JPH10224505A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH10224505A
JPH10224505A JP9025519A JP2551997A JPH10224505A JP H10224505 A JPH10224505 A JP H10224505A JP 9025519 A JP9025519 A JP 9025519A JP 2551997 A JP2551997 A JP 2551997A JP H10224505 A JPH10224505 A JP H10224505A
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JP
Japan
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called station
station
calling
line
exchange
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Application number
JP9025519A
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English (en)
Inventor
Hirotomo Nonaka
広知 野中
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Data Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発呼局からの自動発呼に対して被呼局でオペ
レータが電話機で応答した場合に、リダイヤル回数を変
更するファクシミリ装置を提供する。 【解決手段】 発呼局のファクシミリ装置1に、発呼局
からの自動発呼に対して被呼局14からの応答有りを示
す信号を検出するモデム8およびCPU6を設け、CP
U6が被呼局14からの応答有りを示す信号を検出した
場合、メモリ7に格納されたリダイヤル回数の値を変更
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動発呼機能および
リダイヤル機能を有するファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のリダイヤル機能を有するファクシ
ミリ装置においては、ファクシミリ送信のために自動発
呼した後、回線からファクシミリ受信信号が一定時間内
に返って来なかった場合(発呼タイムアウト)、待機状
態に戻り、「リダイヤル待ち」となる。その後、ある一
定時間(リダイヤル間隔時間)が経過すると、再度、自
動発呼し、回線からのファクシミリ受信信号を待つ。フ
ァクシミリ受信信号が一定時間内に返らないで、再度発
呼タイムアウトになった場合、またリダイヤル待機状態
に戻る。この動作を、装置に予め設定されたリダイヤル
回数分、繰り返していた。
【0003】被呼局に電話機しか接続されていない場
合、発呼局から自動発呼すると、被呼局の電話機は呼び
出されるが、ファクシミリ装置が接続されていないの
で、被呼局は自動応答しない。オペレータが受話器を外
して応答した場合、オペレータは受話器からCNG(コ
ーリング)信号を聞き取ることによりファクシミリ装置
からの発呼であることがわかる。また被呼局にファクシ
ミリ装置が接続されていても、ファクシミリ装置に記録
紙が無い場合には、発呼局からの自動発呼に対して被呼
局は自動応答しない。
【0004】発呼局から自動発呼しても被呼局から応答
がない場合には二通りあり、一つはまったく応答がなさ
れない場合であり、もう一つは被呼局のオペレータが呼
び出されている電話機の受話器を外し、その後再び受話
器を戻してしまう場合である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のフ
ァクシミリ装置においては、発呼局から自動発呼しても
被呼局から応答がない場合、まったく応答がなされない
のか、あるいは被呼局のオペレータが電話機に対して応
答したのか、両者の判別ができなかった。したがって、
被呼局の電話に対してオペレータが応答しても、発呼局
は被呼局から何も応答がないものとして、設定されたリ
ダイヤルの回数分、自動発呼を繰り返していた。設定さ
れたリダイヤル回数が多い場合、オペレータに対して多
大な迷惑を掛けることになる。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、自動発呼機能およびリダイヤル機能を有
し、交換機を介して被呼局に送信を行うファクシミリ装
置において、交換機から送出され、被呼局の応答有りを
示す信号を検出する応答検出手段と、応答検出手段の検
出結果に基いてリダイヤル回数を変更する変更手段とを
設けたことを特徴とする。
【0007】上記構成を有する本発明によれば、発呼局
から自動発呼を行っても被呼局から自動応答がない場
合、交換機から送出される応答有りを示す信号を応答検
出手段が検出することにより、被呼局がオペレータによ
る応答であることがわかる。そしてオペレータの応答が
あった場合には、変更手段によりリダイヤル回数を少な
く変更することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
にしたがって説明する。図1は本発明の第1の実施の形
態のファクシミリ装置を示す回路ブロック図である。図
1において、ファクシミリ装置1には、切替器2、フッ
ク検出器3が電話回線4に接続して設けられる。切替器
2は電話回線4との接続を外付けの電話器5かファクシ
ミリ装置1に切り替えるもので、フック検出器3は外付
け電話機5のオンフックおよびオフフックを検出するも
のである。
【0009】ファクシミリ装置1にはまた、CPU6、
メモリ7、モデム8およびインターフェース回路9が設
けられている。CPU6はインターフェース回路9を介
して制御線10によりファクシミリ装置1の動作全体を
制御するもので、CPU6内にはタイマ等が具備されて
いる。メモリ7は本装置1に設定されたリダイヤル回数
等を格納する。モデム8は、トーン送出器8aとトーン
検出器8bを内蔵している。トーン送出器8aは被呼局
に対して各種の信号を送出するもので、トーン検出器8
bは被呼局からの各種の信号を検出するものである。C
PU6とインターフェース回路9とメモリ7の間はアド
レスバス11により接続され、CPU6とインターフェ
ース回路9、メモリ7、モデム8との間にはデータバス
12が接続されている。また電話回線4は交換機13を
介して被呼局14に接続されている。
【0010】次に第1の実施の形態の動作を図2に示す
フローチャートにしたがって説明する。図2は第1の実
施の形態の動作を示すフローチャートである。なおここ
では、発呼局のファクシミリ装置1に、予めリダイヤル
回数が3回と設定されており、被呼局14には電話機の
みが接続されている場合について、さらに図3にしたが
って説明する。図3は第1の実施の形態における回線上
の信号フローである。
【0011】まずCPU6は切替器2をファクシミリ装
置1側に切替え、電話回線4を捕捉し、モデム8のトー
ン送出器8aを制御して自動発呼を行う(ステップ
1)。CPU6は内蔵した発呼タイマをスタートさせる
とともに(ステップ2)、CNG(コーリング)トーン
信号の回線4への送出を開始する(ステップ3)。
【0012】発呼局から交換機13に対して自動発呼を
行うと、図3に示すように、交換機13から被呼局14
に対してリング信号が送出される。被呼局14の電話機
は、交換機13から送られてくるリング信号に同期して
ベルを鳴動させる。電話機のベルの鳴動に呼応して、被
呼局14のオペレータが受話器をフックアップ(オフフ
ック)し、回線4を捕捉する。発呼局が自動発呼したの
で、オペレータには回線4からCNGトーン信号が聞こ
える。これによりオペレータは発呼局がファクシミリ装
置であると判断し、受話器をオンフックし、回線を切断
する。
【0013】被呼局14により回線が切断されると、交
換機13がその切断を検出し、交換機13は回線切断通
知トーン信号を発呼局へ送出し、被呼局14の回線切断
を発呼局へ通知する。発呼局は被呼局14からのビジー
トーン信号を検出することなく(ステップ4)、交換機
13からの回線切断通知トーン信号をCPU6がモデム
8のトーン検出器8bにより検出すると(ステップ
5)、CPU6はメモリ7に格納されている残りのリダ
イヤル回数が“0”であるかどうかチェックする(ステ
ップ6)。
【0014】メモリ7に格納されている回数は“3”で
あるので、最初に回線切断通知トーン信号を検出した場
合は、残りのリダイヤル回数は“0”でなく、その場合
にはCPU6は残りのリダイヤル回数を“1”に書き換
える(ステップ7)。さらにCPU6はモデム8のトー
ン送出器8aを制御して、CNGトーン信号の送出を停
止し、切替器2を外付け電話機5側に切替え、回線4を
切断する(ステップ10)。
【0015】ステップ5で回線切断通知トーン信号を検
出せず、さらに被呼局14からファクシミリ受信信号を
受信しない場合は(ステップ8)、ステップ2でスター
トさせた発呼タイマがタイムアウトになるのを待って
(ステップ9)、ステップ10の処理を行う。その後、
メモリ7内の残りのリダイヤル回数が“0”であるかど
うかチェックする(ステップ11)。
【0016】ステップ7で残りのリダイヤル回数を書き
換えて、さらに回線4を切断した場合、およびステップ
11で残りのリダイヤル回数が“0”でない場合、CP
U6はメモリ7に格納されている残りのリダイヤル回数
を1回減らす(ステップ12)。以上の動作が終了する
と、CPU6は自己内にあるリダイヤル間隔タイマをス
タートさせ(ステップ13)、リダイヤル待機状態に移
行する。
【0017】ある一定時間が経過してリダイヤル間隔タ
イマがタイムアウトになると(ステップ14)、CPU
6はステップ1へ戻り、切替器2をファクシミリ装置1
側に切替え、電話回線4を捕捉し、モデム8のトーン送
出器8aを制御して前回発呼した被呼局14へ自動発呼
(リダイヤル)を行う(ステップ1)。CPU6はさら
に発呼タイマをスタートさせるとともに(ステップ
2)、CNGトーン信号の回線4への送出を開始する
(ステップ3)。
【0018】被呼局14で、再び電話機のベルの鳴動に
呼応して、オペレータが受話器をフックアップすると、
回線4からはCNGトーン信号しか聞こえないので、オ
ペレータは発呼局がファクシミリ装置であると判断し、
受話器をオンフックし、回線4を切断する。これにより
交換機13は回線切断通知トーン信号を発呼局へ送出
し、被呼局14の回線切断を発呼局へ通知する。交換機
13からの回線切断通知トーン信号をCPU6がモデム
8のトーン検出器8bにより検出すると(ステップ
5)、CPU6はメモリ7に格納されている残りのリダ
イヤル回数が“0”であるかどうかチェックする(ステ
ップ6)。
【0019】回線切断通知トーン信号を検出した場合、
チェックの結果は“0”であるので、その場合CPU6
はモデム8のトーン送出器8aを制御して、CNGトー
ン信号の送出を停止し、切替器2を外付け電話機5側に
切替え、回線4を切断する(ステップ10)。以上の動
作が終了すると、ファクシミリ装置1は通常の待機状態
になる(ステップ15)。なおステップ8において、被
呼局14からファクシミリ受信信号を受信した場合、C
PU6はファクシミリ送信信号を被呼局14へ送信する
(ステップ16)ようになっているが、今回の場合は被
呼局14からファクシミリ受信信号を受信しない。
【0020】以上のように、被呼局14に電話機のみが
接続され、被呼局14のオペレータが電話機で応答した
場合、交換機13から送出される回線切断通知トーン信
号を検出し、リダイヤル回数を1回に少なくすることに
より、被呼局14のオペレータに掛ける迷惑を最小限に
することができる。被呼局14のオペレータが電話機で
応答しない場合は、設定された回数分、リダイヤルを行
う。
【0021】次に、発呼局のファクシミリ装置1に、予
めリダイヤル回数が3回と設定されており、かつ、被呼
局14には画データ受信用メモリが具備されていないフ
ァクシミリ装置が接続され、装置の記録紙が無い場合か
または被呼局14に接続されたファクシミリ装置が画デ
ータ受信用メモリを具備していても、そのメモリがフル
で、しかも記録紙が無い場合について、図1、図2、図
4にしたがって説明する。図4は第1の実施の形態にお
ける回線上の信号フローである。
【0022】まずCPU6は切替器2をファクシミリ装
置1側に切替え、電話回線4を捕捉し、モデム8のトー
ン送出器8aを制御して自動発呼を行う(ステップ
1)。CPU6は発呼タイマをスタートさせるとともに
(ステップ2)、CNG(コーリング)トーン信号の回
線4への送出を開始する(ステップ3)。
【0023】発呼局から交換機13に対して自動発呼を
行うと、図4に示すように、交換機13から被呼局14
に対してリング信号が送出される。被呼局14の電話機
は、交換機13から送られてくるリング信号に同期して
ベルを鳴動させる。被呼局14のファクシミリ装置は、
記録紙が無いので、自動応答できない。したがってベル
の鳴動に呼応して、被呼局14のオペレータが受話器を
フックアップし、回線4を捕捉する。発呼局が自動発呼
したので、オペレータには回線4からCNGトーン信号
が聞こえる。これによりオペレータは発呼局がファクシ
ミリ装置であると判断し、受話器をオンフックし、回線
を切断し、ファクシミリ装置に記録紙を補給する。
【0024】被呼局14により回線が切断されると、交
換機13がその切断を検出し、交換機13は回線切断通
知トーン信号を発呼局へ送出し、被呼局14の回線切断
を発呼局へ通知する。発呼局は被呼局14からのビジー
トーン信号を検出することなく(ステップ4)、交換機
13からの回線切断通知トーン信号をCPU6がモデム
8のトーン検出器8bにより検出すると(ステップ
5)、CPU6はメモリ7に格納されている残りのリダ
イヤル回数が“0”であるかどうかチェックする(ステ
ップ6)。
【0025】メモリ7に格納されている回数は“3”で
あるので、最初に回線切断通知トーン信号を検出した場
合は、残りのリダイヤル回数は“0”でなく、その場合
にはCPU6は残りのリダイヤル回数を“1”に書き換
える(ステップ7)。さらにCPU6はモデム8のトー
ン送出器8aを制御して、CNGトーン信号の送出を停
止し、切替器2を外付け電話機5側に切替え、回線4を
切断する(ステップ10)。
【0026】ステップ5で回線切断通知トーン信号を検
出せず、さらに被呼局14からファクシミリ受信信号を
受信しない場合は(ステップ8)、ステップ2でスター
トさせた発呼タイマがタイムアウトになるのを待って
(ステップ9)、ステップ10の処理を行う。その後、
メモリ7内の残りのリダイヤル回数が“0”であるかど
うかチェックする(ステップ11)。
【0027】ステップ7で残りのリダイヤル回数を書き
換えて、さらに回線4を切断した場合、およびステップ
11で残りのリダイヤル回数が“0”でない場合、CP
U6はメモリ7に格納されている残りのリダイヤル回数
を1回減らす(ステップ12)。以上の動作が終了する
と、CPU6は自己内にあるリダイヤル間隔タイマをス
タートさせ(ステップ13)、リダイヤル待機状態に移
行する。
【0028】ある一定時間が経過してリダイヤル間隔タ
イマがタイムアウトになると(ステップ14)、CPU
6はステップ1へ戻り、切替器2をファクシミリ装置1
側に切替え、電話回線4を捕捉し、モデム8のトーン送
出器8aを制御して前回発呼した被呼局14へ自動発呼
(リダイヤル)を行う(ステップ1)。CPU6はさら
に発呼タイマをスタートさせるとともに(ステップ
2)、CNGトーン信号の回線4への送出を開始する
(ステップ3)。
【0029】被呼局14で、ファクシミリ装置が、交換
機13から送られてくるリング信号に自動応答し、さら
に発呼局のファクシミリ装置1が送出するCNGトーン
信号を検出して、ファクシミリ受信信号の送出を開始す
る(ステップ8)。ここで送出される信号は、図4に示
すように、CED(被呼局識別)トーン信号、NSF
(非標準機能信号)、DIS(ディジタル識別信号)等
である。これによりCPU6は、被呼局14から送られ
るファクシミリ受信信号をモデム8を介して検出し、そ
れに応答して、ファクシミリ送信信号を送出する(ステ
ップ16)。送出される送信信号は、NSS(非標準機
能設定信号)、TSI(送信端末識別信号)、DCS
(ディジタル命令信号)である。
【0030】被呼局14のファクシミリ装置に記録紙が
補給されない場合は、被呼局14のファクシミリ装置か
ら自動応答がないので、図3に示す動作を行う。即ち、
リダイヤルによる発呼を1度行った後、通常の待機状態
に移行する。
【0031】以上のように、被呼局14にファクシミリ
装置が接続されていて、記録紙が無い場合に、最初の発
呼に対して被呼局14のオペレータが応答し、回線を切
ったとしても、記録紙が補給されれば、もう1度リダイ
ヤルするので、ファクシミリ通信を可能にすることがで
きる。
【0032】次に本発明の第2の実施の形態を説明す
る。第2の実施の形態によるファクシミリ装置の構成は
図1に示す第1の実施の形態と同様である。したがって
構成の説明は省略し、動作の説明にあたっては装置に含
まれる各要素は図1のものを流用する。
【0033】第2の実施の形態の動作を説明する。図5
は第2の実施の形態の動作を示すフローチャートであ
る。なおここでは、発呼局のファクシミリ装置1に、予
めリダイヤル回数が3回と設定されており、被呼局14
には電話機のみが接続されている場合について、さらに
図6にしたがって説明する。図6は第2の実施の形態に
おける回線上の信号フローである。
【0034】まずCPU6は切替器2をファクシミリ装
置1側に切替え、電話回線4を捕捉し、モデム8のトー
ン送出器8aを制御して自動発呼を行う(ステップ2
1)。CPU6は内蔵した発呼タイマをスタートさせる
とともに(ステップ22)、CNG(コーリング)トー
ン信号の回線4への送出を開始する(ステップ23)。
【0035】発呼局から交換機13に対して自動発呼を
行うと、交換機13は発呼番号を受付け、図6に示すよ
うに、交換機13は被呼局14に対してリング信号を送
出するとともに、発呼局に対してリングバックトーン信
号(RBT)を送出する。CPU6はモデム8のトーン
検出器8bを介してそのリングバックトーン信号の検出
を開始する。一方、被呼局14の電話機は、交換機13
から送られてくるリング信号に同期してベルを鳴動させ
る。電話機のベルの鳴動に呼応して、被呼局14のオペ
レータが受話器をフックアップし、回線4を捕捉する。
被呼局14の回線捕捉と同時に、交換機13は発呼局へ
リングバックトーン信号の送出を停止する。
【0036】CPU6は、トーン検出器8bを介して、
交換機13からのリングバックトーン信号の送出が終了
したことを検出すると(ステップ27)、メモリ7に格
納されている「リングバックトーン検出済み」フラグに
“1”を書き込む(ステップ28)。同時に、CPU6
は「リングバックトーン継続時間」を算出する(ステッ
プ29)。リングバックトーン継続時間とは、発呼タイ
マをスタートさせてから、リングバックトーン信号の送
出が終了したことを検出するまでの時間である。
【0037】一方、被呼局14では、受話器をフックア
ップしたオペレータには回線4からCNGトーン信号が
聞こえる。これによりオペレータは発呼局がファクシミ
リ装置であると判断し、受話器をオンフックし、回線を
切断する。
【0038】ステップ22でスタートさせた発呼タイマ
がタイムアウトになると(ステップ30)、CPU6
は、ステップ29で算出した「リングバックトーン継続
時間」と発呼タイマのタイムアウト値(発呼タイマがス
タートしてからタイムアウトになるまでの時間)とを比
較する(ステップ31)。比較の結果、両方の値が同じ
でない場合は、被呼局14においてオペレータが電話機
で応答し、回線が切断されたものと判断する。この場合
には、メモリ7に格納されている「残りのリダイヤル回
数」が“0”であるかどうかチェックする(ステップ3
2)。チェックの結果、残りのリダイヤル回数が“0”
でなければ(この場合は“3”)、CPU6は残りのリ
ダイヤル回数を“1”に書き換える(ステップ33)。
【0039】ステップ31において、「リングバックト
ーン継続時間」と発呼タイマのタイムアウト値がほぼ同
じである場合は、被呼局14において応答がまったくな
されないと判断し、CPU6は、モデム8のトーン送出
器8aを制御して、CNGトーン信号の送出を停止し、
切替器2を外付け電話機5側に切替え、回線4を切断す
る(ステップ34)。その後CPU6は、残りのリダイ
ヤル回数が“0”であるかどうかチェックし(ステップ
35)、“0”であれば、通常の待機状態となる(ステ
ップ40)。またCPU6は、ステップ32で残りのリ
ダイヤル回数が“0”であった場合、およびステップ3
3で残りのリダイヤル回数を書き換えた後、ステップ3
4へ移行し、CNGトーン信号の送出を停止し、切替器
2を外付け電話機5側に切替え、回線4を切断する。
【0040】ステップ33で残りのリダイヤル回数を書
き換えて、さらに回線4を切断した場合、およびステッ
プ35で残りのリダイヤル回数が“0”でない場合は、
CPU6はメモリ7に格納されている残りのリダイヤル
回数を1回減らし(ステップ36)、さらにメモリ7の
「リングバックトーン終了検出済み」フラグを“0”と
する(ステップ37)。以上の動作が終了すると、CP
U6は自己内にあるリダイヤル間隔タイマをスタートさ
せ(ステップ38)、リダイヤル待機状態に移行する。
【0041】ある一定時間が経過してリダイヤル間隔タ
イマがタイムアウトになると(ステップ39)、CPU
6はステップ21へ戻り、切替器2をファクシミリ装置
1側に切替え、電話回線4を捕捉し、モデム8のトーン
送出器8aを制御して前回発呼した被呼局14へ自動発
呼(リダイヤル)を行う。CPU6はさらに発呼タイマ
をスタートさせるとともに(ステップ22)、CNGト
ーン信号の回線4への送出を開始する(ステップ2
3)。
【0042】交換機13が発呼番号を受付けると、交換
機13から発呼局へリングバックトーン信号が送出され
る。CPU6はトーン検出器8bを介してこのリングバ
ックトーン信号の検出を開始する。一方、被呼局14で
は、再び電話機のベルの鳴動に呼応して、オペレータが
受話器をフックアップすると、回線4からはCNGトー
ン信号しか聞こえないので、オペレータは発呼局がファ
クシミリ装置であると判断し、受話器をオンフックし、
回線4を切断する。被呼局14の回線切断と同時に、交
換機13は発呼局へのリングバックトーン信号の送出を
停止する。
【0043】CPU6は、トーン検出器8bを介して、
交換機13からのリングバックトーン信号の送出が終了
したことを検出すると(ステップ27)、メモリ7に格
納されている「リングバックトーン検出済み」フラグに
“1”を書き込む(ステップ28)。同時に、CPU6
は「リングバックトーン継続時間」を算出する(ステッ
プ29)。
【0044】一方、被呼局14では、受話器をフックア
ップしたオペレータには回線4からCNGトーン信号が
聞こえる。これによりオペレータは発呼局がファクシミ
リ装置であると判断し、受話器をオンフックし、回線を
切断する。
【0045】ステップ22でスタートさせた発呼タイマ
がタイムアウトになると(ステップ30)、CPU6
は、ステップ29で算出した「リングバックトーン継続
時間」と発呼タイマのタイムアウト値とを比較する(ス
テップ31)。比較の結果、両方の値が同じでない場合
は、メモリ7に格納されている「残りのリダイヤル回
数」が“0”であるかどうかチェックする(ステップ3
2)。チェックの結果、残りのリダイヤル回数が“0”
であれば(この場合は“0”)、CPU6は、モデム8
のトーン送出器8aを制御して、CNGトーン信号の送
出を停止し、切替器2を外付け電話機5側に切替え、回
線4を切断した(ステップ34)後、通常の待機状態と
なる(ステップ40)。なおステップ25において、被
呼局14からファクシミリ受信信号を受信した場合、C
PU6はファクシミリ送信信号を被呼局14へ送信する
(ステップ41)ようになっているが、今回の場合は被
呼局14からファクシミリ受信信号を受信しない。
【0046】以上のように、第2の実施の形態によれ
ば、被呼局14に電話機のみが接続されており、発呼
後、被呼局14のオペレータが電話機で応答した場合、
交換機13から送出されるリングバックトーン信号の継
続時間を計測することにより、被呼局14でオペレータ
が一旦電話機で応答し、回線を切ったものと判断するこ
とができ、その場合にリダイヤル回数を1回に少なくす
ることにより、被呼局14のオペレータに掛ける迷惑を
最小限にすることができる。被呼局14のオペレータが
電話機で応答しない場合には、設定された回数分、リダ
イヤルを行う。
【0047】次に、第2の実施の形態において、発呼局
のファクシミリ装置1に、予めリダイヤル回数が3回と
設定されており、かつ、被呼局14には画データ受信用
メモリが具備されていないファクシミリ装置が接続さ
れ、装置の記録紙が無い場合かまたは被呼局14に接続
されたファクシミリ装置が画データ受信用メモリを具備
していても、そのメモリがフルで、しかも記録紙が無い
場合について、図1、図5、図7にしたがって説明す
る。図7は第2の実施の形態における回線上の信号フロ
ーである。
【0048】まずCPU6は切替器2をファクシミリ装
置1側に切替え、電話回線4を捕捉し、モデム8のトー
ン送出器8aを制御して自動発呼を行う(ステップ2
1)。CPU6は発呼タイマをスタートさせるとともに
(ステップ22)、CNGトーン信号の回線4への送出
を開始する(ステップ23)。
【0049】発呼局から交換機13に対して自動発呼を
行うと、交換機13は発呼番号を受付け、図7に示すよ
うに、交換機13は被呼局14に対してリング信号を送
出するとともに、発呼局に対してリングバックトーン信
号を送出する。CPU6はモデム8のトーン検出器8b
を介してそのリングバックトーン信号の検出を開始す
る。一方、被呼局14の電話機は、交換機13から送ら
れてくるリング信号に同期してベルを鳴動させる。被呼
局14のファクシミリ装置は、記録紙が無いので自動応
答できず、ベルの鳴動に呼応して被呼局14のオペレー
タが、ファクシミリ装置に接続された電話機の受話器を
フックアップし、回線4が捕捉される。被呼局14の回
線捕捉と同時に、交換機13は発呼局へリングバックト
ーン信号の送出を停止する。
【0050】CPU6は、トーン検出器8bを介して、
交換機13からのリングバックトーン信号の送出が終了
したことを検出すると(ステップ27)、メモリ7に格
納されている「リングバックトーン検出済み」フラグに
“1”を書き込む(ステップ28)。同時に、CPU6
は「リングバックトーン継続時間」を算出する(ステッ
プ29)。
【0051】一方、被呼局14では、受話器をフックア
ップしたオペレータには回線4からCNGトーン信号が
聞こえる。これによりオペレータは発呼局がファクシミ
リ装置であると判断し、受話器をオンフックし、回線を
切断する。オペレータはファクシミリ装置に記録紙を補
給する。
【0052】ステップ22でスタートさせた発呼タイマ
がタイムアウトになると(ステップ30)、CPU6
は、ステップ29で算出した「リングバックトーン継続
時間」と発呼タイマのタイムアウト値とを比較する(ス
テップ31)。比較の結果、両方の値が同じでない場合
は、被呼局14においてオペレータが電話機で応答し、
回線が切断されたものと判断し、メモリ7に格納されて
いる「残りのリダイヤル回数」が“0”であるかどうか
チェックする(ステップ32)。チェックの結果、残り
のリダイヤル回数が“0”でなければ(この場合は
“3”)、CPU6は残りのリダイヤル回数を“1”に
書き換える(ステップ33)。
【0053】その後CPU6は、モデム8のトーン送出
器8aを制御して、CNGトーン信号の送出を停止し、
切替器2を外付け電話機5側に切替え、回線4を切断す
る(ステップ34)。その後CPU6は、メモリ7に格
納されている残りのリダイヤル回数を1回減らし(ステ
ップ36)、さらにメモリ7の「リングバックトーン終
了検出済み」フラグを“0”とする(ステップ37)。
以上の動作が終了すると、CPU6はリダイヤル間隔タ
イマをスタートさせ(ステップ38)、リダイヤル待機
状態に移行する。
【0054】ある一定時間が経過してリダイヤル間隔タ
イマがタイムアウトになると(ステップ39)、CPU
6はステップ21へ戻り、切替器2をファクシミリ装置
1側に切替え、電話回線4を捕捉し、モデム8のトーン
送出器8aを制御して前回発呼した被呼局14へ自動発
呼(リダイヤル)を行う。CPU6はさらに発呼タイマ
をスタートさせるとともに(ステップ22)、CNGト
ーン信号の回線4への送出を開始する(ステップ2
3)。
【0055】被呼局14では、ファクシミリ装置が、記
録紙の補給が行われているので、交換機13から送られ
てくるリング信号に自動応答し、さらに発呼局のファク
シミリ装置1が送出するCNGトーン信号を検出して、
ファクシミリ受信信号の送出を開始する(ステップ2
5)。ここで送出される信号は、図7に示すように、C
EDトーン信号、NSF、DIS等である。これに対し
てCPU6は、被呼局14から送られるファクシミリ受
信信号をモデム8を介して検出し、それに応答して、フ
ァクシミリ送信信号を送出する(ステップ41)。送出
される送信信号は、NSS、TSI、DCSである。
【0056】被呼局14のファクシミリ装置に記録紙が
補給されない場合は、被呼局14のファクシミリ装置か
ら自動応答がないので、図6に示す動作を行う。即ち、
リダイヤルによる発呼を1度行った後、通常の待機状態
に移行する。
【0057】以上のように、被呼局14にファクシミリ
装置が接続されていて、記録紙が無い場合に、最初の発
呼に対して被呼局14のオペレータが応答し、回線を切
ったとしても、記録紙が補給されれば、もう1度リダイ
ヤルするので、ファクシミリ通信を可能にすることがで
きる。
【0058】上記各実施の形態では、単独のファクシミ
リ装置で説明したが、これに限らず例えばファクシミリ
機能がパーソナルコンピュータの中に組み込まれてお
り、パーソナルコンピュータの画像を送信するいわゆる
PCFAXにも適用可能である。
【0059】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、発呼局から発呼した後、被呼局が自動応答しない場
合でオペレータが電話機で応答した場合と全くの無応答
の場合とを識別し、被呼局オペレータが応答した場合に
はリダイヤル回数を少なくできるようにしたので、自動
発呼による被呼局オペレータに対する迷惑を軽減するこ
とが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態のファクシミリ装置を示す回
路ブロック図である。
【図2】第1の実施の形態の動作を示すフローチャート
である。
【図3】第1の実施の形態における回線上の信号フロー
である。
【図4】第1の実施の形態における回線上の信号フロー
である。
【図5】第2の実施の形態の動作を示すフローチャート
である。
【図6】第2の実施の形態における回線上の信号フロー
である。
【図7】第2の実施の形態における回線上の信号フロー
である。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置 4 電話回線 6 CPU 7 メモリ 8 モデム 13 交換機 14 被呼局

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動発呼機能およびリダイヤル機能を有
    し、交換機を介して被呼局に送信を行うファクシミリ装
    置において、 交換機から送出され、被呼局の応答有りを示す信号を検
    出する応答検出手段と、 応答検出手段の検出結果に基いてリダイヤル回数を変更
    する変更手段とを設けたことを特徴とするファクシミリ
    装置。
  2. 【請求項2】 前記応答有りを示す信号は、被呼局が回
    線を切断したことを示す回線切断通知信号である請求項
    1記載のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 前記応答検出手段は、自動発呼した直後
    に交換機から送出されるリングバックトーン信号を検出
    し、 前記変更手段は、前記リングバックトーン信号の継続時
    間を計測し、その計測結果に基いてリダイヤル回数を変
    更する請求項1記載のファクシミリ装置。
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