始してから一定時間が経過する前に、前記
    アナログポートに接続された通信端末装置からの被呼端
    末識別信号が前記端末種別検出手段により検出された場
    合には、端末種別をファクシミリ装置と記憶する端末種
    別記憶手段とを更に備えたことを特徴とする請求項1に
    記載の端末アダプタ装置。
  5. 【請求項5】 ISDNに接続されて、アナログポート
    に接続されたPSTN用の通信端末装置と前記ISDN
    との間の信号変換を行い前記通信端末装置に前記ISD
    Nを介した通信を行わせる端末アダプタ装置において、 ダイヤルインで電話機に着呼があった場合には、前記ア
    ナログポートに接続された通信端末装置に対して、前記
    PSTNで規定された特性とは異なる呼出信号を送出す
    る疑似呼出信号送出手段と、ダイヤルインでファクシミ
    リ装置に着呼があった場合には、前記アナログポートに
    接続された通信端末装置に対して、前記PSTNで規定
    された特性の呼出信号を送出する正規呼出信号送出手段
    とを備えたことを特徴とする端末アダプタ装置。
  6. 【請求項6】 ISDNに接続されて、アナログポート
    に接続されたPSTN用の通信端末装置と前記ISDN
    との間の信号変換を行い前記通信端末装置に前記ISD
    Nを介した通信を行わせる端末アダプタ装置において、 ダイヤルインで電話機に着呼があった場合は、呼出音を
    発生する呼出音発生手段と、ダイヤルインでファクシミ
    リ装置に着呼があった場合には、前記アナログポートに
    接続された通信端末装置に対して、前記PSTNで規定
    された特性の呼出信号を送出する正規呼出信号送出手段
    とを備えたことを特徴とする端末アダプタ装置。
  7. 【請求項7】 ISDNに接続されて、アナログポート
    に接続されたPSTN用の通信端末装置と前記ISDN
    との間の信号変換を行い前記通信端末装置に前記ISD
    Nを介した通信を行わせる端末アダプタ装置において、 ダイヤルインで電話機に着呼があった場合は、呼出音を
    発生する呼出音発生手段と、ダイヤルインでファクシミ
    リ装置に着呼があった場合には、前記アナログポートに
    接続された通信端末装置に対して、ファクシミリ通信に
    係る着呼であることを示す所定の発呼信号を送出する発
    呼信号送出手段とを備えたことを特徴とする端末アダプ
    タ装置。
  8. 【請求項8】 ファクシミリ通信に係る着呼があった場
    合には、受信信号を1リンク分逆補正する逆補正手段を
    備えたことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6
    または7のいずれかに記載の端末アダプタ装置。
  9. 【請求項9】 ファクシミリ通信に係る着呼があった場
    合には、受信信号の高域を強調する高域強調手段を備え
    たことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7
    または8のいずれかに記載の端末アダプタ装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004254261A (ja) * 2002-12-27 2004-09-09 Oki Electric Ind Co Ltd 音声通信装置及び音声通信システム
US7181514B2 (en) 2001-10-31 2007-02-20 Canon Kabushiki Kaisha Internet facsimile communication system and internet facsimile communication adaptor
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